JP5547693B2 - ファン制御装置 - Google Patents

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本発明は、ガス温風暖房機等に装備されるファン制御装置に関する。
ガス温風暖房機は、対流ファンにより室内の空気を筺体内へ吸入すると共に、筐体内でガスの燃焼熱との熱交換により加熱した空気を室内へ送出している。該対流ファンは、ガス燃焼運転中は、設定温度と室温との差に応じて回転速度を調整されると共に、ガス燃焼運転停止後も所定期間は、送風が使用者に冷風感を与えない低速回転速度で作動し続け、筺体内の熱を筺体外へ放出するようになっている(例:特許文献1)。
温風暖房機に装備される対流ファンの回転速度の制御方法として、特許文献2は位相制御を開示する。該位相制御では、制御パルスのパルス幅を調整して、ファン通電電流回路のスイッチング素子がオンする位相を調整することにより、オン期間を増減して、ファン通電電流を制御する。
一方、特許文献3は、トランスの一次コイル及び二次コイルの両方に複数のタップ端子を設け、一次コイル及び二次コイルの両方におけるタップ端子の切替により出力電流を段階的に調整することを開示する(特許文献3図1)。
特開平8−291943号公報 特開平4−325897号公報 特許第4045306号公報
対流ファンの回転速度をトランスの二次コイルのタップ端子の切替で制御する場合(特許文献3)、対流ファンの調整可能な回転速度は、タップ端子の個数になるので、調整可能な回転速度が粗刻みになってしまう。また、対流ファンの低回転速度範囲における調整可能な回転速度を増加させようとすると、それに伴い、タップ端子数が増大し、トランスの構造を複雑にしてしまう。
また、対流ファンの回転速度を位相制御により制御する場合には、駆動モータへの無通電と通電とが交互に繰り返されるので、低回転速度域では、駆動モータの無通電期間が長くなり、対流ファンの回転が不安定になる。そこで、特許文献2の位相制御では、ファンの低回転速度期間は、駆動モータ制御回路に固定抵抗を直列接続し、駆動モータ制御回路の印加電圧の振幅を下げている(特許文献2段落0006)。これにより、位相制御における駆動モータの通電期間の通電電流が下がり、その分、通電期間は長くなり、無通電期間は短くなる。しかしながら、消費電力が固定抵抗の分、増大してしまうという問題がある。
本発明の目的は、ファン回転速度制御において、広い速度調整範囲を確保すると共に、回転制御に要する全体の消費電力を抑制し、さらに、低回転速度域では、調整可能な回転速度の個数を増大させつつ、回転を安定化させるファン制御装置を提供することである。
第1発明のファン制御装置は、ガス温風暖房機に装備される対流ファンの回転速度を制御するファン制御装置であって、室温を検出する室温センサと、使用者により操作されて前記ガス温風暖房機におけるガス燃焼の開始及び停止が指示される運転スイッチと、商用交流電源が供給される一次コイルと、前記商用交流電源の電圧を複数段階で変圧するための複数の二次出力端子が設けられた二次コイルとを有するトランスと、前記室温センサが検出した室温と設定温度との差及び前記使用者による前記運転スイッチの操作に基づいて前記複数の二次出力端子のいずれかを選択して、前記対流ファンの駆動モータに接続する接続手段と、前記接続手段が、前記複数の二次出力端子のうち、出力電圧が最も低い二次出力端子から所定番数までの二次出力端子のいずれかを選択しているときに、選択されている二次出力端子から前記駆動モータへの通電電流を制御する通電電流制御手段とを備えることを特徴とする。
第1発明によれば、トランスの二次コイルの複数の二次出力端子の切替により、ファンの制御可能回転速度を広い範囲で確保することができ、かつ回転速度制御における損失電力を抑制することができる。さらに、トランスにおいて出力電圧の最も低い方から1以上の段階に応じた二次出力端子では、該二次出力端子により制限された電圧の範囲内で通電電流制御により駆動モータの回転速度を制御するので、ファンの低回転速度域では、調整可能な回転速度の個数を増大させつつ、無通電期間を短くすることにより、回転を安定化させることができる。
