JPH08152132A - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JPH08152132A
JPH08152132A JP6316090A JP31609094A JPH08152132A JP H08152132 A JPH08152132 A JP H08152132A JP 6316090 A JP6316090 A JP 6316090A JP 31609094 A JP31609094 A JP 31609094A JP H08152132 A JPH08152132 A JP H08152132A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンによる強制送気型の燃焼機器におい
て、排気系に異常が生じてもできるだけ適当な量の空気
を燃焼部に送給できるように、ファンモータの制御を改
良する。 【構成】 バーナ23にて燃焼が生じているとき、ファン
モータ定電流駆動回路15は燃焼制御回路11から受けた駆
動電流値指令信号Svにより指示される大きさの駆動電流
Ifをファンモータ25に供給するよう動作する。ファンモ
ータ25に流れている実際の電流Ifの大きさは実電流値検
出信号Sbとして定電流駆動回路15に帰還される。定電流
駆動回路15では実電流値検出信号Sbにより指示される実
電流値と駆動電流値指令信号Svにより指示される設定駆
動電流値との大きさを比較し、これが同じになるように
ファンモータ駆動電流Ifを帰還制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯機等の燃焼機
器を制御する燃焼制御装置に関し、特に、燃焼部に対し
その時々の燃焼量に応じた最適空気量を強制送気するフ
ァンを適切に制御するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような燃焼機器の制御は、主たる
燃焼制御回路として昨今ではマイクロコンピュータ(以
下、単にマイコンと略記)を用いて行なわれることが多
いが、燃焼部に対しその時々の燃焼量に見合った最適空
気量を強制送気するためには、専らファンモータに供給
する駆動電圧を監視して帰還制御しながら、ファンの回
転数をその時々の燃焼量に適当として予め定められてい
る設定回転数に維持するべく制御している。
【0003】この点につき、図2に示した従来の燃焼制
御装置の代表的一例に即しさらに説明すると、図示の場
合、制御されるべき燃焼機器はガス給湯機であって、使
用者が図示しない蛇口等を開くことで通水が生ずると図
示しない通水センサ等によりそれが検出され、図示しな
い着火装置によりバーナ23に着火される。燃焼部である
バーナ23にはもちろん、ガス比例弁24を介して燃料とし
てのガスが供給されるが、燃焼開始後、例えば使用者の
設定する給湯温度等の要求データに応じ、その時々で必
要となる燃焼量に見合った供給ガス量となるよう、燃焼
制御回路11はガス比例弁24の弁開度を制御し、これによ
り適度に加熱された熱交換器26を介して水道から供給さ
れた水は加温され、使用者の望みの温度となって給湯さ
れる。実際にはこの給湯温度制御に関してもフィードバ
ック制御が採用されるが、このことは本発明による改良
の対象事項ではないため、図示及び詳説を省略する。
【0004】しかるに、バーナ23での燃焼時には、当該
バーナ23に対しその時々の燃焼量に適当な空気量を安定
に送給するため、燃焼制御回路11はファン(ファン自体
は図示せず)を駆動するファンモータ25に対し、そのと
きどきの燃焼量に応じて予め決定してある回転数が得ら
れるであろう駆動電圧を供給するため、当該駆動電圧に
対応する(一般には比例する)大きさの駆動電圧値指令
信号Svをファンモータ電圧駆動回路31に供給する。ファ
ンモータ電圧駆動回路31はファンモータ駆動電圧値指令
信号Svを受けるととりあえずファンモータ駆動用電源Vb
に接続しているスイッチングトランジスタ12をオンとす
る。すると、スイッチングトランジスタ12の出力に接続
されている平滑回路13中のコンデンサが充電され始めて
その電位が上昇し始めるが、この平滑回路出力電位は抵
