JP7201600B2 - 注出口部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の筒状ノズルを等間隔に離間して配置してなる容器の注出口部構造の改良に関する。
従来、複数のノズルを備えた注出口部構造として、例えば、特開2005-247375号では、注出口部材の天板に互いに離隔して配置されている複数のノズル単体からなるノズル集合体を備えていて、前記複数のノズル単体のそれぞれは前記注出口部材の中心線に対して傾き角θだけ傾くノズル単体中心線をもち、前記複数のノズル単体から吐出された吐出流が前記天板の外の前記ノズル単体中心線の延長線上で会合して前記会合する位置の先に注出流を形成するように前記ノズル単体を配置してなることを特徴とした構造が知られている。
上記構成では、ノズル集合体の吐出流がノズル単体中心線の延長線上で会合するように形成されるので、各ノズル単体からの吐出流が分離するように吐出することは想定されていなかった。
また、実用新案登録第3189876号にはマヨネーズ容器の頭部に取り付けるキャップにおいて、該キャップは容器頭部に設けたねじ部に螺合するキャップ本体と開閉する蓋で構成し、キャップ本体の上端にはマヨネーズが流出する穴を形成した凸部を突出し、該穴は複数個設けた構成からなっており、上記穴は凸部に直線状に配列した構成が開示されている。
これによって、マヨネーズの流出域を増やすことができるが、それぞれの穴の位置の相違により異なる圧力で別々にマヨネーズが流出するので、流出域は拡大されるものの均等な流出量とはならず、また流出後に残ったマヨネーズが各穴の周辺に付着したままとなり、繰り返し使用することでキャップ本体や蓋が汚れやすくなる。
特開2005-247375号公報 実用新案登録第3189876号公報
この発明が解決しようとする問題点は、複数のノズルを設けて内容物の流出域を拡大すると共にスムーズな流出を行うことができるようにした注出口部構造を提供することにある。
さらにこの発明では、流出後の内容物の付着による汚れを低減し、拭きやすさの向上を図った注出口部構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
複数の筒状ノズルを離間して配置してなる容器の注出口部構造において、
前記筒状ノズルの軸線が略平行に設定されると共に、筒状ノズルの全ての先端面が、筒状ノズルの前記軸線に対して所定角度で傾斜する傾斜面となる想定傾斜面上に設定されていることを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記想定傾斜面の下側が容器を傾けて内容物を注出する際に注出口部の下側となるように配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記注出口部に、ヒンジ部を介して前記注出口部を覆う上蓋が連設されており、
筒状ノズルの先端面の高さが最も低い筒状ノズルの配置された側が、前記ヒンジ部と対向する反対側に配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明では、
前記筒状ノズルが、容器の注出口部の中央で突出し頂面が平坦なコア部上に形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明では、
前記筒状ノズルの基部がコア部の周縁部に設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明では、
前記コア部が円筒形状からなっていることを特徴とする。
請求項7の発明では、
前記全ての筒状ノズルが、コア部の上面で想定傾斜面の下方の面に偏って配置されていることを特徴とする。
前記複数の筒状ノズルの前記想定傾斜面の下側に配置される筒状ノズルの内径を他の上側の筒状ノズルの内径よりも小さく設定されてなることが好ましい。
前記筒状ノズルの内壁で、ノズルの先端面の傾斜面が高い側の内壁が低い側の内壁に対して漸次口径が拡開するように傾斜しておくことが好ましい。
前記ノズルの先端面の傾斜面が高い側で口径が拡開するように傾斜する基点が、ノズルの先端面の傾斜面が低い側の内壁で上蓋部に設けられた突部の嵌合位置と一致する位置に設定されていることが好ましい。
本発明の容器の注出口部構造は、容器を横向き乃至斜め横向きにして内容物を流出させる際に、筒状ノズルの先端が、同一傾斜面である想定傾斜面上に設定されているので、内容物の液ダレが低減することができ、また容易に液切れさせることができる。
また、前記想定傾斜面の下側に配置されたノズル長の短い筒状ノズルの内径を、上側に配置されてノズル長の長い筒状ノズルの内径よりも小径にしたり、内周面に凹凸をつけて粗面化することで、ノズルの管路抵抗のばらつきを無くしてほぼ平行な線状に内容物を流出させることができる。
