JP7205354B2 - 包装箱および鍵付き包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、開口を閉鎖している蓋部の揺動が規制されたロック状態と蓋部の揺動が自在なアンロック状態とに切り替えられる包装箱と、この包装箱をアンロック状態からロック状態へ切り替える鍵片も備えた鍵付き包装箱とに関する。
蓋部が一体に設けられた箱の一つとして、本体箱の上部に設けられた開口が揺動自在な蓋部で開閉され、開口を閉鎖する蓋部の揺動が規制されたロック状態を保持する係止機構の設けられた包装箱が知られている。さらに、係止機構によるロック状態を解除する鍵片を備えた鍵付き包装箱も知られている。
たとえば、蓋側の蓋機構および本体箱側の本体機構からなる係止機構によるロック状態が鍵片の挿抜操作によってアンロック状態にされる鍵付き包装箱が特許文献1,2などに提案されている。
特許文献1には、蓋機構と本体機構とが交差してロック状態となり、蓋機構および本体機構の交差箇所に鍵片が差し込まれることによってロック状態からアンロック状態にされる鍵付き包装箱が示されている。この鍵付き包装箱では、互いに交差する蓋機構および本体機構の間に鍵片が差し込まれることによって、蓋機構と本体機構とが引き剥がされるようにして、ロック状態が解除される。
また、特許文献2には、ロック状態の蓋機構をなす片部の厚み部分に対して鍵片の厚み部分を突き当てることによってロック状態からアンロック状態にされる鍵付き包装箱が示されている。
実用新案登録第3205205号公報 特表2018-516816号公報
しかしながら、特許文献1の鍵付き包装箱によれば、鍵片が差し込まれることで蓋機構および本体機構が互いに交差した状態から引き剥がされると係止機構の破損を招くおそれがあり、ロック状態からアンロック状態へ切り替える操作が困難という課題が挙げられる。また、特許文献2の鍵付き包装箱によれば、ロック状態の蓋機構をなす片部の厚み部分に対して鍵片の厚み部分を突き当てられると、厚み部分どうしを互いに突き合わせるための精度や強度が要求されることにより、ロック状態からアンロック状態へ切り替える操作が困難という課題が挙げられる。
よって、ロック状態からアンロック状態へ切り替える操作性を高めるうえで改善の余地がある。
そのほか、特許文献1における鍵付き包装箱のロック構造は、その形状が複雑なため、包装箱を閉鎖してロック状態にする際の作業性に劣るという課題も挙げられる。また、特許文献2の鍵付き包装箱のロック構造は、単層からなる板紙に適用される構造であって、厚みのある段ボールシート素材に適用するのが困難である。
本発明の包装箱および鍵付き包装箱は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、ロック状態からアンロック状態へ切り替える操作性を高めることを目的の一つとする。なお、本目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
(1)ここで開示する包装箱は、上部に開口の設けられた本体箱と、前記本体箱に対して揺動自在に連設され、前記開口を開閉する蓋部と、前記蓋部に対して折り倒され、前記開口が前記蓋部によって閉鎖された状態で前記本体箱に差し込まれる差込片と、を備える。本包装箱は、前記本体箱に差し込まれた前記差込片を介して前記蓋部の揺動が規制されたロック状態と、前記蓋部の揺動が自在なアンロック状態とに切り替えられる。
前記本体箱は、互いに間隔をおいて配置された内壁および外壁の間に前記差込片が差し込まれる二重壁と、前記内壁の上端縁で下方に折り返された第一反力で前記外壁の内面へ向けて付勢される舌片と、を有する。前記差込片は、前記ロック状態で前記舌片の下端縁と向かい合う対向縁部を有し、前記二重壁に差し込まれた状態で前記蓋部に対する折り倒しの第二反力で前記外壁の前記内面に押し当てられる。前記蓋部は、前記ロック状態のもとで前記舌片における前記差込片よりも内側の部位が上面視で視認可能な箇所に配置された鍵穴部を有する。
