JP2002213823A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2002213823A
JP2002213823A JP2001006040A JP2001006040A JP2002213823A JP 2002213823 A JP2002213823 A JP 2002213823A JP 2001006040 A JP2001006040 A JP 2001006040A JP 2001006040 A JP2001006040 A JP 2001006040A JP 2002213823 A JP2002213823 A JP 2002213823A
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Japan
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combustion
motor
control value
fan
rotation speed
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JP2001006040A
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English (en)
Inventor
Koji Murase
孝治 村瀬
Itsuo Igarashi
逸夫 五十嵐
Osamu Nagano
修 永野
Hideaki Morihana
英明 森花
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風量が急減した場合に生じる温度の温度上
昇を防ぐと共に、回転数のばらつきによって生じる騒音
値の不均一性を解消する。 【解決手段】 あらかじめ、送風ファン9が燃焼量と見
合った回転数となるように回転数を検出しながらFM制
御値VPを決定しEEPROM22に記憶する。通常の
暖房運転時は、EEPROM22記憶したFM制御値に
基づき、電流値が一定となるようファンモーター10を
制御する。これによりエアフィルター6が目詰まりして
いない時は調整した所定の回転数で運転して騒音値を均
一とし、また目詰まりした時は、負荷が減少するので回
転数が増加して送風量の減少を補い、器具の急激な温度
上昇を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油ファンヒータ
ーやガスファンヒーターなどの室内開放型の温風暖房機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温風暖房機としては、室
温等に応じてバーナー燃料供給量と送風ファンの風量を
制御し、これによって室温を精度良く制御している。
【0003】また、近年、低消費電力の実現を目的とし
て送風ファンを駆動するモーターに直流モーター(以
下、ファンモータという)を利用するようになってき
た。このようなファンモーターの駆動方式には、モータ
ー巻線に流れる電流を検出し、モーター電流が一定にな
るようにモーターの制御電圧を制御する電流制御方式の
ものと、ファンもしくはモーターの回転数を検出し、フ
ァン回転数が一定になるようにモーターの制御電圧を制
御する回転数制御方式のものとがあり、バーナーへの燃
料供給量に見合った電流値や回転数でファンを駆動して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方式は、エアフィルターの目詰まり等でファンモーター
の負荷が軽減すると、それに応じてファン回転数が増加
するので、目詰まりによる吸入空気の減少を補うように
作用して器具の温度上昇を押さえることができる利点が
ある。反面、器具の個体差により生ずるファンモーター
の特性ばらつきや負荷のばらつき、制御電圧のばらつき
等の要因によりファン回転数にばらつきが生じ、室内器
具では特に配慮が必要となる騒音値にばらつきが生じる
という欠点があった。
【0005】一方、後者の方式は、器具の個体差に関係
なくファン回転数を一定にするため騒音値のばらつきは
なくなるが、エアフィルターに目詰まりして負荷が軽減
してもファン回転数が一定であるため、吸入空気の減少
を補うことができず、風量が低下し器具の温度上昇が促
進されて、異常過熱時に燃焼を停止する安全装置が頻繁
に作動してしまう欠点があった。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、器具の個体差で生じる騒音値のばらつきを防ぐとと
もに、エアフィルターの目詰まり状態における器具の急
激な温度上昇を防ぐことができる温風暖房機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の温風暖房機は、送風ファンもしくは
