JP6575413B2 - 退避指示装置及び退避指示方法 - Google Patents

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この明細書による開示は、緊急車両の予定走行経路が確保されるよう指示を行う退避指示装置、及び退避指示方法に関する。
従来、例えば特許文献1には、緊急車両の通過を支援するような退避態様を予定走行経路上の一般車両に対して指示したり、予定走行経路からの一般車両の退避を支援する走行態様を他の一般車両に対して指示したりする車両退避指示装置が開示されている。こうした車両退避指示装置は、例えば所定の交差点、所定の地域、又は緊急車両等に設置されており、通信手段を介して一般車両から走行情報を受信する。そして車両退避指示装置は、取得した走行情報に応じた走行態様の指示を決定し、決定した指示を一般車両へ向けて送信する。
特許第4187669号公報
さて、特許文献1に開示の車両退避指示装置を含む車両退避指示システムは、実質全ての一般車両が通信機能を搭載していることを前提に、走行態様を決定している。しかし、実際の交通状況では、通信機能を搭載した搭載車両と、通信機能を搭載していない非搭載車両とが混在している。故に、緊急車両の通過時にて、搭載車両は、緊急車両の走行を妨げないよう行動できる一方で、通信機能を備えない非搭載車両は、予定走行経路に留まってしまい緊急車両の走行を妨げ易かった。このように、搭載車両と非搭載車両が混在する交通状況では、緊急車両のスムーズな通行が依然として実現困難であった。
本開示は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、搭載車両と非搭載車両が混在する交通状況においても、緊急車両のスムーズな通行を可能にする退避指示装置及び退避支持方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、開示された第一の態様は、緊急車両(EV)の走行が予定された予定走行経路の情報を通信によって取得する通信機能を搭載した搭載車両(Ao)と、通信機能を搭載していない非搭載車両(Ax)とが混在する交通状況において、予定走行経路が確保されるよう指示を行う退避指示装置であって、予定走行経路の情報を少なくとも含む車両の走行情報を通信によって取得する通信情報取得部(31)と、非搭載車両を検出した検出情報を取得する検出情報取得部(32)と、検出情報取得部により検出情報が取得された非搭載車両の予定走行経路に対する位置及び走行の状態に応じて、予定走行経路からの非搭載車両の退避を支援する行動、又は予定走行経路への非搭載車両の進入を回避する行動を、少なくとも一台の搭載車両に指示する指示出力部(36)と、を備える退避指示装置とされる。
また、開示された第二の態様は、緊急車両(EV)の走行が予定された予定走行経路の情報を通信によって取得する通信機能を搭載した搭載車両(Ao)と、通信機能を搭載していない非搭載車両(Ax)とが混在する交通状況において、予定走行経路が確保されるような指示を、少なくとも一つのプロセッサ(41)の処理によって行う退避指示方法であって、予定走行経路の情報を少なくとも含む車両の走行情報を通信によって取得し、非搭載車両を検出した検出情報を取得し、検出情報が取得された非搭載車両の予定走行経路に対する位置及び走行の状態に応じて、予定走行経路からの非搭載車両の退避を支援する行動、又は予定走行経路への非搭載車両の進入を回避する行動を、少なくとも一台の搭載車両に指示する退避指示方法とされる。
これらの態様では、少なくとも一台の搭載車両が指示に従って行動することで、予定走行経路の情報を取得する通信機能を持たない非搭載車両は、予定走行経路からの退避を支援されるか、又は予定走行経路への進入を阻止される。以上によれば、緊急車両の通過時にて、非搭載車両は、予定走行経路から外れて位置でき、緊急車両の走行の妨げになり難くなる。したがって、搭載車両と非搭載車両が混在する交通状況においても、緊急車両のスムーズな通行が可能になる。
尚、上記括弧内の参照番号は、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
搭載車両に搭載された退避指示システムの全体像を示すブロック図である。 情報処理装置に構築される機能ブロックを示す図である。 搭載車両によって進入回避行動がとられるシーン1を示す図である。 搭載車両によって進入回避行動がとられるシーン2を示す図である。 搭載車両によって進入回避行動がとられるシーン3を示す図である。 搭載車両によって退避支援行動がとられるシーン4を示す図である。 搭載車両によって退避支援行動がとられるシーン5を示す図である。 搭載車両によって退避支援行動がとられるシーン6を示す図である。 搭載車両によって退避支援行動がとられるシーン7を示す図である。 搭載車両によって退避支援行動がとられるシーン8を示す図である。 自車両が非搭載車両と見做されて、他の搭載車両によって退避支援行動がとられるシーン9を示す図である。 自車両に対する見做し非搭載車両の設定が解除され、自車両が搭載車両として退避支援行動を再開したシーン10を示す図である。 退避指示処理の詳細を示すフローチャートである。 見做し非搭載車両の設定及び解除を行う処理の詳細を示すフローチャートである。 搭載車両によって進入回避行動がとられる別のシーン11を示す図である。
本開示の一実施形態による退避指示装置の機能は、図1及び図2に示す情報処理装置100によって実現されている。情報処理装置100は、例えば一般の車両Asに搭載されている。情報処理装置100は、車両Asに搭載された多数の車載機器と電気的に接続されており、これらの車載機器等と共に退避指示システム110を構成している。
退避指示システム110は、緊急用務中の緊急車両EVの予定走行経路の情報を、通信によって取得可能である。緊急車両EVには、例えば消防用自動車、救急用自動車、及び警察車両等が少なくとも含まれる。緊急車両EVは、緊急用務の際に、路車間通信、車車間通信、及び移動体通信等の少なくとも一つを用いて、走行を予定している予定走行経路の情報を、交通管理センタのサーバ及び他の車両等へ向けて送信可能である。退避指示システム110は、緊急車両EVによって配信された予定走行経路の情報を、例えば路車間通信、車車間通信、及び移動体通信等によって取得する。そして、退避指示システム110は、緊急車両EVの予定走行経路、より詳細には予定走行経路の設定された車線(以下、「走行予定車線」)が確保されるように指示を行う。
