JP7224462B2 - 検出装置及び再生制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、検出装置及び再生制御システムに関する。
従来、ターンテーブルと、ターンテーブルに設けられた凹部内に配置されて、ターンテーブルとともに回転するスマートフォンとを備え、ターンテーブルに対する回転操作に応じて音楽を再生する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の装置は、DJプレイ等の用途に利用される装置であり、スマートフォンに設けられた加速度計及びジャイロスコープ等の運動検知回路によって、ターンテーブルの回転を検出し、検出されたターンテーブルの回転状態に応じて、音楽を再生する。
米国特許出願公開第2017/0010694号明細書
ここで、ジャイロスコープによる検出信号には、ジャイロスコープの特性上の誤差が含まれる。このため、特許文献1に記載の装置において、ターンテーブルの回転をスマートフォンのジャイロスコープによって検出すると、上記誤差によって、検出されたターンテーブルの回転状態と、実際のターンテーブルの回転状態とがずれる場合がある。このような場合、ターンテーブルに対するDJの操作を適切に検出できない可能性がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、入力操作の検出精度を高めることができる検出装置及び再生制御システムを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に係る検出装置は、レコードプレーヤーのターンテーブルに載置され、前記ターンテーブルとともに回転される回転体と、前記回転体の回転を検出する回転検出部と、前記回転検出部によって検出された前記回転体の回転状態を示す回転情報を送信する送信部と、を備え、前記回転検出部は、ホール素子及び磁性体を有し、前記ホール素子及び前記磁性体のうちの一方は、前記回転体に設けられ、前記ホール素子及び前記磁性体のうちの他方は、前記レコードプレーヤーに設けられ、前記送信部は、前記ホール素子から出力される電気信号に基づく前記回転情報を送信することを特徴とする。
本発明の第2態様に係る再生制御システムは、上記検出装置と、前記検出装置から送信された前記回転情報に基づいて、楽曲の再生状態を制御する再生制御信号を送信する制御装置と、を備えることを特徴とする。
第1態様に係る検出装置及び第2態様に係る再生制御システムによれば、入力操作の検出精度を高めることができる。
一実施形態における再生制御システムの構成を示す模式図。 一実施形態における操作子の内部構成を示す模式図。 一実施形態における制御部の構成を示すブロック図。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
[再生制御システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る再生制御システム1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係る再生制御システム1は、図1に示すように、レコードプレーヤーRPに設けられる操作装置2と、操作装置2から送信された操作情報を受信する制御装置5と、を備え、レコードプレーヤーRPのターンテーブルRP1に対する操作者の操作に応じた再生制御信号を出力する。
[レコードプレーヤーの構成]
ここで、操作装置2が設けられるレコードプレーヤーRPの一例を説明する。
レコードプレーヤーRPは、アナログレコード盤(以下、レコード盤と略す)を再生可能に構成され、コンサートやクラブシーンにおいて行われるDJパフォーマンス等で使用されるものである。レコードプレーヤーRPは、ターンテーブルRP1、トーンアームRP2、パワースイッチRP3、スタートストップボタンRP4、スピードチェンジボタンRP5、テンポスライダーRP6及びイルミネーターRP7を備える。
ターンテーブルRP1は、レコード盤を載置可能な円形状を有し、レコードプレーヤーRPの天面RPAにおける略中央に回転可能に設けられている。ターンテーブルRP1は、レコードプレーヤーRPの内部に収容された図示しないモーターによって回転される。
トーンアームRP2は、レコードプレーヤーRPの天面における1つの隅部を中心として、回転可能に設けられている。トーンアームRP2の先端には、ヘッドシェルRP21が設けられている。ヘッドシェルRP21の先端には、レコード盤を再生するレコード針が装着されたカートリッジが取り付けられる。
