JP7214916B2 - 防火設備の連結材 - Google Patents
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Description
そして、左右の防火建具を連結する連結材についても防火性能が求められている。
なお、本実施形態の説明では、図1に示すような、ビル等の建物に設置される連窓を用いて説明するが、本発明の防火設備の連結材は、ビル等の建物に設置される連窓に採用される連結材に限定されない。
図1に示す連窓は、複数(4個)の防火サッシ等の防火設備A1ないし防火設備A4が、鈎状に配置されてなり、防火設備A1と防火設備A2が連結材B1で連結され、防火設備A2と防火設備A3が連結材B2で連結され、防火設備A3と防火設備A4が連結材B3で連結されている。
図2及び図3を用いて、第1の実施形態の連結材を説明する。
本実施形態の連結材は、左右の防火設備A1及び防火設備A2を面一に連結する連結材B1として構成されている。
そして、支持鋼材10は、窓枠取付片101の支持壁101bと、取付補助材60の見込壁をアングル部材70によって連結することで、窓枠A10を支持している。
内カバー取付片103は、見付壁103aと、見付壁103aの左右両端が室内側に屈曲してなる左右の見込壁103b,103bを有する断面略U字状の長尺部材であり、見付壁103aの室外側面が支持鋼材10の室内側見付面に当接した状態で固定されている。
なお、内カバー取付材103は、支持鋼材10にネジ止め等の手段で固定されていてもよい。
そして、支持鋼材10は、内カバー取付片103の左右の見込壁103b,103bに室内側カバー部材30の左右の見込壁30b,30bをビス等の固定手段bにより固定することで、室内側カバー部材30を支持している。
裏打ちパネル201は、室外側壁201aと、室外側壁201aの左右両側が室内側に屈曲してなる左右の見込壁201b,201bを有する断面略U字状の長尺部材からなり、裏打ちパネル201の内周にロックウールを充填することなどによってロックウール部202が設けられている。
そして、室外側カバー部材40の左右端部位置と室内側カバー部材30の左右端部位置は、窓枠A10,A20の見込壁の位置と略一致している。
図4を用いて、第2の実施形態の連結材を説明する。
本実施形態の連結材は、左右の防火設備A2,A3をコーナー部(出隅部)において略直角に連結する連結材B2として構成されている。なお、コーナー部における連結角度は、直角に限るものではない。
そして、支持鋼材10は、窓枠取付片101の支持壁101bと、取付補助材60の見込壁60aをアングル部材70によって連結することで、窓枠A20,A30を支持している。
内カバー取付材105は、窓枠A20,A30に固定される固定部105aと、固定部105aの室内側面に突出する係止部105bを有する長尺部材であり、固定部105aの左右端部近傍が窓枠A20,A30の室内側外周端部に当接した状態で固定されている。
裏打ちパネル201は、左右に配置された左、右外側壁が略直角に連続して形成された室外側壁201aと室外側壁201aの左右両側が室内側に屈曲してなる左右の見込壁201b,201bを有する長尺部材からなり、裏打ちパネル201の内周にロックウールを充填することなどによってロックウール部202が設けられている。
さらに、窓枠A20,A30の室外側壁と室外側カバー部材40の外壁面部40aとの間には、バックアップ材81及びシール材82が配置されており、室外側カバー部材40の見込壁40cと窓枠A20,A30に取り付けられた取付補助材60の見込壁60aとの間にロックウールやAES(アルカリアースシリケート)等からなる不燃材83が配置されている。
図5を用いて、第3の実施形態の連結材を説明する。
本実施形態の連結材は、左右の防火設備A3,A4をコーナー部(入隅部)において略直角に連結する連結材B3として構成されている。なお、コーナー部における連結角度は、直角に限るものではない。
なお、本実施形態の支持鋼材11,12は、一辺の長さが窓枠A30,A40の見込み方向寸法の略半分の寸法の略正方形の断面形状を有している。
そして、支持鋼材11,12は、支持鋼材11,12の見込壁面11a,12aに固定された窓枠取付片101,101の支持壁101b,101bと、取付補助材60の見込壁60aをアングル部材70によって連結することで、窓枠A30,A40を支持している。
右側に配置される内カバー取付片106aは、窓枠A30の室内側面に当接する見付壁部と見付壁部の内周側から室内側に延びる見込壁部とからなり、見込壁部の位置が窓枠A30の外周面の見付け方向の位置とほぼ一致した状態で室内側に延びるように取り付けられ、左側に配置される内カバー取付片106bは、窓枠A40の室内側面に当接するとともに外周側に延びる見付壁部と見付壁部の外周側端から室内側に延びる見込壁部とからなり、見込壁部が窓枠A40の外周側の位置で室内方向に延びるように取り付けられている。
裏打ちパネル201は、左右に配置された左、右内壁部が略直角に連続して形成された室外側壁201aと、室外側壁201aの左右両側が室内側に屈曲してなる左右の見込壁201b,201bを有する長尺部材からなり、裏打ちパネル201の内周(室内側)にロックウールを充填することなどによってロックウール部202が設けられている。
さらに、窓枠A30及び窓枠A40の室外側壁と室外側カバー部材40の外壁面部40aとの間には、バックアップ材81及びシール材82が配置されており、室外側カバー部材40の見込壁40cと窓枠A30,A40に取り付けられた取付補助材60の見込壁60aとの間、即ちロックウール部202と窓枠A30,A40との間には、ロックウールやAES(アルカリアースシリケート)等からなる不燃材83が配置されている。
