JP7212401B1 - 食品容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品容器に収容された食品を温度調整具で温度調整する際に、食品容器内で食品に温度ムラが生じない食品容器を提供する。【解決手段】一実施形態に係る食品容器は、底部及び底部の周縁から立設する側壁部を有し、上部に開口を有する容器本体と、容器本体の内部に配置される、加熱具、保温具、保冷具の少なくとも1つである温度調整具と、容器本体の前記開口を覆うための蓋体と、容器本体の内部で温度調整具の上方に形成された第1収容空間に互いに隣り合うように収容される、食品を入れるための複数の中皿トレイと、を備え、複数の中皿トレイの各々は、入口開口を有する食品収納部と、入口開口を区画する食品収納部の周縁部であって、入口開口に対して外側に突出するように形成された複数の凸部、および周縁部の周方向に沿って隣接する一対の凸部の間に形成された少なくとも一つの凹部を含む周縁部と、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、食品の温度を調整するための温度調整具を内部に入れて使用可能な食品容器に関する。
従来から、加熱具(発熱具)や、保温剤、保冷剤などを食品と共に容器の内部に収容することで、食前における食品の加熱、保温、保冷を図った食品容器が知られている(例えば、特許文献1~3)。
例えば、特許文献1及び2には、駅弁などの食品加熱容器の底部に加熱具を収容し、この容器の側壁に設けられた透孔から加熱具の開封具(紐、テープ等)を引っ張ることで、水蒸気を発生させ、この水蒸気によって食品の加熱を行うことが開示されている。また、特許文献3には、容器と中蓋と上蓋から成る弁当箱において、中蓋のくぼみ部分に保冷剤(保温剤)が置かれた、保冷(保温)剤内蔵機能付き弁当箱が開示されている。つまり、この弁当箱では、保冷(保温)剤などは、弁当箱の底部ではなく上部の蓋側に設置される。
特開2007-275339号公報 特開2009-240364号公報 実用新案登録第3162214号公報
従来の食品加熱容器は、複数の食品収納部が一体となった1個のトレイに複数種類の食品が収容され、トレイの周縁に形成された隙間や透過孔から水蒸気がトレイの上方に供給されるため、食品に加熱ムラが発生し、特に、トレイの中央部に収容された食品が加熱されにくいという不具合いが生じている。また、食品の種類に応じて複数の食品収納部の大きさや配置を変えたいとき、別なトレイを用意する必要がある。
本発明は、上述の事情に鑑み、食品容器に収容された食品を温度調整具で温度調整する際に、食品容器内で食品に温度ムラが生じない食品容器を提供することを目的とする。
本開示に係る食品容器の一態様は、底部及び該底部の周縁から立設する側壁部を有し、上部に開口を有する容器本体と、前記容器本体の内部に配置される、加熱具、保温具、保冷具の少なくとも1つである温度調整具と、前記容器本体の前記開口を覆うための蓋体と、前記容器本体の内部で前記温度調整具の上方に形成された第1収容空間に互いに隣り合うように収容される、食品を入れるための複数の中皿トレイと、を備え、前記複数の中皿トレイの各々は、入口開口を有する食品収納部と、前記入口開口を区画する前記食品収納部の周縁部であって、前記入口開口に対して外側に突出するように形成された複数の凸部、および前記周縁部の周方向に沿って隣接する一対の前記凸部の間に形成された少なくとも一つの凹部を含む周縁部と、を含む。
本開示に係る食品容器の一態様によれば、容器本体内に食品を収容する複数の中皿トレイを収容し、各中皿トレイの周縁部に形成される凸部及び凹部によって隣り合う中皿トレイの間に空気流通口が形成されるため、温度調整具で温度調整された空気は、この空気流通口を通して、食品収納部の入口開口側に流通できる。これによって、複数の中皿トレイの各々に収容された食品を温度ムラなく均一に温度調整できる。また、食品の種類に応じて形状及び大きさが異なる複数種の中皿トレイを自由に選択して容器本体に収容できるため、複数の食品収納部を一体に形成した中皿トレイを容器本体内に収容する従来と比べて、複数種の食品の配置の自由度を格段に広げることができる。
一実施形態に係る食品容器を展開して示す斜視図である。 一実施形態に係る食品容器の正面視断面図である。 図2中のA―A線に沿う断面図である。 一実施形態に係る複数の中皿トレイの配置例を示す平面図である。 別な実施形態に係る複数の中皿トレイの配置例を示す平面図である。 一実施形態に係る中皿トレイの平面図である。 別な実施形態に係る中皿トレイの平面図である。 別な実施形態に係る中皿トレイの平面図である。 別な実施形態に係る中皿トレイの平面図である。 別な実施形態に係る中皿トレイの平面図である。 隣り合う中皿トレイにおける凸部及び凹部の配置の一例を示す図である。 別な実施形態に係る中皿トレイの斜視図である。 別な実施形態に係る複数の中皿トレイの配置例を示す平面図である。 図9中のB矢視図である。
図1は、一実施形態に係る食品容器10の斜視図であって、構成部材を展開して示す斜視図である。図2は、食品容器10の正面視断面図であり、図3は、図2中のA-A線に沿う断面図である。
図1において、食品容器10は容器本体12を備え、容器本体12は底部14と、底部14の周縁部から立設した側壁部16とを有する。容器本体12の上部には開口18が形成され、開口18は蓋体30によって覆われる。蓋体30は、頂部32と、頂部32の周縁部から下方へ延在する側壁部34とを有し、側壁部34は容器本体12の側壁部16の外側に遊嵌可能な形状及び大きさを有する。食品容器10の内部に、容器本体12に収容された食品F(F1、F2、F3)を加熱、保温又は保冷するための温度調整具26を備えている。容器本体12の内部で温度調整具26の上方に第1収容空間S1が形成され、食品Fを入れる複数の中皿トレイ40が、第1収容空間S1に互いに隣り合うように収容される。複数の中皿トレイ40の各々は、入口開口42を有する食品収納部44を備えている。第1収容空間S1において、中皿トレイ40は入口開口42を上にして支持部材20に載置される。各中皿トレイ40の食品収納部44には、食品収納部44の大きさに応じて、複数種の食品F1、F2及びF3が収容される。
図4及び図5は、夫々第1収容空間S1に収容された複数の中皿トレイ40の配置例を示し、第1収容空間S1に収容された複数の中皿トレイ40を上方から視認した平面図である。図6A~図6Eは、夫々第1収容空間S1に収容される各種の形状を有する中皿トレイ40a~40eを示す平面図である。図6A~図6Eに示すように、中皿トレイ40は、平面視で、例えば、正方形、長方形、円形、楕円形、又はその他の形状で構成される。
