JP2003504282A - 多重分配流のためのバルブ付き分配システム - Google Patents

多重分配流のためのバルブ付き分配システム

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JP2003504282A JP2001509645A JP2001509645A JP2003504282A JP 2003504282 A JP2003504282 A JP 2003504282A JP 2001509645 A JP2001509645 A JP 2001509645A JP 2001509645 A JP2001509645 A JP 2001509645A JP 2003504282 A JP2003504282 A JP 2003504282A
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container
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シークイスト クロージャーズ フォーリン、 インコーポレイテッド
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    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/2018Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
    • B65D47/2031Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure the element being formed by a slit, narrow opening or constrictable spout, the size of the outlet passage being able to be varied by increasing or decreasing the pressure

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Abstract

(57)【要約】 開口を有する容器用の分配クロージャ(100、200、300、400)内に組込み可能な、分配システムを提供する。このシステムは、容器開口を覆って、容器に密封式に配置されるための、単体の、弾性的にフレキシブルな成形バルブアレイ構造(130、230、330、430)を含む。バルブアレイ構造(130、230、330、430)は、不浸透性の膜(132、232、332、432)を含む。バルブアレイ構造はまた、膜(132、232、332、432)と一体に成形された、フレキシブルで弾力のある、複数のスリットバルブ(140、240、340、440)を含む。各バルブ(140、240、340、440)は、容器内部の圧力がバルブ外部の圧力を所定量だけ超えたときに開口する常閉分配オリフィスを有する。バルブは、平行流、発散流、あるいは収束流で放出するように配設可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、容器から製品を分配するためのシステムに関する。このシステムは
特に、圧搾可能なフレキシブルな容器における使用またはそのための分配クロー
ジャとして適している。
【0002】 (発明の背景と従来技術の技術的問題) (1)容器と、(2)容器の一体部分として、または取付け部品として延びる
分配システムと、(3)容器内に収納された製品とを含む、多種多様なパッケー
ジがある。このようなパッケージの一種では、単一流の製品(例えば液体、クリ
ーム、粒状製品など)を放出するための、単一分配バルブが使用される。例えば
、AptarGroup,Inc.に譲渡された、米国特許第5839614号
を参照されたい。このパッケージには、一般にフレキシブルな瓶または容器の一
端に、弾性的にフレキシブルな、スリット型バルブが設けられている。このバル
ブは、通常は閉鎖されており、容器を完全に倒立させたとき、製品の重量に耐え
ることができ、その結果、容器を圧搾しない限り、製品は漏れ出さない。
【0003】 用途によっては、単一流ではなく複数流で、製品を分配するのが望ましいこと
がある。例えば、分配システムから、ある噴霧パターンで、液体を噴霧するのが
