JP7220386B2 - 車両、及び、制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両、及び、制御装置に関する。
特許文献1には、先行車両と当該先行車両を自動運転によって追従する後続車両とが隊列を形成して走行する隊列走行システムにおいて、先行車両において障害物との衝突を回避する急操舵が実行されると、先行車両は急操舵に関する操舵情報を後続車両に送信し、後続車両は、先行車両から急操舵に関する操舵情報を受信した場合、障害物との衝突を回避する操舵角の制御を開示することが開示されている。当該構成によれば、先行車両において障害物との衝突を回避する急操舵が実行されると、後続車両においては先行車両よりも早いタイミングで障害物との衝突を回避する操舵角の制御が開始される。
特開2020-21342号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、先行車両は、後続車両のように早いタイミングで障害物との衝突を回避する操舵角の制御を開始することができない。よって、先行車両は、障害物との衝突の回避をスムーズに行うことが難しい。
本開示の目的は、車両が障害物との衝突をスムーズに回避することができる技術を提供することにある。
本開示の一態様に係る車両は、第1車輪及び第2車輪と、前記第1車輪及び前記第2車輪の内、少なくとも1つを転舵可能な転舵回路と、第1車両及び第2車両と無線通信可能な無線通信回路と、を備え、第1予定経路で進行中に、前記無線通信回路が、前記第1車両の予定経路を、前記第1車両から受信し、前記第1予定経路と前記第1車両の予定経路とを基に、前記第1車両と衝突の可能性が一定以上あると判定した場合、前記第1予定経路と異なる第2予定経路を作成し、前記第2予定経路で進行を開始するとともに、前記第2車両に、前記第1車両の予定経路と、前記第2予定経路とを送信する。
本開示の一態様に係る制御装置は、第1車輪及び第2車輪と、前記第1車輪及び前記第2車輪の内、少なくとも1つを転舵可能な転舵回路と、第1車両及び第2車両と無線通信可能な無線通信回路と、を備える車両に搭載可能な制御装置であって、第1予定経路で進行中に、前記無線通信回路が、前記第1車両の予定経路を、前記第1車両から受信し、前記第1予定経路と前記第1車両の予定経路とを基に、前記第1車両と衝突の可能性が一定以上あると判定した場合、前記第1予定経路と異なる第2予定経路を作成し、前記第2予定経路で進行を開始するとともに、前記第2車両に、前記第1車両の予定経路と、前記第2予定経路とを送信する。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、車両が障害物との衝突をスムーズに回避することができる技術を提供できる。
本実施の形態に係る車両1Aの構成の一例を示す模式図 本実施の形態に係る車両1Aが備える装置の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態に係る車車間のV2X通信のデータフォーマットの一例を示す図 本実施の形態に係る車両1A、1B、1Cが実行する処理の一例を示すフローチャート 脇道から幹線道路に進出する車両1Bを車両1Aが回避する例を説明するための図 図5の場合に車両1AのHMI装置に表示されるUI画像の一例を示す図 左折している途中に一時停止した車両1Bを車両1Aが回避する例を説明するための図 図7の場合に車両1AのHMI装置に表示されるUI画像の一例を示す図 右折している途中に一時停止した車両1Bを車両1Aが回避する例を説明するための図 図9の場合に車両1AのHMI装置に表示されるUI画像の一例を示す図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(本実施の形態)
<車両の構成>
図1は、本実施の形態に係る車両1Aの構成の一例を示す模式図である。図2は、本実施の形態に係る車両1Aが備える装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、後述する車両1B及び車両1C等も、図1及び図2に示す車両1Aと同様の構成を有してよい。
車両1Aは、エンジン又はモータといった駆動部3と、少なくとも第1車輪2A及び第2車輪2Bとを備える。駆動部3が第1車輪2A及び第2車輪2Bの少なくとも1つを回転駆動させることにより、車両1Aは進行可能である。車両1Aが4輪を備える場合、第1車輪2Aは前輪、第2車輪2Bは後輪であってよい。ただし、車両1Aは、4輪を備える場合に限られず、1~3輪、又は、5輪以上を備えてもよい。
車両1Aは、先進支援運転システム(ADAS;Advanced Driver-Assistance Systems)を備えてよい。又は、車両1Aは、自動運転機能を備えてよい。車両1Aが備える自動運転機能の自動運転レベルは、レベル0~レベル5のいずれであってもよい。又は、車両1Aは、ADAS及び自動運転機能の両方を備えてもよいし、いずれも備えなくてもよい。
