JP7227119B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
以下に、本発明の燃焼装置の第1の実施形態である暖房機1を図面に基づいて説明する。
2は暖房機1の筐体、3は筐体2の底板を構成し、周縁に立ち上げ部3aを有した浅い容器状の下受け皿、4は表示部4aと操作スイッチ4bを有した操作パネルである。
燃料供給装置6は、燃焼部5に供給される燃油を貯留するレベラタンク15と、レベラタンク15の燃油を燃焼部5に供給する燃料ポンプ16と、レベラタンク15内の燃油の油面高さを検知する油面センサ17と、レベラタンク15内の油面が所定高さよりも低下したときに、所定高さまで屋外の外部タンク(図示せず)から汲み上げた燃油を供給する汲み上げポンプ18とを備えている。
この汲み上げポンプ18は、筒状のシリンダ22と、シリンダ22内に往復動可能に支持されたプランジャ23と、プランジャ23を吐出方向に付勢するプランジャスプリング24と、シリンダ22の外周に設けられた電磁コイル25とが設けられている。
図3および図4の如く、制御部35からの汲み上げポンプ18の駆動開始指令によって、プランジャ23は、閉止弁29が閉止弁座30を閉じた停止位置から図の下方向のストローク幅S1までに位置する往復動を行うことで燃油の汲み上げがなされる。このとき、プランジャ23の往復動により汲み上げポンプ18の駆動音となる。本発明では、最大火力の場合はストローク幅をS1(図3)とし、変更手段36により駆動周波数を変更することで最小火力の場合のストローク幅をS1より短いS2(図4)とする。例えば、S2はS1の50%とすることができる。
具体的には制御部35は、変更手段36を制御し駆動周波数を変更して、レベル1ではS1の50%、レベル2ではS1の60%、レベル3ではS1の70%、レベル4ではS1の80%、レベル5ではS1の90%、レベル6ではS1というようにする。ここでS2はS1の50%としたが、S1より短いその他の割合であってもよい。
なお、火力のレベルを小火力にするとき、汲み上げポンプ18のストローク幅を短くなるようにしたが、これにより燃油を汲み上げる流量が減るものの、小火力のときは製品の燃油の燃焼量が少なくてよいため、ストローク幅を短くして流量を下げて、駆動音を小さく抑えることができる。
次に、第2の実施形態ついて説明する。
燃焼音や送風用ファンの運転音が比較的大きい暖房機の場合は、第1の実施形態のように、ストローク幅を火力に対し比例的に変化させる必要がなく、大火力の場合のストローク幅S1とその他の火力時のS2の2段階としてもよい。
火力のレベルが6段階ある場合を例に説明すれば、図6に示すように、火力のレベル1と2ではストローク幅はS1の50%であるS2、レベル3から6ではストローク幅はS1となるように変更手段36を制御する。ここでS2はS1の50%としたが、S1より短いその他の割合であってもよい。
次に、第3の実施形態ついて説明する。
まず、汲み上げポンプ18の駆動開始時におけるストローク幅の制御について説明する。
ここまで、第1と第2の実施形態で火力に応じた汲み上げポンプ18の制御と、第3の実施形態で汲み上げポンプ18の駆動開始および停止における制御について説明したが、これらを組み合わせて実施することも可能である。
次に、第2の実施形態と第3の実施形態を組み合わせた第4の実施形態を図9および図10に基づいて説明する。
次に、汲み上げポンプ18のプランジャ23のストローク幅を変更する変更手段36の別の具体的構成について説明する。前述した第1から第4の実施形態では、電磁コイル25の駆動周波数の変更によってプランジャ23のストローク幅を変更する内容を示したが、電磁コイル25の電源電圧を変更する場合と、電磁コイル25のオンタイムを変更する場合について、それぞれ説明する。
変更手段36は、電源電圧可変回路を有し、汲み上げポンプ18の電磁コイル25の電源電圧を変更することで前記ストローク幅の変更を行う。