望ましいことがある。扇型または円錐形の噴霧パターンを提供するのが望ましい
こともある。また、実質上直線状の(すなわち、実質的に円筒形包絡線内で、噴
霧を画定する)噴霧パターンを提供するのが望ましいこともある。パッケージ前
方の、小さなターゲット領域に実質的に集束する、分離流式の分配パターンを提
供するのが望ましいこともある。
【0004】 したがって、比較的容易に製造でき、かつパッケージに装着しやすい構造を介
して、製品の複数流分配を可能にする、改良型分配システムを提供できれば、有
益であろう。
【0005】 このような改良型の分配システムはまた、容器の内部が加圧されたとき(すな
わち、容器が圧搾されるか、またはその他の手段によって容器内部の圧力が上げ
られたとき)、製品の分配を容易にする必要がある。
【0006】 そのような改良形システムが、多様な形状を有し、かつ多様な材料で構築され
た、瓶、容器、またはパッケージに対応できれば、有利であろう。
【0007】 さらに、そのような改良型システムは、一定の動作特性を有するシステムを生
産する上で、製品不良率の低い、高効率、高品質の大量生産技術に対応できるこ
とが望まれる。
【0008】 本発明は、上記の便益と特徴を有する設計に対応可能な、改良型バルブ付き分
配システムを提供する。
【0009】 (発明の概要) 本発明は、複数放出流で、容器から製品を分配するためのシステムを提供する
。このシステムは、液体、クリーム、または粉末を含む、粒状物質の放出に対応
可能である。
【0010】 この分配システムは、開口を有する容器から、製品を分配するのに使用するよ
うに適合されている。この分配システムは、容器の端部に一体で形成するか、ま
たは容器に恒久的に、または開放可能に装着する別個の組立部品にすることもで
きる。
【0011】 分配システムは、容器の開口を覆って、密封状態で容器に配置するための、単
体の、弾性的にフレキシブルな成形バルブアレイ構造を含む。このバルブアレイ
構造は不浸透性の膜を含む。このバルブアレイ構造はさらに、膜と一体成形され
た、弾性的にフレキシブルな複数のスリットバルブを含む。各バルブは、常閉分
配オリフィスを有し、このオリフィスは容器の内部圧力が、バルブの外部圧力を
、所定量だけ超過したときに開口する。好ましい一実施形態では、膜の材料は成
形した熱硬化性エラストマーであり、オリフィスは、膜材料中の互いに直角な2
つのスリットによって画定される。
【0012】 現在企図する一実施形態では、バルブアレイ構造は、互いに等距離に配置され
た3つのバルブを含む。このバルブアレイ構造は、容器にねじ係合するか、また
はスナップ止めで係合する、外部ハウジングによって、容器開口を取り囲んで、
容器に開放可能に取り付けられる。
【0013】 本発明は、容器から、2つまたはそれ以上の製品流を同時に分配するように作
動する。本発明の分配システムは、製品流が拡大、縮小、あるいは実質的に平行
のままとなるように、設計することができる。
【0014】 必要であれば、分配バルブ上に、ヒンジ結合式または脱着式のキャップまたは
蓋を設けてもよい。さらに、パッケージが輸送運搬中に圧搾力を受けた場合に、
パッケージからの漏れを防ぐために、ライナ、脱着可能なラベル、その他の構造
を、最初にバルブ上に設けてもよい。
【0015】 この分配システムには、自己シール型で、かつ開口バルブの内外の圧力差が所
定値以下のときには閉鎖されるように偏向させたバルブを利用することができる
。代替法として、分配システムに、一度開口すると、バルブ内外の圧力差がゼロ
に下がるまで、開口したままとなるバルブを利用することもできる。さらに、本
発明の分配構造は、単一のバルブアレイ構造内に、異種のバルブや、異寸法のバ
ルブを収容することができる。
【0016】 本発明の、その他の多数の利点と特徴は、以下に示す本発明の詳細な説明、特
許請求の範囲、および添付の図面とから明らかになるであろう。
【0017】 本明細書の一部を構成する添付図面、および明細書では、一貫して同じ部品は
同じ番号で示してある。
【0018】 (詳細な説明) 本発明は、種々の異なる実施形態が可能であるが、本明細書および添付図面は
、本発明の例としていくつかの特定の形態のみを開示するものである。したがっ
て、本発明は、本明細書において説明する実施形態によって制限されるものでは
ない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に記述してある。
