JP3152121U - 多機能節水シャワー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭において容易に節水を促進するため、これまでは無駄に排水されていた湯待ち水を、腐敗の恐れも無く簡便に活用し、さらにシャワー等の出し放しも抑制するシャワー装置を提供する。【解決手段】浴室等の混合水栓1にホース交換と同様に簡易に取り付けられる。シャワーヘッド7までの途中に湯待ち水を貯水する貯水タンク3を設け、内部に光触媒を塗布し、エゼクタ効果で貯水した湯待ち水を再利用すると共に、シャワーヘッド7にはミスト発生機構8を取り付ける。シャワーヘッドにはカートリッジを内蔵し、様々な薬剤を使用することが出来る。【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は主に住宅の浴室に用いられるシャワー装置の内、給湯器からの湯温が使用に適する温度に達する前の湯待ち水を活用するシャワー装置に関する。
シャワー装置に関する節水技術は、シャワーヘッドの手元で水流を一時的に止水するなどの方法が一般的であるが、「特開2007−120083」において、給湯器からの湯温が使用に適する温度に達する前の湯待ち水を活用する技術が開発されている。しかしこの方法では、貯水した滞留水の腐敗などにより、衛生的な不安を解消できなかった。
考案が解決しようとする課題
地球環境が大きく損なわれている現在、二酸化炭素などの排出で、地球温暖化が急速に進んでいると言われている。その中で、エネルギー消費では民生部門の比率が非常に大きく、家庭内でのエネルギー削減が急務である。家庭内のエネルギー消費では暖房や照明と並んで給湯の比率が大変高い。これまで様々な節水用具などが販売されているが、給湯を大幅に削減できるものではなかった。給湯使用に際しては給湯温度が使用に適するまでには、湯温の低い湯待ち水を大量に捨てざるを得ず、これが回数によっては莫大なものになっていた。湯待ち水の再利用はそれを解決する決定版であるが、湯待ち水は一時的に貯水する必要があり、これを貯水する段階で、水の腐敗などの問題が生ずる恐れを払拭できなかった。本考案の目的は、比較的簡便に住宅等に設置でき、かつ水の腐敗などの恐れが無く湯待ち水を活用でき、かつ多機能で有用なシャワー装置を提供するものである。
課題を解決するための手段
図1で実施例を示すが、本考案の多機能節水シャワー装置は、給湯器からの給湯用配管によって供給される湯と水道本管からの給水配管によって供給される水とを混合して吐水する混合水栓1に、シャワーヘッドなどの吐水口に至る配管の途中に設けた貯水タンク3と、その内部に設置される当該貯水タンク3を通過する湯温に応じて切り換える弁と、同じく内部に設置されるエゼクタ効果を誘発する機構と、当該貯水タンク3内部に塗布された光触媒塗料と、手元スイッチ6にて水流を切り換える吐水ヘッド7によって構成されるものである。混合水栓1を通じて供給される湯は、給湯器を使用する場合は、通常、湯温の立ち上がりに時間がかかり、その立ち上がりに要する時間は1分程度になる場合もある。この間、温度の低い湯待ち水は、体にかけることが出来ず、ほとんどの場合はそのまま排水している状態で、非常に無駄であった。この温度の低い湯待ち水をサーモスタットなどの温度感知で切り換える弁を利用して、貯水タンク3に一時的に貯水する。湯温が上昇すると、切り換え弁によって自動的に吐水ヘッド7へと導かれるので、その段階で、吐水ヘッド7の感熱表示機構5が湯温を表示する。ここに至り、そのまま湯をシャワーとして使用しても良いが、手元スイッチ6で供給された湯を貯水タンク3へ戻すと、タンク内部のエゼクタ効果を誘発する機構によって貯水された湯待ち水を吸い上げ、適温となって吐水ヘッド7へ戻り、体にかけることが出来る。エゼクタ効果は、吐水ヘッドから戻した湯を通す管を一部の区間を細く加工し、その部分に湯待ち水貯水部分から管を接続することにより、湯の通過速度が一時的に上昇し、それにより、湯待ち水を吸い上げることが可能となる。貯水した湯待ち水は貯水タンク3内部に塗布された光触媒塗料により腐敗することなく貯蔵でき、水道水に含まれる塩素も軽減できることから、肌に優しいシャワーを使うことが出来る。この光触媒には光が必要となるが、貯水タンク3は乳白色などの淡い色彩の半透明のプラスチックなどで構成され、通常の浴室等の照明で十分に機能する。