図4及び図5に示すように、入口開口42を区画する食品収納部44の周縁部46には、入口開口42に対して外側に突出するように複数の凸部48が形成されている。複数の凸部48は周縁部46の周方向に沿って形成され、隣接する一対の凸部48の間に凹部50が形成されている。
図1~図3に示す実施形態では、容器本体12の内部で、温度調整具26は、支持部材20によって支持されている。なお、図1では、温度調整具26は外縁部のみが二点鎖線で示されている。
食品容器10は、上部開口18が開いた状態で、容器本体12の中に、温度調整具26を支持した支持部材20、及び複数の中皿トレイ40を順に入れ、蓋体30によって上部開口18が閉じられるように構成されている。
食品Fとして、例えば、ご飯や惣菜、鮨、ケーキ類、中華まんなどの饅頭類、及びその他の食品が収容される。
図4及び図5に示すように、複数の中皿トレイ40の各々には、食品収納部44の周縁部46の周方向に沿って複数の凸部48が形成されているので、一対の中皿トレイ40が隣接して配置されたとき、食品収納部44の間には一対の中皿トレイ40の各々の凸部48が介在する。一対の中皿トレイ40の高さ関係によって、一方側の凸部48と他方側の凸部48とは突き合わさって配置されるか、又は上下に重なり合うように配置される。周縁部46の周方向では、一方側の凸部48と他方側の凸部48とは一部又は全部が対向するように配置される。しかし、いずれの場合であっても隣り合う中皿トレイ40の間には凸部48が介在するため、隙間(例えば、後述する図4に示す隙間G)が形成される。
また、隣接する一対の凸部48の間に凹部50が形成されているため、凹部50が形成された部位に空気流通口Paを形成できる。
上記構成を有する食品容器10において、複数の中皿トレイ40の入口開口42から食品Fが食品収納部44に収容され、入口開口42が蓋体30によって閉じられる。食品収納部44に収納された食品Fは、温度調整具26によって加熱、保温又は保冷等、温度調整される。即ち、温度調整具26によって温度調整された空気aが空気流通口Paを通して食品収納部44の上方に流通し、食品Fに接触して食品Fの温度を調整することができる。
このように、各食品収納部44の周縁部46に沿って凸部48及び凹部50が形成されることで、複数の中皿トレイ40の周囲の所望位置に空気流通口Paを形成できる。そして、温度調整具26で温度調整された空気aが空気流通口Paを通って各中皿トレイ40の入口開口42側に流れるため、複数の中皿トレイ40の各々に収容された食品F1~F3の間で温度ムラの発生を抑制でき、複数種の食品F1~F3に対して均一な温度調整が可能になる。
また、第1収容空間S1に複数の中皿トレイ40を収容するため、容器本体12に収容される食品Fの種類に応じて形状及び大きさが異なる複数種の中皿トレイを自由に選択して収容できる。従って、複数の食品収納部を有する一体型の中皿トレイを用いる場合と比べて、食品収容部のレイアウトの自由度を格段に広げることができる。
図1~図3に示された容器本体12及び蓋体30は直方体を有しているが、容器本体12及び蓋体30はこの形状に限定されず、正方体又はその他の形状であってもよい。
図4に示す複数の中皿トレイ40の配置例において、中皿トレイ40aは、平面視で第1収容空間S1の長辺とほぼ同一の長辺を有する長尺状の形状を有する中皿トレイであり、第1収容空間S1に3個の中皿トレイ40aが並列に収容されている。各中皿トレイ40aにおいて食品収納部44の周縁部46に周方向に沿って複数の凸部48が存在するために、隣り合うように配置された中皿トレイ40aの間に隙間Gが形成されている。
図4に示す実施形態では、隣り合う中皿トレイ40aの一方側の凸部48と他方側の凸部48とは、同一の突出幅W1を有し、一方側の食品収納部44に形成された凸部48の先端が他方側の食品収納部44の外面に当たることで、隣り合う中皿トレイ40の間に凸部48の突出幅W1(周縁部46に沿う方向と直交する方向の凸部48の幅)に相当する大きさの隙間Gが形成されている。
一実施形態では、図4に示すように、第1収容空間S1に互いに隣り合うように収容された一対の中皿トレイ40aは、一方側の中皿トレイ40a(第1中皿トレイ)の周縁部46に形成された凹部50(50a)と、他方側の中皿トレイ40a(第2中皿トレイ)の周縁部46に形成された凹部50(50b)とが、互いに対向するように構成されている。
本明細書において「互いに対向する」とは、一方側の凹部50(50a)と他方側の凹部50(50b)とが、周縁部46の周方向において少なくとも一部が対向していることを意味する。即ち、図4に示すように、一方側の中皿トレイ40の食品収納部44(44a)に形成された凹部50(50a)と、他方側の中皿トレイ40の食品収納部44(44b)に形成された凹部50(50b)とが周縁部46の周方向のほぼ全部の領域において対向している場合を含むと共に、図7に示すように、凹部50(50a)と凹部50(50b)とが周縁部46の周方向において一部の領域でのみ対向している場合も含む。なお、好ましくは、凹部50(50a)と凹部50(50b)とが周縁部46の周方向において半分以上の領域で対向しているとよい。これによって、空気流通口Paの形成が容易になる。
この実施形態によれば、互いに隣り合う一方側の中皿トレイ40の凹部50と他方側の中皿トレイ40の凹部50とが、互いに対向するように配置されることで、これら中皿トレイ40の間で所望の位置に空気流通口Paを確実に形成できる。
図4に示す実施形態では、凹部50が形成された領域では、凹部50の突出幅W2がW2<W1であるため、空気流通口Paが形成される。好ましくは、W2<(1/2)・W1であることが望ましい。あるいはW2=0又はW2≒0であってもよい。これによって、対向する凹部50の間に確実に空気流通口Paを形成できる。
一実施形態では、図4及び図5に示すように、互いに隣り合う一方側の中皿トレイ40の凹部50と他方側の中皿トレイ40の凹部50とが、互いに対向するように配置され、かつこれら中皿トレイ40の周縁部46に形成された複数の凸部48同士は、上下に重なるように構成される。
本明細書において、「2つの凹部が上下に重なる」とは、一方側の凸部と他方側の凹部とが、周縁部46の周方向において少なくとも一部が上下に重なっていることを意味する。即ち、図4に示すように、一方側の中皿トレイ40の食品収納部44(44a)に形成された凸部48(48a)と、他方側の中皿トレイ40の食品収納部44(44b)に形成された凸部48(48b)とが、周縁部46の周方向のほぼ全部の領域において上下に重なっている場合を含むと共に、図7に示すように、食品収納部44(44a)に形成された凸部48(48a)と食品収納部44(44b)に形成された凸部48(48b)とが食品収納部44の周縁部46の周方向において一部の領域でのみ上下に重なっている場合も含む。
