JP7217619B2 - シャワー装置 - Google Patents

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本発明は、水栓に接続されて、湯または水を吐出するシャワー孔と湯または水のミストを生成して噴霧するミスト生成噴霧部とを備えたシャワー装置に関する。
従来から、水栓に接続されて、シャワーヘッドに穿設された複数のシャワー孔から湯または水をシャワー状に吐出するシャワー装置が広く使用されている。このシャワー装置は、ユーザーが手に持った状態で使用されることもあるが、この使用態様ではユーザーが両手を使えなくなってしまうことから、壁面に取り付けた保持具でシャワー装置を保持した状態で使用することも広く行われている。
また、近年では、湯をミスト状に噴霧することによって浴室などの室内を暖めることが可能なミストサウナ機能を備えたシャワー装置も知られている。ここで、上述したようにシャワー装置は壁面の保持具で保持した状態で使用されることが多いので、この状態で湯のミストを噴霧すると、ミストが壁面に当たって水滴になってしまい、十分なミストサウナ効果が得られなくなる。そこで、ミストを噴霧可能なシャワー装置では、シャワー状の湯または水を吐出する方向と同じ方向にミストを噴霧するようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2など)。
特開2001-198037号公報 特開2014-79328号公報
しかし、シャワー状の湯または水を吐出する方向と同じ方向にミストを噴霧するシャワー装置は、ユーザーに肌寒く感じさせることがあるという問題があった。これは、湯または水をシャワー状に吐出する方向と同じ方向にミストを噴霧すると、ミストがユーザーに向かって噴霧されることになるため、噴霧したミストがユーザーの体表面に付着し易くなる。そして、付着したミストが蒸発する際に体表面から気化熱を奪うため、ユーザーが肌寒く感じてしまうためである。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題を解決するために成されたものであり、ミストを噴霧することによって十分なミストサウナ効果を実現しつつ、ユーザーが肌寒く感じる事態も回避することが可能なシャワー装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のシャワー装置は次の構成を採用した。すなわち、
水栓に接続されて、湯または水を吐出するシャワー孔と、湯または水のミストを生成して噴霧するミスト生成噴霧部とを備えたシャワー装置であって、
前記ミスト生成噴霧部は、生成した前記ミストを、前記シャワー孔が前記湯または水を吐出する吐出方向に対して横向きの方向に噴霧する
ことを特徴とする。
かかる本発明のシャワー装置においては、湯または水を噴射する複数の噴射孔がシャワー孔と同じ向きに穿設されており、噴射孔に対向した位置には、噴射孔から噴射された湯または水を反射する反射板が形成されている。こうすることで、噴射孔から噴射された湯または水が反射板に衝突することによってミスト状に微細化された後、反射板が延設された方向にミストが放出される。このため、簡単な構造でミストを生成すると共に、シャワー孔から湯または水が吐出される方向(吐出方向)に対して横向きの方向にミストを噴霧することができる。シャワー装置は一般に、シャワー孔からの湯または水がユーザーの方向に向かって吐出される態様で使用されるので、この吐出方向に対して横向きの方向にミストを噴霧してやれば、噴霧したミストがユーザーに付着することを抑制することができる。その結果、付着したミストが蒸発してユーザーが肌寒く感じてしまうことを防止することが可能となる。加えて、シャワー孔と噴射孔とを同じ向きに穿設しておけば、シャワー装置の製造が容易となり、低コストで製造することも可能となる。
上述した本発明のシャワー装置においては、シャワー孔から湯または水が吐出されている状態でも、ミストを生成して噴霧可能としてもよい。
こうすれば、シャワー孔から湯または水を吐出しながら、ユーザーに肌寒い思いをさせることなくミストを噴霧することによって、浴室などの室内を暖めることができる。このため、予めミストを噴霧することによって室内を暖めておく必要が無くなるので利便性を向上させることが可能となる。
また、上述した本発明のシャワー装置においては、フェイス面に複数のシャワー孔を穿設するとともに、そのフェイス面から湯または水の吐出方向とは逆方向に遡った位置に、湯または水の吐出方向に対して横向きの凹形状の凹部を形成して、その凹部内にミスト生成噴霧部を形成してもよい。
こうすれば、凹部内にミスト生成噴霧部を設けることができるので、ミスト生成噴霧部が凹部によって保護された状態となる。このため、例えばシャワー装置を落とした場合でも,ミスト生成噴霧部が破損する事態を回避することが可能となる。
