JP7222012B2 - 部品搬送計画作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、生産ラインに部品を搬送するための部品の搬送計画を作成する部品搬送計画作成方法に関する。
従来は、生産ラインの作業場近傍の保管スペースまで部品を前倒しでまとめて搬送することで、配送効率を良くする場合が多く、生産ラインでの作業者(以下、生産ライン作業者)は搬送された多数の部品容器の中から必要な部品を探したり、空になった容器と必要な部品の入った容器を入れ替えたり、製造作業以外の作業が多く発生しており作業効率が悪化していた。そこで、生産ライン作業者の動作が最小限になる必要最小の部品保管量になるように少しずつ細かく搬送すると、搬送頻度が増加して、配送する作業者(以下、配送作業者)の作業効率が悪化し、配送作業者を増員する必要があった。
上記の相反する問題に対しては、例えば遺伝的アルゴリズムの手法に基づいて生産ラインへの最適な部品供給状態を自動的に作成する部品搬送計画作成方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-163511号公報
しかしながら、生産ライン作業者の効率と配送作業者の効率を最適にするためには膨大な計算量が必要であり、生産ラインで生産される内容が短期間で変化する生産を行う場合など、搬送計画を頻繁に作成する必要がある場合には、迅速に搬送計画を作成することが望まれていた。
本発明は、以上の点に鑑み、生産ライン作業者と搬送作業者の作業効率を向上させつつ、搬送計画を短時間で作成することができる部品搬送計画作成方法を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明の部品搬送計画作成方法は、
複数の作業場所(例えば、実施形態の作業場所2a~2c。以下同一。)を有する生産ライン(例えば、実施形態の生産ライン1。以下同一。)の前記作業場所に、搬送路(例えば、実施形態の搬送路3。以下同一。)を走る搬送台車(例えば、実施形態の搬送台車4。以下同一。)を介して部品箱(例えば、実施形態の部品箱5。以下同一。)を供給する搬送計画を作成する部品搬送計画作成方法であって、
複数の前記作業場所のうちの少なくとも一部の作業場所(例えば、実施形態の作業場所2a~2c。以下同一。)において、保管可能な最大の部品箱数よりも少なく且つ2以上の数に設定された前記作業場所における部品箱の保管する目標数を目標保管数とし、
前記作業場所における前記部品箱の保管数が前記目標保管数未満となってから前記作業場所での部品が組付けられなくなる前までの時間の範囲を供給可能範囲(例えば、実施形態の供給可能範囲7。以下同一。)として、
前記搬送路を走る搬送台車により前記作業場所に前記供給可能範囲内に前記部品箱を供給し、且つ前記作業場所における保管された部品箱の数が前記目標保管数以下となるように前記搬送台車の出発間隔、及び前記搬送台車に乗せる前記部品箱を設定する搬送計画作成工程(例えば、実施形態の搬送計画作成工程。以下同一。)を有することを特徴とする。
本発明によれば、作業場所に保管される部品箱の数を減少させることができるため、生産ライン作業者の工数が減少し、生産ライン作業者の作業効率が向上する。また、それぞれの作業場所に部品の供給可能範囲を設定することにより配送時間に幅を持たせることができるので、搬送路を走る搬送台車の数が少なくでき、配送作業者の作業効率が向上するとともに生産ラインの部品搬送計画を短時間で作成することができる。
[2]また、本発明においては、
前記搬送計画作成工程は、
前記搬送台車の出発間隔を一定間隔に設定するとともに、前記作業場所での部品箱の卸す数を一定とした場合の仮の搬送計画を設定する仮計画工程(例えば、実施形態の仮計画工程。以下同一。)と、
前記仮計画工程で作成された仮の搬送計画をもとに、前記供給可能範囲外に供給される予定となっている前記部品箱を、当該部品箱を搬送する予定の搬送台車の前後の所定時間内に位置する搬送台車に移して、前記搬送台車の到着時間を調整する調整工程(例えば、実施形態の調整工程。以下同一。)と、
を有することが好ましい。