(2)ここで鍵付き包装箱は、上記の包装箱と、前記鍵穴部に対して挿抜自在な平板状の挿抜部を有し、前記包装箱とは別個に設けられた鍵片と、を備える。前記挿抜部は、前記鍵穴部に挿入されると前記部位を押し下げて前記第一反力の印加方向とは反対方向に前記舌片を押し戻す。
本発明の包装箱および鍵付き包装箱によれば、ロック状態からアンロック状態へ切り替える操作性を高めることができる。さらに、包装箱をロック状態にする際の作業性を確保することができ、厚みのある段ボールシート素材に適用することもできる。
蓋部の閉鎖された鍵付き包装箱を示す斜視図である。 蓋部の開放された包装箱を示す斜視図である。 図1のIII-III矢視断面図であり、(A)はロック状態を示し、(B)はアンロック状態を示す。 包装箱に組み立てられるシート材を示す平面図である。
以下、実施形態としての鍵付き包装箱を説明する。鍵付き包装箱は、包装箱および鍵片を備えている。
本実施形態の包装箱や鍵片は、平面状のシート材からなる包装用具である。シート材は、所定の形状への切り取りや罫線の付与といった加工が施されている。シート材には、段ボールシートや厚紙などの包装資材が用いられる。
本実施形態では、包装箱およびシート材が水平面に載置されたものとし、説明で用いる方向を下記のように定義する。
包装箱については、水平方向を前後方向(図中には前方を「F」で示すとともに後方を「B」で示す)および左右方向(図中には左方を「L」で示すとともに右方を「R」で示す)に細別して説明する。左右方向については、前方から後方へ向いた状態を基準に左右を定める。また、鉛直方向のうち重力の作用方向を下方(図中には「D」で示す)とし、下方の反対方向を上方(図中には「U」で示す)とする。
また、包装箱の内部に向かう側を内側とし、内側の反対側を外側とする。そのほか、上方から下方を視ることを上面視とする。
シート材については、水平方向において互いに直交するX方向およびY方向を用いて説明する。X方向およびY方向のそれぞれは、互いに反対向きの二方向に延びる。そこで、X方向の一方をX1方向とし、他方をX2方向とする。同様に、Y方向の一方をY1方向とし、他方をY2方向とする。
[I.一実施形態]
[1.構成]
下記の一実施形態では、項目[1]で構成を述べる。この項目[1]では、小項目[1.1]で鍵付きの包装箱を説明し、小項目[1.2]でシート材を説明する。そして、項目[2]で項目[1]の構成による作用および効果を述べる。
[1.1.鍵付き包装箱]
図1に示すように、鍵付き包装箱は、包装箱1と、包装箱1とは別個(別体)に設けられた鍵片2とを備えている。
図1および図2に示すように、包装箱1は、以下に示す三つの部位に大別される。
・本体箱10:上部に開口9の設けられた部位
・ 蓋部20 :開口9を開閉する部位
・差込片30:本体箱10に差し込まれる部位
本実施形態の包装箱1は、蓋部20で開口9が閉鎖されて本体箱10に差込片30が差し込まれた状態(以下「差込状態」と称する)において、ロック状態とアンロック状態とに切り替えられる。
ここでいう「ロック状態」とは、本体箱10に係止された差込片30を介して蓋部20の揺動が規制された状態である。「アンロック状態」とは、本体箱10に対して差込片30や蓋部20が係止されておらず、蓋部20の揺動が自在な状態である。
開口9の開放された包装箱1は、差込片30が本体箱10に差し込まれると、鍵片2を用いることなく自動的にアンロック状態からロック状態へ移行する。一方、ロック状態の包装箱1は、鍵片2が差し込まれることによってロック状態からアンロック状態へ移行する。
以下、包装箱1の基本構成を説明し、その後に包装箱1をロック状態にするためやロック状態からアンロック状態に切り替えるための詳細構成を説明する。
――基本構成――
包装箱1は、本体箱10,蓋部20および差込片30が一体に設けられている。
本体箱10に対して蓋部20が揺動自在に連設され、蓋部20に対して差込片30も揺動自在に連設されている。すなわち、差込片30は、蓋部20を介して本体箱10に連設され、本体箱10とは不連続に設けられる。蓋部20に対して折り倒された差込片30は、本体箱10へ差し込まれる。
〈本体箱〉
本体箱10は、図2に示すように、有底の筒状をなすトレイ型の部位である。ここでは、四角筒の下方に底が設けられた本体箱10を例示する。
