JP2022119554A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単な構成にて、迅速かつ適切に放熱できる電気接続箱を提供する。【解決手段】作動時に発熱するリレー10を収容する収容筐体と、リレー10に接続されたバスバー11a,11bとを備える電気接続箱であって、前記収容筐体の底板521は、他の部分よりも熱伝導度が良い異種材部53を含み、異種材部53はバスバー11a,11bと接触している。【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品を収容する電気接続箱に関する。
従来から、車両には、リレーのような電子部品が収容された電気接続箱が搭載されている。
特許文献1には、開閉可能な接点と、該接点の開閉を切り替える励磁コイルとを有するリレーを備え、該リレーの接点をバスバーと電気的に接続し、該バスバーに放熱機構を備えることで、バスバーを電流経路と放熱経路とに兼用できる電源装置が開示されている。
特開2014-79093号公報
一方、リレーのような電子部品では作動中に高い熱が発生するので放熱する必要がある。放熱方法としては、電子部品で発生する熱を、斯かる電子部品を収容する収容筐体に伝導させて空冷させる方法、又は収容筐体を介して外部装置に伝導させて冷却する方法がある。斯かる放熱方法の場合、収容筐体への熱伝導を確実に行うために伝熱シートが用いられ、収容筐体と外部装置との接触を確実に行うためにいわゆるギャップフィラーが塗布される。
しかし、このように、伝熱シート又はギャップフィラーを使う場合は構成が複雑になり、組み立ての工程数が増えるうえに、部品点数が増えるので製造コストが上がると言う問題がある。
特許文献1の電源装置においても、リレーに接続されたバスバーが伝熱シートを介してシャーシに接触されているので、リレーで発生する熱がバスバー及び伝熱シートを介してシャーシに伝わることから、上述の問題を解決できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品から発生する熱を、より簡単な構成にて、迅速かつ適切に放熱できる電気接続箱を提供することにある。
本開示の一態様に係る電気接続箱は、作動時に発熱する電子部品を収容する収容筐体と、前記電子部品に接続されたバスバーとを備える電気接続箱であって、前記収容筐体の一壁は、他の部分よりも熱伝導度が良い異種材部を含み、前記異種材部は前記バスバーと接触している。
本開示の一態様によれば、電子部品から発生する熱を、より簡単な構成にて、迅速かつ適切に放熱する電気接続箱を提供できる。
実施形態1に係る電気接続箱を示す斜視図である。 実施形態1に係る電気接続箱において、アッパーケースを省いた状態を示す斜視図である。 図2のIII-III線による部分的断面図である。 図3において破線にて囲まれた部分を拡大して示す拡大図である。 図3のV-V線による断面図である。 実施形態2に係る電気接続箱において、異種材部の構成を説明する部分的断面図である。 実施形態3に係る電気接続箱において、異種材部の構成を説明する部分的断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の一態様に係る電気接続箱は、 作動時に発熱する電子部品を収容する収容筐体と、前記電子部品に接続されたバスバーとを備える電気接続箱であって、前記収容筐体の一壁は、他の部分よりも熱伝導度が良い異種材部を含み、前記異種材部は前記バスバーと接触している。
本態様にあっては、他の部分よりも熱伝導度が良い前記異種材部が前記バスバーと接触しているので、前記電子部品で発せられる熱が前記バスバーを介して迅速に前記異種材部に伝わり、より効果的に前記筐体の外側へ放熱される。
(2)本開示の一態様に係る電気接続箱は、前記異種材部は、前記他の部分よりも厚く、かつ前記他の部分よりも高弾性である。
本態様にあっては、前記異種材部が前記他の部分よりも厚くて高弾性を有するので、自由に変形でき、組み立ての公差を吸収することができる。
(3)本開示の一態様に係る電気接続箱は、前記異種材部では、前記他の部分よりも前記収容筐体の外側に突出している外側部が突出先に向かって幅広となっている。
本態様にあっては、前記異種材部の前記外側部が突出先に向かって幅広となっているので、前記外側部の先端面を広くすることができ、放熱効果を高めることができる。
(4)本開示の一態様に係る電気接続箱は、前記異種材部では、前記他の部分よりも前記収容筐体の内側に突出している内側部が突出先に向かって幅広となっている。
本態様にあっては、前記異種材部の前記内側部が突出先に向かって幅広となっているので、前記内側部の先端面を広くすることができ、バスバーとの接触面を広げることができる。