本発明によれば、搬送台車の出発時間間隔が一定で、かつ、各作業場所への部品箱を卸す個数も一定である条件下で、仮の搬送計画を作成するため、仮の搬送計画は短時間で作成することができる。そして、調整工程では、仮計画工程で得られた仮の搬送計画に基づいて、供給可能範囲から逸脱している部分のみを演算すればよいため、生産ラインの部品搬送計画を短時間で作成することができる。
発明の実施形態の部品搬送計画作成方法が適用された生産ラインを模式的に示す説明図。 本実施形態の作業場所を模式的に示す説明図。 本実施形態の第1部品箱の搬送計画を模式的に示す説明図。 本実施形態の第2部品箱の搬送計画を模式的に示す説明図。 参考例の第2部品箱の搬送計画を模式的に示す説明図。 本実施形態の制御装置の処理工程を示すフローチャート。 本実施形態の仮計画工程で得られた仮の搬送計画を模式的に示す説明図。 本実施形態の調整工程で得られた搬送計画を模式的に示す説明図。
図を参照して、発明の実施形態の部品搬送計画作成方法を説明する。
図1は、本実施形態の部品搬送計画作成方法を適用する自動車Vの生産ライン1を模式的に示したものである。生産ライン1には、左右に分かれて第1から第3の複数の作業場所2a、2b、2cが設けられている。実際の生産ラインでは、作業場所はもっと多く設定されているが、説明の便宜上、作業場所を3つに絞って説明する。
生産ライン1の周囲には、生産ライン1の外を一周するように搬送路3が設けられている。搬送路3は、複数の搬送台車4が通過するものであり、搬送計画を作成する上での演算量を抑えるべく、搬送計画を作成する上では一方通行で追い越し禁止に設定している。この搬送台車4が各作業場所2a,2b,2cに自動車Vへの組付け部品箱5を供給する。
本実施形態では、部品箱5は、第1部品箱5aと、第2部品箱5bとの二種類があるものとして説明する。実際には、3種類以上の多種の部品箱が存在するが、説明の便宜上、2種類の部品箱5で説明する。第1部品箱5aには、1箱の中に25個の部品が入っており、第2部品箱2bには、1箱の中に10個の部品が入っている。
図2は、作業場所2a~2cを拡大して模式的に示したものである。図2に示すように、第1部品箱5aは、1つの作業場所2a~2cに最大で3つ置くことができる。また、第2部品箱5bは、1つの作業場所2a~2cに最大で5つ置くことができる。しかしながら、実際の作業場所には様々な種類の部品箱が配置され、生産ライン作業者6は様々な種類の部品箱の中から使用する部品が入った部品箱を探す必要がある。このため、生産ライン作業者6の作業効率を考えれば、作業場所2a~2cに保管される部品箱の数は少ない方がいい。
そこで、第1部品箱5aが搬送される第1作業場所2a及び第2作業場所2bには、第1部品箱5aが最大で2つとなるように搬送計画を作成し、第2部品箱2bが搬送される第3作業場所2cには、第2部品箱5bが最大で3つとなるように搬送計画を作成する。本実施形態では、第1作業場所2a及び第2作業場所2bでは、第1部品箱5aが最大で2つが目標保管数となり、第3作業場所2cでは、第2部品箱5bが最大で3つが目標保管数となる。
図3は、第1作業場所2a及び第2作業場所2bでの第1部品箱5aの搬送計画を簡略化して示すものである。図3の折れ線は、横軸を時間、縦軸を搬送台車4の移動距離として、搬送台車4の搬送計画を示している。折れ線の中央で左右方向に延びている部分は、部品箱5を第1作業場所2aもしくは第2作業場所2bに卸している時間であり、搬送台車4が移動していないことを示している。
第1作業場所2a及び第2作業場所2bにおいては、第1部品箱5aが一つとなってから第1部品箱5aがなくなるまでの間を、第1作業場所2a及び第2作業場所2bに第1部品箱5aを1つ搬送することができる供給可能範囲7として、この供給可能範囲7内に第1作業場所2a及び第2作業場所2bに第1部品箱5aを搬送台車4が搬送できるように搬送計画を作成する。
このように、第1作業場所2a及び第2作業場所2bに保管する第1部品箱5aの数を最大個数の3個よりも少ない2個が最大個数となるように搬送計画を作成することで第1作業場所2a及び第2作業場所2bでの生産ライン作業者6の部品を探す手間を抑えて効率よく作業できるようにすることができる。