この本体箱10には、水平方向に沿って延在する底壁11(「底」に対応)と、上下方向に沿って延在する立壁12(「四角筒」に対応)とが設けられている。
底壁11は、上面視で矩形状に設けられている。底壁11に対して、つぎに説明する立壁12が連設されている。
立壁12には、左右に配置された側壁1S,1Sと、側壁1S,1Sの前端縁どうしを結ぶ前壁1F(二重壁)と、側壁1S,1Sの後端縁どうしを結ぶ後壁1Bとが設けられている。これらの壁1S,1S,1F,1Bの上端縁で開口9が囲繞される。
側壁1S,1Sは、底壁11の左右端縁から折り立てられている。
ここでは、側壁1S,1Sの上端縁に対して揺動自在にフラップ13,13が連設され、フラップ13,13が開口9の一部を閉鎖する内蓋をなす。
前壁1Fは、底壁11の前端縁から折り立てられている。
この前壁1Fは、内壁1iおよび外壁1oを備えた二重壁構造をなしている。前壁1Fでは、内壁1iおよび外壁1oが前後方向に間隔をおいて配置され、内壁1iおよび外壁1oの上端縁どうしを結ぶ上面部Fuが設けられている。
なお、内壁1iおよび外壁1oが前後方向に離間する間隔は、差込片30,鍵片2および後述する舌片1Tの厚み寸法の総計よりも大きく設定されている。このような大きさの間隔に対応した大きさに上面部Fuの前後方向寸法も設定されている。
この前壁1Fには、差込片30が差し込まれる差込口1mが形成され、この差込口1mから内壁1iと外壁1oとの間に差込片30が差し込まれる。
ここで例に挙げる前壁1Fは、いわゆる額縁タイプの構造をなしており、外壁1oが底壁11の前端縁から折り立てられ、外壁1oに対して上面部Fuを介した内壁1iが内側に折り返されている。そして、内壁1iの先端が底壁11に穿設された掛着穴1hに引っ掛けられた状態で、内壁1iが固定されている。
後壁1Bは、底壁11の後端縁から折り立てられている。ここでは、後壁1Bから突出して設けられた糊代部1Gが立壁12のうち右側の側壁1Sに貼り付けられている。このように設けられる後壁1Bの上端縁には、つぎに説明する蓋部20が揺動自在に連設されている。
〈蓋部〉
蓋部20は、後壁1Bの上端縁に対して連設された箇所を枢軸に揺動する一枚物の蓋をなす。
この蓋部20は、開口9を被覆可能な大きさに形成され、底壁11と同様の矩形状に設けられている。
蓋部20の先端部2tが上面部Fuに載置されると開口9が閉鎖され、開口9を閉鎖する蓋部20が上方へ揺動されると開口9が開放される。開口9が開放された状態では、本体箱10の内部に包装対象の物品(包装物)を出し入れすることができる。
上記のように構成される蓋部20の先端部2tに対して、つぎに説明する差込片30が連設されている。
〈差込片〉
差込片30は、蓋部20に対して折り倒された状態で前壁1Fの内壁1iと外壁1oとの間に差し込まれる。この差込片30は、蓋部20の先端部2tのうち左右方向中央(一部)から突設されている。
差込状態では、蓋部20の先端部2tに対する折り倒しの反力(第二反力)で差込片30が外壁1oの内面Fiに押し当てられる。
――詳細構成――
つぎに、包装箱1をロック状態にするための構成を説明し、その後にロック状態からアンロック状態に切り替えるための構成を説明する。前者の構成には包装箱1の構成のみが含まれ、後者の構成には包装箱1の構成だけでなく鍵片2の構成が含まれる。
〈ロック状態にするための構成〉
本実施形態の包装箱1には、図2および図3(A)に示すように、差込片30を本体箱10に係止する機構(係止機構)として、内壁1iに連設された舌片1T(第一機構)と、差込片30に設けられた係止穴3H(第二機構)とが設けられている。
舌片1Tは、内壁1iと外壁1oとの間に設けられ、内壁1iの上端縁1uで下方に折り返されて先端縁1d(下端縁)が下端に位置する。
このように折り返された舌片1Tは、図3(A)に示すように、折り返しの反力(第一反力)で外壁1oの内面Fiへ向けて付勢される。ロック状態の包装箱1では、舌片1Tの先端縁1dが外壁1oの内面Fiに押し当てられている。
ここでは、図2に示すように、先端縁1d(基端側から先端側)に向かうほど左右方向の寸法が小さくなる先窄まりのテーパー形状に舌片1Tが形成されている。
