JP7206858B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関する。
特許文献1に記載の電源装置は、リチウムイオン蓄電池と、リチウムイオン蓄電池に電気的に接続された回路基板と、前記回路基板に実装されたリレー等のスイッチ装置と、を備える。また、特許文献1に記載の電源装置は、リチウムイオン蓄電池に電気的に接続され、リチウムイオン蓄電池の入出力電流が流れるバスバを有する。バスバは、回路基板に対向する領域に配されたバスバ重なり部を有する。
特開2018-85219号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電源装置においては、例えばバスバにリチウムイオン蓄電池からの出力電流が流れる場合等、バスバにリップル電流等の、時間的に変動する電流が流れ得る。バスバにリップル電流が流れることにより、バスバ周囲には、時間的に変動する磁界が発生する。それゆえ、スイッチ装置には、バスバ重なり部にリップル電流が流れることにより生じる、時間的に変動する磁束が通過するおそれがある。スイッチ装置に、時間的に変動する磁束が通過すると、スイッチ装置の誤作動や、スイッチ動作の振動等の問題が懸念される。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、バスバ重なり部への通電により生じる磁束がスイッチ装置を通過し難い電源装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、電池(2)と、
前記電池に電気的に接続された回路基板(3)と、
前記回路基板に実装されたスイッチ装置(4)と、
前記回路基板に対して前記回路基板の厚み方向(Z)に重なる位置に配されたバスバ重なり部(60)を有するバスバ(61、62)と、
前記バスバ重なり部と前記スイッチ装置との間に配された磁性体からなる遮蔽部(5)と、を備え
前記スイッチ装置は機械式のリレーである、電源装置(1)にある。
前記態様の電源装置において、遮蔽部は、バスバ重なり部とスイッチ装置との間に配されており、磁性体からなる。それゆえ、バスバ重なり部に、時間的に変動する電流が流れてバスバ重なり部の周囲の磁界が時間的に変動しても、この磁界の磁束は、遮蔽部に吸収されるため、スイッチ装置を通過し難い。
以上のごとく、前記態様によれば、バスバ重なり部への通電により生じる磁束がスイッチ装置を通過し難い電源装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電源装置の平面図。 図1の、II-II線矢視断面図。 実施形態1における、遮蔽部の斜視図。 実施形態2における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態3における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態4における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態5における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態5における、遮蔽部及び弾性体の斜視図。 実施形態6における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態7における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態8における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態9における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態10における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。 実施形態11における、電源装置の断面図であって、図2に対応する図。
(実施形態1)
電源装置の実施形態につき、図1~図3を用いて説明する。
本実施形態の電源装置1は、図1に示すごとく、電池2と回路基板3とスイッチ装置4とバスバ(第一バスバ61、第二バスバ62)と遮蔽部5とを備える。回路基板3は、電池2に電気的に接続されている。図1、図2に示すごとく、スイッチ装置4は、回路基板3に実装されている。バスバ(第一バスバ61、第二バスバ62)は、回路基板3に対して回路基板3の厚み方向に重なる位置に配されたバスバ重なり部60を有する。図2に示すごとく、遮蔽部5は、バスバ重なり部60とスイッチ装置4との間に配されており、磁性体からなる。