また、第1作業場所2a及び第2作業場所2bの第1部品箱5aの最大保管数を最小個数の1個ではなく2個とすることで、第1作業場所2a及び第2作業場所2bへ頻繁に搬送台車4を送る必要がなく、2箱分の第1部品箱5aがなくなるまでの間に1個から2個の第1部品箱5aを第1作業場所2a及び第2作業場所2bに搬送すればよくなり、保管数を抑えることによる搬送効率の低下も抑制することができる。
図4は、第3作業場所2cへの第2部品箱5bの搬送計画を簡略化して示すものである。図4の折れ線は、横軸を時間、縦軸を搬送台車4の移動距離として、搬送台車4の搬送計画を示している。折れ線の中央で左右方向に延びている部分は、部品箱5を第3作業場所2cに卸している時間であり、搬送台車4が移動していないことを示している。
第3作業場所2cにおいては、第2部品箱5bが2つとなってから第2部品箱5bがなくなるまでの間を、第3作業場所2cに第2部品箱5bを2つ搬送することができる供給可能範囲7として、この供給可能範囲7内に第3作業場所2cに第2部品箱5bを搬送台車4で搬送できるように搬送計画を作成する。
このように第3作業場所2cに保管する第2部品箱5bの数を最大個数の5個よりも少ない3個が最大個数となるように搬送計画を作成することで第3作業場所2cでの生産ライン作業者6の部品を探す手間を抑えて効率よく作業できるようにすることができる。また、図4からも明らかなように、第2部品箱5bのような場合の特徴として、隣接する供給可能範囲7同士の重複部分が現れる。
図5は、参考例として、第3作業場所2cでも第1作業場所2a及び第2作業場所2bと同じように第2部品箱5bの個数を最大2個として、1個ずつ第2部品箱5bを供給しようとする場合の搬送計画を示したものである。
第2部品箱5bが1箱に10個の部品が入っているため、1箱の消費時間が短く、図5の参考例では、第3作業場所2cに頻繁に搬送台車4を向かわせる必要がり、搬送効率が著しく低下することがわかる。
本実施形態では、第1部品箱5aのように1箱に部品が25個入りの部品箱を閾値として、25個入り以上の部品箱については、図3に示すように、最大2箱までの保管数となるように搬送計画を作成し、一箱に25個未満入りの部品箱の場合は、図4に示すように最大3箱までの保管数となるように搬送計画を作成する。この閾値は、1つの部品箱の中の部品がなくなるまでの時間と、所望される搬送台車4の出発時間間隔の平均値とに基づいて設定される。
図6は、本実施形態での搬送計画を作成するフローチャートを示している。搬送計画は制御装置を用いて作成される。制御装置は、CPU、メモリ等により構成された電子ユニットであり、メモリに保持された部品搬送計画の作成用プログラムをCPUで実行することにより、設定された条件をほぼ満たす近似解を探索する機能を果す。
図6に示すように、まず、STEP1で、部品箱5の1箱内の部品入り数と、部品箱5の大きさ、第1から第3の作業場所2a~2cの場所や組付け部品などの各種情報、第1から第3の作業場所2a~2cの間の距離、当日の生産計画に基づく部品配送計画の総量、1度に運べる搬送台車の配送荷量上限、各作業場所への部品箱を下ろす1回あたりの平均個数、目標の配送作業者の要員数から算出される平均出発時間などの所定の情報を入力する。
次いで、STEP2に進み、搬送台車4の出発時間間隔を一定とし、各作業場所2a~2cでの部品箱の卸し量を一定(すなわち、第1作業場所2a及び第2作業場所2bでは、第1部品箱5aを1個、第3作業場所2cでは、第2部品箱5bを2個)とした、仮の搬送計画を近似アルゴリズムで生成する。図7は、生成された仮の搬送計画を模式的に示したものである。中央の搬送台車4の搬送工程を示す折れ線の第2作業場所2bへの部品箱5aの荷下ろしが供給可能範囲7内に完了していない問題があることがわかる。
次いで、STEP3に進み、制御装置は、供給可能範囲7から到着時間が逸脱した箇所について、所定の時間範囲内に位置する他の搬送台車4に積み替えることによりすべての部品箱5が供給可能範囲7内に収まるように最適化が近似アルゴリズムにて行われる。図8は、STEP3で最適化が行われた状態を示している。中央の搬送台車4の第1作業場所2aへの第1部品箱5aの搬送をひとつ前の搬送台車4に運搬させ、且つ、第1作業場所2aへの第1部品箱5aの荷下ろし時間分だけ、第2作業場所2bへの到着時間を早めることで最適化が得られた。この場合は中央の搬送台車の出発時間を変更しないで最適化が得られたが、中央の搬送台車の出発時間を早めることで作業場所2bへの到着時間を早めることで最適化してもよい。