抗32,33により分圧されてファンモータ電圧駆動回路31
に帰還されており、この帰還電圧値(すなわち実際にフ
ァンモータ25に印加されている駆動電圧値情報)が燃焼
制御回路11から印加されているその時々の駆動電圧値指
令信号Svにより指示される設定駆動電圧値に等しくなる
と当該ファンモータ電圧駆動回路31はそこでスイッチン
グトランジスタ12をオフとする。これにより平滑回路13
中のコンデンサ電位が低下し始め、それが所定の値まで
低下すると再びファンモータ電圧駆動回路31はスイッチ
ングトランジスタ12をオンとする。このような動作を繰
返すことにより、ファンモータ電圧駆動回路31は燃焼制
御回路11により指示される設定駆動電圧値を平均的に保
つように帰還制御する。
【0005】その一方で、その時々の実際のファンモー
タ回転数は回転数センサ35により検出され、回転数検出
回路34によって燃焼制御回路11が理解できる電気量、例
えば電圧値での実回転数信号Saに変換されて燃焼制御回
路11に送られ、燃焼制御回路11ではその時の設定回転数
とこの実際の回転数とを比較し、その値に所定の大きさ
以上の差が生じた場合にはこれを補正すべく、ファンモ
ータ電圧駆動回路31に送給する駆動電圧値指令信号Svの
大きさを変更する。これにより、ファンモータ25の回転
数自体も帰還制御され、常に設定回転数を保つように制
御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種の燃
焼機器は、燃焼部等、主たる構成部分が適当なるハウジ
ングに収められ、当該ハウジングの機壁22には、開口位
置及び開口面積が固定となった定型の排気口21が設けら
れるか、あるいは給湯機の設置される住宅の各々の事情
に対し臨機応変に対処し得るよう、所定の断面積範囲で
所定の長さ範囲まで許された排気管(不定型排気口2
1’)が接続される。ところが、燃焼機器を設置した当
初は正しく施工されていても、経年変化や周りの環境の
変化により、機器に備え付けの定型排気口21とか排気管
を接続した不定型排気口21’が閉塞傾向になることがあ
る。こうした場合、ファンモータ回転数をその時々の燃
焼量に応じて予め設定された設定回転数に常に保つよう
に作用する上述のフィードバック制御は逆に仇となるこ
とがある。
【0007】例えば、定型排気口21であるにしろ不定型
排気口21’であるにしろ、当該排気口を含む排気系に詰
まり等により閉塞状況が発生するとファンの駆動空気量
は少なくなるため、ファンモータの負荷はむしろ軽くな
って、排気系が正常な場合に比し、同じ駆動電力でもフ
ァンモータの回転数は上昇しようとする。このような場
合、上述した従来のフィードバック制御はこれを所定の
回転数変動範囲内に抑え込むように機能し、ファンモー
タの回転数を実質的に低下させてしまう。ところが、排
気系が閉塞傾向になったときには、ファンモータは不足
しがちな送給空気量を補うために、本当は、より高い回
転数で回転せねばならない。こうしたことからして明ら
かなように、ファンモータ回転数を常に設定回転数に保
とうとする従来のフィードバック制御は、排気系が閉塞
傾向になったときには明らかに望ましくない方向に作用
し、実質的には燃焼部への送給空気量不足を起こすとい
うことになる。送給空気量不足はもちろん、不適切な燃
焼を招き、場合によっては重大な危険をも招き兼ねな
い。
【0008】また逆に、例えば排気管に折損や錆の発生
による開口が生じたような場合等、ファンにしてみると
駆動すべき空気量が多くなる(ファンの負荷が重くな
る)こともあるが、この場合にもやはり、従来のフィー
ドバック制御は問題を起こす。すなわち、ファンモータ
は負荷が重くなるのでその回転数が低下傾向になるが、
従来のフィードバック制御は、このように低下しようと
するファンモータ回転数を上昇させるためにより大きな
駆動電圧をファンモータに与えることになり、これによ
ってそれでなくても大きくなっているファンモータ駆動
電流を結果としてさらに大きくするように働くので無駄
な電力消費を生む。もちろん、このように電圧も電流も
共に大きい過大負荷状態が長く続くと、ファンモータの
焼損に至ったりする恐れもある。
【0009】そうかと言って、ファンモータを完全にフ
