JP7201638B2 - 音発生装置 - Google Patents
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Description
トイレ個室内で使用者が発する音を聞き取りにくくする音を出力可能な音発生装置において、
所定音量の音の出力中に、前記所定音量を含む複数段階の音量の中から予め設定された前記所定音量よりも大きな特定音量の音を、使用者の操作に基づき瞬時に出力可能としたことを特徴とする。
図1~図3は、本発明の一実施形態を示している。
本実施形態に係る音発生装置10は、トイレ個室内で使用者が発する音を聞き取りにくくする音を出力可能な装置である。ここで使用者が発する音とは、例えば排便・排尿時の排泄音や衣服が擦れる作業音等が該当する。また、音発生装置10が出力する音は、主に合成された擬音であり、以下、擬音を例に説明する。
図1に示すように、音発生装置10は、平たい矩形箱状のケース11を備え、ケース11の内部に関連部品が納められている。ケース11は、例えば、トイレ個室の壁等に設置するベース板(図示せず)に、ケース本体12を被せるように取り付けてなる。ケース11の内部には、構成部品として、使用者を検知するセンサ20、使用者が操作する各操作スイッチ31,32、擬音を出力するスピーカ40、スピーカ40による擬音の出力を制御する制御基板50、それに電源である電池等が収納されている。
ケース本体12の正面壁は、操作パネルをなしている。この操作パネル上には、センサ20と、各操作スイッチ31,32とが、例えば、図1に示したレイアウトで配置されている。また、操作パネルにおいて、スピーカ40が内側に位置する箇所には、通音用のスリット41が開設されている。
センサ20は、トイレ個室に使用者が入ったことを検知できるものであれば足り、例えば、人体の接近による赤外線の変化を感知する赤外線センサ等が適している。ここでセンサ20は、本発明の「検知部」の一例に相当する。
各操作スイッチ31,32は、例えば、停止スイッチ31と、増音スイッチ32との2つが備えられている。停止スイッチ31は、使用者の操作により、擬音の出力を意図的に停止させるものである。増音スイッチ32は、使用者の操作により、出力中の所定音量の擬音よりも大きな特定音量の擬音を瞬時に出力させるものである。ここで増音スイッチ32は、本発明の「操作部」の一例に相当する。なお、停止スイッチ31および増音スイッチ32を総称する場合は、各操作スイッチ31,32と表記する。
スピーカ40は、一般的な小型のものを用いれば良い。スピーカ40は、その前面側のコーン紙がケース本体12の正面壁の内側に沿うように配置され、当該箇所に、前述したスリット41が開設されている。
図2は、制御基板50を主とする制御系の機能ブロック図である。制御基板50は、スピーカ40による擬音の出力を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成されたマイクロコンピュータ(マイコン)からなる。CPUは、各種演算および制御を行うものであり、ROMには、各種演算および制御の処理に関するプログラムやデータ等が記憶されている。また、RAMは、擬音の出力データ等の記憶領域を含むCPUの作業領域を備えている。ここで制御基板50は、本発明の「制御部」の一例に相当する。
次に、本実施形態に係る音発生装置10の動作を説明する。
音発生装置10をトイレ個室に設置して使用するに際し、事前に擬音の音量を設定する。ここで擬音の音量には、所定音量に相当する音量Aと、特定音量に相当する音量Bとがあり、それぞれ例えば「0」~「9」の10段階で任意に設定する。ただし、音量Bの設定条件として、音量Aよりも大きな音量(段階)の範囲で設定可能となっている。
次に、図3に示すフローチャートに沿って、音発生装置10における擬音の出力制御の流れを説明する。始めに、ステップS101で、音発生装置10が待機状態にあるとき、ステップS102で、制御基板50は、センサ20からの検知信号を受信したか否かを繰り返し判定する。
図4は、本実施形態の変形例に係る音発生装置10Aを示している。
音発生装置10Aでは、ケース本体12の正面壁において、各操作スイッチ31,32を縁取るボタン(区画)はなく、これらのスイッチ31,32は、センサ20が設けられた領域内に組み込まれている。例えば、センサ20の領域の左端に、赤外線センサや近接センサ等からなる停止スイッチ31を配置し、センサ20の領域のうち右端に、赤外線センサや近接センサ等からなる増音スイッチ32を配置すると良い。