ファンモーターの回転数を検知する回転数検知器を有
し、燃焼量に応じてファンモーターが所定回転数となる
ようにファンモーターの制御値を調整して記憶し、記憶
した制御値に基づきファンモーター電流が一定となるよ
うにファンモーターを制御するようにしたものである。
【0008】これによって、あらかじめ、回転数検知器
を用いてファンの回転数を監視しながら、燃焼量に見合
った所定の回転数となるように、モーター制御電圧など
の制御値を調整して記憶するので、初期の器具の個体差
によるファン回転数のばらつきをなくすことができる。
また、器具運転時は、あらかじめ調整した制御値におい
てモーター電流を一定に保つため、目詰まりした時は負
荷が減りファン回転数が増加し、目詰まりによって減少
した風量を補うように動作する。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、空気吸
入口と温風吹出口を有する外装ケース内にバーナーと、
このバーナーを臨ませた燃焼室と、空気吸入口から吸入
した空気をバーナーに供給するとともに燃焼室で加熱さ
れた空気を温風吹出口から排出する送風ファンと、空気
吸入口に設けられたエアフィルターとを設け、送風ファ
ンを駆動するファンモーターと、バーナーへ燃料を供給
量する燃料供給装置と、燃料供給装置とファンモーター
とを制御して燃焼量を調整する制御装置とを備え、制御
装置は送風ファンもしくはファンモーターの回転数を検
知する回転数検知器を有し、燃焼量に応じてファンモー
ターが所定回転数となるようにファンモーターの制御値
を調整して記憶し、記憶した制御値に基づきファンモー
ターの電流が一定となるように制御することを特徴とす
る。
【0010】そして、あらかじめ、回転数検知器を用い
てファンモーターや外装ケース、燃焼室、送風ファン、
制御装置等のばらつきが要因となって生じる個々の器具
のファン回転数ばらつきを、燃焼量に見合った所定のフ
ァン回転数となるように、モーター制御電圧などの制御
値を調整して記憶するので、個々の器具において初期の
回転数を調整することができ、器具の諸特性に個体差が
生じても回転数を均一にすることができる。また、器具
運転時は、埃によるエアフィルターの目詰まりで負荷変
動が生じても、あらかじめ調整した制御値においてモー
ター電流を一定に保つように制御し、目詰まりしても負
荷の減少に伴いファン回転数が増加し、目詰まりにより
減少した風量を補うように作用する。これにより、器具
の個体差による騒音値のばらつきをなくし、且つ、目詰
まり時の器具の急激な温度上昇を押さえることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、外装ケースに操
作表示部を設け、請求項1に記載の制御装置が、更に、
操作表示部を特殊操作することにより、燃焼量に応じて
ファンモーターが所定回転数となるようにファンモータ
ーの制御値を調整して記憶すると言う特徴を有するもの
である。そして、器具を正規に組み立ててファンモータ
ーの負荷の状態を使用時と同様な状態とした後、外装ケ
ースの操作部より制御値の調整や記憶の指示を行うこと
ができる。これにより、使用時と同じ構成の負荷条件に
おいて正確なファン回転数の調整ができると共に、回転
数の調整を行う生産工程やファンモーター等を交換する
器具補修時において、特殊な調整装置を使用する必要が
なく、容易にファン回転数の調整ができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の制御装置が、更に、室温を検知する温度検知器と、操
作表示部に温度設定器を有し、室温が設定温度となるよ
う燃料供給装置とファンモーターとを制御して燃焼量を
比例的に多段階に調整し、最大燃焼量及び最小燃焼量に
おいて所定回転数となるようにファンモーターの制御値
を調整して記憶すると言う特徴を有するものである。そ
して、同一の負荷条件において直流モーターはその回転
数と電流とが比例する関係であり、器具の燃焼量が比例
的に多段階に設定される時、最大燃焼量と最小燃焼量と
で所定回転数となるようにモーター電流を調整して制御
値を記憶すれば、中間段階での燃焼に必要なファン回転
数となるモーター電流は最大燃焼量と最小燃焼量のモー
ター電流値に基づき比例計算することができる。これに
より、多段階に燃焼量を調節してきめ細かな室温制御を
するものにおいても、最大燃焼と最小燃焼の2つの状態
においてのみファンモーターの制御値を調整すればよ
く、効率的なファン回転数の調整が可能となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の制御装置が、更に、燃料供給装置が停止しファンモー
ターが動作した状態で、燃焼時と相関を持った非燃焼時
での所定回転数となるようにファンモーターの制御値を
調整して記憶すると言う特徴を有するものである。そし
