JP7204303B2 - 二重容器及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、二重容器及びその製造方法に関する。
醤油等の食品調味料、飲料、化粧水などの化粧料、シャンプーやリンス、液体石鹸などのトイレタリーを内容液として収納する容器として、外プリフォームの内側に内プリフォームを組み込んだプリフォーム組立体をブロー成形して、筒状の外口部と外口部に肩部を介して連なる有底筒状の胴部とを備えた外層体と、外口部の内側に配置された内口部と内口部に連なるとともに肩部及び胴部の内面に剥離可能に積層された減容変形自在な収容部とを備えた内層体とを有する二重構造に形成された二重容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記二重容器は、例えば、逆止弁を備えた注出キャップと組み合わされたスクイズ式の注出容器やポンプと組み合わされたポンプ付容器として使用される。この場合、外層体の胴部をスクイズ(圧搾)したりポンプを操作したりすることで内容液を外部に注出することができる一方、内容液の注出後には、外気導入口から外層体と内層体との間に外気が導入されることで内層体の収容部を減容変形させたまま外層体のみを元の形状に復元させることができる。したがって、上記二重容器によれば、内層体の収容部に収容されている内容液を外気と置換することなく外部に注出することができるので、内層体の内部に収容されている内容液への外気の接触を減らし、当該内容液の劣化や変質等を抑制することができる。
特開2017-178434号公報
しかし、上記従来の二重容器のように、外プリフォームの内側に内プリフォームを組み込んだプリフォーム組立体をブロー成形して形成される二重容器では、外層体と内層体との間に外気を導入する外気導入口を外口部と内口部とで構成される口部に設けた構成とすると、外気導入口から肩部と収容部との間に向けた気道確保が上手くいかず、内容液を注出した後に肩部と収容部との間を通して胴部と収容部の間にまで外気が導入されず収容部の減容変形が維持されない、または、外層体の復元が阻害されてしまう虞があるという問題点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、口部に設けた外気導入口から胴部と収容部との間に向けて気道を確実に確保できるようにする二重容器及びその製造方法を提供することにある。
本発明の二重容器は、筒状の外口部と該外口部に肩部を介して連なる有底筒状の胴部とを備える外層体と、筒状の内口部と該内口部に連なるとともに前記肩部及び前記胴部の内面に剥離可能に積層された減容変形自在な収容部とを備える内層体とを有し、前記外層体と前記内層体との間に連通する外気導入口が、前記外口部と該外口部の内側に配置された前記内口部とで構成される口部に設けられ、前記外層体が、前記外口部と前記肩部との接続部が容器外側に張り出すことで形成された膨出部を有し、前記膨出部により、前記外口部の内面と前記内口部の外面との間に形成された隙間が前記膨出部の内面と前記収容部の外面との間にまで達するものとされていることを特徴とする。
本発明の二重容器は、上記構成において、前記内層体が、該内層体の外面から径方向外側に突出するとともに前記外層体における前記外口部から前記膨出部に跨る範囲に対応するように上下方向に延在する凸条を有するのが好ましい。
本発明の二重容器は、上記構成において、容器内側または容器外側に局所的に張り出すことで形成された上下方向に延在するリブが、前記外層体の前記肩部に設けられたのが好ましい。
本発明の二重容器の製造方法は、筒状の外口部と該外口部に連なる延伸部とを備える外プリフォームと、筒状の内口部と該内口部に連なる延伸部とを備える内プリフォームとを個別に形成するプリフォーム形成工程と、前記外プリフォームの内側に前記内プリフォームを配置し、前記外プリフォームにおける前記外口部から前記延伸部に跨る部分の内面と前記内プリフォームの外面との間に隙間が設けられたプリフォーム組立体とするプリフォーム組立工程と、前記プリフォーム組立体を金型内に配置してブロー成形することにより前記外プリフォームに対応する外層体と前記内プリフォームに対応する内層体とを有する二重容器を形成するブロー成形工程を有し、前記外層体が、外口部に肩部を介して連なる胴部を有し、前記内層体が、内口部に連なるとともに前記肩部及び前記胴部の内面に剥離可能に積層された減容変形自在な収容部を有し、前記金型の内面に凹部を設けることで、前記外層体における前記外口部と前記肩部との接続部に、容器外側に張り出す膨出部を形成し、前記膨出部により、前記外口部の内面と前記内口部の外面との間に形成された隙間が前記膨出部の内面と前記収容部の外面との間にまで達するものとすることを特徴とする。