さらに節水効果を高めるため、吐水ヘッド7にミスト発生機構8を設ける。これは水流圧によって羽根車を介して反対方向に回転する複数の散水板で構成され、少ない水量でミストを発生させることが出来る。通常の家庭でのシャワー使用状況を調査すると、シャワーをかける必要の無い時でも、シャワーを出し放しにする場合が少なくない。これは、特に冬場などには体を冷やさないようにするためであり、それ以外の季節でも、水栓を一度閉めると、それまで出ていた湯に冷水が突然混ざるサンドイッチ効果を嫌うためである。そのため、シャワーの必要の無い時は、ミストに切り換えることにより、給湯器の湯温を下げずに大幅な節水を可能とする。また近年のニーズにおいては芳香剤などの使用により、バスタイムを豊かにしようという傾向が見られることから、吐水ヘッド7には芳香剤など各種薬剤のカートリッジを内蔵できるようにして、カートリッジを交換することにより様々な効果を楽しむことが出来る。
図1にあるとおり、通常、浴室に設けられるシャワーとバスタブへの吐水口を備えた混合水栓の、シャワーホース接続部分で交換することを可能とした装置で、一般的には袋ナットで接続されているシャワーホースを外し、本装置を簡単に取り付けることが出来る。貯水タンク3は浴室内部などに設置しやすいように直角三角形を底面とする三角柱などの形状にしており、浴室内部の隅に容易に置くことが出来る。その上部や側面部に石鹸置きなどの機能を付加することも出来る。貯水タンク3と吐水ヘッド7を結ぶ配管は通常のシャワーホースと異なり、断面が3つに区分されている。一つ目は貯水タンク3内部の切り換え弁により、混合水栓1からの温度が十分に高い湯を直接送る部分、二つ目は、貯水タンク3内部に貯水された湯待ち水を利用するため、吐水ヘッド7に設置された手元スイッチ6により吐水ヘッド7から貯水タンク3へ湯を戻す部分、三つ目は手元スイッチ6により吐水ヘッド7から貯水タンク3へ戻った湯によってエゼクタ効果で吸い上げられた湯待つ水が混合した湯を吐水ヘッド7へ戻す部分である。
吐水ヘッド7に設けられている感熱表示機構5は、湯温が上がるにつれて青色から赤色に変化する感熱塗料を活用したもので、適温を簡便に知ることが出来る。また、同様に吐水ヘッド7に設けられているカートリッジ内蔵機能は、吐水ヘッド7内部の通水部に、薬剤が徐々に溶融するよう、細かい空間に仕切られた構造の中に薬剤を充填したもので、蓋を開けて容易に交換することが出来る。これにより、様々な香りの芳香剤、様々な薬効の入浴剤、ビタミンCなどの薬剤、水質改善剤、体を洗浄するための洗剤など、多種多様な薬剤を使用することが出来る。
考案の効果
以上、詳細な説明で述べた通り、本考案はシャワー装置における節水効果を最大限に発揮することが可能で、出し放しにするような使用者の行為による無駄をも削減することが出来る。さらに近年要望の高い様々なシャワー効果を発揮する多機能を持ち合わせ、肌に優しく、衛生的で健康的なバスタイムを満喫できる。取付も容易なため、当該シャワー装置によって従来に比べて極めて簡便にかつ大幅に光熱費の削減と二酸化炭素排出の削減を行うことができる。
は本考案(多機能節水シャワー装置)の一実施例の模式図である。1、混合水栓 2、湯と水を混合した後に供給するホース 3、貯水タンク 4、湯と水を混合した後に供給する直結配管とヘッドから戻る配管と貯水タンクからの配管を束ねたセット配管 5、感熱湯温表示 6、手元スイッチ 7、シャワーヘッド 8、ミスト発生機構

Claims (2)

  1. 給湯器から配管された給湯用配管によって供給される湯と水道本管から配管される給水配管によって供給される水とを混合して吐水する混合水栓1を有する給湯給水設備において、湯と水を混合後に供給する配管2又は給湯用配管の途中に設けた貯水タンク3と、当該貯水タンク3を通過する湯温に応じて切り換える弁と、当該貯水タンク3内部に設置されたエゼクタ効果を誘発する機構と、当該貯水タンク3内部に塗布された光触媒塗料と、手元スイッチ6にて水流を切り換える吐水ヘッド7を有することを特徴とするシャワー装置。
  2. 当該吐水ヘッド7に、複数の散水板を水流によって相互に回転させるミスト発生機構8と、カートリッジを内蔵できる機能と、湯温を色で表示する感熱表示機構5を付加したことを特徴とする請求項1に記載のシャワー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019500983A (ja) * 2015-11-10 2019-01-17 アクア・ビュー・インコーポレイテッドAqua View Inc. 節水シャワーシステム及び、それに用いるサーモクロミック器具
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