JP7233812B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、受皿部材と容器本体との間に衝撃吸収部材が配置されたコンパクト容器に関するものである。
コンパクト容器は化粧料容器に用いられることが一般的であるが、受皿部材に固定される固形化粧料は、簡単に塗布できるように崩れ易くできている。このため、従来から、受皿部材と容器本体との間に衝撃吸収部材を配置したものが知られている。こうした衝撃吸収部材としては、容器本体の凹所底面と受皿部材の底部との間に空間を形成するように中空突出部が形成されたシート状の座部と当該座部から起立して受皿部材の側壁を保持する周壁を有して可撓性材料からなる受皿収納部と、受皿収納部の周壁から外側に向かって上方に延びる腕部を有し腕部を容器本体に固定したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-154098号公報
従来のコンパクト容器では、蓋体と容器本体との係合が解除されたときに蓋体を跳ね上げるための弾性部材が採用されるなど、衝撃吸収部材の他にも弾性部材が使用されており、部品点数が増加する要因になっていた。
本発明の目的とするところは、コンパクト容器が有する機能を維持しつつ部品点数を削減することが可能なコンパクト容器を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のコンパクト容器は、
固体物を固定する受皿部材と、該受皿部材を収納する凹所が形成された容器本体と、前記凹所の上端開口を開閉可能な蓋体とを備え、前記受皿部材と前記容器本体との間に衝撃吸収部材が配置されたコンパクト容器であって、
前記衝撃吸収部材は、平面視で前記受皿部材を外側から囲む周壁と、該周壁の下端部を閉塞し前記受皿部材を下方から覆う底壁とを有し、
前記容器本体は、内側に押圧することで前記蓋体と前記容器本体との係合を解除可能なアンロック部材を有し、
前記衝撃吸収部材は、少なくとも一部が弾性部材で形成されており、前記蓋体の閉塞時に該蓋体に当接して該蓋体が開放される方向に付勢する蓋体付勢部、又は前記アンロック部材を外側に押圧するアンロック部材付勢部の少なくとも一方が一体に設けられており、
前記衝撃吸収部材は、前記底壁の少なくとも一部が、前記弾性部材を補強する合成樹脂製の補強部で構成されていることを特徴とする。
また、本発明のコンパクト容器は、上記構成において、前記蓋体付勢部は、前記周壁の上端部から略水平方向外側に突出して設けられていることが好ましい。
また、本発明のコンパクト容器は、上記構成において、前記蓋体付勢部は、前記周壁の上端部から後方に突出し、
前記蓋体は、前記蓋体付勢部の下方に位置する回転軸周りに回動し、前記蓋体付勢部が前記蓋体の後部に形成された縦方向リブに前方から当接することで前記蓋体が開放方向に付勢されることが好ましい。
また、本発明のコンパクト容器は、上記構成において、前記アンロック部材付勢部は、前記周壁の上端部から前方に突出して設けられ、前記アンロック部材を前方に押圧することが好ましい。
本発明によれば、コンパクト容器が有する機能を維持しつつ部品点数を削減することが可能なコンパクト容器を提供することができる。
本発明の第1実施形態であるコンパクト容器の(a)正面図、(b)平面図である。 図1のA-A断面による断面図であり、本発明の第1実施形態であるコンパクト容器の右側面断面図である。 本発明の第1実施形態であるコンパクト容器における中枠部材及び衝撃吸収部材の底面図である。 本発明の第2実施形態であるコンパクト容器の右側面断面図である。 本発明の第2実施形態であるコンパクト容器における中枠部材及び衝撃吸収部材の底面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態である、コンパクト容器10を詳細に説明する。
