JP7202860B2 - 炉頂装置 - Google Patents

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Description

本開示は、炉頂装置に関する。
炉頂装置には、炉心に対して中心軸が偏心している炉頂ホッパが、炉心周りに複数並列に配置されたものがある。特許文献1には、炉頂ホッパ内の上部に、鉛直線に対する角度を調整可能な上部ダンパを設け、炉頂ホッパ内の下部に、鉛直線に対する角度を調整可能な下部ダンパを設ける技術が開示されている。かかる技術では、上部ダンパの角度を変えることで、炉頂ホッパ内における原料の落下位置を制御することができる。
特許第6102495号公報
特許文献1の技術では、上部ダンパの角度を変えるための駆動装置を、炉頂ホッパの側面の外側に設ける必要がある。このため、多数の炉頂ホッパを並列に配置しようとすると、上部ダンパの駆動装置の設置位置が、他の炉頂ホッパおよび他の上部ダンパの駆動装置などと干渉することがある。
したがって、上部ダンパを設ける場合には、炉頂ホッパを多数配置することができず、炉頂ホッパを多数配置する場合には、上部ダンパを設けることができない。
本開示は、炉頂ホッパを多数配置しても原料の落下位置を制御することが可能な炉頂装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る炉頂装置は、上部に投入口が設けられた炉頂ホッパと、炉頂ホッパ外であり投入口の上方に設けられ、板面の位置を移動可能な可動板と、炉頂ホッパ内において水平面に対して傾斜して設けられる第1固定板と、を備え、可動板の板面の位置を移動させることで、炉頂ホッパ内に投入される原料を、第1固定板に落下させるか否かを選択可能な構成となっている
また、炉頂ホッパは、炉心周りに複数設けられ、炉頂ホッパの鉛直上方において、排出口の方向を炉心周りに切換可能な切換シュートをさらに備え、可動板は、切換シュートの排出口と炉頂ホッパの投入口との間に設けられてもよい。
また、第1固定板は、炉心側端が炉外側端よりも鉛直上方に位置するように傾斜しており、炉頂ホッパ内において第1固定板に対して水平方向の位置が炉心側に位置し、水平面に対して傾斜して設けられる第2固定板をさらに備え、可動板の板面の位置を移動させることで、第1固定板および第2固定板の中から、原料を落下させる固定板を選択可能な構成となっていてもよい。
また、炉頂ホッパ内において第1固定板と第2固定板との間に位置し、水平面に対して傾斜して設けられる第3固定板をさらに備え、可動板の板面の位置を移動させることで、第1固定板、第2固定板および第3固定板の中から、原料を落下させる固定板を選択可能な構成となっていてもよい。
また、第3固定板は、斜面に対して起立し、斜面の法線方向に垂直な方向であり、かつ、傾斜方向に垂直な方向の幅が上流側端から下流側端に向かって漸増する分流部を有してもよい。
また、炉頂ホッパ内への原料の投入開始前、または、炉頂ホッパ内への原料の投入開始から投入終了に至る原料投入工程の途中において、可動板の傾斜角度を制御する可動板制御部をさらに備えてもよい。
本開示によれば、炉頂ホッパを多数配置しても原料の落下位置を制御することが可能となる。
本実施形態による炉頂装置を含む竪型炉システムの概略図である。 炉頂ホッパおよびレシービングホッパを拡大して示す部分拡大図である。 レシービングホッパの平面図である。 排出される原料の粒の大きさを大粒→中粒→細粒の順に時間変化させたい場合の炉頂装置の作用を説明する説明図である。 排出される原料の粒の大きさを細粒→中粒→大粒の順に時間変化させたい場合の炉頂装置の作用を説明する説明図である。 排出される原料の粒の大きさを排出時間によらず一定にさせたい場合の炉頂装置の作用を説明する説明図である。 原料投入工程の途中で可動板の傾斜角度を変化させる場合の炉頂装置の作用を説明する説明図である。 原料を炉心周りに分流させる構成とした第1変形例の炉頂装置の部分拡大図である。 図8の白抜き矢印IX方向から第3固定板をみた部分拡大図である。 分流部を経由して原料を落下させた場合の作用を説明する説明図である。 分流部を有する炉頂装置において可動板の傾斜角度を順に変化させた場合の作用を説明する説明図である。 第2変形例の炉頂装置の部分拡大図である。 第3変形例の炉頂装置の部分拡大図である。 第4変形例の炉頂装置の部分拡大図である。 ピストンロッドを最も引き出した場合の炉頂装置の部分拡大図である。 ピストンロッドを一部引き出した場合の炉頂装置の部分拡大図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の一実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態による炉頂装置20を含む竪型炉システム1の概略図である。図1では、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。また、図1では、制御信号の流れを破線の矢印で示している。
竪型炉システム1は、竪型炉10および炉頂装置20を含む。炉頂装置20は、炉頂ホッパ22、レシービングホッパ24、切換シュート26、コンベアヘッドプーリ28、コンベア30、集合ホッパ32、垂直シュート34、分配シュート(旋回シュート)36、分配シュート駆動装置(旋回シュート駆動装置)38、可動板40、可動板制御部42、第1固定板44、第2固定板46、第3固定板48を含む。
竪型炉10は、例えば、鉄鉱石およびコークスなどの原料Mから鉄を生成する高炉である。なお、竪型炉10は、高炉に限らない。竪型炉10は、概ね円筒状に形成されている。
竪型炉10の上方には、複数(例えば、3個)の炉頂ホッパ22が配置されている。炉頂ホッパ22は、中空の容器である。各炉頂ホッパ22は、竪型炉10の炉心に対して偏心して配置される。各炉頂ホッパ22は、炉心周りに等間隔(例えば、120度間隔)で並列に配置される。図1の右側の炉頂ホッパ22については、3個のうち1個の炉頂ホッパ22を断面図で示しており、図1の左側の炉頂ホッパ22については、3個のうち他の1個の炉頂ホッパ22を側面図で示している。
なお、炉頂ホッパ22の数は、3個に限らず、例えば、2個であってもよいし4個であってもよい。炉頂ホッパ22の数が2個の場合、炉頂ホッパ22は、炉心周りに180度間隔で並べられる。炉頂ホッパ22の数が4個の場合、炉頂ホッパ22は、炉心周りに90度間隔で並べられる。