第2発明のファン制御装置は、第1発明において、前記通電電流制御手段は、前記二次コイルの出力電圧を変圧して、前記駆動モータに印加することにより、前記通電電流を制御するものであることを特徴とする。
第2発明によれば、二次コイルの出力電圧を変圧して、駆動モータに印加することにより、通電電流を制御するものであるので、低速回転中の駆動モータへの通電は、位相制御や通電サイクルの間引き数制御のような無通電期間と通電期間との交互の繰り返しとなることなく、商用交流電源の電圧に対して所定の比率の交流電圧を連続通電したものとなる。これにより、第1発明の効果に加え、さらに、ファンの低速回転を安定化させることができる。
第3発明のファン制御装置は、第2発明において、前記接続手段が、出力電圧に対して前記通電電流制御手段による通電電流制御が行われる二次出力端子を選択しているときは、交流端子対が前記二次コイルと前記駆動モータとの間に接続されると共に直流端子対間に前記電流検出用抵抗が接続された全波整流器を介して前記二次コイルと前記駆動モータとを接続し、前記通電電流制御手段が、前記電流検出用抵抗の両端電圧を、前記商用交流電源の出力電圧を降圧して全波整流した直流電圧から生成した基準電圧と一致するように制御する抵抗電圧制御部を備えることを特徴とする。
第3発明によれば、通電電流制御手段は、電流検出用抵抗の両端電圧を、商用交流電源の出力電圧を降圧、全波整流した直流電圧と一致する直流電圧から生成した基準電圧と一致するように制御するので、駆動モータの印加電圧は、各瞬時において商用交流電源の電圧に対して所定の比率の連続交流電圧になる。この結果、簡易な回路構成により、広い速度調整範囲を確保すると共に、消費電力を抑制し、低回転速度域では、調整可能な回転速度を増大させつつ、ファンの低速運転を安定化させることができる。
FF式ガス温風暖房機の構成図。 対流ファンの駆動モータの駆動回路図。 図2の各箇所の波形図。 FF式ガス温風暖房機の温調運転中に室温が設定温度に対して所定温度以上高くなったときの対流ファン制御のフローチャート。 FF式ガス温風暖房機の対流ファン制御における対流ファン速数と室温及び設定温度の温度差との関係を示す図。 FF式ガス温風暖房機の温調運転中に使用者が運転スイッチをオフにしたときの対流ファン制御のフローチャート。
図1のFF式ガス温風暖房機の構成図において、本体ケース1等は平面視的に示している。本体ケース1は室内に配設され、本体ケース1内には、熱源部であるバーナ2を収容した燃焼室3と、該燃焼室3に連なる熱交換部3aと、室内空気を熱交換部3aを介して対流させる対流ファン4とが備えられている。
燃焼室3には、本体ケース1の外部に延設された給気筒5が接続され、また、同様に本体ケース1の外部に延設された排気筒6が熱交換部3aを介して接続されている。なお、給気筒5と排気筒6とを同軸の二重構造としてもよい。給気筒5には燃焼室3内のバーナ2に燃焼用空気を供給するための燃焼ファン7が設けられ、該燃焼ファン7にはこれを回転駆動するための燃焼ファンモータ8が連結されている。給気筒5及び排気筒6はその開口した先端が屋外に導出されている。
燃焼室3内のバーナ2は、本体ケース1の外部から配管・導入されたガス供給管9に設けられた複数のノズル11にそれぞれ対向配置された複数の混合部12により構成されている。各混合部12は、各ノズル11から噴出する燃料ガスと給気筒5から燃焼室3内に導入される燃焼用空気とを吸引・混合してその混合気を先端から噴出し、それを燃焼させる。そして、燃焼室3内には、混合部12の先端側に臨んで、バーナ2の点火を行う点火電極13と、バーナ2の不着火や失火の有無を検知するためのフレームロッド14とが設けられている。
なお、ガス供給管9には、2つの開閉電磁弁15,16と、ガス比例弁17とが介装されている。