この実施形態によれば、隣り合う中皿トレイ40において、互いに対向するように配置された凸部48が上下に重なるように配置されるため、第1収容空間S1において中皿トレイ40が配置されない空き空間(遊び空間)を低減でき、かつ容器本体12をコンパクト化できる。
一実施形態では、図4に示すように、凸部48は、入口開口42に対して外側へ突出するように形成された板状体で構成される。図4に示す実施形態では、この板状体は、食品収納部44の周縁部46に沿う方向の長さL1が突出幅W1より大きく、かつ突出幅W1は、周縁部46に沿う方向でほぼ一定となる形状を有している。板状体の突出幅W1が周縁部46に沿う方向で一定であるため、中皿トレイ40間に形成される隙間Gを突出幅W1とすることができる。図4に示す実施形態では、この板状体は食品収納部44の周方向両端部において、周縁部46に沿う方向に対して角度αで傾斜した直線状の傾斜辺を有している。
図5は、第1収容空間S1に収容される複数の中皿トレイ40に、入口開口42が異なる形状を有する中皿トレイ40を含む場合を示している。例えば、入口開口42が長方形の形状(第1の形状)を有する中皿トレイ40a(第3中皿トレイ)と、入口開口42が正方形の形状(第2の形状)を有する中皿トレイ40b(第4中皿トレイ)と、を含んでいる。そして、中皿トレイ40aの周縁部46に形成された少なくとも1つの凹部50と、中皿トレイ40bの周縁部46に形成された少なくとも1つの凹部50とは、同一の形状を有している。互いに異なる形状を有する中皿トレイ40の組み合わせであっても凹部50同士が同一の形状を有することは同様である。
本明細書で、「形状が異なる」とは、形状又は大きさの少なくとも一方が異なることを意味し、「形状が同一である」とは、形状及び大きさが同一であることを意味する。
この実施形態によれば、第1収容空間S1に形状が異なる複数の中皿トレイ40が収容される場合に、各中皿トレイ40に形成される凹部50は同一の形状を有しているため、形状が異なる中皿トレイ40が隣り合うように配置されても、両者の間で凹部50同士を対向して配置することが容易になる。そのため、隣り合う中皿トレイ40の間で所望位置に空気流通口Paを形成するのが容易になる。
図5に示す実施形態では、各中皿トレイ40に形成される凹部50は、一対の凸部48の間で入口開口42に対して外側へ突出するように形成され、かつ突出幅W2が周縁部46に沿う方向で一定でかつ凸部48の突出幅W1より小さい板状体で構成されている。別な実施形態では、凹部50は、一対の凸部48の間で板状体を有さない周縁部46で構成される。
次に、図5に示すように、第1収容空間S1に収容される複数の中皿トレイ40の中に、入口開口42の面積が最小となる中皿トレイ40b(第5中皿トレイ)と、入口開口42が中皿トレイ40bより大きい中皿トレイ40a、40c~40e(第6中皿トレイ)が含まれる場合の実施形態について説明する。入口開口42が最小となる中皿トレイ40bを基準トレイとし、中皿トレイ40bの周縁部46の縦寸法をA、横寸法をBとし、中皿トレイ40bより入口開口42が大きい中皿トレイ40a、40c~40eの周縁部46の縦寸法をC、横寸法をDとする。このとき、中皿トレイ40a~40eは下記式(1)及び(2)を満たすように構成される。
C=N×A×(±1.1)・・・(1)
D=N×B×(±1.1)・・・(2)
(ただし、N、Nは自然数であり、かつどちらか一方は2以上の自然数である。)
なお、縦寸法及び横寸法とは、互いに直交する方向における中皿トレイ40の寸法を意味する。例えば、図5で言えば、矢印xが横方向を示し、矢印yが縦方向を示している。
上記式(1)は、入口開口42の面積が最小となる中皿トレイ40bを基準として、入口開口42の面積が中皿トレイ40bより大きい他の中皿トレイ40の周縁部46の縦寸法Cが中皿トレイ40bの縦寸法Aの整数倍又は該整数倍の10%以内にあることを意味している。また、上記式(2)は、中皿トレイ40bより入口開口42の面積が大きい中皿トレイ40の周縁部46の横寸法Dが中皿トレイ40bの横寸法Bの整数倍又は該整数倍の10%以内にあるように構成されていることを意味する。
図5に示す複数の中皿トレイ40の組み合わせ例では、最小単位の長さの一辺を有する正方形の中皿トレイ40bが最小基準トレイとなる。中皿トレイ40aは図4に示す中皿トレイ40aと同一形状の長方形を有し、短辺の長さ(縦寸法C)は中皿トレイ40bの一辺の長さ(縦寸法A)とほぼ同一であり、長辺の長さ(横寸法D)は中皿トレイ40bの一辺の長さ(横寸法B)の約4倍の長さを有しているため、上記式(1)及び(2)を満たしている。同様に、中皿トレイ40cは、一辺の長さが中皿トレイ40bの一辺の長さのほぼ2倍の正方形であるため、上記式(1)及び(2)を満たしている。中皿トレイ40dの短辺の長さ(縦寸法C)は中皿トレイ40bの一辺の長さ(縦寸法A)と同一であり、長辺の長さ(横寸法D)は、中皿トレイ40bの一辺の長さ(横寸法B)のほぼ2倍であるため、上記式(1)及び(2)を満たしている。
この実施形態によれば、第1収容空間S1に収容される複数の中皿トレイ40の中に、大きさが異なる中皿トレイ40が含まれているとき、最小基準トレイとなる中皿トレイ40bの縦寸法A及び横寸法Bに対して、入口開口42の面積が中皿トレイ40bより大きい他の中皿トレイ40の縦寸法C及び横寸法Dが夫々整数倍又は該整数倍に近い寸法を有していれば、図5に示すように、大きさが異なる複数の中皿トレイ40を第1収容空間S1に収容するに際し、空き空間を低減することが可能になる。従って、容器本体12をコンパクト化できる。
図6A~図6Dは、夫々第1収容空間S1に収容される各種形状の中皿トレイ40を示している。図6A~図6Dに夫々示す中皿トレイ40a~40dは、図5に示す中皿トレイ40a~40dと同一形状の中皿トレイを示しており、図6Eは、食品収納部44が円形の横断面を有する新たな中皿トレイ40eを示している。中皿トレイ40eは、円形の入口開口42に区画する食品収納部44の周縁部46に対して、凸部48の外縁がほぼ正方形となるように、凸部48の突出幅W1が食品収納部44の周方向で異なる板状体52が形成されている。これによって、円形の入口開口42を有する食品収納部44を備える中皿トレイ40eを、矩形を有する第1収容空間S1に他の矩形の中皿トレイ40a~40dと共に収容する場合でも、第1収容空間S1に空き空間を少なくして効率良く収容できる。そのため、容器本体12をコンパクト化できる。