また、上述した本発明のシャワー装置においては、凹部内に湯または水の吐出方向に対して略直角方向の壁面を形成し、その壁面によって反射板を構成するようにしてもよい。
こうすれば、凹部とは別に反射板を設ける必要がないので、シャワー装置の構造が簡単となり、更に低コストで製造することが可能となる。
また、上述した本発明のシャワー装置においては、ヘッド部にシャワー孔およびミスト生成噴霧部を形成すると共に、ヘッド部から所定方向にハンドル部を延設してもよい。そして、ヘッド部からハンドル部が延設された方向から所定の角度範囲内を除いた位置に、ミスト生成噴霧部を形成するようにしても良い。
こうすれば、ハンドル部の方向にはミストが噴霧されないようにすることができる。このため、ユーザーがハンドル部を手に持った状態でミストを噴霧したり、壁に取り付けた保持具でハンドル部を保持させた状態でミストを噴霧したりした場合でも、ミストがユーザーの手や壁の保持具に掛かることが無い。その結果、ミストが掛かってユーザーが肌寒く感じる事態や、あるいはミストが手や保持具や壁に当たって無駄になってしまう事態を回避することが可能となる。
本実施例のシャワー装置1の概要を示す斜視図である。 本実施例のシャワー装置1のヘッド部10の分解組立図である。 本実施例のシャワー装置1のヘッド部10の内部構造を示す断面図である。 本実施例のヘッド部10に装着されているシャワーキャップ140の詳細形状についての説明図である。 シャワー装置1がシャワーを吐出する状態での湯または水の供給経路についての説明図である。 シャワー装置1がシャワーを吐出する状態から、シャワーを吐出しながらミストを噴霧する状態に切り換える途中の状態を示した説明図である。 シャワー装置1がシャワーを吐出しながらミストを噴霧する状態での湯または水の供給経路についての説明図である。 本実施例のシャワー装置1がミストを生成して噴霧する様子を示した説明図である。 4つ以上の噴射孔148が形成された変形例のシャワー装置1のシャワーキャップ140についての説明図である。 変形例のシャワー装置1の取水部110についての説明図である。
図1は、本実施例のシャワー装置1の外形形状を示した斜視図である。図示されるように、本実施例のシャワー装置1は、略円柱形状で中空のハンドル部20の先端側に、ハンドル部20よりも太径で短い円柱形状のヘッド部10が接続されたような形状となっている。ヘッド部10の一端面には、複数のシャワー孔10nが穿設されたフェイス面10fが形成されている。また、ハンドル部20の他端側には、口金2aを介して給水ホース2が取り付けられており、給水ホース2の他端側は図示しない水栓に接続されている。そして、水栓から給水ホース2を介して、ハンドル部20に湯または水を供給すると、ヘッド部10のフェイス面10fに穿設された複数のシャワー孔10nから、湯または水がシャワー状に吐出される。尚、湯または水がシャワー状に吐出されることを、以下では「シャワーが吐出される」と表記する。図1中に示した破線の矢印は、シャワー孔10nからシャワーが吐出される様子を表している。
本実施例のシャワー装置1には、湯または水のミストを噴霧するミスト機能も搭載されている。ミストを噴霧する際には、ヘッド部10の側面から突設された切換摘み10tを、図1中に太い実線の矢印で示した方向に回転移動させる。すると、シャワー孔10nから吐出されるシャワーに加えて、湯または水のミストの噴霧も開始される。ミストが噴霧される方向は、シャワー孔10nからシャワーが吐出される方向(以下、「シャワーの吐出方向」と称する)に対して横向き方向となっている。尚、「シャワーの吐出方向に対して横向き方向」とは、代表的には、シャワーの吐出方向に対して直角方向を中心に±10度の角度範囲内の方向であるが、この方向は適宜変更することができる。ミストが拡がり角度を持って噴霧される場合は、ミストが噴霧される方向(すなわち、シャワーの吐出方向に対して横向き方向)に対して、ミストの拡がり角度を加味した範囲にミストが噴霧されることになる。図1中で斜線を付した部分は、ミストが噴霧されている様子を表している。図示されるようにミストは、ヘッド部10の側面の複数箇所(本実施例では3箇所)から広がるようにして噴霧されるが、ハンドル部20の方向には噴霧されないようになっている。また、ミストの噴霧を停止する際には、ヘッド部10の側面の切換摘み10tを、図1中に太い破線の矢印で示した方向に回転移動させる。すると、シャワーが吐出されつつミストも噴霧されている状態から、ミストの噴霧が停止される。その結果、シャワーは吐出されているがミストは噴霧されない状態に切り換わる。
図2は、本実施例のシャワー装置1のヘッド部10の分解組立図である。図示されるように、本実施例のヘッド部10は、ヘッドケース100と、取水部110と、切換通路部120と、切換リング130と、シャワーキャップ140とを備えている。