対流ファン4は、本体ケース1の背面部に形成された吸引口18に臨んで本体ケース1内に設けられ、これを回転駆動するための対流ファンモータ19に連結されている。該対流ファン4は、その回転により室内の空気を吸引口18を介して吸引すると共に、その吸引した空気を、前記熱交換部3aが形成された本体ケース1内の送風通路20に送出し、さらに、該送風通路20の熱交換部3aでバーナ2の燃焼熱により加熱される空気を本体ケース1の前面部に形成された吹出口21から室内に送風し、これにより室内空気を対流させる。吸引口18には、フィルタ22が装着され、また、吹出口21には、温風の吹出方向を調整するためのルーバ23が組付けられている。
また、本体ケース1内の後部には対流ファン4により吸引される室内空気の温度(室温)を検出する室温センサ24が吸引口18に臨んで設けられている。
該FF式ガス温風暖房機は、さらに、その暖房運転の制御を行うためのコントローラ25と、暖房運転の作動・停止を使用者が指示するための運転スイッチ26や室温設定スイッチ27等を備えた操作器28と、熱交換部3a近傍に配備されて熱交換部3a近傍の温度を検出する上限温度センサ31とを備えている。
コントローラ25は、フレームロッド14、室温センサ24、並びに操作器28の運転スイッチ26及び室温設定スイッチ27等からそれぞれバーナ2の失火等の有無を示す信号、検出室温を示す信号、並びに使用者による暖房運転の停止・指示を示す信号及び目標室温を示す信号等を入力される。コントローラ25は、また、点火電極13に火花放電を行わせる制御信号、開閉電磁弁15,16を開閉する制御信号、ガス比例弁17の開度を制御する制御信号、並びに燃焼ファンモータ8及び対流ファンモータ19の回転速度を制御する制御信号を出力する。
図2の駆動回路において、コントローラ25は、マイコン29と共に、対流ファンモータ19の制御専用の通電電流制御部30を備え、対流ファンモータ19の回転速度制御は、マイコン29及び通電電流制御部30により行われる。
トランス35は一次コイル36及び二次コイル37を有し、一次コイル36の両端は商用交流電源33へ接続されている。二次出力端子38a〜38eは二次コイル37の異なる箇所に接続され、二次出力端子38a,38eは二次コイル37の両端に接続され、二次出力端子38b〜38dは、タップ端子として二次コイル37の中間箇所に接続されている。二次出力端子38a〜38dと二次出力端子38eとの間の二次電圧は二次出力端子38a〜38dの順番に低下する。
タップ切替部40は、対流ファンモータ19の一端へ接続されている出力端子41と、二次出力端子38a〜38c及び全波整流器46の交流入力端子47bへそれぞれ接続されている入力端子42a〜42dと、マイコン29からの制御信号により入力端子42a〜42dの中の1つを選択して出力端子41へ接続するスイッチ43,44a,44bとを有している。
全波整流器46は、交流端子対を構成する交流端子47a,47bと、直流端子対を構成する直流端子48a,48bとを有している。交流端子47aは二次出力端子38dへ接続され、交流端子47bはタップ切替部40の入力端子42dへ接続されている。直流端子48bは接地電位へ接続されている。
通電電流制御部30は、トランス35、タップ切替部40及び全波整流器46の他に、商用交流電源33の出力電圧の波形を取り込むための基準波形電圧生成部54、対流ファンモータ19に供給する電流の目標波形に応じた目標波形電圧を生成する目標波形電圧生成部55、及び対流ファンモータ19に供給される電流の大きさを制御する電流制御部56を備える。
基準波形電圧生成部54は、トランス57と全波整流器58とを有し、トランス57により商用交流電源33の出力電圧を降圧して全波整流器58により全波整流する。これにより、A点には、図3(b)に示したように、図3(a)に示した商用交流電源33の出力電圧波形の振幅を縮小して全波整流された基準波形電圧が出力される。