車両1Aは、位置情報検出回路11、カメラ装置12、LiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)13、ミリ波レーダ14、転舵回路15、アクセラレータ回路16、ブレーキ回路17、無線通信回路18、制御装置100、及び、HMI(Human Machine Interface)装置20を備える。これらの装置11~18、20、100は、1又は複数のECU(Electronic Control Unit)として構成されてもよい。また、これらの装置11~18、20、100は、車両1A内に備えられる通信ネットワークを通じて、互いに情報を送受信できてよい。車両1A内に備えられる通信ネットワークの例として、CAN(Controller Area Network)、LIN、及び、FlexRayが挙げられる。
位置情報検出回路11は、車両1Aの位置情報を取得可能である。例えば、位置情報検出回路11は、全地球航法衛星システム(GNSS(Global Navigation Satellite System))を用いて車両1Aの位置を測定し、その測定された車両1Aの位置を示す位置情報を取得する。位置情報は、測定された時刻と、当該時刻に測定された経度及び緯度とを含んでよい。
カメラ装置12は、車両1Aの周囲を撮影し、周囲画像を生成する。周囲画像は静止画像及び動画像のいずれであってもよい。図1に示すように、車両1Aは、複数のカメラ装置12を備え、各カメラ装置12の撮影画像を変形及び合成することにより、周囲画像を生成してよい。あるいは、車両1Aは、全方位を撮影可能なカメラ装置12を備え、当該カメラ装置12の撮影画像を変形することにより、周囲画像を生成してもよい。カメラ装置12によって生成された周囲画像は、車両1Aの周囲に存在する物体の検出に用いられてよい。車両1Aの周囲に存在する物体(障害物)の例として、他の車両、歩行者、自転車、及び、設置物等が挙げられる。
LiDAR13は、車両1Aの周囲にレーザ光を照射して、その反射光を測定することにより、車両1Aの周囲に存在する物体を検出する装置である。
ミリ波レーダ14は、車両1Aの周囲にミリ波の電波を照射して、その反射波を測定することにより、車両1Aの周囲に存在する物体を検出する装置である。
車両1Aは、カメラ装置12、LiDAR13及びミリ波レーダ14を相互補完的に利用して、車両1Aの周囲に存在する物体を検出してよい。あるいは、車両1Aは、カメラ装置12、LiDAR13及びミリ波レーダ14のうちの少なくとも1つを備え、その少なくとも1つの装置から得た情報を用いて、車両1Aの周囲に存在する物体を検出してもよい。カメラ装置12、LiDAR13及びミリ波レーダ14は、上述の通り、物体の検出に用いられる装置の一例であるので、物体検出装置と読み替えられてもよい。
転舵回路15は、車両1Aが備える第1車輪2A及び第2車輪2Bの内、少なくとも1つを転舵可能な回路である。例えば、転舵回路15は、第1車輪2A(前輪)の転舵を制御して、車両1Aがカーブする方向(例えば右方向へのカーブ又は左方向へのカーブ)を制御する。
アクセラレータ回路16は、アクセラレータを制御して、車両1Aの加速及び減速を制御する回路である。車両1Aが運転者によって操縦される場合、アクセラレータ回路16は、運転者によるアクセラレータ操作に応じて、車両1Aの加速及び減速を制御してよい。車両1AがADAS又は自動運転機能によって操縦される場合、アクセラレータ回路16は、制御装置100からの指示に応じて、車両1Aの加速及び減速を制御してよい。
ブレーキ回路17は、ブレーキを制御して、車両1Aの減速及び停止を制御する回路である。車両1Aが運転者によって操縦される場合、ブレーキ回路17は、運転者によるブレーキ操作に応じて、車両の減速及び停止を制御してよい。車両1AがADAS又は自動運転機能によって操縦される場合、ブレーキ回路17は、制御装置100からの指示に応じて、車両1Aの減速及び停止を制御してよい。
無線通信回路18は、アンテナ19を通じて、他の車両1B及び車両1C(図5、図7、図9参照)と無線通信可能な回路である。なお、車両1Bは第1車両、車両1Cは第2車両と読み替えられてもよい。無線通信回路18は、V2X通信が可能な回路であってよい。無線通信回路18は、V2X通信として、送信用の情報を、アンテナ19を通じて車両1Aの周囲にブロードキャストで送信してよい。また、V2X通信は、車車間(V2V;Vehicle to Vehicle)通信、車歩行者間(V2P;Vehicle to Pedestrian)通信、路車間(V2I;Vehicle to Infrastructure)通信、及び、車ネットワーク間(V2N;Vehicle to Network)通信のいずれであってもよい。V2X通信方式の例として、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、C-V2X(Cellular-V2x)が挙げられる。V2X通信方式は、4G又は5Gに対応するものであってもよい。