【0019】 説明をわかり易くするために、本発明の分配システムは、容器の底を下にして
直立させたときに、分配システムが容器の上になる、通常の方位状態で説明する
ことにし、上方、下方、水平などの用語は、この姿勢を基準として用いる。しか
しながら、本発明の分配システムは、説明する姿勢以外の方位においても、製造
、保管、輸送、使用および販売が可能であることが理解されるであろう。
【0020】 本発明の分配システムは、様々な設計の、従来型および特殊用途の、多様な容
器との共用に適しており、その詳細は、図示も説明もしないが、当業者および、
当該容器の知識を有する者には明らかであろう。なお、容器自体は、本発明の部
分を構成しない。
【0021】 本発明の分配システムの第1の実施形態を、図1〜15に、容器(図示せず)
用の分配クロージャ100の形態で図示した。図2からわかるように、クロージ
ャ100は、ボディまたはハウジング102を有し、このハウジングは、ベース
またはスカート104と、スカートの頂部から半径方向内向きに延びる環状ショ
ルダ106と、ショルダ106の内側部分から上向きに延びる縮小径スパウト1
08とを含む。
【0022】 図5からわかるように、スカート104の内部が、ねじ110を画定している
。スカート104は、容器口または首部(図示せず)の上端部を受け入れるよう
に適合されている。スカートねじ110は、容器口または首部に設けられた、ね
じと噛み合い係合するように適合されている。
【0023】 代替手法として、スカート104を有するクロージャに、ねじ110の代わり
に、スナップ止め式ビード(図示せず)などの、容器首部の噛み合い溝(図示せ
ず)と係合するための、別の容器結合手段を設けることもできる。クロージャボ
ディまたはハウジング102は、それに用いる材料に応じて、誘導加熱溶融法、
超音波溶融法、接着法、その他の手段によって、容器に恒久的に固定することも
可能である。またクロージャのハウジング102も、容器の一体部品、または延
長部分として形成することが可能である。
【0024】 クロージャハウジングスカート104は、任意の適切構成にすることができる
。容器には、クロージャハウジング特有の構造に受け入れられる、上向きに突出
する首部、またはその他の部分を設け、容器の本体部分を、容器の首部およびク
ロージャハウジングスカート104と異なる断面形状にしてもよい。
【0025】 クロージャ100は、容器内部およびその中に収納されている製品を出し入れ
するための、口またはその他の開口を有する容器と共に使用するように適合され
ている。製品としては、例えば、液状化粧品がある。製品はまた、他の任意の液
体、個体、あるいはガス状物質であってもよく、それには、限定されるものでは
ないが、粉末、食料製品、個人用医薬品、工業用または家庭用清掃用品、または
他の化学配合物(例えば、製造用、業務用または家庭用補修、建設用、農業用な
どの配合物)などがある。
【0026】 容器は通常、フレキシブルな容器壁を有するか、またはユーザが把持して、圧
搾または圧縮することによって、容器内部の圧力を上げて、クロージャ100を
介して容器から製品が押し出されるようした壁構造を有する、圧搾式容器である
。この容器壁は、一般に材質固有の十分な弾力を有し、このために、圧搾力が取
り除かれると、容器壁はストレスのない通常の形状に復帰する。このような圧搾
式壁構造は、多くの用途に好ましいが、しかし中にはそれが必要でないか、また
は好ましくない用途もある。例えば、概して剛性のある容器を使用し、必要な時
に、ピストンまたはその他の加圧方式で、容器内部を加圧するのが望ましい用途
もある。
【0027】 図5でわかるように、環状の「蟹爪」シール112が、ボディショルダ106
の下側から下向きに突出している。このシール112は、クロージャ100が装
着される、容器内側の環状端(図示せず)と、密封式に係合するように適合され
ている。
【0028】 クロージャのボディまたはハウジング102は、図6および7からわかるよう
に、複数の円形開口118を画定している、上部、中央、端部の壁116を含む
。図1〜15に図示した好ましい第1の実施形態では、3つの円形開口118が
あり、これが互いに等間隔に配置されている。小型の、概して環状の、端面壁の
余白領域116が、3つの開口118に外接している。
【0029】 図7からわかるように、中央端面壁116の下側から下向きに延びる複数の突