て、ファンが送風する空気の温度によりファンモーター
の負荷は変化し、器具が燃焼している時は送風される空
気の温度が安定しないと負荷も安定ぜず、器具の燃焼量
が変化し送風温度が変化すると所定の回転数に安定する
までに時間を要する。しかし、燃料供給装置を停止し
て、燃焼状態と相関を持つ非燃焼状態での回転数になる
ようファンモーターの制御値を調整できるので、送風さ
れる空気には温度変化が生じない。これにより、送風フ
ァンの負荷変動がなく回転数が早期に安定し、短時間に
効率的なファン回転数の調整が可能となる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の制御装置が、更に、室温を検知する温度検出器を有
し、検出した室温に基づき、ファンモーターの制御値を
調整し記憶する時の目標回転数を補正すると言う特徴を
有するものである。そして、ファンモーターの負荷が温
度により変化することは、回転数を調整する時の周囲温
度の影響により、使用時の回転数にずれが生じることと
なる。しかし、温度検出器が回転数調整時の温度を検出
し、調整時に目標となるファン回転数を温度補正するこ
とにより、調整時の温度の影響を受けることなく、より
精度の高いファン回転数の調整が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をガスファンヒーターに適応し
た実施例について図面を参照しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
温風暖房機の制御系の基本構成を示すブロック図であ
る。また、図2は、実施例の温風暖房機の機構部の概略
構成を示す構成図である。図2において、1は外装ケー
スであり、上パネル2と底板3とで機器の外装を構成す
る。外装ケース1は機器の背面上部に当たる位置に空気
吸入口4を、前面下部に当たる位置に温風吹出口5を有
し、空気吸入口4にはエアフィルター6が取り付けられ
ている。エアフィルター6は容易に取り外し、手入れで
きるよう外装ケース1に引っ掛けて取り付ける構造であ
る。7は外装ケース1内上部に設けられた燃焼室、8は
燃焼室7に設けられたガスバーナー、9は燃焼室8の下
部に設けられたクロスフローファンよりなる送風ファ
ン、10は送風ファン9を駆動するファンモーターであ
る。ファンモーター10はブラシレス直流三相モーター
とし、各相の印加電圧を切り換える駆動ICとモーター
巻線の位置情報や回転子の回転情報を提供するホール素
子からなる回転数検知器10aとを内臓している。11
は燃焼室8の上面及び前面を覆う覆板、12は送風ファ
ン10からの温風を温風吹出口に導くファンケースであ
る。上パネル2の前方部に操作表示部13を設け、その
直下の外装ケース1内に各種スイッチや表示器を配した
制御装置の一部である操作表示回路部品14bが設けて
ある。14aは制御装置の中核をなす制御回路部品であ
り、15はサーミスターよりなり室温を検出する温度検
知器で、空気吸入口4付近に設けてある。16は点火
器、17は熱電対よりなる炎検知器で、燃焼室7内に設
けてある。また、18は制御装置に電源を供給する電源
コードである。
【0017】図1において、21はマイクロコンピュー
ター(以下、マイコンと言う)であり、22は機器の動
作データーなどを記憶したEEPROMである。マイコ
ン21はEEPROM22との間でデーター通信を行
い、機器を動作させるために必要なデーターをマイコン
21内部のRAMに読み込んだり、機器の動作状況に応
じて保存の必要なデーターをEEPROM22に書き込
んだりする。
【0018】マイコン21の入力側には運転スイッチ2
3、温度設定器24、温度検出器15、炎検知器17が
設けられている。また、マイコン21の出力側には、燃
料となるガス供給経路内に配置されガスの供給、遮断、
調節を行う電磁弁19及び比例弁20と、ファンモータ
ー(FM)10と、点火器16が設けられている。回転
数検知器10aはファンモーター10の回転を検知しパ
ルス信号を出力する。その検知信号がマイコン21に入
力されている。また、運転スイッチ23、温度設定器2
4は操作表示部13に配置され、その操作や器具の動作
状態の確認ができるようになっている。
【0019】運転スイッチ23が投入されるとマイコン
21はファンモーター10を始動し、次に点火器16を
作動した状態とし、電磁弁19及び比例弁20を開弁し
バーナー8にガスを供給する一連の点火動作を行う。こ
の時、室内空気が送風ファン9によって空気吸入口4か
ら外装ケース1内に吸入され、その一部は7aより燃焼
室7に入り、ガスバーナー8でガス燃料と混合され燃焼
する。また、マイコン21は炎検知器17が燃焼火炎を
検知し着火を判断すると、点火器16を停止し、燃焼が
継続するよう比例弁20とファンモーター10とを調整
する。ガスバーナー8の燃焼ガスは7bから排出された