炉頂ホッパ22の上部には、炉頂ホッパ22の内外を連通させる投入口50が形成される。投入口50は、鉛直上方に向かって開口する。
レシービングホッパ24は、炉頂ホッパ22の鉛直上方に配置される。レシービングホッパ24は、中空に形成されており、概ね炉心の延長線上に配置される。レシービングホッパ24の下部には、各炉頂ホッパ22に向かって開口する下部開口部52が複数(例えば、3個)形成される。下部開口部52は、炉心周りに等間隔(例えば、120度間隔)で形成される。下部開口部52は、炉頂ホッパ22の投入口50の鉛直上方に位置する。
切換シュート26は、レシービングホッパ24内の上部に配置される。切換シュート26は、レシービングホッパ24の内外を連通する曲がった筒状に形成される。切換シュート26の一端には、鉛直上方に向かってレシービングホッパ24外に開口する受入口54が形成される。切換シュート26の他端には、レシービングホッパ24の下部開口部52に向かって開口する排出口56が形成される。
受入口54の中心は、炉心の延長線上に位置する。切換シュート26は、受入口54の中心を通る中心軸周りに回転可能となっている。つまり、切換シュート26は、排出口56の方向を炉心周りに切換可能であり、排出口56に臨む下部開口部52を選択することができる。なお、切換シュート26は、回転型に限らず、所謂、ダンパ型や揺動型であってもよい。
コンベアヘッドプーリ28は、レシービングホッパ24の鉛直上方に配置される。コンベア30は、コンベアヘッドプーリ28に連結される。コンベア30は、レシービングホッパ24から離隔するように延びている。
コンベア30は、竪型炉10へ装入する原料Mをコンベアヘッドプーリ28に運搬する。コンベアヘッドプーリ28は、受入口54を通じて原料Mを切換シュート26へ投入する。切換シュート26は、投入された原料Mを、複数(例えば、3個)の炉頂ホッパ22のうちのいずれかの炉頂ホッパ22に振り分ける。炉頂ホッパ22は、切換シュート26を通じて投入された原料Mを一時的に貯留する。
集合ホッパ32は、炉頂ホッパ22と竪型炉10との間に配置される。集合ホッパ32は、中空の円錐状に形成されており、概ね炉心の延長線上に配置される。各炉頂ホッパ22の下部は、集合ホッパ32の上部に導かれる。
垂直シュート34は、中空の筒状に形成されており、集合ホッパ32の鉛直下方に延在する。垂直シュート34の下端は、竪型炉10内に挿入されている。
分配シュート36は、竪型炉10内に位置する。分配シュート36は、例えば、筒状に形成されている。分配シュート36の一端は、垂直シュート34の下端に接続される。分配シュート36は、炉心側(垂直シュート34側)に対して炉壁側が鉛直下方に位置するように傾斜している。
分配シュート駆動装置38は、竪型炉10の上部に配置される。分配シュート36は、分配シュート駆動装置38によって、炉心に沿った回転軸を中心として回転(旋回)すると共に、炉心側を支点として炉壁側が傾動可能となっている。
炉頂ホッパ22は、貯留している原料Mを所定のタイミングで集合ホッパ32に排出する。集合ホッパ32は、炉頂ホッパ22から供給された原料Mを、垂直シュート34を通じて分配シュート36に排出する。分配シュート36は、集合ホッパ32から供給された原料Mを、回転および傾動しつつ竪型炉10内に装入する。竪型炉10は、装入された原料Mを還元して鉄を生成する。
可動板40は、炉頂ホッパ22外であり、炉頂ホッパ22の投入口50の上方(鉛直上方)に設けられる。具体的には、可動板40は、レシービングホッパ24内に設けられる。可動板40は、水平方向の回転軸周りに揺動可能である。つまり、可動板40は、水平面に対する傾斜角度を変えることができる。
可動板制御部42は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路から構成される。可動板制御部42は、炉頂ホッパ22内における原料Mの堆積のさせ方によって、可動板40を揺動(回転)させて、可動板40の傾斜角度を制御する。
可動板制御部42は、炉頂ホッパ22内への原料Mの投入開始前に、可動板40の傾斜角度を制御する。また、可動板制御部42は、炉頂ホッパ22内への原料Mの投入開始から投入終了に至る原料投入工程の途中において、可動板40の傾斜角度を制御してもよい。
第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、板状に形成され、炉頂ホッパ22内に設けられる。第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、炉頂ホッパ22内において、鉛直方向の中央位置よりも上側に位置する。第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、水平方向に並べて配置される。第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、水平面に対して傾斜しており、炉頂ホッパ22に固定される。以後、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48を総称して、単に固定板と呼ぶことがある。
可動板40、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、炉頂ホッパ22内における原料Mの落下位置(堆積位置)を制御する制御板として機能する。
図2は、炉頂ホッパ22およびレシービングホッパ24を拡大して示す部分拡大図である。図2では、炉心(炉心の延長線)を一点鎖線C1で示し、炉頂ホッパ22の中心軸を一点鎖線C2で示している。以後、相対的に炉心に近い方を炉心側と呼び、相対的に炉心から離隔する方を炉外側と呼ぶ。
炉頂ホッパ22は、鉛直方向の大凡半分より上側に位置する円筒部60、および、円筒部60に対して鉛直方向の大凡半分より下側に位置する円錐部62に区分される。投入口50は、円筒部60の上部に形成される。投入口50は、炉頂ホッパ22の中心軸(一点鎖線C2)に対して炉心側に位置する。投入口50には、投入口50を開閉させるシール弁64が設けられる。