図1(a),(b)は、本発明の第1実施形態である、コンパクト容器10である。本実施形態に係るコンパクト容器10は、特に化粧料等を収容する化粧用コンパクト容器に好適である。本実施形態のコンパクト容器10は、化粧料等の固体物を収容する空間を形成する容器本体13と、容器本体13の上端開口を覆う蓋体14とを備えている。また、容器本体13は、内側に押圧することで蓋体14と容器本体13との係合を解除して蓋体14を開放可能なフックピース18を備えている。なお、本実施形態において、上下方向は、図1(a)における上下方向であり、左右方向は、図1(a)の左右方向である。また、図1(a)における紙面に垂直に手前に向かう方向が前方、紙面に垂直に奥に向かう方向を後方とする。平面視で外側方向とは、図1(b)においてコンパクト容器10の中心から外側に向かう方向であり、平面視で内側方向とは、図1(b)においてコンパクト容器10の外縁から中心に向かう方向である。
図2は、図1(a)のA-A断面による断面図であり、本実施形態であるコンパクト容器10の右側面断面図である。図2の左側が前方、右側が後方である。図2に示すように、容器本体13の凹所13dには、固形化粧料Sを収容する受皿部材12と、受皿部材12と容器本体13との間に配置され、受皿部材12への衝撃を吸収する衝撃吸収部材15とが配置されている。
受皿部材12は、横断面が略矩形形状をなす側部12aと、側部12aの下端を閉塞する底部12bとを一体に設け、その内側に、固体物たる固形化粧料Sを固定保持している。底部12bは、側部12aの下端に連なる辺縁部12b2と、平面視で辺縁部12b2の内側に段部12b3を介して連なり上方に僅かに突出する中央底部12b1とから構成されている。図示するように、辺縁部12b2に対して中央底部12b1が上方に突出するように構成することで、段部12b3において曲げ剛性が高まり、受皿部材12を曲げ方向に変形しづらくすることができる。
本実施形態では、受皿部材12の側部12a及び底部12bの一部をアルミニウムにより一体形成し、その内側に、固体物たる固形化粧料Sを固定保持している。また、受皿部材12の底部12bは、アルミニウム製の上記部材の下面に略同一形状のステンレス製の強磁性体部材を接着により貼り付けている。本実施形態に係る受皿部材12の底部12bは、このアルミニウム製の部材と強磁性体部材の双方により構成されている。
本実施形態において、受皿部材12の底部12bは、アルミニウム製の部材に、例えば、ステンレス鋼板などの強磁性体部材を接着等により貼り合わせて形成することができる。しかし、この態様には限定されず、受皿部材12の底部12bは、各種合成樹脂製の部材に強磁性体部材を接着等により貼り合せて構成してもよい。なお、強磁性体には、鉄、又はマルテンサイト系、フェライト系若しくはオーステナイト・フェライト系のステンレスのほか、コバルト、ニッケル又はそれらの合金(パーマロイ等)、フェライト等が挙げられる。
なお、本実施形態では、底部12bの全面に強磁性体部材が貼り付けられているように構成しているが、この態様には限定されない。底部12bの少なくとも一部が強磁性体により覆われ、平面視で当該強磁性体部分と後述する磁石部材Mとが少なくとも部分的に重なるように構成されていてもよい。
容器本体13は、横断面が略矩形形状をなす側部13aの下端に底部13bを一体に設け、その内側には、受皿部材12及び衝撃吸収部材15を収納する凹所13dが形成されている。容器本体13の後方寄りには、底部13bを上下に貫く貫通孔13hが設けられている。利用者は、この貫通孔13h及び衝撃吸収部材15の底壁15bに設けられた貫通孔15hを通じて棒材等を挿入し、受皿部材12の底部12bを棒材等で直接押圧することで、受皿部材12を衝撃吸収部材15から取り外して交換できる。すなわち、固形化粧料Sを再充填することができる。なお、貫通孔15hは必ずしも設けられていなくてもよい。