後、燃焼室7を冷却する燃焼室7と覆板11とで形成さ
れる通路を流れる空気と合流して送風ファン9に吸入さ
れる。
【0020】そして、送風ファン9から吐出された温風
はファンケース12にそって温風吹出口5へと誘導さ
れ、室内に放出される。このような暖房運転中、マイコ
ン21は温度設定器24による設定温度と室温検知器1
6の検出温度との差温(以下温度偏差と言う)の大きさ
に応じてガス燃焼量と送風量とを設定する。
【0021】図3は、ガス燃焼量を制御する比例弁20
と送風量を制御するファンモーター10の具体的な制御
回路図であり、比例弁20とファンモーター10の電流
値を制御するように構成されている。電磁弁19と比例
弁20とはトランジスタTr1を介して電源24Vに接
続されており、Tr1はTr2を介してマイコン21の
弁電源出力端子21aに接続されている。電磁弁19は
駆動用のTr3を介して回路グランドに接続されてお
り、Tr3はマイコン21の電磁弁出力端子21bに接
続されている。比例弁20は駆動用のTr4と電流帰還
用の抵抗RPを介して回路グランドに接続されており、
Tr4のベースはベース電流制限抵抗R7を介してオペ
アンプOP1の出力端子に接続されている。OP1の+
入力にはマイコン21の0〜5Vで電位を可変調節でき
るD/A出力機能を有した比例弁出力端子21cがR9
を介して接続され、OP1の−入力にはTr4とRPの
接点がR8を介して接続されている。R1〜R6はTr
1〜Tr3制御用の抵抗である。
【0022】この回路構成において、弁電源出力端子2
1aがハイレベルとなりTr2、Tr1がオンし電磁弁
19、比例弁20に電源を供給する。同時に電磁弁出力
端子21bがハイレベルとなりTr3がオンしソレノイ
ドに電流が流れ、電磁弁19が開弁する。また、比例弁
出力端子21cは機器の各燃焼状態におけるガス消費量
に見合った比例弁制御値VPを出力し、OP1は比例弁
電流IPを帰還抵抗RPでの電圧降下としてフィードバ
ックし、(式1)を満たし電流値が一定となるようTr
4のベース電流を制御する。
【0023】IP=VP/RP (1) これにより、電源24Vの変動や比例弁抵抗のばらつき
が生じた時でも比例弁20に定電流を流すことができ
る。
【0024】また、ファンモーター10は駆動用ICと
回転数検知器10aとを内臓したDCモーターであり、
電源24VをTr5とコイルL1、容量C1からなるフ
ィルター回路を介して電圧制御する負荷電源が接続さ
れ、電流帰還用の抵抗RFを介して回路グランドに接続
されている。また、駆動用IC用の電源(12V)が接
続されている。マイコン21のパルス出力端子21dは
抵抗14を介してコンパレータCMP1の−入力に接続
され、またCMP1の−端子にはC2が接続されてい
る。CMP1の+入力にはR16を介してOP2の出力
端子に接続されている。OP2の+入力にはマイコン2
1の0〜5Vで電位を可変調節できるD/A出力機能を
有したFM出力端子21eが抵抗15を介して接続さ
れ、OP2の−入力にはファンモーター10とRFの接
点がR17を介して接続されている。R12を介し5V
へプルアップしたCMP1の出力端子はTr6のベース
に接続され、Tr6のコレクタはTr5のベースに接続
されている。回転数検知器10aはTr7を介してマイ
コン21の回転数入力端子21fに接続されている。R
10〜R13、R18〜R19はTr5〜Tr7の制御
用の抵抗である。
【0025】また、D1はL1の逆起電力の放電用ダイ
オードである。この回路構成において、パルス出力端子
21dは20kHzのパルスを出力しR14、C2の時
定数による擬似三角波をCMP1の−入力に与えられ
る。CMP1はCMP1の+入力にOP2の出力端子よ
り与えられたの電圧と擬似三角波と比較し、その出力が
反転動作することで、Tr6及びTr5がスイッチング
する。Tr5がオンした時、電源24VがL1とC1に
蓄えられ、OP2の出力電圧を可変しTr5のオン時間
を調節することでL1とC1に蓄えられる負荷電圧を制
御することができる。また、FM出力端子21eは機器
の各燃焼状態における送風量に見合ったFM制御値VF
を出力し、OP2はファンモーター電流IFを帰還抵抗
RFでの電圧降下としてフィードバックし、(式2)を
満たし電流値が一定となるよう出力電圧を制御する。
【0026】IF=VF/RF (2) これにより、電源24Vの変動やモーター抵抗のばらつ
きが生じた時でも比例弁20に定電流を流すことができ
る。一方、ファンモーター10が始動すると回転数検知
器10aが1回転につきモーター着磁極数分のパスル信
号を出力しTr7で波形整形しマイコン21の回転信号
入力端子21fに伝える。マイコン21はパルス間の時
間を計測するか、または単位時間当たりのパルス数を計
数して回転数データーに加工し、動作するファンモータ
ーの回転数を認識する。