制御装置100は、車両1Aの挙動を制御する装置である。車両1Aに搭載される制御装置100の数は、1つに限られず、複数であってもよい。制御装置100は、制御回路101を備えてよい。制御回路101は、CPU(Central Processing Unit)、プロセッサ、コントローラ、演算回路といった他の用語に読み替えられてもよい。制御回路101には、記憶回路102が接続されてよい。記憶回路102は、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラシュメモリ、又はそれらの組み合わせとして構成されてもよい。制御回路101は、記憶回路102に記録されたデータ及びコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、本実施の形態に係る車両1A及び制御装置100が有する機能を実現してもよい。また、本実施の形態に係る車両1A及び制御装置100が有する機能は、1つの制御回路101にて実現される場合に限られず、複数の制御回路101の連携によって実現されてもよい。
制御回路101は、位置情報検出回路11、カメラ装置12、LiDAR13及びミリ波レーダ14の少なくとも1つから受信した情報に基づいて、車両1Aの運転支援又は自動運転を実現してよい。
制御回路101は、転舵回路15、アクセラレータ回路16及びブレーキ回路17を通じて、車両1Aの転舵方向、進行速度、発進及び停止等を制御し、設定された予定経路に従って車両1Aを進行させる。したがって、予定経路を示す情報は、車両1Aが今後進行する経路(軌道)を示す情報であり、例えば、車両1Aの現在及び今後の位置を示す少なくとも1つの位置情報と、車両1Aの現在及び今後の方向を示す少なくとも1つの方向情報とを含んでよい。同様に、後述する第1予定経路201及び第2予定経路202(図5、図7、図9参照)を示す情報も、それぞれ、車両1Aの現在及び今後の位置を示す少なくとも1つの位置情報と、車両1Aの現在及び今後の位置を示す少なくとも1つの方向情報とを含んでよい。
例えば、車両1Aの制御回路101は、第1予定経路201が設定された場合、当該第1予定経路201にしたがって車両1Aを進行させる。第1予定経路201で進行中に、無線通信回路18が車両1B(第1車両)の予定経路200(図5、図7、図9参照)を当該車両1Bから受信し、第1予定経路201と車両1Bの予定経路200とを基に、車両1Bと衝突の可能性が一定以上あると判定した場合、第1予定経路201と異なる第2予定経路202を作成し、第2予定経路202で進行を開始するとともに、他の車両1Cに、車両1Bの予定経路200と、第2予定経路202とを送信する。
車両1Bの予定経路200と第2予定経路202を受信した車両1Cは、車両1Bの予定経路200と第2予定経路202とを基に、制御を行うことが可能であってよい。
ここで、第1予定経路201と車両1Bの予定経路200とを基に判定した車両1Aと車両1Bと衝突の可能性を第1の可能性とし、第2予定経路202と車両1Bの予定経路200とを基にした車両1Aと車両1Bとの衝突の可能性を第2の可能性とすると、第2の可能性は、第1の可能性よりも低くてよい。すなわち、車両1Aは、第1予定経路201よりも、第2予定経路202にしたがって進行した方が、車両1Bとの衝突の可能性が低くてよい。別言すると、第2予定経路202は、車両1Bとの衝突を回避可能な経路であってよい。したがって、第2予定経路202は、回避予定経路と読み替えられてもよい。
HMI装置20は、車両1Aの運転者又は搭乗者に向けて、ADAS及び/又は自動運転等に関する情報を提供する装置である。HMI装置20は、ディスプレイ装置(例えばヘッドアップディスプレイ装置)を備えてよい。この場合、HMI装置20は、上述した第1予定経路201又は第2予定経路202を示す情報(画像)を、ディスプレイ装置に表示してよい。
図3は、本実施の形態に係る車車間のV2X通信のデータフォーマットの一例を示す図である。本実施の形態では、図3に示すデータフォーマットを用いてV2X通信にて送信される情報を、V2X情報と称する。図3の説明では、車両1BがV2X情報を送信する場合について説明するが、車両1A又は車両1CがV2X情報を送信する場合も同様である。
図2に示すように、V2X情報は、データ項目として、回避予定フラグ、予定経路、精密位置、及び、車種サイズを有してよい。
回避予定フラグには、V2X情報のデータ項目「予定経路」に、第1予定経路201又は第2予定経路202の何れが格納されているかを示すフラグが格納される。例えば、回避予定フラグ「0」は、V2X通信のデータ項目「予定経路」に第1予定経路201が格納されていることを示し、回避予定フラグ「1」は、V2X通信のデータ項目「予定経路」に第2予定経路202が格納されていることを示す。
予定経路には、V2X通信を送信する車両1Bの予定経路を示す情報が格納される。例えば、予定経路には、第1予定経路201又は第2予定経路202が格納される。当該予定経路は、例えば、車両1Bの進行、左折、右折、回避カーブ等といった車両の今後の進行軌道を示す情報を含んでよい。
精密位置には、V2X情報を送信する車両1Bの精密な位置を示す情報が格納される。例えば、精密位置には、車両1Bの輪郭を示す情報(以下、車両輪郭情報という)が格納される。車両輪郭情報は、図5~図9に示すように、上から見た車両1Bを包含する矩形の4つの頂点の位置を示す情報であってよい。
車種サイズには、V2X通信を送信する車両1Bの車種又はサイズを示す情報が格納される。例えば、車両1Bが乗用車である場合、車種サイズには、「乗用車」を示す情報が格納される。なお、車種サイズには、「トラック」、「バス」といった情報が格納されてもよい。