係止穴3Hは、差込片30の一部が穿設された貫通穴である。
差込口1mに差し込まれた差込片30では、ロック状態で舌片1Tの先端縁1dと向かい合う対向縁部3eによって係止穴3Hをなす輪郭のうち下部(一部)が形成されている。すなわち、ロック状態において、差込片30において係止穴3Hの下方に位置する対向縁部3eが舌片1Tの先端縁1dと対向する。
図2では、舌片1Tの形状に対応したテーパー形状の係止穴3Hを例示する。
〈ロック状態からアンロック状態に切り替えるための構成〉
図3(B)に示すように、アンロック状態では、係止穴3Hに対する舌片1Tの引っ掛かり(係止)が鍵穴部2Sに差し込まれた鍵片2によって解除される。
以下、鍵穴部2S,鍵片2の順に各構成を説明する。
鍵穴部2Sは、蓋部20の一部が穿設された貫通穴である。
図3(A)に示すように、鍵穴部2Sの配置箇所は、ロック状態のもとで舌片1Tにおける差込片30よりも内側の部位(以下「内側部」と称する)1pが上面視で視認可能な箇所である。すなわち、ロック状態のもとでは鍵穴部2Sの下方に舌片1Tの内側部1pが位置する。
さらに、内壁1iの上端縁1uよりも前側(内壁1iから外壁1oに向かう側)に鍵穴部2Sが配置されている。言い換えれば、内壁1iの上端縁1uが上面視で視認不能な箇所に鍵穴部2Sが配置される。
この鍵穴部2Sは、舌片1Tの内側部1pのうち内壁1iの上端縁1uよりも外側の全領域が上面視で視認可能な形状に設けられている。換言すれば、ロック状態のもとで舌片1Tの内側部1pにおける内壁1iよりも前側であって差込片30よりも後側の全領域が鍵穴部2Sの下方に位置する。
ここでは、左右方向に延在するスリット状の鍵穴部2Sを例示する。
図1および図3(B)に示すように、鍵片2には、鍵穴部2Sに対して挿抜自在に設けられた挿抜部2Mが設けられている。さらに、挿抜部2Mが鍵穴部2Sに挿入されると蓋部20に当接して鍵穴部2Sへの挿抜部2Mの挿入を規制する持手部2H(挿入規制部)も鍵片2に設けられている。
この鍵片2は、図1に示すように、折り立てられることなく切り抜かれただけの平板状をなす部材であり、T字形をなす。このT字は、縦辺が挿抜部2Mに対応し、横辺が持手部2Hに対応する。ここでは、手で持ち易いように穴が穿設された鍵片2を例示する。
図3(B)に示すように、挿抜部2Mは、鍵穴部2Sに挿入されると舌片1Tの内側部1pを押し下げ、折り返された舌片1Tを後方(反力の印加方向とは反対方向)に押し戻す。言い換えれば、挿抜部2Mは、ロック状態では係止穴3Hの下方に位置する対向縁部3eと向かい合う先端縁1dを有する舌片1Tを後側に押し戻す解錠用の部位である。
上記の挿抜部2Mは、鍵穴部2Sに挿入されたときに舌片1Tの先端縁1dよりも下方に位置する上下方向寸法に設けられている。
さらに、挿抜部2Mは、鍵穴部2Sに挿入されたときに前面視で(外壁1oから内壁1iへ向かう方向から視て)舌片1Tの全てを覆うように形状や大きさに設定されている。
なお、鍵穴部2Sに鍵片2が挿抜される姿勢において、上面視で挿抜部2Mの全てが鍵穴部2Sと重複する大きさに設けられ、上面視で持手部2Hが鍵穴部2Sからはみ出す大きさに設けられている。具体的に言えば、鍵穴部2Sに挿抜される姿勢の鍵片2では、挿抜部2Mよりも鍵穴部2Sの左右方向寸法が大きく、この鍵穴部2Sよりも持手部2Hの左右方向寸法が大きく形成されている。また、鍵穴部2Sに挿抜される姿勢の鍵片2において、挿抜部2Mおよび持手部2Hの前後方向寸法(厚み寸法)が同等に設定され、この前後方向寸法は鍵穴部2Sよりも小さく設定されている。
そのほか、鍵穴部2Sに対する挿抜部2M(鍵片2)の挿抜を案内するガイド部40(凸部)も設けられている。
ガイド部40は、鍵穴部2Sに対して前側(内壁1iから外壁1oに向かう側)に隣接して配置され、鍵穴部2Sよりも上方に突出している。
このガイド部40は、鍵穴部2Sの左方,右方および後方の輪郭を切り抜いた部位が折り立てられた部位であり、鍵穴部2Sの前後方向寸法に対応する上下方向寸法を有する。すなわち、鍵穴部2Sの切り抜きによる形成を利用してガイド部40が突設され、鍵穴部2Sにガイド部40が併設されている。