ここで、退避指示システム110を備えた車両Asのように、予定走行経路の情報を取得する通信機能を搭載した車両を、「搭載車両Ao」とし、こういった通信機能を搭載していない車両を、「非搭載車両Ax(図3等参照)」とする。本実施形態の車両Asは、搭載車両Aoのうちの特定の一台である。また、搭載車両Ao及び非搭載車両Axは、共に緊急車両EVには該当しない車両である。退避指示システム110は、搭載車両Aoと非搭載車両Axとが混在する交通状況においても、緊急車両EVの予定走行経路が確保されるように、車両Asを含む少なくとも一台の搭載車両Aoに指示を行うことができる。
以上の退避指示システム110では、画像センサ11、レーダセンサ12、GNSS受信機13、車外通信機14、車速センサ15、方向指示器19、及び指示装置20等が情報処理装置100と接続されている。
画像センサ11及びレーダセンサ12は、歩行者及び他の車両等の移動物体、さらに路上の落下物、交通信号、ガードレール、縁石、道路標識、道路標示、及び区画線等の静止物体を検出する自律センサである。画像センサ11及びレーダセンサ12は、検出した移動物体及び静止物体に係るセンサ情報を、情報処理装置100へ向けて逐次出力する。
画像センサ11は、車両Asの前方領域を撮影する単眼式又は複眼式のカメラユニットと、カメラユニットによって撮像された車両周辺の画像を解析する画像処理部とを有している。画像センサ11は、車両周辺の画像に写る移動物体及び静止物体を抽出することにより、移動物体及び静止物体に係るセンサ情報を取得する。
レーダセンサ12は、車両Asの周辺へ向けてレーザ光又はミリ波を照射する。レーダセンサ12は、周辺に存在する移動物体及び静止物体等で反射されたレーザ光又はミリ波を受信することにより、移動物体及び静止物体に係るセンサ情報を取得する。
GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機13は、複数の人工衛星からの測位信号を受信する。GNSS受信機13は、受信した測位信号に基づいて車両Asの現在位置を計測する。GNSS受信機13は、計測した車両Asの位置情報を情報処理装置100へ向けて逐次出力する。
車外通信機14は、他の車両に搭載された車外通信機及び道路脇に設置された路側機との間で、無線通信によって情報を送受信可能である。加えて車外通信機14は、例えばセルラ方式等による移動体通信網の基地局との間でも、情報を送受信できる。さらに車外通信機14は、Wi−Fi(登録商標)等の近距離無線通信による情報の送受信が可能であってもよい。
車外通信機14は、路車間通信、車車間通信、移動体通信、及び近距離無線通信等の少なくとも一つを通じて、他の車両の走行情報、交通情報、及び気象情報等を受信できる。他の車両の走行情報には、予定走行経路の情報を含む緊急車両EVに係る走行情報、他の搭載車両Aoに係る走行情報、及び他の搭載車両Aoによって検出された非搭載車両Ax(図3等参照)に係る走行情報が含まれる。車外通信機14は、情報処理装置100にて取得される車両Asの走行情報と、取得した他の車両の走行情報とを、所定の形式でリスト化(図2参照)し、他の搭載車両Aoに搭載された他の車外通信機14との間で共有できる。
車速センサ15は、車両Asの車輪の周辺に設置された磁気センサである。車速センサ15は、車輪の回転速度に対応したパルス信号を、車両Asの走行速度を示す出力として、情報処理装置100へ向けて出力する。
方向指示器19は、運転者によるレバー操作に従って、左右の方向指示灯を点滅させる。方向指示器19は、運転者のレバー操作等に基づく作動情報を、情報処理装置100へ向けて出力する。
指示装置20は、運転者へ向けた指示を出力する出力インターフェースである。指示装置20は、例えば表示装置及び音声出力装置の少なくとも一方を含む構成である。指示装置20は、運転席の周辺に取り付けられており、情報処理装置100によって出力される制御信号に基づき、運転者へ向けた情報提示を行う。
情報処理装置100は、プロセッサ41、RAM42、記憶媒体43、及び入出力インターフェース44を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。情報処理装置100は、記憶媒体43に記憶された退避指示プログラムをプロセッサ41によって実行可能である。情報処理装置100は、退避指示プログラムに基づき、走行情報取得部31、非搭載車検出部32、地図情報取得部33、交通情報取得部34、行動判定部35、及び指示出力部36を、退避指示に係る機能ブロックとして構築する。
走行情報取得部31は、車両As及び他の車両を含む種々の車両の走行情報を取得する。走行情報取得部31は、情報処理装置100に接続された種々の構成(11〜13,15,19等)の検出結果に基づき、車両Asの走行情報を取得する。走行情報取得部31は、車外通信機14によって受信される種々の情報から、他の車両の走行情報を取得する。個々の走行情報には、各車両の種別情報、位置情報、速度及び加速度情報、大きさ情報、目的地及び予定走行経路の情報、方向指示器の作動情報、並びに緊急走行中であるか否かのフラグ情報が含まれる。車両の種別情報は、搭載車両Ao、非搭載車両Ax(図3等参照)、及び緊急車両EVを示す情報である。また位置情報には、複数の車線の中でどの車線を走行しているかの情報も含まれる。
非搭載車検出部32は、車外通信機14によって受信される車車間通信の情報と、画像センサ11及びレーダセンサ12等の自律センサのセンサ情報とを組み合わせることにより、非搭載車両Ax(図3等参照)を検出した検出情報を取得する。非搭載車検出部32は、自律センサのセンサ情報に基づき、周囲の車両の相対的な位置情報を取得できる。非搭載車検出部32は、自律センサによる相対的な位置情報と、走行情報取得部31によって取得された位置情報とを比較することにより、車車間通信による通信が不可能な車両、即ち、非搭載車両Axを抽出する。
非搭載車検出部32は、検出した非搭載車両Ax(図3等参照)の検出情報を、走行情報取得部31に提供する。走行情報取得部31は、非搭載車検出部32によって検出された非搭載車両Axの検出情報に加えて、他の搭載車両Aoの非搭載車検出部32によって検出された非搭載車両Axの検出情報(走行情報)も、車車間通信を通じて取得できる。
地図情報取得部33は、車両Asの周囲及び進行方向の地図データ、並びに予定走行経路の設定された道路(以下、「走行予定道路」)の地図データを取得する。地図データは、情報処理装置100の記憶媒体43に予め記憶されたデータベース内の地図データであってもよく、画像センサ11及びレーダセンサ12等のセンサ情報に基づいて生成された地図データであってもよい。加えて地図情報取得部33は、車外通信機14によってダウンロードされた地図データを取得できる。地図データには、各ノードの座標、各ノードを結ぶリンクの車線数の情報及び道路幅の情報、並びに道路の種別情報等が含まれている。