本発明の二重容器の製造方法は、上記構成において、前記内プリフォームが、該内プリフォームの外面から径方向外側に突出するとともに前記外プリフォームにおける前記外口部から前記延伸部に跨る範囲に対応するように上下方向に延在する凸条を有するのが好ましい。
本発明の二重容器の製造方法は、上記構成において、前記金型の内面における前記肩部に対応する部分に、上下方向に延在する凸条または凹条を設けるのが好ましい。
本発明によれば、口部に設けた外気導入口から胴部と収容部との間に向けて気道を確実に確保できるようにする二重容器及びその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態である二重容器の要部を示す半断面図である。 図1に示す二重容器の上面図である。 図1に示す二重容器の変形例を示す半断面図である。 図3に示す二重容器の上面図である。 図1に示す二重容器にブロー成形されるプリフォーム組立体の半断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態を例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である二重容器1は、積層剥離容器やデラミネーション容器(デラミ容器)とも呼ばれる合成樹脂製のものであり、外層体10と内層体20とを有する二重構造となっている。二重容器1は、図5に示すプリフォーム組立体40(本発明の一実施の形態であるプリフォーム組立体)を二軸延伸ブロー成形して形成することができる。以下では、二重容器1を、化粧料や食品調味料等の液体を内容物として収容するスクイズ式の注出容器として用いる場合について説明する。
図1に示すように、外層体10は二重容器1の外殻を構成する部分であり、外口部11、肩部12及び胴部13を備えたボトル形状となっている。
外口部11は、中心軸線Oを中心とする円筒状となっている。外口部11の外周面には雄ねじ11aが一体に設けられており、注出口を備えた注出キャップ(不図示)を雄ねじ11aにねじ結合させて外口部11に装着することができるようになっている。
なお、上下方向とは、中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは胴部13から外口部11に向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味している。径方向とは中心軸線Oに直交する方向、周方向とは中心軸線Oを周回する方向を意味している。縦断面とは、中心軸線Oを含む断面を意味し、横断面とは、中心軸線Oと垂直な断面を意味している。
外口部11は、雄ねじ11aに替えて円環状の突起を備えて、注出キャップが打栓によってアンダーカット状に係合することにより装着される構成とすることもできる。
外口部11には2つの外気導入口14が設けられている。2つの外気導入口14は、外口部11の中心軸線Oを挟んだ両側に互いに対称に配置され、それぞれ周方向に延びる長孔形状に形成されて外口部11を径方向に貫通している。つまり、それぞれの外気導入口14は、外口部11を貫通する貫通孔で構成されている。それぞれの外気導入口14は、外層体10と内層体20との間に連通しており、外層体10と内層体20との間に外気を導入することができる。なお、外気導入口14の個数、配置及び形状は、これに限らず適宜設計可能である。例えば、外気導入口14は真円形状であってもよい。
外口部11の外気導入口14よりも肩部12の側における外周面にはネックリング11bが一体に設けられている。ネックリング11bは外口部11の全周に亘って延びるフランジ状となっており、外口部11の外周面から径方向外側に向けて突出している。ネックリング11bは、外口部11の下端よりやや上方に設けられている。すなわち、本実施の形態においては、ネックリング11bの直下には二軸延伸ブロー成形時に実質的に延伸されない円筒状の非延伸部が設けられており、この非延伸部で外口部11の下端を構成している。このようにネックリング11bの直下に非延伸部を設けることで、ネックリング51bが延伸の影響を受けないようにすることができる。なお、このような非延伸部を設けずに、ネックリング11bで外口部11の下端を構成してもよい。
