JP7217298B2 - 試料ホルダーおよび荷電粒子線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料ホルダーおよび荷電粒子線装置に関する。
透過電子顕微鏡などの荷電粒子線装置では、カートリッジタイプの試料ホルダーが知られている。このような試料ホルダーでは、試料が固定されるカートリッジが、ホルダーベースに対して着脱可能となっている。
例えば、特許文献1には、カートリッジを抜き差し可能な挿入孔を備えた試料ホルダーが開示されている。この試料ホルダーでは、カートリッジを片持ちで支持している。
特開平8-17381号公報
このような荷電粒子線装置の試料ホルダーでは、カートリッジの試料台を傾斜させたときなどに、カートリッジが試料の高さ方向にずれる場合があった。カートリッジが試料の高さ方向にずれると、フォーカスにずれが生じてしまう。
本発明に係る試料ホルダーの一態様は、
荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料を保持するカートリッジと、
前記カートリッジを着脱可能な取付け部を有するホルダーベースと、
を含み、
前記取付け部は、
前記カートリッジが載置される載置面と、
第1傾斜面と、
前記カートリッジに回転力を付与する回転力付与機構と、
を含み、
前記カートリッジは、前記第1傾斜面に対向する第1対向傾斜面を含み、
前記回転力付与機構が前記カートリッジに回転力を付与することによって、前記第1対向傾斜面が前記第1傾斜面に押し当てられ、
前記第1対向傾斜面が前記第1傾斜面に押し当てられることによって、前記カートリッジが前記載置面に押し当てられる。
このような試料ホルダーでは、カートリッジが取付け部の載置面に押し当てられるため、カートリッジを載置面に密着させることができる。したがって、このような試料ホルダーでは、試料の高さ方向におけるカートリッジのずれを低減できる。
本発明に係る荷電粒子線装置の一態様は、
上記試料ホルダーを含む。
このような荷電粒子線装置では、上記試料ホルダーを含むため、試料の高さ方向におけるカートリッジのずれを低減できる。したがって、このような荷電粒子線装置では、試料
が高さ方向にずれることによるフォーカスのずれを低減できる。
実施形態に係る試料ホルダーを模式的に示す平面図。 実施形態に係る試料ホルダーを模式的に示す平面図。 実施形態に係る試料ホルダーの一部を模式的に示す斜視図。 実施形態に係る試料ホルダーの動作を説明するための図。 実施形態に係る試料ホルダーの動作を説明するための図。 実施形態に係る試料ホルダーを含む電子顕微鏡の構成を示す図。 実施形態に係る試料ホルダーを含む電子顕微鏡の構成を示す図。 第1変形例に係る試料ホルダーを模式的に示す平面図。 第1変形例に係る試料ホルダーを模式的に示す平面図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 試料ホルダー
まず、本発明の一実施形態に係る試料ホルダーについて図面を参照しながら説明する。図1および図2は、本発明の一実施形態に係る試料ホルダー100を模式的に示す平面図である。なお、図1は、カートリッジ150がホルダーベース110の取付け部112から取り外された状態を示し、図2は、カートリッジ150がホルダーベース110の取付け部112に取り付けられた状態を示している。
試料ホルダー100は、透過電子顕微鏡用の試料ホルダーである。試料ホルダー100は、図1および図2に示すように、ホルダーベース110と、カートリッジ150と、を含む。
ホルダーベース110は、シャフト部102と、取付け部112と、を有している。
シャフト部102は、棒状の部材である。シャフト部102は、試料ホルダー100の柄となる部分である。シャフト部102には、Oリング104が装着されている。Oリング104は、シャフト部102の外周面に設けられた溝に装着されている。Oリング104によって、試料ホルダー100を電子顕微鏡に挿入した際に、試料室を気密にできる。図示はしないが、シャフト部102の後端には、ユーザーが試料ホルダー100を把持するための把持部が設けられている。
取付け部112は、シャフト部102の先端に設けられている。取付け部112は、カートリッジ150を取付け可能に構成されている。取付け部112は、カートリッジ150を載置するための載置面114と、第1傾斜面115aを有する第1ブロック116aと、第2傾斜面115bを有する第2ブロック116bと、第1弾性部材118aと、第2弾性部材118bと、を含む。
載置面114は、カートリッジ150が載置される面である。載置面114には、開口113が設けられている。開口113は、試料台160、傾斜アーム172、および傾斜レバー174と重なる位置に設けられている。載置面114は、カートリッジ150の先端部151aを支持する第1領域114aと、カートリッジ150の後端部151bを支持する第2領域114bと、を有している。載置面114が第1領域114aと第2領域114bを有するため、取付け部112はカートリッジ150の先端部151aおよび後
