JP7210767B2 - 吸気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気浄化装置に関する。
従来、吸気ダクトがエアクリーナーエレメントの面に沿う向きでダーティーサイド内に延出する吸気浄化装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-229432号公報
ところで、吸気効率を上げるためには、ダーティーサイドの吸気の流れの慣性を利用してエアクリーナーエレメントに対し吸気を通過させ、吸気をクリーンサイドに流すことが考えられる。しかし、吸気ダクトとエアクリーナーエレメントとの位置関係によっては、吸気の慣性を有効に利用することが難しくなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、吸気浄化装置において、吸気の慣性を有効に利用して吸気効率を向上できるようにすることを目的とする。
吸気浄化装置は、エアクリーナーエレメント(52)によって内部がダーティーサイド(50D)とクリーンサイド(50C)とに区画されるエアクリーナーボックス(50)と、前記ダーティーサイド(50D)に外気を吸気として導入する吸気ダクト(53)とを備える吸気浄化装置において、前記ダーティーサイド(50D)内には、吸気をガイドするガイド部材(60,260,260´,360)が設けられ、前記ガイド部材(60,260,260´,360)は、曲面状のガイド面(65,365)を備え、前記吸気ダクト(53)から前記ダーティーサイド(50D)に導入される吸気は、前記ガイド面(65,365)に沿って、前記エアクリーナーエレメント(52)における吸気の入口面(52a)に向かうようにガイドされることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記ガイド面(65)は、前記入口面(52a)に対し反対側に凹む凹形状の曲面であり、前記ガイド部材(60)は、前記凹形状における開口面(60a)を備え、前記凹形状の頂点(65a)は、前記開口面(60a)に対し、前記入口面(52a)と反対側に位置しても良い。
また、上述の構成において、前記ガイド面(65)の接線において前記入口面(52a)側の端部(60c)に位置する接線(66)の少なくとも一部は、前記入口面(52a)に指向しても良い。
さらに、上述の構成において、前記開口面(60a)は、前記入口面(52a)に向かって開口しても良い。
また、上述の構成において、前記開口面(60a)は、前記入口面(52a)に沿う向きで配置されても良い。
また、上述の構成において、前記入口面(52a)に沿うように配置される前記吸気ダクト(53)は、前記吸気ダクト(53)の下流側に向かうに従って前記入口面(52a)から遠ざかるように配置され、前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)の開口の中心(53f)と前記入口面(52a)との間の距離(D1)に対し、前記凹形状の前記頂点(65a)と前記入口面(52a)との間の距離(D2)の方が大きくても良い。
また、上述の構成において、前記吸気ダクト(53)は、前記吸気ダクト(53)の軸線(53d)が前記入口面(52a)に沿うように配置され、前記吸気ダクト(53)の軸方向に見た場合に、前記ガイド面(65)の曲率半径(R1)は、前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)の内周の曲率半径(R2)よりも大きいとともに、前記ガイド面(65)は、前記吸気ダクト(53)を周囲から囲んでも良い。
また、上述の構成において、前記吸気ダクト(53)の軸方向に見た場合に、前記ガイド面(65)の少なくとも一部は、前記吸気ダクト(53)の前記下流端(53b)に重なっても良い。
さらに、上述の構成において、前記ガイド面(65)の少なくとも一部は、前記吸気ダクト(53)の軸方向において、前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)に外周側から重なっても良い。
また、上述の構成において、前記クリーンサイド(50C)には、浄化された吸気を前記エアクリーナーボックス(50)の外側に導出するコネクティングチューブ(54)が設けられ、前記吸気ダクト(53)から前記コネクティングチューブ(54)に至る吸気の流れは、U字状であっても良い。
また、上述の構成において、前記ガイド部材(60)は、板状であっても良い。
また、上述の構成において、前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)は、前記開口面(60a)に対し、前記凹形状の内側に配置されても良い。
吸気浄化装置は、エアクリーナーエレメントによって内部がダーティーサイドとクリーンサイドとに区画されるエアクリーナーボックスと、ダーティーサイドに外気を吸気として導入する吸気ダクトとを備え、ダーティーサイド内には、吸気をガイドするガイド部材が設けられ、ガイド部材は、曲面状のガイド面を備え、吸気ダクトからダーティーサイドに導入される吸気は、ガイド面に沿って、エアクリーナーエレメントにおける吸気の入口面に向かうようにガイドされる。
この構成によれば、吸気ダクトからダーティーサイドに導入される吸気は、ガイド部材のガイド面に沿って入口面側に方向を変え、慣性によってエアクリーナーエレメントの入口面に向かうため、吸気の慣性を有効に利用して吸気効率を向上できる。
また、上述の構成において、ガイド面は、入口面に対し反対側に凹む凹形状の曲面であり、ガイド部材は、凹形状における開口面を備え、凹形状の頂点は、開口面に対し、入口面と反対側に位置しても良い。
この構成によれば、凹形状の曲面にガイドされる吸気を開口面から入口面に流すことができる。また、吸気を凹形状の頂点から開口面に至るまでガイド面に沿わせることができ、吸気を入口面側に強く指向させることができる。このため、入口面に効率良く吸気を流すことができる。
また、上述の構成において、ガイド面の接線において入口面側の端部に位置する接線の少なくとも一部は、入口面に指向しても良い。
この構成によれば、吸気は、ガイド面の凹形状の曲面に沿ってエアクリーナーエレメントの入口面側に流れるため、吸気をスムーズに入口面に流すことができる。