肩部12は外口部11の下端に一体に連なり、外口部11に対して径方向外側に向けて張り出している。肩部12の縦断面形状は、本実施の形態では全体が容器外側に凸の湾曲形状となっているが、これに限らず、例えば、上部が容器内側に凸、下部が容器外側に凸の湾曲形状であってもよいし、全体が直線形状であってもよい。また、外口部11と肩部12との接続部には後述する膨出部30が形成されている。
図1に示すように、胴部13は有底筒状に形成され、その上端において肩部12の下端に一体に連なっている。すなわち、胴部13は肩部12を介して外口部11に連なっている。なお、胴部13の横断面形状は円形であってもよく、楕円形ないし略矩形であってもよい。また、胴部13は、周方向に延在する周方向リブを有していてもよいし、減圧吸収パネル等を有していてもよい。
胴部13は可撓性を有しており、スクイズ(圧搾)されることで弾性変形して凹むことができるとともに、弾性力によって凹んだ状態から元の形状に自力で復元することができる。胴部13をスクイズにより弾性変形可能な構成としたことにより、二重容器1をスクイズ式の注出容器として用いる場合に、内容液の注出操作を容易に行い得るようにすることができるとともに、内容液の注出後に外層体10が元の形状に容易に復元することで外層体10と内層体20との間に外気導入口14を通して外気が確実に導入されるようにして二重容器1としての機能を確実に発揮させることができる。
胴部13の下端の底部分は、例えば円環状の外周縁の内側が凹んだ形状となっており、底部分を接地させることで二重容器1を正立姿勢で配置することができる。
本実施の形態においては、外層体10はポリエチレンテレフタレート(PET)製となっている。外層体10をポリエチレンテレフタレート製とすることで、二重容器1を軽量で透明性の高い容器とすることができる。
なお、外層体10の材質としては、ポリエチレンテレフタレートに限らず、例えばポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ナイロン樹脂、ポリカーボネート樹脂(PC樹脂)、シクロオレフィンコポリマー樹脂(COC樹脂)、シクロオレフィンポリマー樹脂(COP樹脂)などの他の合成樹脂材料を採用することもできる。なお、外層体10は、複数の樹脂層を設けた多層構造とすることもできる。
内層体20は内口部21と内口部21の下端に一体に連なる収容部22とを有している。
内口部21は段付き円筒状をなしており、外口部11の内側に当該外口部11と同軸に配置されている。内口部21は、外口部11の上端に載置される円環状のフランジ21aと、フランジ21aの内周縁から垂下するとともに外口部11の内面に接する円筒状の上筒21bと、上筒21bの下端から下方に向けて縮径する円錐状の傾斜筒21cと、傾斜筒21cの下端から垂下する円筒状の下筒21dとを有している。傾斜筒21cの上端は、2つの外気導入口14の上端よりも上方に位置している。外口部11の内面と内口部21の下筒21dの外面との間には、隙間(通気路)23が形成されている。
上筒21bの外周面が外口部11の内周面に全周に亘って当接することで、隙間23は、外口部11ないし内口部21の上端部分において外部に対して閉塞されている。フランジ21aが外口部11の上端に当接することで内口部21は外口部11に対して上下方向に位置決めされている。
収容部22は、胴部13よりも薄肉の袋状に形成され、内口部21の下筒21dの下端に連なるとともに肩部12及び胴部13の内面に沿って延在している。収容部22の内部は内容液の収容空間となっており、内口部21を通して収容部22に内容液を充填することができるとともに内口部21を通して収容部22に収容されている内容液を外部に注出することができる。収容部22は、内容液の注出に伴い、胴部13の内面から剥離しつつ減容変形(内容積を減少させるように変形)することができる。このとき、外気導入口14から外層体10と内層体20との間に外気が導入されることで、胴部13のみが元の形状に復元し、収容部22は胴部13の内面から剥離し、減容変形することができる。なお、本願における「剥離」とは、接着状態または接着力が殆ど介在しない擬似接着状態から外層体10と内層体20とが離れる場合だけでなく、接着力が介在しない密着状態から外層体10と内層体20とが離れる場合も含んでいる。
