JP7234344B2 - 音響障害防止設備及びその設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は、音響障害防止設備及びその設計方法に関する。さらに詳しくは、空間を囲む壁面、天井面若しくは床面を構成する複数の素面よりなる音響障害防止設備、及び、かかる素面で囲まれた空間等に配置される音響拡散体を含む音響障害防止設備、並びに、その設計方法に関する。
例えばコンサートホールや音楽スタジオ等では、フラッターエコー、ロングパスエコー、音響集中等の音響障害を防止する必要がある。これらの音響障害を防止する方策として、多重反射の防止、音の拡散などを個別に調整する手法として、特許文献1記載の音響拡散パネル等、様々な音響拡散体が提案されている。同音響拡散パネルでは、回動部分を設けてパネルの角度を変更可能とすることで、音の吸収及び反射方向を現場で個別に調整し、音響障害を防止している。
特開2006-300995号公報
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、空間を囲む素面や音響拡散体の表面構造を適切に設計することにより音響障害を防止する音響障害防止設備及びその設計方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る音響障害防止設備の第1の構成は、空間を囲む壁面、天井面若しくは床面を構成する、複数の素面を有し、前記素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、これらの素面の間の反射で音響障害が防止されることにある。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
上記構成は、例えば、図1、2に、その効果は図14に、「素面」は、第1素面SR,Sr0,1,…として示されている。同構成によれば、いわゆる黄金比(1:φ)で規定された角αの自然数n倍の角度nαにより素面間の角度が規定される。これらの規定による角度は黄金比の性格上、回転を繰り返しても同一の角度が現れない。したがって、空間を囲む壁面、天井面若しくは床面を構成する、複数の素面は平行等になることがなく、多重反射でのフラッターエコー等の発生を有効に防止することができる。
本発明に係る音響障害防止設備の第2の構成は、空間に設置される音響拡散体を構成する、複数の他の素面を有し、前記他の素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、これらの他の素面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの他の素面の間の反射で音響障害が防止されることにある。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
この第2の構成は、例えば、図1に、その効果は図14に、「他の素面は、第2素面SV,Sv0,1,2…:、第3素面SH,Sh0,1,2…、音響拡散体Oは縦音響拡散体OV,Ov0,1,2…:、横音響拡散体OH,Oh0,1,2…として示されている。同構成によれば、空間に設置される音響拡散体を構成する複数の他の素面についても、相互の角度がnαとして設計される。この結果、他の素面間でも音響障害が上述の原理で防止される。
上記各構成において前記各素面または前記各他の素面が略長方形であり、各素面は縦横比が1:φとしてもよい。また、先の構成において、前記空間を囲む壁面、天井面若しくは床面で形成される立体が略直方体であり、この直方体の3辺の比が1/φ:1:φとしてもよい。これらの例は例えば図3に示されている。
これらの素面、他の素面等、または、空間を構成する略直方体にいわゆる黄金比を適用することで、面、空間としての特定の周波数での波動の強め合いまたは弱め合い等に伴う音響障害を防止できる。
本発明に係る音響障害防止設備の第3の構成は、空間に設置される音響拡散体を有し、この音響拡散体は複数のユニットから構成され、前記各ユニットは互いに略相似形または合同であると共に表面に小面を有し、前記各ユニットは、相互の角度がnα(nは自然数)となるように配置され、これらの小面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの小面の間の反射で音響障害が防止されることにある。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