さらに、上述の構成において、開口面は、入口面に向かって開口しても良い。
この構成によれば、ガイド面にガイドされた吸気を開口面から効率良く入口面に流すことができる。
また、上述の構成において、開口面は、入口面に沿う向きで配置されても良い。
この構成によれば、吸気を開口面から入口面に効率良く流すことができる。
また、上述の構成において、入口面に沿うように配置される吸気ダクトは、吸気ダクトの下流側に向かうに従って入口面から遠ざかる向きで配置され、吸気ダクトの下流端の開口の中心と入口面との間の距離に対し、凹形状の頂点と入口面との間の距離の方が大きくても良い。
この構成によれば、入口面に対し遠い位置から吸気をガイド面によって入口面側にガイドできるため、多くの吸気を入口面に流すことができる。
また、上述の構成において、吸気ダクトは、吸気ダクトの軸線が入口面に沿うように配置され、吸気ダクトの軸方向に見た場合に、ガイド面の曲率半径は、吸気ダクトの下流端の内周の曲率半径よりも大きいとともに、ガイド面は、吸気ダクトを周囲から囲んでも良い。
この構成によれば、吸気ダクトの下流端の内周よりも曲率半径が大きいガイド面が吸気ダクトを周囲から囲むため、ガイド面によって、吸気を入口面の広範囲に亘って効率良く流すことができる。
また、上述の構成において、吸気ダクトの軸方向に見た場合に、ガイド面の少なくとも一部は、吸気ダクトの下流端に重なっても良い。
この構成によれば、吸気ダクトの軸方向に見た場合に、曲面状のガイド面が吸気ダクトの下流端に重なるため、吸気を効率良く入口面にガイドできる。
さらに、上述の構成において、ガイド面の少なくとも一部は、吸気ダクトの軸方向において、吸気ダクトの下流端に外周側から重なっても良い。
この構成によれば、吸気ダクトを通過した吸気の多くがガイド面に当たることになるため、吸気をガイド面によって効率良くガイドできる。
また、上述の構成において、クリーンサイドには、浄化された吸気をエアクリーナーボックスの外側に導出するコネクティングチューブが設けられ、吸気ダクトからコネクティングチューブに至る吸気の流れは、U字状であっても良い。
この構成によれば、吸気ダクトからコネクティングチューブに至る吸気の流れがU字状となる構成であっても、凹形状の曲面であるガイド面によって吸気の流れる向きを効率良く曲げることができるため、吸気効率を高くできる。
また、上述の構成において、ガイド部材は、板状であっても良い。
この構成によれば、ガイド部材が占める体積を小さくでき、ダーティーサイドの容積を確保できる。
また、上述の構成において、吸気ダクトの下流端は、開口面に対し、凹形状の内側に配置されても良い。
この構成によれば、吸気がガイド面の凹形状の内側で吸気ダクトの下流端から流出するため、吸気をガイド面によって効率良くガイドできる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図2は、図1のII-II断面図である。 図3は、図2の吸気浄化装置の拡大図である。 図4は、図3のIV-IV断面図である。 図5は、エアクリーナーボックスをクリーンサイド側から見た斜視図である。 図6は、吸気ダクト及びガイド部材をエアクリーナーエレメント側から見た斜視図である。 図7は、第2の実施の形態における吸気浄化装置の断面図である。 図8は、第3の実施の形態において、吸気ダクト及びガイド部材をエアクリーナーエレメント側から見た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、シート10に着座する乗員が足を乗せる低床のステップフロア11を有するスクーター型の鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、車体フレーム12の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジン13に軸支される。
自動二輪車1は、車体フレーム12の前端部に軸支されるフロントフォーク14を備え、前輪2は、フロントフォーク14の下端部に軸支される。乗員が操舵するハンドル15は、フロントフォーク14の上端に取り付けられる。
自動二輪車1は、車体フレーム12等の車体を覆う車体カバー16を備える。
車体フレーム12は、車体フレーム12の前端に設けられるヘッドパイプ17と、ヘッドパイプ17から後下方に延びるダウンフレーム18と、ダウンフレーム18の下端から後方へ延びるロアフレーム19と、ロアフレーム19から後上がりに延びるシートフレーム20とを備える。
ユニットスイングエンジン13の上方で左右のシートフレーム20の間には、ヘルメット等の物品を収納可能な収納ボックス(不図示)が設けられる。シート10は、上記収納ボックスの上面に支持される。
車体カバー16は、ヘッドパイプ17を前方側から覆うフロントカバー23と、ヘッドパイプ17及びダウンフレーム18を後方側から覆うインナーカバー24と、ロアフレーム19を下方側から覆うアンダーカバー25と、シートフレーム20を側方から覆うサイドカバー26とを備える。
図1では、車体カバー16の一部が切り欠かれてユニットスイングエンジン13が外側に露出している。
ユニットスイングエンジン13は、内燃機関であるエンジン本体30と後輪3を支持するアーム部31とが一体化されたユニットスイング型のエンジンである。後輪3は、アーム部31の後端部の後輪車軸3aに軸支される。
エンジン本体30は、車幅方向に延びるクランクシャフト32を収容するクランクケース33と、クランクケース33から前方へ延びるシリンダー部34とを備える。ピストン(不図示)は、シリンダー部34内を往復運動する。
エンジン本体30は、シリンダー部34のシリンダー軸線34aが略水平に車両前後方向へ延びる水平エンジンである。
エンジン本体30用の吸気を浄化する吸気浄化装置35は、アーム部31の上方に配置される。吸気浄化装置35は、吸気浄化装置35の前方に配置されるスロットルボディ36及び吸気管37を介し、シリンダー部34に接続される。吸気管37は、シリンダー部34の上面の吸気ポートに接続される。
図2は、図1のII-II断面図である。
図1及び図2を参照し、アーム部31は、クランクケース33の車幅方向の一側部(左側部)から後輪3の一側方(左側方)まで延びる。
