JP7237283B2 - 焼成物解砕装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、1.5~3.0mm程度の厚さに形成された薄い板状の成形体に複数本の針状の突起物を押し付けて粉砕する技術が開示されている。
特許文献2には、匣鉢に収容されている焼成ケーキにたがねを突き刺すことによって、焼成ケーキを匣鉢から分離して破砕する技術が開示されている。
第2発明の焼成物解砕装置は、第1発明において、前記複数本の棒状部材は、その先端が球面状に加工されていることを特徴とする。
第3発明の焼成物解砕装置は、第1または第2発明において、前記複数本の棒状部材は、
その軸径が、2~20mmであることを特徴とする。
第4発明の焼成物解砕装置は、第1、第2または第3発明において、前記移動機構は、前記ベース部材が前記容器に接近した際に、前記複数本の棒状部材の先端が前記容器内に進入し該容器の底面に接触しない位置で停止するように作動が制御されていることを特徴とする。
第5発明の焼成物解砕装置は、第1、第2、第3または第4発明において、前記解砕部を複数備えており、該複数の解砕部の移動機構は、一つの前記容器に対して異なるタイミングで前記ベース部材を接近させることを特徴とする。
第6発明の焼成物解砕装置は、第1から第5発明のいずれかにおいて、前記ベース部材は、前記複数本の棒状部材が着脱可能に設けられており、該複数本の棒状部材の配置が変更可能であることを特徴とする。
第7発明の焼成物解砕装置は、第1から第6発明のいずれかにおいて、ロールクラッシャーに供給する解砕物を形成するものであることを特徴とする。
第2発明によれば、複数本の棒状部材の損傷を防ぐことができる。
第3発明によれば、焼成物を所望の大きさに解砕することができる。
第4発明によれば、複数本の棒状部材が容器に接触して、容器が損傷することを防止できる。
第5発明によれば、焼成物の解砕が容易になる。
第6発明によれば、焼成物に合わせて複数本の棒状部材の配置を変更できるので、焼成物を適切に解砕することができる。
第7発明によれば、適切な大きさに解砕されているので、ロールクラッシャーに供給された解砕物がロールクラッシャーにおいて滞留することを防止できる。
以下、図面に基づいて本実施形態の焼成物解砕装置1を説明する。
図1において、符号2は、本実施形態の焼成物解砕装置1のフレームを示している。このフレーム2は、ベース部分2aに複数本の柱2bが立設されており、この複数本の柱2bの上部間に複数本の梁2cが架けられている。このフレーム2に、後述する保持部5や解砕部10の各機器が設置されている。
図1に示すように、ベース部分2aと複数本の柱2bと複数本の梁2cとに囲まれた空間には、搬送装置3が設けられている。この搬送装置3は、解砕する焼成物Cを搬送するものである。具体的には、搬送装置3は、焼成工程等の前工程において焼成された焼成物Cが収容されている容器S(匣鉢など)を、焼成物解砕装置1まで搬送するものである。そして、搬送装置3は、焼成物解砕装置1によって解砕された解砕物を、容器Sに収容した状態で、解砕物をさらに小さく解砕する解砕装置(ロールクラッシャー等)に搬送する機能を有している。
図1に示すように、上述した搬送装置3の側方には、保持部5の一対の保持機構6,6が配設されている。この一対の保持機構6,6は、フレームのベース部分2aの上面に設けられた一対の台座2d,2dに設置されている。一対の台座2d,2dは搬送装置3を側方から挟むように設置されており、一対の台座2d,2dに設置された一対の保持機構6,6も搬送装置3を側方から挟む位置に設けられている。
図1に示すように、搬送装置3の上方には2つの解砕部10が設けられている。2つの解砕部10は実質的に同じ構造を有しており、後述するベース部材11を移動機構15によって移動させて、ベース部材11に設けられている複数本の棒状部材12によって容器S内の焼成物Cを解砕するものである。2つの解砕部10は、その移動機構15が異なるタイミングでベース部材11を容器Sに接近させるようにその作動が制御されている。すると、各解砕部10によって解砕する面積が小さくなるので、焼成物Cの解砕が容易になる。
図1に示すように、解砕部10は、複数本の棒状部材12が設けられたベース部材11を備えている。このベース部材11は板状の部材であり、その一方の面に複数本の棒状部材12が立設されている。具体的には、複数本の棒状部材12は、ベース部材11の一方の面(図1では下面)に対してほぼ直交するように取り付けられている。また、複数本の棒状部材12は、その軸方向が互いに平行となり、かつ、格子状に並ぶように設けられている。例えば、解砕された焼成物mの大きさを変えたい場合には、隣接する棒状部材12間の距離、つまり、複数本の棒状部材12を配置するピッチは、10~100mm程度とすることができる。