交通情報取得部34は、主に車外通信機14によって受信された交通情報を取得する。交通情報には、渋滞情報、交通規制情報、工事情報、事故情報、駐車車両情報等が含まれる。こうした交通情報の少なくとも一部は、画像センサ11及びレーダセンサ12等のセンサ情報に基づく内容であってもよい。
行動判定部35は、車両Asの挙動に基づき、指示出力部36によって出力された指示に従って運転者が行動したか否かを判定する。行動判定部35は、車両Asの運転者が指示に従った行動をとっていない場合、搭載車両Aoである車両Asを非搭載車両Axと見做す。即ち、行動判定部35は、車両Asを見做し非搭載車両Aox(図11等参照)に設定する。また行動判定部35は、車両Asの運転者が指示に従った行動を再開した場合に、見做し非搭載車両Aoxの設定を解除する。
指示出力部36は、走行情報取得部31又は非搭載車検出部32にて検出情報が取得された非搭載車両Ax(図3等参照)の状態に応じて、車両As及び車両Asを除く搭載車両Aoへ向けて出力される指示を生成する。指示出力部36では、予定走行経路からの非搭載車両Axの退避を支援する退避支援行動、又は予定走行経路への非搭載車両Axの進入を回避する進入回避行動を要求する指示が生成される。指示出力部36による指示は、一台の搭載車両Aoへ向けた内容であってもよく、複数台の搭載車両Aoへ向けた内容であってもよい。
指示出力部36は、車両Asの運転者へ向けた指示を生成した場合、指示装置20に制御信号を出力することで、生成した指示を運転者に対して提示する。また指示出力部36は、他の搭載車両Aoへ向けた指示を生成した場合、生成した指示要求を車外通信機14によって他の搭載車両Aoに送信する。これにより、他の搭載車両Aoの指示装置20が、他の搭載車両Aoの運転者に指示を提示する。
また指示出力部36は、行動判定部35によって見做し非搭載車両Aox(図11等参照)の設定及び解除があった場合に、車両Asに係る走行情報を更新する。指示出力部36は、更新された走行情報を周囲の搭載車両Aoへ向けて送信させることにより、見做し非搭載車両Aoxの設定変更を周囲の搭載車両Aoに通知する。
次に、情報処理装置100によって生成された指示に基づく行動により、非搭載車両Axによる緊急車両EVの走行の妨害が防がれる複数のシーンについて、図3〜図10に基づいて説明する。尚、以下の説明では、非搭載車両Axを検出する搭載車両Aoを、特に「自車両As」と記載する。
<シーン1:非搭載車両Axの進入回避行動指示>
図3に示すシーン1において、自車両Asは、予定走行経路の設定された走行予定車線と交差する交差道路を走行している。自車両Asは、予定走行経路と交差道路とが交差する交差点に接近している。自車両Asの前方には、自車両Asと同様に交差点へ向かって走行しており、緊急車両EVの予定走行経路に進入する虞のある非搭載車両Axが走行している。また、自車両Asと車車間通信可能な他の搭載車両Aoが走行予定車線上を交差点へ向かって走行している。他の搭載車両Ao及び自車両Asは、相互の車外通信機14を介した車車間通信により、互いの位置情報を共有している。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、交差点に接近する非搭載車両Axを検出すると、非搭載車両Axの検出情報に基づき、他の搭載車両Aoへ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、予定走行経路への非搭載車両Axの進入を阻む行動を要求する指示を生成し、車車間通信によって他の搭載車両Aoに送信する。
他の搭載車両Aoは、自車両Asから要求された指示に従うことにより、非搭載車両Axの前方で減速又は停車する。その結果、交差道路の交差点への入り口が他の搭載車両Aoによって塞がれるため、非搭載車両Axの走行予定車線への進入は、回避される。以上のように、非搭載車両Axの進行を止めて退避を促すことで、緊急車両EVの予定走行経路が確保される。
以上のシーン1にて、情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、非搭載車両Axの走行情報を他の搭載車両Aoに送信してもよい。この場合、他の搭載車両Aoに搭載された情報処理装置100が、通知された非搭載車両Axの走行情報(検出情報)に基づき、予定走行経路への非搭載車両Axの進入を阻む行動要求を生成し、自車両(他の搭載車両Ao)の運転者に指示する。その結果、他の搭載車両Aoは、非搭載車両Axの前方で減速又は停車して、非搭載車両Axの進路を塞ぎ得る。以上のように、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、非搭載車両Axの予定走行経路への進入は回避される。
<シーン2:非搭載車両Axの進入回避行動指示>
図4に示すシーン2において、自車両Asは、交差道路を交差点から離れる方向へ向けて走行している。自車両Asの側方には、交差点へ向かって走行することで、緊急車両EVの予定走行経路に進入する虞のある非搭載車両Axが走行している。また、自車両Asと車車間通信可能な他の搭載車両Aoが、自車両Asによって検出された非搭載車両Axの前方を交差点へ向かって走行している。他の搭載車両Aoは、車車間通信によって自車両Asと互いの位置情報を共有しているものの、移動体通信の電波が入り難い状態にあり、緊急車両EVの予定走行経路の情報を取得できていない。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、交差点に接近する非搭載車両Axを検出すると、予定走行経路への非搭載車両Axの進入を阻む行動を要求する指示を生成し、他の搭載車両Aoに送信する。他の搭載車両Aoは、自車両Asから要求された指示に従うことにより、非搭載車両Axの前方且つ交差点の手前で減速又は停車し、交差点への入り口を塞ぐことができる。このように、他の搭載車両Aoは、緊急車両EVの走行情報を取得できていなくても、緊急車両EVの通過に備えた準備行動をとることができる。以上の結果、非搭載車両Axの走行予定車線への進入が回避されるため、緊急車両EVの予定走行経路は確保される。
以上のシーン2でも、シーン1と同様に、情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、緊急車両EV及び非搭載車両Axの各走行情報を、他の搭載車両Aoに送信してもよい。この場合、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が、自車両Asから通知された各走行情報に基づき、交差点の手前で停車する行動要求を生成し、自車両(他の搭載車両Ao)の運転者に指示する。以上のように、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、非搭載車両Axの予定走行経路への進入は回避される。