また図2において、符号14は、凹所13dの上端開口を開閉可能な蓋体である。蓋体14は、後述する衝撃吸収部材15の周壁15aの上端部から後方に延びる蓋体付勢部15jの下方に位置する円筒状のピンPを介して容器本体13に連結されており、ピンP周りに回動可能である。蓋体14は、衝撃吸収部材15の蓋体付勢部15jが蓋体14の後部に形成された縦方向リブ14rに前方から当接することで蓋体14が開放する方向に付勢されている。すなわち、蓋体14は、図2に示す閉塞状態において、回転中心であるピンPの上方に位置する蓋体付勢部15jによって後方に押圧されており、これによって蓋体14には後方に回転して開放される方向の回転モーメントが作用している。従って、利用者が後述するフックピース18(アンロック部材)を内側(後方)に押圧することで蓋体14と容器本体13との係合が解除されて、蓋体14は上述の回転モーメントにより後方に僅かに回転して開放される。また、蓋体14をピンP周りに前方に回転させ、容器本体13に設けたフック13fにフック14fを係合させることで蓋体14を図2に示す閉塞状態とすることができる。本実施形態では、蓋体14の下面には鏡19が固定されている。
符号15は、衝撃吸収部材である。衝撃吸収部材15は、エラストマやゴム等に代表される可撓性を有する弾性材料を含む構成を有している。衝撃吸収部材15は、横断面が略矩形形状の周壁15aの下端に底壁15bを一体に設け、その内側には、受皿部材12を収納する。すなわち、周壁15aは、平面視で受皿部材12を外側から囲み、底壁15bは、受皿部材12を下方から覆う。
周壁15aは、底壁15bから起立して受皿部材12の側部12aを平面視で外側から囲み保持する。本実施形態では、図2に示すように、周壁15aには、その内周面の全周に亘って内側方向に突出する環状突起15pが形成されている。そして、環状突起15pの内周面と、受皿部材12の側部12aの外周面との嵌め合いが締り嵌めとなるように構成されている。従って、受皿部材12の側部12aを衝撃吸収部材15の周壁15aの内周面に嵌合させることで、環状突起15pは平面視で外側方向に弾性変形しつつ受皿部材12の側部12aに当接して内側方向に押圧するため、受皿部材12は、衝撃吸収部材15(環状突起15p)によって抜け止め保持されると共に前後左右方向に弾性支持される。また、受皿部材12の底部12b(辺縁部12b2)が衝撃吸収部材15の底壁15bに近接することで、受皿部材12は、上下方向にも弾性支持可能である。これによって、容器本体13が前後左右上下のいずれの方向から衝撃を受けても、受皿部材12に直接衝撃が伝わらず、衝撃吸収部材15によってその衝撃が吸収されるように構成されている。従って、受皿部材12内に収容された固形化粧料Sに亀裂や欠けを生じさせないようにすることができる。
なお、受皿部材12の側部12a外周面にも環状突部を設け、当該環状突部が、環状突起15pに対して係止されることで、受皿部材12が、衝撃吸収部材15から抜けることを強固に防止するように構成してもよい。また、環状突起15pは、必ずしも全周に亘って設ける必要はなく、周方向に間欠的に設けてもよい。
衝撃吸収部材15の底壁15bにおける後方寄りには、底壁15bを上下に貫く貫通孔15h(図2参照)が設けられている。利用者は、この貫通孔15h及び容器本体13の底部13bに設けられた貫通孔13hを通じて棒材等を挿入し、受皿部材12の底部12bを棒材等で直接押圧することで、受皿部材12を衝撃吸収部材15から取り外して交換できる。すなわち、固形化粧料Sを再充填することができる。なお、貫通孔15hは必ずしも設けられていなくてもよい。容器本体13の底部13bに貫通孔13hが設けられ、衝撃吸収部材15の底壁15bに貫通孔15hが設けられていない場合には、利用者は、貫通孔13hから棒材等を挿入し、衝撃吸収部材15の底壁15bを押圧することで衝撃吸収部材15を弾性変形させ、衝撃吸収部材15を介して受皿部材12を下方から押圧するように構成してもよい。