以後、本実施形態につき詳説する。
以後、回路基板3の厚み方向を、Z方向という。また、Z方向の一方側であって、バスバ重なり部60に対する回路基板3側をZ1側といい、その反対側をZ2側という。
本実施形態において、電源装置1は、例えば車両の床下に搭載される車両用電源装置である。電源装置1が搭載される車両は、例えば、ハイブリッド自動車、電気自動車等とすることができる。本実施形態においては、電源装置1をハイブリッド自動車に搭載する例について説明する。
図1に示すごとく、電源装置1は、回路基板3と電源装置1の外部とを接続するための前述のバスバである、第一バスバ61及び第二バスバ62を備える。第一バスバ61における回路基板3側と反対側の第一端子611には、外部の後述の発電電動機が電気的に接続される。第二バスバ62における回路基板3側と反対側の第二端子621には、外部の後述の鉛蓄電池が電気的に接続される。
発電電動機は、例えば車両のエンジンに連結されており、エンジンにより駆動されて発電する発電機としての機能を備える。さらに、発電電動機は、電動機としての機能を備え、エンジンと共に車両の動力源として機能する。このような発電電動機は、ISG(Integrated Starter Generator)とも称される。
発電電動機の発電電力は、第一バスバ61、回路基板3等を介して電池2に供給される。これにより、電池2が充電される。また、電池2から回路基板3、第一バスバ61等を介して発電電動機に電力が供給されることにより、発電電動機が電動機として機能する。
鉛蓄電池は、電池2と並列に、発電電動機に電気的に接続される。鉛蓄電池は、電池2と共に発電電動機に電力を供給したり、オーディオ装置やナビゲーション装置等の電気負荷に電力を供給したりする。また、発電電動機の発電電力は、第一バスバ61、回路基板3、及び第二バスバ62を介して鉛蓄電池にも供給され、鉛蓄電池が充電される。回路基板3には、図示しない充放電制御スイッチが実装されている。充放電制御スイッチは、ECUによりスイッチング動作が制御されており、これにより、電池2の充放電が制御される。
図1、図2に示すごとく、電源装置1は、回路基板3、第一バスバ61及び第二バスバ62を載置するベース部材7を備える。ベース部材7のZ1側に回路基板3、第一バスバ61、第二バスバ62等の電源装置1の構成部材が載置されている。ベース部材7は、アルミニウム等の金属からなる。また、図示は省略するが、ベース部材7と第一バスバ61及び第二バスバ62との間には、例えば樹脂部材等の絶縁部材が介在している。なお、ベース部材7は樹脂等の絶縁部材で構成してもよい。
図1に示すごとく、ベース部材7には、電源装置1を車両に締結するためのボルトを挿通する固定用孔73が形成されている。電源装置1は、ベース部材7の固定用孔73に、そのZ1側からボルトを挿通し、当該ボルトを車両に締結することで、車両に固定される。
図1に示すごとく、ベース部材7は、Z方向に直交する方向であるX方向の一方側に突出するとともに、第一バスバ61の第一端子611及び第二バスバ62の第二バスバ62を載置するベース突出部71を備える。以後、ベース部材7におけるベース突出部71以外の部位を、ベース本体部72ということもある。
また、以後、X方向における、ベース本体部72からベース突出部71が突出する側をX1側といい、その反対側をX2側という。X方向とZ方向との双方に直交する方向をY方向という。
図1に示すごとく、ベース突出部71は、ベース本体部72におけるY方向の一方側であるY1側の端部からX1側に形成されている。以後、Y方向におけるY1側と反対側をY2側という。
図1に示すごとく、ベース部材7のZ1側の面に、第一バスバ61及び第二バスバ62が載置されている。第一バスバ61及び第二バスバ62は、長尺な金属板をその厚み方向に複数回折り曲げたような形状を有する。第一バスバ61及び第二バスバ62は、互いに対向するよう並んで配されている。
図1に示すごとく、第一バスバ61及び第二バスバ62は、ベース突出部71のZ1側に形成された第一端子611及び第二端子621からベース本体部72のZ1側まで延びている。そして第一バスバ61及び第二バスバ62におけるベース本体部72のZ1側に配された部位の一部は、Z方向におけるベース本体部72と回路基板3との間に配されている。Z方向におけるベース本体部72と回路基板3との間に配された第一バスバ61及び第二バスバ62の部位が、回路基板3に対して回路基板3の厚み方向に重なる位置に配されたバスバ重なり部60である。図示は省略するが、第一バスバ61のバスバ重なり部60及び第二バスバ62の第二重なり部は、Z1側に突出して回路基板3のスルーホールに接続される部位を備える。