<シーン3:非搭載車両Axの進入回避行動指示>
図5に示すシーン3において、自車両Asは、予定走行経路の設定された交差点の手前で停車している。自車両Asの後方には、交差点に接近する非搭載車両Axが存在している。非搭載車両Axは、緊急車両EVの予定走行経路の情報を取得していない。故に、非搭載車両Axは、停車状態にある自車両Asを追い越して、走行予定車線にする虞がある。
加えて、自車両Asと車車間通信可能な二台の搭載車両Aoが交差点の周囲に位置している。一方の搭載車両Ao(以下、「第一の搭載車両Ao1」)は、走行予定車線を走行している。他方の搭載車両Ao(以下、「第二の搭載車両Ao2」)は、自車両Asに対向する方向から交差点に接近している。自車両Asと二台の搭載車両Ao1,Ao2は、互いの位置情報を共有している。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、自車両Asの後方にて進路を変更する非搭載車両Axを検出した場合に、第一の搭載車両Ao1へ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、非搭載車両Axの予定走行経路への進入回避行動として、進路を変更した非搭載車両Axの前方で停車する行動の要求指示を生成し、第一の搭載車両Ao1に送信する。
一方、第二の搭載車両Ao2に搭載された情報処理装置100は、交差点の手前での停車を、車車間通信によって第一の搭載車両Ao1に通知する。以上により、第一の搭載車両Ao1に搭載された情報処理装置100は、第二の搭載車両Ao2の停車通知を確認したうえで、自車両Asからの要求指示を自車両(第一の搭載車両Ao1)の運転者に提示する。その結果、第一の搭載車両Ao1は、進路変更を行った非搭載車両Axの前方で停車し、自車両Asとの協働により、交差道路の交差点への入り口を確実に塞ぎ得る。以上によれば、自車両Asを追い越した非搭載車両Axの予定走行経路への進入が回避されるため、緊急車両EVの予定走行経路は確保される。
以上のシーン3でも、自車両Asの情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、非搭載車両Axの追い越しを通知する走行情報を、第一の搭載車両Ao1に送信してもよい。この場合、第一の搭載車両Ao1の情報処理装置100が、自車両Asから通知された走行情報に基づき、進路を変更した非搭載車両Axの前方で停車する行動要求を生成し、自車両(第一の搭載車両Ao1)の運転者に指示する。以上のように、第一の搭載車両Ao1の情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、非搭載車両Axの予定走行経路への進入は回避される。
<シーン4:非搭載車両Axの退避支援行動指示>
図6に示すシーン4において、自車両Asは、予定走行経路の設定された走行予定車線を走行している。自車両Asの前方には、左折の合図を出している非搭載車両Axが存在している。非搭載車両Axは、右方から交差点に進入しようとする車両(他の搭載車両Ao)の交差点の通過を待機している。他の搭載車両Aoは、自車両Asと車車間通信可能であり、自車両Asと互いの位置情報を共有している。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、自車両Asの前方にて交差点を左折しようとする非搭載車両Axを検出した場合に、他の搭載車両Aoへ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、非搭載車両Axの予定走行経路からの退避を支援する退避支援行動として、交差点の入り口で停車する行動の要求指示を生成し、他の搭載車両Aoに送信する。
他の搭載車両Aoは、自車両Asから要求された指示に従うことにより、非搭載車両Axの左折を妨げないように、交差点の手前で停車する。その結果、非搭載車両Axの右方から交差点に進入する車両が居なくなるため、非搭載車両Axは、搭載車両Aoの停車を確認したうえで、容易に左折を行うことができる。以上のように非搭載車両Axの予定走行経路からの退避が支援されることで、緊急車両EVの予定走行経路が確保される。
以上のシーン4でも、自車両Asの情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、非搭載車両Axの左折予定を通知する走行情報を、他の搭載車両Aoに送信してもよい。この場合、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が、交差点の手前で停車する行動要求を生成し、自車両(他の搭載車両Ao)の運転者に指示する。以上のように、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、非搭載車両Axの予定走行経路からの退避は支援される。
<シーン5:非搭載車両Axの退避支援行動指示>
図7に示すシーン5において、自車両Asは、予定走行経路の設定された走行予定車線上を走行している。自車両Asの前方には、右折の合図を出している非搭載車両Axが存在している。非搭載車両Axは、各方向から交差点に進入しようとする複数の車両(他の搭載車両Ao)の通過を待機している。複数の他の搭載車両Aoは、自車両Asと車車間通信可能であり、相互に位置情報を共有している。
以下の説明では、便宜的に、非搭載車両Axの右方から交差点へ接近する他の搭載車両Aoを、第一の搭載車両Ao1とし、非搭載車両Axの左方から交差点へ接近する他の搭載車両Aoを、第二の搭載車両Ao2とする。さらに、非搭載車両Axと対向する方向から交差点に接近する他の搭載車両Aoを、第三の搭載車両Ao3とする。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、自車両Asの前方にて交差点を右折しようとする非搭載車両Axを検出した場合に、各搭載車両Ao1〜Ao3へ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、予定走行経路からの非搭載車両Axの退避を支援する退避支援行動として、交差点の入り口で停車する行動の要求指示を生成し、各搭載車両Ao1〜Ao3に送信する。