出部部120がある。このうちの2つの突出部120が、図7で見えている。好
ましくは、クロージャボディまたはハウジング102内に、3つのこのような突
出部120を設けて、中央端面壁116の下側に、互いに等距離に配置する。各
突出部120は、中央端面壁116内の、2つの隣接する開口118から等距離
になるように配置してある。
【0030】 分配クロージャボディまたはハウジング102は、好ましくはポリプロピレン
などの熱硬化性材料から成形し、一般に剛性のある、硬質のプラスチック構造を
形成する。ハウジングまたはボディ102を製作する特定の材料は、本発明の部
分を構成しない。
【0031】 図6および8を参照すると、分配用クロージャは、さらにバルブアレイ構造1
30を含む。バルブアレイ構造130は、単体の、弾性的にフレキシブルな成形
構造であり、シリコンゴム、天然ゴム、その他の熱硬化性エラストマー材料から
成形するのが好ましい。バルブアレイ構造130は、熱可塑性エラストマーから
成形することもできる。好ましくは、バルブアレイ構造130は、米国The
Dowchemical Companyが商標名DC−595で販売するシリ
コンゴムなどの、シリコンゴムから成形する。
【0032】 バルブアレイ構造130は、不浸透膜132を含み、この膜中には、(1)膜
132と一体でそれぞれ成形した、弾性的にフレキシブルな複数のスリットバル
ブ140と、(2)複数の開口142とが配置されている。図1〜15に示す、
好ましい第1の実施形態では、3つのバルブ140が概して平面アレイで配置さ
れており、概して平行な放出経路に沿って、容器から製品が分配される。図1〜
15に示す実施形態において、バルブ140は、すべて同じ構成および寸法であ
る。図示した第1の実施形態では、3つのバルブが互いに等距離に配置され、膜
132は、半径方向にバルブ140より外側にあり、かつバルブに外接して、概
して円形の外縁を画定する、周辺の環状領域を含む。
【0033】 膜132内の各開口142は、クロージャのハウジング中央端面壁116の下
側から下向きに延びる突出部120の1つを受け入れるように適合されている。
これによって、ハウジング102とバルブアレイ構造130とがキー結合されて
、図4および5からわかるように、バルブ140付きハウジング開口118に、
所定の方位を与えて、バルブ140付きハウジング開口118の整列位置合わせ
する。
【0034】 バルブアレイ構造130は、ハウジング102と係合するリテーナ150によ
って、ハウジング102内に格納されている(図5および6)。ハウジング10
2は、環状チャネル152(図7)を画定し、図5からわかるように、リテーナ
150の一部が、チャネル152内に受け入れられている。この目的で、リテー
ナ150は、ハウジングチャネル152内に、スナップ止め係合で、受け入れら
れるように適合された、周辺部分154(図14)を含む。
【0035】 リテーナ150は、バルブアレイ構造130の膜132を支持するためのサポ
ートデック156を含む。サポートデック156は、複数の円形開口158を画
定しており、この開口はそれぞれ、バルブ140の1つのバルブの、下向きの突
出部部分を受け入れるように適合されている(図5)。
【0036】 リテーナ150もまた、複数のリセス160(図13および14)を画定し、
それぞれのリセスに、ハウジング突出部部120の1つの、遠端部を受け入れ、
リテーナ150、バルブアレイ構造130、およびハウジング102間のキー結
合を構成する。
【0037】 現時点で好ましい実施形態では、リテーナ150は、ポリプロピレンのような
熱可塑性材料から成形する。リテーナ150および/またはハウジング102は
、リテーナ円周部154を十分に撓み変形可能とし、リテーナ150をハウジン
グ102に挿入して、ハウジング環状チャネル152内に、リテーナ周辺部分1
54を、スナップ止め係合できるようにしてある。
【0038】 図14を参照すると、リテーナ150は、各バルブ受入れ開口158の周囲で
、円錐台形の座面164を画定しているのがわかる。これによって、各バルブ1
40の周囲の、円錐台形の噛み合い表面168(図9)との係合が構成される。
【0039】 各バルブ140は、弾性的にフレキシブルな、スリットバルブである。内部と
外部の圧力差が、所定値に達すると、バルブ内側の圧力によって、バルブが開口
する。特定の設計に応じて、バルブは、圧力差が減少すると閉鎖されるか、また