また、筒状ノズルの内壁を傾斜面が高い側で口径が拡開するように漸次薄肉にして隙間を形成することで、上蓋部のシール力を安定にすることができる。
注出口部構造の実施例1の平面から見た模式図である。 注出口部構造の実施例1の側面から見た図である。 想定傾斜面を示す要部斜視図である。 上蓋付き注出口部構造の展開図である。 筒状ノズルの配置を変えた実施例2の平面から見た模式図である。 想定傾斜面の下側となる注出方向側のコア部上面の面積を斜線で示した説明図である。 別の配置とした実施例3の平面から見た模式図である。 コア部を小さくした実施例4の平面から見た模式図である。 上蓋付き注出口部構造の展開状態の側断面図である。 同上蓋を閉じた状態の側断面図である。 上蓋付き注出口部構造の展開図である。 突部を筒状ノズルに挿入する前の断面図である。 突部を筒状ノズルに挿入時の断面図である。 コア部の先端の筒状ノズルと突部およびアウターリングとコア部の係合を示す断面図である。 筒状ノズルを4つ(偶数)設けた注出口部構造の平面図である。
1 注出口部
2 蓋部本体
3 コア部
4 ヒンジ部
5 上蓋
6 アウターリング
10、20、30 筒状ノズル
11、21、31 先端面
12、22,23 内壁面(高い方)
13、23、33 内壁面(低い方)
15 隙間
A1、A2、A3 筒状ノズルの軸線
P 想定傾斜面
複数の筒状ノズルを離間して配置してなる容器の注出口部構造において、前記筒状ノズルの全ての先端面が、該筒状ノズルの軸線に対して所定角度で傾斜する想定傾斜面上に設定されることで、内容物の巻き込みの低減を図り、また液切れを容易にした。
本実施例では、容器を斜めや横向きに倒して内容物を流出させて使用する容器の注出口部構造に使用する。
本実施例の注出口部1は、容器の口部(図示省略)に螺合または嵌着される蓋部本体2の上面に形成されるものであり、該蓋部本体2には図示しない別体のキャップが外嵌されるものでも、前記蓋部本体2にヒンジ部を介して上蓋が連設されるものでもよい。
また、注出口部1は、蓋部本体2上に形成されるものであっても、蓋部本体2の中央で略同心小径の円筒状に隆起するコア部3上に形成されるものでもよい。
ここでコア部3を設けるのは、容器内の内容物がコア部3で一旦留まることで、均一に内容物が筒状ノズルに押し出されて注出が安定すると共に、筒状ノズルを余分に長くすることなく筒状ノズルの根元のキャップ本体に内容物が付着するのを防止することができるからであり、コア部3は、円筒形状に限らず、立方体や多角柱など任意の断面形状を用いることができる。
図1~図2は、コア部3上に複数の筒状ノズル10、20、30、・・を配置した構成を例に説明するが、コア部3に替えて蓋部本体2に直接に複数の筒状ノズルを配置した構成でもよい。
ここで、前記コア部3上には複数の筒状ノズルがコア部の中心を基準とする同心円上で略等間隔に離間して配置されている。
図示例では、前記複数の筒状ノズルの一例として3つの筒状ノズル10、20、30とし、該筒状ノズルは、それらの軸線A1、A2、A3がコア部3の略水平な上面に対して略直角に交わっており、前記軸線A1~A3が平行になるように立設している(図2参照)。
そして、前記軸線A1、A2、A3に対して所定角度で傾斜する傾斜面となる想定傾斜面P上に、全ての筒状ノズル10、20、30の先端面が接するように設定されている(図2参照)。
前記想定傾斜面Pは、その下降する下側が、容器を傾けて内容物を注出する際に、注出口部1の下側となるように配置されている。
また、全ての筒状ノズル10、20、30が、コア部3の上面で想定傾斜面Pを同一レベルで横断する略中央Cより下方の面側に偏って配置されている。
ここで、後述の上蓋部5がヒンジ部4を介して注出口部1に連設されている場合には、前記想定傾斜面Pは、その下降する側が前記ヒンジ部4と対向して離間する反対側となるように配置される。
そして、前記筒状ノズル10、20、30は前記コア部3の中央を中心とする同心円上で等間隔となるように配置されている。
各筒状ノズル10、20、30は、隣接する筒状ノズル(10と20、20と30)との間で、平面から見て、想定傾斜面Pの下方向の間隔L1を同一とし、これと直角に交差する方向の間隔L2を同一とし、また隣接する筒状ノズル同士の軸線の間隔L3を同じくするように配置されている。
一例を示すと、L1が5mm、L2が1mm、L3が5.83mmであり、L1が3mm以下だと密着しすぎとなり、L3が5mm以下であるとノズル間の汚れを拭きにくくなる。
そして、前記筒状ノズル10、20、30の全ての先端面11、21、31が、前述のように、筒状ノズルの軸線が略平行に設定されると共に、筒状ノズルの全ての先端面が、筒状ノズルの前記軸線A1、A2,A3に対して所定角度θで傾斜する傾斜面となる想定傾斜面Pと一致するように設定されている。