リーにする訳には行かない。通常の稼働モード下での最
適燃焼を図る意味で、ファンモータの何等かのフィード
バック制御は不可欠で、これを省くことはできない。
【0010】そこで本発明は、このような実情に鑑み、
排気系が閉塞傾向になるとか開放傾向になるとか、いず
れにしても設計仕様での正規の状態から外れるような状
態が生じても、燃焼部に対しできるだけ適当な量の空気
量を送給し続け、燃焼を安全に継続させ得る燃焼制御装
置を提供せんとするものである。
【0011】さらに、本発明のもう一つの目的として
は、排気系の閉塞状況や開放状況が、ファンモータ回転
数を補正するだけでは最早適当でないと看做せる程にま
で至ったときには燃焼を強制停止し、望ましくは警報を
発する燃焼制御装置を提供することもある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、燃焼部において要求されるその時々の燃焼量
に適当な空気量をファンにより強制送気するため、当該
ファンを駆動するファンモータを制御する燃焼制御装置
であって、 (a) その時々の燃焼量ごとに、当該その時々の燃焼量に
適当として設定したファンモータ駆動電流値を表す駆動
電流値指令信号を発する燃焼制御回路と; (b) 当該駆動電流値指令信号の指令に基づき対応する大
きさの駆動電流をファンモータに供給し、かつ、ファン
モータに実際に流れている電流の大きさを示す実電流値
信号の帰還を受けて当該実際に流れている電流の値が上
記の燃焼制御回路の設定による駆動電流値に等しくなる
ように制御する定電流駆動回路と; を有して成る燃焼制御装置を提案する。
【0013】さらに、本発明の特定の態様においては、
上述の燃焼制御回路が、ファンモータに実際に流れてい
る電流の値とその時々の燃焼量に適当として設定した駆
動電流値との間に所定値以上の差が生じたとき、燃焼部
における燃焼を停止する燃焼制御装置も提案し、また、
このような状況が発生したときには、燃焼制御回路が警
報装置を稼働させる燃焼制御装置も提案する。なお燃焼
制御回路は、昨今の技術事情においてはマイコンによっ
て実現することができる。
【0014】
【実施例】図1には、本願発明の一実施例としての燃焼
制御装置を搭載した燃焼機器の概略構成が示されている
が、ここで説明する本実施例装置は、すでに図2に即し
て説明した従来例と同様に、ファンによって燃焼部に対
し空気が強制送気されるガス給湯機用の燃焼制御装置を
想定している。従って、図2中におけると同一の符号の
付されている構成要素は当該図2にて示された従来装置
におけるそれらと同一ないし同様のものであって良く、
それら個々に関する説明は先の説明を援用する。ただ
し、予め述べておくと、燃焼部に対し燃焼量に応じた空
気量を強制送気するタイプの燃焼機器であれば、その燃
焼制御装置に本発明をなべて適用することができる。燃
料種等はもとより任意で、図示の場合のガスに限らな
い。
【0015】本実施例装置では、燃焼制御回路11はマイ
コン11により構成されているが、燃焼部ないしバーナ23
にて燃焼が生じているとき、当該燃焼制御回路11はその
時々の燃焼量に応じて予め図示しないメモリ手段に格納
してあるファン回転数データに基づき、ファンモータに
対し当該対応する回転数(設定回転数)を得るに必要な
駆動電流Ifを供給するための駆動電流値指令信号Siをフ
ァンモータ定電流駆動回路15に送信する。この信号Si
は、この実施例の場合、実際にはデューティ比可変の電
圧パルス信号であり、その時々の燃焼量に応じたその時
々の設定回転数ごとに所定のデューティ比に設定されて
いる。
【0016】このファンモータ駆動電流値指令信号Siを
受けた定電流駆動回路15は、当該信号Siのデューティ比
に応じてスイッチングトランジスタ12をオンオフし、こ
れによりファンモータ駆動用電源Vbからの電流はスイッ
チングトランジスタ12がオンとなっているときに平滑回
路13中のコンデンサに流れ込み、オフとなっているとき
に流出するので、時間軸上の平均電流値で見ると、ファ
ンモータ25に供給される駆動電流Ifの値はファンモータ
駆動電流値指令信号Siのデューティ比の如何に応じた大
きさでほぼ一定となる。従って換言すれば、燃焼制御回