なお、A点はダイオード62を介して回路の駆動電位(Vcc)に導通し、また、ダイオード62及びコンデンサ61を介して接地電位に導通している。そのため、ダイオード62によりA点の電位の上限は駆動電位(Vcc)でクリップされ、微小なリプル電圧がコンデンサ61により除去される。
また、目標波形電圧生成部55は、マイコン29のI/O端子(I/O_0)から出力されるPWM信号によりトランジスタ60をスイッチングする。図3(c)は、PWM信号の出力例であり、時刻t1〜t3はデューティ比(={Ton/Ta}×100)25%、時刻t3〜t5はデューティ比75%に設定した場合を示している。
そして、Tonの期間は、PWM信号がハイレベル(Vh)となって、反転素子64の出力がローレベル(GND)となるので、トランジスタ60のベースに電流が流れず、トランジスタ60はOFF状態となる。そのため、B点の電位はA点の電位とほぼ等しくなる。
一方、Toff(=Ta−Ton)の期間は、PWM信号がローレベル(GND)となって、反転素子64の出力がハイレベル(Vh)となるので、反転素子64から抵抗65を介してトランジスタ60のベースに電流が流れ、トランジスタ60がON状態となる。そのため、B点の電位はほぼGNDレベルとなる。
したがって、図3(c)に示したPWM信号がマイコン29のI/O端子(I/O_0)から出力された場合、B点には図3(d)に示した電圧波形が現れる。そして、B点の出力電圧は、コンデンサ67により平滑されるため、C点には図3(e)に示したように振幅がPMW信号のデューティ比に応じて変化する電圧波形が出力される。
なお、マイコン29から出力されるPWM信号をフォトカプラ等の絶縁素子を介してトランジスタ60に伝達することにより、電気的ノイズを除去するようにしてもよい。
そして、電流制御部56に備えられたOPアンプ68の増幅率は非常に大きいため、C点の電圧が入力されるOPアンプ68の非反転入力端子(+側)の電圧と反転入力端子(−側)の電圧とが一致するように、OPアンプ68の出力電圧が調節されてトランジスタ69のベース電流が制御される。
ここで、商用交流電源33から対流ファンモータ19への電流供給は、全波整流器46と交流端子47a−47b間のトランジスタ69及び電流検出用抵抗71とを介して行なわれる。そのため、電流検出用抵抗71には、二次出力端子38d−38e間の交流電圧から対流ファンモータ19に供給される実電流の大きさに比例した電圧降下が生じる。そして、電流検出用抵抗71の一端はGND電位に導通しているため、電流検出用抵抗71の他端であるD点(なお、D点の電圧は本発明の基準電圧に相当する。)と接続されたOPアンプ68の反転入力端子には、商用交流電源33から対流ファンモータ19に供給される実電流の大きさに比例してそのレベルが変化する電圧が入力される。
そのため、OPアンプ68とトランジスタ69とにより、OPアンプ68の非反転入力端子(+側)に入力される目標波形電圧と、OPアンプ68の反転入力端子(−側)に入力される対流ファンモータ19に供給される実電流に比例した電圧とが一致するように、対流ファンモータ19に供給される電流を制御することにより、対流ファンモータ19に供給される電流の位相を目標波形電圧の位相と一致させることができる。
これにより、商用交流電源33の出力電圧の位相と対流ファンモータ19に供給される電流の位相とが一致するため、対流ファンモータ19における力率が大きくなり、商用交流電源33から対流ファンモータ19への電力供給の効率を向上させることができる。
換言すると、基準波形電圧生成部54、目標波形電圧生成部55及び電流制御部56は本発明の抵抗電圧制御部を構成し、A点の直流電圧(図3(b))は、任意の瞬時において商用交流電源33の交流電圧(図3(a))の絶対値に対して所定の比率を維持した電圧になる。C点の直流電圧(図3(e))は、A点の直流電圧(図3(b))に、マイコン29が出力するPWM信号のデューティ比(パルス幅/周期)を掛けた電圧になる。全波整流器46の直流端子48aの直流電圧は、ほぼC点の直流電圧(図3(e))と同一となるので、全波整流器46の直流端子48aの直流電圧は、任意の瞬時において、商用交流電源33の交流電圧(図3(a))の絶対値に対してマイコン29が出力するPWM信号のデューティ比に関係した比率の直流電圧になる。