衝撃吸収部材15の底壁15bは、図2に示すように、右側面視において周壁15aの下端に連なる辺縁部15b2と、辺縁部15b2の内側端から段部15b5を経て更に内側に延びる中間底壁15b3と、中間底壁15b3の内側に補強部15b4を介して設けられた中央底壁15b1とを備えている(図3参照)。補強部15b4は、例えば、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)樹脂等の合成樹脂で形成することができる。本実施形態では、辺縁部15b2、中間底壁15b3、及び中央底壁15b1が弾性部材により形成され、補強部15b4がABS樹脂等の合成樹脂により形成されている。
図2に示すように、辺縁部15b2に対して中央底壁15b1(磁石部材Mを含む)及び補強部15b4を厚肉に形成することで、中央底壁15b1及び補強部15b4において曲げ剛性が高まるため、衝撃吸収部材15全体の曲げ剛性を高めて、部材の取り扱いや搬送を容易にすることができる。特に、補強部15b4部分については、弾性部材よりも弾性係数が大きなABS樹脂等の合成樹脂を用いることで、曲げ剛性を向上させることができる。従って、衝撃吸収部材15全体の折れ曲がり等を抑制して、衝撃吸収部材15の取り扱い易さを改善し、コンパクト容器10の組立を容易にすることができる。
また、本実施形態では、受皿部材12の底部12bの辺縁部12b2が衝撃吸収部材15の辺縁部15b2に近接することで、受皿部材12は衝撃吸収部材15により上下方向に弾性支持可能である。
本実施形態では、衝撃吸収部材15の周壁15aと底壁15bとが交叉する隅部15cの厚みは、底壁15bの平均厚みよりも薄くなるようにしている。これによって、容器本体13に衝撃が加わった場合に、隅部15cが変形することで衝撃吸収部材15が容器本体13の動きに追従しつつ変形し、容器本体13に加わった衝撃を効果的に吸収することができる。
特に本実施形態では、中央底壁15b1及び補強部15b4よりも、辺縁部15b2、隅部15c及び周壁15aの方が薄肉に形成されているので、容器本体13に衝撃が加わった場合に、辺縁部15b2、隅部15c及び周壁15aが全体として変形することで衝撃吸収部材15が容器本体13の動きに追従しつつ変形し、容器本体13に加わった衝撃を効果的に吸収することができる。
底壁15bの下面には、図2に示すように、磁石部材Mが固定されている。本実施形態において、磁石部材Mは、平面視で略矩形形状を有する板状の部材であり、図2の上下方向に着磁されている。磁石部材Mとしては、例えばフェライト磁石やネオジウム磁石等を用いることができる。また、磁石部材Mは、上述の磁石材料に他の強磁性体材料をコア材として組み合わせた構成であってもよい。
本実施形態において、磁石部材Mは、衝撃吸収部材15の底壁15bの下面に設けた凹所15eに嵌合し、固定されている。磁石部材Mが嵌合する凹所15eは、周囲を取り囲む嵌合筒部15dにより区画形成されており、磁石部材Mは、嵌合筒部15dの下端に形成された係合突起15d1とアンダーカット係合することで着脱不能に装着されている。
本実施形態では、受皿部材12の底部12bの少なくとも一部が強磁性体で覆われており、平面視で磁石部材Mと受皿部材12の強磁性体部分とが重なる。従って、磁石部材Mと受皿部材12の強磁性体部分とが上下方向に引き合うため、後述するように、衝撃が加わって受皿部材12が容器本体13内で上方に移動してしまっても、磁石部材Mと強磁性体部分との間に作用する引き合う力によって、受皿部材12を衝撃吸収部材15内に嵌合した状態に戻し、維持することができる。上記の構成は、特に蓋体14が開放された状態で容器本体13等に衝撃が加えられた場合に顕著な効果を奏する。