端部151bの両方を支持できる。
第1ブロック116aは、取付け部112の後端に設けられている。第1ブロック116aは、第1傾斜面115aを有している。第1傾斜面115aは、載置面114に対して傾斜している。第1傾斜面115aは、斜め下方向を向いている。平面視において(すなわち、載置面114の垂線に平行な方向から見て)、第1傾斜面115aとシャフト部102の中心軸Lとがなす角度θ1は、0°<θ1<90°である。平面視において、第1傾斜面115aは、中心軸Lに対して傾いている。
第2ブロック116bは、取付け部112の先端に設けられている。第2ブロック116bは、第2傾斜面115bを有している。第2傾斜面115bは、載置面114に対して傾斜している。第2傾斜面115bは、斜め下方向を向いている。平面視において、第2傾斜面115bとシャフト部102の中心軸Lとがなす角度θ2は、0°<θ2<90°である。平面視において、第2傾斜面115bは、中心軸Lに対して傾いている。角度θ1と角度θ2は、例えば、等しい。
第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bは、カートリッジ150に回転力を付与する回転力付与機構として機能する。具体的には、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bは、カートリッジ150に、載置面114の垂線に平行な軸を回転軸とする回転力を付与する。
第1弾性部材118aは、カートリッジ150の側面155が押し当てられることによって、弾性変形し、側面155を押し戻す。これにより、カートリッジ150には、回転力が付与される。第1弾性部材118aは、例えば、板バネである。なお、第1弾性部材118aは、コイルバネや、ゴムなどであってもよい。
図3は、試料ホルダー100の一部を模式的に示す斜視図である。
第2弾性部材118bには、図3に示すように、ボール119が固定されている。ボール119は、例えば、ルビー球である。ボール119を介してカートリッジ150の第1対向傾斜面154aが第2弾性部材118bに押し当てられることによって、第2弾性部材118bは、弾性変形し、第1対向傾斜面154aを押し戻す。これにより、カートリッジ150には、回転力が付与される。第2弾性部材118bは、例えば、板バネである。なお、第2弾性部材118bは、コイルバネや、ゴムなどであってもよい。
ボール119は、カートリッジ150が取付け部112に取り付けられたときに、第1対向傾斜面154aに設けられた孔156に嵌まる。これにより、カートリッジ150の移動が制限される。
カートリッジ150は、図2に示すように、第1ブロック116aと第2ブロック116bとの間に配置される。すなわち、カートリッジ150は、第1傾斜面115aと第2傾斜面115bとの間に配置される。第1ブロック116aおよび第2ブロック116bは、カートリッジ150を取付け部112に取り付ける際に、カートリッジ150を案内するガイドとして機能する。
ホルダーベース110は、カートリッジ150の傾斜機構170を動作させるためのシャフト130を有している。シャフト130は、図示はしないが、シャフト部102内に設けられた送りねじなどを介してモーターなどの駆動部に接続されている。
カートリッジ150は、図1に示すように、シャフト部102の中心軸Lに対して、斜
め方向Cから取付け部112に取付けられる。具体的には、取付け部112を静止させた状態で、カートリッジ150を斜め方向Cに移動させることで、カートリッジ150が取付け部112に差し込まれ、カートリッジ150が取付け部112に固定される。
カートリッジ150は、試料を保持する。カートリッジ150は、フレーム152と、試料台160と、傾斜機構170と、を有している。
試料台160は、試料を保持する。試料台160には、貫通孔が形成されており、貫通孔上に試料が固定される。試料は、例えば、Cリングや板バネを用いて試料台160に固定される。
試料台160は、カートリッジ150のフレーム152に、不図示の軸部材で接続されている。軸部材は、試料台160の軸Aまわりに回転可能に支持している。そのため、試料台160は、軸Aを傾斜軸(回転軸)として、傾斜可能(回転可能)である。図示の例では、平面視において、軸Aとシャフト部102の中心軸Lとがなす角度は、90°である。
フレーム152は、枠状の部材である。フレーム152は、試料台160、傾斜機構170を囲んでいる。フレーム152は、第1対向傾斜面154aと、第2対向傾斜面154bと、を有する。
第1対向傾斜面154aは、カートリッジ150の後端部151bに設けられている。第1対向傾斜面154aは、カートリッジ150の下面に対して傾斜している。第1対向傾斜面154aは、斜め上方向を向いている。
第2対向傾斜面154bは、カートリッジ150の先端部151aに設けられている。第2対向傾斜面154bは、カートリッジ150の下面に対して傾斜している。第2対向傾斜面154bは、斜め上方向を向いている。