【0027】図4は、例えば8〜10畳の部屋の暖房を
目安とした器具の設定温度と室温の差とガス燃焼量及び
送風ファン回転数との関係を示すグラフである。横軸は
温度偏差(設定温度S−室温Rt)であり、1℃以上で
あれば最大燃焼で、−1℃未満であれば最小燃焼で運転
する。
【0028】最小燃焼を燃焼ステップsp1、最大燃焼
をsp7とし、温度偏差が1/3(≒0.33)℃増え
る毎にsp2、sp3、sp4、sp5、sp6とし、
温度偏差に対して全7段階の燃焼状態が割り付けられて
いることを示す。図4(a)に、燃焼ステップnとガス
消費量及び比例弁制御値VPの関係を示す。ガス消費量
は約0.5kW(最小燃焼)〜3.5kW(最大燃焼)の範
囲で比例的に設定される。ガス消費量は比例弁20が調
整する二次圧の二乗に比例し、比例弁20の二次圧は比
例弁電流IPに比例する関係にある。また比例弁電流I
Pは比例弁制御値VPに比例する。最大燃焼時の燃焼量
Qmaxを実現する比例弁制御値をVPmax、最小燃焼時の
燃焼量Qminを実現する比例弁制御値をVPminとする
と、各燃焼ステップnでの比例弁制御値VP(n)は、
(式3)により求められる。
【0029】 (VPmax−VPmin)×{(n−1)/6}2+VPmin (3) ここでnは1から7の整数となる。また、(式3)の比
例弁制御値VPmax及びVPminは、最大燃焼及び最小燃
焼の状態で各燃焼量を実現する所定の二次圧が得られる
ように調整して、EEPROM22に記憶し保持すれ
ば、比例弁20や制御回路部品14aのばらつきによる
比例弁二次圧のばらつきをなくすことができる。
【0030】また図4(b)に燃焼ステップnと送風フ
ァン回転数及びFM制御値VFの関係を示す。クロスフ
ローファンを使用した送風ファンの場合、送風量は送風
ファン回転数に比例し、燃焼時においては回転数は約5
50rpm(最小燃焼)〜950rpm(最大燃焼)の範囲で
ほぼ比例的に設定される。ファン回転数はファンモータ
ー電流IFにほぼ比例する関係にあり、ファンモーター
電流IFはFM制御値VFに比例する。最大燃焼時の回
転数Nmaxを実現するFM制御値をVFmax、最小燃焼時
の回転数Nminを実現するFM制御値をVFminとする
と、各燃焼ステップnでの比例弁制御値VF(n)は、
(式4)により求められる。
【0031】 (VFmax−VFmin)×(n−1)/6+VFmin (4) ここでnは1から7の整数となる。また、(式4)のF
M制御値VFmax及びVFminは、最大燃焼及び最小燃焼
の状態で回転数Nmax及びNminが得られるように調整し
て、EEPROM22に記憶し保持すれば、ファンモー
ター10や制御回路部品14aのばらつきによるファン
回転数のばらつきをなくすことができる。また、最大燃
焼状態(sp7)及び最小燃焼状態(sp1)におい
て、ガス燃焼を停止した場合、室温Rt=20℃におい
て回転数はN’max及びN’minに減少する。これは送風
ファンの負荷は送り出す空気の温度に依存するためで、
空気の温度が低いほど送風ファン9の負荷は増加し、燃
焼時と同じFM制御値でファンを回転させる場合には回
転数が減少する特性をもつ。燃焼時と非燃焼時の室温R
t=20℃では約50rpmから100rpm程の差が生じ
る。
【0032】更に、図5に、非燃焼時における室温Rt
=20℃での回転数に対する各室温での回転数の比率を
温度係数αとして示す。温度係数αは(式5)で表わさ
れ、実験的に求めることができる。
【0033】 N’(Rt)/N’(Rt=20℃) (5) 次に、図6に示すフローチャートにおいて、ファンモー
ター制御の具体的な手順を説明する。
【0034】図6はFM制御値を記憶する制御値記憶モ
ードと通常に暖房を行う運転モードとの切り換え手順、
図7は制御値記憶モードにおけるFM制御値の記憶手
順、図8は運転モードにおけるファンモーターの制御手
順を示す。
【0035】図7において、電源コード18が商用10
0Vコンセントに接続される電源投入時に運転スイッチ
23が押されているか否か(S101)で、制御値記憶
モードと運転モードとを切り換える。
【0036】図6(b)の制御値記憶モードでは、送風
ファン回転数が最大燃焼状態(sp7)及び最小燃焼状
態(sp0)において非燃焼時の所定回転数N’max及
びN’minになるよう自動的にFM制御値VFmax及びV
Fminを調整し、EEPROM22に記憶する。あらか
じめ、送風ファン9の負荷が正規となるよう機器を正常
に組み立て、目詰まりしていないエアフィルター6を正
常に取り付けた状態を準備する。図7において、まずは
制御値記憶モードに移行した後5秒以内(S202)に
運転スイッチ23を3回受け付けた(S201)時に制
御値の調整及び記憶を行う。運転スイッチ23を3回受
け付けなければ5秒後に運転モードに切り換える。制御
値の調整は、電磁弁を閉止(S203)しガスを止めフ