周壁15aの上端部には、外側方向に延びるフランジ部15fが形成されており、フランジ部15fの上面から上方に向けて環状突起15gが突出している。本実施形態では、衝撃吸収部材15と中枠部材17とは、インサート成形又は二色成形(ダブルモールド)により異材料(例えば、衝撃吸収部材15にエラストマ、中枠部材17にABS樹脂)を用いて一体として構成されている。そして、図2に示すように、中枠部材17が容器本体13の側部13aに形成された段部13eに配置されることで、衝撃吸収部材15は容器本体13に固定されている。なお、衝撃吸収部材15は中枠部材17を介して容器本体13に固定する代わりに、接着等の手段によって容器本体13に直接固定するようにしてもよい。
図2及び図3に示すように、周壁15aの上端部から後方に向けてフランジ部15fを介して蓋体付勢部15jが突出して設けられている。蓋体付勢部15jは、衝撃吸収部材15と一体に設けられており、図2に示す蓋体14の閉塞状態において、蓋体14の後部に形成された縦方向リブ14rに当接している。なお、図2に示す蓋体付勢部15jの形状は、蓋体付勢部15jが縦方向リブ14rに当接していない初期の形状を示している。そして、蓋体14を閉塞すると、縦方向リブ14rが蓋体付勢部15jを前方に押圧し、蓋体付勢部15jを弾性変形させながら図2に示す位置まで移動する。
図2に示す閉塞状態では、蓋体14の縦方向リブ14rは、蓋体付勢部15jによって後方に付勢されている。そして、フックピース18(アンロック部材)を内側(後方)に押圧して蓋体14と容器本体13との係合を解除すると、蓋体14には、蓋体付勢部15jによって回転モーメントが与えられ、ピンP周りに後方に回動する。すなわち、蓋体付勢部15jによって、蓋体14の跳ね上がりをサポートすることができる。
図3は、衝撃吸収部材15及びこれに一体的に形成された中枠部材17の底面図である。衝撃吸収部材15は、図3に示す底面視において、中央部及び辺縁部で弾性部材又は磁石部材Mを下面に露出させ、それ以外の領域を補強部15b4で覆っている。また、図示しない平面視においても、中央部及び辺縁部で弾性部材を上面に露出させ、それ以外の領域を補強部15b4で覆っている。このような構成によって、固形化粧料Sを再充填するために受皿部材12を容器本体13から取り外した際の容器本体13の美観を改善することができる。
上述のように、受皿部材12は、衝撃吸収部材15によって、容器本体13の側部13a及び底部13bに対して離間した状態に支持される。このため、容器本体13が受けた衝撃は、衝撃吸収部材15の周壁15a及び底壁15bを通して受皿部材12に伝わるので、受皿部材12が容器本体13からの衝撃を直接受けることがない。
従って、本実施形態によれば、受皿部材12に伝わる衝撃を効果的に吸収することで、受皿部材12に収容された固形化粧料Sに亀裂や欠けを生じさせない新規なコンパクト容器10を提供することができる。
蓋体14は、その内側にパフ等の化粧道具Tを収納するための空間を形成する。一方、容器本体13側には、図2に示すように、蓋体14に設けたフック14fに係合し蓋体14の開放を阻止するフック13fを設けると共に、これらフック14f及び13fの係合を、その押し込みにより解除するフックピース18(アンロック部材)を設けることができる。
また、容器本体13に形成した貫通孔13hは、容器本体13と蓋体14との間に外気を導入するため、容器本体13と蓋体14との間が密閉された場合に、その負圧によって生じる衝撃吸収部材15の機能低下を防止するのに有効である。
以上述べたように、本実施形態は、固形化粧料S(固体物)を固定する受皿部材12と、受皿部材12を収納する凹所13dが形成された容器本体13と、凹所13dの上端開口を開閉可能な蓋体14とを備え、受皿部材12と容器本体13との間に衝撃吸収部材15が配置されたコンパクト容器10であって、衝撃吸収部材15は、平面視で受皿部材を外側から囲む周壁15aと、周壁15aの下端部を閉塞し受皿部材12を下方から覆う底壁15bとを有し、容器本体13は、内側(後方)に押圧することで蓋体14と容器本体13との係合を解除可能なフックピース18(アンロック部材)を有し、衝撃吸収部材15は、少なくとも一部が弾性部材で形成されており、蓋体14の閉塞時に蓋体14に当接して蓋体14が開放される方向に付勢する蓋体付勢部15jが一体に設けられるように構成した。このような構成の採用によって、受皿部材12が衝撃吸収部材15を介して容器本体13に支持されるため、受皿部材12に伝わるはずの衝撃を効果的に吸収することができる。また、蓋体14が開放される方向の力を付勢する蓋体付勢部15jを、衝撃吸収部材15と一体に設けるようにしたので、衝撃吸収機能及び蓋体付勢機能を維持したまま部品点数を削減することができる。