カートリッジ150が取付け部112に取り付けられた場合、第1対向傾斜面154aは、第1傾斜面115aに対向し、第2対向傾斜面154bは、第2傾斜面115bに対向する。
傾斜機構170は、傾斜アーム172と、傾斜レバー174と、を有している。傾斜アーム172は、試料台160に接続されている。傾斜アーム172は、傾斜レバー174に接続されている。カートリッジ150が取付け部112に取付けられた状態では、傾斜レバー174にシャフト130の先端が接している。シャフト130が伸縮することによって、傾斜レバー174が回転し、傾斜アーム172に接続された試料台160が軸Aまわりに傾斜する。
2. 動作
図4および図5は、試料ホルダー100の動作を説明するための図である。図4は、試料ホルダー100を模式的に示す平面図であり、図5は、図4のV-V線断面図である。なお、図4および図5では、便宜上、試料ホルダー100を構成する部材を簡略して図示している。
図5に示すように、カートリッジ150は、第1対向傾斜面154aと第2対向傾斜面154bによって、くさび状となっている。すなわち、カートリッジ150は、カートリッジ150の上面から下面に向かうにしたがって、幅が大きくなっている。同様に、取付け部112の第1傾斜面115aと第2傾斜面115bによって規定される空間は、上か
ら下に向かうにしたがって、幅が大きくなっている。
図1に示すように、カートリッジ150が取付け部112から取り外された状態から、カートリッジ150を取付け部112に突入させる。具体的には、カートリッジ150を、シャフト部102の中心軸Lに対して斜め方向Cに移動させる。
カートリッジ150は、第1ブロック116aと第2ブロック116bとの間を通る。カートリッジ150は、第1ブロック116aの第1傾斜面115aと第2ブロック116bの第2傾斜面115bにガイドされる。カートリッジ150は、取付け部112の載置面114上を斜め方向Cにスライドする。
カートリッジ150が取付け部112に挿入されると、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bがカートリッジ150によって押し込まれる。具体的には、第1弾性部材118aはカートリッジ150の側面155によって押し込まれ、第2弾性部材118bは第1対向傾斜面154aによって押し込まれる。これにより、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bが弾性変形し、カートリッジ150を押し戻す。この結果、図4に示すように、カートリッジ150には、載置面114の垂線Pに平行な軸を回転軸とする回転力が付与される。図4に示す例では、カートリッジ150には、反時計回りに回転する力が付与されている。
カートリッジ150に回転力が付与されることによって、図5に示すように、カートリッジ150の第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、第2対向傾斜面154bが第2傾斜面115bに押し当てられる。
第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられることによって、カートリッジ150には、水平方向の力および下向きの力が生じる。この下向きの力によって、カートリッジ150の後端部151bが載置面114の第2領域114bに押し当てられ、後端部151bが第2領域114bに密着する。
同様に、第2対向傾斜面154bが第2傾斜面115bに押し当てられることによって、カートリッジ150には、水平方向の力および下向きの力が生じる。この下向きの力によって、カートリッジ150の先端部151aが載置面114の第1領域114aに押し当てられ、先端部151aが第1領域114aに密着する。
このように、第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、かつ、第2対向傾斜面154bが第2傾斜面115bに押しあてられることによって、カートリッジ150には下向きの力が生じ、この下向きの力によって、カートリッジ150は載置面114に押し当てられ、カートリッジ150が載置面114に密着する。
また、第2弾性部材118bが弾性変形し、第1対向傾斜面154aを押し戻したときに、第2弾性部材118bに固定されたボール119が、第1対向傾斜面154aに設けられた孔156に嵌まる。これにより、カートリッジ150の移動が制限される。具体的には、カートリッジ150に付与された回転力によって、カートリッジ150が取付け部112から脱落することを防ぐことができる。
3. 作用効果
試料ホルダー100は、カートリッジ150と、カートリッジ150を着脱可能な取付け部112を有するホルダーベース110と、を含み、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bがカートリッジ150に回転力を付与することによって第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、第1対向傾斜面154aが第1傾斜面1