(5)本開示の一態様に係る電気接続箱は、前記異種材部は、エラストマー、シリコン又はアクリルを含む。
本態様にあっては、前記異種材部は、エラストマー、シリコン又はアクリルなど、熱伝導度が良く、弾性が高い材料を含む。
(6)本開示の一態様に係る電気接続箱は、前記異種材部は前記他の部分と一体形成されている。
本態様にあっては、前記異種材部が、例えば2色成形、キャスティング成形、インサート成形等の手法によって、前記他の部分と一体形成されている。よって、斯かる電気接続箱の生成性を高めることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明をその実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。本開示の実施形態に係る電気接続箱を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下においては、電子部品として、例えばリレーを収容する電気接続箱を例として本実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電気接続箱100を示す斜視図である。電気接続箱100は、電子部品を収容する収容筐体50を備えている。収容筐体50は、例えば金属又は樹脂からなり、後述するリレー10が収容される。電気接続箱100は、例えば、EV(Electric Vehicle)の電池パック200の外側に取り付けられる(図4参照)。
図2は、実施形態1に係る電気接続箱100において、アッパーケース51を省いた状態を示す斜視図であり、図3は、図2のIII-III線による部分的断面図であり、図4は、図3において破線にて囲まれた部分を拡大して示す拡大図であり、図5は、図3のV-V線による断面図である。図4では、説明の便宜上、電池パック200を破線にて示している。
電気接続箱100では、収容筐体50が、リレー10が固定されるアッパーケース51と、アッパーケース51によって覆われる、後述のロウアーケース52とからなる。電気接続箱100は、ロウアーケース52の底板521が電池パック200と接触するように取り付けられる。
リレー10は、後述の如く、アッパーケース51の天井板513に固定されている。天井板513と対向する、ロウアーケース52の底板521(一壁)の内側面523の近傍にはバスバー11a,11bが設けられている。バスバー11a,11bの一部は、リレー10と内側面523との間に介在している。以下、便宜上、バスバー11a,11bをバスバー11とも称する。
リレー10は、例えば、車両を走行させる状態でON状態に切り換えられ、車両を走行させない状態ではOFF状態に切り換えられる。リレー10は、直方体の箱形状を有しており、リレー10の一面102がバスバー11(底板521の内側面523)と対向するように設けられている。
リレー10は、一面102の4つの辺縁から夫々垂直に立ち上がる4つの側面を有しており、そのうち一つの側面107に、後述の如く、端子101が設けられている。即ち、一面102が内側面523と対向し、側面107が内側面523と交差するように、リレー10が設けられている。
側面107は、天井板513及び底板521の対向方向(以下、縦方向と称する)を長手方向とする長方形である。側面107には、2つの端子101が設けられている。2つの端子101は、縦方向と交差する方向(以下、横方向と称する)に並設されている。2つの端子101はバスバー11と接続されている。図3には、一つの端子101のみが表示されている。
各端子101は円筒形状をなしており、大部分はリレー10の内部に埋設され、一端部のみが側面107上に露出している。各端子101の内側面にはネジ山が形成されており、端子101はボルト105と螺合している(図3及び図5参照)。
また、リレー10の側面107において2つの端子101の間には、側面107から立ち上がる仕切板103が立設されている。2つの端子101は仕切板103によって仕切られている。仕切板103は略短冊状であり、縦方向に延びている。
リレー10では、一面102と反対側の他面104に2つの連設片106が設けられている(図2参照)。連設片106は、他面104において対向する2つの縁に夫々連設されている。2つの連設片106は、互いに対角線方向に設けられ、他面104の斯かる縁から他面104に沿って延設されている。連設片106には、縦方向に連設片106を貫通する貫通孔108が形成されている。貫通孔108にボルト(図示せず)を挿通させて、例えばアッパーケース51の天井板513に設けられたネジ穴に螺合させることによって、リレー10がアッパーケース51に固定される。