中空のアーム部31内には、ベルト式無段変速機(不図示)、遠心式のクラッチ機構(不図示)、及び複数のギヤで構成される減速機構(不図示)が設けられる。
クランクシャフト32の駆動力は、上記のベルト式無段変速機、クラッチ機構、及び減速機構を介し、後輪3に伝達される。
また、ユニットスイングエンジン13には、クランクケース33から後方に延出するサブアーム38が取り付けられる。サブアーム38は、後輪3の他側方(右側方)に位置する。
ユニットスイングエンジン13は、ユニットスイングエンジン13の前部に設けられるリンク機構40を介して車体フレーム12に揺動可能に支持される。
ユニットスイングエンジン13の後端部とシートフレーム20の後部との間、及び、サブアーム38とシートフレーム20の後部との間には、一対のリアクッション41が掛け渡される。
エンジン本体30の排気管43は、シリンダー部34の下面の排気ポートから下方に引き出され、車幅方向の他方側(右側)を通って後方に延び、後輪3の右側方に配置されるマフラー44に接続される。
すなわち、アーム部31は、自動二輪車1の車幅の中央に位置する後輪3に対し車幅方向の一方側に配置され、マフラー44は、後輪3に対し車幅方向の他方側に配置される。
アーム部31の上面に取り付けられる吸気浄化装置35は、アーム部31と同様に、後輪3に対し車幅方向の一方側に配置される。また、吸気浄化装置35は、シートフレーム20よりも下方において、シリンダー部34の後方且つリアクッション41の前方に配置され、車両側面視では、後輪3に車幅方向外側から重なる。
吸気浄化装置35は、ユニットスイングエンジン13と一体に上下に揺動する。
図3は、図2の吸気浄化装置35の拡大図である。
図1~図3を参照し、吸気浄化装置35は、エアクリーナーボックス50と、エアクリーナーボックス50内を仕切る隔壁51と、隔壁51に設けられるエアクリーナーエレメント52と、エアクリーナーボックス50に吸気を取り入れる吸気ダクト53と、エアクリーナーボックス50をスロットルボディ36に接続するコネクティングチューブ54と、吸気ダクト53の下流側で吸気をガイドするガイド部材60とを備える。
エアクリーナーボックス50は、ユニットスイングエンジン13のアーム部31に沿うように車両前後方向に長く延びる箱状である。
エアクリーナーボックス50は、車幅方向外側の一面に開放部55aが形成される箱状のエアクリーナーケース55と、開放部55aを車幅方向外側から覆うケースカバー56と、ケースカバー56の外側面に取り付けられる側面カバー57とを備える。
詳細には、エアクリーナーケース55は、隔壁51に車幅方向内側から対向する側壁部55bと、側壁部55bの周縁から車幅方向外側に延出する周壁部55cとを備える。周壁部55cは、開放部55aを区画する。
ケースカバー56は、隔壁51に車幅方向外側から対向するカバー側壁部56aと、カバー側壁部56aの周縁から車幅方向内側に延出するカバー周壁部56bとを備える。ケースカバー56は、カバー周壁部56bがエアクリーナーケース55の周壁部55cの端面に車幅方向外側から合わさることでエアクリーナーケース55に結合される。
ケースカバー56は、車両側面視でカバー周壁部56bに車幅方向外側から挿通される複数の締結具58(図1)によってエアクリーナーケース55に締結される。
ケースカバー56のカバー周壁部56bの前面56cには、前面56cを貫通するダクト支持孔部56dが設けられる。
エアクリーナーケース55の周壁部55cの前面55dには、前面55dを貫通するチューブ支持孔部55eが設けられる。
隔壁51は、エアクリーナーボックス50内を、エアクリーナーエレメント52の上流側のダーティーサイド50Dと、エアクリーナーエレメント52の下流側のクリーンサイド50Cとに区画する。
隔壁51は、板厚方向を車幅方向に指向させて配置される板状部材である。
隔壁51は、エアクリーナーケース55とケースカバー56との合わせ面の間に挟持される。隔壁51は、隔壁51を貫通するエレメント支持孔部51aを備える。
エアクリーナーエレメント52は、吸気に含まれる塵埃を捕集するフィルターである。エアクリーナーエレメント52は、板厚方向を車幅方向に指向させて配置される板状部材であり、車両側面視では、略矩形である。
エアクリーナーエレメント52は、隔壁51のエレメント支持孔部51aに嵌め込まれることでエレメント支持孔部51aに支持され、エレメント支持孔部51aを塞ぐ。
エアクリーナーエレメント52の板厚は、全体的に見て隔壁51の板厚よりも大きく、エアクリーナーエレメント52は、隔壁51に対しダーティーサイド50D内に出っ張る。
エアクリーナーエレメント52は、エアクリーナーボックス50内の後部に位置する。
ダーティーサイド50Dは、エアクリーナーエレメント52を通過する前の吸気が流れる部屋であり、ケースカバー56と隔壁51との間に形成される。ダーティーサイド50Dは、隔壁51に対し車幅方向外側に設けられ、車両前後方向に長く延びる。
クリーンサイド50Cは、エアクリーナーエレメント52を通過して浄化された後の吸気が流れる部屋であり、隔壁51とエアクリーナーケース55との間に形成される。クリーンサイド50Cは、隔壁51に対し車幅方向内側に設けられ、車両前後方向に長く延びる。
エアクリーナーエレメント52は、ダーティーサイド50Dに露出するエレメント入口面52a(入口面)と、エレメント入口面52aの反対側の面であってクリーンサイド50Cに露出する出口面52bとを備える。エレメント入口面52aはカバー側壁部56aに対向する。出口面52bはエアクリーナーケース55の側壁部55bに対向する。エレメント入口面52a及び出口面52bは、平坦面であり、互いに略平行である。
吸気は、ダーティーサイド50Dのエレメント入口面52aからエアクリーナーエレメント52に流入し、出口面52bからクリーンサイド50Cに流れる。
ダーティーサイド50Dの容積は、クリーンサイド50Cの容積よりも小さい。
吸気ダクト53は、ダーティーサイド50D内に配置され、ダーティーサイド50D内を車両前後方向に延びる。
吸気ダクト53は、外周部がケースカバー56のダクト支持孔部56dに嵌合することでケースカバー56に支持される。吸気ダクト53の上流端53aは、ダクト支持孔部56dから前方に突出し、ダーティーサイド50Dの外側に露出する。上流端53aは、吸気ダクト53の前端であり、エアクリーナーボックス50の前部に位置する。