各搭載車両Ao1〜Ao3は、自車両Asから要求された指示に従うことにより、非搭載車両Axの右折を妨げないように、それぞれ交差点の手前で停車する。その結果、各方向から交差点に進入する車両が居なくなるため、非搭載車両Axは、各搭載車両Ao1〜Ao3の停車を確認したうえで、容易に右折を行うことができる。以上のように、走行予定車線上からの非搭載車両Axの退避が支援されることで、緊急車両EVの予定走行経路が確保される。
以上のシーン5でも、自車両Asの情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、非搭載車両Axの右折予定を通知する走行情報を、各搭載車両Ao1〜Ao3に送信してもよい。この場合、各搭載車両Ao1〜Ao3の情報処理装置100が、交差点の手前で停車する行動要求を生成し、それぞれ自車両(搭載車両Ao1〜Ao3)の運転者に指示する。以上のように、各搭載車両Ao1〜Ao3の各情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、非搭載車両Axの予定走行経路からの退避は支援される。
<シーン6:非搭載車両Axの退避支援行動指示>
図8に示すシーン6において、自車両Asは、予定走行経路の設定された走行予定車線と隣接する隣接車線上を走行している。自車両Asの側方には、自車両Asと並走する非搭載車両Axが存在している。非搭載車両Axは、緊急車両EVの走行予定車線上を、自車両Asと同一方向へ向けて走行している(図8A参照)。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、走行予定車線を走行する非搭載車両Axを検出した場合に、自車両Asの運転者へ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、予定走行車線からの非搭載車両Axの退避を支援する退避支援行動として、非搭載車両Axが車線変更可能な退避スペースSSを前走車LVとの間に準備する行動要求を生成する。情報処理装置100は、指示装置20(図1参照)の制御によって前走車LVとの車間距離の拡大を運転者に指示する。
自車両Asの運転者が提示された指示に従うことにより、自車両Asの前方には、非搭載車両Axの退避スペースSSが確保される(図8B参照)。非搭載車両Axは、左方に確保された退避スペースSSへ向けて車線変更を容易に行うことができる(図8C参照)。以上のように、走行予定車線上からの非搭載車両Axの退避が支援されることで、緊急車両EVの予定走行経路が確保される。
<シーン7:非搭載車両Axの退避支援行動指示>
図9に示すシーン7において、自車両Asは、片側一車線ずつの二車線道路を走行している。自車両Asは、予定走行経路の設定された走行予定車線に隣接する対向車線を走行している。自車両Asの前方には、大型の非搭載車両Axが走行している。また、自車両Asと車車間通信可能な他の搭載車両Aoが、走行予定車線を走行している。他の搭載車両Ao及び自車両Asは、車車間通信によって互いの位置情報を共有している。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、二車線道路を走行する大型の非搭載車両Axを検出した場合に、他の搭載車両Aoへ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、大型の非搭載車両Axの予定走行経路上からの退避支援行動として、前走車LVとの間に退避スペースSSを確保した状態で停車する行動要求を生成し、他の搭載車両Aoに送信する(図9A参照)。
他の搭載車両Aoは、自車両Asから要求された指示に従うことにより、前走車LVとの車間距離を広げて(図9B参照)、退避スペースSSを確保した状態で停車する(図9C参照)。故に、大型の非搭載車両Axが他の搭載車両Aoの側方に停車してしまった場合でも、他の搭載車両Aoは、準備していた退避スペースSSを利用して、前走車LVとの距離を詰めることができる。以上により、他の搭載車両Aoが大型の非搭載車両Axの後方にずれることによれば、大型の非搭載車両Axは、緊急車両EVの予定走行経路上から外れて位置し得る(図9D参照)。その結果、大型の非搭載車両Axにより二車線道路が塞がれてしまう事態を回避できるので、緊急車両EVの予定走行経路は、確保可能となる。
以上のシーン7でも、自車両Asの情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、大型の非搭載車両Axの接近を通知する走行情報を、他の搭載車両Aoに送信してもよい。この場合、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が、車間距離を確保した状態で停車する行動要求を生成し、自車両(搭載車両Ao)の運転者に指示する。以上のように、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、非搭載車両Axの予定走行経路からの退避は支援される。
<シーン8:非搭載車両Axの退避支援行動指示>
図10に示すシーン8において、自車両Asは、車両同士のすれ違いが困難な道幅の狭い細街路に交差道路から進入しようとしている。細街路は、緊急車両EVの走行予定車線である。細街路には、非搭載車両Axが走行している。また、自車両Asと車車間通信可能な他の搭載車両Aoが、自車両Asとは異なる位置から細街路に進入しようとしている。他の搭載車両Ao及び自車両Asは、車車間通信によって互いの位置情報を共有している。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、細街路を走行し自車両Asの前方を通過する非搭載車両Axを検出した場合に、他の搭載車両Aoへ向けて出力する行動要求の指示を生成する。具体的に、情報処理装置100は、非搭載車両Axの予定走行経路上からの退避支援行動として、細街路の手前で一時停車する行動要求を生成し、他の搭載車両Aoに送信する。
他の搭載車両Aoは、自車両Asから要求された指示に従うことにより、非搭載車両Axと緊急車両EVとが続けて前方を通過するまで、細街路への進入を待機する。その結果、他の搭載車両Aoと非搭載車両Axとによって細街路が詰まってしまう事態は回避される。したがって、緊急車両EVの予定走行経路は、確保可能となる。
以上のシーン8でも、自車両Asの情報処理装置100は、直接的な行動の要求に替えて、非搭載車両Axの接近を通知する走行情報を、他の搭載車両Aoに送信してもよい。この場合、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が、細街路への進入を待機する行動要求を生成し、自車両(搭載車両Ao)の運転者に指示する。以上のように、他の搭載車両Aoの情報処理装置100が行動要求を生成する場合でも、細街路の詰まりを防ぐことで、予定走行経路からの非搭載車両Axの退避が支援される。