レコード盤に記録された楽曲を再生する場合には、レコード盤が載置されたターンテーブルRP1を一定速度で回転させるとともに、トーンアームRP2の先端に設けられたレコード針をレコード盤に落とす。この状態で、操作者は、ターンテーブルRP1を正逆回転させたり、回転速度を低下させたりすることにより、スクラッチ、ピッチベンド等のDJパフォーマンスを行うことができる。
パワースイッチRP3及びスタートストップボタンRP4は、ターンテーブルRP1の左側に設けられている。操作者は、スイッチRP3及びボタンRP4を操作することにより、ターンテーブルRP1を回転させたり、停止させたりすることができる。
スピードチェンジボタンRP5は、スタートストップボタンRP4の右側に設けられている。操作者は、スピードチェンジボタンRP5を操作することにより、ターンテーブルRP1の回転速度をLP盤の再生に適した33RPMに設定でき、また、ターンテーブルRP1の回転速度をEP盤の再生に適した45RPMに設定できる。
テンポスライダーRP6は、トーンアームRP2の右側に設けられている。操作者は、テンポスライダーRP6を操作することにより、レコード盤の再生速度を調整できる。
イルミネーターRP7は、ターンテーブルRP1の外周縁右側に設けられている。イルミネーターRP7は、上記レコード針をレコード盤に落とす位置を照明する。
[操作装置の構成]
操作装置2は、ターンテーブルRP1の回転状態を検出することによって、ターンテーブルRP1に対する操作者の入力操作を検出し、検出された入力操作に応じて、楽曲データの再生状態を操作する操作情報を送信する。具体的に、操作装置2は、ターンテーブルRP1の回転状態を示す回転情報、すなわち、ターンテーブルRP1の回転角、回転方向及び回転速度を含む回転情報を、操作情報の1つとして送信する。換言すると、操作装置2は、ターンテーブルRP1の回転状態を検出する検出装置である。
操作装置2は、固定体3及び操作子4を備えて構成される。
[固定体の構成]
固定体3は、図1に示すように、レコードプレーヤーRPの天面RPAにおいて、ターンテーブルRP1の配置部以外の部位に着脱可能に設けられている。固定体3は、天面RPAから天面RPAの法線方向に起立する起立部31と、起立部31の先端にて屈曲して天面RPAと略平行に延出する延出部32と、を有する略L字状に形成されている。
固定体3は、延出部32の内部に磁性体33を有する。磁性体33は、ターンテーブルRP1に載置される回転体41が有するホール素子43に作用する磁界を発生する。
[操作子の構成]
図2は、操作子4の内部構成を示す模式図である。
操作子4は、レコード盤に代えてターンテーブルRP1に載置され、ターンテーブルRP1の回転状態を固定体3とともに検出し、操作者による操作に応じた操作情報、例えばターンテーブルRP1の回転状態を示す回転情報を含む操作情報を送信する。
操作子4は、図1に示すように、回転体41と、回転体41に設けられるタッチセンサー42とを有する他、図2に示すように、それぞれ回転体41に設けられるホール素子43、ジャイロセンサー44及び制御部45を有する。
回転体41は、レコード盤と同様の円盤状に形成されている。回転体41は、ターンテーブルRP1上に載置され、ターンテーブルRP1とともに回転されて、操作者によって直接操作される。なお、回転体41の直径寸法は、レコードプレーヤーRPの天面RPAに回転体41が載置されたときに、天面RPAと対向する位置から見て、固定体3の延出部32の一部が回転体41と重なる程度の大きさである。具体的に、回転体41の直径寸法は、LP盤の直径寸法と略一致する。
このような回転体41は、ターンテーブルRP1の中央に突設されたボスRP11が挿入される孔部411を中央に有する。
タッチセンサー42は、回転体41においてターンテーブルRP1とは反対側の面である天面41Aの略全面に設けられている。タッチセンサー42は、回転体41及びターンテーブルRP1を回転させる際の操作者の押圧操作(タッチ操作)を検出する。そして、タッチセンサー42は、操作者によって天面41Aが押圧されると、操作者による押圧操作が行われたことを示す信号を、制御部45に出力する。なお、タッチセンサー42のセンシング方式は、例えば静電容量式等、種々のセンシング方式を採用できる。
ホール素子43は、上記した磁性体33とともに、回転体41の回転状態を検出する回転検出部RDを構成する。すなわち、操作装置2は、回転検出部RDを備える。
ホール素子43は、円盤状の回転体41における外縁に沿って等間隔に複数設けられている。換言すると、ホール素子43は、天面RPAと対向する位置から見て、ターンテーブルRP1とともに回転された回転体41において磁性体33と重なる領域に、回転体41の周方向に沿って等間隔に複数設けられている。本実施形態では、ホール素子43の数は、12であるが、ホール素子43の数は適宜変更可能である。