<車両が実行する処理>
図4は、本実施の形態に係る車両1A、1B、1Cが実行する処理の一例を示すフローチャートである。車両1A、1B、1Cは、それぞれ、図4に示す処理を繰り返し実行してよい。また、図4の説明において、車両1A、1B、1Cが主体の処理は、車両1A、1B、1Cが備える制御装置100又は制御回路101が主体の処理に読み替えられてもよい。
また、車両1A、車両1B、車両1Cは、例えば、後述する図5、図7又は図9に例示するような位置関係であってよい。すなわち、車両1Bは、車両1Aの進行方向の先に位置し、車両1Cは、車両1Aの後続に位置してよい。
<<車両1Bの処理>>
まず、車両1Bが実行する処理について説明する。
車両1Bは、予定経路200にて進行中(S101)、直後に(又は今から所定時間内に)、他の車両1A、1Cにとって障害となり得る挙動を行うか否かを判定する(S102)。車両1Bは、直後に(又は今から所定時間内に)、他の車両1A、1Cにとって障害となり得る挙動を行わない場合(S102:NO)、本処理を終了する。車両1Bは、直後に(又は今から所定時間内に)、他の車両1A、1Cにとって障害となり得る挙動を行う場合(S102:YES)、S103の処理を行う。
例えば、車両1Bが脇道から幹線道路に進出する場合、車両1Bは幹線道路を進行中の他の車両1A、1Cにとって障害となり得るので、S102の判定はYESとなる。なお、この場合の車両1A、1B、1Cの挙動の具体例については、後に図5を参照して詳述する。
例えば、車両1Bが交差点を左折している途中で一時停止する場合、車両1Bは当該車両1Bに後続して進行中の他の車両1A、1Cにとって障害となり得るので、S102の判定はYESとなる。なお、この場合の車両1A、1B、1Cの挙動の具体例については、後に図7を参照して詳述する。
例えば、車両1Bが交差点を右折している途中で一時停止する場合、車両1Bは当該車両1Bに後続して進行中の他の車両1A、1Cにとって障害となり得るので、S102の判定はYESとなる。なお、この場合の車両1A、1B、1Cの挙動の具体例については、後に図9を参照して詳述する。
S103として、車両1Bは、回避予定フラグ「0」、当該車両1Bの予定経路200、当該車両1Bの精密位置(車両輪郭情報)、及び、当該車両1Bの車種サイズを含むV2X情報を、V2X通信にて送信する(S103)。
<<車両1Aの処理>>
次に、車両1Aが実行する処理について説明する。
例えば、車両1Aは、第1予定経路201にて進行中(S201)、車両1BがS103にて送信したV2X情報をV2X通信にて受信する(S202)。
この場合、車両1Aは、当該車両1Aの第1予定経路201と、V2X情報に含まれる車両1Bの予定経路200とを分析し、第1予定経路201による進行を続けた場合、車両1Bとの衝突の可能性(確率)が一定以上(例えば所定の閾値以上)あるか否かを判定する(S203)。
車両1Aは、車両1Bとの衝突の可能性が一定未満であると判定した場合(S203:NO)、本処理を終了する。すなわち、車両1Aは、引き続き、第1予定経路201にて進行する。
車両1Aは、車両1Bとの衝突の可能性が一定以上であると判定した場合(S203:YES)、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成可能であるか否かを判定する(S204)。例えば、車両1Aは、当該車両1Bの予定経路200、及び、車両1Aの周囲の状況等に基づいて、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成可能であるか否かを判定する。なお、当該判定方法の具体例については、後に図5、図7、図9を参照して詳述する。
車両1Aは、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成不可能と判定した場合(S204:NO)、車両1Bの手前で一時停止する(S205)。そして、車両1Aは、車両1Bによる障害が解消された後、引き続き、第1予定経路201にて進行する。
車両1Aは、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成可能であると判定した場合(S204:YES)、車両1Bを回避する第2予定経路202を生成し、第2予定経路202にて運転支援又は自動運転を行うことをHMI装置20に表示する(S206)。
車両1Aは、車両1BのV2X情報と、回避予定フラグが「1」であり車両1Aの第2予定経路202を含むV2X情報とを、V2X通信にて送信する(S207)。これにより、車両1Aに後続する他の車両1Cに、車両1Bの予定経路200、及び、車両1Aの第2予定経路202を送信できる。
車両1Aは、第2予定経路202にしたがって進行し、車両1Bを回避する(S208)。車両1Aは、車両1Bを回避して通過した後、車両1Bの回避を完了したことをHMI装置20に表示する(S209)。そして、車両1Aは、第1予定経路201にて進行を続ける。