また、本実施形態では、蓋体付勢部15jは、周壁15aの上端部から略水平方向外側に突出して設けられるように構成した。このような構成の採用によって、蓋体付勢部15jを蓋体14の内側面のリブ等に容易に当接させて、蓋体14を付勢することができる。
また、本実施形態では、蓋体付勢部15jは、周壁15aの上端部から後方に突出し、蓋体14は、蓋体付勢部15jの下方に位置する回転軸(ピンP)周りに回動し、蓋体付勢部15jが蓋体14の後部に形成された縦方向リブ14rに前方から当接することで蓋体14が開放方向に付勢されるように構成した。このような構成の採用によって、蓋体14の回転軸を付勢力の作用点の下方に配置することで、コンパクト容器10の前後方向の長さを短くして小型のコンパクト容器10を実現することができる。
また、本実施形態では、衝撃吸収部材15は、底壁15bの少なくとも一部が、弾性部材を補強する合成樹脂製の補強部15b4で構成されるようにした。このような構成の採用によって、衝撃吸収部材15は、補強部15b4において曲げ剛性が高まるために衝撃吸収部材15全体としての剛性も高まる。従って、衝撃吸収部材15と一体に設けられた蓋体付勢部15jにより蓋体14に確実に付勢力を作用させることができる。
次に、本発明の第2実施形態である、コンパクト容器20を詳細に説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るコンパクト容器20の右側面断面図である。図4の左側が前方、右側が後方である。図4に示すように、容器本体13の凹所13dには、固形化粧料Sを収容する受皿部材12と、受皿部材12と容器本体13との間に配置され、受皿部材12への衝撃を吸収する衝撃吸収部材15とが配置されている。なお、本実施形態のコンパクト容器20は、第1実施形態と比較して、衝撃吸収部材15にアンロック部材付勢部15kが一体に設けられている他は、第1実施形態の構成と近似している。従って、ここでは第1実施形態との差異点を中心に説明する。なお、発明の詳細な説明及び図面において、第1実施形態と同一の機能を有する部材については同一の符号を付して説明する。
本実施形態において、衝撃吸収部材15は、図4及び図5に示すように、周壁15aの上端部から前方に向けてフランジ部15fを介してアンロック部材付勢部15kが突出して設けられている。アンロック部材付勢部15kは、衝撃吸収部材15と一体に設けられており、図4に示す蓋体14の閉塞時において、フックピース18(アンロック部材)の内側端(後方端)に当接してフックピース18を前方(外側)に向けて押圧している。
フックピース18は、利用者がフックピース18を内側(後方)に押圧することで蓋体14側に設けたフック14fと容器本体13側に設けたフック13fとを引き離す方向の力を作用させて両者の係合を解除する。本実施形態では、フックピース18はアンロック部材付勢部15kにより前方に付勢されている。そして、フックピース18の押圧により蓋体14が開放されてフック14fが離れた後も、フックピース18はアンロック部材付勢部15kによって前方に付勢されているためにがたつくことがない。また、フックピース18を内側(後方)に押圧したときにエラストマ等の弾性部材で構成されたアンロック部材付勢部15kから反力が得られるので、フックピース18を操作したときの操作感を向上させることができる。なお、フックピース18は、爪部18aが容器本体13の係合凹部13jに係合することで外側への変位を規制されている。