エアクリーナーボックス50の側面カバー57は、ケースカバー56の前部を外側方から覆う。
詳細には、側面カバー57は、吸気ダクト53の上流端53aを前方及び外側方から覆うと共に、カバー側壁部56aにおいて上流端53aよりも後方側の部分を外側方から覆う。
エアクリーナーボックス50の前部には、側面カバー57とケースカバー56とによって区画される部屋であるチャンバー部61が設けられる。チャンバー部61は、吸気の流れにおいてダーティーサイド50Dの上流に位置する。吸気ダクト53の上流端53aは、チャンバー部61内に開口する。
側面カバー57の後縁とカバー側壁部56aとによって、後方に開口する吸気口62が区画される。外気は、吸気口62から吸気としてチャンバー部61に流入する。
コネクティングチューブ54は、クリーンサイド50Cの前部からエアクリーナーボックス50の外側の前方に延出する。
コネクティングチューブ54は、外周部がエアクリーナーケース55のチューブ支持孔部55eに嵌合することでエアクリーナーケース55に支持される。コネクティングチューブ54の上流端54aは、クリーンサイド50Cの前部に開口する。コネクティングチューブ54は、クリーンサイド50Cから前方且つ車幅方向内側に延出し、下流端がスロットルボディ36(図1)に接続される。
図4は、図3のIV-IV断面図である。図5は、エアクリーナーボックス50をクリーンサイド50C側から見た斜視図である。図6は、吸気ダクト53及びガイド部材60をエアクリーナーエレメント52側から見た斜視図である。ここで、図4及び図5では、エアクリーナーケース55は不図示である。図5では、エアクリーナーエレメント52は仮想線で図示される。
図2~図6を参照し、吸気ダクト53は、略直線状に延びる断面円形の管である。
吸気ダクト53の吸気の流れの下流端である吸気ダクト下流端部53bは、ダーティーサイド50D内で後方に向けて開口する。
吸気ダクト53は、外周部から下方に延出する取付部53cを後部に備える。吸気ダクト53は、取付部53cに挿通される固定具(不図示)によってケースカバー56に固定される。
吸気ダクト53は、ダーティーサイド50Dの前部に配置されており、エアクリーナーエレメント52に対し吸気の流れ方向の上流側(前方側)に位置する。
吸気ダクト53は、エアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aに沿うように車両前後方向に延びる。
詳細には、吸気ダクト53は、図3の上面視では、下流側に向かうに従って車幅方向外側に位置するように傾斜して配置される。すなわち、吸気ダクト53の軸線53dは、エレメント入口面52aに沿うように設けられ、下流側に向かうに従って車幅方向外側に位置するように傾斜している。
吸気ダクト53は、上流端53aからダーティーサイド50Dの前後の中間部まで延びており、吸気ダクト下流端部53bは、エアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aの前部の外側方に位置する。また、吸気ダクト下流端部53bは、エアクリーナーエレメント52の上縁52cと下縁52dとの間に位置する。
すなわち、吸気ダクト下流端部53bを含む吸気ダクト53の下流側の端部である吸気ダクト下流部53eは、車両側面視では、エレメント入口面52aの前部に車幅方向外側から重なる。
吸気ダクト53の軸線53dは、下流側に向かうに従ってエレメント入口面52aから車幅方向外側に遠ざかるように配置される。
ガイド部材60は、ダーティーサイド50D内において吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの下流であって、吸気ダクト下流端部53bの後方に配置される。また、ガイド部材60は、エアクリーナーエレメント52の前端よりも後方で、エレメント入口面52aの外側方に配置され、エアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aに車両側面視で重なる。
ガイド部材60は、中空の球状体をガイド部材出口開口面60a(開口面)で切断して半球状としたカップ形状を、ガイド部材入口開口面60bでさらに切断するようにした形状のカップ状部材である。ガイド部材60は、そのカップ形状の開口面であるガイド部材出口開口面60aをエアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52a側に向けて配置される。
ガイド部材60のカップ形状の内面は、吸気をエアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aに向けてガイドするガイド面65である。ガイド面65は、ガイド部材出口開口面60aを基準とし、上記カップ形状の内面がエレメント入口面52aに対し反対側に凹む凹形状の曲面である。
ガイド部材出口開口面60aは、ガイド面65をエアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52a側に露出させる。
また、ガイド部材60は、上記カップ形状の側面の一部を切り欠くようにして形成されるガイド部材入口開口面60bを備える。
ガイド部材入口開口面60bは、図3の上面視において、ガイド部材60の前面に設けられる。ガイド部材入口開口面60bは、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bより前方に配置される。ガイド部材60は、ガイド部材入口開口面60bが吸気ダクト53の軸線53dに交差する向きで吸気ダクト下流端部53bの後方に配置される。
ガイド部材入口開口面60bは、ガイド面65を吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53b側に露出させる。
図3の上面視では、ガイド部材出口開口面60aとガイド部材入口開口面60bとは略直交する。
ガイド部材出口開口面60aを区画するガイド部材60のエレメント入口面52a側の端縁60c(入口面側の端部)は、円弧状である。ガイド部材60は、平板材をカップ状に曲げるようにして得られる形状であり、ガイド部材60は板状である。