本実施の形態においては、内層体20はポリエチレンテレフタレート製となっている。内層体20をポリエチレンテレフタレート製とすることで、二重容器1を軽量で透明性の高い容器とすることができる。
なお、内層体20の材質としては、ポリエチレンテレフタレートに限らず、例えばポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ナイロン樹脂、ポリカーボネート樹脂(PC樹脂)、シクロオレフィンコポリマー樹脂(COC樹脂)、シクロオレフィンポリマー樹脂(COP樹脂)、エチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH樹脂)などの他の合成樹脂材料を採用することもできる。内層体20の材質としてエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂を用いる場合には、バリア性及び柔軟性を考慮して、適切なエチレン含有率のものを採用することができる。なお、内層体20は、複数の樹脂層を設けた多層構造とすることもできる。例えば、内層体20は、バリア性を確保するために、2つのポリエチレンテレフタレート層の間にMXナイロン樹脂層などのバリア層を設けた多層構造としてもよい。
外気導入口14から胴部13と収容部22との間に向けた外気の気道を確保し易くするために、内層体20には、内層体20の外面から径方向外側に突出するとともに外層体10における外口部11から肩部12に跨る範囲に対応するように上下方向に延在する複数(6つ)の凸条24が一体に設けられている。ここで、外口部11から肩部12に跨る範囲に「対応するように」延在するとは、外口部11から肩部12に跨る範囲と「対向するように」延在することを意味している。
複数の凸条24は、周方向に等しい間隔を空けて並べて設けられている。複数の凸条24は、一対の外気導入口14を避けるように配置されているが、これに限らず、2つの外気導入口14と重なるように配置されてもよい。
それぞれの凸条24は、外気導入口14に対応する高さの位置からネックリング11bを超え、膨出部30に達する位置にまで延びている。すなわち、それぞれの凸条24は、傾斜筒21cの下面(外面)から収容部22における膨出部30に対応する高さの部分に跨るように上下方向に延在している。収容部22においては、凸条24の内層体20の外面からの突出高さは徐々に低下している。それぞれの凸条24の下端は、膨出部30の上端に位置している。なお、凸条24の個数、配置及び形状は、これに限らず適宜設計可能である。例えば、それぞれの凸条24の上端の位置は傾斜筒21cの下面より下方であってもよいし、それぞれの凸条24の下端の位置は膨出部30の上端に対応する高さより上方または下方であってもよい。それぞれの凸条24の上端の位置は互いに同じ高さでなくてもよい。また、それぞれの凸条24の下端の位置は互いに同じ高さでなくてもよい。
図1~図2に示すように、外気導入口14から胴部13と収容部22との間に向けた外気の気道を確保し易くするために、外層体10の肩部12には上下方向に延在する複数(16個)のリブ25が設けられている。本願においてリブとは、外層体10が容器内側または容器外側に局所的に張り出すことで形成された長手方向に延在する部分を意味している。図1~図2において、便宜上、1つのリブ25のみに符号を付している。
複数のリブ25は、周方向に等しい間隔を空けて並べて設けられている。それぞれのリブ25は、肩部12の上端から肩部12の下端まで延在するとともに、上面視で径方向に沿って延在している。それぞれのリブ25は、容器外側から視て凹状をなす凹リブとされている。それぞれのリブ25は、横断面において径方向内側に向けて幅が漸次狭まるU字状の横断面形状を実質的に全長に亘って有している。なお、内層体20も、リブ25の形状に沿うように二軸延伸ブロー成形によって延伸されている。なお、リブ25の個数、配置及び形状はこれに限らず、適宜設計可能である。例えば、それぞれのリブ25は、容器外側から視て凸状をなす凸リブとされてもよい。また、それぞれのリブ25の上端の位置は肩部12の上端より下方であってもよいし、それぞれのリブ25の下端の位置は肩部12の下端より上方または下方であってもよい。それぞれのリブ25の上端の位置は互いに同じ高さでなくてもよい。また、それぞれのリブ25の下端の位置は互いに同じ高さでなくてもよい。