なお、好ましくは、中皿トレイ40bの縦寸法Aに対して、他の中皿トレイ40の縦寸法Cが整数倍から±5%の範囲内であり、かつ中皿トレイ40bの縦寸法Cに対して、他の中皿トレイ40の横寸法Dが整数倍から±5%の範囲内であればよい。これによって、形状が異なる複数の中皿トレイ40を組み合わせて第1収容空間S1に収容するときに、第1収容空間S1の空き空間をさらに少なくしてさらに効率良く利用できる。
図8~図10は、別な実施形態に係る中皿トレイを用いる実施形態である。図8に示す中皿トレイ40fは、凸部48及び凹部50と一体に形成され、凸部48及び凹部50から中皿トレイ40fの底部側へ延在する折り返し部56を備えている。折り返し部56を備えることで、食品収納部(44)との間に上方が閉鎖された空間S3が形成される。
図9は、折り返し部56を備える複数の中皿トレイ40f~40hを食品容器10の第1収容空間S1に収容した状態を示す平面図である。中皿トレイ40f~40hは、夫々異なる大きさの入口開口42を有する。中皿トレイ40fの入口開口42は、図4に示す中皿トレイ40aと同じ形状及び大きさを有し、中皿トレイ40gは、図5に示す中皿トレイ40dと同じ形状及び大きさを有し、中皿トレイ40hは、図5に示す中皿トレイ40cと同じ形状及び大きさを有する。中皿トレイ40f~40hは、隣り合う中皿トレイの凹部50が対向して配置されることで、空気流通口Paを形成できる。
この実施形態によれば、下方から上昇する温度調整された空気aを上方閉鎖空間S3に一時的に溜めることができるため、温度調整された空気aによる食品収納部44に収容された食品Fの温度調整効果を高めることができる。また、隣り合う中皿トレイ40の間に折り返し部56があることで、隣り合う中皿トレイ40に互いに対向するように設けられた凸部48同士が互いに接近しても両折り返し部56の外側面が当接するため、隣り合う中皿トレイ40の両凸部48は上下に重ならない。従って、隣り合う中皿トレイ40間の間隔を予め設定された間隔に保持できるため、第1収容空間(S1)に複数の中皿トレイ40fを収容する場合、複数の中皿トレイ40fが第1収容空間(S1)の一方側へ偏ることなく均等に配置できる。図4及び図5に示す実施形態の場合、この偏りは、第1収容空間(S1)の一辺方向の間に存在する中皿トレイ40の数が多いほど大きくなりやすいが、本実施形態では、そのような不具合は発生しない。
図10は、図8中のB矢視図である。一実施形態では、図10に示すように、折り返し部56は凸部48の先端部49に接続される。折り返し部56が凸部48の先端部49に接続されることで、折り返し部56の内側面と食品収納部44の外側面との間に隙間が形成される。これによって、折り返し部56と食品収納部44との間に上方閉鎖空間S3を形成できる。
一実施形態では、図10に示すように、入口開口42を含む面Su1に対して直交する垂直面Su2(後述する食品収納部44の底面44aに対して直交する面)に対する角度βが垂直面Su2から中皿トレイ40fの食品収納部44の外側へ向けて5~25°(好ましくは10~25°)の角度を有している。これによって、食品収納部44と折り返し部56との間に温度調整された空気aを受け入れるためのほどよい容積の上方閉鎖空間S3を形成できる。
折り返し部56が凹部50に形成されたときでも、折り返し部56が角度βを有することで、折り返し部56の内側面と食品収納部44の外側面との間に隙間が形成される。これによって、折り返し部56と食品収納部44との間に上方閉鎖空間S3を形成できる。
なお、凸部48又は折り返し部56の一部に、別な目的で貫通孔が形成されていても(例えば、上方閉鎖空間S3に溜まった凝縮水を下方へ落下させるために、該貫通孔を形成する。)、この空間に溜まった温調空気aによって食品収納部44に収納された食品Fを温度調整可能ならば、該貫通孔が形成されていてもよい。
一実施形態では、図8に示すように、折り返し部56は板状体で形成されている。また、凸部48の先端部から中皿トレイ40fの底部側へ延在する折り返し部56(56a)と、凹部50から中皿トレイ40fの底部側へ延在する折り返し部56(56b)との境界は段差部59を形成している。段差部59の高さは、入口開口42に対して外側へ突出する凸部48と凹部50との突出量の差に応じて決まる。段差部59が存在することで、互いに対向配置される凹部50の間に空気流通口Paを確実に形成しつつ、折り返し部56をシンプルな形状にすることができる。
図8に示す実施形態では、段差部59は凸部48又は凹部50から中皿トレイ40の底部側へ向けて直線状に形成されているが、曲線状に形成されていてもよい。
一実施形態では、折り返し部56は、周縁部46の周方向に沿って、貫通孔のない連続面を形成している。これによって、温調空気aを上方閉鎖空間S3に漏れなく溜めることができる。
図10に示される一実施形態では、中皿トレイ40f~40hのうち隣り合うように配置された中皿トレイにおいて、これら中皿トレイの間で周縁部46に沿って互いに対向するように設けられた折り返し部56は、角度βが同一であると共に、凸部48及び凹部50から中皿トレイの底部側へ向かう方向の長さL3が同一であるように構成されている。
この実施形態によれば、隣り合う中皿トレイの高さが同一であるとき、これら中皿トレイ間で、一方の中皿トレイに形成された折り返し部56と、他方の中皿トレイに形成された折り返し部56とは、垂直面Su2に対して対称となる位置関係となる。従って、隣り合う中皿トレイの折り返し部56が確実に当接するため、隣り合う中皿トレイの間隔を確実に所定の間隔とすることができると共に、凹部50同士の間に確実に空気流通口Paを形成できる。
一実施形態では、図8に示すように、中皿トレイ40f~40hの角部に、中皿トレイの一辺及び該一辺に対して直交する他辺に対して傾斜した傾斜面57が形成されている。この傾斜面57が形成されることで、異なる形状又は大きさの複数の中皿トレイの第1収容空間S1への収納を容易にすることができる。
一実施形態では、図10に示すように、周縁部46の周方向に、折り返し部56の先端部に食品収納部44に対して外側に微量に突出するフランジ部58が形成されている。このフランジ部58の突出量を調整することによっても、隣り合う中皿トレイの間隔を調整できる。また、フランジ部58を備えることで、折り返し部56の先端部の強度を高めることができる。
一実施形態では、図1~図3に示すように、容器本体12の内部で温度調整具26を支持するための支持部材20を備えている。支持部材20は、温度調整具26を収容するための第2収容空間S2を画定する収容部22と、収容部22を支持するための支持部24と、を有する。第2収容空間S2に収容された温度調整具26は、容器本体12の底部14の上面から離間した状態で保持される。