上述した処理によれば、車両1Aは、当該車両1Aにとって障害となり得る車両1Bから、前もって予定経路200、精密位置(車両輪郭情報)、及び、車種サイズを含むV2X情報を受信できるので、余裕をもって車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成することができる。すなわち、車両1Aは、第2予定経路202にしたがって進行することにより、進行先に存在する障害物の一例である車両1Bとの衝突をスムーズに回避することができる。
<<車両1Cの処理>>
次に、車両1Cが実行する処理について説明する。
例えば、車両1Cは、第1予定経路201にて進行中(S301)、車両1AがS207にて送信した、車両1BのV2X情報、及び、車両1Aの第2予定経路202を含むV2X情報を、V2X通信にて受信する(S302)。なお、車両1Cの第1予定経路201は、上記の車両1Aの第1予定経路201と共通であってもよいし、異なってもよい。
この場合、車両1Cは、車両1Aの第2予定経路202を参照して自動運転を行うことをHMI装置20に表示する(S303)。
車両1Cは、車両1BのV2X情報、及び、車両1Aの第2予定経路202を含むV2X情報を、V2X通信にて送信する(S304)。これにより、車両1Cに後続する他の車両1Dにも、車両1Bの予定経路200、及び、車両1Aの第2予定経路202を送信することができる。
車両1Cは、第2予定経路202にしたがって進行し、車両1Bを回避する(S305)。車両1Cは、車両1Bを回避して通過した後、車両1Bの回避を完了したことをHMI装置20に表示する(S306)。そして、車両1Cは、第1予定経路201にて進行を続ける。
このように、車両1Aに後続する他の車両1C等は、車両1AからV2X通信にて転送される車両1Bの予定経路200、及び、車両1Aの第2予定経路202を用いて、車両1Aと同様に、進行先に存在する車両1Bとの衝突をスムーズに回避することができる。
<障害となっている車両を回避する具体例>
図5は、脇道から幹線道路に進出する車両1Bを車両1Aが回避する例を説明するための図である。
車両1Bが急に前方の脇道から幹線道路に車を出して一時停止した場合、車両1Aの進路において車両1Bが障害物となり、車両1Aと車両1Bとが衝突する危険が生ずる。一方で、車両1Aが単に衝突の警報を出力して急に止まる場合、急ブレーキにより、後続する車両1Cとの衝突の可能性、及び、後続する車両1Cの走行を止めることによる渋滞の発生の可能性が生じる。そのため、車両1Aは、少し右に曲がって車両1Bを回避して通過する方が好ましい場面がある。また、後続する車両1Cも、車両1Aと同じく曲がって車両1Bを回避する方が好ましい場面がある。それにより、衝突防止と渋滞防止の両立を図ることができる。
本実施の形態では、障害物となる車両1Bが、今後進行する予定経路、精密位置(車両輪郭情報)、及び、車種サイズを含むV2X情報を、周辺の車両1A、1Cにブロードキャストで送信する。例えば、車両1Bは、脇道から幹線道路に頭を出すタイミングで、V2X情報を送信する。その付近に存在する車両1Aは、障害物となる車両1Bの予定経路、及び、精密位置を受信し、当該車両1Aの直進経路との衝突の危険度を判断すると共に、自車車線と隣接車線の後続車両の有無、及び、車車間スペースを判断し、停止するか、それとも、曲がって車両1Bを回避するかを決定する。曲がって車両1Bを回避すると決定した場合、車両1Aは、その決定に基づいて、曲がって車両1Bを回避する。曲がって回避する際、車両1Aは、ウィンカーを自動で点滅させると共に、HMI装置20のディスプレイに、障害物を曲がって回避することを示す今後の進行軌道(第2予定経路)を表示する。また、車両1Aは、当該車両1Aが曲がって回避する予定経路(第2予定経路)を含むV2X情報を後続の車両1Cに送信してよい。後続の車両1Cは、その受信したV2X情報に含まれる第2予定経路と同じように曲がって、障害物となる車両1Bを回避する。なお、上述した障害物回避ための走行経路の共有及び操舵回避操作は、後続するすべての車両1C等が障害物を通過するまで、又は、障害物となっている車両1Bの位置が変わるまで、継続的に行われてよい。
例えば、車両1Bは、脇道から幹線道路に車両1Bの頭を出すタイミングで、V2X情報をV2X通信にて送信する(S103)。
幹線道路を進行中の車両1Aは、車両1Bから、V2X情報をV2X通信にて受信し(S202)、第1予定経路201のままでは車両1Bと衝突する可能性がある場合(S203:YES)、次の処理を行う。すなわち、車両1Aは、車両1Bの予定経路200、車両輪郭情報、及び、車種サイズと、周囲の状況とに基づいて、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成可能であるか否かを判定する(S204)。
例えば、図5に示す状況の場合、第2予定経路202は、幹線道路にはみ出している車両1Bの車両輪郭(矩形210)を回避するようにいったん右前方にカーブし、車両1Bの右側を通過後に左前方にカーブして元の車線に戻るような経路であってよい。なお、第2予定経路202は、幹線道路にはみ出している車両1Bの車両輪郭(矩形210)を回避するようにハンドルを切り(操舵し)、いったん右前方に曲がり、車両1Bの右側を通過後に左前方に曲がり戻して、回避経路のカーブに沿って走行し、元の車線に戻るような経路であってもよい。