電源電圧を上げると電磁コイル25の電磁力が強くなり、プランジャ23を引く力が強くなりストローク幅が長くなって、振動が大きくなり駆動音も増加する。
一方、電源電圧を下げると、電磁コイル25の電磁力が弱くなり、プランジャ23を引く力が弱くなりストローク幅が短くなって、これにより振動も小さくなり駆動音を減少させることができる。
これにより、前述した駆動周波数の変更の場合と同様に、電源電圧を変化させることで、プランジャ23のストローク幅を変更することができる。
変更手段36は、オンタイム可変回路を有し、汲み上げポンプ18の電磁コイル25のオンタイムを変更することで前記ストローク幅の変更を行う。
オンタイムを長くすると、電磁コイル25の電磁力によるプランジャ23を引く時間が長くなりストローク幅が長くなって、振動が大きくなり駆動音も増加する。
一方、オンタイムを短くすると、プランジャ23を引く時間が短くなりストローク幅が短くなって、これにより振動も小さくなり駆動音を減少させることができる。
これにより、前述した駆動周波数の変更の場合と同様に、オンタイムを変化させることで、プランジャ23のストローク幅を変更することができる。
15 レベラタンク
16 燃料ポンプ
17 油面センサ
18 汲み上げポンプ
23 プランジャ
35 制御部
36 変更手段
Claims (5)
- 外部タンクから燃油の供給を受けて一定の油面に保つレベラタンクと、
前記レベラタンクの燃油を燃焼部に供給する燃料ポンプと、
前記レベラタンク内の油面高さを検知する油面センサと、
所定のストローク幅で往復動するプランジャによって前記外部タンクからの燃油を前記レベラタンクへ供給する汲み上げポンプと、
暖房機の火力の大小に応じて前記燃料ポンプの油量を制御し、前記レベラタンク内の油面高さを前記油面センサにて検出して、前記汲み上げポンプを駆動開始または停止を行う制御部と、
前記汲み上げポンプの前記プランジャのストローク幅を変更する変更手段と、を備え、
前記制御部は、前記暖房機の火力が小火力ほど、前記プランジャのストローク幅が短くなるよう前記変更手段を制御することを特徴とする燃焼装置。 - 前記制御部は、前記プランジャのストローク幅を、前記暖房機の所定の火力より大きい火力の場合は第1のストローク幅とし、所定の火力以下の場合は第1のストローク幅より短い第2のストローク幅とすることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
- 外部タンクから燃油の供給を受けて一定の油面に保つレベラタンクと、
前記レベラタンクの燃油を燃焼部に供給する燃料ポンプと、
前記レベラタンク内の油面高さを検知する油面センサと、
所定のストローク幅で往復動するプランジャによって前記外部タンクからの燃油を前記レベラタンクへ供給する汲み上げポンプと、
暖房機の火力の大小に応じて前記燃料ポンプの油量を制御し、前記レベラタンク内の油面高さを前記油面センサにて検出して、前記汲み上げポンプを駆動開始または停止を行う制御部と、
前記汲み上げポンプの前記プランジャのストローク幅を変更する変更手段と、を備え、
前記制御部は、前記汲み上げポンプの駆動開始時に、前記プランジャのストローク幅を、所定のストローク幅より短いストローク幅から開始した後、所定のストローク幅へ徐々に変化させるよう前記変更手段を制御することを特徴とする燃焼装置。 - 前記制御部は、前記汲み上げポンプの駆動停止時に、前記プランジャのストローク幅を、所定のストローク幅から所定のストローク幅より短いストローク幅に徐々に変化させた後、前記汲み上げポンプを停止することを特徴とする請求項3に記載の燃焼装置。
- 前記プランジャのストローク幅を変更する変更手段は、前記汲み上げポンプの駆動周波数、電源電圧、オンタイムのいずれかによってストローク幅を変更することを特徴とする請求項1ないし4に記載の燃焼装置。
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