図示例では、3つの筒状ノズルの先端面11、21、31を、水平面に対して15度~20度の角度で傾斜する傾斜面上に設定しているが、この角度に限定されず、容器や筒状ノズルの形状、内容物の種類などに応じて適宜、最適値を選択することができる。
これは、筒状ノズルの先端が水平面であったり、同一角度の傾斜面であってもばらばらの場合には、後述のように、内容物の流出に際して液だれが生じ、また液切りがしにくくなるからでもある。
上記傾斜角度θは、内容物の流動性および筒状ノズル間の離間した長さに対して最適な角度を決定すれば良い。
例えば、内容物の流動性が高い場合は角度を更に小さくし、高い場合には角度を更に大きくするなど、実験的に最適な角度を設定することができる。
これにより筒状ノズルから流出する内容物のノズル先端への巻き込みによる液だれを減少させ、また皿などを用いて液切りを容易に行うことができる。
前記筒状ノズルは、そのいずれかが、コア部3の外周縁に接して立設されていれば、内容物の流出時のコア部3上面における内容物の接する面積が小さくなる(一例として図4(b)の斜線部分参照)ため、流出した内容物のコア部3上面への付着を低減することができ好ましい。
そこで、図4から6には、全ての筒状ノズル10~30が、コア部3の外周縁部に接して突出されている例を示す。
図4は、3つの筒状ノズル10~30が、コア部3上で、コア部中央より想定傾斜面Pの下側に偏って配置されている。
ここで、L1は5mm、L2は2.4mm、L3は5.55mmであり、筒状ノズルの間隔は狭くなく、L3も拭きやすさも保たれている。
また、筒状ノズル10、20、30の先端面11、21、31は、いずれも前記実施例と同様に15度の傾斜面の同一面上に配置されている。
ここで、筒状ノズル10から30は、コア部3の中心から±60度の範囲内に配置することが一層好ましい。
図5は、左右両端の2つの筒状ノズル10、30が、コア部3の直径の両端でコア部3の外周と接して立設されており、中央の筒状ノズル20は、その間の90度離間した位置でコア部3の外周と接して立設されている。
このように筒状ノズル10~30の間隔を広げることで、L1は6.5mm、L2は6.4mm、L3は9.12mmと広くなり、ノズル間の汚れを拭き取りやすくなるが、付着面積は図4よりは広くなってしまうが、相応の効果を奏することができる。
図6は、図5と同じ配置で、コア部3を小径とした。
これにより、L1は5.4mm、L2は5.3mm、L3は7.52mmとなり、コア部3を小型にしたが、前記間隔は相対的に狭くならず、コア部3の汚れは拭きやすい。
その他の構成は、前記実施例と同様である。
コア部3の汚れの拭きやすさに関しては、前述のように隣接する筒状ノズルの軸心間の間隔L3を広くすることが好ましい。
一方で、コア部3の直径を短くすることでコア部3の側面は拭きやすくなる。
また、筒状ノズルの想定傾斜面Pの下方向の間隔L1が広いと、容器の使用時に3つの筒状ノズルからそれぞれ外へ流出して3条の流出物(図示省略)が離ればなれになる惧れがあり、逆に間隔が狭いと重なりあって均等に流出させることができない。
例えば、内容物がマヨネーズのような流動性を有する場合に、内容物は3本線となるが、L1が狭いと独立した3本の線にはなりにくくなる。
更に、筒状ノズル10、20、30で想定傾斜面Pの最も下側に位置する筒状ノズル2は、最も短くなるため管路抵抗が少なく、他の想定傾斜面Pの上側に位置する筒状ノズル10、30に比して流量が多くなるため、前記2つのノズル10、30から内容物が直線状に流出する場合に、中央のノズル20からは内容物が蛇行しながら流出することになり、見た目ばかりでなく、流出量にばらつきが生ずる。
そこで、内容物の性質によっては、筒状ノズル10、20、30は、ノズルの長さとノズルの内径とを比例させることが好ましい。
前記実施例では、筒状ノズル10と30とは想定傾斜面P上でノズル20に対して相対的に上側で同一レベルなので同じ長さとし、ノズル内径も同じとし、筒状ノズル20は、想定傾斜面P上で相対的に下側となりノズルが最も短いのでノズル内径も小さくする。
即ち、各筒状ノズルの管路抵抗ΔP=32μU×L/D2 (ここでLはノズルの長さ、Dはノズルの直径)でL/D2 を同じにするように設計すればよい。
図示例では、筒状ノズル10と30がφ2.4mmのとき、筒状ノズル20はφ2.1mmとすることで、流出した内容物を3本の平行線として流出することができた。
本実施例では、3つの筒状ノズルの内、1つの筒状ノズル20だけが短かったので、この内径を狭めたが、多数の筒状ノズルが設けられて、筒状ノズルの高さが複数段階で異なる場合には、それぞれ高さに合わせて内径を狭めてよい。
なお、図7および図8は、蓋部本体2にヒンジ部4を介して上蓋5を有する場合の上蓋を開いた状態と閉じた状態を示している。