一方、対流ファンモータ19は、タップ切替部40が出力端子41を入力端子42dへ接続している期間では、全波整流器46の交流端子47bを介して二次出力端子38dから電流を供給されるようになっており、電流検出用抵抗71を通る直流電流とは絶対値が同一の交流電流を供給される。したがって、対流ファンモータ19は、タップ切替部40によりトランス35の二次出力端子38dへ接続されている期間では、商用交流電源33の連続交流電流に対して、マイコン29が出力するPWM信号のデューティ比に関係した比率の連続交流電流を供給される。
なお、全波整流器46、トランジスタ69及び電流検出用抵抗71は、二次出力端子38a〜38dの全部ではなく、その中で最小二次出力電圧となっている二次出力端子38dがタップ切替部40により対流ファンモータ19へ接続されているときの通電電流に耐えればよいので、全波整流器46、トランジスタ69及び電流検出用抵抗71については、耐電流性能の低い素子を使用して、コストを抑制することができる。
図4はFF式ガス温風暖房機の温調運転中に室温が設定温度に対して4℃以上、高くなったときに実施する対流ファン制御のフローチャートであり、図4においてSTEP12以降が温調停止後の対流ファン制御となる。温調停止後の対流ファン制御は、バーナ2における燃焼停止後の本体ケース1内のこもり熱を排出するために行う。
FF式ガス温風暖房機の操作を説明する。FF式ガス温風暖房機の運転スイッチ26がオンにされるのに伴い、プリパージが実施される。プリパージでは、燃焼ファン7が一定の回転速度で回転されて、燃焼室3内、の残像空気を本体ケース1外及び室外へ排出する。プリパージの後、バーナ2のガスが着火し、着火後、対流ファン4の運転が開始され、その後、STEP10の温調運転が開始される。
温調運転とは、バーナ2におけるガスの燃焼を維持しつつ、室温センサ24が検出した検出温度が使用者の設定した設定温度になるように、ガス比例弁17における開度調整によるガス供給量、対流ファン4の回転速度及び燃焼ファン7の回転速度を制御することをいう。
温調運転時では、通電電流制御部30(図2)のトランス35における二次出力端子38a〜38cのいずれか1つがタップ切替部40により選択されて、対流ファンモータ19へ接続される。二次出力端子38a〜38cの順番に、それらが対流ファンモータ19に接続されたときは、対流ファンモータ19の印加電圧が減少するので、対流ファンモータ19の回転速度は低下する。対流ファンモータ19は交流モータであるが、その印加電圧が低いときほど、出力トルクが低下、すなわちスリップ率が増大し、結果、対流ファンモータ19の回転速度は低下する。
対流ファン4の回転速度を効率的に制御するために、使用者が設定した設定温度Tuと室温センサ24が検出した検出温度Taとの差ΔT(=Tu−Ta)に応じて目標回転速度が段階的に設定され、目標回転速度の段階に対応付けて変速段(速数)が設定されている。図5はこの関係を示している。なお、このFF式ガス温風暖房機では、対流ファン4は対流ファンモータ19に直結されており、対流ファン4の回転速度と対流ファンモータ19の回転速度とは同一になる。
図5において、温調判定条件の列内の室温は、小数点以下を四捨五入したものとなっている。対流ファン4の速数にはP1〜P4速の4つが設定され、P1速(約550rpm),P2速(約600rpm),P3速(約700rpm),P4(約800rpm)速の順番に対流ファン4の目標回転速度は段階的に増大する。ΔTが増大するほど、大きい速数(P4速側が大で、P1速側が小)が設定され、対流ファン4による送風量が増大する。P1速,P2速,P3速,P4速は、図2のトランス35にける二次出力端子38d,38c,38b,38aにそれぞれ対応している。マイコン29は、図5の表に従い、ΔTに応じてP1速〜P4速の内の1つを選択し、対流ファン4をP1速,P2速,P3速,P4速でそれぞれ速度制御する場合には、タップ切替部40を介してそれぞれ二次出力端子38d,38c,38b,38aを対流ファンモータ19へ接続する。