は圧力差がゼロとなっても、バルブは開口したままにすることもある。図1〜1
5に示すシステムの、第1の実施形態について説明したバルブ140の好ましい
実施形態では、バルブは、圧力差が所定値まで低下すると、閉鎖される設計とな
っている。
【0040】 図示する好ましい実施形態では、各バルブ140は、米国特許第567628
9号に開示されたバルブ46を参照して、米国特許第5676289号に実質的
に開示されている、市販のバルブ設計の構成と作動特性を有している。このよう
な種類のバルブの作動を、米国特許第5409144号に参照番号3dで指定さ
れた、類似のバルブを参照してさらに説明する。これら2つの特許の説明文は、
関連の範囲および無関係の範囲の参照として、本出願書に組み入れた。
【0041】 図11および12に図示されているように、各バルブ140は、フレキシブル
な頭部または中央壁182を含み、この頭部または中央壁は、外向き凹形であり
、頭部または中央壁180を貫通して延びる、少なくとも1つ、好ましくは2つ
の分配スリット184を画定している。バルブ180の好ましい形態では、長さ
の等しい互いに直交する2つのスリット184が設けられる。交差スリット18
4は、凹形の中央壁内に、通常扇形の、4つのフラップまたは花弁を画定する。
このフラップは、上記の米国特許第5409144号に記載の方法で、十分なレ
ベルまで上昇した圧力に応答して、スリット184の交差点から、外向きに開口
する。
【0042】 バルブ180は、バルブの首部部または中央壁182から外向きに延びる、ス
カート186(図11および12)を含む。スカート186の外端部(上端部)
には、薄い環状フランジ188(図11および12)が、スカート186周囲か
ら、斜め下向き方向に延びている。薄肉フランジ188は、周辺に平坦な上面を
有する、周辺の膜132で終端し、かつ底部に円錐台表面168を画定している
、下向きに突出する厚肉部分を有する(図9)。
【0043】 バルブ140が、閉鎖状態で、ハウジング102に正しく配置されているとき
(図5)、バルブ140は、ハウジング102の上面に対して引っ込んでいる。
しかし、人がバルブ下方で容器(図示せず)を圧搾すると、バルブの中央壁18
2が、引っ込んだ位置から力を受けて外向きに開き、液体がバルブ140を通過
して流れる。より詳細には、バルブ140下方の圧力が、外部大気圧を所定量だ
け超えると、バルブ140は、図12に示すように、引っ込み位置、または引き
込み位置から、延長、開位置へと力を受けて変形する。バルブの中央壁182(
スリット184を含む)は、最初は、通常凹型の形状を維持しながら、外向きに
変位する(図12に点線で仮想形を示す)。この凹形の、中央壁182の外向き
変位は、比較的薄く、フレキシブルなスカート186が吸収する。スカート18
6は、引っ込んだ休息位置から、ハウジング102の開放端に向かって外向きに
突出する、加圧位置に移動する。
【0044】 バルブ140は、バルブ中央壁182が、実質的に完全延長位置まで移動して
しまうまでは、開口しない(すなわち、スリット184が開かない)。実際に、
バルブの中央壁182が外向きに動くとき、バルブ中央壁182は、半径方向内
向きの圧縮力を受け、この圧縮力が、図12の点線で仮想的に示すように、スリ
ット184が開くのに対して、さらに抵抗を与える。さらに、バルブ中央壁18
2は、前方に移動するとき、また完全延長位置に達した後でも、概してその内向
き凹型の形状を維持する。しかし、内部圧力が外部圧力と比較して十分に大きい
と、延長されたバルブ140のスリット184が開き始め、製品が放出される(
製品が液体の場合は、連続流、あるいは連続する液滴流194で(図12))。
【0045】 3つのバルブ140が、図1〜15の第1の実施形態について図示するように
、それぞれ概して平面アレイで配置されるとき、製品は実質上、3つの平行な連
続、または不連続流として、各バルブ140を通過して放出される。その他の企
図する実施形態では、ハウジングの中央壁116、バルブアレイ構造130、お
よびリテーナ150は、パッケージの外部から見て凹面あるいは凸面にするなど
、それぞれ概して非平面でもよい。凹面形状とすると、複数流が、パッケージ端
からある距離にある、縮小された直径のターゲット領域に向かって、概して内向
きに集中することになる。また凸面形状にすると、外向きにフレアの入った、ま
たは円錐形の噴霧パターンとなる。