15aに押し当てられることによってカートリッジ150が取付け部112の載置面114に押し当てられる。
このように、試料ホルダー100では、カートリッジ150が取付け部112の載置面114に押し当てられるため、カートリッジ150を載置面114に密着させることができる。したがって、試料ホルダー100では、試料の高さ方向におけるカートリッジ150のずれを低減できる。ここで、試料の高さ方向は、図5に示す載置面114の垂線Pに沿った方向である。
試料ホルダー100では、カートリッジ150は、取付け部112の第1傾斜面115aと第2傾斜面115bとの間に配置される。また、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bがカートリッジ150に回転力を付与することによって、第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、かつ、第2対向傾斜面154bが第2傾斜面115bに押し当てられる。第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、かつ、第2対向傾斜面154bが第2傾斜面115bに押し当てられることによって、カートリッジ150が取付け部112の載置面114に押し当てられる。
これにより、カートリッジ150の両端が取付け部112の載置面114に押し当てられるため、カートリッジ150の一方の端が載置面114に押し当てられている場合と比べて、カートリッジ150を載置面114により密着させることができる。したがって、試料の高さ方向におけるカートリッジ150のずれをより低減できる。
試料ホルダー100では、取付け部112は、第2傾斜面115bが設けられた第2ブロック116bを含み、第2ブロック116bは、取付け部112の先端に位置している。そのため、試料ホルダー100では、カートリッジ150の先端部151aを固定することができる。したがって、例えば、カートリッジ150を片持ちで支持し、カートリッジ150の先端部151aが自由である場合と比べて、試料の高さ方向におけるカートリッジ150のずれを低減できる。
ここで、試料台160を傾斜させる場合、シャフト130を伸縮させて傾斜レバー174を押したり、引いたりする。例えば、カートリッジ150を片持ちで支持する場合、カートリッジ150の先端部151aは自由である。そのため、試料台160を傾斜させるために、シャフト130を伸縮させて傾斜レバー174を押したり引いたりすると、カートリッジ150の先端部151aがたわんだりたわみが解消されたりして、カートリッジ150が試料の高さ方向にずれてしまうことがある。
試料ホルダー100では、載置面114は、カートリッジ150の先端部151aを支持する第1領域114aと、カートリッジ150の後端部151bを支持する第2領域114bと、を有している。すなわち、試料ホルダー100では、カートリッジ150の両端を支持することができる。したがって、試料ホルダー100では、例えば、カートリッジ150を片持ちで支持する場合と比べて、試料の高さ方向におけるカートリッジ150のずれを低減できる。
試料ホルダー100では、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bが、カートリッジ150に回転力を付与する回転力付与機構として機能する。回転力付与機構がカートリッジ150に回転力を付与することによって、カートリッジ150には、載置面114の垂線Pに平行な軸を回転軸とする回転力が生じる。これにより、第1対向傾斜面154aを第1傾斜面115aに押し当てることができ、かつ、第2対向傾斜面154bを第2傾斜面115bに押し当てることができる。
試料ホルダー100では、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bにカートリッジ150が押し当てられることによって、カートリッジ150に回転力を付与する。したがって、試料ホルダー100では、モーターなどの駆動部を用いることなく、簡易な構成で、カートリッジ150に回転力を付与できる。
試料ホルダー100では、第2弾性部材118bにはボール119が固定され、第1傾斜面115aには孔156が設けられ、孔156にボール119が嵌まることによって、カートリッジ150の移動を制限する。そのため、試料ホルダー100では、カートリッジ150が取付け部112から脱落してしまうことを防ぐことができる。
4. 電子顕微鏡
4.1. 電子顕微鏡の構成
次に、試料ホルダー100を含む電子顕微鏡について説明する。図6および図7は、試料ホルダー100を含む電子顕微鏡1の構成を示す図である。なお、図6は、図7のVI-VI線断面図である。図7では、便宜上、試料ホルダー100、第2搬送ロッド50、および鏡筒12のみを図示している。