ヘッドケース100は樹脂材料によってドーム形状に形成された部材であり、ドーム形状の内側にはケース内室101が形成されると共に、ケース内室101には4箇所から取付ボス102が立設されている。更に、ヘッドケース100の外側面には、中空のハンドル部20が取り付けられる取付部103が形成されている。
取水部110も樹脂材料によって形成されており、大まかな外形形状は、大径の円柱形状の大径部111の上に(図面上では手前側に)小径の円柱形状の小径部112が載置された形状となっている。大径部111の外周側面にはOリング111oが嵌め込まれており、小径部112の外周側面にもOリング112oが嵌め込まれている。更に、小径部112の頂面には、中心にネジ穴116が形成されており、ネジ穴116を中心として対称位置に2つの取水孔114a,114bが貫通している。また、それぞれの取水孔114a,114bの周囲には円形溝115が穿設されると共に、それぞれの円形溝115にはOリング114oが嵌め込まれている。
また、小径部112が大径部111に接続する部分では、小径部112の側面が膨出されることによって回転止め110sが形成されている。前述したように本実施例のシャワー装置1では、切換摘み10tを移動させることでミストの噴霧を開始したり停止したりすることが可能となっているが(図1参照)、小径部112の回転止め110sは、切換摘み10tが移動し過ぎないようにする機能を有している。また、切換摘み10tは、往方向および復方向の2方向に移動可能となっていることに対応して、回転止め110sも2箇所に設けられている。このような取水部110は、大径部111がヘッドケース100のケース内室101に嵌め込まれた後、4本のネジ113でヘッドケース100の取付ボス102にネジ止めされる。
切換通路部120も樹脂材料によって形成されており、大まかには、略円筒形状の内筒部121と大径の円筒形状の外筒部122とが同心円状に組み合わされた外形形状となっている。内筒部121および外筒部122の下端側(図面上では奥側)の端面は面位置となっており、端面同士が円環形状の底部123によって接続されている。また、内筒部121の上端側(図面上では手前側)は外筒部122よりも突出しており、外筒部122よりも突出した部分の内筒部121の外周側面には、Oリング121oが嵌め込まれている。更に、内筒部121の上端面(図面上では手前側の端面)には円形の凹部124が形成されており、凹部124の中心位置には図示しない貫通孔が形成されると共に、貫通孔から半径方向に等距離の3箇所には、シャワー用通路孔125が貫通している。加えて、外筒部122よりも突出した内筒部121の外周側面には、Oリング121oよりも下側(図面上では奥側)の位置に、ミスト用通路126が開口している。
また、外筒部122の下端側(図面上では奥側)には、凸部120sが突設されている。更に、外筒部122の上端側(図面上では手前側)には、周方向に向かって等間隔の2箇所に嵌合部127が突設されている。また、外筒部122の内周面と底部123とが交わる部分では、外筒部122の内周面が内側に膨出されることによって鍵爪部128が形成されている。この鍵爪部128は、角柱を途中で直角に折り曲げたような形状となっている。また、鍵爪部128は、外筒部122の内周面の周方向に向かって等間隔の4箇所に形成されている。このような切換通路部120は、内筒部121の凹部124の中心位置に形成された図示しない貫通孔にネジ129を挿通させることによって、取水部110のネジ穴116を用いて取水部110にネジ止めされる。すると、外筒部122の下端側から突設された凸部120sは、取水部110に設けられた2つの回転止め110sの間に位置する状態となる。
切換リング130は樹脂材料を用いて円筒形状に形成された部材であり、円筒形状の外周側面からは切換摘み10tが突設されている。円筒形状に形成された切換リング130の内径は、切換通路部120の外筒部122がちょうど嵌る大きさに形成されているが、上側(図面上では手前側)部分では、内径が一段縮径されることによって縮径部131が形成されている。そして、縮径部131には、周方向に向かって等間隔の2箇所に切欠部132が形成されている。切換リング130の内周面を切換通路部120の外筒部122の外周側面に沿わせるようにして、切換リング130を切換通路部120に嵌め込むと、外筒部122の上端に突設された嵌合部127が、切換リング130の縮径部131に形成された切欠部132に嵌合する。その結果、切換摘み10tを用いて円筒形状の切換リング130を中心軸回りに回転させると、切換通路部120も一緒に回転することになる。