【0046】 必要であれば、クロージャハウジング102に、取り付け型か、または完全に
脱着可能な蓋(図示せず)を設けてもよい。蓋は、従来型ヒンジまたはスナップ
操作式ヒンジでヒンジ止めするか、あるいはハウジングに単に繋いでもよい。ま
た輸送運搬中にパッケージが外力を受けて、内部圧力が一時的に増大して、バル
ブが開口する可能性のある場合には、バルブ140が開口するのを防止する手段
として、蓋に、各バルブ140の凹部に受け入れられる、内向きに延びるプラグ
、またはメンバを設けてもよい。
【0047】 さらに企図する修正形態では、開放可能なライナ、または脱着可能なラベル(
図示せず)を、ハウジング102の頂部を横断して、中央端面壁116の外表面
に、最初に取り付けてもよい。これによっても、輸送運搬中に、パッケージが外
部の衝撃力または圧搾力を受けたときに、バルブ140から製品が放出されるの
を防止することができる。このような蓋や、脱着可能なライナを、ユーザがひと
たび除去すると、それを保存しておき、その後、旅行中に荷物の中にパッケージ
を詰め込みたいと思ったときには、クロージャの頂部に付け直すことができる。
これによっても、パッケージが外部衝撃力を受けて、一時的にパッケージ内の圧
力が増大した場合に、パッケージから製品が放出されるのを防止できることにな
る。
【0048】 図16〜29は、本発明による分配システムの、第2の実施形態を示す。この
第2の実施形態も、図16〜29に、全体的に参照番号200で示した分配クロ
ージャの形態をとる。
【0049】 図22でわかるように、クロージャ200は、ボディまたはハウジング202
を有し、このハウジングは、ベースまたはスカート204と、スカート204の
頂部から半径方向内向きに延びる環状ショルダ206と、ショルダ206の内側
部分から上向きに延びる縮小径スパウト208とを含む。
【0050】 図22からわかるように、スカート204の内部が、ねじ210を画定してい
る。スカート204は、容器の口または首部(図示せず)の上端部を受け入れる
ように適合されている。スカートねじ210は、容器口または首部部に設けられ
た、ねじと噛み合い係合するように適合されている。
【0051】 代替案として、スカート204を有するクロージャに、スレッド210の代わ
りに、スナップ止めビード(図示せず)などの、容器首部の噛み合い溝(図示せ
ず)と係合するための、別の容器結合手段を設けることもできる。クロージャの
ボディまたはハウジング202を、それに使用する材料に応じて、誘導加熱溶融
法、超音波溶融法、接着法、その他に手段によって、容器に恒久的に固定するこ
とも可能である。またクロージャハウジング202も、容器の、一体部品、また
は延長部として形成することが可能である。
【0052】 クロージャハウジングスカート204は、任意の適切構成とすることができる
。容器には、クロージャハウジング特有の構造に受け入れられる、上向きに突出
する首部、またはその他の部分を設け、容器の本体部分を、容器の首部およびク
ロージャハウジングスカート204とは異なる断面形状にしてもよい。
【0053】 クロージャ200は、容器内部およびその中に収納されている製品を出し入れ
するための、口または他の開口を有する容器と共に使用するように適合されてい
る。製品としては、例えば、液状化粧品がある。製品はまた、他の任意の、液体
、個体、あるいはガス状物質であってもよく、それには、限定はされるものでは
ないが、粉末、食料製品、個人用医薬品、工業用または家庭用清掃用品、または
他の化学配合物(例えば、製造用、業務用または家庭用補修、建設用、農業用な
どの配合物)などがある。
【0054】 容器は通常、フレキシブルな容器壁を有するか、またはユーザが把持して、圧
搾または圧縮することによって、容器内部の圧力を増大させ、クロージャ200
を介して、容器外に製品が押し出されるようにした壁構造を有する圧搾式容器で
ある。この容器壁は、一般に材質固有の十分な弾力を有し、このために、圧搾力
が除かれると、容器壁は、ストレスのない通常の形状に復帰する。このような圧
搾式壁構造は、多くの用途に好ましいが、しかし中には、必ずしもそれが必要で
はないか、もしくは好ましくない用途もある。例えば、概して剛性のある容器を
使用し、必要な時に、ピストンまたはその他の加圧方式で、容器内部を加圧する
のが望ましい用途もある。
【0055】 図22でわかるように、環状の「蟹爪」シール212が、ボディショルダ20