ァンモーターを始動(S204)する。室温Rtを検出
し実験的に求めた温度係数αを決定(S205)する。
まずは、最小燃焼状態(sp1)でのFM制御値VFmi
nを調整する。非燃焼時における室温20℃の所定回転
数N’minに温度係数αを乗じ調整時の温度に補正した
目標回転数(N’min×α)を算出(S206)する。
【0037】回転信号端子21fが検出するファン回転
数が目標回転数(N’min×α)となる(S207)よ
うに、FM制御値であるFM出力端子21eの出力電圧
VFを徐々に変更(S208)してファンモーター電流
を調整する。目標回転数を検出した時点でのFM制御値
VFを最小燃焼時のFM制御値VFminとして保存(S
209)する。次に最大燃焼状態(sp7)でのFM制
御値VFmaxを調整する。同様に非燃焼時における室温
20℃の所定回転数N’maxに温度係数αを乗じ調整時
の温度に補正した目標回転数(N’max×α)を算出
(S210)する。回転信号端子21fが検出するファ
ン回転数が目標回転数(N’min×α)となる(S21
1)ように、FM制御値であるFM出力端子21eの出
力電圧VFを徐々に変更(S212)してファンモータ
ー電流調整する。目標回転数を検出した時点でのFM制
御値VFを最大燃焼時のFM制御値VFmaxとして保存
(S213)する。ここでVFは電圧値であり、保存す
るデーターは出力される電圧値に一対一で対応するD/
A変換装置の数値データーとなる。
【0038】次に保存した数値データーをEEPROM
22に書き込み(S214)、その値を記憶する。書き
込み終了後、操作表示部13に調整が終了したこと表示
(S215)し、作業者に調整の終了を報知する。その
後、運転スイッチ23を受け付け(S216)、ファン
モーターを停止(S217)し、一連の調整動作が終了
する。ここで、N’min及びN’maxは実験的に求められ
あらかじめEEPROM22に記憶されたものであり、
電源投入直後にEEPROM22からマイコン21のR
AMに読み出されるものである。
【0039】図8の運転モードでは、あらかじめ記憶し
たFM制御値VFmin及びVFmaxより各燃焼ステップに
おけるFM制御値を算出し、それに従いファンモーター
電流が一定となるようファンモーターを駆動する。まず
は、運転スイッチ23を受け付け(S301)、ファン
モーター10を始動(S302)し、回転信号端子21
fが回転入力信号を検出(S303)した後、一連の点
火動作(S305)を行う。ここで回転入力信号がない
場合はファン異常として器具を停止(S304)し、点
火異常の場合は不着火異常として器具を停止(S30
5)する。正常に点火した場合は、点火後の燃焼状態を
安定させるため比例弁制御値VPmax、FM制御値VFm
axの最大設定値として(S307)、最大燃焼状態(s
p7)を初期燃焼安定時間が経過(S308)するまで
継続する。30秒の安定時間が経過した後、室温Rtを
検出し設定温度Sとの温度偏差を算出し燃焼ステップn
を決定(S309)する。
【0040】次に、割り付けられた燃焼ステップnに基
づき、(式3)に従い比例弁制御値VP(n)を、(式
4)に従いFM制御値VF(n)を算出(S310)す
る。(式3)のVPmin及びVPmaxは図示しない別の手
順にて調整されEEPROM22に記憶されたデーター
であり、(式4)のVFmin及びVFmaxとともに電源投
入直後にEEPROM22からマイコン21のRAMに
読み出されるものである。このように算出された各制御
値に従い比例弁出力端子21c及びFM出力端子21e
に制御電圧を出力(S311)してバーナー8で燃焼を
行い室内に温風を送り出し暖房を行う。更に運転スイッ
チ23を受け付け(S312)るまでは、S309から
S311を繰り返し室温Rtが設定温度Sになる暖房運
転を継続する。また、運転スイッチ23の受け付けで器
具を正常停止とする。図6から図8の手順はマイコン2
1のROMに書き込まれたプログラムにより容易に実現
することができる。
【0041】図9は外装ケース1の空気吸入口4に設け
られたエアフィルター6に埃が目詰まりしたことを想定
し、埃の代用として実験で用いられるガーゼでエアフィ
ルター6を閉塞していった時の最大燃焼における送風フ
ァン9の回転数の変化と器具温度の変化を示したもので
ある。
【0042】横軸はエアフィルター6を閉塞するガーゼ
の枚数であり、埃による目詰まり度合いを表す。
【0043】ガーゼ0枚の時において、器具はあらかじ
め調整した回転数Nmaxで運転をする。ガーゼ枚数が増
加するにつれ送風ファン9の負荷が減少する一方ファン
モーター10の電流値は(6式)に従い一定となるた
め、ファン回転数は増加していく。
【0044】IFmax=VFmax/RF (6) この回転数の増加により目詰まりにより減少した送風量