本実施の形態では、外気導入口14から胴部13と収容部22との間に向けて気道を確実に確保するために、外層体10には、外口部11と肩部12との接続部が容器外側に張り出すことで形成された膨出部30が一体に設けられている。ここで、膨出部30が、「外口部11と肩部12との接続部が容器外側に張り出すことで形成されている」とは、少なくとも接続部が膨出部30を有していることを意味している。膨出部30は、本実施の形態のように、外口部11と肩部12との接続部から肩部12の側に向かって延在していることが好ましい。
膨出部30は、外口部11の下端(外口部11と肩部12との接続部)に一体に連なる上壁31と、上壁31の外周縁から垂下するとともに肩部12に一体に連なる周壁32とを有している。つまり、膨出部30は肩部12の上端部に設けられている。上壁31は径方向外側に向けて下方に傾斜する構成とされているが、これに限らず、径方向外側に向けて上方に傾斜する構成であってもよいし、径方向外側に向けて上下方向に傾斜しない(水平に延在する)構成であってもよい。周壁32は下方に向けて径方向に傾斜しない(鉛直に延在する)構成とされているが、これに限らず、下方に向けて径方向内側に傾斜する構成であってもよいし、下方に向けて径方向外側に傾斜する構成であってもよい。周壁32は横断面形状が星形形状とされている。しかし、周壁32の形状はこれに限らず、例えば、図3~図4に示すような正多角形状とされてもよいし、星形形状、正多角形状以外の多角形状(三角形状、四角形状も含む)とされてもよいし、円形状、楕円形状またはその他の形状とされてもよい。また、膨出部30は、本実施の形態では全周に亘って延在する構成とされているが、これに限らず、周方向に等しいまたは等しくない間隔を空けて並べて設けられた複数の部分からなる構成とされてもよい。なお、図3~図4において、図1~図2に示す要素と対応する要素に同一の符号を付している。
膨出部30を設けることにより、外口部11の内面と内口部21における下筒21dの外面との間に形成された隙間(通気路)23が、膨出部30の内面と収容部22の外面との間にまで達するものとされている。したがって、構造上閉塞が生じ易い外口部11と肩部12との接続部において、外気の気道を確実に確保することができる。また、このように外口部11と肩部12との接続部で気道を確保することにより、それより下方に向かう気道も良好に確保することができる。
外口部11と外口部11の内側に配置された内口部21とで構成される口部33には、外層体10と内層体20との間に連通する外気導入口14が設けられている。
このような構成を有する二重容器1は、外口部11に注出キャップが装着されることでスクイズ容器に構成することができる。この場合、注出キャップとしては、例えば、外気導入口14への外気の導入を許容するとともに外気導入口14から外部に向けた外気の流出を阻止する外気用逆止弁と、内容液の注出を許容するとともに収容部22の内部への外気の逆流を阻止する内容液用逆止弁とを備えた構成のものを用いることができる。
スクイズ容器に構成された二重容器1では、外層体10の胴部13がスクイズ(圧搾)されると、収容部22が減容変形し、内容液が注出キャップから押し出されて外部に注出される。内容液が注出された後、スクイズを解除すると、胴部13が元の形状に復元し、それに伴い内層体20の収容部22が外層体10の内面から剥離するとともに外気導入口14から外層体10と内層体20との間に外気が導入され、収容部22が減容変形したまま胴部13のみが元の形状に復元する。これにより、収容部22に収容された内容液を外気と置換させることなく注出させることができるので、収容部22に収容された内容液への外気の接触を減らして、その劣化や変質を抑制することができる。
ここで、本実施の形態の二重容器1では、外口部11と肩部12との接続部に容器外側に張り出すことで形成された膨出部30が設けられているので、外気導入口14から導入される外気が外気導入口14から膨出部30と収容部22との間にまで達する隙間23を通じて胴部13と収容部22との間にまで達するように、外気の気道を確実に確保することができる。