図4に戻って、STEP10の温調運転を実施中、STEP11が一定時間間隔で実施される。STEP11では、室温センサ24が検出した室温と設定温度とを対比し、設定温度+4°C≦室温であれば、STEP12へ進み、設定温度+4°C>室温であれば、STEP10へ戻って、温調運転を継続する。
STEP12では、温調運転をOFFにする。なお、温調運転のON,OFFをそれぞれ温調運転の作動及び停止と定義する。温調運転の停止は、具体的には、ガス供給管9の2つの開閉電磁弁15,16を共に全閉にする。この結果、バーナ2におけるガスの燃焼は停止する。
STEP13では、対流ファン4の変速段をP1速にして、すなわち、タップ切替部40において出力端子41を入力端子42dへ接続して、電流値制御I1を実施する。電流値制御I1における対流ファン4の対流ファンモータ19の目標回転速度は例えば300rpm(回転数/分)とされ、マイコン29は、目標波形電圧生成部55へ、該目標回転速度となるように、第1のデューティ比D1のPWM信号を出力する。
なお、温調停止後の対流ファン制御における対流ファン4の回転速度を低くする理由は、対流ファン4の運転音を抑え、かつ使用者への冷風感を抑えるためである。
また、PWM信号の第1のデューティ比D1並びにSTEP16,42で後述する第2及び第3のデューティ比D2,D3を具体的にどのような値に設定するかについては、例えば、FF式ガス温風暖房機の試験運転により調べる方法がある。すなわち、対流ファンモータ19の回転速度が各目標回転速度(例:300rpm,200rpm,500rpm)になる時のPWM信号のデューティ比を調べ、その時の各デューティ比を第1〜第3のデューティ比D1〜D3に設定する。
STEP14では、室温センサ24が検出した室温と設定温度とを対比し、室温>設定温度+1°Cであれば、STEP15へ進み、室温≦設定温度+1°Cであれば、STEP10へ戻って、温調運転を再開する。温調運転の再開では、STEP12において停止させたバーナ2におけるガス燃焼を再開する。
STEP15では、STEP12でガス燃焼を停止した時から120秒が経過したか否か、又は上限温度センサ31により検出した熱交換部3a近傍の温度(ハイリミ温度)が30°C以下であるか否かを判定し、判定結果が正(YES)であれば、STEP16へ進み、否(NO)であれば、STEP14へ戻る。
なお、温調運転停止(OFF)後、120秒が経過すれば、こもり熱は十分に低下している。また、STEP15で、ハイリミ温度が30°C以下であるときに、STEP16へ進む理由は、たとえ室温が高くても(室温>設定温度+1°C)、ハイリミ温度が低ければ(ハイリミ温度≦30°C)であれば、本体ケース1内のこもり熱は十分に低下していると判断され、STEP16以降の対流ファン4の停止準備段階へ移行してもかまわないからである。
STEP16では、対流ファン4の変速段を、STEP13で切替えたP1速に維持して、すなわち、タップ切替部40における出力端子41−入力端子42dの接続を維持しつつ、電流値制御I2を実施する。電流値制御I2における対流ファンモータ19の目標回転速度は例えば200rpm(回転数/分)であり、コントローラ25は、目標波形電圧生成部55へ、該目標回転速度となるように、第2のデューティ比D2(D2<D1)のPWM信号を出力する。
STEP17では、STEP14と同様に、室温センサ24が検出した室温と設定温度とを対比し、室温>設定温度+1°Cであれば、STEP18へ進み、室温≦設定温度+1°Cであれば、STEP10へ戻って、温調運転を再開する。
STEP18では、STEP12でガス燃焼を停止した時から300秒が経過したか否かを調べ、300秒が経過していれば、STEP19へ進み、300秒が経過していなければ、STEP17へ戻る。