次に、情報処理装置100によって生成された指示に従った行動をしていないと判定された自車両Asを非搭載車両Axと見做して、他の搭載車両Aoへ向けた指示が生成されるシーン9の詳細を、図11に基づいて説明する。尚、以下の説明では、非搭載車両Axと見做された搭載車両Aoである自車両Asを、特に「見做し非搭載車両Aox」と記載する。
<シーン9:見做し非搭載車両Aoxの設定に伴う退避支援行動指示>
図11に示すシーンにおいて、自車両Asは、上記シーン6と同様に、緊急車両EVの走行予定車線と隣接する隣接車線上を走行している。自車両Asの側方には、自車両Asと並走する非搭載車両Axが存在している。また自車両Asの前方には、他の搭載車両Aoが隣接車線上を走行している(図11A参照)。
自車両Asの情報処理装置100は、緊急用務中の緊急車両EVの走行情報を取得している状態で、走行予定車線を走行する非搭載車両Axを検出した場合に、他の搭載車両Aoである前走車LVとの車間距離の拡大させる行動要求を生成する。自車両Asの運転者は、提示された指示に従うことにより、前走車LVとの車間距離を拡大させるはずである(図11B 破線参照)。
しかし、自車両Asの運転者は、何らかの理由によって提示された行動要求に従わない場合がある。この場合、情報処理装置100は、自車両Asを見做し非搭載車両Aoxに設定する旨の走行情報を生成し、他の搭載車両Aoに送信する(図11C参照)。他の搭載車両Aoの情報処理装置100は、通知された見做し非搭載車両Aoxの設定に基づき、予定走行経路からの非搭載車両Axの退避を支援する退避支援行動を行うのは、自車両(他の搭載車両Ao)であると判断する。
他の搭載車両Aoの情報処理装置100は、退避支援行動として、非搭載車両Axの退避スペースSSを減速によって準備する行動要求を生成し、自車両(他の搭載車両Ao)の運転者に指示する。他の搭載車両Aoの運転者が提示された指示に従うことにより、非搭載車両Axの左側方には退避スペースSSが確保される。その結果、非搭載車両Axは、緊急車両EVの接近時に速やかに予定走行経路上から退避できる(図11D参照)。
次に、見做し非搭載車両Aoxとして設定された自車両Asの運転者が情報処理装置100の指示に従った行動を再開することにより、見做し非搭載車両Aoxの認定を解除するシーン10を、図12に基づいて説明する。
<シーン10:見做し非搭載車両Aoxの設定に伴う退避支援行動指示>
図12に示すシーン10においても、自車両Asは、緊急車両EVの走行予定車線と隣接する隣接車線上を走行している(図12A参照)。自車両Asを見做し非搭載車両Axとして扱っている場合でも、自車両Asの情報処理装置100は、側方の非搭載車両Axを検出し、前走車との車間距離の拡大させる行動要求を、運転者に継続して指示する。一方、他の搭載車両Aoの情報処理装置100は、後続車である自車両Asを見做し非搭載車両Axとして扱っているので、退避支援行動として減速を指示する行動要求を生成し、運転者に提示しようとする(図12B参照)。
しかし、自車両Asの運転者は、提示された行動要求に従うことにより、車間距離を拡大させて、非搭載車両Axの退避スペースSSを準備する。以上の運転者の行動により、自車両Asの情報処理装置100は、見做し非搭載車両Aoxの設定を解除し、自車両Asを搭載車両Aoとして扱う旨の走行情報を、他の搭載車両Aoに送信する。他の搭載車両Aoの情報処理装置100は、自車両Asからの通知に基づき、後方の自車両Asを通常の搭載車両Aoとして扱う。その結果、減速指示の運転者への提示が中止される(図12C参照)。
以上によれば、他の搭載車両Aoと自車両Asとの間には、非搭載車両Axの退避スペースSSが確保される。その結果、非搭載車両Axは、緊急車両EVの接近時に速やかに予定走行経路上から退避できる(図12D参照)。
ここまで説明したように、非搭載車両Axの検出情報に基づいて退避支援行動又は進入回避行動の指示を出力する退避指示処理の詳細を、以下、図13に基づき、図1及び図2を参照しつつ説明する。図13に示す退避指示処理は、例えば緊急車両EVの走行情報が車外通信機14によって受信されたことに基づき、情報処理装置100によって開始される。
S101では、自車両Asを含む車両の走行情報の取得処理を実施し、S102に進む。S102では、S101にて、非搭載車両Axの検出情報(走行情報)を取得できたか否かを判定する。S102にて、非搭載車両Axの検出情報を取得していると判定した場合、S103に進む。自車両Asが見做し非搭載車両Aoxに設定されている場合も、S102では、非搭載車両Axの検出情報を取得したと判定する。一方で、S102にて、非搭載車両Axの検出情報を取得していないと判定した場合、退避指示処理を終了する。
S103では、他の搭載車両Aoへ向けて送信する走行情報に、S101にて取得した非搭載車両Axの走行情報を追加し、S104に進む。S104では、自車両Asが緊急車両EVの予定走行経路にいるか否かを判定する。S104にて、自車両Asが予定走行経路(走行予定道路)にいると判定した場合、S105に進む。一方で、S104にて、自車両Asが予定走行経路にいないと判定した場合、S110に進む。
S105では、自車両Asが緊急車両EVの走行予定車線にいるか否かを判定する。S105にて、自車両Asが走行予定車線にいると判定した場合、S106に進む。一方で、S105にて、自車両Asが走行予定車線にいないと判定した場合、S109に進む。
S106では、走行予定車線の設定された道路が片側1車線の道路か又は細街路であるか否かを判定する。このS106では、緊急車両EVの走行予定道路の道路幅が所定の判定閾値よりも狭いか否かを判定している。S106にて、走行予定道路の道路幅が判定閾値よりも狭い片側1車線の道路等であると判定した場合、S107に進む。S107では、非搭載車両Axの退避支援行動を指示し、退避指示処理を終了する(図9のシーン7等参照)。
一方、S106にて、走行予定道路の道路幅が判定閾値よりも広い片側2車線の道路等であると判定した場合、S108に進む。S108では、緊急車両EVの走行予定車線にいる自車両Asに対して車線変更を指示し、S109に進む。S109では、非搭載車両Axの退避支援行動を指示し、退避指示処理を終了する(図8のシーン6等参照)。
S110では、緊急車両EVの走行予定道路と交差する交差道路に自車両Asがいるか否かを判定する。S110にて、自車両Asが交差道路にいないと判定した場合、退避指示処理を終了する。一方で、自車両Asが交差道路にいると判定した場合、S111に進む。