図1、図2に示すごとく、回路基板3は、Z方向に厚みを有する板状に形成されている。図1に示すごとく、回路基板3は、X方向に長尺に形成されている。また、回路基板3は、X1側端部からY1側に突出する部位を有し、全体としてL字状に形成されている。
図1に示すごとく、回路基板3は、ベース本体部72におけるY2側の領域のZ1側に配されている。図2に示すごとく、ベース本体部72は、Z1側に突出するとともに回路基板3を締結する複数のボス部721を有する。回路基板3は、ボス部721のZ1側に載置されており、ボス部721にボルト11で締結されている。
図1に示すごとく、回路基板3のX1側の領域には、スイッチ装置4が実装されている。スイッチ装置4は、リレーである。スイッチ装置4の接点は、第一バスバ61と第二バスバ62との間において、前述の充放電スイッチと並列に接続されている。
スイッチ装置4は、ノーマリクローズ式のリレーである。車両停止中においては、スイッチ装置4の接点がオンとなり、第一バスバ61、スイッチ装置4、第二バスバ62を介して鉛蓄電池と発電電動機とが電気接続される。また、車両停止中において、鉛蓄電池は、第一バスバ61、スイッチ装置4を介して電源装置1外部のオーディオ装置やナビゲーション装置等の電気負荷に暗電流を供給する。
スイッチ装置4は、機械式のリレーである。図示は省略するが、スイッチ装置4は、固定接点と、固定接点に接触したり固定接点から離隔したりする可動接点と、通電状況に応じて一対の固定接点と可動接点との接触状態を変更する操作コイルとを有する。
スイッチ装置4は、操作コイルが非通電状態にあるとき、スイッチ装置4に設けられたバネの力により、可動接点が固定接点から離れ、スイッチ装置4に設けられた係止部に押し付けられている。一方、操作コイルが通電状態にあるとき、操作コイルの電磁力により可動接点が固定接点側に付勢されるとともに固定接点に押し付けられる。これにより、可動接点と固定接点とが導通し、スイッチ装置4がオンの状態となる。スイッチ装置4のオンオフ時には、可動接点と固定接点又は係止部との打撃により、スイッチ装置4には音、振動が生じ得る。スイッチ装置4における接点のオンオフ動作は、ECUによって制御されている。
図2に示すごとく、スイッチ装置4は、回路基板3におけるバスバ重なり部60が配された側(すなわちZ2側)に搭載されている。スイッチ装置4は、スイッチ本体部41と、スイッチ本体部41からZ1側に突出するスイッチ端子42とを備える。
スイッチ本体部41は、前述の固定接点、可動接点、操作コイルをケース内に収容してなる。図1に示すごとく、スイッチ本体部41は、第一バスバ61のバスバ重なり部60のうち、Y方向に延在する部分の一部にZ方向に重なる位置に配されている。図2に示すごとく、スイッチ端子42は、回路基板3のスルーホールにはんだ付けにより接合されている。回路基板3に搭載されたスイッチ装置4は、遮蔽部5によって覆われている。
遮蔽部5は、鉄等の強磁性体からなる。図2、図3に示すごとく、遮蔽部5は、板状の強磁性体を厚み方向に複数折り曲げたような形状を有し、X方向に対称な形状を有する。
図2、図3に示すごとく、遮蔽部5は、第一部位51と第二部位52とを有する。図2に示すごとく、第一部位51は、スイッチ装置4とバスバ重なり部60との並び方向(すなわちZ方向)におけるバスバ重なり部60側(すなわちZ2側)からスイッチ装置4を覆っている。第二部位52は、第一部位51から延設されている。第二部位52は、バスバ重なり部60の後述の最近接部601の通電方向であるY方向、及びスイッチ装置4とバスバ重なり部60との並び方向であるZ方向の双方に直交するX方向の両側から、スイッチ装置4を覆っている。最近接部601は、バスバ重なり部60における、スイッチ装置4から最も近い部位である。本実施形態においては、バスバ重なり部60は、Z方向においてスイッチ装置4と重なる部位を有しており、この部位がバスバ重なり部60の最近接部601である。
ここで、遮蔽部5が、バスバ重なり部60とスイッチ装置4との間に配されるとは、バスバ重なり部60の少なくとも一部とスイッチ装置4の少なくとも一部との間に遮蔽部5が配されていれば良い。遮蔽部5は、少なくともバスバ重なり部60の最近接部601とスイッチ装置4との間に配されていることが好ましい。