電子顕微鏡1は、図6に示すように、試料室10と、試料交換室20と、搬送装置30と、真空排気装置60と、制御部70と、試料ホルダー100と、を含む。電子顕微鏡1は、例えば、透過電子顕微鏡である。
試料室10は、鏡筒12内の空間である。鏡筒12内には、図示はしないが、電子源、電子源から放出された電子線を試料に照射するための照射光学系、および試料を透過した電子線で透過電子顕微鏡像を結像するための結像系が配置されている。また、電子顕微鏡1は、図示はしないが、結像系で結像された像を検出するための検出器や、試料から放出されたX線を検出するための検出器などを備えている。
試料室10は、不図示の対物レンズのポールピースの上極と下極との間の空間である。試料室10は、真空排気装置によって真空排気されている。試料室10には、ホルダーベース110の取付け部112が配置される。試料ホルダー100に保持された試料は、試料室10において電子線が照射される。
試料ホルダー100は、ゴニオメーターステージ14によって位置決めされる。
試料交換室20は、試料室10に接続されている。試料交換室20と試料室10との間には、仕切り弁22が設けられている。
試料交換室20に設けられた接続部材26には、試料容器2が着脱可能である。試料交換室20と試料容器2との間には、仕切り弁24が設けられている。試料容器2には、複数のカートリッジ150が取り付けられたマガジン4を収容することができる。試料交換室20および試料容器2は、真空排気装置60によって真空排気される。
搬送装置30は、第1搬送ロッド40と、第2搬送ロッド50と、を有している。第1搬送ロッド40は、試料容器2と試料交換室20との間において、カートリッジ150を搬送する。ここでは、第1搬送ロッド40は、マガジン4を搬送することで、カートリッジ150を搬送している。第1搬送ロッド40は、先端部でマガジン4を掴み、掴んだマガジン4を上方向に移動させて、マガジン4を試料容器2から試料交換室20に搬送する。
第2搬送ロッド50は、試料交換室20と試料室10との間において、カートリッジ1
50を搬送する。第2搬送ロッド50は、第1搬送ロッド40が掴んだマガジン4からカートリッジ150を取り出す。第2搬送ロッド50は、取り出したカートリッジ150を試料交換室20から試料室10に搬送し、取付け部112に取り付ける。
第2搬送ロッド50は、図7に示すように、カートリッジ150を、試料ホルダー100の中心軸Lに対して、斜め方向Cに移動させることによって、カートリッジ150を取付け部112に取り付ける。
真空排気装置60は、排気管62を介して、試料容器2を真空排気する。排気管62には、電磁弁64が設けられている。真空排気装置60は、さらに、試料交換室20を真空排気する。真空排気装置60は、排気管66を介して、試料交換室20を真空排気する。排気管66には、電磁弁68が設けられている。
制御部70は、仕切り弁22、仕切り弁24、搬送装置30、電磁弁64、および電磁弁68を制御する。制御部70は、例えば、CPU(Central Processing Unit)および記憶装置(RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)など)を含む。制御部70では、CPUで記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、各種制御処理を行う。
4.2. 動作
4.2.1. カートリッジの取付け
電子顕微鏡1では、自動で、試料容器2に収容されたカートリッジ150を、試料室10に搬送して取付け部112に取り付けることができる。
マガジン4に装着されたカートリッジ150は、試料容器2に収容される。カートリッジ150を収容した試料容器2は、接続部材26に取り付けられる。このとき、仕切り弁24は、閉じられている。そして、ユーザーは、カートリッジ150を導入する指示を制御部70に入力する。
制御部70は、カートリッジ150を導入する指示を受け付けると、電磁弁64を開き、試料容器2内を真空排気する。制御部70は、試料容器2内が所定の圧力以下になると、仕切り弁24を開く。
制御部70は、第1搬送ロッド40に、試料容器2内のマガジン4を掴ませて、マガジン4を試料交換室20に搬送させる。制御部70は、マガジン4を試料交換室20に搬送させた後、仕切り弁24を閉じ、仕切り弁22を開く。
制御部70は、第2搬送ロッド50に、第1搬送ロッド40が掴んだマガジン4から指定されたカートリッジ150を掴ませて、カートリッジ150を試料室10に搬送させる。
制御部70は、第2搬送ロッド50に、カートリッジ150を斜め方向Cに移動させ、カートリッジ150を取付け部112に取り付ける。このとき、図4および図5に示すように、カートリッジ150には、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bによって回転力が付与され、第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、第2対向傾斜面154bが第2傾斜面115bに押し当てられる。そのため、カートリッジ150には、下向きの力が生じ、カートリッジ150は載置面114に押し当てられ、載置面114に密着する。これにより、試料の高さ方向におけるカートリッジ150のずれを低減できる。試料の高さ方向は、電子顕微鏡1の光学系の光軸に沿った方向である。また、第2弾性部材118bに固定されたボール119が第1傾斜面115aの孔156