各ホール素子43は、制御部45の後述する解析部46とそれぞれ個別に接続されている。そして、各ホール素子43は、ターンテーブルRP1とともに回転体41が回転されて、磁性体33に接近した際に、磁性体33にて生じる磁界を受けてホール効果によって生じる起電力を、解析部46に出力する。
ジャイロセンサー44は、回転体41の回転状態、ひいては、ターンテーブルRP1の回転状態を検出する。すなわち、ジャイロセンサー44は、回転体41の周方向における角速度、ひいては、ターンテーブルRP1の角速度を検出し、検出された角速度を制御部45に出力する。
図3は、制御部45の構成を示すブロック図である。
制御部45は、図3に示すように、解析部46及び送信部47を有するモジュールであり、図示しない電池から供給される電力によって駆動する回路素子を有する。
解析部46は、各ホール素子43から入力される電気信号と、ジャイロセンサー44から入力される角速度とに基づいて、回転体41の回転状態を解析する。具体的に、解析部46は、回転体41の回転状態として、回転体41の回転角、回転方向及び回転速度を解析する。例えば、回転方向は、ホール素子43から入力される電気信号の波形を解析することによって把握可能である。また、回転速度は、回転体41の周方向に沿って等間隔に配置された各ホール素子43のうち、単位時間当たりに電気信号を出力するホール素子43の数に基づいて把握可能である。回転角も同様である。また、解析部46は、各ホール素子43から入力される電気信号に基づいて回転体41の回転状態を解析する際に、ジャイロセンサー44から入力される角速度を、解析された回転状態の誤差補正に利用する。
送信部47は、ターンテーブルRP1の回転状態を示す回転情報として、解析部46によって解析された回転体41の回転状態を示す回転情報を含む操作情報を、無線にて送信する。また、送信部47は、タッチセンサー42による操作者の押圧操作の検出結果に応じた操作情報を送信する。
なお、送信部47による操作情報の送信は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に準拠した通信方式によって行われる。
[制御装置の構成]
図1に示した制御装置5は、操作子4と無線にて通信し、操作子4から受信された操作情報に基づいて、楽曲の再生状態を制御する再生制御信号を出力する。そして、制御装置5に接続された図示しない再生装置が、楽曲データを再生するとともに、入力された再生制御信号に基づいて、再生中の楽曲データに種々の音響効果を付与する。
なお、本実施形態では、制御装置5は、例えばPC(Personal Computer)等の情報処理装置によって構成されている。そして、情報処理装置が有するHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置には、複数の楽曲データを記憶可能であり、情報処理装置が有するCPU(Central Processing Unit)は、再生制御信号に応じた楽曲データの再生を実施が可能である。すなわち、制御装置5を構成可能な情報処理装置は、楽曲データの再生装置を構成できる。
このため、再生制御システム1は、レコードプレーヤーRPと、操作装置2と、制御装置5の機能、及び、再生制御信号に応じて楽曲を再生する再生装置の機能を有する情報処理装置と、を備える音響再生システムとして構成することも可能である。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る再生制御システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
再生制御システム1を構成する操作装置2は、ターンテーブルRP1の回転状態を検出する検出装置としての機能を有する。操作装置2は、レコードプレーヤーRPのターンテーブルRP1に載置され、ターンテーブルRP1とともに回転される回転体41と、回転体41の回転を検出する回転検出部RDと、回転検出部RDによって検出された回転体41の回転状態を示す回転情報を送信する送信部47と、を備える。回転検出部RDは、ホール素子43及び磁性体33を有し、ホール素子43は、回転体41に設けられ、磁性体33は、レコードプレーヤーRPに設けられる。送信部47は、ホール素子43から出力される電気信号に基づく回転情報を送信する。
このような構成によれば、ターンテーブルRP1に載置される回転体41の回転状態を検出する回転検出部RDは、回転体41に設けられるホール素子43と、レコードプレーヤーRPに設けられる磁性体33と、を有する。これによれば、回転体41に設けられたホール素子43の数及び配置と、各ホール素子43から入力される電気信号の波形とに基づいて、回転体41の回転状態を正確に検出できる。従って、ジャイロセンサー44のみを用いて回転体41の回転状態を検出する場合に比べ、回転体41の回転状態の検出精度、ひいては、ターンテーブルRP1の回転状態の検出精度を高めることができ、回転体41に対する入力操作、すなわち、ターンテーブルRP1の回転操作の検出精度を高めることができる。