また、本実施の形態では、外口部11から膨出部30に跨るように上下方向に延在する凸条24が設けられているので、外気導入口14から膨出部30と収容部22との間にまで達する隙間23をより確実に形成することができるため、外口部11と肩部12との接続部における気道をより確実に確保することができる。
また、本実施の形態では、肩部12に、それぞれ上下方向に延在する複数のリブ25が周方向に間隔を空けて並べて設けられているので、肩部12におけるそれぞれのリブ25の部分において、収容部22を外層体10の内面から剥離した後に外層体10の内面に再密着し難くすることができるため、肩部12における気道をより確実に確保することができる。
図5に示すように、プリフォーム組立体40は、外層体10を形成するための合成樹脂製の外プリフォーム50の内側に、内層体20を形成するための合成樹脂製の内プリフォーム60を組み込んだ二重構造となっている。
外プリフォーム50は、外層体10と同一の合成樹脂材料を、金型を用いて射出成形することにより外層体10に対応した所定形状に形成されている。本実施の形態では、外プリフォーム50は、外層体10と同様にポリエチレンテレフタレート製である。
外プリフォーム50は外層体10の外口部11と同一形状の外口部51を有している。すなわち、外口部51は円筒状に形成され、その外周面には雄ねじ51aが一体に設けられ、それぞれ周方向に延びる長孔形状に形成されて外口部51を径方向に貫通する2つの外気導入口52が外口部51の中心軸線Oを挟んだ両側に互いに対称に設けられている。また、外口部51の下端には、底部が半球状となった略試験管状の延伸部53が一体に設けられている。延伸部53の厚みは外口部51の厚みよりも厚くなっている。延伸部53は、厚みが下方に向けて徐々に増加する厚み変化部53aを有しており、この厚み変化部53aは、外口部51の下端に接続しており、延伸部53の上端を構成している。なお、厚み変化部53aは、延伸部53における上端以外の部分に設けてもよい。外口部51には、フランジ状のネックリング51bが一体に設けられている。
内プリフォーム60は、内層体20と同一の合成樹脂材料を、金型を用いて射出成形することにより内層体20に対応した所定形状に形成されている。本実施の形態では、内プリフォーム60は、内層体20と同様にポリエチレンテレフタレート製である。
内プリフォーム60は内層体20の内口部21と同一形状の内口部61を有している。すなわち、内口部61は段付き円筒状をなしており、外口部51の内側に当該外口部51と同軸に配置されている。内口部61は、外口部51の上端に載置される円環状のフランジ61aと、フランジ61aの内周縁から垂下するとともに外口部51の内面に接する円筒状の上筒61bと、上筒61bの下端から下方に向けて縮径する円錐状の傾斜筒61cと、傾斜筒61cの下端から垂下する円筒状の下筒61dとを有している。傾斜筒61cを設けることにより、外プリフォーム50における外口部51から延伸部53(厚み変化部53a)に跨る部分の内面と内プリフォーム60の外面との間に隙間(通気路)62が形成されている。上筒61bの外周面が外口部51の内周面に全周に亘って当接することで、隙間62の上端部分が外部に対して閉塞されている。フランジ61aが外口部51の上端に当接することで内口部61は外口部51に対して上下方向に位置決めされている。内口部61の下端には、底部が半球状となった略試験管状の延伸部63が一体に設けられている。延伸部63の外径は内口部61の外径よりも小径となっている。隙間62は、延伸部63の下部の外面と延伸部53の下部の内面との間にまで達しており、内プリフォーム60を外プリフォーム50の内部に組み込む際に、延伸部63の外面と延伸部53の内面とに傷が付かないようになっている。