この第3の構成は、例えば、図4~13に、その効果は図15に示されている。同構成によれば、各ユニットは、相互の角度がnα(nは自然数)となるように配置されているため、上述の各構成と同様に各ユニットの小面も同一の角度となることを防止される。したがって、上述と同様の原理により、音響障害が防止されることとなる。
上記第1の構成に記載した音響障害防止設備、及び、第2の音響拡散体を設けた音響障害防止設備の双方を備えた音響障害防止設備の構成は、前記複数の素面に囲まれた空間内に前記音響拡散体を設けたことにある。
上記第1の音響障害防止設備の設計方法の特徴は、空間を囲む壁面、天井面若しくは床面を構成する、複数の素面を有し、前記素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、これらの素面の間の反射で音響障害が防止されるように前記素面を選択することにある。同構成は、例えば図1、2に示されている。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
上記第2の音響障害防止設備の設計方法の特徴は、空間に設置される音響拡散体を構成する、複数の他の素面を有し、前記他の素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、これらの他の素面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの他の素面の間の反射で音響障害が防止されるように前記素面を選択することにある。同構成は、例えば図1に示されている。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
上記第3の音響障害防止設備の設計方法の特徴は、空間に設置される音響拡散体を有し、音響拡散体は複数のユニットから構成され、前記各ユニットは互いに略相似形または合同であると共に表面に小面を有し、前記各ユニットは、相互の角度がnα(nは自然数)となるように配置され、これらの小面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの小面の間の反射で音響障害が防止されるように前記ユニットを生成し配置することにある。同構成は、例えば図4~13に示されている。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
また、前記各ユニット相互の角度を規定する各ユニット相互の回転は、ワールド座標系における各ユニットの公転、及び/または、各ユニットの姿勢を規定するローカル座標系における各ユニットの自転を含むものである。
前記各音響拡散体における各ユニットがワールド座標系において変位を伴い繰り返し生成されたものであり、各ユニット間の距離L、または、各ユニットとワールド座標系の基準軸若しくはワールド座標系の原点との距離Lが等倍、任意の倍率、または、nφ倍(nは自然数)で規定してもよい。
特に、各ユニット間距離Lまたは各ユニットと基準軸等との距離Lをnφ倍とすることで、各ユニット間の距離の規則性に伴う音響障害を防止することができる。また、距離が順次拡大することで、各ユニット同士の重なり等を防止することができる。
前記各音響拡散体における各ユニットが等倍、任意の倍率、または、nφ倍(nは自然数)で拡大するものとしてもよい。
上記距離の拡大に伴い各ユニットも拡大させることで、各ユニット同士の干渉も防ぐことができ、nφ倍で各ユニットが拡大することにより、各ユニットの大きさの規則性に伴う音響障害を防止することができる。
前記各ユニットは多面体または曲面体として設計することができる。多面体の場合、各多面体の頂点が起点となってさらに多方向へ音響拡散が進行し、音響障害が防止される。
上記本発明に係る音響障害防止設備及びその設計方法の特徴によれば、空間を囲む素面や音響拡散体の表面構造を適切に設計することにより音響障害を防止する音響障害防止設備及びその設計方法を提供するに至った。
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