そして、送信部47が、回転体41の回転状態を示す回転情報を送信することにより、制御装置5等の外部機器に、正確な上記回転情報を送信できる。
ここで、ホール素子43がレコードプレーヤーRPに設けられ、磁性体33が回転体41に設けられる場合、ホール素子43から延出して制御部45(詳しくは解析部46)と接続される信号線を、レコードプレーヤーRPに設ける必要がある他、レコードプレーヤーRPに、解析部46及び送信部47を設ける必要がある。このような場合、既存のレコードプレーヤーを利用することができない他、レコードプレーヤーRPにおける配線が煩雑となる。
これに対し、ホール素子43は、回転体41に設けられ、磁性体33は、レコードプレーヤーRPに設けられている。これによれば、所定の手段でレコードプレーヤーRPに固定される磁性体33と、ターンテーブルRP1に載置される操作子4とによって、上記操作装置2を構成できる。従って、操作装置2を簡易に構成できる。
特に、DJ等の操作者は、使い慣れた装置を用いることを好むが、このような場合でも、既存のレコードプレーヤーRPを用いて操作装置2を構成できるので、操作者の要望に応えることができる。
ホール素子43は、回転体41の周方向に沿って等間隔に複数設けられている。
このような構成によれば、回転体41がターンテーブルRP1とともに回転された際に、磁性体33との間で生じるホール効果によって、回転体41の回転方向に応じた電気信号が各ホール素子43から順次出力される。これら電気信号に基づいて、上記のように、回転体41の回転角、回転速度及び回転方向を解析できる。従って、送信部47が、ターンテーブルRP1の回転状態を示す回転情報として、回転体41の回転角、回転速度及び回転方向を含む回転情報を送信できる。
回転情報は、回転体41の回転速度、回転体41の回転方向、及び、回転体41の回転角度のうち少なくとも1つの情報を含む。
これによれば、制御装置5が、受信される回転情報に基づいて、ターンテーブルRP1に対する操作者の操作に応じた再生制御信号を出力できる。
操作装置2の操作子4は、回転体41に設けられ、回転体41の回転状態を検出するジャイロセンサー44を備える。
これによれば、複数のホール素子43によって検出される回転体41の回転状態を、ジャイロセンサー44によって検出される回転体41の回転状態によって補正できる。この他、ホール素子43が故障した場合に、ジャイロセンサー44による検出結果に基づく上記回転情報を含む操作情報の送信を継続できるので、操作装置2を用いた楽曲再生が停止されることを抑制できる。
操作装置2の操作子4は、回転体41に設けられ、回転体41に対する押圧操作を検出するタッチセンサー42を備える。送信部47は、タッチセンサー42による検出結果に応じた操作情報を送信する。なお、タッチセンサー42のセンシング方式は、静電容量式等、種々のセンシング方式を採用できる。
このような構成によれば、操作子4の汎用性、ひいては、操作装置2の汎用性を高めることができる。また、制御装置5が、送信部47から送信された操作情報の受信をトリガーとして、所定の処理を実行できる。
再生制御システム1は、検出装置としての上記操作装置2と、操作装置2から送信された回転情報に基づいて、楽曲の再生状態を制御する制御信号を送信する制御装置5と、を備える。
このような構成によれば、上記した操作装置2が奏することができる効果と同様の効果を奏することができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、ホール素子43は、回転体41の周方向に沿って複数設けられるとした。具体的に、上記実施形態では、ホール素子43の数は12であるとした。しかしながら、これに限らず、ホール素子43の数は、適宜変更可能である。すなわち、ホール素子43の数は、1でもよい。この場合でも、ターンテーブルRP1及び回転体41の回転に伴ってホール素子43から出力される電気信号に基づいて、ターンテーブルRP1及び回転体41の回転速度及び回転方向を検出可能である。また、ホール素子43の配置位置が予め記憶されている等して、解析部46が、ホール素子43の配置位置を把握できれば、複数のホール素子43は、回転体41の周方向に沿って等間隔に配置されていなくてもよい。
上記実施形態では、磁性体33は、レコードプレーヤーRPに設けられ、ホール素子43は、回転体41に設けられていた。しかしながら、これに限らず、ホール素子43がレコードプレーヤーRPに設けられ、回転体41に磁性体33が設けられていてもよい。この場合、レコードプレーヤーRPに解析部46及び送信部47を設ければよい。