シャワーキャップ140も樹脂材料によって形成されており、大まかな形状は、円筒形状の胴部141の上に、略円板形状の傘部142を載せたような形状となっている。胴部141の外周側面にはOリング141oが嵌め込まれており、外周側面の下端には、周方向に向かって等間隔の4箇所に、直角に折れ曲がった形状の鍵爪部143が形成されている。また、傘部142の上面側(図面上では手前側)は凸状の球面形状に形成されたフェイス面10fとなっており、フェイス面10fには複数のシャワー孔10nが穿設されている。更に、傘部142の裏面側には、周方向に向かって等間隔の4箇所に隔壁144が突設されている。このシャワーキャップ140は、胴部141のOリング141oを切換通路部120の外筒部122の内周面に嵌め込んだ後、図面上でシャワーキャップ140を時計方向に回転させて、胴部141の下端に形成された鍵爪部143を、切換通路部120に形成された鍵爪部128に嵌合させることによって取り付けられる。
図3は、ヘッドケース100や、取水部110や、切換通路部120や、切換リング130や、シャワーキャップ140が組み付けられた様子を、ヘッド部10の断面を取ることによって示した説明図である。図示されるように、取水部110は、大径部111がヘッドケース100のケース内室101に嵌め込まれて、図示しない取付ボス102にネジ113を用いて取り付けられる。ケース内室101の内壁と大径部111との間はOリング111oによってシールされている。また、図示されるように取水部110の内部には、大径部111の底面側(図面上では右上側)に開口する略円柱形状の凹部117が形成されており、取水部110をヘッドケース100に取り付けると、ヘッドケース100のケース内室101と取水部110の凹部117とによって取水室Aが形成される。図1に示した給水ホース2からハンドル部20に湯または水が供給されると、ハンドル部20の内部を通過して取水室Aに流入する。
切換通路部120は、内筒部121の内周面に、取水部110の小径部112の外周側面を挿入した状態で、ネジ129を用いて取水部110のネジ穴116(図2参照)に取り付けられる。切換通路部120の内筒部121の内周面と、取水部110の小径部112の外周側面との間はOリング112oによってシールされている。更に、切換通路部120の外筒部122の外周側面には、切換摘み10t(図2参照)が突設された切換リング130が嵌め込まれる。
また、切換通路部120の外筒部122の内周面には、胴部141の外周側面を沿わせるようにしてシャワーキャップ140が嵌め込まれる。更に、図3に示されるように、シャワーキャップ140の胴部141と傘部142との間には、胴部141よりも小径で短い円筒形状の小径部146が形成されている。そして、切換通路部120の外筒部122にシャワーキャップ140の胴部141を嵌め込むと、切換通路部120の内筒部121の上端側(図面上では左下側)の外周側面に嵌め込まれたOリング121oが、シャワーキャップ140の小径部146の内周面に嵌合した状態で挿入されるようになっている。こうしてシャワーキャップ140を切換通路部120に嵌め込んだ後、シャワーキャップ140を図2の図面上で時計方向に回転させることによって、シャワーキャップ140を切換通路部120に取り付ける。
こうしてシャワーキャップ140を切換通路部120に取り付けると、切換通路部120の内筒部121の上端面(図面上では左下側の端面)に形成された凹部124と、シャワーキャップ140の傘部142の裏面側に形成された凹部145とによって、シャワー貯水室Bが形成される。また、切換通路部120の内筒部121の外周側面とシャワーキャップ140の胴部141の内周面との隙間に形成された円環形状の空間にはミスト貯水室Cが形成される。尚、図2を用いて前述したように、切換通路部120の内筒部121の外周側面に開口するミスト用通路126は、ミスト貯水室Cに開口していることになる。そして、図3に示したように、ミスト用通路126は途中で折れ曲がった後、他端側が内筒部121の内周面の内側に形成された空間に開口している。
また、切換リング130と切換通路部120とは、切換リング130の切欠部132と切換通路部120の嵌合部127とによって嵌合しており、更にシャワーキャップ140は切換通路部120に取り付けられているので、切換摘み10t(図2参照)を用いて切換リング130を回転させると、切換リング130と一緒に切換通路部120およびシャワーキャップ140が回転する。すると、切換通路部120に形成されたシャワー用通路孔125によって取水室Aとシャワー貯水室Bとが連通した状態となったり、あるいはミスト用通路126によって、取水室Aとミスト貯水室Cとが連通した状態となったりする。この点については、後ほど詳しく説明する。