路11がその時々で適当とするファンモータ設定回転数を
変更するために、駆動電流値指令信号Siのデューティ比
を変更すると、これに応じてファンモータ25に供給され
る駆動電流Ifの値も対応する大きさに変わる。
【0017】一方、ファンモータ25にその時々で実際に
流れている電流Ifの大きさは、電流検出回路14により検
出され、実電流値信号Sbとなってファンモータ定電流駆
動回路15に帰還される。この電流検出回路14は実際には
簡単な回路構成、例えばファンモータ25の駆動電流線路
に直列に挿入された一本の低抵抗によって構成でき、そ
の抵抗の両端電圧が実電流値信号Sbとして定電流駆動回
路15に帰還される。この実電流値信号Sbにより表され
る、ファンモータ25に流れている実際の電流Ifの大きさ
が、燃焼制御回路11により指令される駆動電流値の大き
さに比べて差を生じていた場合、定電流駆動回路15では
これを補い、実際にファンモータ25に流れる駆動電流If
の大きさが燃焼制御回路11により指令される大きさにな
るようにスイッチングトランジスタ12のオンオフに関す
るデューティ比を可変制御する。
【0018】このように、本発明では従来例におけるよ
うに、ファンモータ駆動電圧に鑑みてファンモータ回転
数を常に一定に制御するべくフィードバック制御するの
ではなくて、ファンモータ25に供給する電流Ifの値を燃
焼制御回路11により指令されるその時々の設定電流値に
保つべくフィードバック制御するので、排気系の閉塞や
開放に強い送気系を構成できる。すなわち、定型排気口
21や不定型排気口21’に詰まり等が生じ、閉塞傾向とな
って来ると、ファンの負荷は既述のようにむしろ軽くな
るのでファンモータ25の回転数が上がり、にもかかわら
ず実際に流れる電流Ifの大きさは低減しようとするが、
こうした場合、従来は回転数にだけ着目して当該回転数
を設定回転数にまで下げようとフィードバック制御した
結果(当然、駆動電流Ifの大きさもより低める方向に作
用する)、送気量不足を生ずることがあったのに対し、
本発明ではファンモータ25に流れる駆動電流に着目して
いるので、こうした場合にはむしろ逆に、低下傾向とな
るファンモータ駆動電流の大きさを設定電流値にまで押
し上げるように帰還制御するため、ファンの回転数は実
際にはむしろ上がるようになる。従って、排気系が閉塞
傾向になったときにはそれに連れてファンの回転数を上
げた方が良いという要求に適うものとなり、燃焼部に対
し十分な空気量を送給することができる。
【0019】逆に、排気口が損傷する等して排気開口面
積が大きくなり、ファンの負荷が重くなったときには、
従来の回転数一定制御の下では低下傾向に入るファンの
回転数を強引に上昇させるためにファンモータに供給す
る駆動電流Ifの値も結果として相当に大きくしてしまう
が、本発明の場合には、このような状況時にはむしろフ
ァンの回転数が低下しても構わないという知見の通り
に、ファンモータ25に供給する駆動電流Ifの大きさは、
燃焼制御回路11の発信している駆動電流値指令信号Siに
より表される設定電流値に向けて低下させるように機能
する。従ってファンモータ25の過熱等の問題は生じ難
く、必要にして十分な空気量を燃焼部に対し供給するこ
とができる。
【0020】しかし、如何なる補正にも許容範囲という
ものが存在する。排気系の閉塞状況や開放状況が許容不
能な程度になることも考えられる。そこで本発明のこの
実施例の装置では、ファンモータ25に実際に流れている
電流の大きさを表す実電流値信号Sbは燃焼制御回路11に
も印加されており、燃焼制御回路11ではこの値がその時
々の設定電流値に比し、所定の許容範囲(例えばこの範
囲は、定電流駆動回路15により補正の可能な範囲とする
ことができる)から逸脱している場合にはガス比例弁24
等の燃料系に作用し、燃焼部23への燃料供給を停止して
燃焼を強制停止することを図っており、さらに望ましく
は警報信号を発し、警報装置16を稼働して使用者に異常
の生じたことを知らせるようにしている。
【0021】警報装置16としてはブザー等の可聴音発生
装置が一般的であるが、一般にこの種の燃焼機器には、
燃焼制御回路11に連絡した遠隔操作部(図示せず)も結