[1.2.シート材]
つぎに、図4を参照して、包装箱1に組み立てられるシート材1′を説明する。図4には、切線を太線で示し、罫線(折曲線)を細線で示す。切線には、シート材1′の外形線とシート材1′を厚み方向に貫通する切れ込み線とが含まれる。
シート材1′には、段ボールシートが用いられ、フルート(「段目」とも称される)がY方向に沿って設けられている。
以下、シート材1′の各部位については、包装箱1で対応する部位の名称における末尾に「シート片」に付記した名称で呼び、符号の末尾に「′」を付加する。たとえば、底壁11に対応する部位を底壁シート片11′と称する。
シート材1′には、X方向に沿う五種の罫線S1~S5が設けられ、Y方向に沿う四種の罫線C1~C4が設けられている。
罫線S1~S5は、包装箱1において水平方向に延びる端縁に対応する罫線である。これらの罫線S1~S5は、Y1方向からY2方向へ向けて、下罫線S1,上罫線S2,内罫線S3,折返罫線S4,折倒罫線S5がこの順に並んで形成されている。
罫線C1~C4は、包装箱1における立壁12の角部で上下方向に延びる端縁に対応する罫線である。これらの罫線C1~C4は、X1方向からX2方向へ向けて、第一罫線C1,第二罫線C2,第三罫線C3,第四罫線C4がこの順に並んで形成されている。
下罫線S1に対してY1方向側には、底壁シート片11′が設けられている。ここでは、いわゆる地獄底(「アメリカンロック」とも称される)タイプをなす四つの底壁シート片11′を例示する。なお、いわゆるワンタッチタイプやA式タイプといったさまざまな公知の底壁シート片11′を採用してもよい。
下罫線S1に対してY2方向側かつ上罫線S2に対してY1方向側には、X1方向からX2方向へ向けて、包装箱1の左側に配置される側壁シート片1S′,前壁シート片1F′の外壁シート片1o′,包装箱1の右側に配置される側壁シート片1S′,後壁シート片1B′,糊代部シート片1G′がこの順に設けられている。
包装箱1の左側に配置される側壁シート片1S′と外壁シート片1o′との間には第一罫線C1が設けられ、外壁シート片1o′と包装箱1の右側に配置される側壁シート片1S′との間には第二罫線C2が設けられる。
また、包装箱1の右側に配置される側壁シート片1S′と後壁シート片1B′との間には第三罫線C3が設けられ、後壁シート片1B′と糊代部シート片1G′との間には第四罫線C4が設けられる。糊代部シート片1G′は、左側に配置される側壁シート片1S′に貼り付けられる。
側壁シート片1S′,1S′に対して上罫線S2を介したY2方向側には、フラップシート片13′,13′が設けられている。
外壁シート片1o′に対して上罫線S2を介したY2方向側かつ内罫線S3よりもY1方向側には上面部シート片Fu′が設けられている。上面部シート片Fu′に対して内罫線S3を介したY2方向側には、前壁シート片1F′の内壁シート片1i′が設けられている。
内壁シート片1i′に対して折返罫線S4を介したY1方向側には、舌片シート片1T′が設けられている。この舌片シート片1T′は、上罫線S2および内罫線S3をY方向に跨ぐ領域に延在して設けられている。
後壁シート片1B′に対して上罫線S2を介したY2方向側には、蓋部シート片20′が設けられている。蓋部シート片20′に対して折倒罫線S5を介してY2方向側には、差込片シート片30′が設けられている。この差込片シート片30′には、係止穴3H(図2参照)に対応する貫通穴が切り抜かれている。
折倒罫線S5に対してY1方向側かつX方向中央には、Y2方向に開放側を向けたコ字形の切れ込みで囲まれる部位にガイド部シート片40′が設けられ、このガイド部シート片40′が折り立てられると鍵穴部2S(図2参照)が形成される。
また、内壁シート片1i′,舌片シート片1T′,外壁シート片1o′,上面部シート片Fu′で囲まれる貫通穴が差込片30の差し込まれる差込口1mに対応する部位として切り抜かれている。
そのほか、底壁シート片11′のうち前壁シート片1F′に対して下罫線S1を介したY1方向側には、掛着穴1h(図2参照)に対応するスリット状の貫通穴が切り抜かれている。
[2.作用および効果]