ガイド部材60は、ガイド部材出口開口面60aがエアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aから所定距離だけ車幅方向外側に離間するように配置される。また、ガイド部材出口開口面60aは、エレメント入口面52aに沿うように配置されており、ガイド部材出口開口面60aとエレメント入口面52aとは略平行である。
ガイド部材出口開口面60aを基準とした場合におけるガイド面65の凹形状の頂点65aは、ガイド部材出口開口面60aに対し、エレメント入口面52aと反対側にある。ガイド面65の内径は、頂点65aからガイド部材出口開口面60a側に向かうに従って大きくなる。
頂点65aは、ガイド部材60のカップ形状の底面に位置し、この底面にガイド部材出口開口面60aは対向する。
図3及び図4を参照し、ガイド部材60のガイド面65の接線において、ガイド部材出口開口面60aを区画する端縁60cに位置する接線66は、エレメント入口面52aに指向し、エレメント入口面52aに交差する。接線66は、端縁60c上に位置していれば、端縁60cのいずれの場所に位置する場合であっても、エレメント入口面52aに交差する。すなわち、接線66は、端縁60cの全周の範囲に亘り、エレメント入口面52aに交差する。なお、接線66は、端縁60cに位置する接線66の少なくとも一部がエレメント入口面52aに指向していれば良い。
また、エアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aに直交する方向にガイド部材出口開口面60aを見た場合、ガイド部材60の端縁60cは、エレメント入口面52aに重なる。本実施の形態では、ガイド部材60の端縁60cは、略全周がエレメント入口面52aに重なるが、端縁60cの少なくとも一部がエレメント入口面52aに重なれば良い。
ガイド部材60の前端部は、吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eに対し車幅方向外側に配置され、吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eをエレメント入口面52aとは反対側から覆う。
吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eは、ガイド部材入口開口面60bからガイド面65の内側に入り、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bは、ガイド面65の内側で後方に向けて開口する。
吸気ダクト下流端部53bは、ガイド部材出口開口面60aに対し、ガイド面65の内側に配置される。吸気ダクト下流端部53bの開口は、ガイド面65内の上下の中間部に位置する。
ガイド面65の前端部であるガイド面前端部65bはガイド部材入口開口面60bを含み、このガイド面前端部65bは、吸気ダクト53の軸方向において、吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eに吸気ダクト53の外周側から重なり、吸気ダクト下流部53eを覆う。
すなわち、ガイド面65のガイド面前端部65bと吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eとは、吸気ダクト53の軸方向において連続する。
また、図3及び図4を参照し、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの開口の中心53fとエレメント入口面52aとの間の距離D1に対し、ガイド面65の凹形状の頂点65aとエレメント入口面52aとの間の距離D2の方が大きい。すなわち、ガイド面65は、吸気ダクト下流端部53bに対しエレメント入口面52aとは反対側にオフセットして配置される。
ガイド面65の後部65cは、後方側に向かうに従ってエレメント入口面52a側に近づくように湾曲している。
ガイド部材60は、エレメント入口面52aの車両前後方向において、エアクリーナーエレメント52の前部側に寄せて配置されており、ガイド面65の後部65cは、エレメント入口面52aの前後の中間部の側方に位置する。
ガイド面65の後部65cは、吸気ダクト53の軸方向に見た場合に、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bに後方から重なり、吸気ダクト下流端部53bの開口を後方から覆う。
図4に示すように、吸気ダクト53の軸方向に見た場合に、ガイド面65の曲率半径R1は、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの内周の曲率半径R2及び吸気ダクト下流部53eの外径よりも大きい。
吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eは、吸気ダクト下流部53eよりも大径のガイド面65によって周囲から囲まれている。詳細には、吸気ダクト53の下流側の吸気ダクト下流部53eは、ガイド面65によって上方、外側方、下方、及び後方から囲まれる。
ガイド面65のガイド面前端部65bは、頂点65aよりも上流側の位置において、吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eの外側面に当接する。
ガイド部材60は、吸気ダクト53とは別工程で製造される部品である。このため、吸気ダクト53を簡単な形状にできるとともに、ガイド部材60を容易に吸気ダクト53よりも大径に形成できる。
図3~図5を参照し、ガイド面65は、頂点65a側から上方に向かうに従ってエレメント入口面52aに近くなるように湾曲している。また、ガイド面65は、頂点65a側から下方に向かうに従ってエレメント入口面52aに近くなるように湾曲している。
ガイド部材60は、カップ形状の外周面60dがケースカバー56のカバー側壁部56aの内面に当接し、カバー側壁部56aに固定される。
なお、ガイド部材60は、ケースカバー56とは異なる部材に固定されても良く、例えば、ガイド部材60は、吸気ダクト53の吸気ダクト下流部53eの外周部に固定されても良い。
ここで、吸気浄化装置35の吸気の流れについて説明する。