例えば、車両1Aは、第2予定経路202にしたがって進行したとしても、車両1Bとは異なる他の車両1Dとも衝突せず、他の車両1Dの進行も妨げない場合、第2予定経路202を生成可能と判断してよい。例えば、図5に示す状況の場合、車両1Aは、当該車両1Aの右側に他の車両1Dが存在せず、かつ、右側の隣接車線の当該車両1Aよりも後方に存在する他の車両1Dとの距離が十分である(例えば所定の閾値以上である)場合、第2予定経路202を生成可能と判定してよい。
反対に、車両1Aは、当該車両1Aの右側に他の車両1Dが存在する場合、又は、右側の隣接車線の当該車両1Aよりも後方に存在する他の車両1Dとの距離が十分でない(例えば所定の閾値未満である)場合、第2予定経路202を生成不可能と判定してよい。この場合、車両1Aは、車両1Bの手前で一時停止してよい(S205)。車両1Aは、このように一時停止する場合、車両1Bの手前で一時停止することを示す情報を、V2X通信にて車両1Bに送信してもよい。車両1Bは、このように一時停止することを示す情報を車両1BからV2X通信にて受信した場合、予定経路200にしたがって進行を開始してもよい。
なお、第2予定経路202にしたがって進行する車両1Aは、いったん右前方にカーブする際に右ウィンカーを自動で点滅させ、車両1Bの通過後、左前方にカーブする際に左ウィンカーを自動的に点滅させてよい。
また、第2予定経路202で走行する車両1Aは、図6に示すように、第2予定経路202の軌道を、HMI装置20のディスプレイ装置に表示してよい(S206)。図6は、図5の場合に車両1AのHMI装置20に表示されるUI画像の一例を示す図である。図6において、点線221は、車両1Aの第1予定経路201の軌道を示し、実線の太い矢印222は、車両1Aの第2予定経路202(つまり回避経路)の軌道を示す。
なお、車両1A、1CがV2X通信及びADASに対応しているものの、自動運転には対応していない場合、車両1A、1Cは、第2予定経路202に沿った運転支援を行ってよい。例えば、車両1A、1Cは、第2予定経路202をHMI装置20に表示したり、第2予定経路202にしたがった進行を容易に行えるように、運転者のハンドル操作を支援したりしてよい。
また、車両1A、1CがV2X通信に未対応である場合、運転者は、手動でハンドルを操作して、車両1Bを回避してよい。この場合、車両1A、1Cは、第2予定経路202をHMI装置20に表示してよい。
図7は、左折している途中に一時停止した車両1Bを車両1Aが回避する例を説明するための図である。
例えば、車両1Bは、図7に示すように、左折の先にある横断歩道を横断中の歩行者301が存在する場合、左折の進行を一時停止する。この場合、車両1Bは、左折の進行を一時停止したタイミングで、V2X情報をV2X通信にて送信してよい(S103)。
車両1Bの後方を進行中の車両1Aは、車両1Bから、V2X情報をV2X通信にて受信し(S202)、第1予定経路201のままでは車両1Bと衝突する可能性がある場合(S203:YES)、次の処理を行う。すなわち、車両1Aは、車両1Bの予定経路200、車両輪郭情報、及び、車種サイズと、周囲の状況とに基づいて、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成可能であるか否かを判定する(S204)。例えば、図7に示す状況の場合、第2予定経路202は、左折途中で一時停止している車両Bの車両輪郭(矩形210)を回避するようにいったん右前方にカーブし、車両1Bの右側を通過後に左前方にカーブして元の車線に戻るような経路であってよい。なお、第2予定経路202は、左折の途中で一時停止している車両Bの車両輪郭(矩形210)を回避するようにハンドルを切り(操舵し)、いったん右前方に曲がり、車両1Bの右側を通過後に左前方に曲がり戻して、回避経路のカーブに沿って走行し、元の車線に戻るような経路であってよい。
例えば、車両1Aは、第2予定経路202にしたがって進行しても車両1Bとは異なる他の車両1Dとも衝突せず、かつ、他の車両1Dの進行も妨げない場合、第2予定経路202を生成可能と判断してよい。例えば、図7に示す状況の場合、車両1Aは、前方の信号機302が進行許可信号(例えば青信号)であり、当該車両1Aの右側に他の車両1Dが存在せず、かつ、右側の隣接車線の当該車両Aよりも後方の所定の距離内に他の車両1Dが存在しない場合、第2予定経路202を生成可能と判定してよい。
反対に、車両1Aは、前方の信号機302が進行禁止信号(例えば赤信号)である場合、当該車両1Aの右側に他の車両1Dが存在する場合、又は、右側の隣接車線の当該車両1Aよりも後方の所定の距離内に他の車両1Dが存在する場合、第2予定経路202を生成不可能と判定してよい。この場合、車両1Aは、車両1Bの手前で一時停止してよい(S205)。
なお、第2予定経路202にしたがって進行する車両1Aは、いったん右前方にカーブする際に右ウィンカーを自動で点滅させ、車両1Bの通過後、左前方にカーブする際に左ウィンカーを自動的に点滅させてよい。
また、第2予定経路202で走行する車両1Aは、図8に示すように、第2予定経路202の軌道を、HMI装置20のディスプレイ装置に表示してよい(S206)。図8は、図7の場合に車両1AのHMI装置20に表示されるUI画像の一例を示す図である。図8において、点線221は、車両1Aの第1予定経路201の軌道を示し、実線の太い矢印222は、車両1Aの第2予定経路202(つまり回避経路)の軌道を示す。