に嵌まって、カートリッジ150の移動が制限される。
制御部70は、第2搬送ロッド50を試料交換室20内に戻し、仕切り弁22を閉じる。
以上の処理により、カートリッジ150を取付け部112に取り付けることができる。これにより、カートリッジ150に保持された試料を電子顕微鏡1で観察することができる。
4.2.2. カートリッジの取り外し
電子顕微鏡1では、自動で、カートリッジ150を取付け部112から取り外し、試料交換室20に搬送することができる。
制御部70は、仕切り弁22を開き、第2搬送ロッド50を試料室10に移動させる。制御部70は、第2搬送ロッド50に、取付け部112に取り付けられたカートリッジ150を掴ませて、斜め方向Cとは反対方向にカートリッジ150を移動させる。これにより、取付け部112からカートリッジ150が取り外される。
制御部70は、第2搬送ロッド50に、カートリッジ150を試料交換室20に搬送させる。制御部70は、試料交換室20にカートリッジ150を搬送させた後、仕切り弁22を閉じる。次に、制御部70は、第2搬送ロッド50に、カートリッジ150を、第1搬送ロッド40が掴んだマガジン4に装着させる。
以上の処理により、カートリッジ150を取付け部112から取り外すことができる。
4.3. 作用効果
電子顕微鏡1では、試料ホルダー100を含むため、試料の高さ方向におけるカートリッジ150のずれを低減できる。したがって、電子顕微鏡1では、試料が高さ方向にずれることによるフォーカスのずれを低減できる。
5. 変形例
5.1. 第1変形例
上述した実施形態では、カートリッジ150に回転力を付与する回転力付与機構が、第1弾性部材118aおよび第2弾性部材118bである場合について説明したが、回転力付与機構は、カートリッジ150に回転力を付与することができればその構成は限定されない。
図8および図9は、第1変形例に係る試料ホルダー200を模式的に示す平面図である。なお、図8は、カートリッジ150がホルダーベース110の取付け部112から取り外された状態を示し、図9は、カートリッジ150がホルダーベース110の取付け部112に取り付けられた状態を示している。以下、変形例に係る試料ホルダー200において、上述した試料ホルダー100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8および図9に示すように、回転力付与機構は、カートリッジ150の後端部151bの突起部151cをつかむアーム180と、アーム180を駆動させるモーターなどの駆動部と、を含んでいてもよい。アーム180は、シャフト部102に取り付けられている。アーム180の先端は、鉤状になっており、カートリッジ150の突起部151cをつかむことができる。アーム180は、駆動部の動作によって、中心軸Lに沿って移動する。
突起部151cは、カートリッジ150の中心軸Lからずれた位置に設けられている。アーム180で突起部151cをつかみ、アーム180を駆動部で引くことによって、カートリッジ150に回転力を付与できる。
カートリッジ150の突起部151cをアーム180で引く場合には、第2ブロック116bは無くてもよい。この場合、カートリッジ150が斜め方向Cに移動すると、取付け部112の突き当て面120にカートリッジ150の突き当て面157が押し当てられる。そして、アーム180が突起部151cをつかみ、モーター等の駆動部でアーム180を引き込むことによって、カートリッジ150に回転力が発生する。これにより、第1対向傾斜面154aが第1傾斜面115aに押し当てられ、カートリッジ150は、載置面114(第2領域114b)に押し当てられる。
このように、試料ホルダー200では、モーターなどの駆動部によってカートリッジ150に回転力を付与している。そのため、例えば、弾性部材の押し戻し力でカートリッジ150に回転力を付与する場合と比べて、カートリッジ150に大きな回転力を付与できる。そのため、例えば、試料ホルダー200では、第2ブロック116b(第2傾斜面115b)を設けなくてもよい。
5.2. 第2変形例