STEP19では、対流ファン4を停止させる。これにより、対流ファン4による送風がFF式ガス温風暖房機から送出されるのが中止される。STEP20では、室温センサ24が検出した室温と設定温度とを対比するか、又はSTEP12でガス燃焼を停止した時から480秒が経過したか否かを調べる。そして、室温≦設定温度+1°Cとなるか及び480秒が経過するかのどちらかになりしだい、STEP10へ戻って、温調運転を再開する。
図6はFF式ガス温風暖房機の温調運転中に使用者が運転スイッチ26をオフにするときに実施する温調停止後の対流ファン制御のフローチャートである。図6において、STEP10の温調運転は図4のSTEP10の温調運転と同一である。
STEP41では、使用者がFF式ガス温風暖房機の運転スイッチ26をオフにしたか否かを判定し、オフにしていなければ、STEP10へ戻り、オフにしたならば、STEP42へ進む。温調運転は、使用者がFF式ガス温風暖房機の運転スイッチ26をオフにしだい、終了し、これに伴い、開閉電磁弁15,16は全閉になって、バーナ2におけるガスの燃焼は停止する。
STEP42では、燃焼ファン7を停止すると共に、対流ファン4の変速段をP1速にして、すなわち、タップ切替部40において出力端子41を入力端子42dへ接続して、電流値制御I3を実施する。電流値制御I3における対流ファン4の対流ファンモータ19の目標回転速度は例えば500rpmであり、コントローラ25は、目標波形電圧生成部55へ、該目標回転速度がとなるように、第3のデューティ比D3(D3>D1)のPWM信号を出力する。
使用者がFF式ガス温風暖房機の運転スイッチ26をオフにしたときの、温調運転停止の際の対流ファン4の回転速度(例:500rpm)を、図4のSTEP13の電流値制御I1における対流ファンモータ19の目標回転速度(例:300rpm)より高くする理由は以下の通りである。すなわち、(a)燃焼停止後のこもり熱排出のための対流ファン4の作動による使用者が感じる冷風感は、使用者が自ら運転スイッチ26をオフにして温調運転を停止したときの方が、室温上昇の検知に因る自動的な温調運転を停止したときより感じ方が小さいので、そのようなときには対流ファン4の回転速度を高めて、器具を早く冷却し、対流ファン4の停止を早めた方が好ましいこと、及び(b)使用者が、運転スイッチ26をオフにした後、対流ファン4の作動の停止を確認してから外出したいという要求に対処して、対流ファン4の回転速度を高めて、対流ファン4の停止を早めること等の理由による。
STEP43では、上限温度センサ31により検出した熱交換部3a近傍の温度(ハイリミ温度)が30°C以下であるか否かを調べ、ハイリミ温度>30°Cであれば、STEP44へ進み、ハイリミ温度≦30°Cであれば、STEP45へ進む。
STEP44では、STEP42でガス燃焼を停止した時から(=温調運転停止後)60秒が経過したか否かを調べ、60秒が経過していれば、STEP45へ進み、経過していなければ、STEP43へ戻る。STEP45では、対流ファン4を停止する。
本発明を実施形態について説明したが、本発明は、その要旨の範囲内で種々の形態で実施可能である。図2の構成例では、トランス35のタップ端子の内、最小の二次電圧を出力するタップ端子のみ、すなわち1つのタップ端子のみが全波整流器46等による通電電流制御を行っているが、タップ切替と共に通電電流制御を併せて行うタップ端子は、最小二次電圧のタップ端子から所定番数までの複数のタップ端子とすることができる。この結果、消費電力を抑制しつつ、対流ファン4の回転を安定させ、調整可能な回転速度を増大させるとができる。
図2の構成例では、マイコン29から通電電流制御部30の目標波形電圧生成部55へのPWM信号のデューティ比により、電流検出用抵抗71の通電電流、すなわち、対流ファンモータ19の通電電流が商用交流電源33の交流電流に対してデューティ比に応じた比率の連続通電電流になるように、制御しているが、PWM信号を使用することに代えて、可変抵抗器を使用することもできる。該可変抵抗器は、可変端子が電流制御部56のOPアンプ68の非反転端子へ接続されていると共に、両端固定端子はそれぞれA点(図2)及び接地電位へ接続される。そして、可変端子が変位して、OPアンプ68の出力電圧がPWM信号のデューティ比の場合と同様に変化することにより、対流ファンモータ19の通電電流が商用交流電源33の交流電流に対して可変抵抗器の可変端子の位置に応じた比率の連続通電電流になるように、制御することもできる。