本実施形態は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
まず、アンロック状態からロック状態への切り替えに関する作用αを述べ、その後にロック状態からアンロック状態へ切り替えに関する作用βを述べる。
〈作用α〉
包装箱1がアンロック状態からロック状態へと切り替わるときには、包装箱1において外壁1oと内壁1iとの間に差込片30が下方へ差し込まれる。この差込片30は、蓋部20に対して折り倒された反力で外壁1oの内面Fiに押し当てられながら、外壁1oの内面Fiと摺接する。このとき、外壁1oの内面Fiと舌片1Tの先端縁1dとの間に対向縁部3eが差し込まれてから、係止穴3Hを通して外壁1oの内面Fiに押し当てられる舌片1Tの先端縁1dが対向縁部3eの上方に位置する。
このようにして舌片1Tの先端縁1dと差込片30の対向縁部3eとが向かい合うため、上方(閉鎖された開口9を開放させる方向)に蓋部20を揺動させようとしたとしても、舌片1Tの先端縁1dに対向縁部3eが突き当たって、蓋部20の揺動が規制される。
上記のようにして、ロック状態が保持される。
〈作用β〉
包装箱1がロック状態からアンロック状態へと切り替わるときには、ロック状態の包装箱1において、蓋部20の鍵穴部2Sに鍵片2の挿抜部2Mが挿入される。この挿抜部2Mで舌片1Tの内側部1pが押し下げられて後方に押し戻される。このとき、鍵穴部2Sに挿入されている挿抜部2Mが舌片1Tの内側部1pに上方から下方へ摺接する。このようにして、差込片30の対向縁部3eに対して上方に位置していた舌片1Tの先端縁1dが退かせられることにより、舌片1Tに差込片30が引っ掛かることなく蓋部20を開放することのできるアンロック状態となる。
上記のようにして、ロック状態の包装箱1を鍵片2でアンロック状態に切り替えることができる。
なお、差込状態のままで鍵片2を抜き取れば、鍵片2による舌片1Tの押し戻しが解除され、包装箱1は再びロック状態となる。一方、アンロック状態のまま蓋部20を開放してから鍵片2を抜き取れば、包装箱1は蓋部20の開放されたアンロック状態となる。
つづいて、差込状態の包装箱1に関する詳細な作用および効果を述べる。
(1)ロック状態の包装箱1では、差込片30が前壁1Fに押し付けられ、差込片30の係止穴3Hを通じて舌片1Tも前壁1Fに押し付けられることから、差込片30および舌片1Tは双方とも前壁1Fで位置が規制される。そして、舌片1Tの先端縁1dと差込片30の対向縁部3eとが向かい合ったロック状態にすることができる。このような相対配置の差込片30および舌片1Tを互いに引き剥がすことなくロック状態からアンロック状態へ鍵片2によって切り替えられるため、差込片30および舌片1Tの破損を抑えることができる。
包装箱1がロック状態からアンロック状態に切り替えられるときには、舌片1Tの内側部1pに対する鍵片2の挿抜部2Mの摺接によって、舌片1Tの先端縁1dが後方に押し戻される。そのため、片部の厚み部分どうしを突き合わせる鍵付き包装箱と比較して、要求される精度や強度を抑えることができる。
よって、包装箱1をロック状態からアンロック状態へ切り替える操作性(以下「切替操作性」と略称する)を高めることができる。
さらに、簡素な形状の舌片1Tや差込片30によって包装箱1の蓋部20を閉鎖してロック状態にすることができ、この際の作業性を確保することができ、厚みのある段ボールシート素材に適用することもできる。
(2)ロック状態の包装箱1において舌片1Tの内側部1pが上面視で視認可能な箇所に鍵穴部2Sが配置されることから、鍵穴部2Sに挿入される挿抜部2Mを平板状の簡素な構成とすることができる。
更に言えば、鍵片2の挿抜部2Mに限らず、鍵穴部2Sに挿入可能であって舌片1Tの内側部1pを押し下げ可能なサイズの代用物であれば、包装箱1のユーザによって用意された平板状の代用物を鍵穴部2Sに挿入してもよい。このような鍵片2の代用物によっても、ロック状態の包装箱1をアンロック状態に切り替えることができる。
この点からも、切替操作性を高めるのに資する。