部屋の壁面や柱状音響拡散体を本発明の音響障害防止設備として実施した部屋の立体図である。 部屋の壁面を本発明の音響障害防止設備として設計する手順を示す図であり、(a)はXw,Zw平面から角nαで生成された辺、(b)は辺を利用した壁面の生成過程を示す図である。 (a)は上記壁面、柱状音響拡散体の素面を構成する場合の縦横比、(b)は上記部屋全体の立体、個々の柱状音響拡散体の立体を構成する場合の縦横高比を示す図である。 空間に設置される音響拡散体の例を示す立体図である。 音響拡散体の一例を示す立体図である。 音響拡散体を構成するユニットの配置例を示す平面図である(公転及び自転がα毎、スケールがφ倍、及び、中心(ワールド座標の原点Ow)からの距離Lがφ倍)。 音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図である(公転及び自転がα毎、スケール及び中心(ワールド座標の原点Ow)からの距離Lが同一)。 音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図である(公転α毎、自転無し、スケール及び中心(ワールド座標の原点Ow)からの距離Lが同一)。 音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図である(公転がα毎、自転が2α毎、スケールがφ倍、及び、中心(ワールド座標の原点Ow)からの距離Lがφ倍)。 音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図である(ワールド座標系での公転が無、自転がα毎、直線移動Lが同一、及び、スケールが同一)。 音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図である(ワールド座標系での公転が無、自転がα毎、直線移動Lがφ倍、及び、スケールが同一)。 立体形状に複数の成長中心点が存在している状態での各成長中心点に図5の成長規則を当て嵌めた例を示し、(a)は各頂点が成長中心点である正20面体、(b)は(a)の各頂点が成長中心点とした音響拡散体を示す図である。 音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図であって、(a)は公転が無しかつ中心軸からユニットのローカル座標原点等までの距離ゼロの場合、(b)は中心軸からの距離が同一で公転が角α毎、(c)は(b)にさらに中心軸からの距離がnφ倍、(d)は(a)に加えて各ユニットがローカル座標軸のすべてで角α毎に回転している場合である。 図2の手法による部屋と、通常の部屋との音響拡散の違いを示す比較例であり、図2の手法による部屋の場合である。 図2の手法による部屋と、通常の部屋との音響拡散の違いを示す比較例であり、通常の部屋の場合である。 図5等の手法による音響拡散体を設けた部屋と、通常の部屋との音響拡散の違いを示す比較例であり、図5等の手法による音響拡散体を設けた部屋の場合である(図左端を上にして右上角より時計回りに、「平面図」,「左側面図」,「正面図」,「斜視図」であり、図15bも同様である。)。 図5等の手法による音響拡散体を設けた部屋と、通常の部屋との音響拡散の違いを示す比較例であり、通常の手法による音響拡散体を設けた部屋の場合である。
次に、適宜添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明に係る音響障害防止設備及びその設計方法は、図1~3に示す素面等を回転させて壁面等及び音響拡散体を構成する手法(効果は図14参照)と、図4~13に示すユニットを回転させて音響拡散体を構成する手法(効果は図15参照)とが含まれている。
まず、部屋を設計する手順について図1~3を参照しながら説明する。部屋の壁面や柱状音響拡散体を本発明の音響障害防止設備として実施した部屋の立体図(平面パース)である。本実施形態では、壁面を第1素面(素面)SR(Sr0~5)により構成してある。本実施形態では素面同士の角度と位置が規定されれば設計できるため、ワールド座標系(Xw,Yw,Zw)のみにより表現してある。各素面Sr0~5の角度は、Zw軸の周りの角度Θwにより規定される。
図2は、部屋の壁面を本発明の音響障害防止設備として設計する手順を示す図であり、同図(a)はXw,Zw平面からZw軸の周りで角度Θw=nα(nはゼロを含む自然数)で生成された辺を示している。回転の状況を表現するため、ベクトル表示してある。nを1刻みで順次変更して、その横に生成された面を表示してある。
φ及びαは次のとおり規定される。
φ=(1+sqrt(5))/2
α=360°*1/(1+φ)
すなわち、αは360°を1:φのいわゆる黄金比で案分した角度であり、同角度の整数倍を繰り返すことで、数学的に同一とならない面が複数生成される。
そして、同図(b)に示すように、壁面を構成する空間の大凡のレイアウトに従い、同図(a)で生成された面を適宜選択利用して、第1素面SR,Sr0~5を構成する。同図(b)での各第1素面は、Sr0はn=0、Sr1はn=2、Sr2はn=7、Sr3はn=17、Sr4はn=19、Sr5はn=15として生成された面を利用している。