合していることが多く、これには種々の情報表示部も設
けられているのが普通であるので、上述の警報信号によ
り稼働する警報装置16としては、このような情報表示部
を併用することもでき、当該情報表示部において例えば
異常が生じたのでサービスマンを呼ぶ旨の文字表示や絵
表示をなすように構成することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、燃焼部に対する強制送
気型の燃焼機器において、排気系に何等かの異常が生じ
てもできるだけ安全な燃焼を図るためにファンモータの
回転数を臨機応変に可変制御でき、従来のように常に設
定回転数に保とうとするフィードバック制御の持つ不具
合を解消ないし緩和できる。
【0023】また、本発明ではファンモータ駆動電流に
関するフィードバック制御であるので、補正量取り込み
のためにもファンモータに実際に流れている電流を検出
すれば良く、こうした電流検出回路自体は簡単な構成で
済む。従来におけるように、ファンモータ回転数を一定
回転数に保つフィードバック制御のためにファンモータ
回転数を検出する回転数センサやその検出信号をマイコ
ンが理解可能な電気信号に変換するための変換回路、例
えばホール素子を含む変換回路等は不要になるので、フ
ァンモータ構造部分や周辺回路が簡素化し、結局は燃焼
機器全体が低廉化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された燃焼制御装置の一実
施例の概略構成図である。
【図2】従来の燃焼制御装置におけるファンモータ制御
回路を説明する概略構成図である。
【符号の説明】
11 燃焼制御回路ないしマイコン, 12 スイッチングトランジスタ, 13 平滑回路, 14 電流検出回路, 15 ファンモータ定電流駆動回路, 16 警報装置, 21,21’排気口, 23 バーナ, 24 ガス比例弁, 25 ファンモータ, 26 熱交換器, If ファンモータに流れる電流, Si ファンモータへの駆動電流値指令信号, Sb ファンモータの実回転数信号.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 5/168 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部において要求されるその時々の燃
    焼量に適当な空気量をファンにより強制送気するため、
    該ファンを駆動するファンモータを制御する燃焼制御装
    置であって;上記その時々の燃焼量ごとに、該その時々
    の燃焼量に適当として設定したファンモータ駆動電流値
    を表す駆動電流値指令信号を発する燃焼制御回路と;該
    駆動電流値指令信号の指令に基づき対応する大きさの駆
    動電流を上記ファンモータに供給し、かつ、該ファンモ
    ータに実際に流れている電流の大きさを示す実電流値信
    号の帰還を受けて該実際に流れている電流の値が上記燃
    焼制御回路の設定した駆動電流値に等しくなるように制
    御する定電流駆動回路と;を有して成る燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃焼制御装置であって;
    上記燃焼制御回路は、上記ファンモータに実際に流れて
    いる電流の値と上記その時々の燃焼量に適当として設定
    した駆動電流値との間に所定値以上の差が生じたとき、
    上記燃焼部における燃焼を停止すること;を特徴とする
    燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の燃焼制御装置であって;
    上記燃焼制御回路は、上記燃焼部における燃焼を停止す
    るとき、警報装置を稼働させること;を特徴とする燃焼
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の燃焼制御装
    置であって;上記燃焼制御回路はマイクロコンピュータ
    によって構成されていること;を特徴とする燃焼制御装
    置。
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