S111では、S101にて検出情報の取得された非搭載車両Axが緊急車両EVの走行予定車線にいるか否かを判定する。S111にて、非搭載車両Axが走行予定車線にいると判定した場合、S109に進む。S109では、非搭載車両Axの退避支援行動を指示し、退避指示処理を終了する(図10のシーン8等参照)。
一方、S111にて、非搭載車両Axが走行予定車線にいないと判定した場合、S112に進む。S112では、非搭載車両Axの予定走行経路への進入回避行動を指示し、退避指示処理を終了する(図3〜5のシーン1〜3等参照)。
次に、図11及び図12のシーン9及びシーン10に示すように、見做し非搭載車両Aoxの設定及び解除を行う更新処理の詳細を、図14に基づいて説明する。図14に示す更新処理は、退避支援行動又は進入回避行動の要求指示を運転者に出力したことに基づき、情報処理装置100(図2参照)によって開始される。
S121では、運転者に出力された指示行動の内容に沿った車両挙動を定義し、S122に進む。S121では、指示行動に沿った車両挙動として、例えばブレーキペダルを踏むことによって前走車LVとの車間距離を広げる、方向指示器19(図2参照)を作動させる、交差点の手前で停止する等の車両挙動が定義される。
S122では、S121にて定義した車両挙動が一定時間内にとられたか否かを判定する。S122にて、定義した車両挙動が一定時間内にとられなかったと判定した場合、S123に進む。S123では、自車両Asを搭載車両Aoではなく見做し非搭載車両Aoxとする設定を行い、他の搭載車両Aoに送信する走行情報を更新する。以上により、自車両Asを非搭載車両Axと見做す通知が他の搭載車両Aoに送信される。その結果、他の搭載車両Aoにより、退避支援行動又は進入回避行動が行われ得る(図11 シーン9参照)。
一方で、S122にて、定義した車両挙動が一定時間内にとられたと判定した場合、S124に進む。S124では、自車両Asに対する見做し非搭載車両Aoxの設定を解除し、通常の搭載車両Aoとする走行情報の更新を行う。以上により、自車両Asを搭載車両Aoとして扱う旨の通知が他の搭載車両Aoに送信される。その結果、他の搭載車両Aoによる退避支援行動又は進入回避行動は中止される(図12 シーン10参照)。
ここまで説明した本実施形態では、少なくとも一台の搭載車両Aoが指示に従って行動することにより、非搭載車両Axは、予定走行経路からの退避を支援されるか、又は予定走行経路への進入を阻止される。以上によれば、緊急車両EVの通過時にて、非搭載車両Axは、予定走行経路から外れて位置でき、緊急車両EVの走行の妨げになり難くなる。したがって、搭載車両Aoと非搭載車両Axとが混在する交通状況においても、緊急車両EVのスムーズな通行が可能になる。
加えて本実施形態では、非搭載車両Axの前方にて減速又は停車する行動要求の指示が搭載車両Aoの運転者に提示される。特に、走行予定経路に進入しようとする非搭載車両Axが検出された場合、搭載車両Aoには、非搭載車両Axの前方にて減速又は停車する進入回避行動が要求される(図3のシーン1等参照)。以上によれば、搭載車両Aoの運転者が提示された行動要求に従うことで、非搭載車両Axの進行は、搭載車両Aoによって止められる。したがって、緊急車両EVの走行予定車線が非搭載車両Axによって塞がれる事態は、防止される。
また本実施形態では、交差点へ向けて走行する非搭載車両Axの検出に基づき、非搭載車両Axの前方を走行する搭載車両Aoに対して、進入回避行動の指示が出力される(図4のシーン2参照)。以上の指示に基づいて交差点の手前で搭載車両Aoが停車すれば、非搭載車両Axは、交差点に進入困難となる。したがって、緊急車両EVの予定走行経路は、いっそう確保され易くなる。
さらに本実施形態では、予定走行経路と交差する交差道路を走行中の搭載車両Aoには、交差点の手前で停止する退避支援行動が指示される(図6のシーン4等参照)。同様に、予定走行車線と対向する対向車線を走行中の搭載車両Aoにも、交差点の手前で停止する退避支援行動が指示される(図7のシーン5参照)。以上によれば、走行予定車線上の非搭載車両Axは、交差点の右折又は左折を容易に行うことができる。こうして、非搭載車両Axが走行予定車線外へ退避することで、緊急車両EVの予定走行経路は、いっそう確保され易くなる。
加えて本実施形態では、走行予定車線を走行する非搭載車両Axが検出された場合に、非搭載車両Axと並走する搭載車両Aoの運転者には、非搭載車両Axの退避スペースSSを確保する退避支援行動が指示される(図8のシーン6参照)。具体的には、前走車LVとの車間距離を拡大させる指示が搭載車両Aoの運転者に提示される。このような指示に基づいて退避スペースSSが確保されれば、非搭載車両Axは、車線変更によって走行予定車線から速やかに退避可能となる。その結果、緊急車両EVは、走行予定車線をスムーズに走行できる。
また本実施形態では、自車両Asの運転者が行動要求の指示に従わない場合、自車両Asは、見做し非搭載車両Aoxと見做される。その結果、非搭載車両Axの退避を支援する行動は、他の搭載車両Aoの運転者によって実施される(図11のシーン9参照)。以上によれば、特定の運転者が指示と異なる行動をとったとしても、非搭載車両Axの退避準備は、他の搭載車両Aoによって確実に実施される。
さらに本実施形態では、見做し非搭載車両Aoxに設定された後でも、自車両Asの運転者には、退避支援行動又は進入回避行動が継続して指示される(図12のシーン10参照)。そして、運転者が行動要求に従った行動をとれば、見做し非搭載車両Aoxの設定は、解除される。以上によれば、他の搭載車両Aoは、非搭載車両Axの退避準備をしなくてもよくなる。
尚、本実施形態では、走行情報取得部31が「通信情報取得部」に相当し、走行情報取得部31及び非搭載車検出部32の少なくとも一方が「検出情報取得部」に相当し、地図情報取得部33が「道路情報取得部」に相当する。また情報処理装置100が「退避指示装置」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態では、進入回避行動及び退避支援行動が行われる複数のシーンを例示したが、進入回避行動及び退避支援行動が行われるシーンは、上記実施形態のシーンに限定されない。例えば、図15に示すシーン11では、非搭載車両Axが走行予定車線に設定された車道に道路外から進入しようとしている。搭載車両Aoは、道路外の非搭載車両Axを検出することにより、非搭載車両Axの前方に自車両(搭載車両Ao)を停車させる進入回避行動を生成する。以上により、非搭載車両Axの車道への進入が防がれるため、緊急車両EVは、搭載車両Ao及び非搭載車両Axの側方を円滑に通過できるようになる。