音発生装置10Bでは、各スイッチ31,32のうち、停止スイッチ31を縁取るボタン状の区画とスイッチング機能は、そのままセンサ20の領域とは別に残して、増音スイッチ32だけをセンサ20の領域内に組み込んでいる。
さらにまた、図示省略したが、センサ20の領域から、増音スイッチ32を縁取るボタン状の区画は別にして、停止スイッチ31だけをセンサ20の領域内に組み込むように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではない。前述した実施形態から導かれる本発明について、以下に説明する。
トイレ個室内で使用者が発する音を聞き取りにくくする音を出力可能な音発生装置10において、
所定音量の音の出力中に、使用者の操作に基づき、瞬時に前記所定音量よりも大きな特定音量の音を出力可能とした。
使用者を検知する検知部20と、
使用者が操作する操作部32と、
音を出力する出力部40と、
前記出力部40による音の出力を制御する制御部50と、を備え、
前記制御部50は、
前記検知部20による使用者の検知に基づき、前記出力部40により所定音量の音を出力させ、
かつ前記所定音量の音の出力中に、前記操作部32による使用者の操作に基づき、瞬時に前記出力部40により前記所定音量よりも大きな特定音量の音を出力させる。
前記音には、複数のレベルの音量が用意され、
前記所定音量は、前記複数のレベルのうち最大レベルを除いた中から選択可能であり、
前記特定音量は、前記所定音量として選択されたレベルよりも大きい中から選択可能である。
前記制御部50は、
前記所定音量の音を出力させた後、前記検知部20が使用者を検知しなくなった時に、前記所定音量の音の出力を停止させる。
前記制御部50は、
前記特定音量の音を出力させた後、一定時間が経過してから前記検知部20が使用者を検知しなくなった時に、前記特定音量の音の出力を停止させ、
かつ前記特定音量の音を出力させた後、一定時間が経過する前の使用者の停止操作に基づき、前記特定音量の音の出力を停止させる。
前記制御部50は、
前記特定音量の音を出力させた後、一定時間が経過した時点で前記検知部20が使用者を検知している場合に、前記特定音量の音の出力を停止させ、前記所定音量の音の出力に戻す。
11…ケース
12…ケース本体
20…センサ
31…停止スイッチ
32…増音スイッチ
40…スピーカ
50…制御基板
51…音データ格納メモリ
Claims (6)
- トイレ個室内で使用者が発する音を聞き取りにくくする音を出力可能な音発生装置において、
所定音量の音の出力中に、前記所定音量を含む複数段階の音量の中から予め設定された前記所定音量よりも大きな特定音量の音を、使用者の操作に基づき瞬時に出力可能としたことを特徴とする音発生装置。 - 使用者を検知する検知部と、
使用者が操作する操作部と、
音を出力する出力部と、
前記出力部による音の出力を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記検知部による使用者の検知に基づき、前記出力部により所定音量の音を出力させ、
かつ前記所定音量の音の出力中に、前記操作部による使用者の操作に基づき、瞬時に前記出力部により前記所定音量よりも大きな特定音量の音を出力させることを特徴とする請求項1に記載の音発生装置。 - 前記音には、複数のレベルの音量が用意され、
前記所定音量は、前記複数のレベルのうち最大レベルを除いた中から選択可能であり、
前記特定音量は、前記所定音量として選択されたレベルよりも大きい中から選択可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の音発生装置。 - 前記制御部は、
前記所定音量の音を出力させた後、前記検知部が使用者を検知しなくなった時に、前記所定音量の音の出力を停止させることを特徴とする請求項2または3に記載の音発生装置。 - 前記制御部は、
前記特定音量の音を出力させた後、一定時間が経過してから前記検知部が使用者を検知しなくなった時に、前記特定音量の音の出力を停止させ、
かつ前記特定音量の音を出力させた後、一定時間が経過する前の使用者の停止操作に基づき、前記特定音量の音の出力を停止させることを特徴とする請求項2,3または4に記載の音発生装置。 - 前記制御部は、
前記特定音量の音を出力させた後、一定時間が経過した時点で前記検知部が使用者を検知している場合に、前記特定音量の音の出力を停止させ、前記所定音量の音の出力に戻すことを特徴とする請求項2,3,4または5に記載の音発生装置。
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