このように選択生成した第1素面Sr0~5は、黄金比を用いた角度の性格上、互いに平行とならず、フラッターエコーなどの音響障害を防止する。壁面、天井面及び床面に利用することも可能であり、回転の軸をそれぞれXw,Yw等に切り替えればよい。
第1素面SRで囲まれる空間内には、図1に示すように、さらに縦音響拡散体OV(Ov0、Ov1,Ov2…)及び横音響拡散体OH(Oh0、Oh1,Oh2…)が設けられている。縦音響拡散体OVは、上記第1素面SRと同様にZw軸周りで生成される第2素面(他の素面)SV(Sv20,Sv21等)を柱状物の周りに並べることで構成される。一方、横音響拡散体OHは、上記第1素面SRとは異なりXw軸周りで生成される第3素面(他の素面)SH(Sh24,Sh25等)を柱状物の周りに並べることで構成される。同様に、横音響拡散体はYw軸周りで回転させて素面を構成してもよい。
上記各実施形態では、Xw,Yw,Zwのいずれかの軸周りで面を回転させて第1~第3素面SR、SV,SHを構成したが、これら以外の軸周りで回転させてもよく、また、2以上の軸を組み合わせて回転させてもよい。軸の選択により、図4以降の実施形態に含まれる音響拡散体と同様のものも設計が可能である。
上記各第1~第3素面SR、SV,SHを構成するにあたり、同素面の縦横比を図3(a)に示すように1:φに案分しても良い。また、図3(b)に示すように、第1素面SRによって囲まれる空間である部屋全体、縦音響拡散体OV、または、横音響拡散体OHそれぞれの3辺の比を、1/φ:1:φに案分してもよい。これらにより、各素面または部屋全体若しくは音響拡散体の各辺の比によるフラッターエコー等を防止することが可能となる。
次に、図4~13を参照しながら、ユニットを回転させて音響拡散体を構成する方法について説明する。図4には複数の音響拡散体O(O1~O4)が柱Pに取り付けられている。図5は各音響拡散体Oを拡大表示したもので、ワールド座標系のYw軸を基準軸とし、直方体である各ユニットUが公転している。また、あるユニットUnと一つ前に生成されるユニットU(n-1)を比較してわかるように、各ユニットUは、基準軸等(基準軸Yw及びワールド座標原点Owの双方を含む。)からの距離を拡大させると共に寸法も拡大し、ローカル座標の各軸周りで自転している。各ユニットUは相互に軸で連結され、フレームF上に固定されている。各ユニットUの表面は要素面Ce、Ceであり、これらの各ユニットUごとの集合を小面CSと称する。
図6~図9では、各ユニットUとして正八面体を用いた例を示す。正八面体のYw側の2頂点は、紙面手前側及び奥側に位置している。これらの2頂点と各図に表示されている4頂点との間の辺は表示を省略する。各ユニットUlのローカル座標系はXl,Yl,Zlにて、ローカル座標原点またはユニット生成点はGlにて表示する(ユニットU1では、X1,Y1,Z1,G1となる)。
図6は、音響拡散体を構成するユニットUの配置例を示す平面図である。この例では、ワールド基準軸Yw周りの公転及び各ユニット基準軸Yl周りの自転がα毎であり、各ユニットのスケールがφ倍、及び、各ユニットの中心からの距離Lがφ倍に拡大している例である。
図7では、ワールド基準軸Yw周りの公転及び各ユニット基準軸Yl周りの自転がα毎である。しかし、各ユニットのスケールは同一であり、各ユニットの中心からの距離Lは固定で拡大していない例である。図8は図7の状態から各ユニット基準軸Yl周りの自転を無くしたものである。図9は図6の状態に各ユニット基準軸Yl周りの自転を2αとしたものである。
これらの各図を比較すると理解されるように、各ユニットの中心からの距離Lがφ倍に拡大すると、ユニット配置上のユニット相互の干渉が防がれ、各ユニットのスケールがφ倍に拡大されると、ユニットを合理的に拡大配置することができる。これらのφ倍の拡大は、寸法相互の比率によるフラッターエコー等を防止することで音響障害の防止に役立つ。
各αの公転及び自転は、音響の反射面に対する平行な辺が現れないという点において、上記図1~3での説明と同様の効果ができる。さらに図8のように自転がない場合でも、各ユニットの頂点が現れる位置が黄金比を利用した角度αで決定され、これらの頂点から位相差の異なる反射音が生成されるため、結果的に同様の効果を得ることができる。