円錐部62は、鉛直下方に向かって水平断面積が漸減する中空の円錐状に形成される。円錐部62の下部には、炉頂ホッパ22の内外を連通させる炉頂ホッパ排出口66が設けられる。炉頂ホッパ排出口66は、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉心側に位置する。炉頂ホッパ排出口66には、炉頂ホッパ排出口66を開閉させるゲート68が設けられる。
第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、円錐部62よりも鉛直上方(円筒部60内)に位置する。第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、板の表面が上を向くように配置される。第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、板の表面が水平面に対して傾斜するように配置される。第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48は、炉心側端が炉外側端に比べ、鉛直上方に位置するように傾斜する。第1固定板44における上を向く表面は、第1斜面44aとなり、第2固定板46における上を向く表面は、第2斜面46aとなり、第3固定板48における上を向く表面は、第3斜面48aとなる。
第1固定板44の炉心側端は、炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側であり、投入口50の鉛直下方に位置する。第1固定板44の炉外側端は、炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉外側に位置する。つまり、第1固定板44は、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉心側から炉外側に亘って延在する。
第2固定板46の鉛直方向の位置は、第1固定板44の鉛直方向の位置と大凡等しい。第2固定板46は、第1固定板44に対して水平方向の位置が炉心側に位置する。つまり、第2固定板46は、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉心側であり、投入口50の鉛直下方に位置する。
第3固定板48は、第1固定板44と第2固定板46との間に位置する。第3固定板48の鉛直方向の位置は、第1固定板44および第2固定板46の鉛直方向の位置と大凡等しい。第3固定板48の炉心側端は、投入口50の鉛直下方に位置する。第3固定板48の炉外側端は、炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側であり、その中心軸付近に位置する。
第3固定板48の炉心側端は、第2固定板46の炉心側端に比べ、炉外側に位置する。また、第1固定板44の炉心側端は、第3固定板48の炉心側端に比べ、炉外側に位置する。
また、第3固定板48は、第3斜面48aの途中において、傾斜角度が変化している。これは、第3固定板48において、炉心側端の位置、炉外側端の位置、および、炉外側端における第3斜面48aの傾斜方向を調整するためである。なお、これらの調整を厳格に行う必要がない場合には、第3固定板48の傾斜角度を、炉心側端から炉外側端に亘って一定としてもよい。
ここで、従来の炉頂装置では、炉頂ホッパ22内の制御板(例えば、上部ダンパ)を可動させることで、炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御していた。この態様では、炉頂ホッパ22内の制御板を可動させるための駆動装置を、炉頂ホッパ22の側面の外側に設ける必要がある。このため、多数の炉頂ホッパ22を並列に配置しようとすると、制御板の駆動装置の設置位置が、他の炉頂ホッパ22および他の駆動装置などと干渉することがある。
その結果、従来技術を適用すると、炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御することと、炉頂ホッパ22を多数配置させることを両立させることができない。
これに対し、本実施形態の炉頂装置20では、炉頂ホッパ22内において、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48の位置および姿勢が固定されている。これにより、本実施形態の炉頂装置20では、炉頂ホッパ22内の制御板を可動させる駆動装置を、炉頂ホッパ22の側面の外側に設ける必要がない。
このため、本実施形態の炉頂装置20では、多数の炉頂ホッパ22を並列に配置することができる。また、本実施形態の炉頂装置20では、レシービングホッパ24内の可動板40を可動させることで、炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置が制御される。
レシービングホッパ24の上部には、上部開口部70が設けられている。上部開口部70は、レシービングホッパ24の内外を連通させる。上部開口部70には、上部開口部70を開閉させる蓋部72が設けられる。
可動板40は、上部開口部70の下方に位置する。このため、炉頂装置20では、可動板40のメンテナンスを容易に行うことができる。
可動板40は、排出口56に対して炉外側に位置する。また、可動板40は、投入口50の上方に位置する下部開口部52よりもさらに上方に位置する。また、可動板40は、排出口56の最上部より下方に位置する。つまり、可動板40は、切換シュート26の排出口56と炉頂ホッパ22の投入口50との間に位置する。換言すると、可動板40の鉛直方向の高さ位置が、排出口56と投入口50との間である。また、可動板40は、排出口56から投入口50に落下する原料Mの落下経路の途中に進入可能に設けられる。
可動板40は、回転軸80、ベース部82および板部84を含む。回転軸80は、棒状に形成され、鉛直方向およびレシービングホッパ24の径方向に交差する方向に延在する。回転軸80は、レシービングホッパ24に支持される。回転軸80は、その中心軸周りに回転可能である。回転軸80は、切換シュート26の排出口56の最下部よりも上方に位置する。
ここで、炉頂ホッパ22内には、圧力がかかる。このため、可動する制御板が炉頂ホッパ22内に位置する従来の炉頂装置では、制御板を可動させる回転軸にガスシールなどを施す必要があり、回転軸の構成が複雑となる。
これに対し、レシービングホッパ24内には、圧力をかけなくてもよい。このため、本実施形態の炉頂装置20では、回転軸80にガスシールなどを施す必要がなく、回転軸80の構成を簡素化できる。