図2の実施例では、マイコン29からのPWM信号は目標波形電圧生成部55へ出力されているが、電流制御部56のOPアンプ68の非反転入力端子へ出力するようにしてもよいとする。この場合、基準波形電圧生成部54及び目標波形電圧生成部55は省略されると共に、電流制御部56のトランジスタ69はスイッチング素子として作動する。この場合、対流ファンモータ19を連続通電状態に維持することはできないが、対流ファンモータ19の平均通電電流を増減して、対流ファンモータ19の回転速度を制御することかできる。
実施の形態では、FF式ガス温風暖房機の対流ファン4に対するファン制御装置について説明したが、本発明のファン制御装置は、FF式ガス温風暖房機以外のファンにも、また、対流ファン以外のファンにも適用することができる。
4・・・対流ファン(ファン)、19・・・対流ファンモータ(駆動モータ)、25・・・コントローラ、29・・・マイコン、30・・・通電電流制御部、33・・・商用交流電源、35・・・トランス、36・・・一次コイル、37・・・二次コイル、38a〜38e・・・二次出力端子、40・・・タップ切替部(接続手段)、46・・・全波整流器(通電電流制御手段)、47a,47b・・・交流端子(交流端子対)、48a,48b・・・直流端子(直流端子対)、54・・・基準波形電圧生成部(通電電流制御手段、抵抗電圧制御部)、55・・・目標波形電圧生成部(通電電流制御手段、抵抗電圧制御部)、56・・・電流制御部(通電電流制御手段、抵抗電圧制御部)、71・・・電流検出用抵抗。

Claims (3)

  1. ガス温風暖房機に装備される対流ファンの回転速度を制御するファン制御装置であって、
    室温を検出する室温センサと、
    使用者により操作されて前記ガス温風暖房機におけるガス燃焼の開始及び停止が指示される運転スイッチと、
    商用交流電源が供給される一次コイルと、前記商用交流電源の電圧を複数段階で変圧するための複数の二次出力端子が設けられた二次コイルとを有するトランスと、
    前記室温センサが検出した室温と設定温度との差及び前記使用者による前記運転スイッチの操作に基づいて前記複数の二次出力端子のいずれかを選択して、前記対流ファンの駆動モータに接続する接続手段と、
    前記接続手段が、前記複数の二次出力端子のうち、出力電圧が最も低い二次出力端子から所定番数までの二次出力端子のいずれかを選択しているときに、選択されている二次出力端子から前記駆動モータへの通電電流を制御する通電電流制御手段と
    を備えることを特徴とするファン制御装置。
  2. 請求項1記載のファン制御装置において、
    前記通電電流制御手段は、前記二次コイルの出力電圧を変圧して、前記駆動モータに印加することにより、前記通電電流を制御するものであることを特徴とするファン制御装置。
  3. 請求項2記載のファン制御装置において、
    前記接続手段は、出力電圧に対して前記通電電流制御手段による通電電流制御が行われる二次出力端子を選択しているときは、交流端子対が前記二次コイルと前記駆動モータとの間に接続されると共に直流端子対間に電流検出用抵抗が接続された全波整流器を介して前記二次コイルと前記駆動モータとを接続し、
    前記通電電流制御手段は、前記電流検出用抵抗の両端電圧を、前記商用交流電源の出力電圧を降圧して全波整流した直流電圧から生成した基準電圧と一致するように制御する抵抗電圧制御部を備えることを特徴とするファン制御装置。
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