この実施形態によれば、支持部材20によって温度調整具26を容器本体12の内部で安定して支持できると共に、第2収容空間S2に収容された温度調整具26は容器本体12の底部14の上面から離れた状態に保持され、温度調整具26と底部14の上面との間に空気層が形成されるため、温度調整具26と容器本体12の底部14との間の熱伝達が緩和される。従って、容器本体12の高温化を防止できるため、食品容器10を安全に取り扱うことができる。
このように、温度調整具26から伝わる高温の熱が、容器本体12の底部14や食品容器10が置かれるテーブルなどの周辺に伝わることで、テーブルなどが変形、変色するような事態を防止できる。同時に、食品容器10の使用者が加熱具などで構成される温度調整具26によって高温化された食品容器10に触れることで、火傷などを負うような事態も防止できる。従って、温度調整具26の使用に適した食品容器を提供できる。
図1~図3に示す実施形態では、収容部22は、第2収容空間S2を囲むように配置され鉛直方向に沿って延在する壁部23で構成されている。支持部24は、内側周縁部で壁部23の上端に連結され又は壁部23と一体に形成され、水平方向に沿って配置された水平壁部24aと、水平壁部24aの外側周縁部から鉛直方向に沿って延在する鉛直壁部24bとで構成されている。鉛直壁部24bの下端は容器本体12の底部14まで延在し、底部14によって支持される。壁部23、水平壁部24a及び鉛直壁部24bは、共に平面状の板状体で構成されている。このように、水平壁部24aが収容部22を構成する壁部23を支持し、鉛直壁部24bが水平壁部24aを支持することで、温度調整具26を底部14から離した状態で安定して保持できる。
図1~図3に示す実施形態では、温度調整具26が直方体の形状を有するため、第2収容空間S2は直方体の形状に形成される。そして、収容部22を構成する壁部23は第2収容空間S2の四方を囲むように配置された4個の平坦な板状体で構成されている。また、これらの板状体の両側辺23aは先端側に向かって該板状体の中央寄りに傾斜する傾斜辺で構成される。従って、これら板状体及び支持部24が段ボール紙などの厚紙で構成されたとき、温度調整具26を収容部22に収容しないとき、これら板状体を水平壁部24aと面一に折り畳むことができ、コンパクト化できる。
一実施形態では、容器本体12の底部14及び側壁部16、蓋体30の頂部32及び側壁部34、収容部22及び支持部24の水平壁部24a及び鉛直壁部24bは、段ボール紙などの厚紙で構成され、又は厚紙を折り曲げ二重にして構成される。これによって、軽量かつ低コストで強度をもたせることができる。但し、容器本体12、蓋体30及び支持部材20は、樹脂など他の材料で構成することもできる。
なお、これらの部材は、他の材料、例えば、金属、プラスチックを含む樹脂、木、土器等であってもよい。また、例えば、収容部22が金属、支持部24がプラスチックなど、異なる材料による組み合わせであってもよい。
容器本体12の底部14及び側壁部16の少なくとも一方は、少なくとも一部に断熱材を有して形成されても良い。この断熱材は、例えばアルミなどの遮熱材やコーティング剤の塗布であっても良い。
中皿トレイ40は、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリポロピレン樹脂等の樹脂材料で構成することができる。他の材料、例えば、耐水加工を施された厚紙や段ボール紙等の紙材で構成することもできる。
温度調整具26として、例えば、化学反応を起して発熱する発熱剤を有する発熱具、保温剤を有する保温具、又は保冷剤を有する保冷具を用いることができる。これらのいずれであっても、同じ収容部22に配置できるため、これらを自由に選択して使用できる。また、収容される温度調整具26の種類を状況や季節に応じて取り換えることで、食品容器10に収容される食品Fの加熱、保温及び保冷を状況や季節に応じて選択できる。
一実施形態では、収容部22を含む支持部材20の上方、即ち、支持部材20と中皿トレイ40との間に、複数の貫通孔62を有するカバー板60を着脱自在に載置する。カバー板60は少なくとも収容部22の上方を覆うことができる大きさを有する。この実施形態では、複数の中皿トレイ40はカバー板60の上に載置される。
図1~図3に示す実施形態では、カバー板60は収容部22及び水平壁部24aのほぼ全面を覆う大きさを有している。
この実施形態によれば、カバー板60で温度調整具26を収容するための第2収容空間S2を上方から覆い、第2収容空間S2の上方に載置される複数の中皿トレイ40をカバー板60で支持することができる。また、カバー板60には複数の貫通孔62が形成されているため、温度調整具26によって温度調整された空気aが第1収容空間S1に流通するのを阻害しない。
カバー板60は、例えば、貫通孔62として多数のパンチ孔が形成されたダンボール紙などの紙類、金属板、又は樹脂で形成された板状体を用いることができる。
別な実施形態では、カバー板60は金属製の細線を格子状に組み合わせた金網で構成されてもよい。
なお、図2及び図3では、カバー板60を収容部22及び水平壁部24aの上方に浮かせた状態で図示しているが、これは理解の便宜のためであり、実際はカバー板60は収容部22及び水平壁部24aに載置される。
一実施形態では、図2及び図3に示すように、複数の中皿トレイ40が第1収容空間S1に収容されたとき、容器本体12の上部開口18を覆っている蓋体30の頂部32の下面との間に隙間(空気流通空間Sa)を有するように構成されている。
このように、第1収容空間S1に収容された複数の中皿トレイ40の上方に空気流通空間Saが形成されるため、温度調整具26で温度調整された空気aが中皿トレイ40の上方に容易に流通できる。そのため、複数の中皿トレイ40に収容された複数種の食品Fを温度ムラなく温度調整できる。
一実施形態では、図3に示すように、複数の中皿トレイ40のうち最も高さが高い中皿トレイ40の高さをH1とし、容器本体12の側壁部16の上端から支持部材20までの高さをH2としたとき、H1<H2となるように構成する。これによって、第1収容空間S1に収容された複数の中皿トレイ40と蓋体30の頂部32の内面との間に隙間(空気流通空間Sa)を形成できるため、複数の中皿トレイ40に収容された複数種の食品Fの温度ムラを抑制できる。
一実施形態では、図2及び図3に示すように、複数の中皿トレイ40の各々は、食品収納部44の底面44aの一部に、少なくとも1つの突出部54を有する。突出部54は食品収納部44の入口開口42から離れる側へ突出する。即ち、突出部54は中皿トレイ40の底面44aから下方へ突出している。