図4は、シャワーキャップ140の詳細な形状を示した説明図である。図4(a)にはシャワーキャップ140の正面図が示されており、図4(b)にはシャワーキャップ140の側面図が示されている。図示されるように、シャワーキャップ140の傘部142は胴部141よりも大径に形成されており、傘部142と胴部141との間には、胴部141よりも小径の小径部146が形成されている。このため、図4(b)に示したように、傘部142と胴部141との間には、胴部141の外周側面よりも凹形状となった凹部147が形成されている。尚、以下では、凹部147を形成する傘部142側の壁面を傘部裏面142aと表記し、凹部147を形成する胴部141側の壁面を胴部上面141aと表記する。
更に、図4(a)に示したように、傘部142の傘部裏面142aには、周方向に等間隔の4箇所から半径方向に延びる隔壁144が形成されている(図2も参照のこと)。この隔壁144は、傘部142の半径内側方向では小径部146の外周側面に接続されており、半径外側方向では胴部141の外周側面よりも外側まで延設されている。このため、傘部142の傘部裏面142aと胴部141の胴部上面141aとの間に形成された凹部147は、隔壁144によって4つに分割された状態となっている。そして、4つ中の3つの凹部147には、胴部上面141aに噴射孔148が形成されている(図4(a)参照)。また、図4(c)には、図4(a)中に示したP-P位置でのシャワーキャップ140の断面図が示されている。更に、図4(d)には、図4(b)中で矢印Qの方向から見たシャワーキャップ140の背面図が示されている。図4(c)および図4(d)に示されるように、胴部141の胴部上面141aには、胴部141の内周面よりも内側で且つ小径部146の外周側面よりも外側の3箇所に、胴部141の内側に形成された凹空間141bまで貫通する噴射孔148が形成されている。そして、図4(c)に示すように、この噴射孔148と、向かい側の傘部裏面142aとによってミスト生成噴霧部149が形成されている。尚、本実施例の傘部裏面142aは、本発明における「反射板」に対応する。
上述した構造を有する本実施例のシャワー装置1は、切換リング130から突設された切換摘み10tを用いて切換リング130を回転させると、切換リング130と一緒に切換通路部120が回転し、その結果、取水室Aがシャワー貯水室B(図3参照)に連通した状態と、取水室Aがシャワー貯水室Bおよびミスト貯水室C(図3参照)に連通した状態とを切り換えることが可能である。そして、取水室Aがシャワー貯水室Bに連通するとシャワーが吐出され、取水室Aがシャワー貯水室Bおよびミスト貯水室Cに連通すると、シャワーが吐出されると同時にミストが噴霧されることになる。以下ではこの点について説明する。
図5は、取水室Aがシャワー貯水室Bに連通した状態(従って、シャワーが吐出される状態)を示した説明図である。図5(b)にはシャワー装置1のヘッド部10の断面図が示されており、図5(a)には、図5(b)中の矢印Rの方向からヘッド部10を見た様子が示されている。尚、図示が煩雑となることを避ける目的で、図5(a)および図5(b)ではシャワーキャップ140を外した状態で表示されている。更に、図5(c)には、図5(b)中の矢印Rの方向からヘッド部10を見た様子が、シャワーキャップ140を外さない状態で示されている。
図2を用いて前述したように、ヘッドケース100の取付部103には中空のハンドル部20が取り付けられており、ハンドル部20の内部を通ってヘッドケース100内の取水室Aに湯または水が供給される。また、取水部110の小径部112の上端面(図5(b)の表示では左側の端面)には、取水孔114aおよび取水孔114bが形成されている(図2も参照のこと)。切換リング130の切換摘み10tを図5(a)に示した位置にセットすると、切換通路部120に形成された3つのシャワー用通路孔125およびミスト用通路126は図5(a)に示した位置に来る。従って、図5(a)中で上下の2つのシャワー用通路孔125の中の上側のシャワー用通路孔125(以下では、シャワー用通路孔125aと表記する)が取水部110の取水孔114aと連通し、下側のシャワー用通路孔125(以下では、シャワー用通路孔125cと表記する)が取水部110の取水孔114bと連通する。このため、これらシャワー用通路孔125a,125cおよび取水孔114a,114bを介して取水室Aとシャワー貯水室Bとが連通し、図5(b)中に太い破線の矢印で示したように、取水室A内の湯または水がシャワー貯水室Bに供給される。その結果、シャワーキャップ140に形成された複数のシャワー孔10nから、シャワー貯水室B内の湯または水がシャワー状に吐出されることになる。
尚、取水部110の小径部112の上端面には2つの取水孔114a,114bが形成されており、切換通路部120には3つのシャワー用通路孔125が形成されているが、取水孔114aはシャワー用通路孔125aと連通し、取水孔114bはシャワー用通路孔125cと連通している。従って、3つのシャワー用通路孔125の内の残りの1つのシャワー用通路孔125(以下では、シャワー用通路孔125bと表記する)は、何れの取水孔114a,114bとも連通していない。