バスバー11は、例えば導電性が良い金属板からなる。リレー10の2つの端子101のうち、一方の端子101には、バスバー11aが接続されており、他方の端子101にはバスバー11bが接続されている。
バスバー11aは、リレー10の一面102及び底板521の内側面523と対向する扁平部111aを有する。また、扁平部111aの対向する2つの辺縁には、縦方向に延びる接触部112a及び固定部113aが夫々連設されている。
接触部112aは、縦方向を長手方向とする長方形であり、リレー10の側面107の近傍に設けられている。接触部112aは、側面107に沿って延びており、略中央部に貫通孔114が形成されている。ボルト105を貫通孔114に挿通させて一方の端子101と螺合させることによって接触部112a(バスバー11a)が一方の端子101に固定され、電気的に接続される。
固定部113aでは、端部が底板521と平行に屈曲しており、斯かる端部には貫通孔115a(図2参照)が形成されている。貫通孔115aを用いて、固定部113aがロウアーケース52に固定される。
バスバー11bは、底板521の内側面523と対向する扁平部111bを有する。また、扁平部111bの対向する2つの辺縁には、縦方向に延びる接触部112b及び固定部113bが夫々連設されている。
接触部112bは、縦方向を長手方向とする長方形であり、リレー10の側面107の近傍に設けられている。接触部112bは、側面107に沿って延びており、略中央部に貫通孔(図示せず)が形成されている。ボルト105を前記貫通孔に挿通させて他方の端子101と螺合させることによって接触部112b(バスバー11b)が他方の端子101に固定され、電気的に接続される(図5参照)。
また、固定部113bでは、端部が底板521と平行に屈曲しており、斯かる端部に貫通孔115b(図2参照)が形成されている。貫通孔115bを用いて、固定部113bがロウアーケース52に固定される。
アッパーケース51の天井板513には、バスバー11を底板521側に押し付ける押し付け部13が突設されている。押し付け部13は、天井板513から縦方向に延びており、バスバー11aにおける扁平部111a、及び、バスバー11bにおける扁平部111bを底板521側に押し付けている。
例えば、押し付け部13は、アッパーケース51と一体形成され、電気接続箱100の組み立て完了時に、押し付け部13の先端は、常に、扁平部111a,111bと接し、バスバー11a,11bを底板521側に押し付ける。
ところで、リレー10では作動中に高い熱が発生する。斯かる熱はリレー10周りの電気部品に悪影響を与え、電気部品の誤動作の原因にもなり得るので、放熱する必要がある。リレー10で発生する熱の放熱方法として、リレー10で発生する熱を、バスバーを介して収容筐体に伝導させて空冷させる方法、又は外部の冷却機構に伝導させて冷却する方法が採用されている。
斯かる放熱方法の場合、バスバーと収容筐体との接触を確実にするために、バスバーと収容筐体との間に伝熱シートが介在されているか、収容筐体と外部の冷却機構との接触を確実にするために、収容筐体と外部の冷却機構との間にいわゆるギャップフィラーが塗布されていることが一般的である。
しかし、このように、伝熱シート又はギャップフィラーを使う場合、構成が複雑になり、組み立ての工程数が増えて生成性が落ちるうえに、放熱経路における媒体の数が増え、伝熱が遅くなって迅速な放熱ができず、部品点数が増えるので製造コストが上がる問題がある。
これに対して、実施形態1に係る電気接続箱100は、簡単な構成にて、迅速かつ適切に、リレー10で発生する熱を放熱できる。以下、詳しく説明する。
実施形態1に係る電気接続箱100は、ロウアーケース52の底板521に、熱伝導度が良い異種材部53が含まれている。異種材部53は、異種材部53を除く他の部分に比べて熱伝導性が良い。また、異種材部53は他の部分に比べて弾性が高い。
異種材部53は、板形状の部分であり、縦方向において、バスバー11aの扁平部111a及びバスバー11bの扁平部111bと対応する位置に設けられている。即ち、異種材部53は、縦方向視で、扁平部111a,111bに倣う形状を成している。縦方向における異種材部53の厚みは、底板521の他の部分よりも厚い。異種材部53は扁平部111a,111bと接触している。
即ち、異種材部53は、他の部分よりも収容筐体50の内側、即ちバスバー11側に突出している内側部531と、他の部分よりも収容筐体50の外側に突出している外側部532とを有する。内側部531の先端面は、扁平部111a,111bの一面と接触している。また、外側部532の先端面は、EVの電池パック200と接触する。