図10,11では各ユニットUが直方体であり、公転はせずにローカル座標軸周りでの自転のみを行う例である。両図では、各ユニットがワールド基準軸Zwに平行なローカル基準軸周りでαごとに回転している。図10の例では、各ユニットは距離LずつYw軸方向に変移し、図11の例では、各ユニットは距離Lのφ倍ずつYw軸方向に変移している。図11の例で見られるように、2つのユニットが重なり合う場合は2つのユニットを結合して作成すればよく、上記のすべての例において同様である。
図12は、立体形状に複数の成長中心点が存在している状態での各成長中心点に図5の成長規則を当て嵌めた例を示す。同図(a)は各頂点が成長中心点である正20面体、同図(b)は(a)の各頂点が成長中心点とした音響拡散体を示す。同例にみられるように、各音響拡散体の成長中心は複数を任意の位置に設けることができる。
図13は、音響拡散体を構成するユニットの配置の他の例を示す平面図であり、軸は図に表記しないが、上述の規則に従い、図示省略するZw軸方向に一定ピッチで直方体形状のユニットが直線変移し、スケールは同一である例を示す。同図(a)~(c)はいずれもZw軸に平行な自転軸周りで角αで自転しており、(a)は公転せず、かつ、Zwから各ユニットのローカル座標原点O1またはユニット生成点Gまでの距離Lがゼロの場合である。同図(b)はZwからO1等までの距離Lが一定で角度αで公転する場合である。同図(c)は(b)に加えさらにZwからO1等までの距離Lが拡大する場合である。(d)は(a)に加えて各ユニットがローカル座標軸Xl,Yl,Zl軸のすべてで角α毎に回転している場合である。
図14,15に本手法により設計した効果を示す。図14aは図1,2の手法により設計した第1素面SR及び第2素面SVからなる空間であり、中央の点音源からテスト音波を四方に放射した場合の反射波の波面を表示したものである。反射波の波面はバラバラに散らばっており、音響拡散が適切になされ、音響障害の防止がなされている様子が伺える。一方、図14bは互いに平行な面を有する同程度のサイズの部屋で同様の試験を行ったものである。反射波の波面は円弧状に連続し、音響障害の発生が予想される。
図15aは、図4~13の手法により設計した音響拡散体を閉空間に配置し、音響拡散体の正面から多数の小球を音響拡散体に衝突させて反射する様子を表したものである。小球は散乱しており、音響障害の防止される様子が伺える。一方、図15bは平行な面のみの凹凸で構成された音響拡散体を用いて同様の試験を行ったものである。ボールは平行に反射され、音響障害の発生が予想される。
上記各素面SR,SV,SHは、一般的な建材の他、吸音パネルなどで構成することができる。また、音響拡散体O,OV,OHは、型を用いた成形の他、3Dプリンター、3Dルーターなどで直接制作してもよい。材料としては、例えば、ABS,ASA、ナイロン、アクリル、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、PLA(ポリ乳酸)、及び、これらの樹脂にカーボンファイバまたはグラスファイバの混入されたもの、石膏、並びに、金属材料、木等を用いることができる。
上記各ユニットUは、多面体の他、メビウスの帯など曲面を用いたものでもよく、板状のものでもよい。上記公転または自転により、音の放射方向に対する小面の角度が変更されることが望ましいが、各頂点や角部での音響放射が発生するため、各ユニットの形状と音の放射方向の関係性は問われないものである。
上記実施形態はそれぞれ組み合わせて実施することが可能であり、図1,2の手法により設計した素面SRに囲まれた空間に、図4~13の手法により設計した音響拡散体Oを収納してもよい。また、上記φ倍の代わりにnφ倍や任意倍率を用いても良い。寸法または角度のいずれかに上記nφまたはnαが用いられれば、音響障害が防止される。
本発明は、例えば、コンサートホール、音楽教室、音楽スタジオ、体育館、野外音楽施設等における音響障害防止設備及びその設計方法として利用することができる。
CS:小面、Ce:要素面、F:フレーム、P:柱、O:音響拡散体、OV,Ov0,1,2…:縦音響拡散体、OH,Oh0,1,2…:横音響拡散体、SR,Sr0,1,2…:第1素面(素面)、SV,Sv0,1,2…:第2素面(他の素面)、SH,Sh0,1,2…:第3素面(他の素面)、U,U0,1,2…:ユニット

Claims (14)

  1. 空間を囲む壁面、天井面若しくは床面を構成する、複数の素面を有し、
    前記素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、
    これらの素面の間の反射で音響障害が防止される音響障害防止設備。
    φ=(1+sqrt(5))/2