また、切換通路部120には3つのシャワー用通路孔125に加えてミスト用通路126も形成されているが、このミスト用通路126についても、何れの取水孔114a,114bとも連通していない。このため、ミスト用通路126が開口するミスト貯水室C(図3参照)と取水室Aとは連通していないので、取水室Aからミスト貯水室Cに湯または水が流入することはなく、従ってミストが噴霧されることもない。更に、図4を用いて前述したように、シャワーキャップ140には4つの凹部147が形成されており、この内の3つの凹部147には噴射孔148が形成されているが、残りの1つの凹部147は噴射孔148が形成されていない凹部147となっている。そして、切換摘み10tを図5に示す位置にすると、噴射孔148が形成されていない凹部147は、ハンドル部20が取り付けられる取付部103の方向に対して横向きの方向に来る(図5(c)参照)。
図5に示した状態から、切換リング130の切換摘み10tを図面上で時計回り方向に約45度回転させると図6に示した状態となる。図6でも、上述した図5と同様に、図6(b)はシャワー装置1のヘッド部10の断面図であり、図6(a)は、図6(b)中の矢印Rの方向からヘッド部10の正面図である。また、図示が煩雑となることを避ける目的で、図6(a)および図6(b)でもシャワーキャップ140を外した状態で表示されている。更に、図6(c)には、図6(b)中の矢印Rの方向からヘッド部10を見た様子が、シャワーキャップ140を外さない状態で示されている。
図6(a)に示されるように、切換リング130の切換摘み10tを回転させると、切換通路部120のシャワー用通路孔125a,125b,125cやミスト用通路126も回転する。その一方で、取水部110は4本のネジ113でヘッドケース100にネジ止めされているので(図2を参照のこと)、切換摘み10tを回転させても取水部110の114a,114bが回転することはない。このため、図6(a)に示したように、切換通路部120のシャワー用通路孔125a,125b,125c、およびミスト用通路126の何れも、取水部110の取水孔114a,114bに連通しなくなる。その結果、図6(b)に示したように、取水室A内の湯または水は、シャワー貯水室Bおよびミスト貯水室Cの何れにも供給されなくなり、シャワーも吐出されず、ミストも噴霧されない状態となる。
この状態から、切換リング130の切換摘み10tを図面上で時計回り方向に向かって更に回転させると図7に示した状態となる。図7でも、上述した図5および図6と同様に、図7(b)はシャワー装置1のヘッド部10の断面図であり、図7(a)は、図7(b)中の矢印Rの方向からヘッド部10の正面図である。また、図示が煩雑となることを避ける目的で、図7(a)および図7(b)でもシャワーキャップ140を外した状態で表示されている。更に、図7(c)には、図7(b)中の矢印Rの方向からヘッド部10を見た様子が、シャワーキャップ140を外さない状態で示されている。
尚、図7に示した状態では、切換通路部120の外筒部122の下端側に突設された凸部120s(図2参照)が、取水部110の小径部112の外周側面から膨出された2つの回転止め110s(図2参照)の一方に当接して、それ以上には切換摘み10tが回転しなくなる。このため、図6の状態から切換摘み10tを時計回りに回転させた時に、図7に示した状態を通り過ぎてしまうことはない。また、図7の状態から図5に示した状態まで切換摘み10tを反時計回りに戻す場合にも、切換通路部120の凸部120sが取水部110の他方の回転止め110sに当接するため、それ以上には切換摘み10tが戻らないようになっている。
切換リング130の切換摘み10tを図7(a)に示した位置まで回転させると、切換通路部120に形成されたミスト用通路126およびシャワー用通路孔125bが上下に並んだ位置に来る(図7(a)参照)。このため、図7(b)に示したように、ミスト用通路126が取水孔114aと連通し、シャワー用通路孔125bが取水孔114bと連通する。その結果、取水室A内の湯または水が、取水孔114bおよびシャワー用通路孔125bを経由してシャワー貯水室Bに流入し、同様に、取水孔114aおよびミスト用通路126を経由してミスト貯水室Cに流入する。図7(b)中には、取水室Aからシャワー貯水室Bおよびミスト貯水室Cに湯または水が流入する様子が、太い破線の矢印で表されている。こうしてシャワー貯水室Bに流入した湯または水が、シャワーキャップ140に形成された複数のシャワー孔10nからシャワー状に吐出されることになる。また、ミスト貯水室Cに流入した湯または水は、シャワーキャップ140に形成された噴射孔148から、シャワーキャップ140の凹部147内に噴射される。そして、後述する方法によって凹部147内でミストに変換された後、凹部147から外側に向かって噴霧される。尚、切換摘み10tを図7に示す位置(すなわち、ミストが噴霧される位置)まで回転させると、シャワーキャップ140に形成された4つの凹部147の内で噴射孔148が形成されていない凹部147は、ハンドル部20が取り付けられる取付部103の側に来る(図7(c)参照)。