図4に示す実施形態では、各中皿トレイ40の食品収納部44の底面44aに、中皿トレイ40の長手方向に沿って一定間隔で複数の突出部54が2列に形成されている。
この実施形態によれば、突出部54が存在するために、中皿トレイ40の下方に空気流通空間Saを確保できる。そのため、温度調整具26によって温度調整された空気aは、中皿トレイ40の下方に形成された空気流通空間Sa及び中皿トレイ40の周縁部46に形成された空気流通口Paを通り、中皿トレイ40の上方に形成された隙間(空気流通空間Sa)に円滑に流通できる。これによって、中皿トレイ40に収容された食品Fの温度ムラを抑制できる。
一実施形態では、温度調整具26は従来公知の発熱具で構成される。発熱具は、例えば、水が入った水袋と、消石灰粉末などの発熱剤が入った発熱剤袋とが収容された樹脂製容器28を有する。水袋及び発熱剤袋は易引裂性の樹脂フィルムで構成されて、樹脂製容器28の内部に収容されている。そして、水袋及び発熱剤袋を破断させるための破断紐64(開裂紐)が樹脂製容器28の内部から外部に導出されている。破断紐64を引っ張ることで水袋及び発熱剤袋が破断され、水と発熱剤とが混ざって発熱反応を起こす。この発熱反応で水蒸気が発生し、発生した水蒸気が空気流通口Paや空気流通空間Saを通って第1収容空間S1に流通し、中皿トレイ40に収容された食品Fを加熱する。
一実施形態では、樹脂製容器28の上面周縁部には樹脂製容器28の外側に張り出した支持板28aが設けられ、支持板28aが両面テープ又は接着剤等で水平壁部24aの上面に接着されることで、樹脂製容器28が収容部22に固定される。
なお、図2及び図3では、破断紐64を収容部22及び水平壁部24aの上方に浮かせた状態で図示しているが、これは理解の便宜のためであり、実際は破断紐64は樹脂製容器28及び水平壁部24aに載置されている。
図1及び図2に示すように、容器本体12の側壁部16に破断紐64を容器本体12の外部に導出するためのスリット孔66が形成されている。スリット孔66は、容器本体12の側壁部16の上端から容器本体12の底部14に向かって延在している。図2に示すように、蓋体30の頂部32の内面から側壁部34の下端までの長さをL3とし、スリット孔66の長さをL4としたとき、L3<L4とする。
これによって、蓋体30で容器本体12の上部を覆ったときスリット孔66の下端が常に蓋体30で覆われず、蓋体30の下側に露出しているため、破断紐64を露出したスリット孔66を通して常に容器本体12の外部に導出できる。
一実施形態では、食品容器10は仕出し用の弁当箱として用いられる。食品容器10を仕出し用の弁当箱として用いる場合、食品容器10は、温度調整具26が発熱具、保温具又は保冷具のいずれであっても、収容部22に収容されるため、温度調整具26の種類に応じた弁当箱を用意する必要がない。また、弁当箱を一度使用しても、温度調整具26を廃棄するだけで使用した弁当箱を再利用できるため、低コスト化できる。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
1)一態様に係る食品容器は、底部(14)及び該底部(14)の周縁から立設する側壁部(16)を有し、上部に開口(18)を有する容器本体(12)と、前記容器本体(12)の内部に配置される、加熱具、保温具、保冷具の少なくとも1つである温度調整具(26)と、前記容器本体(12)の前記開口(18)を覆うための蓋体(30)と、前記容器本体(12)の内部で前記温度調整具(26)の上方に形成された第1収容空間(S1)に互いに隣り合うように収容される、食品(F)を入れるための複数の中皿トレイ(40)と、を備え、前記複数の中皿トレイ(40)の各々は、入口開口(42)を有する食品収納部(44)と、前記入口開口(42)を区画する前記食品収納部(44)の周縁部(46)であって、前記入口開口(42)に対して外側に突出するように形成された複数の凸部(48)、および前記周縁部(46)の周方向に沿って隣接する一対の前記凸部(48)の間に形成された少なくとも一つの凹部(50)を含む周縁部(46)と、を含む。
このような構成によれば、容器本体(12)の内部に複数の中皿トレイ(40)が収容され、各中皿トレイ(40)の周縁部(46)から外側に突出する凸部(48)によって隣り合う中皿トレイ(40)の間に隙間(G)が形成されると共に、複数の凸部(48)の間に形成される凹部(50)によって空気流通口(Pa)が形成される。温度調整具(26)で温度調整された空気(a)は、この空気流通口(Pa)を通して食品収納部(44)の入口開口(42)側に供給され、食品収納部(44)に収納された食品(F)を加熱、加温又は冷却等の温度調整が可能になる。このように、凸部(48)及び凹部(50)の配置によって、複数の中皿トレイ(40)の周囲の所望位置に空気流通口(Pa)を形成できるため、複数の中皿トレイ(40)の各々に収容された食品(F)を温度ムラなく均一に温度調整することができる。
また、食品(F)の種類に応じて形状及び大きさが異なる複数種の中皿トレイ(40)を自由に選択して容器本体(12)内に収容できるため、複数の食品収納部(44)を一体に形成した中皿トレイ(40)を容器本体(12)内に収容する従来と比べて、複数種の食品(F)の配置の自由度を格段に広げることができる。
2)別な態様に係る食品容器は、1)に記載の食品容器において、前記複数の中皿トレイ(40)は、前記第1収容空間(S1)に収容される第1中皿トレイ(40)と、前記第1中皿トレイ(40)と隣り合うように前記第1収容空間(S1)に収容される第2中皿トレイ(40)と、を含み、前記第1中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)に形成された前記少なくとも一つの凹部(50)と、前記第2中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)に形成された前記少なくとも一つの凹部(50)とが、互いに対向するように構成される。
このような構成によれば、第1収容空間(S1)に互いに隣り合うように配置された第1中皿トレイ(40)及び第2中皿トレイ(40)の各々に形成された凹部(50)同士が互いに対向するように配置されるため、各中皿トレイ(40)の周縁部(46)に空気流通口(Pa)を確実に形成できる。
3)さらに別な態様に係る食品容器は、2)に記載の食品容器において、前記第1中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)に形成された前記複数の凸部(48)の1つと、前記第2中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)に形成された前記複数の凸部(48)の1つとが、上下に重なるように構成される。