上記実施形態では、送信部47によって送信される回転情報は、回転体41の回転角、回転体41の回転速度、及び、回転体41の回転方向を含むとした。しかしながら、これに限らず、回転情報は、回転体41の回転角、回転速度及び回転方向のうち、少なくとも1つの情報を含んでいればよい。
上記実施形態では、操作子4は、回転体41に設けられ、回転体41の回転状態を検出するジャイロセンサー44を備えるとした。しかしながら、これに限らず、ジャイロセンサー44は設けられていなくてもよい。
また、解析部46は、ジャイロセンサー44による検出結果に基づいて、ホール素子43から出力される電気信号に基づいて検出される回転体41の回転状態を補正するとした。これに対し、ジャイロセンサー44による検出結果に基づいて検出される回転体41の回転状態を、ホール素子43から出力される電気信号に基づいて検出される回転体41の回転状態によって補正してもよい。
上記実施形態では、操作子4は、回転体41の天面41Aに設けられるタッチセンサー42を有するとした。しかしながら、これに限らず、タッチセンサー42は設けられていなくてもよく、タッチセンサー42の配置位置も、天面41Aに限定されない。
また、送信部47は、タッチセンサー42によって操作者の回転体41に対する押圧操作が検出された場合に、上記回転情報を送信する構成としてもよい。
上記実施形態では、再生制御システム1は、検出装置としての操作装置2と、制御装置5とを備えるとした。しかしながら、操作装置2は、操作装置2から受信される回転情報に基づいて楽曲データを再生する再生装置に、回転情報を含む操作情報を直接送信してもよい。すなわち、操作装置2を、ターンテーブルRP1の回転状態を検出する検出装置として構成してもよく、操作装置2の使用態様は、上記に限定されない。
また、操作装置2及びレコードプレーヤーRP(ターンテーブルRP1)を、楽曲を再生する再生装置に対する操作装置としてもよく、操作装置2、レコードプレーヤーRP(ターンテーブルRP1)及び制御装置5を、制御システムとして構成してもよい。
1…再生制御システム、2…操作装置(検出装置)、3…固定体、33…磁性体、4…操作子、41…回転体、42…タッチセンサー、43…ホール素子、44…ジャイロセンサー、45…制御部、46…解析部、47…送信部、5…制御装置、RP…レコードプレーヤー、RP1…ターンテーブル。

Claims (6)

  1. レコードプレーヤーのターンテーブルに載置され、前記ターンテーブルとともに回転される回転体と、
    前記回転体に設けられ、前記回転体の回転状態を検出するジャイロセンサーと、
    前記回転体の回転を検出する回転検出部と、
    前記回転検出部によって検出された前記回転体の回転状態を示す回転情報を送信する送信部と、を備え、
    前記回転検出部は、ホール素子及び磁性体を有し、
    前記ホール素子及び前記磁性体のうちの一方は、前記回転体に設けられ、
    前記ホール素子及び前記磁性体のうちの他方は、前記レコードプレーヤーに設けられ、
    前記送信部は、前記ホール素子から出力される電気信号に基づく前記回転情報を送信することを特徴とする検出装置。
  2. 請求項1に記載の検出装置において、
    前記ホール素子は、前記回転体に設けられ、
    前記磁性体は、前記レコードプレーヤーに設けられていることを特徴とする検出装置。
  3. 請求項2に記載の検出装置において、
    前記ホール素子は、前記回転体の周方向に沿って等間隔に複数設けられていることを特徴とする検出装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の検出装置において、
    前記回転情報は、前記回転体の回転速度、前記回転体の回転方向、及び、前記回転体の回転角度のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする検出装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の検出装置において、
    前記回転体に設けられ、前記回転体に対する押圧操作を検出するタッチセンサーを備え、
    前記送信部は、前記タッチセンサーによる検出結果に応じた操作情報を送信することを特徴とする検出装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の検出装置と、
    前記検出装置から送信された前記回転情報に基づいて、楽曲の再生状態を制御する再生制御信号を送信する制御装置と、を備えることを特徴とする再生制御システム。
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