ベース部82および板部84は、回転軸80に対して下方に配置される。ベース部82は、回転軸80に連結されており、回転軸80から径方向に延在する。板部84は、板状に形成され、板面86が板部84対して炉心側を向くようにベース部82に連結される。なお、可動板40は、板面86の高さ位置が、排出口56と投入口50との間となればよい。
ベース部82および板部84は、図2の矢印A1に示すように、回転軸80の回転にしたがって回転軸80周りに揺動可能である。つまり、可動板40は、板面86の位置を移動可能である。本実施形態の炉頂装置20では、ベース部82および板部84を揺動させることで、板面86の水平面に対する傾斜角度(可動板40の傾斜角度)を設定することができる。
本実施形態の炉頂装置20では、後に詳述するが、可動板40(板面86)の傾斜角度を変えることで、炉頂ホッパ22に投入する原料Mの落下経路を制御することができる。原料Mの落下経路が変わると、原料Mの落下経路に位置する固定板が変わる。つまり、本実施形態の炉頂装置20では、可動板40の傾斜角度を制御することで、原料Mが落下する過程で経由する固定板を、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48から選択することができる。
図3は、レシービングホッパ24の平面図である。可動板40は、下部開口部52の数と等しい数だけ設けられる。つまり、可動板40は、炉頂ホッパ22毎に設けられる。
可動板40の回転軸80の両端は、レシービングホッパ24外に貫通する。レシービングホッパ24と回転軸80との間には、軸受(不図示)が設けられる。レシービングホッパ24は、軸受を通じて回転軸80を回転可能に支持する。
回転軸80の一端には、可動板駆動部88が設けられる。可動板駆動部88は、例えば、回転軸80から径方向に延びるレバーと、レバーを回転軸80周りに傾倒させるアクチュエータとを含む。なお、可動板駆動部88の具体的な構成は、この例に限らない。可動板制御部42は、可動板駆動部88を動作させることで可動板40を制御する。
ところで、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉外側に原料Mを落下させる場合には、炉頂ホッパ22内の制御板の長さが長くなる。炉頂ホッパ22内の制御板を可動させる従来の炉頂装置では、長さが長い制御板を可動させるために大きなトルクが必要であり、制御板を可動させる駆動装置のサイズが大きくなる。
これに対し、本実施形態における可動板40は、炉頂ホッパ22内の制御板(例えば、第1固定板44等)に比べ、サイズが小さい(図2参照)。このため、本実施形態の炉頂装置20では、従来の炉頂装置に比べ、可動板40を可動させるためのトルクが小さく、可動板駆動部88のサイズを小さくすることができる。
その結果、本実施形態の炉頂装置20では、可動板駆動部88の設置位置が、他の可動板駆動部88などの他の機器と干渉することを回避できる。
可動板40には、可動板40の位置(すなわち、傾斜角度)を検出する位置検出部90が設けられる。位置検出部90は、例えば、アブソリュート式のエンコーダであり、回転軸80における可動板駆動部88側端に設けられる。なお、位置検出部90は、エンコーダに限らず、リミットスイッチなどであってもよい。
位置検出部90は、具体的には、回転軸80の回転角度を検出する。可動板制御部42は、位置検出部90から回転軸80の回転角度を取得し、可動板40の位置を導出する。可動板制御部42は、可動板40の位置(傾斜角度)が、設定された位置(傾斜角度)になるように可動板駆動部88を動作させる。
次に、本実施形態の炉頂装置20の作用を説明する。本実施形態の炉頂装置20では、炉頂ホッパ22から原料Mを排出させる際に、排出時間の経過にしたがって、排出される原料Mの粒の大きさをどのような推移にさせたいかによって、可動板40の傾斜角度が設定される。粒の大きさの推移としては、例えば、以下の3パターンがある。第1のパターンでは、排出される原料Mの粒の大きさを、大粒→中粒→細粒の順に時間変化させる。第2のパターンでは、排出される原料Mの粒の大きさを、細粒→中粒→大粒の順に時間変化させる。第3のパターンでは、排出される原料Mの粒の大きさを排出時間によらず一定にさせる。
図4は、排出される原料Mの粒の大きさを大粒→中粒→細粒の順に時間変化させたい場合の炉頂装置20の作用を説明する説明図である。図4では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
原料Mを大粒→中粒→細粒の順に排出させたい場合、炉頂装置20では、可動板40を炉外側に揺動させる。この場合、可動板40は、板部84の先端が回転軸80よりも鉛直下方であり、かつ、炉外側に位置するような傾斜角度(第1傾斜角度)となる。また、可動板40の板面86は、炉外側に後退する。
この状態で原料Mが切換シュート26の排出口56から排出されると、原料Mは、レシービングホッパ24の下部開口部52および炉頂ホッパ22の投入口50に向かって、放物線状に自由落下する。この際、板面86が最も炉外側に後退しているため、原料Mは、板面86に当たらず、直接的に下部開口部52および投入口50を通過する。
そうすると、原料Mは、炉頂ホッパ22内において、第1固定板44の第1斜面44aの上端付近に落下する。第1固定板44に落下した原料Mは、第1斜面44a上を滑落し、第1斜面44aの下端から放物線状に自由落下する。これにより、原料Mは、炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉外側に落下し、その落下位置を頂上とする山状に堆積する。
ここで、相対的に細粒(粉状)の原料Mは、山の頂上付近に堆積する。一方、相対的に大粒(塊状)の原料Mは、山の斜面を滑落して山の麓付近に堆積する。
図4のように、山の頂上が炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉外側に位置する場合、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉心側には、相対的に大粒の原料Mが堆積し、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉外側には、相対的に細粒の原料Mが堆積する。つまり、この場合、炉頂ホッパ排出口66付近では、炉頂ホッパ22内の水平断面積あたりの大粒の比率が大きく、細粒の比率が小さい。そして、炉頂ホッパ排出口66付近から鉛直上方に向かうほど大粒の比率が小さくなり、細粒の比率が大きくなる。