上記実施形態の情報処理装置100は、退避支援行動及び進入回避行動のいずれも実施可能であった。しかし、退避支援行動及び進入回避行動の一方のみを実施する情報処理装置であってもよい。
上記実施形態では、車両に搭載された情報処理装置が退避指示装置の機能を果たしていた。しかし、退避指示装置は、特定の情報管制センタに設置されたサーバ等であってもよい。さらに、情報処理装置は、緊急車両EVに搭載されてもよい。種々の演算装置に設けられた一つ又は複数のプロセッサが退避指示プログラムに基づいて、本開示による退避指示方法を実行できる。また、フラッシュメモリ及びハードディスク等の種々の非遷移的実体的記憶媒体が、退避指示プログラムを記憶する記憶媒体として採用可能である。
上記実施形態では、車両を運転する運転者に対して、退避支援行動及び進入支援行動が提示されていた。しかし、退避支援行動及び進入支援行動の指示される対象は、運転者ではなく、自動運転ECU等によって機能する自動運転用の人工知能であってもよい。
Ao 搭載車両、Ax 非搭載車両、Aox 見做し非搭載車両、EV 緊急車両、SS 退避スペース、31 走行情報取得部(通信情報取得部,検出情報取得部)、32 非搭載車検出部(検出情報取得部)、33 地図情報取得部(道路情報取得部)、35 行動判定部、36 指示出力部、41 プロセッサ、100 情報処理装置(退避指示装置)

Claims (12)

  1. 緊急車両(EV)の走行が予定された予定走行経路の情報を通信によって取得する通信機能を搭載した搭載車両(Ao)と、前記通信機能を搭載していない非搭載車両(Ax)とが混在する交通状況において、前記予定走行経路が確保されるよう指示を行う退避指示装置であって、
    前記予定走行経路の情報を少なくとも含む車両の走行情報を通信によって取得する通信情報取得部(31)と、
    前記非搭載車両を検出した検出情報を取得する検出情報取得部(32)と、
    前記検出情報取得部により検出情報が取得された前記非搭載車両の前記予定走行経路に対する位置及び走行の状態に応じて、前記予定走行経路からの前記非搭載車両の退避を支援する行動、又は前記予定走行経路への前記非搭載車両の進入を回避する行動を、少なくとも一台の前記搭載車両に指示する指示出力部(36)と、
    を備える退避指示装置。
  2. 前記指示出力部は、前記検出情報取得部によって検出情報が取得された前記非搭載車両の前方で、減速又は停車する指示を前記搭載車両へ向けて出力する請求項1に記載の退避指示装置。
  3. 前記指示出力部は、前記予定走行経路に進入しようとする前記非搭載車両の検出情報が前記検出情報取得部によって取得された場合に、前記非搭載車両の前方で停車する指示を前記搭載車両へ向けて出力する請求項1又は2に記載の退避指示装置。
  4. 前記指示出力部は、前記予定走行経路と交差する交差道路を、前記予定走行経路と前記交差道路との交差点へ向かって走行する前記搭載車両に、前記交差点の手前で停車する指示を出力する請求項1〜3のいずれか一項に記載の退避指示装置。
  5. 前記指示出力部は、前記予定走行経路の設定された走行予定車線と対向する対向車線を前記交差点へ向かって走行する前記搭載車両に、前記交差点の手前で停車する指示を出力する請求項4に記載の退避指示装置。
  6. 前記指示出力部は、前記予定走行経路の設定された走行予定車線を走行する前記非搭載車両の検出情報が前記検出情報取得部によって取得された場合に、前記走行予定車線と隣接する隣接車線を前記非搭載車両と並んで走行する前記搭載車両に、前記非搭載車両の退避スペース(SS)を確保する指示を出力する請求項1〜5のいずれか一項に記載の退避指示装置。
  7. 前記指示出力部は、前記非搭載車両の側方を走行する前記隣接車線上の前記搭載車両に、前走車との車間距離を拡大させる指示を出力する請求項6に記載の退避指示装置。
  8. 前記指示出力部は、前記予定走行経路の手前で停車した前記搭載車両の後方にて、進路を変更する前記非搭載車両の検出情報が前記検出情報取得部によって取得された場合に、進路を変更した前記非搭載車両の前方で停車する指示を他の前記搭載車両へ向けて出力する請求項1〜7のいずれか一項に記載の退避指示装置。
  9. 前記予定走行経路の設定された走行予定道路の道路幅の情報を取得する道路情報取得部(33)、をさらに備え、
    前記指示出力部は、前記走行予定道路を走行する前記非搭載車両の検出情報が前記検出情報取得部によって取得され、且つ、前記道路情報取得部にて取得された前記走行予定道路の道路幅が所定の判定閾値よりも狭い場合に、前記予定走行経路上からの前記非搭載車両の退避を支援する指示を、前記走行予定道路を走行する前記搭載車両へ向けて出力する請求項1〜8のいずれか一項に記載の退避指示装置。
  10. 前記指示出力部の指示に従って前記搭載車両が行動したか否かを判定し、前記搭載車両が指示に従う行動をとっていないと判定した場合に、前記搭載車両を前記非搭載車両と見做す行動判定部(35)、をさらに備え、
    前記指示出力部は、前記搭載車両を前記非搭載車両と見做す通知を、他の前記搭載車両へ向けて送信させる請求項1〜9のいずれか一項に記載の退避指示装置。
  11. 前記非搭載車両と見做された見做し非搭載車両(Aox)では、前記予定走行経路からの前記非搭載車両の退避を支援する行動、又は前記予定走行経路への前記非搭載車両の進入を回避する行動が継続して指示され、
    前記行動判定部は、前記搭載車両が指示に従う行動をとったと判定した場合に、前記見做し非搭載車両の設定を解除し、
    前記指示出力部は、前記見做し非搭載車両の設定を解除する通知を、他の前記搭載車両へ向けて送信させる請求項10に記載の退避指示装置。
  12. 緊急車両(EV)の走行が予定された予定走行経路の情報を通信によって取得する通信機能を搭載した搭載車両(Ao)と、前記通信機能を搭載していない非搭載車両(Ax)とが混在する交通状況において、前記予定走行経路が確保されるような指示を、少なくとも一つのプロセッサ(41)の処理によって行う退避指示方法であって、
    前記予定走行経路の情報を少なくとも含む車両の走行情報を通信によって取得し、
    前記非搭載車両を検出した検出情報を取得し、
    検出情報が取得された前記非搭載車両の前記予定走行経路に対する位置及び走行の状態に応じて、前記予定走行経路からの前記非搭載車両の退避を支援する行動、又は前記予定走行経路への前記非搭載車両の進入を回避する行動を、少なくとも一台の前記搭載車両に指示する退避指示方法。
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