異種材部53は、底板521における他の部分よりも、熱伝導度が良く、弾性が高い良い別の材料からなる。例えば、異種材部53は、エラストマー、シリコン又はアクリルを主成分とする。異種材部53は、2色成形、キャスティング成形、インサート成形等の手法によって、他の部分と一体形成されている。よって、電気接続箱100の製造工程を簡略化でき、生産性を高めることができる。
このような構成を有することから、電気接続箱100では、リレー10で発生した熱がボルト105を介してバスバー11a,11bに迅速に伝導され、更に、斯かる熱はバスバー11a,11bから内側部531を介して異種材部53に伝導される。上述の如く、異種材部53が他の部分よりも高い熱伝導度を有するので、異種材部53に伝わった熱の一部は優先的に外側部532を介して外側の電池パック200に伝導され、電池パック200の冷却機構によって冷却される。異種材部53に伝わった熱の残り部分はロウアーケース52の底板521に伝導され、底板521の外側面を介して空冷される。
従って、伝熱シート及びギャップフィラーを省いた簡単な構成にて、迅速かつ適切に、リレー10で発生する熱を放熱できる。よって、組み立ての工程を簡素化により生産性を高めることができ、部品点数の減少により製造コストを下げることができる。
更に、実施形態1に係る電気接続箱100においては、上述の如く、異種材部53が高弾性であるので、変形が自由にできる。従って、組み立ての公差を吸収することができる。
更に、実施形態1に係る電気接続箱100においては、上述の如く、押し付け部13がバスバー11a,11b(扁平部111a,111b)を異種材部53(底板521)側に押し付けている。よって、バスバー11a,11bと異種材部53との密着が確実に維持できるので、バスバー11a,11bから異種材部53への熱伝導が適切に行われる。
以上においては、底板521が1つの異種材部53を含む場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。底板521が複数の異種材部53を有するように構成しても良い。
また、以上においては、底板521に異種材部53を設けた場合について説明したが、これに限定されるものではない。バスバー11との接触が可能であれば、天井板513であっても良く、他の側壁板であっても良い。
そして、以上においては、作動時に熱が発生する電子部品としてリレー10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、半導体スイッチ等他の電子部品にも適用可能であることは言うまでもない。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る電気接続箱100において、異種材部53の構成を説明する部分的断面図である。図6では、説明の便宜上、電池パック200を破線にて示している。
実施形態2に係る電気接続箱100は、実施形態1と同様、アッパーケース51及びロウアーケース52からなる収容筐体50を備えており、ロウアーケース52の底板521の内側面523の近傍にバスバー11が設けられている。バスバー11の一部はリレー10と内側面523との間に介在している。アッパーケース51には、バスバー11を底板521側に押し付ける押し付け部13が突設されている。
また、実施形態2に係る電気接続箱100では、底板521に異種材部53Aが含まれており、異種材部53Aは、縦方向にてバスバー11aの扁平部111a及びバスバー11bの扁平部111bと対応する位置に設けられている。かつ、異種材部53Aは、他の部分よりも収容筐体50の内側に突出している内側部531Aと、他の部分よりも収容筐体50の外側に突出している外側部532Aとを有する。内側部531Aの先端面は、扁平部111a,111bの一面と接触している。
実施形態2に係る電気接続箱100においては、外側部532Aが突出先に向かって幅広となっている。即ち、突出先のEVの電池パック200に近づくにつれて外側部532Aの寸法が大きくなっている。換言すれば、外側部532Aは、図6に示すように、断面視略台形状をなしている。外側部532Aの先端面は電池パック200と接触している。
このような構成を有することから、実施形態2に係る電気接続箱100においては、外側部532Aの先端面がより広くなっている。これによって、外側部532Aと電池パック200と接触面積を広げることができるので、リレー10で発生する熱をより効果的に放熱させることができる。
以上においては、外側部532Aが突出先に向かって幅広となっている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。外側部532Aではなく、内側部531Aが突出先に向かって幅広となるように構成しても良い。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施形態3)