その後、炉頂ホッパ22のゲート68が開くと、炉頂ホッパ22内の原料Mは、炉頂ホッパ排出口66から鉛直下方に排出される。この際、円錐部62の下部に堆積された原料Mが先に排出され、円錐部62の上部に堆積された原料Mが後に排出される。これにより、原料Mは、排出時間の経過にしたがって、大粒→中粒→細粒の順に排出される。
したがって、大粒→中粒→細粒の順に排出させたい場合には、炉頂ホッパ22への原料Mの投入開始前に、可動板40の傾斜角度が第1傾斜角度となるように、可動板制御部42に可動板40の揺動を制御させておく。
図5は、排出される原料Mの粒の大きさを細粒→中粒→大粒の順に時間変化させたい場合の炉頂装置20の作用を説明する説明図である。図5では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
原料Mを細粒→中粒→大粒の順に排出させたい場合には、炉頂装置20では、可動板40を炉心側に揺動させる。この場合、可動板40は、板部84の先端が回転軸80よりも鉛直下方であり、かつ、炉心側に位置するような傾斜角度(第2傾斜角度)となる。また、可動板40の板面86は、炉心側に前進する。
この状態で原料Mが切換シュート26の排出口56から排出されると、原料Mは、放物線状に自由落下する。この際、板面86が原料Mの落下経路の途中に張り出ている(進入している)ため、原料Mは、落下経路の途中において板面86に当たる。これにより、原料Mは、可動板40によって落下方向が変えられて、下部開口部52および投入口50に向かって落下する。
そうすると、原料Mは、炉頂ホッパ22内において、第2固定板46の第2斜面46aの上端付近に落下する。第2固定板46に落下した原料Mは、第2斜面46a上を滑落し、第2斜面46aの下端から放物線状に自由落下する。これにより、原料Mは、炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側に落下し、その落下位置を頂上とする山状に堆積する。
図5のように、山の頂上が炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側に位置する場合、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉心側には、相対的に細粒の原料Mが堆積し、炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉外側には、相対的に大粒の原料Mが堆積する。つまり、この場合、炉頂ホッパ排出口66付近では、炉頂ホッパ22内の水平断面積当たりの大粒の比率が小さく、細粒の比率が大きい。そして、炉頂ホッパ排出口66から鉛直上方に向かうほど大粒の比率が大きくなり、細粒の比率が小さくなる。
その後、炉頂ホッパ22のゲート68が開くと、炉頂ホッパ22内の原料Mは、炉頂ホッパ排出口66から鉛直下方に排出される。この際、円錐部62の下部に堆積された原料Mが先に排出され、円錐部62の上部に堆積された原料Mが後に排出される。これにより、原料Mは、排出時間の経過にしたがって、細粒→中粒→大粒の順に排出される。
したがって、細粒→中粒→大粒の順に排出させたい場合には、炉頂ホッパ22への原料Mの投入開始前に、可動板40の傾斜角度が第2傾斜角度となるように、可動板制御部42に可動板40の揺動を制御させておく。
図6は、排出される原料Mの粒の大きさを排出時間によらず一定にさせたい場合の炉頂装置20の作用を説明する説明図である。図6では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
原料Mの粒の大きさを一定にさせたい場合には、炉頂装置20では、可動板40を揺動範囲の大凡中間の位置に揺動させる。つまり、可動板40は、第1傾斜角度となる位置と第2傾斜角度となる位置との間に位置する。この場合、可動板40は、板部84の先端が第1傾斜角度のときよりも炉心側に位置し、かつ、第2傾斜角度のときよりも炉外側に位置するような角度(第3傾斜角度)となる。また、可動板40の板面86は、第1傾斜角度のときよりも炉心側に前進し、かつ、第2傾斜角度のときよりも炉外側に後退する。
この状態で原料Mが切換シュート26の排出口56から排出されると、原料Mは、放物線状に自由落下する。この際、板面86が原料Mの落下経路の途中に張り出しているため、原料Mは、落下経路の途中において板面86に当たる。これにより、原料Mは、可動板40によって落下方向が変えられる。また、板面86が第2傾斜角度のときよりも炉外側に後退しているため、変えられた後の落下方向は、第2傾斜角度のときよりも炉外側であり、かつ、第1傾斜角度のときよりも炉心側の方向となる。
そうすると、原料Mは、炉頂ホッパ22内において、第3固定板48の第3斜面48aの上端付近に落下する。第3固定板48に落下した原料Mは、第3斜面48a上を滑落し、第3斜面48aの下端から放物線状に自由落下する。これにより、原料Mは、炉頂ホッパ22の中心軸付近に落下し、その落下位置を頂上とする山状に堆積する。
図6のように、山の頂上が炉頂ホッパ22の中心軸付近に位置する場合、炉頂ホッパ22の中心軸付近には、相対的に細粒の原料が堆積し、炉頂ホッパ22の中心軸から離隔する炉心側および炉外側には、相対的に大粒の原料Mが堆積する。つまり、この場合、炉頂ホッパ排出口66から鉛直上方に向かって、炉頂ホッパ22内の水平断面積当たりの大粒の比率および細粒の比率が、大凡一定となる。
その後、炉頂ホッパ22のゲート68が開くと、炉頂ホッパ22内の原料Mは、炉頂ホッパ排出口66から鉛直下方に排出される。この際、円錐部62の下部に堆積された原料Mが先に排出され、円錐部62の上部に堆積された原料Mが後に排出される。これにより、原料Mは、排出時間の経過にしたがって、大凡一定の粒度で排出される。
したがって、原料Mの粒の大きさを一定にさせたい場合には、炉頂ホッパ22への原料Mの投入開始前に、可動板40の傾斜角度が第3傾斜角度となるように、可動板制御部42に可動板40の揺動を制御させておく。