このような構成によれば、第1中皿トレイ(40)及び第2中皿トレイ(40)の各々に形成された凸部同士が互いに上下に重なるように配置されるため、第1収容空間(S1)において中皿トレイ(40)が配置されない空き空間(遊び空間)を低減でき、かつ容器本体(12)をコンパクト化できる。
4)さらに別な態様に係る食品容器は、2)に記載の食品容器において、前記複数の凸部(48)及び前記少なくとも一つの凹部(50)から前記中皿トレイ(40)の底部側へ延在する折り返し部(56)を備える。
このような構成によれば、上記折り返し部(56)を備えるため、折り返し部(56)と食品収納部(44)との間に形成された上方が閉鎖された空間(S3)に温度調整具(26)で温度調整された空気(a)を一時溜めることができる。これによって、食品収納部(44)に収納された食品(F)を温度調整された空気(a)による温度調整効果を高めることができる。また、折り返し部(56)があることで、第1中皿トレイ(40)の凸部(48)と第2中皿トレイ(40)の凸部(48)とが互いに外側面で当接し、両凸部(48)は上下に重ならない。これによって、第1中皿トレイ(40)と第2中皿トレイ(40)との間隔を所定の間隔に保持できる。そのため、第1収容空間(S1)において、複数の中皿トレイ(40)を一方側へ偏ることなく均等に配置できる。
5)さらに別な態様に係る食品容器は、4)に記載の食品容器において、互いに対向して配置された、前記第1中皿トレイ(40)及び前記第2中皿トレイ(40)の各々の前記折り返し部(56)は、前記入口開口(42)を含む面(Su1)に直交する垂直面(Su2)に対して前記中皿トレイ(40)の外側へ向けて5度以上25度以下(好ましくは10度以上25度以下)の角度を有する。
このような構成によれば、食品収納部(44)と折り返し部(56)との間に温度調整された空気(a)を受け入れるためのほどよい容積の上方閉鎖空間(S3)を形成できる。
6)さらに別な態様に係る食品容器は、1)乃至5)の何れかに記載の食品容器において、前記複数の中皿トレイ(40)は、前記入口開口(42)が第1の形状を有する第3中皿トレイ(40)と、前記入口開口(42)が前記第1の形状とは異なる第2の形状を有する第4中皿トレイ(40)と、を含み、前記第3中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)に形成された前記少なくとも一つの凹部(50)と、前記第4中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)に形成された前記少なくとも一つの凹部(50)とは、同一の形状を有している。
このような構成によれば、第1収容空間(S1)に収容される複数の中皿トレイ(40)の中に、形状が異なる第3中皿トレイ(40)及び第4中皿トレイ(40)が含まれ、これら中皿トレイ(40)が隣り合うように配置されたとき、これら中皿トレイ(40)の周縁部(46)に形成された凹部(50)が同一の形状を有しているため、第3中皿トレイ(40)及び第4中皿トレイ(40)に形成された凹部(50)同士を対向して配置するのが容易になる。従って、第3中皿トレイ(40)と第4中皿トレイ(40)との間で空気流通口(Pa)の形成が容易になる。
7)さらに別な態様に係る食品容器は、1)乃至6)の何れかに記載の食品容器において、前記複数の中皿トレイ(40)は、前記入口開口(42)の面積が最小となる第5中皿トレイ(40b)と、前記入口開口(42)の面積が前記第5中皿トレイ(40b)よりも大きい第6中皿トレイ(40)と、を含み、前記第5中皿トレイ(40b)の前記周縁部(46)の縦寸法をA、前記第5中皿トレイ(40b)の前記周縁部(46)の横寸法をB、前記第6中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)の縦寸法をC、前記第6中皿トレイ(40)の前記周縁部(46)の横寸法をDとした場合に、下記式(1)及び(2)を満たす。
C=N×A×(±1.1)・・・(1)
D=N×B×(±1.1)・・・(2)
(ただし、N、Nは自然数であり、かつどちらか一方は2以上の自然数である。)
このような構成によれば、第1収容空間(S1)に収容される複数の中皿トレイの中に、大きさが異なる第5中皿トレイ(40b)及び第6中皿トレイ(40)が含まれているとき、これら2つの中皿トレイ間において両者の縦寸法又は横寸法が夫々整数倍又は整数倍に近い寸法を有していれば、複数の中皿トレイ(40)を第1収容空間(S1)に空き空間を低減した配置が可能になる。
8)さらに別な態様に係る食品容器は、1)乃至7)の何れかに記載の食品容器において、前記温度調整具(26)を前記容器本体(12)の前記底部(14)から離間した状態で支持するための支持部材(20)であって、前記温度調整具(26)を収容するための第2収容空間(S2)を画定する収容部(22)と、前記収容部(22)を支持するための支持部(24)と、を含む支持部材(20)をさらに備えている。
このような構成によれば、上記支持部材(20)によって温度調整具(26)を容器本体(12)の内部で安定して支持できると共に、上記収容部(22)によって温度調整具(26)が容器本体(12)の底部(14)から離れた状態に保持できるため、温度調整具(26)と容器本体(12)の底部(14)との間の熱伝達が緩和される。従って、容器本体(12)の高温化を防止できるため、食品容器(10)を安全に取り扱うことができる。
9)さらに別な態様に係る食品容器は、8)に記載の食品容器において、前記支持部材(20)の上方に着脱自在に載置され、前記収容部(22)を上方から覆うと共に、複数の貫通孔(62)を有するカバー板(60)を備えている。
このような構成によれば、上記カバー板(60)で温度調整具(26)を収容するための第2収容空間(S2)を上方から覆い、かつカバー板(60)の上方に形成される第1収容空間(S1)に収容される中皿トレイ(40)をカバー板(60)で支持することができる。また、カバー板(60)には複数の貫通孔(62)が形成されているため、温度調整具(26)によって温度調整された空気(a)が第1収容空間(S1)に流通するのを阻害しない。
10)さらに別な態様に係る食品容器は、1)乃至9)の何れかに記載の食品容器において、前記複数の中皿トレイ(40)は、前記第1収容空間(S1)に収容された状態において、前記容器本体(12)の前記開口(18)を覆っている前記蓋体(30)の下面との間に所定の隙間(Sa)を有するように構成されている。