を補うため、器具温度の上昇はガーゼ枚数の増加に対し
て緩やかな上昇で留まることになる。このような特性は
他の燃焼ステップにおいても同様な傾向であるが、最大
燃焼状態において最も温度が上昇する。エアフィルター
6が目詰まりしても正常且つ安全に器具を動作させる目
安は、ガーゼ枚数にして10枚程度であり、その時の外
装ケース1の温度は60℃前後であり、触れた際に火傷
をする温度より充分低い温度である。また図示はしてい
ないが燃焼室7に温度検出器を設け、温度検出器が70
℃を検出した時(ガーゼ枚数にして12枚程度相当)
に、操作表示部13にフィルター目詰まりの報知を行
い、使用者に清掃を喚起させたり、または、異常温度過
熱状態となったと判断して器具を停止させることも可能
であり、器具をより安全に動作させることができる。
【0045】このように、通常運転モードとは異なるF
M制御値の調整モードにおいて、回転数検知器10aに
よりファンモーター10の回転数を検出しながら燃焼量
に対応した目標回転数となるようにFM制御値を決定
し、FM制御値をEEPROM22に記憶する。そし
て、通常運転時において、各燃焼状態でのFM制御値に
基づきファンモーター10の電流が一定になるようにフ
ァンモーターを駆動して暖房運転を行う。これにより、
器具の個体毎に回転数調整を行うことができ、外装ケー
ス1や燃焼室7、送風ファン9などの構成部品のばらつ
きによる負荷ばらつきやファンモーター10の特性ばら
つき、制御回路部品14aの特性ばらつきの要因により
生じる送風ファン9の回転数ばらつきをなくすことがで
き、送風により生じる騒音値を一定範囲の値に収めるこ
とができる。また、運転時において、電流を一定にして
ファンモーター10を制御することにより、エアフィル
ター6の目詰まり時は送風ファン9の負荷の減少に伴い
ファン回転数が増加し、目詰まりにより生じる送風量の
減少を補うことがでるため、器具温度の急激な上昇を防
ぐことができる。
【0046】また、運転スイッチ23を押しながら電源
を投入することで制御値の記憶モードとなる、5秒以内
に運転スイッチ23を3回押すことで制御値の記憶を開
始するなど、外装ケース1の操作表示部13にある運転
スイッチ23を通常運転時とは異なる特殊操作すること
で、FM制御値を決定し記憶する。これにより、送風フ
ァン9の負荷が使用時と同じ状態となるよう器具を正規
に組み立てた後、特殊な調整装置を使用することなくフ
ァン回転数の調整ができるため、生産工程に限らず器具
の補修時においても、正確で且つ容易にファン回転数を
調整することができる。また、運転スイッチを特殊操作
するため、一般使用者の操作により制御値の記憶モード
となることは希であり、通常動作とは異なった動作して
使用者に不安感を与えるという問題を解決することがで
きる。
【0047】また、設定温度Sと室温Rtの温度偏差に
基づき燃焼量を比例的に7段階に切換え室温調整しなが
ら暖房する器具であるが、ファン回転数とファン電流と
が比例的な関係となる特性であるため、最小燃焼状態及
び最大燃焼状態で回転数調整を行い、FM制御値VFmi
n及びVFmaxを決定し記憶することで、他の中間段階の
FM制御値は、VFmin及びVFmaxに基づき計算により
求められる。これにより、多段階に燃焼量を調節してき
め細かに室温調節する器具においても、ファン回転数の
調整を最小燃焼と最大燃焼の2つの状態に限定して行う
ことができ、効率的なファン回転数を調整することがで
きる。
【0048】また、ガス燃焼を停止しファンモーター1
0のみを作動させて、実験的に求めた燃焼状態での回転
数と相関を持つ非燃焼状態での目標回転数N’min及び
N’maxとなるようにFM制御値VFmin及びVFmaxを
決定する。これにより、送風ファン9の負荷は送風され
る空気の温度に依存して変動する特性であるが、非燃焼
のため温度変化による負荷変動は生じない。そのため、
送風ファン9の負荷が安定しているので回転数が早期に
安定し、短時間に効率的なファン回転数を調整すること
ができる。
【0049】また、ファン回転数調整時の室温Rtを検
出し、実験的に求めたファン回転数の温度係数αにより
調整時の目標回転数を補正する。これにより調整時の温
度環境に準じた送風ファン9の負荷に対応した目標回転
数で調整することができ、より正確なファン回転数に調
整することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファン
モーター(直流モーター)により送風を行う温風暖房機
において、あらかじめ燃焼量に見合った所定の回転数を
得るように制御値を調整し、暖房運転時はその調整値に
基づきファンモーターの電流が一定となるように制御す
ることにより、初期の器具の構成部品の諸特性のばらつ
きにより生じる回転数のばらつきをなくし、送風による
騒音値を均一な値にすることができる。併せて、エアフ