図8は、噴射孔148から湯または水を噴射することによってミストを生成し、生成したミストを噴霧する様子を示した説明図である。取水室Aからミスト貯水室Cに流入した湯または水は、噴射孔148から直ぐ目の前の傘部裏面142aに向かって噴射される。このため、噴射された湯または水は傘部裏面142aに衝突して反射すると共に、この時の衝撃で、噴射された湯または水が微細化されてミストに変換された後、凹部147から外側に向かって流出する。また、噴射孔148は、フェイス面10fに複数のシャワー孔10nが貫通している方向(従って、シャワーの吐出方向)とほぼ同じ方向に形成されており、凹部147はシャワーの吐出方向に対して横向きの方向に形成されている。このため、凹部147で生成されたミストは、シャワーの吐出方向に対して横向きの方向に噴霧されることになる。
更に、シャワーキャップ140に形成された3つの噴射孔148はミスト貯水室Cを介して繋がっているから、それら3つの噴射孔148から湯または水が同じように噴射されて、それぞれの凹部147内でミストが生成された後、シャワーの吐出方向に対して横向きの方向に噴霧される。そして、図7に示したように、切換摘み10tの位置を、取水室A内の湯または水がミスト貯水室Cに供給される位置にすると、噴射孔148が形成された凹部147は取付部103に対して上方および左右方向に位置すると共に、噴射孔148が形成されていない凹部14は取付部103の側に位置するようになるから(図7(c)参照)、図1に示したように、ミストはハンドル部20の方向を除いて、上方および左右方向に噴霧されることになる。
以上に示したように、本実施例のシャワー装置1では、給水ホース2から供給した湯または水を、複数のシャワー孔10nからシャワー状に吐出しながら、同時にミストとして噴霧することもできる。この時のミストの噴霧方向は、シャワーの吐出方向に対して横向きの方向になっているので、噴霧したミストがユーザーに掛からない。このため、ユーザーの体表面に付着したミストが蒸発するときの気化熱で、ユーザーが肌寒く感じてしまうことがない。また、シャワーとミストを同時に使用してもミストがユーザーに掛かることがないので、シャワーを使用しながら同時にミストを噴霧することによって、浴室などの室内を暖めることができる。このため、予めミストを噴霧して浴室などを暖めておく必要が無くなるので、節水効果を得ることもできる。
加えて、図7に示したように、ミストを噴射する位置に切換摘み10tを回すと、3つの噴射孔148は、シャワーキャップ140の中心から見て取付部103とは反対側の方向、および取付部103に向かって左右方向の位置に来る。このため、ミストの噴霧を開始してもハンドル部20の方向にはミストが噴霧されないようになっている。その結果、ハンドル部20を握るユーザーの手にミストが掛かって、ユーザーが肌寒く感じることがない。また、壁に取り付けておいた保持具でシャワー装置1のハンドル部20を保持させた状態でミストを噴霧する場合でも、噴霧したミストがハンドル部20や、ハンドル部20を保持している保持具に付着して水滴になってしまうことを防止することができるので、浴室などの室内を効率よく暖めることが可能となる。
更に加えて、シャワーの吐出方向に対してミストが横向きの方向に噴霧されるにも拘わらず、シャワーキャップ140に形成されるシャワー孔10nと噴射孔148とはほぼ同じ方向に形成することができるので、シャワーキャップ140の製造工程を簡素化することができる。また、ミストを形成するためのミスト生成噴霧部149(図8参照)が、凹部147に形成されているため、シャワーキャップ140の傘部142によってミスト生成噴霧部149が保護された状態となっている。このため、シャワー装置1の使用中に噴射孔148や傘部裏面142aが損傷することがなく、長期に亘って安定してミストを生成することが可能となる。
尚、上述した実施例のシャワーキャップ140では、3つの噴射孔148が形成されているものとして説明した。しかし、噴射孔148の数は3つに限らず、4つ以上としても良い。但し、噴射孔148の数を4つ以上に増やした場合でも、シャワーキャップ140の中心から見て取付部103の方向には噴射孔148を形成しないことが望ましい。例えば、図9に示した変形例のシャワーキャップ140では5つの噴射孔148が形成されているが、シャワーキャップ140の中心から取付部103の方向に向かって、左右に所定角度θn(代表的には45度)の範囲内には噴射孔148が形成されていない。そして、残りの360-2θnの角度範囲を6つの隔壁144で5等分して、それぞれの凹部147に1つずつ噴射孔148を形成する。こうすれば、ミストの噴霧を開始したときに、ハンドル部20の方向にはミストが噴霧されないようにすることが可能となる。