図1、図2に示すごとく、本実施形態において、遮蔽部5は、スイッチ装置4の全体と第一バスバ61のバスバ重なり部60及び第二バスバ62のバスバ重なり部60の全体と、の間に配されている。すなわち、スイッチ装置4の全体の各部と第一バスバ61のバスバ重なり部60及び第二バスバ62のバスバ重なり部60の全体の各部とを結ぶ無数の直線は、いずれも遮蔽部5を通るよう構成される。
図2、図3に示すごとく、第一部位51は、Z方向に直交する板状に形成されている。第一部位51は、X方向に伸びる辺とY方向に伸びる辺を有する四角形状を呈している。図2に示すごとく、第一部位51は、少なくとも最近接部601とスイッチ装置4との間に配されている。そして、第二部位52は、第一部位51におけるX方向の両端縁からZ1側に延設されている。
図2、図3に示すごとく、第二部位52は、第一部位51のX方向の両端縁のそれぞれにおけるY方向の全体からZ1側に延設されている。第二部位52は、X方向に厚みを有し、一対の第二部位52は、互いにX方向に対向している。図2に示すごとく、第二部位52は、回路基板3のZ2側の面まで形成されている。
図2に示すごとく、遮蔽部5における第一部位51と一対の第二部位52とにより囲まれた空間に、スイッチ装置4が配されている。また、図3に示すごとく、遮蔽部5において、第一部位51と一対の第二部位52とにより囲まれた空間は、最近接部601における電流の通電方向(すなわちY方向)に開放されている。
図2、図3に示すごとく、一対の第二部位52のZ1側端部のそれぞれからは、フランジ部53が延設されている。この一対のフランジ部53は、第二部位52のZ1側端部から、X方向において互いに遠ざかる側に延設されている。図2に示すごとく、フランジ部53の一部は、ボス部721と回路基板3との間に介在するよう形成されている。
図2に示すごとく、遮蔽部5のフランジ部53は、ベース部材7のボス部721に対し、回路基板3と共締めされている。すなわち、フランジ部53及び回路基板3には、互いにZ方向に重なる位置に形成された図示しないボルト挿通孔が形成されており、回路基板3及び遮蔽部5は、回路基板3及びフランジ部53のボルト挿通孔にボルト11を挿通するとともに、当該ボルト11をボス部721の雌ネジ孔に螺合することにより、ベース部材7に共締めされている。つまり、遮蔽部5は、ベース部材7に固定されている。
図2に示すごとく、遮蔽部5は、回路基板3と反対側からスイッチ装置4を支持している。すなわち、遮蔽部5の第一部位51のZ1側の面は、スイッチ装置4のスイッチ本体部41のZ2側の面に当接している。これにより、スイッチ装置4は、遮蔽部5と回路基板3とによって挟持されている。
図1に示すごとく、遮蔽部5は、回路基板3におけるX1側端部に配されている。そして、遮蔽部5は、回路基板3におけるX1側端縁と、Y方向の両側の端縁とに沿うよう配されている。Z方向から見たとき、遮蔽部5は、回路基板3の内側に収まるよう配されている。
図1に示すごとく、ベース部材7のZ1側における、回路基板3のY1側の領域に電池2が配されている。図示は省略するが、電池2は、直列接続された複数の電池セルを、電池セルの厚み方向に積層してなる。電池セルは、リチウムイオン蓄電池である。そして、電池2における正極側の出力が、第二バスバ62に電気的に接続されている。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
電源装置1において、遮蔽部5は、バスバ重なり部60とスイッチ装置4との間に配されており、磁性体からなる。それゆえ、バスバ重なり部60に、時間的に変動するリップル電流が流れてバスバ重なり部60の周囲の磁界が時間的に変動しても、この磁界の磁束は、遮蔽部5に吸収されるため、スイッチ装置4を通過し難い。
さらに、本実施形態において、スイッチ装置4はリレーであり、操作コイルに直流の電流が流れている。それゆえ、電源装置1が遮蔽部5を備えない場合は、バスバ重なり部60にリップル電流が流れることによりバスバ重なり部60の周囲に生じる、時間的に変動する磁界の磁束が、スイッチ装置4の操作コイル周辺を通過する。これにより、スイッチ装置4がリップル電流の周波数で振動する。これにより、スイッチ装置4を実装した回路基板3全体が振動したり、磁気音が発生したりする恐れがある。そこで、本実施形態においては、前述のごとくバスバ重なり部60とスイッチ装置4との間に配された磁性体からなる遮蔽部5を備えるため、スイッチ装置4としてのリレーに磁束が通過することを抑制でき、スイッチ装置4の振動の発生や磁気音の発生を抑制することができる。