排出される原料Mの粒の大きさを一定にさせたい場合、原料Mの投入開始前に可動板40の傾斜角度を第3傾斜角度にしておく態様に限らない。例えば、原料Mの投入開始から投入終了に至る原料投入工程の途中で、可動板40の傾斜角度を変化させることで、排出される原料Mの粒の大きさを一定にさせてもよい。
図7は、原料投入工程の途中で可動板40の傾斜角度を変化させる場合の炉頂装置20の作用を説明する説明図である。図7では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
可動板制御部42は、原料投入工程中において、所定時間が経過するごとに可動板40の傾斜角度を順に変化させる。具体的には、原料Mの投入開始前、可動板制御部42は、可動板40の傾斜角度を第2傾斜角度にさせておく。この状態で原料Mの投入が開始されると、原料Mは、可動板40および第2固定板46を経由して炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側に落下する。
原料Mの投入から所定時間が経過すると、可動板制御部42は、可動板40の傾斜角度を第3傾斜角度に変化させる。そうすると、原料Mは、可動板40および第3固定板48を経由して炉頂ホッパ22の中心軸付近に落下する。
その後、所定時間が経過すると、可動板制御部42は、可動板40の傾斜角度を第1傾斜角度に変化させる。そうすると、原料Mは、第1固定板44を経由して炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉外側に落下する。
第1傾斜角度の状態で所定時間が経過すると、可動板制御部42は、可動板40の傾斜角度を第3傾斜角度に変化させる。そうすると、原料Mは、可動板40および第3固定板48を経由して炉頂ホッパ22の中心軸付近に落下する。
その後、所定時間が経過すると、可動板制御部42は、可動板40の傾斜角度を第2傾斜角度に変化させる。そうすると、原料Mは、可動板40および第2固定板46を経由して炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側に落下する。
このように、可動板制御部42は、原料投入工程が終了するまで、所定時間が経過するごとに、可動板40の揺動を繰り返す。
これにより、炉頂ホッパ22内には、中心軸に対して炉心側の山、中心軸付近の山、および、中心軸に対して炉外側の山がそれぞれ形成される。つまり、この場合、炉頂ホッパ排出口66から鉛直上方に向かって、炉頂ホッパ22内の水平断面積当たりの大粒の比率および細粒の比率が、より一定となる。
なお、可動板40の傾斜角度を変化させるための所定時間は、例えば、原料投入工程において、第1傾斜角度が維持される期間、第2傾斜角度が維持される期間、および、第3傾斜角度が維持される期間が等しくなるように設定される。
また、原料投入工程中では、炉頂ホッパ22内の原料Mの重量が漸増する。このため、炉頂ホッパ22内の原料Mの重量を計量する計量部を炉頂ホッパ22に設け、可動板制御部42は、計量部の検出結果に基づいて、可動板40の傾斜角度を順に変化させてもよい。
以上のように、本実施形態の炉頂装置20では、炉頂ホッパ22外であり投入口50の上方に可動板40が設けられ、炉頂ホッパ22内に第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48が設けられる。本実施形態の炉頂装置20では、可動板40を揺動させる(板面86の位置を移動させる)ことで、原料Mを落下させる固定板を選択することができる。
また、本実施形態の炉頂装置20では、原料Mの落下位置を制御するための駆動装置を炉頂ホッパ22の側面の外側に設ける必要がなく、その駆動装置に関する設置位置の干渉が生じない。このため、本実施形態の炉頂装置20では、多数の炉頂ホッパ22を並列配置させることができる。
したがって、本実施形態の炉頂装置20によれば、炉頂ホッパ22を多数配置しても炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御することが可能となる。
また、本実施形態の炉頂装置20では、可動板40が炉頂ホッパ22外に設けられるため、可動する制御板を炉頂ホッパ22内に設ける態様に比べ、可動板40のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施形態の炉頂装置20では、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48が炉頂ホッパ22内に設けられる。このため、本実施形態の炉頂装置20では、原料Mを目標となる落下位置に正確に落下させることができる。
また、本実施形態の炉頂装置20では、原料Mの投入開始前、または、原料投入工程の途中において、可動板40の傾斜角度が制御可能である。このため、本実施形態の炉頂装置20では、原料Mの落下位置を、より確実に制御することができる。
なお、本実施形態では、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48が炉頂ホッパ22内に設けられていた。しかし、第1固定板44、第2固定板46および第3固定板48のすべてを炉頂ホッパ22内に設ける態様に限らない。炉頂装置20は、少なくとも、第1固定板44が炉頂ホッパ22内に設けられればよく、第2固定板46および第3固定板が省略されてもよい。この場合、炉頂装置20は、可動板40を揺動させることで、原料Mを第1固定板44に落下させるか否かを選択することができる。この態様においても、炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御可能である。
また、炉頂装置20は、第1固定板44および第2固定板46が炉頂ホッパ22内に設けられ、第3固定板48が省略されてもよい。この場合、第2固定板46は、炉心側端が鉛直下方に位置するように傾斜してもよい。この態様においても、炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御可能である。
(第1変形例)
上記実施形態の第3固定板48は、原料Mを炉頂ホッパ22の中心軸付近に落下させていた。しかし、第3固定板48は、原料Mを炉頂ホッパ22の中心軸に対して炉心周りに分流させて落下させてもよい。