以上述べたように、本実施形態は、固体物を固定する受皿部材12と、受皿部材12を収納する凹所13dが形成された容器本体13と、凹所13dの上端開口を開閉可能な蓋体14とを備え、受皿部材12と容器本体13との間に衝撃吸収部材15が配置されたコンパクト容器20であって、衝撃吸収部材15は、平面視で受皿部材を外側から囲む周壁15aと、周壁15aの下端部を閉塞し受皿部材12を下方から覆う底壁15bとを有し、容器本体13は、内側に押圧することで蓋体14と容器本体13との係合を解除可能なフックピース18(アンロック部材)を有し、衝撃吸収部材15は、少なくとも一部が弾性部材で形成されており、蓋体14の閉塞時に蓋体14に当接して蓋体14が開放される方向に付勢する蓋体付勢部15j、又はフックピース18(アンロック部材)を外側(前方)に押圧するアンロック部材付勢部15kの少なくとも一方が一体に設けられるように構成した。このような構成の採用によって、受皿部材12が衝撃吸収部材15を介して容器本体13に支持されるため、受皿部材12に伝わるはずの衝撃を効果的に吸収することができる。また、衝撃吸収部材15にアンロック部材付勢部15kを一体に設けるようにしたので、衝撃吸収機能及びアンロック部材付勢機能を維持したまま部品点数を削減することができる。
なお、本実施形態では、衝撃吸収部材15に蓋体付勢部15j及びアンロック部材付勢部15kの双方を一体に設けるように構成したが、この態様には限定されず、衝撃吸収部材15にアンロック部材付勢部15kのみを一体に設けるように構成してもよい。その場合、蓋体付勢部15jは、衝撃吸収部材15と別体で設けてもよいし、設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、アンロック部材付勢部15kは、周壁15aの上端部から前方に突出して設けられ、フックピース18(アンロック部材)を前方に押圧するように構成した。このような構成の採用によって、簡素な構造でアンロック部材付勢部15kを容易にフックピース18に当接させて、フックピース18を付勢することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、第1及び第2実施形態では、衝撃吸収部材15や容器本体13の平面形状を略矩形形状としてが、この態様には限定されず、円形など、受皿部材12の平面形状等に応じて適宜変更することができる。
また、第1及び第2実施形態では、弾性部材が中央部及び辺縁部において上面に露出するように構成したが、この態様には限定されない。弾性部材は、衝撃吸収部材15の底壁15bにおける任意の位置において上面に露出するように構成してもよい。また、弾性部材は、底壁15bの上面に露出しない構成としてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、受皿部材12に固形化粧料Sを収容するように構成したが、この態様には限定されず、化粧料以外の固体物を収容してもよい。
また、第1及び第2実施形態では、磁石部材Mを衝撃吸収部材15に固定するように構成したが、この態様には限定されず、磁石部材Mを容器本体13側の底部13b等に固定するようにしてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、受皿部材12の底部12bの全領域に強磁性体部材を設けるように構成したが、この態様には限定されない。受皿部材12は、底部12bの少なくとも一部が強磁性体により覆われ、平面視で当該強磁性体部分と磁石部材Mとが少なくとも部分的に重なるように構成されていてもよい。また、底部12bは、強磁性体部材とそれ以外の部材(本実施形態ではアルミニウム)を積層した構成に限定されず、強磁性体部材のみからなる単層部分が存在してもよい。