図3に示すように、外気は、吸気Wとして吸気口62からチャンバー部61に流入する。吸気ダクト53の上流端53aは、チャンバー部61内で開口するため、吸気ダクト53に比較的大きな異物が侵入することが抑制される。
チャンバー部61の吸気Wは、上流端53aから吸気ダクト53を通って後方に流れ、吸気ダクト下流端部53bからダーティーサイド50Dに流入する。
詳細には、吸気ダクト53を流れる吸気Wは、ガイド部材60のガイド面65内で開口する吸気ダクト下流端部53bからガイド面65内に流入する。
ガイド面65内に後方向きに流入する吸気Wは、ガイド面65の曲面に沿って流れて車幅方向内側のエレメント入口面52a側に向きを変え、ガイド部材出口開口面60aからエレメント入口面52aに向けて流れる。
すなわち、本実施の形態では、吸気ダクト53からダーティーサイド50Dに導入される吸気Wは、ガイド面65に当たってエレメント入口面52a側に方向を変え、吸気Wの流れの慣性によってエアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aに向かうため、吸気Wの慣性を有効に利用して吸気Wをエアクリーナーエレメント52に通すことができる。
また、ガイド面65は、吸気ダクト53の下流端を周囲から囲むとともに、ガイド面65の曲率半径R1は、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの内周の曲率半径R2及びよりも大きいため、吸気Wを効率良くエレメント入口面52aにガイドできる。
ガイド面65からエレメント入口面52aに流入する吸気Wは、エアクリーナーエレメント52を通って浄化され、出口面52bからクリーンサイド50Cに流入する。クリーンサイド50Cの吸気Wは、前方側のコネクティングチューブ54に向けて流れ、上流端54aからコネクティングチューブ54に流入し、スロットルボディ36及び吸気管37を通ってシリンダー部34に流入する。
すなわち、吸気ダクト53からガイド部材60及びエアクリーナーエレメント52を通ってコネクティングチューブ54に至る吸気Wの流れは、U字状である。このため、吸気浄化装置35をコンパクト化できる。
また、ダーティーサイド50Dにおいて、ガイド面65からエアクリーナーエレメント52に直接流入しなかった吸気Wの一部は、ガイド部材60の後方側に位置するエレメント入口面52aの後部等からエアクリーナーエレメント52を通り、クリーンサイド50Cに流れる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、吸気浄化装置35は、エアクリーナーエレメント52によって内部がダーティーサイド50Dとクリーンサイド50Cとに区画されるエアクリーナーボックス50と、ダーティーサイド50Dに外気を吸気Wとして導入する吸気ダクト53とを備え、ダーティーサイド50D内には、吸気Wをガイドするガイド部材60が設けられ、ガイド部材60は、曲面状のガイド面65を備え、吸気ダクト53からダーティーサイド50Dに導入される吸気Wは、ガイド面65に沿って、エアクリーナーエレメント52における吸気Wのエレメント入口面52aに向かうようにガイドされる。
この構成によれば、吸気ダクト53からダーティーサイド50Dに導入される吸気Wは、ガイド部材60のガイド面65に沿ってエレメント入口面52a側に方向を変え、慣性によってエアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52aに向かうため、吸気Wの慣性を有効に利用して吸気効率を向上できる。
また、ガイド面65は、エレメント入口面52aに対し反対側に凹む凹形状の曲面であり、ガイド部材60は、凹形状におけるガイド部材出口開口面60aを備え、凹形状の頂点65aは、ガイド部材出口開口面60aに対し、エレメント入口面52aと反対側に位置する。
この構成によれば、凹形状の曲面にガイドされる吸気Wをガイド部材出口開口面60aからエレメント入口面52aに流すことができる。また、吸気Wを凹形状の頂点65aからガイド部材出口開口面60aに至るまでガイド面65に沿わせることができ、吸気Wをエレメント入口面52a側に強く指向させることができる。このため、エレメント入口面52aに効率良く吸気Wを流すことができる。
また、ガイド面65の接線においてエレメント入口面52a側の端縁60cに位置する接線66の少なくとも一部は、エレメント入口面52aに指向する。
この構成によれば、吸気Wは、ガイド面65の凹形状の曲面に沿ってエアクリーナーエレメントのエレメント入口面52a側に流れるため、吸気Wをスムーズにエレメント入口面52aに流すことができる。
また、ガイド部材60は、ガイド面65の凹形状を露出させるガイド部材出口開口面60aを備え、ガイド部材出口開口面60aは、エレメント入口面52aに向かって開口する。
この構成によれば、ガイド面65にガイドされた吸気Wをガイド部材出口開口面60aから効率良くエレメント入口面52aに流すことができる。
さらに、ガイド部材出口開口面60aは、エレメント入口面52aに向かって開口する。
この構成によれば、ガイド面65にガイドされた吸気Wをガイド部材出口開口面60aから効率良くエレメント入口面52aに流すことができる。
また、ガイド部材出口開口面60aは、エレメント入口面52aに沿う向きで配置される。
この構成によれば、吸気Wをガイド部材出口開口面60aからエレメント入口面52aに効率良く流すことができる。
また、エレメント入口面52aに沿うように配置される吸気ダクト53は、吸気ダクト53の下流側に向かうに従ってエレメント入口面52aから遠ざかるように配置され、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの開口の中心53fとエレメント入口面52aとの間の距離D1に対し、凹形状の頂点65aとエレメント入口面52aとの間の距離D2の方が大きい。
この構成によれば、エレメント入口面52aに対し遠い位置から吸気Wをガイド面65によってエレメント入口面52a側にガイドできるため、多くの吸気Wをエレメント入口面52aに流すことができる。このため、エレメント入口面52aの面積を有効に利用でき、吸気効率が高い。