図8は、原料Mを炉心周りに分流させる構成とした第1変形例の炉頂装置120の部分拡大図である。炉頂装置120は、第3固定板48に分流部122を設けた点において炉頂装置20と異なる。分流部122は、第3固定板48の第3斜面48aに対して起立して設けられる。
図9は、図8の白抜き矢印IX方向から第3固定板48をみた部分拡大図である。分流部122は、第3斜面48aの傾斜方向に垂直な幅が、第3固定板48の上流側端(炉心側端)から下流側端(炉外側端)に向かって漸増する三角形状に形成される。分流部122の上流側の頂部122aは、第3固定板48の幅方向中央に位置する。分流部122は、下流側端が第3固定板48の幅方向の一方側(図9の左側)に位置する斜面122bと、下流側端が第3固定板48の幅方向の他方側(図9の右側)に位置する斜面122cとを有する。
炉頂装置120の第3固定板48に原料Mを落下させた場合、原料Mは、分流部122の頂部122aから下流側端に向かって第3斜面48aを滑落する際に、分流部122によって第3固定板48の幅方向に分流される。そして、原料Mの大凡半分は、第3斜面48aおよび斜面122bを滑落して炉頂ホッパ22内に落下し、原料Mの残り半分は、第3斜面48aおよび斜面122cを滑落して炉頂ホッパ22内に落下する。
図10は、分流部122を経由して原料Mを落下させた場合の作用を説明する説明図である。図10では、原料Mの堆積高さを等高線で示している。以後、炉頂ホッパ22の中心軸と炉心とを通る平面を基準面と呼ぶ。図10では、基準面を一点鎖線C3で示している。
第3斜面48aおよび斜面122bを滑落した原料Mは、基準面に対して一方側(図10の下側)に落下し、位置P1を頂上とする山状に堆積する。一方、第3斜面48aおよび斜面122cを滑落した原料Mは、基準面に対して他方側(図10の上側)に落下し、位置P2を頂上とする山状に堆積する。つまり、この場合、原料Mの山が2個形成される。
このように、炉頂装置120では、分流部122を設けない態様に比べ、原料Mの山の数が多い。このため、炉頂装置120では、炉頂ホッパ22内の水平断面積当たりの大粒の比率および細粒の比率を、より一定とすることができる。
また、炉頂装置120の可動板制御部42は、原料投入工程中において、所定時間が経過するごとに可動板40の傾斜角度を順に変化させてもよい。
図11は、分流部122を有する炉頂装置120において可動板40の傾斜角度を順に変化させた場合の作用を説明する説明図である。図11では、原料Mの堆積高さを等高線で示している。
可動板40の傾斜角度を順に変化させると、位置P1、P2、P3、P4をそれぞれ頂上とする原料Mの山が形成される。つまり、この態様では、第3固定板48のみに原料Mを落下させる態様に比べ、原料Mの山の数がさらに多い。このため、この態様では、炉頂ホッパ22内の水平断面積当たりの大粒の比率および細粒の比率を、さらに一定とすることができる。
(第2変形例)
図12は、第2変形例の炉頂装置220の部分拡大図である。炉頂装置220は、第2固定板46に代えて第2固定板246を有する点において炉頂装置20と異なる。
第2固定板246は、炉心側端が炉外側端に比べ、鉛直下方に位置するように傾斜する。第2固定板246の炉外側端は、第3固定板48の炉心側端付近に位置する。第2固定板246における上を向く表面は、第2斜面246aとなる。
可動板40の板面86を、第3固定板48に原料Mを落下させるときよりも炉心側に前進させると、板面86に当たった原料Mは、第2固定板246の第2斜面246aの上端付近に落下する。第2固定板246に落下した原料Mは、第2斜面246a上を滑落し、第2斜面246aの下端から放物線状に自由落下する。これにより、原料Mは、炉頂ホッパ22の中心軸よりも炉心側に落下し、その落下位置を頂上とする山状に堆積する。
したがって、炉頂装置220では、上記実施形態と同様に、第2固定板246を経由して原料Mを落下させることで、炉頂ホッパ22からの原料Mの排出時に、細粒→中粒→大粒の順に原料Mを排出させることができる。
また、炉頂装置220では、上記実施形態の第2固定板46に比べ、第2固定板246の上端の位置が第3固定板48に近いため、可動板40の揺動量を少なくすることができる。
(第3変形例)
図13は、第3変形例の炉頂装置320の部分拡大図である。炉頂装置320は、可動板40に代えて可動板340を有する点において炉頂装置20と異なる。また、炉頂装置320では、レシービングホッパ24の上部開口部70および蓋部72がレシービングホッパ24の側面に設けられている。
可動板340は、回転軸380、第1アーム381、第2アーム382、ベース部383および板部384を含む。第1アーム381の一端は、レシービングホッパ24の内面に固定される。第2アーム382は、第1アーム381の他端に、回転軸380を介して回転可能に連結される。ベース部383は、第2アーム382に接続される。板部384は、板面386が板部384に対して炉心側を向くようにベース部383に連結される。
また、炉頂装置320には、アクチュエータ387が設けられる。アクチュエータ387は、シリンダ388およびピストンロッド389を含む。ピストンロッド389は、一端がシリンダ388内に挿入され、他端がベース部383に連結される。可動板制御部42は、シリンダ388に対してピストンロッド389を摺動させる。
シリンダ388に対してピストンロッド389が引き込まれると、板部384は、回転軸380を回転中心として炉外側に揺動する。また、シリンダ388に対してピストンロッド389が引き出されると、板部384は、回転軸380を回転中心として炉心側に揺動する。つまり、板部384は、図13の両矢印A31に示すように、回転軸380周りに揺動可能である。
したがって、炉頂装置320では、上記実施形態と同様に、炉頂ホッパ22を多数配置しても炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御することが可能となる。
(第4変形例)
図14は、第4変形例の炉頂装置420の部分拡大図である。炉頂装置420は、可動板40に代えて可動板440を有する点において炉頂装置20と異なる。
可動板440は、板部480を含む。板部480は、炉心側に面する第2板面482および第3板面483を有する。第2板面482は、第3板面483よりも上方に位置する。第2板面482は、下端が上端に比べ炉心側に位置するように傾斜する。第3板面483は、下端が上端に比べ炉外側に位置するように傾斜する。つまり、第2板面482と第3板面483とは、傾斜角度が異なる。