図7は、実施形態3に係る電気接続箱100において、異種材部53の構成を説明する部分的断面図である。図7では、説明の便宜上、電池パック200を破線にて示している。
実施形態3に係る電気接続箱100は、実施形態1と同様、アッパーケース51及びロウアーケース52からなる収容筐体50を備えており、ロウアーケース52の底板521の内側面523の近傍にバスバー11が設けられている。バスバー11の一部はリレー10と内側面523との間に介在している。アッパーケース51には、バスバー11を底板521側に押し付ける押し付け部13が突設されている。
また、実施形態3に係る電気接続箱100では、底板521に異種材部53Bが含まれており、異種材部53Bは、縦方向にてバスバー11aの扁平部111a及びバスバー11bの扁平部111bと対応する位置に設けられている。かつ、異種材部53Bは、他の部分よりも収容筐体50の内側に突出している内側部531Bと、他の部分よりも収容筐体50の外側に突出している外側部532Bとを有する。
実施形態3に係る電気接続箱100においては、外側部532Bが突出先に向かって幅広となっている。即ち、突出先のEVの電池パック200に近づくにつれて外側部532Bの寸法が大きくなっている。換言すれば、外側部532Bは、図7に示すように、断面視略台形状をなしている。外側部532Bの先端面は電池パック200と接触している。
更に、実施形態3に係る電気接続箱100においては、内側部531Bが突出先に向かって幅広となっている。即ち、突出先のバスバー11aの扁平部111a及びバスバー11bの扁平部111bに近づくにつれて内側部531Bの寸法が大きくなっている。換言すれば、内側部531Bは、図7に示すように、断面視略倒立台形状をなしている。内側部531Bの先端面は扁平部111a,111bと接触している。
このような構成を有することから、実施形態3に係る電気接続箱100においては、外側部532Bの先端面をより広く広げることができ、外側部532Aと電池パック200との接触面積を広げ、リレー10で発生する熱をより効果的に放熱させることができる。
また、実施形態3に係る電気接続箱100においては、内側部531Bの先端面をより広く広げることができる。これによって、内側部531Bとバスバー11(扁平部111a,111b)との接触面積を広げることができるので、リレー10で発生する熱をより迅速に電池パック200側へ伝導させることができる。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 リレー(電子部品)
11,11a,11b バスバー
13 押し付け部
50 収容筐体
51 アッパーケース
52 ロウアーケース
53 異種材部
100 電気接続箱
101 端子
102 一面
103 仕切板
105 ボルト
107 側面
111a,111b 扁平部
112a,112b 接触部
114 貫通孔
513 天井板
521 底板(一壁)
523 内側面
531,531A,531B 内側部
532,532A,532B 外側部

Claims (6)

  1. 作動時に発熱する電子部品を収容する収容筐体と、前記電子部品に接続されたバスバーとを備える電気接続箱であって、
    前記収容筐体の一壁は、他の部分よりも熱伝導度が良い異種材部を含み、
    前記異種材部は前記バスバーと接触している電気接続箱。
  2. 前記異種材部は、前記他の部分よりも厚く、かつ前記他の部分よりも高弾性である請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記異種材部では、前記他の部分よりも前記収容筐体の外側に突出している外側部が突出先に向かって幅広となっている請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  4. 前記異種材部では、前記他の部分よりも前記収容筐体の内側に突出している内側部が突出先に向かって幅広となっている請求項1から3のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  5. 前記異種材部は、エラストマー、シリコン又はアクリルを含む請求項1から4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  6. 前記異種材部は前記他の部分と一体形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の電気接続箱。
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