また、スイッチ装置4は、回路基板3におけるバスバ重なり部60が配された側に実装されている。それゆえ、バスバ重なり部60及びスイッチ装置4を、回路基板3の一方側にのみ配することができるため、電源装置1全体の小型化が図りやすい。
また、遮蔽部5は、バスバ重なり部60の最近接部601の通電方向(すなわちY方向)、及び、スイッチ装置4とバスバ重なり部60との並び方向(すなわちZ方向)との双方に直交する方向の両側からスイッチ装置4を覆う第二部位52を有する。ここで、電源装置1が遮蔽部5を備えない場合、最近接部601への通電によって生じる磁束は、最近接部601を中心とした前記通電方向に直交する円形に形成されるため、前記通電方向と前記並び方向に直交する方向(すなわちX方向)から、スイッチ装置4に磁束が通過するおそれがある。そこで、遮蔽部5に第二部位52を形成することで、電源装置1が遮蔽部5を備えない場合にスイッチ装置4を通過する前述の磁束の経路中に、遮蔽部5を配しやすい。それゆえ、一層スイッチ装置4に磁束が通過することを抑制できる。
また、遮蔽部5は、ベース部材7に固定されている。それゆえ、スイッチ装置4に生じ得る振動が遮蔽部5に伝わりにくく、電源装置1全体として振動を抑制しやすい。
また、遮蔽部5は、ベース部材7に対し、回路基板3と共締めされている。それゆえ、電源装置1において、固定点が増加することを防止することができる。
また、遮蔽部5は、回路基板3と反対側からスイッチ装置4を支持している。それゆえ、回路基板3に実装されたスイッチ装置4の振動を抑制しやすい。また、本実施形態においては、スイッチ装置4は、リレーであり、オンオフ時の振動等が懸念され、これにより回路基板3全体の振動が懸念される。そこで、遮蔽部5で、スイッチ装置4を回路基板3と反対側から支持することにより、振動抑制の効果が一層得られる。
以上のごとく、本実施形態によれば、バスバ重なり部への通電により生じる磁束がスイッチ装置を通過し難い電源装置を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図4に示すごとく、実施形態1に対し、遮蔽部5の構成を変更した実施形態である。
遮蔽部5の第一部位51は、X方向の中央へ向かうほどZ1側へ膨らむよう湾曲した形状を有する。そして、第一部位51は、弾性変形していない自由状態よりもZ方向に圧縮された状態で配されており、第一部位51の復元力がスイッチ装置4に作用している。これにより、遮蔽部5は、スイッチ装置4を、回路基板3側に付勢している。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態において、遮蔽部5は、スイッチ装置4を回路基板3側に付勢している。それゆえ、スイッチ装置4に振動が生じることを一層抑制しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本実施形態は、図5に示すごとく、実施形態1に対し、遮蔽部5の構成を変更した実施形態である。
本実施形態において、遮蔽部5は、スイッチ装置4と当接していない。すなわち、遮蔽部5の第一部位51とスイッチ装置4との間には間隔Iが形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、Z方向における遮蔽部5の寸法と、基板からZ2側のスイッチ装置4の寸法とを厳密に揃えなくとも、遮蔽部5を電源装置1に組み付けることができるため電源装置1全体として生産性の向上を図りやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本実施形態は、図6に示すごとく、実施形態1に対して、回路基板3におけるバスバ重なり部60が配された側の反対側にスイッチ装置4を実装した実施形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においても、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態5)
本実施形態は、図7、図8に示すごとく、実施形態1に対し、遮蔽部5の構成を変更した実施形態である。
図7に示すごとく、遮蔽部5は、実施形態1と同様、スイッチ装置4をZ2側から覆う第一部位51と、スイッチ装置4をX方向の両側から覆う第二部位52とを有する。本実施形態において、一対の第二部位52は、スイッチ装置4と近接対向している。また、第二部位52のZ1側端部は、回路基板3よりも若干Z2側に離れた位置に形成されている。