前記上蓋5の内面に、該上蓋5を注出口部1に外嵌する際に前記コア部3に外嵌するアウターリング6と、前記筒状ノズル10~30の孔内に嵌合する栓状の突部7とを有している。
一方で、コア部3の側壁上部には、上蓋5を閉じてアウターリング6がコア部3に外嵌する際に、アウターリング6の先端側と凹凸係合する係合部8が形成されている。
アウターリング6があることで筒状ノズル10から30と突部7とが安定的にシールできるように位置決めされる。
図11に示すように、コア部3側の係合部8の高さを低くすることで、コア部3の側面が拭きやすくなる。
また、筒状ノズル10~30の内壁で、ノズルの傾斜面が高い側の内壁12、22、32が低い側の内壁13、23、33に対して漸次口径が拡開するように肉厚を薄くして隙間15を形成することが好ましい(図10、図11参照)。
これによりノズル先端の開口内壁が隙間15により一方(想定傾斜面Pの上方)に広がり液離れしやすいと共に、前記突部7が挿入しやすくなる。
そして、前記内壁12,22、32で拡開する基点が、想定傾斜面Pの下方寄りの内壁13、23、33の嵌合位置と一致する位置に設定することが好ましい。
これにより、ノズルの軸方向Lに対して突部7と密着するシール面を垂直にすることで、シール力が安定する(径方向に垂直に力が発生するため、回転モーメントが発生せず、変形を防止できる)。
この発明では、筒状ノズルは複数であればよく、奇数でも偶数でもよい。
図11は、筒状ノズル10、20、30、40を4つ設けた例を示す。
この場合、想定傾斜面Pで最も下方となる筒状ノズルは1つではなく、2つ(20、30)となる。
この発明は、前記実施例や図示例で、蓋部本体にヒンジ部が設けられていない場合であってもそれに限定されるものではなく、全ての形態でヒンジ部が設けられているものでもよい。
その他、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更することができる。

Claims (12)

  1. 複数の筒状ノズルを離間して配置してなる容器の注出口部構造において、
    前記筒状ノズルの軸線が略平行に設定されると共に、筒状ノズルの全ての先端面が、筒状ノズルの前記軸線に対して所定角度で傾斜する傾斜面となる想定傾斜面上に設定されていることを特徴とする注出口部構造。
  2. 想定傾斜面の下側が容器を傾けて内容物を注出する際に注出口部の下側となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の注出口部構造。
  3. 注出口部に、ヒンジ部を介して前記注出口部を覆う上蓋が連設されており、
    筒状ノズルの先端面の高さが最も低い筒状ノズルの配置された側が、前記ヒンジ部と対向する反対側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の注出口部構造。
  4. 筒状ノズルが、容器の注出口部の中央で突出し頂面が平坦なコア部上に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の注出口部構造。
  5. 筒状ノズルの基部がコア部の周縁部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の注出口部構造。
  6. コア部が円筒形状からなっていることを特徴とする請求項4または5に記載の注出口部構造。
  7. 全ての筒状ノズルが、コア部の上面で想定傾斜面の下方の面に偏って配置されていることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の注出口部構造。
  8. 複数の筒状ノズルの前記想定傾斜面の下側に配置される筒状ノズルの内径を他の上側の筒状ノズルの内径よりも小さく設定されてなることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の注出口部構造。
  9. 筒状ノズルの内壁で、ノズルの先端面の傾斜面が高い側の内壁が低い側の内壁に対して漸次口径が拡開するように傾斜してなることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の注出口部構造。
  10. ノズルの先端面の傾斜面が高い側で口径が拡開するように傾斜する基点が、ノズルの先端面の傾斜面が低い側の内壁で上蓋部に設けられた突部の嵌合位置と一致する位置に設定されていることを特徴とする請求項3から9に記載の注出口部構造。
  11. 複数の筒状ノズルは、コア部の中心から±60度の範囲内に配置してなることを特徴とする請求項7に記載の注出口部構造。
  12. 筒状ノズルが3個または4個の筒状ノズルからなっていることを特徴とする請求項7に記載の注出口部構造。
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