また、上記の近似アルゴリズムですべての部品箱5が供給可能範囲7内に収まらない、もしくはSTEP3の計算時間がかかりすぎる場合は、逸脱している箇所の近傍に搬送台車4の台数を増やしてSTEP2に戻り、STEP3の近似アルゴリズムにて再計算させてすべての部品箱5が供給可能範囲7内に収まるように最適化を行う。
このように、STEP2で、出発時間が一定間隔で各作業場所2a~2cでの部品箱の卸し量を一定とした、仮の搬送計画を生成することにより、最初からSTEP3のような最適解を求める場合と比較して、複雑な演算処理時間を大幅に短縮させることができる。本実施形態においては、STEP2が仮計画工程に該当し、STEP3が調整工程に該当し、STEP2,3が搬送計画作成工程に該当する。
そして、STEP4に進み、計画通りに搬送台車4を搬送できるように、ダイヤグラムや各搬送台車4への荷積み指示リストなどを出力する。
なお、本実施形態においては、第1から第3のすべての作業場所2a~2cで、保管される部品箱5が当該作業場所に物理的に置くことができる最大の部品箱数よりも少なくなるように搬送計画を作成するものを説明したが、複数の作業場所のうちの一部だけが、保管される部品箱5が当該作業場所に物理的に置くことができる最大の部品箱数よりも少なくなるように搬送計画を作成してもよい。これによって、保管される部品箱数の減少により搬送計画の最適解の演算処理を短時間で行うという本発明の作用効果を得ることができる。
また、複数の作業場所のうちの少なくとも一部の作業場所において、保管可能な最大の部品箱数よりも少なく且つ2以上の数に設定された前記作業場所における部品箱の保管する目標数を目標保管数としてもよい。
また、発明の供給可能範囲は、作業場所における部品箱の保管数が目標保管数未満となってから作業場所での部品が組付けられなくなる前までの時間の範囲に設定されていればよい。
また、本実施形態においては、STEP3ですべての部品箱5が供給可能範囲7内に収まるように最適化を行ったが、STEP3の調整工程の後であって、逸脱している箇所が十分に少ない場合は再計算を行わず、逸脱している箇所に個別に搬送することで対応することで生産ラインの部品搬送計画を短時間で作成することができる。
1 生産ライン
2a 第1作業場所
2b 第2作業場所
2c 第3作業場所
3 搬送路
4 搬送台車
5 部品箱
5a 第1部品箱
5b 第2部品箱
6 生産ライン作業者
7 供給可能範囲
V 自動車

Claims (2)

  1. 複数の作業場所を有する生産ラインの前記作業場所に、搬送路を走る搬送台車を介して部品箱を供給する搬送計画を作成する部品搬送計画作成方法であって、
    複数の前記作業場所のうちの少なくとも一部の作業場所において、保管可能な最大の部品箱数よりも少なく且つ2以上の数に設定された前記作業場所における部品箱の保管する目標数を目標保管数とし、
    少なくとも一部の前記作業場所における前記部品箱の保管数が前記目標保管数未満となってから少なくとも一部の前記作業場所での部品が組付けられなくなる前までの時間の範囲を供給可能範囲として、
    前記搬送路を走る搬送台車により前記作業場所に前記供給可能範囲内に前記部品箱を供給し、且つ少なくとも一部の前記作業場所における保管された部品箱の数が前記目標保管数以下となるように前記搬送台車の出発間隔、及び前記搬送台車に載せる前記部品箱を設定する搬送計画作成工程を有することを特徴とする部品搬送計画作成方法。
  2. 請求項1に記載の部品搬送計画作成方法であって、
    前記搬送計画作成工程は、
    前記搬送台車の出発間隔を一定間隔に設定するとともに、前記作業場所での部品箱の卸す数を一定とした場合の仮の搬送計画を設定する仮計画工程と、
    前記仮計画工程で作成された仮の搬送計画をもとに、前記供給可能範囲外に供給される予定となっている前記部品箱を、当該部品箱を搬送する予定の搬送台車の前後の所定時間内に位置する搬送台車に移して、前記搬送台車の到着時間を調整する調整工程と、
    を有することを特徴とする部品搬送計画作成方法。
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