内プリフォーム60の外面には、複数の凸条24に対応する複数の凸条64が設けられている。複数の凸条64は、内プリフォーム60の外面から径方向外側に突出するとともに外プリフォームにおける外口部51から延伸部53に跨る範囲に対応するように上下方向に延在している。ここで、外口部51から延伸部53に跨る範囲に「対応するように」延在するとは、外口部51から延伸部53に跨る範囲と「対向するように」延在することを意味している。それぞれの凸条64は、外気導入口52に対応する高さの位置からネックリング51bを超え、延伸部53に対応する高さに達する位置にまで延びている。それぞれの凸条64の下端は、少なくとも外口部51と延伸部53との接続部に対応する高さまで延びていることが好ましい。なお、それぞれの凸条64の下端は、外口部51と延伸部53との接続部に対応する高さより下方に位置していてもよく、本実施形態では厚み変化部53aに対応する高さに位置している。それぞれの凸条64の下端は、内プリフォーム60の外面からの突出高さが下方に向けて徐々に低下している。複数の凸条64は、内層体20の複数の凸条24と基本的に同一の形状であるが、延伸部63にまで延びた部分が径方向外側に延伸されずに延伸部63に沿って下方に延びている点で相違する。
外口部51と外口部51の内側に配置された内口部61とで構成される口部41には、外プリフォーム50と内プリフォーム60との間に連通する外気導入口52が設けられている。
図1に示す二重容器1は、例えば次の要領(本発明の一実施の形態である二重容器の製造方法)で製造することができる。
本実施の形態である二重容器の製造方法は、プリフォーム形成工程と、プリフォーム組立工程と、ブロー成形工程とを有している。なお、本実施の形態である二重容器の製造方法は、図1に示す二重容器1以外の二重容器を製造する場合にも適用可能である。
プリフォーム形成工程では、外プリフォーム50と内プリフォーム60とを個別に射出成形によって形成する。ここで、内プリフォーム60は、複数の凸条64を有している。
プリフォーム組立工程では、外プリフォーム50の内側に内プリフォーム60を配置し、外プリフォーム50における外口部51から延伸部53に跨る部分の内面と内プリフォーム60の外面との間に隙間が設けられたプリフォーム組立体40とする。
ブロー成形工程では、プリフォーム組立体40を金型内に配置して二軸延伸ブロー成形することにより外プリフォーム50に対応する外層体10と内プリフォーム60に対応する内層体20とを有する二重容器1を形成する。ここで、金型の内面に凹部を設けることで、外層体10における外口部11と肩部12との接続部に、容器外側に張り出す膨出部30を形成するようにする。また、金型の内面における二重容器1の肩部12に対応する部分には、上下方向に延在する複数の凸条を設け、これにより複数の凹状のリブ25を肩部12に形成するようにする。なお、複数の凸状のリブ25の代わりに複数の凹状のリブ25を形成する場合には、金型の内面における肩部12に対応する部分に、上下方向に延在する複数の凹条を設けることとなる。
本実施の形態では、外プリフォーム50における外口部51から延伸部53に跨る部分の内面と内プリフォーム60の外面との間に隙間62が設けられたプリフォーム組立体40を、膨出部30に対応する形状の凹部を含む内面を有する金型を用いてブロー成形するようにしているので、隙間62内の空気により、膨出部30と収容部22との間に隙間23が形成された二重容器1を安定して形成することができる。
また、本実施の形態では、隙間62が延伸部63の下部の外面と延伸部53の下部の内面との間にまで達したプリフォーム組立体40を用いているので、ブロー成形の際に隙間62の下部の空気が膨出部30に集まることにより、膨出部30と収容部22との間に隙間23が形成された二重容器1をより安定して形成することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態では、外気導入口52、14は、外口部51、11に設けられて外口部51、11を貫通する貫通孔とされているが、これに限らず、例えば、外口部51、11の上端と内口部61、21の上端との間に設けられて通気路を外部に開放する隙間として構成することもできる。
前記実施の形態では、二重容器1の外気導入口14は、二重容器1にブロー成形されるプリフォーム組立体40に予め外気導入口52を設けることで形成されているが、これに限らず、例えば、ブロー成形後の後加工によって形成してもよい。
前記実施の形態では、ネックリング51b、11bを設けているが、これに限らず、ネックリング51b、11bを設けない構成としてもよい。
肩部12や胴部13の形状も種々変更可能である。
前記実施の形態では、二重容器1を、注出口を備えた注出キャップが外口部11に装着され、胴部13がスクイズされることで内容液を注出するスクイズ式の注出容器に用いられるものとした場合を示したが、胴部13が容易にスクイズ変形(弾性変形)しない所定の剛性を有し、ポンプ式注出具が外口部11に装着されるポンプ付き容器に用いられるものとすることもできる。