6の下側から下向きに突出している。このシール212は、クロージャ200が
装着される、容器内側の環状端(図示せず)と、密封式に係合するように適合さ
れている。
【0056】 クロージャのボディまたはハウジング202は、図19および22からわかる
ように、単一の円形中央開口218と、環状の円錐台クランプ面219とを画定
する環状ショルダ216を含む。
【0057】 分配クロージャボディまたはハウジング202は、好ましくはポリプロピレン
などの熱可塑性材料から成形し、一般に剛性のある、硬質のプラスチック構造を
形成する。ハウジングまたはボディ202を製作する特定の材料は、本発明の部
分を構成しない。
【0058】 図19および、24〜26を参照すると、分配用クロージャは、さらにバルブ
アレイ構造230を含む。バルブアレイ構造230は、単体の、弾性的にフレキ
シブルな成形構造であり、シリコンゴム、天然ゴム、その他の熱硬化性エラスト
マー材料から成形するのが好ましい。バルブアレイ構造230は、熱可塑性エラ
ストマーから成形することもできる。好ましくは、バルブアレイ構造230は、
米国The Dowchemical Companyが商標名DC−595で
販売するシリコンゴムなどの、シリコンゴムから成形する。
【0059】 バルブアレイ構造230は、弾性的にフレキシブルな複数のスリットバルブ2
40が配置された不浸透性の膜232を含み、このスリットバルブは、それぞれ
膜232と一体成形されている。図16〜29に示す好ましい第2の実施形態で
は、3つのバルブ240が概して平面アレイに配置されており、容器から、概し
て平行な放出経路に沿って、製品が分配される。図16〜29に示す実施形態で
は、バルブ240はすべて、同じ構成と寸法を有する。各バルブ240は、弾性
的にフレキシブルなスリットバルブであり、このバルブは、図8〜12を参照し
て先述したバルブ140の第1の実施形態と、同じ形状をもたせ、かつ同じ方法
で作動させてもよい。
【0060】 図25に示す第2の実施形態では、3つのバルブ240が、互いに等距離にア
レイされており、膜232は、周辺の環状フランジ233を含み、この環状フラ
ンジは、(1)半径方向にバルブ240を超えると共に、バルブ240に外接し
て、概して円形の外縁を画定すると共に、(2)上面または外側面235、およ
び下面または内側面237を画定する鳩尾形断面を有する。
【0061】 バルブアレイ構造230は、ハウジング202と係合するリテーナ250によ
って、ハウジング202内に格納されている(図19および図27〜29)。ハ
ウジング202は、環状チャネル252(図22)を画定し、図19からわかる
ように、リテーナ250の一部が、チャネル252内に受け入れられている。こ
の目的で、リテーナ250は、ハウジングチャネル252内に、スナップ止め係
合で、受け入れられるように適合された、周辺部分254(図28)を有する環
状壁251(図27〜29)を含む。
【0062】 このリテーナ環状壁251は、バルブアレイ構造230の周辺を支持するため
の、環状の円錐台座面264を含む。この座面264は、バルブアレイ構造フラ
ンジ233の下面237と係合し、バルブアレイ構造フランジ233の上面23
5をハウジングのクランプ面219に緊密に押し付ける。
【0063】 現時点で好ましい実施形態では、リテーナ250は、ポリプロピレンのような
熱可塑性材料から成形する。リテーナ250および/またはハウジング202は
、リテーナ円周部254を、ハウジング環状チャネル252内に、スナップ止め
係合させる目的で、リテーナ250をハウジング202に挿入できるように、十
分に撓み変形可能にしてある。
【0064】 図16〜29の第2の実施形態について示すように、3つのバルブ240が、
互いに概して平面アレイに配置されるとき、製品は、各バルブ240を通過して
、実質的に3つの平行な連続流または不連続流として放出される。他の企図する
実施形態では、バルブアレイ構造230は、パッケージの外から見て、凹面また
は凸面などの概して非平面にしてもよい。凹面構成にすると、複数の製品流が、
パッケージの端部からある距離の、縮小された直径のターゲット領域に向かって
、概して内向きに集中することになる。凸面構成とすると、外向きにフレア付き
、または円錐形の噴霧パターンとなる。
【0065】 必要であれば、第2の実施形態のエンクロージャハウジング202は、図1〜
15に示した分配システム100の第1の実施形態について先述したように、取