    α=360°*1/(1+φ)
  2. 空間に設置される音響拡散体を構成する、複数の他の素面を有し、
    前記他の素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、
    これらの他の素面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの他の素面の間の反射で音響障害が防止される音響障害防止設備。
    φ=(1+sqrt(5))/2
    α=360°*1/(1+φ)
  3. 前記各素面が略長方形であり、各素面は縦横比が1:φである請求項1記載の音響障害防止設備。
  4. 前記各他の素面が略長方形であり、各素面は縦横比が1:φである請求項2記載の音響障害防止設備。
  5. 前記空間を囲む壁面、天井面若しくは床面で形成される立体が略直方体であり、この直方体の3辺の比が1/φ:1:φである請求項1記載の音響障害防止設備。
  6. 空間に設置される音響拡散体を有し、この音響拡散体は複数のユニットから構成され、前記各ユニットは互いに略相似形または合同であると共に表面に小面を有し、
    前記各ユニットは、相互の角度がnα(nは自然数)となるように配置され、
    これらの小面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの小面の間の反射で音響障害が防止される音響障害防止設備。
    φ=(1+sqrt(5))/2
    α=360°*1/(1+φ)
  7. 請求項1記載の音響障害防止設備、及び、請求項2または6記載の音響障害防止設備の双方を備えた音響障害防止設備であって、前記複数の素面に囲まれた空間内に前記音響拡散体を設けた音響障害防止設備。
  8. 請求項1記載の音響障害防止設備の設計方法であって、
    空間を囲む壁面、天井面若しくは床面を構成する、複数の素面を有し、
    前記素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、
    これらの素面の間の反射で音響障害が防止されるように前記素面を選択する音響障害防止設備の設計方法。
    φ=(1+sqrt(5))/2
    α=360°*1/(1+φ)
  9. 請求項2記載の音響障害防止設備の設計方法であって、
    空間に設置される音響拡散体を構成する、複数の他の素面を有し、
    前記他の素面は、相互の角度がnα(nは自然数)であり、
    これらの他の素面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの他の素面の間の反射で音響障害が防止されるように前記素面を選択する音響障害防止設備の設計方法。
    φ=(1+sqrt(5))/2
    α=360°*1/(1+φ)
  10. 請求項6記載の音響障害防止設備の設計方法であって、
    空間に設置される音響拡散体を有し、音響拡散体は複数のユニットから構成され、
    前記各ユニットは互いに略相似形または合同であると共に表面に小面を有し、
    前記各ユニットは、相互の角度がnα(nは自然数)となるように配置され、
    これらの小面の間または前記空間を囲む素面及びこれらの小面の間の反射で音響障害が防止されるように前記ユニットを生成し配置する音響障害防止設備の設計方法。
    φ=(1+sqrt(5))/2
    α=360°*1/(1+φ)
  11. 前記各ユニット相互の角度を規定する各ユニット相互の回転は、ワールド座標系における各ユニットの公転、及び/または、各ユニットの姿勢を規定するローカル座標系における各ユニットの自転を含む請求項10記載の音響障害防止設備の設計方法。
  12. 前記各音響拡散体における各ユニットがワールド座標系において変位を伴い繰り返し生成されたものであり、各ユニット間の距離L、または、各ユニットとワールド座標系の基準軸若しくはワールド座標系の原点との距離Lが等倍、任意の倍率、または、nφ倍(nは自然数)で規定される請求項10または11記載の音響障害防止設備の設計方法。
  13. 前記各音響拡散体における各ユニットが等倍、任意の倍率、または、nφ倍(nは自然数)で拡大する請求項10~12のいずれかに記載の音響障害防止設備の設計方法。
  14. 前記各ユニットが多面体または曲面体である請求項10~13のいずれかに記載の音響障害防止設備の設計方法。
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