図7、図8に示すごとく、遮蔽部5は、一対の第二部位52のZ1側端部のそれぞれから、互いに離れる方向に形成された一対の配置凹部54を有する。一対の配置凹部54は、第二部位52のZ1側端部のそれぞれからX方向に互いに離れる方向に形成された凹部第一部541と、凹部第一部541における第二部位52から遠い側の端縁からZ1側に形成された凹部第二部542とを有する。凹部第二部542のZ1側端部は、回路基板3のZ2側の面に当接している。一対の配置凹部54は、互いに同じ形状を有する。
図7、図8に示すごとく、各配置凹部54の内側、すなわち、凹部第一部541をZ方向に投影した領域と、凹部第二部542をX方向に投影した領域とが重なる領域に、弾性体8が配されている。弾性体8は、絶縁性を有するとともに弾性変形可能な材料からなる。弾性体8は、例えばゴムからなる。
図7、図8に示すごとく、弾性体8は、各配置凹部54にぴったりはまるよう形成されている。一対の配置凹部54に配された一対の弾性体8は、互いに同じ形状を有する。弾性体8は、弾性変形していない自由状態よりも、Z方向に圧縮された状態で配されている。そして、弾性体8の復元力は、Z方向の弾性体8の両側に配された遮蔽部5の配置凹部54と回路基板3とに作用している。
配置凹部54の凹部第二部542のZ1側端部からフランジ部53が形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、遮蔽部5と回路基板3との間に、Z方向に圧縮された状態の弾性体8が配されている。それゆえ、遮蔽部5と回路基板3とを一体化しやすく、回路基板3、スイッチ装置4、及び遮蔽部5全体に生じる振動を低減しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態6)
本実施形態は、図9に示すごとく、実施形態1に対して、遮蔽部5の固定手段を変更した実施形態である。
遮蔽部5のフランジ部53は、ベース部材7のボス部721に対してZ方向に直交する面方向にずれた位置に配されている。遮蔽部5は、そして、フランジ部53及び回路基板3は、ボルト12及びナット13により、締結されている。すなわち、遮蔽部5は、回路基板3に固定されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態において、遮蔽部5は、回路基板3に固定されている。すなわち、スイッチ装置4と遮蔽部5とのいずれも、回路基板3に固定される。それゆえ、遮蔽部5とスイッチ装置4との位置関係を調整しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態7)
本実施形態は、図10に示すごとく、実施形態6に対し、遮蔽部5の構成を変更した実施形態である。
本実施形態において、遮蔽部5は、スイッチ装置4と当接していない。すなわち、遮蔽部5の第一部位51とスイッチ装置4との間には間隔Iが形成されている。
その他は、実施形態6と同様である。
本実施形態においては、Z方向における遮蔽部5の寸法と、基板からZ2側のスイッチ装置4の寸法とを厳密に揃えなくとも、遮蔽部5を電源装置1に組み付けることができるため電源装置1全体として生産性の向上を図りやすい。
その他、実施形態6と同様の作用効果を有する。
(実施形態8)
本実施形態は、図11に示すごとく、実施形態6に対して、回路基板3におけるバスバ重なり部60が配された側の反対側にスイッチ装置4を実装した実施形態である。
その他は、実施形態6と同様である。
本実施形態においても、実施形態6と同様の作用効果を有する。
(実施形態9)
本実施形態は、図12に示すごとく、実施形態1に対して、遮蔽部5の固定箇所を変更した実施形態である。
本実施形態において、遮蔽部5の第一部位51は、バスバ重なり部60をX1側から覆うように形成されている。第一部位51の形状、形成範囲等は、実施形態1と同様である。
そして、第一部位51のX方向の両端からZ2側に一対の第二部位52が形成されている。一対の第二部位52は、バスバ重なり部60の最近接部601の通電方向(すなわちY方向)、及びスイッチ装置4とバスバ重なり部60との並び方向(すなわちZ方向)の双方に直交する方向(すなわちX方向)の両側から、バスバ重なり部60を覆っている。
第二部位52のZ2側端部は、ベース部材7に当接している。そして、第二部位52のZ2側端部のそれぞれからは、フランジ部53が延設されている。一対のフランジ部53は、第二部位52のZ2側端部から、X方向において互いに遠ざかる側に延設されている。そして、遮蔽部5は、フランジ部53において、ベース部材7にボルト14で締結されている。