図9は、右折している途中に一時停止した車両1Bを車両1Aが回避する例を説明するための図である。
例えば、車両1Bは、図9に示すように、対向車線から交差点を直進する車両1Eが存在する場合、右折の進行を一時停止する。この場合、車両1Bは、右折の進行を一時停止したタイミングで、V2X情報をV2X通信にて送信してよい(S103)。
車両1Bの後方を進行中の車両1Aは、車両1Bから、V2X情報をV2X通信にて受信し(S202)、第1予定経路201のままでは車両1Bと衝突する可能性がある場合(S203:YES)、次の処理を行う。すなわち、車両1Aは、車両1Bの予定経路200、車両輪郭情報、及び、車種サイズと、周囲の状況とに基づいて、車両1Bを回避可能な第2予定経路202を生成可能であるか否かを判定する(S204)。例えば、図9に示す状況の場合、第2予定経路202は、右折途中に一時停止した車両1Bの車両輪郭(矩形210)を回避するようにいったん左前方にカーブし、車両1Bの左側を通過後に右前方にカーブして元の車線に戻るような経路であってよい。なお、第2予定経路202は、右折途中に一時停止した車両1Bの車両輪郭(矩形210)を回避するようにハンドルを切り(操舵し)、いったん左前方に曲がり、車両1Bの左側を通過後に右前方に曲がり戻して、回避経路のカーブに沿って走行し、元の車線に戻るような経路であってよい。
例えば、車両1Aは、第2予定経路202にしたがって進行しても車両1Bとは異なる他の車両1Dと衝突せず、かつ、他の車両1Dの進行も妨げない場合、第2予定経路202を生成可能と判断してよい。例えば、図9に示す状況の場合、車両1Aは、前方の信号機302が進行許可信号(例えば青信号)であり、当該車両1Aの左側に他の車両1Dが存在せず、かつ、左側の隣接車線の当該車両1Aよりも後方に存在する他の車両1Dとの距離が十分である(例えば所定の閾値以上である)場合、第2予定経路202を生成可能と判定してよい。
反対に、車両1Aは、前方の信号機302が進行禁止信号(例えば赤信号)である場合、当該車両1Aの左側に他の車両1Dが存在する場合、又は、左側の隣接車線の当該車両1Aよりも後方に存在する他の車両1Dとの距離が十分でない(例えば所定の閾値未満である)場合、第2予定経路202を生成不可能と判定してよい。この場合、車両1Aは、車両Bの手前で一時停止してよい(S205)。
なお、第2予定経路202にしたがって進行する車両1Aは、いったん左前方にカーブする際に左ウィンカーを自動で点滅させ、車両1Bの通過後、右前方にカーブする際に右ウィンカーを自動的に点滅させてよい。
また、第2予定経路202で走行する車両1Aは、図10に示すように、第2予定経路202の軌道を、HMI装置20のディスプレイ装置に表示してよい(S206)。図10は、図9の場合に車両1AのHMI装置20に表示されるUI画像の一例を示す図である。図10において、点線221は、車両1Aの第1予定経路201の軌道を示し、実線の太い矢印222は、車両1Aの第2予定経路202(つまり回避経路)の軌道を示す。
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示の技術は、車両の運転制御又は運転支援に有用である。
1A、1B、1C、1D、1E 車両
2A 第1車輪
2B 第2車輪
3 駆動部
11 位置情報検出回路
12 カメラ装置
13 LiDAR
14 ミリ波レーダ
15 転舵回路
16 アクセラレータ回路
17 ブレーキ回路
18 無線通信回路
19 アンテナ
20 HMI装置
100 制御装置
101 制御回路
102 記憶回路
200 予定経路
201 第1予定経路
202 第2予定経路
210 矩形
301 歩行者
302 信号機

Claims (20)

  1. 第1車輪及び第2車輪と、
    前記第1車輪及び前記第2車輪の内、少なくとも1つを転舵可能な転舵回路と、
    第1車両及び第2車両と無線通信可能な無線通信回路と、を備え、
    第1予定経路で進行中に、前記無線通信回路が、前記第1車両の予定経路を、前記第1車両から受信し、前記第1予定経路と前記第1車両の予定経路とを基に、前記第1車両と衝突の可能性が一定以上あると判定した場合、
    前記第1予定経路と異なる第2予定経路を作成し、前記第2予定経路で進行を開始するとともに、前記第2車両に、前記第1車両の予定経路と、前記第2予定経路とを送信する、
    車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    更に、制御回路を備える、
    車両。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両であって、
    前記第1予定経路と前記第1車両の予定経路を基に判定した前記第1車両と衝突の可能性を第1の可能性とし、
    前記第2予定経路と前記第1車両の予定経路を基にした前記第1車両との衝突の可能性を第2の可能性とすると、
    前記第2の可能性は、前記第1の可能性よりも低い、