また、吸気ダクト53は、吸気ダクト53の軸線53dがエレメント入口面52aに沿うように配置され、吸気ダクト53の軸方向に見た場合に、ガイド面65の曲率半径R1は、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの内周の曲率半径R2よりも大きいとともに、ガイド面65は、吸気ダクト53を周囲から囲む。
この構成によれば、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bの内周よりも曲率半径が大きいガイド面65が吸気ダクト53を周囲から囲むため、ガイド面65によって、吸気Wをエレメント入口面52aの広範囲に亘って効率良く流すことができる。
また、吸気ダクト53の軸方向に見た場合に、ガイド面65の少なくとも一部は、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bに重なる。
この構成によれば、吸気ダクト53の軸方向に見た場合に、曲面状のガイド面65が吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bに重なるため、吸気Wを効率良くエレメント入口面52aにガイドできる。
さらに、ガイド面65の少なくとも一部は、吸気ダクト53の軸方向において、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bに外周側から重なる。
この構成によれば、吸気ダクト53を通過した吸気Wの多くがガイド面65に当たることになるため、吸気Wをガイド面65によって効率良くガイドできる。
また、クリーンサイド50Cには、浄化された吸気Wをエアクリーナーボックス50の外側に導出するコネクティングチューブ54が設けられ、吸気ダクト53からコネクティングチューブ54に至る吸気Wの流れは、U字状である。
この構成によれば、吸気ダクト53からコネクティングチューブ54に至る吸気Wの流れがU字状となる構成であっても、凹形状の曲面であるガイド面65によって吸気Wの流れる向きを効率良く曲げることができるため、吸気効率を高くできる。
また、ガイド部材60が板状であるため、ガイド部材60が占める体積を小さくでき、ダーティーサイド50Dの容積を確保できる。
また、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bは、ガイド部材出口開口面60aに対し、ガイド面65の凹形状の内側に配置される。
この構成によれば、吸気Wがガイド面65の凹形状の内側で吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bから流出するため、吸気Wをガイド面65によって効率良くガイドできる。
なお、上記第1の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1の実施の形態に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、ガイド部材60は、中空の半球状であるものとして説明したが、これに限らず、ガイド部材は、例えばドーム形状であっても良い。
また、ガイド部材は、パラボラ形状であっても良い。この場合、放物面によって形成されるガイド面によって、エレメント入口面52aへの吸気Wの指向性を強くできる。
また、上記第1の実施の形態では、ガイド面65の少なくとも一部は、吸気ダクト53の軸方向において、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bに外周側から重なるものとして説明したが、これに限らず、ガイド面65は、吸気ダクト53の軸方向において、吸気ダクト53の吸気ダクト下流端部53bに対し下流側(後方側)に離間していても良い。
さらに、上記第1の実施の形態では、エアクリーナーボックスとして、エアクリーナーケース55及びケースカバー56によって箱状に形成されるエアクリーナーボックス50を例に挙げて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、不整地走行用の自動二輪車等において、ダーティーサイドを、車体カバー、外装部品(例えばリヤフェンダー)、及び乗員用のシート等によって囲まれた部屋として設けたものも、エアクリーナーボックスである。この構成において、例えば、上記ダーティーサイドの下面を構成する壁部を下方から貫通してダーティーサイド内に開口する吸気ダクトを設け、この吸気ダクトの上方(下流)に、この吸気ダクトからダーティーサイドに流れる吸気をダーティーサイド内のエアクリーナーエレメントの入口面に向けてガイドするガイド部材を設けても良い。
また、上記第1の実施の形態では、自動二輪車1に搭載される吸気浄化装置35を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗型車両、4輪以上を備えた鞍乗型車両、及び、内燃機関を備えた種々の装置に適用可能である。
[第2の実施の形態]
以下、図7を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態は、ガイド部材のサイズが上記第1の実施の形態と異なる。
図7は、第2の実施の形態における吸気浄化装置35の断面図である。
第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態のガイド部材60に換えてガイド部材260が設けられる。
ガイド部材260は、ガイド部材60を吸気ダクト53の軸方向に後方へ延長したものである。ガイド部材260の後端は、エレメント入口面52aの前後の中間部とエレメント入口面52aの後縁との間に位置する。ガイド部材260を吸気ダクト53の軸方向に長くすることで、吸気Wをエレメント入口面52aの広い範囲にガイドできる。
また、図7に仮想線で示すように、ガイド部材260よりもさらに後方側に延長されたガイド部材260´を設けても良い。ガイド部材260´の後端は、エレメント入口面52aの後縁の近傍に位置する。
このように、ガイド部材の長さを吸気ダクト53の軸方向に変更することで、要求される特性に応じて吸気流を容易に調整できる。ガイド部材が吸気ダクト53の軸方向に短いと、吸気Wはガイド部材のガイド面に勢い良く当たるため、エレメント入口面52aへ吸気Wの指向性が強くなる。ガイド部材が吸気ダクト53の軸方向に長いと、吸気Wをエレメント入口面52aの広い範囲に向けて指向させることができる。