ィルターが目詰まりした時に負荷が減少し回転数が増加
するように作用することで目詰まりによる送風量の減少
を補い、器具の温度上昇の急激な促進を押え、正常且つ
安全な運転状態を一定期間継続させることができる。よ
って、ファンモーターを定回転に制御した時のフィルタ
ーの目詰まりによる送風量の急激な減少で生じる器具の
温度上昇の問題と、定電流に制御した時の回転数ばらつ
きにより生じる騒音値の不均一性の問題とを併せて解決
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における温風暖房機の制御系
の基本構成を示すブロック図
【図2】同暖房機に内蔵された機構部のを示す構成図
【図3】同暖房機の制御装置の一部を示す回路図
【図4】(a)同暖房機の燃焼制御特性図 (b)同暖房機の別の燃焼制御特性図
【図5】同暖房機のファン回転数に係る特性図
【図6】同暖房機の制御値記憶モードと運転モードとの
切換手順を説明するフローチャート
【図7】同暖房機の制御値記憶モードにおけるFM制御
値の記憶手順を説明するフローチャート
【図8】同暖房機の運転モードにおけるファンモータの
制御手順を説明するフローチャート
【図9】同暖房機の他の燃焼制御特性図
【符号の説明】
1 外装ケース 4 空気吸入口 5 温風吹出口 6 エアフィルター 7 燃焼室 8 ガスバーナー 9 送風ファン 10 ファンモーター 10a 回転数検知器 13 操作表示部 14 制御回路部品(制御装置) 14a 操作表示回路部品(制御装置) 15 温度検知部 24 温度設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森花 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L028 EA01 EB03 EC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸入口と温風吹出口を有する外装ケ
    ース内に設けたバーナーと、このバーナーを臨ませた燃
    焼室と、前記空気吸入口から吸入した空気を前記バーナ
    ーに供給するとともに前記燃焼室で加熱された空気を前
    記温風吹出口から排出する送風ファンと、前記空気吸入
    口に設けられたエアフィルターと、前記送風ファンを駆
    動する直流モーターと、前記バーナーへ燃料を供給する
    燃料供給装置と、この燃料供給装置と前記直流モーター
    とを制御して燃焼量を調整する制御装置とを備え、前記
    制御装置は前記送風ファンもしくは前記直流モーターの
    回転数を検知する回転数検知器を有し、燃焼量に応じて
    所定回転数となるよう制御値を調整して記憶し、この記
    憶した制御値に基づき前記直流モーターの電流が一定と
    なるように制御する温風暖房機。
  2. 【請求項2】 外装ケースに操作表示部を設け、制御装
    置は、前記操作表示部を特殊操作することにより、燃焼
    量に応じて直流モーターが所定回転数となるようにこの
    制御値を調整して記憶する請求項1記載の温風暖房機。
  3. 【請求項3】 制御装置は、室温を検知する温度検知器
    と、温度設定器を有し、室温が設定温度となるよう燃料
    供給装置と直流モーターとを制御して燃焼量を調整し、
    最大燃焼量及び最小燃焼量において所定回転数となるよ
    うに前記直流モーターの制御値を調整して記憶する請求
    項1記載の温風暖房機。
  4. 【請求項4】 制御装置は、燃料供給装置が停止し直流
    モーターが動作した状態で、燃焼時と相関を持った非燃
    焼時での所定回転数となるように前記直流ファンモータ
    ーの制御値を調整して記憶する請求項1記載の温風暖房
    機。
  5. 【請求項5】 制御装置は、室温を検知する温度検出器
    を有し、検出した室温に基づいて、直流モーターの制御
    値を調整し、記憶する時の目標回転数を補正する請求項
    4記載の温風暖房機。
JP2001006040A 2001-01-15 2001-01-15 温風暖房機 Pending JP2002213823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172919A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ノーリツ 温風暖房機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017172919A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ノーリツ 温風暖房機

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