上述した実施形態では、本発明に係る荷電粒子線装置が電子線を用いて試料の観察や分析を行う電子顕微鏡を例に挙げて説明したが、本発明に係る荷電粒子線装置は、電子線以外の荷電粒子線(イオンビーム等)を用いて試料の観察や分析を行う装置であってもよい。例えば、本発明に係る荷電粒子線装置は、走査透過電子顕微鏡、走査電子顕微鏡、オージェ電子分光装置、集束イオンビーム装置などであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成を含む。実質的に同一の構成とは、例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成である。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…電子顕微鏡、2…試料容器、4…マガジン、10…試料室、12…鏡筒、14…ゴニオメーターステージ、20…試料交換室、22…仕切り弁、24…仕切り弁、26…接続部材、30…搬送装置、40…第1搬送ロッド、50…第2搬送ロッド、60…真空排気装置、62…排気管、64…電磁弁、66…排気管、68…電磁弁、70…制御部、100…試料ホルダー、102…シャフト部、104…Oリング、110…ホルダーベース、112…取付け部、113…開口、114…載置面、114a…第1領域、114b…第2領域、115a…第1傾斜面、115b…第2傾斜面、116a…第1ブロック、116b…第2ブロック、118a…第1弾性部材、118b…第2弾性部材、119…ボール、120…突き当て面、130…シャフト、150…カートリッジ、151a…先端部、151b…後端部、151c…突起部、152…フレーム、154a…第1対向傾斜面、154b…第2対向傾斜面、155…側面、156…孔、157…突き当て面、160…試料台、170…傾斜機構、172…傾斜アーム、174…傾斜レバー、180…アーム

Claims (9)

  1. 荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
    試料を保持するカートリッジと、
    前記カートリッジを着脱可能な取付け部を有するホルダーベースと、
    を含み、
    前記取付け部は、
    前記カートリッジが載置される載置面と、
    第1傾斜面と、
    前記カートリッジに回転力を付与する回転力付与機構と、
    を含み、
    前記カートリッジは、前記第1傾斜面に対向する第1対向傾斜面を含み、
    前記回転力付与機構が前記カートリッジに回転力を付与することによって、前記第1対向傾斜面が前記第1傾斜面に押し当てられ、
    前記第1対向傾斜面が前記第1傾斜面に押し当てられることによって、前記カートリッジが前記載置面に押し当てられる、試料ホルダー。
  2. 請求項1において、
    前記取付け部は、第2傾斜面を含み、
    前記カートリッジは、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に配置され、
    前記カートリッジは、前記第2傾斜面に対向する第2対向傾斜面を含み、
    前記回転力付与機構が前記カートリッジに回転力を付与することによって、前記第1対向傾斜面が前記第1傾斜面に押し当てられ、かつ、前記第2対向傾斜面が前記第2傾斜面に押し当てられ、
    前記第1対向傾斜面が前記第1傾斜面に押し当てられ、かつ、前記第2対向傾斜面が前記第2傾斜面に押し当てられることによって、前記カートリッジが前記載置面に押し当てられる、試料ホルダー。
  3. 請求項2において、
    前記取付け部は、前記第2傾斜面が設けられたブロックを含み、
    前記ブロックは、前記取付け部の先端に位置している、試料ホルダー。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記回転力付与機構が前記カートリッジに回転力を付与することによって、前記カートリッジには、前記載置面の垂線に平行な軸を回転軸とする回転力が生じる、試料ホルダー。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記回転力付与機構は、弾性部材を含み、
    前記弾性部材に前記カートリッジが押し当てられることによって、前記カートリッジに回転力を付与する、試料ホルダー。
  6. 請求項5において、
    前記弾性部材には、ボールが固定され、
    前記第1傾斜面には、孔が設けられ、
    前記孔に前記ボールが嵌まることによって、前記カートリッジの移動を制限する、試料ホルダー。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、
    前記載置面は、
    前記カートリッジの先端部を支持する第1領域と、
    前記カートリッジの後端部を支持する第2領域と、
    を有している、試料ホルダー。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の試料ホルダーを含む、荷電粒子線装置。
  9. 請求項8において、
    前記試料ホルダーの前記取付け部が配置される試料室と、
    前記試料室に接続された試料交換室と、
    前記試料室と前記試料交換室との間において、前記カートリッジを搬送する搬送ロッドと、
    を含む、荷電粒子線装置。
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