前記実施の形態では、凸条64、24を設けているが、これに限らず、凸条64、24を設けない構成としてもよい。
前記実施の形態では、肩部12にリブ25を設けているが、これに限らず、リブ25を設けない構成としてもよい。
前記実施の形態では、外プリフォーム50及び内プリフォーム60はそれぞれ射出成形によって形成しているが、これに限らず、押出し成形、圧縮成形など適宜の成形方法を用いることができる。
1 二重容器
10 外層体
11 外口部
11a 雄ねじ
11b ネックリング
12 肩部
13 胴部
14 外気導入口
20 内層体
21 内口部
21a フランジ
21b 上筒
21c 傾斜筒
21d 下筒
22 収容部
23 隙間
24 凸条
25 リブ
30 膨出部
31 上壁
32 周壁
33 口部
40 プリフォーム組立体
41 口部
50 外プリフォーム
51 外口部
51a 雄ねじ
51b ネックリング
52 外気導入口
53 延伸部
53a 厚み変化部
60 内プリフォーム
61 内口部
61a フランジ
61b 上筒
61c 傾斜筒
61d 下筒
62 隙間
63 延伸部
64 凸条
O 中心軸線

Claims (6)

  1. 筒状の外口部と該外口部に肩部を介して連なる有底筒状の胴部とを備える外層体と、
    筒状の内口部と該内口部に連なるとともに前記肩部及び前記胴部の内面に剥離可能に積層された減容変形自在な収容部とを備える内層体とを有し、
    前記外層体と前記内層体との間に連通する外気導入口が、前記外口部と該外口部の内側に配置された前記内口部とで構成される口部に設けられ、
    前記外層体が、前記外口部と前記肩部との接続部が容器外側に張り出すことで形成された膨出部を有し、前記膨出部により、前記外口部の内面と前記内口部の外面との間に形成された隙間が前記膨出部の内面と前記収容部の外面との間にまで達するものとされていることを特徴とする二重容器。
  2. 前記内層体が、該内層体の外面から径方向外側に突出するとともに前記外層体における前記外口部から前記膨出部に跨る範囲に対応するように上下方向に延在する凸条を有する、請求項1に記載の二重容器。
  3. 容器内側または容器外側に局所的に張り出すことで形成された上下方向に延在するリブが、前記外層体の前記肩部に設けられた、請求項1または2に記載の二重容器。
  4. 二重容器の製造方法であって、
    筒状の外口部と該外口部に連なる延伸部とを備える外プリフォームと、筒状の内口部と該内口部に連なる延伸部とを備える内プリフォームとを個別に形成するプリフォーム形成工程と、
    前記外プリフォームの内側に前記内プリフォームを配置し、前記外プリフォームにおける前記外口部から前記延伸部に跨る部分の内面と前記内プリフォームの外面との間に隙間が設けられたプリフォーム組立体とするプリフォーム組立工程と、
    前記プリフォーム組立体を金型内に配置してブロー成形することにより前記外プリフォームに対応する外層体と前記内プリフォームに対応する内層体とを有する二重容器を形成するブロー成形工程を有し、
    前記外層体が、外口部に肩部を介して連なる胴部を有し、
    前記内層体が、内口部に連なるとともに前記肩部及び前記胴部の内面に剥離可能に積層された減容変形自在な収容部を有し、
    前記金型の内面に凹部を設けることで、前記外層体における前記外口部と前記肩部との接続部に、容器外側に張り出す膨出部を形成し、前記膨出部により、前記外口部の内面と前記内口部の外面との間に形成された隙間が前記膨出部の内面と前記収容部の外面との間にまで達するものとすることを特徴とする二重容器の製造方法。
  5. 前記内プリフォームが、該内プリフォームの外面から径方向外側に突出するとともに前記外プリフォームにおける前記外口部から前記延伸部に跨る範囲に対応するように上下方向に延在する凸条を有する、請求項4に記載の二重容器の製造方法。
  6. 前記金型の内面における前記肩部に対応する部分に、上下方向に延在する凸条または凹条を設ける、請求項4または5に記載の二重容器の製造方法。
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