図6を参考にして、第4の実施形態の連結材を説明する。
本実施形態の連結材は、左右の防火設備A1及び防火設備A2を面一に連結する連結材B1として構成されている。
なお、本実施形態の連結材は、室外側カバー部材がロックウール部202を有している点で、第1の実施形態と主に異なっている。
そして、支持鋼材10は、支持鋼材10の左右側面に固定された窓枠取付材107のアンカー部107bに窓枠A10,A20の外周部を係合することによって、窓枠A10,A20を支持している。
内カバー取付材105は、窓枠A10,A20に固定される固定部105aと、室内側カバー部材30を係止する係止部105bを有する長尺部材もしくはピース状の部材であり、固定部105aの室外側面が窓枠A20,A30の室内側外周端部及び支持鋼材10に当接した状態で固定されている。
室外側カバー部材取付材108は、板状部材からなり、支持鋼材10の左右両側面に室外側カバー部材取付材108が固定されることで、支持鋼材10の室外側に室外側カバー部材(化粧材)50を保持する保持部が形成される。
そして、支持鋼材10は、左右の室外側カバー部材取付材108によって形成された保持部に、室外側カバー部材50の見込壁501c、501cを挿入して固定することで、支持鋼材10の室外側に室外側カバー部材50を支持している。
図7を用いて、第5の実施形態の連結材を説明する。
本実施形態の連結材は、左右の防火設備A2,A3をコーナー部(出隅部)において略直角に連結する連結材B2として構成されている。なお、コーナー部における連結角度は、直角に限るものではない。
なお、本実施形態の連結材は、室外側カバー部材がロックウール部202を有している点で、第2の実施形態と主に異なっている。
窓枠取付材107は、棒状鋼材107aと、棒状鋼材107aに溶接等によって固定されているアンカー部107bとを有し、棒状鋼材107aが支持鋼材10の右室内側壁面10a及び左室内側壁面10bに溶接等によって固定されることで、アンカー部107bが窓枠A20,A30の外周面に向くように配置されている。
そして、支持鋼材10は、支持鋼材10の左右側面に固定された窓枠取付材107のアンカー部107bに窓枠A20,A30の外周部を係合することによって、窓枠A20,A30を支持している。
内カバー取付材105は、窓枠A20,A30に固定される固定部105aと、室内側カバー部材30を係止する係止部105bを有する長尺部材であり、固定部105aの左右端部近傍が窓枠A20,A30の室内側外周端部に当接した状態で固定されている。
室外側カバー部材取付材108は、板状部材からなり、支持鋼材10の右室内側壁面10a及び左室内側壁面10bに室外側カバー部材取付材108が固定されることで、支持鋼材10の室外側に室外側カバー部材50を保持する保持部が形成されている。
さらに、室外側カバー部材50は、左右の見込壁501c,501c間であって、見込み方向で窓枠A10,A20の室外側壁面の位置に、左右の見込壁501c,501cを連結する断面略L字状の内壁部501eが設けられている。
そして、支持鋼材10は、左右の室外側カバー部材取付材108によって形成された保持部に、室外側カバー部材50の見込壁501c、501cを固定することで、支持鋼材10の室外側に室外側カバー部材50を支持している。
さらに、化粧材である室外側カバー部材50が耐火部材を兼用しているので、施工工程を増加することなく防火性能を付与することができる。
例えば、支持鋼材10に固定される窓枠取付片101やアングル部材70等の各取付部材は、長尺部材に限定されるものではなく、複数のピース部材によって形成してもよい。また、各取付部材の固定は、溶接やビス止め等の公知の手段によって行うことができる。
また、室外側カバー部材40,50と窓枠の室外側面との間のシール材は、パッキン等の乾式のシール材でもよい。
さらに、防火設備は、引違いの防火サッシに限定されるものではなく、開き建具やすべり出し建具等、防火設備の種類は何ら限定されるものではない。
202,502 :ロックウール部
30 :室内側カバー部材
40,50 :室外側カバー部材(化粧材)
A10~A40 :窓枠
Claims (4)
- 躯体開口部に固定される支持鋼材と、支持鋼材の室外側に支持されるロックウール部と、支持鋼材を挟んで配置される複数の窓枠とを有し、
複数の窓枠は、支持鋼材に支持されている防火設備。 - 躯体開口部に固定される支持鋼材と、支持鋼材の室外側に支持されるロックウール部と、支持鋼材を挟んで配置される複数の窓枠とを有し、
複数の窓枠は、支持鋼材に支持されており、外周側見込面がロックウール部に対向している防火設備。 - 躯体開口部に固定される支持鋼材と、支持鋼材の室外側に支持されるロックウール部と、支持鋼材を挟んで配置される複数の窓枠とを有し、
支持鋼材は、所定角度で配置される複数の見込壁を有しており、
複数の窓枠は、それぞれ見込壁に対向するように配置されて該見込壁に支持されており、
窓枠の外周側見込面がロックウール部に対向している防火設備。 - 躯体開口部に固定される支持鋼材と、支持鋼材の室外側に支持されるロックウール部と、支持鋼材を挟んで配置される複数の窓枠とを有し、
支持鋼材は、見込壁を有し、窓枠は、見込壁に対向するように配置されて該見込壁に支持されており、
支持鋼材の見込壁と窓枠との間にロックウールが充填されている防火設備。
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