    車両。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記第2予定経路は、前記第1車両との衝突を回避する経路である、
    車両。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記第2車両へ送信する前記第1車両の予定経路と前記第2予定経路は、前記第2車両において前記第1車両の予定経路と前記第2予定経路とを基に制御を行うことが可能
    車両。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記第1車両の予定経路は、少なくとも一つの位置情報と、少なくとも一つの方向情報を含む、
    車両。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記第1予定経路と前記第2予定経路のそれぞれは、少なくとも一つの位置情報と、少なくとも一つの方向情報を含む、
    車両。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両であって、
    更に、位置情報を取得可能な位置情報検出回路を備える、
    車両。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記転舵回路は、前記第1予定経路及び前記第2予定経路に基づき、前記第1車輪又は前記第2車輪の内、前記少なくとも1つについて転舵を行う、
    車両。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の車両であって、
    更に、前記第1車輪又は前記第2車輪の内、前記少なくとも1つについて駆動を行う駆動部を備える、
    車両。
  11. 第1車輪及び第2車輪と、
    前記第1車輪及び前記第2車輪の内、少なくとも1つを転舵可能な転舵回路と、
    第1車両及び第2車両と無線通信可能な無線通信回路と、を備える車両に搭載可能な制御装置であって、
    第1予定経路で進行中に、前記無線通信回路が、前記第1車両の予定経路を、前記第1車両から受信し、前記第1予定経路と前記第1車両の予定経路とを基に、前記第1車両と衝突の可能性が一定以上あると判定した場合、
    前記第1予定経路と異なる第2予定経路を作成し、前記第2予定経路で進行を開始するとともに、前記第2車両に、前記第1車両の予定経路と、前記第2予定経路とを送信する、
    制御装置。
  12. 請求項11に記載の制御装置であって、
    更に、制御回路を備える、
    制御装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の制御装置であって、
    前記第1予定経路と前記第1車両の予定経路を基に判定した前記第1車両と衝突の可能性を第1の可能性とし、
    前記第2予定経路と前記第1車両の予定経路を基にした前記第1車両との衝突の可能性を第2の可能性とすると、
    前記第2の可能性は、前記第1の可能性よりも低い、
    制御装置。
  14. 請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記第2予定経路は、前記第1車両との衝突を回避する経路である、
    制御装置。
  15. 請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記第2車両へ送信する前記第1車両の予定経路と前記第2予定経路は、前記第2車両において前記第1車両の予定経路と前記第2予定経路とを基に制御を行うことが可能
    制御装置。
  16. 請求項11から請求項15のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記第1車両の予定経路は、少なくとも一つの位置情報と、少なくとも一つの方向情報を含む、
    制御装置。
  17. 請求項11から請求項16のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記第1予定経路と前記第2予定経路のそれぞれは、少なくとも一つの位置情報と、少なくとも一つの方向情報を含む、
    制御装置。
  18. 請求項11から請求項17のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    更に、位置情報を取得可能な位置情報検出回路を備える、
    制御装置。
  19. 請求項11から請求項18のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記転舵回路は、前記第1予定経路及び前記第2予定経路に基づき、前記第1車輪又は前記第2車輪の内、前記少なくとも1つについて転舵を行う、
    制御装置。
  20. 請求項11から請求項19のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記車両は更に、前記第1車輪又は前記第2車輪の内、前記少なくとも1つについて駆動を行う駆動部を備える、
    制御装置。
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