遮蔽部5のZ1側の面、すなわち第一部位51のZ1側の面には、スイッチ装置4が当接している。これにより、遮蔽部5は、スイッチ装置4を、回路基板3と反対側から支持している。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態において、遮蔽部5は、バスバ重なり部60の最近接部601の通電方向(すなわちY方向)、及びスイッチ装置4とバスバ重なり部60との並び方向(すなわちZ方向)の双方に直交する方向(すなわちX方向)の両側から、バスバ重なり部60を覆う第二部位52を有する。それゆえ、バスバ重なり部60への通電によって生じる磁束が、バスバ重なり部60周辺の広い範囲に形成されることを防止しやすい。それゆえ、バスバ重なり部60周辺の電子部品等に、バスバ重なり部60への通電によって生じる磁束が通過し、当該電子部品の動作に影響を与えることを防止しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態10)
本実施形態は、図13に示すごとく、実施形態9に対し、遮蔽部5の構成を変更した実施形態である。
本実施形態において、遮蔽部5は、スイッチ装置4と当接していない。すなわち、遮蔽部5の第一部位51とスイッチ装置4との間には間隔Iが形成されている。
その他は、実施形態9と同様である。
本実施形態においては、Z方向における遮蔽部5のZ1側端部の位置と、スイッチ装置4のZ2側端部の位置とを厳密に揃えなくとも、遮蔽部5を電源装置1に組み付けることができるため電源装置1全体として生産性の向上を図りやすい。
その他、実施形態9と同様の作用効果を有する。
(実施形態11)
本実施形態は、図14に示すごとく、実施形態9に対して、回路基板3におけるバスバ重なり部60が配された側の反対側にスイッチ装置4を実装した実施形態である。
その他は、実施形態9と同様である。
本実施形態においても、実施形態9と同様の作用効果を有する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 電源装置
2 電池
3 回路基板
4 スイッチ装置
5 遮蔽部
60 重なり部
61 第一バスバ
62 第二バスバ

Claims (8)

  1. 電池(2)と、
    前記電池に電気的に接続された回路基板(3)と、
    前記回路基板に実装されたスイッチ装置(4)と、
    前記回路基板に対して前記回路基板の厚み方向(Z)に重なる位置に配されたバスバ重なり部(60)を有するバスバ(61、62)と、
    前記バスバ重なり部と前記スイッチ装置との間に配された磁性体からなる遮蔽部(5)と、を備え
    前記スイッチ装置は機械式のリレーである、電源装置(1)。
  2. 前記スイッチ装置は、前記回路基板における前記バスバ重なり部が配された側に実装されている、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記遮蔽部は、前記バスバ重なり部における前記スイッチ装置に最も近い最近接部(601)の通電方向(Y)、及び前記スイッチ装置と前記バスバ重なり部との並び方向(Z)の双方に直交する方向(X)の両側から前記スイッチ装置又は前記バスバ重なり部を覆う部位(52)を有する、請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記電池、前記回路基板及び前記バスバを載置するベース部材(7)を備え、前記遮蔽部は、前記ベース部材に固定されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の電源装置。
  5. 前記遮蔽部は、前記ベース部材に対し、前記回路基板と共締めされている、請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記遮蔽部は、前記回路基板に固定されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の電源装置。
  7. 前記スイッチ装置は、前記回路基板における前記バスバ重なり部が配された側に実装されており、前記遮蔽部は、前記回路基板と反対側から前記スイッチ装置を支持している、請求項4~6のいずれか一項に記載の電源装置。
  8. 前記遮蔽部は、前記スイッチ装置を、前記回路基板側に付勢している、請求項7に記載の電源装置。
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