(3)差込片30に設けられた係止穴3Hをなす輪郭の一部が対向縁部3eによって形成されることから、対向縁部3eに舌片1Tの先端縁1dが突き当てられたときの抗力を係止穴3Hに対して左右の部位に分散させることができる。たとえば係止穴3Hの左方および右方の何れか一方の領域が切り欠かれた差込片(いわばC字形やコ字形の差込片)と比較して、ロック状態に包装箱1を確実に保持することができる。
(4)内壁1iの上端縁1uよりも前側に鍵穴部2Sが配置されることから、鍵穴部2Sに挿入された挿抜部2Mが内壁1iの上端縁1uに突き当たったりこの上端縁1uよりも内側に挿入されたりするのを抑えることができる。そのため、鍵片2の挿抜部2Mが適切な箇所へ挿入されやすくなる。
さらに、舌片1Tの内側部1pのうち内壁1iの上端縁1uよりも外側の全領域が上面視で視認可能な形状に鍵穴部2Sが設けられることから、鍵片2の挿抜部2Mが舌片1Tの内側部1pを確実に押し下げることができる。
これらの点からも、切替操作性を高めるのに寄与する。
(5)鍵穴部2Sに対して前側に隣接して配置されたガイド部40が鍵穴部2Sよりも上方に突設されることから、挿抜部2Mの鍵穴部2Sに対する挿抜が案内されるため、切替操作性を高めるのに資する。
(6)先端縁1dに向かうほど左右方向の寸法が小さくなる先窄まりのテーパー形状に舌片1Tが形成されることから、鍵片2の挿抜部2Mで押し下げられはじめの基端側における左右方向の寸法を確保することができる。この点からも、切替操作性の向上に寄与する。
(7)鍵穴部2Sに挿入されたときに舌片1Tの先端縁1dよりも下方に位置する上下方向寸法に挿抜部2Mが設けられることから、舌片1Tの上下方向全域を挿抜部2Mで押し下げて後方に押し戻すことができる。さらに、鍵穴部2Sに挿入されたときに前面視で舌片1Tの全てを覆うように挿抜部2Mの形状や大きさが設定されることから、舌片1Tの全域を挿抜部2Mで押し下げて後方に押し戻すことができる。よって、切替操作性が向上する。
(8)そのほか、挿抜部2Mが鍵穴部2Sに挿入されると蓋部20に当接して鍵穴部2Sへの挿抜部2Mの挿入を規制する持手部2Hが鍵片2に設けられることから、鍵穴部2Sに鍵片2の全てが挿入されることが防止される。よって、鍵穴部2Sに対する鍵片2の挿抜操作性を向上させることができる。
[II.その他]
上述した実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
たとえば、差込片は、少なくとも対向縁部が設けられていればよく、係止穴は必須ではない。具体例を挙げれば、上述の係止穴に対して下方および上方を結ぶ左方および右方の一方の部位だけが残された差込片を採用してもよい。
また、差込片は、前壁に差し込まれるのに替えてまたは加えて、左右の何れか一方または双方に差し込まれてもよい。この場合には、蓋部に対して左右の一方または双方の端縁から差込片が突設され、側壁のうち左右の一方または双方に舌片の突設された内壁および外壁が採用される。
さらに、鍵穴部の配置は、差込状態において少なくとも舌片の内側部が上面視で視認可能な箇所に配置されていればよく、内側部の一部のみが上面視で視認可能な箇所に配置されてもよいし、上端縁が上面視で視認可能な箇所に配置されてもよい。
あるいは、舌片や係止穴の形状には、先窄まりのテーパー形状に限らず、種々の形状を採用することができる。鍵片は、少なくとも挿抜部が設けられていればよく、挿入規制部を省略してもよい。そのほか、ガイド部を省略してもよい。
なお、鍵付き包装箱には鍵片が必須であるものの、包装箱に鍵片は必須ではない。
鍵片を備えていない包装箱は、鍵片の代用物が包装箱のユーザによって用意されれば、その代用物を鍵穴部に挿抜することによって、ロック状態からアンロック状態に切り替えることができる。
そのほか、上述の包装箱や鍵付き包装箱は、開口が上方に設けられた配向に限定されず、任意の配向であってもよい。具体例を挙げれば、下記の表1に示すように、上述の実施形態に記された方向を他の配向1~5の方向に読み替えてもよい。
Figure 0007205354000001
1 包装箱
10 本体箱
11 底壁
12 立壁
13 フラップ
1B 後壁
1F 前壁(二重壁)
1G 糊代部
1S 側壁
1T 舌片(第一機構)
1d 先端縁