また、炉頂装置420には、アクチュエータ487が設けられる。アクチュエータ487は、シリンダ488およびピストンロッド489を含む。ピストンロッド489は、一端がシリンダ488内に挿入され、他端が板部480に連結される。アクチュエータ487は、ピストンロッド489が鉛直方向に延在するように配置される。可動板制御部42は、シリンダ488に対してピストンロッド489を摺動させる。
シリンダ488に対してピストンロッド489が引き込まれると、板部480は、上方に移動する。また、シリンダ488に対してピストンロッド489が引き出されると、板部480は、下方に移動する。つまり、板部480は、図14の両矢印A41に示すように、上下方向(鉛直方向)に移動可能である。
図14では、ピストンロッド489が最も引き込まれた場合が示されている。図14では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
ピストンロッド489が最も引き込まれると、板部480は、排出口56から投入口50へ落下する原料Mの落下経路から外れる。この場合、原料Mは、第1固定板44を経由して炉頂ホッパ22内に落下する。
図15は、ピストンロッド489を最も引き出した場合の炉頂装置420の部分拡大図である。図15では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
ピストンロッド489が最も引き出されると、板部480が、排出口56から投入口50へ落下する原料Mの落下経路に進入し、第2板面482が、原料Mの落下経路の途中に位置する。これにより、原料Mは、落下経路の途中において第2板面482に当たり、落下方向が変えられる。この場合、原料Mは、第2固定板46を経由して炉頂ホッパ22内に落下する。
図16は、ピストンロッド489を一部引き出した場合の炉頂装置420の部分拡大図である。図16では、原料Mが存在する範囲を二点鎖線で示し、原料Mの移動方向を二点鎖線の矢印で示している。
ピストンロッド489が一部引き出されると、板部480が、排出口56から投入口50へ落下する原料Mの落下経路に進入し、第3板面483が原料Mの落下経路の途中に位置する。これにより、原料Mは、落下経路の途中において第3板面483に当たり、落下方向が変えられる。この場合、原料Mは、第3固定板48を経由して炉頂ホッパ22内に落下する。
このように、炉頂装置420では、可動板440が鉛直方向に移動する。つまり、炉頂装置420では、第2板面482および第3板面483が鉛直方向に移動する。そして、炉頂装置420では、第2板面482および第3板面483を移動させることで、原料Mを落下させる固定板を選択することができる。
したがって、炉頂装置420では、上記実施形態と同様に、炉頂ホッパ22を多数配置しても炉頂ホッパ22内の原料Mの落下位置を制御することが可能となる。
なお、第4変形例では、可動板440を鉛直方向に移動させていた。しかし、可動板440を水平方向に移動させてもよい。この態様においても、第2板面482および第3板面483を水平方向に移動させることで、結果として、原料Mの落下位置を制御できる。
以上、添付図面を参照しながら一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、可動板40は、板部84をベース部82に対して回転軸80の径方向に摺動可能に構成してもよい。例えば、可動板40は、炉外方向に揺動させる場合、板部84を回転軸80の径方向内側に後退させ、炉心方向に揺動させる場合、板部84を回転軸80の径方向外側に前進させてもよい。この態様によれば、可動板40の傾斜角度にしたがって、板面86への原料Mの当たり具合を的確に制御することができる。
本開示は、炉頂装置に利用することができる。
20、120、220、320、420 炉頂装置
22 炉頂ホッパ
26 切換シュート
40、340、440 可動板
42 可動板制御部
44 第1固定板
46、246 第2固定板
48 第3固定板
50 投入口
56 排出口
122 分流部

Claims (6)

  1. 上部に投入口が設けられた炉頂ホッパと、
    前記炉頂ホッパ外であり前記投入口の上方に設けられ、板面の位置を移動可能な可動板と、
    前記炉頂ホッパ内において水平面に対して傾斜して設けられる第1固定板と、
    を備え
    前記可動板の板面の位置を移動させることで、前記炉頂ホッパ内に投入される原料を、前記第1固定板に落下させるか否かを選択可能な構成となっている炉頂装置。
  2. 前記炉頂ホッパは、炉心周りに複数設けられ、
    前記炉頂ホッパの鉛直上方において、排出口の方向を炉心周りに切換可能な切換シュートをさらに備え、
    前記可動板は、前記切換シュートの排出口と前記炉頂ホッパの前記投入口との間に設けられる請求項1に記載の炉頂装置。
  3. 前記第1固定板は、炉心側端が炉外側端よりも鉛直上方に位置するように傾斜しており、
    前記炉頂ホッパ内において前記第1固定板に対して水平方向の位置が炉心側に位置し、水平面に対して傾斜して設けられる第2固定板をさらに備え
    前記可動板の板面の位置を移動させることで、前記第1固定板および前記第2固定板の中から、前記原料を落下させる固定板を選択可能な構成となっている請求項1または2に記載の炉頂装置。
  4. 前記炉頂ホッパ内において前記第1固定板と前記第2固定板との間に位置し、水平面に対して傾斜して設けられる第3固定板をさらに備え
    前記可動板の板面の位置を移動させることで、前記第1固定板、前記第2固定板および前記第3固定板の中から、前記原料を落下させる固定板を選択可能な構成となっている請求項3に記載の炉頂装置。
  5. 前記第3固定板は、斜面に対して起立し、斜面の法線方向に垂直な方向であり、かつ、傾斜方向に垂直な方向の幅が上流側端から下流側端に向かって漸増する分流部を有する請求項4に記載の炉頂装置。
  6. 前記炉頂ホッパ内への前記原料の投入開始前、または、前記炉頂ホッパ内への前記原料の投入開始から投入終了に至る原料投入工程の途中において、前記可動板の傾斜角度を制御する可動板制御部をさらに備える請求項1から5のいずれか1項に記載の炉頂装置。
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