また、上述した本実施例のシャワー装置1では、図2に示したように取水部110の小径部112の上端面(図2の図面上では手前側の端面)には、2つの取水孔114a,114bが形成されており、その周囲に形成された円形溝115にOリング114oが嵌め込まれているものとして説明した。しかし、図10に示したように、取水孔114a,114bが形成されていない箇所にもダミーの円形溝115dを形成して、それら円形溝115dにOリング114oを嵌め込むようにしても良い。このような変形例のシャワー装置1では、取水部110の小径部112に切換通路部120を組み付けたときに(図2参照)、小径部112の上端面が、円形溝115に嵌め込まれた2つのOリング114oに加えて、ダミーの円形溝115dに嵌め込まれた2つのOリング114oでも、切換通路部120の凹部124の裏面側の内壁面に当接することになる。このため、切換摘み10tを動かして切換通路部120を回転させた時に切換通路部120の姿勢を安定させることができるので、切換通路部120を軽い力で滑らかに回転させることが可能となる。
以上、本実施例および変形例のシャワー装置1について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
1…シャワー装置、 2…給水ホース、 10…ヘッド部、
10f…フェイス面、 10n…シャワー孔、 10t…切換摘み、
14…凹部、 20…ハンドル部、 100…ヘッドケース、
101…ケース内室、 102…取付ボス、 110…取水部、
110s…回転止め、 111…大径部、 111o…Oリング、
112…小径部、 112o…Oリング、 114a,b…取水孔、
114o…Oリング、 115…円形溝、 115d…円形溝、
116…ネジ穴、 117…凹部、 120…切換通路部、
120s…凸部、 121…内筒部、 121o…Oリング、
122…外筒部、 123…底部、 124…凹部、
125…シャワー用通路孔、 126…ミスト用通路、 127…嵌合部、
128…鍵爪部、 130…切換リング、 131…縮径部、
132…切欠部、 140…シャワーキャップ、 141…胴部、
141a…胴部上面、 141b…凹空間、 141o…Oリング、
142…傘部、 142a…傘部裏面、 143…鍵爪部、
144…隔壁、 145…凹部、 146…小径部、
147…凹部、 148…噴射孔、 149…ミスト生成噴霧部、
A…取水室、 B…シャワー貯水室、 C…ミスト貯水室。

Claims (5)

  1. 水栓に接続されて、湯または水を吐出するシャワー孔と、湯または水のミストを生成して噴霧するミスト生成噴霧部とを備えたシャワー装置であって、
    前記ミスト生成噴霧部は、
    前記シャワー孔と同じ向きに穿設されて、前記湯または水を噴射する複数の噴射孔と、
    前記噴射孔に対向して設けられて、前記噴射孔から噴射された湯または水を反射する反射板と
    を備えており、
    生成した前記ミストを、前記シャワー孔が前記湯または水を吐出する吐出方向に対して横向きの方向に噴霧する
    ことを特徴とするシャワー装置。
  2. 請求項1に記載のシャワー装置であって、
    前記ミスト生成噴霧部は、前記シャワー孔から前記湯または水が吐出されている状態でも、前記ミストを生成して噴霧可能である
    ことを特徴とするシャワー装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシャワー装置であって、
    前記シャワー孔が穿設されたフェイス面と、
    前記フェイス面から前記吐出方向とは逆方向に遡った位置で、前記吐出方向に対して横向きの凹形状に形成された凹部と
    を備え、
    前記ミスト生成噴霧部は前記凹部内に形成されている
    を備えることを特徴とするシャワー装置。
  4. 請求項3に記載のシャワー装置であって、
    前記凹部は、前記湯または水の吐出方向に対して略直角方向の壁面を備え、該壁面によって前記反射板が形成されている
    ことを特徴とするシャワー装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のシャワー装置であって、
    前記シャワー孔および前記ミスト生成噴霧部が設けられたヘッド部と、
    前記ヘッド部から所定方向に延設されたハンドル部と
    を備え、
    前記ミスト生成噴霧部は、前記ヘッド部から前記ハンドル部が延設された方向から所定の角度範囲内を除いた位置に設けられている
    ことを特徴とするシャワー装置。
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