1h 掛着穴
1i 内壁
1m 差込口
1o 外壁
1p 内側部(内側の部位)
1u 内壁1iの上端縁
2 鍵片
20 蓋部
2H 持手部(挿入規制部)
2M 挿抜部
2S 鍵穴部
2d 下端縁
2t 先端部
30 差込片
3H 係止穴(第二機構)
3e 対向縁部
40 ガイド部(凸部)
9 開口
C1 第一罫線
C2 第二罫線
C3 第三罫線
C4 第四罫線
Fi 外壁1oの内面
Fu 上面部
S1 下罫線
S2 上罫線
S3 内罫線
S4 折返罫線
S5 折倒罫線

Claims (9)

  1. 上部に開口の設けられた本体箱と、
    前記本体箱に対して揺動自在に連設され、前記開口を開閉する蓋部と、
    前記蓋部に対して折り倒され、前記開口が前記蓋部によって閉鎖された状態で前記本体箱に差し込まれる差込片と、を備え、
    前記本体箱に差し込まれた前記差込片を介して前記蓋部の揺動が規制されたロック状態と、前記蓋部の揺動が自在なアンロック状態とに切り替えられる包装箱であって、
    前記本体箱は、互いに間隔をおいて配置された内壁および外壁と前記内壁および前記外壁の上端縁どうしを結ぶ上面部とが設けられているとともに前記内壁および前記外壁ならびに前記上面部で囲まれた差込口が形成され且つ前記内壁および前記外壁の間に前記差込口から前記差込片が差し込まれる二重壁と、前記内壁の上端縁で下方に折り返された第一反力で前記外壁の内面へ向けて付勢される舌片と、を有し、
    前記差込片は、前記ロック状態で前記舌片の下端縁と向かい合う対向縁部を有し、前記二重壁に差し込まれた状態で前記蓋部に対する折り倒しの第二反力で前記外壁の前記内面に押し当てられ、
    前記蓋部は、前記開口が閉鎖された状態で前記蓋部の一部が前記上面部に載置され、前記ロック状態のもとで前記舌片における前記差込片よりも内側の部位が上面視で視認可能な箇所に配置された鍵穴部を有する
    ことを特徴とする包装箱。
  2. 前記差込片は、前記対向縁部によって輪郭の一部が形成される係止穴を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記鍵穴部は、前記内壁の前記上端縁よりも前記内壁から前記外壁に向かう側に配置された
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 前記鍵穴部は、前記ロック状態のもとで前記舌片における前記差込片よりも内側の前記部位のうち前記内壁の前記上端縁よりも外側の全領域が上面視で視認可能な形状に設けられた
    ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の包装箱。
  5. 前記鍵穴部に対して前記内壁から前記外壁に向かう側に隣接して配置され、前記鍵穴部よりも上方に突設された凸部を備えた
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の包装箱。
  6. 前記舌片は、先窄まりのテーパー形状に設けられた
    ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の包装箱。
  7. 請求項1~6の何れか1項に記載の包装箱と、
    前記鍵穴部に対して挿抜自在な平板状の挿抜部を有し、前記包装箱とは別個に設けられた鍵片と、を備え、
    前記挿抜部は、前記鍵穴部に挿入されると前記部位を押し下げて前記第一反力の印加方向とは反対方向に前記舌片を押し戻す
    ことを特徴とする鍵付き包装箱。
  8. 前記挿抜部は、前記鍵穴部に挿入されたときに前記舌片の前記下端縁よりも下方に位置する寸法に設けられた
    ことを特徴とする請求項7に記載の鍵付き包装箱。
  9. 前記鍵片は、前記挿抜部が前記鍵穴部に挿入されると前記蓋部に当接して前記鍵穴部への前記挿抜部の挿入を規制する挿入規制部を有する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の鍵付き包装箱。
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