また、第1及び第2実施形態では、蓋体付勢部15jが蓋体14の後部に形成された縦方向リブ14rに前方から当接することで蓋体14が開放方向に付勢されるように構成したが、この態様には限定されない。蓋体付勢部15jが蓋体14に下方から当接することで蓋体14が開放方向に付勢されるように構成してもよい。また、蓋体付勢部15jは、衝撃吸収部材15の後方ではなく、前方や側方に設けるようにしてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、蓋体付勢部15jは、周壁15aの上端部から略水平方向外側に突出して設けられるように構成したが、この態様には限定されず、底壁15bや、周壁15aの上端部以外の部位と一体に設けられていてもよい。
また、第2実施形態では、アンロック部材付勢部15kは、周壁15aの上端部から前方に突出して設けられるように構成したが、この態様には限定されず、底壁15bや、周壁15aの上端部以外の部位と一体に設けられていてもよい。
本発明は、固体物を固定する受皿部材12と、当該受皿部材12を収納する凹所13dが形成された容器本体13と、前記凹所13dの上端開口を開閉可能な蓋体14とを備え、受皿部材12と容器本体13との間に衝撃吸収部材15が配置されるコンパクト容器10であれば、様々なものに適用することができる。
10 コンパクト容器
12 受皿部材
12a 側部
12b 底部
12b1 中央底部
12b2 辺縁部
12b3 段部
13 容器本体
13a 側部
13b 底部
13d 凹所
13e 段部
13f フック
13h 貫通孔
13j 係合凹部
14 蓋体
14f フック
14r 縦方向リブ
15 衝撃吸収部材
15a 周壁
15b 底壁
15b1 中央底壁
15b2 辺縁部
15b3 中間底壁
15b4 補強部
15b5 段部
15c 隅部
15d 嵌合筒部
15d1 係合突起
15e 凹所
15f フランジ部
15g 環状突起
15h 貫通孔
15j 蓋体付勢部
15k アンロック部材付勢部
15p 環状突起
17 中枠部材
18 フックピース(アンロック部材)
18a 爪部
19 鏡
20 コンパクト容器
M 磁石部材
P ピン
S 固形化粧料(固体物)
T 化粧道具

Claims (4)

  1. 固体物を固定する受皿部材と、該受皿部材を収納する凹所が形成された容器本体と、前記凹所の上端開口を開閉可能な蓋体とを備え、前記受皿部材と前記容器本体との間に衝撃吸収部材が配置されたコンパクト容器であって、
    前記衝撃吸収部材は、平面視で前記受皿部材を外側から囲む周壁と、該周壁の下端部を閉塞し前記受皿部材を下方から覆う底壁とを有し、
    前記容器本体は、内側に押圧することで前記蓋体と前記容器本体との係合を解除可能なアンロック部材を有し、
    前記衝撃吸収部材は、少なくとも一部が弾性部材で形成されており、前記蓋体の閉塞時に該蓋体に当接して該蓋体が開放される方向に付勢する蓋体付勢部、又は前記アンロック部材を外側に押圧するアンロック部材付勢部の少なくとも一方が一体に設けられており、
    前記衝撃吸収部材は、前記底壁の少なくとも一部が、前記弾性部材を補強する合成樹脂製の補強部で構成されていることを特徴とするコンパクト容器。
  2. 前記蓋体付勢部は、前記周壁の上端部から略水平方向外側に突出して設けられている、請求項1に記載のコンパクト容器。
  3. 前記蓋体付勢部は、前記周壁の上端部から後方に突出し、
    前記蓋体は、前記蓋体付勢部の下方に位置する回転軸周りに回動し、前記蓋体付勢部が前記蓋体の後部に形成された縦方向リブに前方から当接することで前記蓋体が開放方向に付勢される、請求項2に記載のコンパクト容器。
  4. 前記アンロック部材付勢部は、前記周壁の上端部から前方に突出して設けられ、前記アンロック部材を前方に押圧する、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
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