このような構成によれば、容器本体(12)の内部で第1収容空間(S1)に収容された複数の中皿トレイ(40)の上方に上記隙間(Sa)が形成されるため、温度調整具(26)で温度調整された空気(a)が上記隙間(Sa)を通して中皿トレイ(40)の上方に流通しやすくなる。そして、温度調整された空気(a)が中皿トレイ(40)の上方に流通することで、複数の中皿トレイ(40)の各々に収容された食品(F)の温度ムラを抑制できる。
11)さらに別な態様に係る食品容器は、1)乃至10)の何れかに記載の食品容器において、前記複数の中皿トレイ(40)の各々は、前記中皿トレイ(40)の底面(44a)の一部に形成された、前記入口開口(42)から離れる側に突出する少なくとも1つの突出部(54)を有する。
このような構成によれば、上記突出部(54)によって第1収容空間(S1)に収容された中皿トレイ(40)の下方に空気流通路を確保できるため、温度調整具(26)によって温度調整された空気(a)が食品収納部(44)の上方へ円滑に流通できる。
12)さらに別な態様に係る食品容器は、1)乃至11)の何れかに記載の食品容器において、前記食品容器(10)は仕出し用の弁当箱である。
このような構成によれば、温度調整具(26)が発熱具、保温具又は保冷具のいずれであっても、同じ収容部(22)に配置されるため、温度調整具(26)の種類に応じた弁当箱を用意する必要がない。また、弁当箱を一度使用しても、温度調整具(26)を廃棄するだけで使用した弁当箱を再利用できるため、低コスト化できる。
10 食品容器
12 容器本体
14 底部
16 側壁部
18 上部開口
20 支持部材
22 収容部
24 支持部
24a 水平壁部
24b 鉛直壁部
26 温度調整具
28 樹脂製容器
28a 支持板
30 蓋体
32 頂部
34 側壁部
40(40a、40b、40c、40d、40e) 中皿トレイ
42 入口開口
44(44a、44b) 食品収納部
44a 底面
46 周縁部
48(48a、48b) 凸部
49 先端部
50(50a、50b) 凹部
52 板状体
54 突出部
56 折り返し部
57 傾斜面
58 フランジ部
59 段差部
60 カバー板
62 貫通孔
64 破断紐
66 スリット孔
G 隙間
F1、F2、F3 食品
Pa 空気流通口
Sa 空気流通空間
S1 第1収容空間
S2 第2収容空間
S3 上方閉鎖空間
Su1 入口開口42を含む面
Su2 垂直面
a 温調空気

Claims (11)

  1. 底部及び該底部の周縁から立設する側壁部を有し、上部に開口を有する容器本体と、
    前記容器本体の内部に配置される、加熱具、保温具、保冷具の少なくとも1つである温度調整具と、
    前記容器本体の前記開口を覆うための蓋体と、
    前記容器本体の内部で前記温度調整具の上方に形成された第1収容空間に互いに隣り合うように収容される、食品を入れるための複数の中皿トレイと、
    を備え、
    前記複数の中皿トレイの各々は、
    入口開口を有する食品収納部と、
    前記入口開口を区画する前記食品収納部の周縁部であって、前記入口開口に対して外側に突出するように形成された複数の凸部、および前記周縁部の周方向に沿って隣接する一対の前記凸部の間に形成された少なくとも一つの凹部を含む周縁部と、
    を含み、
    前記複数の中皿トレイは、前記第1収容空間に収容される第1中皿トレイと、前記第1中皿トレイと隣り合うように前記第1収容空間に収容される第2中皿トレイと、を含み、
    前記第1中皿トレイの前記周縁部に形成された前記少なくとも一つの凹部と、前記第2中皿トレイの前記周縁部に形成された前記少なくとも一つの凹部とが、互いに対向するように構成された食品容器。
  2. 前記第1中皿トレイの前記周縁部に形成された前記複数の凸部の1つと、前記第2中皿トレイの前記周縁部に形成された前記複数の凸部の1つとが、上下に重なるように構成された請求項に記載の食品容器。
  3. 前記複数の凸部及び前記少なくとも一つの凹部から前記中皿トレイの底部側へ延在する折り返し部を備える請求項に記載の食品容器。
  4. 互いに対向して配置された、前記第1中皿トレイ及び前記第2中皿トレイの各々の前記折り返し部は、前記入口開口を含む面に直交する垂直面に対して前記中皿トレイの外側へ向けて5度以上25度以下の角度を有する請求項に記載の食品容器。
  5. 前記複数の中皿トレイは、前記入口開口が第1の形状を有する第3中皿トレイと、前記入口開口が前記第1の形状とは異なる第2の形状を有する第4中皿トレイと、を含み、
    前記第3中皿トレイの前記周縁部に形成された前記少なくとも一つの凹部と、前記第4中皿トレイの前記周縁部に形成された前記少なくとも一つの凹部とは、同一の形状を有している請求項1乃至の何れか一項に記載の食品容器。
  6. 前記複数の中皿トレイは、前記入口開口の面積が最小となる第5中皿トレイと、前記入口開口の面積が前記第5中皿トレイよりも大きい第6中皿トレイと、を含み、
    前記第5中皿トレイの前記周縁部の縦寸法をA、
    前記第5中皿トレイの前記周縁部の横寸法をB、
    前記第6中皿トレイの前記周縁部の縦寸法をC、
    前記第6中皿トレイの前記周縁部の横寸法をDとした場合に、下記式(1)及び(2)を満たす請求項に記載の食品容器。
    C=N1×A×(±1.1)・・・(1)
    D=N2×B×(±1.1)・・・(2)
    (ただし、N1、N2は自然数であり、かつどちらか一方は2以上の自然数である。)
  7. 前記温度調整具を前記容器本体の前記底部から離間した状態で支持するための支持部材であって、前記温度調整具を収容するための第2収容空間を画定する収容部と、前記収容部を支持するための支持部と、を含む支持部材をさらに備える請求項1乃至の何れか一項に記載の食品容器。
  8. 前記支持部材の上方に着脱自在に載置され、前記収容部を上方から覆うと共に、複数の貫通孔を有するカバー板を備える請求項に記載の食品容器。
  9. 前記複数の中皿トレイは、前記第1収容空間に収容された状態において、前記容器本体の前記開口を覆っている前記蓋体の下面との間に所定の隙間を有するように構成される請求項1乃至の何れか一項に記載の食品容器。
  10. 前記複数の中皿トレイの各々は、前記中皿トレイの底面の一部に形成された、前記入口開口から離れる側に突出する少なくとも1つの突出部を有する請求項1乃至の何れか一項に記載の食品容器。
  11. 前記食品容器は仕出し用の弁当箱である請求項1乃至10の何れか一項に記載の食品容器。
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