また、複数本の棒状部材12の先端部は円錐状になっている方が焼成物Cを解砕しやすいという点で好ましいが、焼成物Cの硬さによっては単に先端を球面状にするだけとしてもよい。
図1に示すように、フレーム2の梁2cには、搬送装置3の上方に位置するように、シリンダやスライドガイド等の移動機構15が取り付けられている。この移動機構15は、移動機構15にはベース部材11が取り付けられている。例えば、移動機構15がシリンダであれば、そのロッドにベース部材11が取り付けられている。この移動機構15は、ベース部材11を移動させる方向が鉛直方向と平行となるようにフレーム2の梁2cに設けられている。そして、移動機構15を作動させれば、搬送装置3に対して、言い換えれば、搬送装置3上の容器Sに対してベース部材11が接近離間するように設けられている。
図1~図3に示すように、移動機構15と搬送装置3の間にはストッパー部材13が設けられている。言い換えれば、搬送装置3上の容器Sと移動機構15との間に位置するように、ストッパー部材13が設けられている。このストッパー部材13は、複数本の棒状部材12を焼成物Cに突き刺した状態から抜いたときに、焼成物Cが複数本の棒状部材12とともに移動することを防止するために設けられている。
本実施形態の焼成物解砕装置1による焼成物Cの解砕作業を説明する。
なお、以下の説明では、ベース部材11が容器Sに接近するように移動することを「下降」という場合があり、ベース部材11が容器Sから離間するように移動することを「上昇」という場合がある、
2 フレーム
3 搬送装置
5 保持部
6 保持プレート
7 保持プレート移動機構
10 解砕部
11 ベース部材
12 棒状部材
13 ストッパー部材
13h 貫通孔
15 移動機構
C 焼成物
S 容器
Claims (7)
- 容器に収容された状態の焼成物を粗解砕するための装置であって、
焼成物が収容された容器を保持する保持部と、
該保持部によって保持された状態における前記容器の上方に配置された解砕部と、を備えており、
該解砕部が、
複数本の棒状部材と、
該複数本の棒状部材が互いに平行となるように取り付けられたベース部材と、
前記複数本の棒状部材の先端が前記保持部によって保持された状態における前記容器を向いた状態となるように前記ベース部材が取り付けられ、該ベース部材を前記容器に接近離間させる移動機構と、
前記保持部によって保持された状態における前記容器と前記移動機構との間に配置されたストッパー部材と、を有しており、
該ストッパー部材は、
前記移動機構によって前記ベース部材が前記保持部によって保持された状態における前記容器に接近した際に、前記複数本の棒状部材が挿通される貫通孔を有している
ことを特徴とする焼成物解砕装置。 - 前記複数本の棒状部材は、
その先端が球面状に加工されている
ことを特徴とする請求項1記載の焼成物解砕装置。 - 前記複数本の棒状部材は、
その軸径が、2~20mmである
ことを特徴とする請求項1または2記載の焼成物解砕装置。 - 前記移動機構は、
前記ベース部材が前記容器に接近した際に、前記複数本の棒状部材の先端が前記容器内に進入し該容器の底面に接触しない位置で停止するように作動が制御されている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の焼成物解砕装置。 - 前記解砕部を複数備えており、
該複数の解砕部の移動機構は、
一つの前記容器に対して異なるタイミングで前記ベース部材を接近させる
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の焼成物解砕装置。 - 前記ベース部材は、
前記複数本の棒状部材が着脱可能に設けられており、該複数本の棒状部材の配置が変更可能である
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の焼成物解砕装置。 - ロールクラッシャーに供給する解砕物を形成するものである
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の焼成物解砕装置。
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