[第3の実施の形態]
以下、図8を参照して、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第3の実施の形態は、ガイド部材の形状が上記第1の実施の形態と異なる。
図8は、第3の実施の形態において、吸気ダクト53及びガイド部材360をエアクリーナーエレメント52側から見た斜視図である。
上記第1の実施の形態では、ガイド部材60のカップ形状は、半球状であるものとして説明したが、ガイド部材360は、カップ形状の底面360fが、エアクリーナーエレメント52のエレメント入口面52a(図3)と略平行な平面状である。
ガイド部材360のガイド面365は、エレメント入口面52aに対し反対側に凹む凹形状の曲面である。吸気Wは、ガイド面365に当たって、エレメント入口面52aに向かうようにガイドされる。
35 吸気浄化装置
50 エアクリーナーボックス
50C クリーンサイド
50D ダーティーサイド
52 エアクリーナーエレメント
52a エレメント入口面(入口面)
53 吸気ダクト
53b 吸気ダクト下流端部(下流端)
53d 軸線
53f 中心
54 コネクティングチューブ
60,260,260´,360 ガイド部材
60a ガイド部材出口開口面(開口面)
60c 端縁(入口面側の端部)
65,365 ガイド面
65a 頂点
66 接線
D1 距離(吸気ダクトの下流端の開口の中心と入口面との間の距離)
D2 距離(頂点と入口面との間の距離)
R1 曲率半径(ガイド面の曲率半径)
R2 曲率半径(吸気ダクトの下流端の内周の曲率半径)

Claims (10)

  1. エアクリーナーエレメント(52)によって内部がダーティーサイド(50D)とクリーンサイド(50C)とに区画されるエアクリーナーボックス(50)と、前記ダーティーサイド(50D)に外気を吸気として導入する吸気ダクト(53)とを備える吸気浄化装置において、
    前記ダーティーサイド(50D)内には、吸気をガイドするガイド部材(60,260,260´,360)が設けられ、
    前記ガイド部材(60,260,260´,360)は、曲面状のガイド面(65,365)を備え、
    前記吸気ダクト(53)から前記ダーティーサイド(50D)に導入される吸気は、前記ガイド面(65,365)に沿って、前記エアクリーナーエレメント(52)における吸気の入口面(52a)に向かうようにガイドされ、
    前記ガイド面(65,365)は、前記入口面(52a)に対し反対側に凹む凹形状の曲面であり、
    前記ガイド部材(60,260,260´,360)は、前記凹形状における開口面(60a)を備え、前記開口面(60a)は、前記入口面(52a)に向かって開口し、
    前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)の開口の全体が、前記開口面(60a)に対し、前記凹形状の内側に配置されることを特徴とする吸気浄化装置。
  2. 前記凹形状の頂点(65a)は、前記開口面(60a)に対し、前記入口面(52a)と反対側に位置することを特徴とする請求項1記載の吸気浄化装置。
  3. 前記ガイド面(65)の接線において前記入口面(52a)側の端部(60c)に位置する接線(66)の少なくとも一部は、前記入口面(52a)に指向することを特徴とする請求項2記載の吸気浄化装置。
  4. 前記開口面(60a)は、前記入口面(52a)に沿う向きで配置されることを特徴とする請求項2または3記載の吸気浄化装置。
  5. 前記入口面(52a)に沿うように配置される前記吸気ダクト(53)は、前記吸気ダクト(53)の下流側に向かうに従って前記入口面(52a)から遠ざかる向きで配置され、
    前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)の開口の中心(53f)と前記入口面(52a)との間の距離(D1)に対し、前記凹形状の前記頂点(65a)と前記入口面(52a)との間の距離(D2)の方が大きいことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の吸気浄化装置。
  6. 前記吸気ダクト(53)は、前記吸気ダクト(53)の軸線(53d)が前記入口面(52a)に沿うように配置され、
    前記吸気ダクト(53)の軸方向に見た場合に、前記ガイド面(65)の曲率半径(R1)は、前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)の内周の曲率半径(R2)よりも大きいとともに、前記ガイド面(65)は、前記吸気ダクト(53)を周囲から囲むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の吸気浄化装置。
  7. 前記吸気ダクト(53)の軸方向に見た場合に、前記ガイド面(65)の少なくとも一部は、前記吸気ダクト(53)の前記下流端(53b)に重なることを特徴とする請求項6記載の吸気浄化装置。
  8. 前記ガイド面(65)の少なくとも一部は、前記吸気ダクト(53)の軸方向において、前記吸気ダクト(53)の下流端(53b)に外周側から重なることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の吸気浄化装置。
  9. 前記クリーンサイド(50C)には、浄化された吸気を前記エアクリーナーボックス(50)の外側に導出するコネクティングチューブ(54)が設けられ、
    前記吸気ダクト(53)から前記コネクティングチューブ(54)に至る吸気の流れは、U字状であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の吸気浄化装置。
  10. 前記ガイド部材(60)は、板状であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の吸気浄化装置。
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