り付け型または完全に脱着可能な蓋(図示せず)を、任意選択で設けてもよい。
蓋は、従来型ヒンジまたはスナップ式ヒンジでヒンジ止めするか、あるいはハウ
ジングに単に繋いでもよい。蓋にはまた、輸送運搬中に、パッケージが外力を受
けて、内部圧力を一時的に増大させるか、またはバルブを開かせる可能性のある
とき、バルブ240が開口するのを防止する手段として、各バルブ240の凹部
に受け入れられる、内向きに延びるプラグ、またはメンバを設けてもよい。
【0066】 第1の実施形態について前述した、任意選択の、開放可能なライナ、または脱
着可能なラベルを、第2の実施形態のハウジング202の頂部を横断して、ハウ
ジングショルダ216の外表面に、最初に取り付けてもよい。これによっても、
輸送運搬中にパッケージが外部衝撃力または圧搾力を受けたときに、バルブ24
0から製品が放出されるのを防止することができる。このような蓋や、脱着可能
なライナを、ユーザがひとたび除去すると、それを保存しておき、その後、旅行
中に荷物の中にパッケージを詰め込みたいと思ったときには、クロージャの頂部
に付け直すことができる。これによっても、パッケージが外部衝撃力を受けて、
一時的にパッケージ内の圧力が増大した場合に、パッケージから製品が放出され
るのを防止できることになる。
【0067】 図30〜43は、本発明による分配システムの第3の実施形態を示す。第3の
実施形態もまた、図30〜43にすべて参照番号300で示した分配クロージャ
の形態である。
【0068】 図30および図35〜37でわかるように、クロージャ300は、図16〜2
9を参照して前述した第2の実施形態と同じボディまたはハウジング302を有
する。ハウジング302は、ベースまたはスカート304、スカート304の頂
部から半径方向内向きに延びる環状ショルダ306と、ショルダ306の内側部
分から上向きに延びる縮小径スパウト308を含む。
【0069】 クロージャのボディまたはハウジング302は、図33および36でわかるよ
うに、単一の円形中央開口318および環状の円錐台クランプ面319を画定す
る環状ショルダ316を含む。
【0070】 図33および図38〜40を参照すると、分配クロージャ300は、さらにバ
ルブアレイ構造330を含む。このバルブアレイ構造330は、弾性的にフレキ
シブルな、単体成形構造であり、図16〜19を参照して前述した第2の実施形
態のバルブアレイ構造230と以下の点を除いて実質的に同じである。第3の実
施形態のバルブアレイ構造330は、不浸透性の膜332内に、弾性的にフレキ
シブルな複数のスリットバルブ340間に中央開口339を含み、各スリットバ
ルブは、膜332と一体で成形されており、第2の実施形態のバルブ240と同
じ形状を有する。
【0071】 バルブアレイ構造330は、フランジ333を有し、ハウジング302(図3
3および図41〜43)と係合したリテーナ350を用いて、ハウジング302
内に格納されている。ハウジング302は、環状チャネル352(図36)を画
定し、図33に示すように、リテーナ350の一部が、チャネル352内に受け
入れられている。この目的で、リテーナ350は、ハウジングチャネル352内
に、スナップ止め係合で受け入れられるように適合された、周辺部分354(図
28)を有する、環状壁351(図41〜43)を含む。
【0072】 リテーナの環状壁351は、バルブアレイ構造330の周辺を支持するための
、環状の円錐台座面364(図42)を含む。座面364は、バルブアレイ構造
のフランジ333(図33)の下面と係合し、バルブアレイ構造のフランジ33
3の上面をハウジングのクランプ面319に対して緊密に押し付ける。
【0073】 現状で好ましい形態では、リテーナ350は、ポリプロピレンなどの熱可塑性
材料から成形する。リテーナ350および/またはハウジング302は、十分に
撓み変形可能として、これによってリテーナ350のハウジング302への挿入
をして、リテーナ周辺部分354を、ハウジングの環状チャネル352内にスナ
ップ止め式で係合できるようにしてある。
【0074】 リテーナ350は、環状壁351から半径方向内向きに中央ポスト357へと
延びる、少なくとも1つ、好ましくは3つの支持アーム355を含む。中央ポス
ト357の遠端部は、図33に示すように、バルブアレイ構造の中央開口339
に受け入れられるように適合されている。ポスト357は、バルブアレイ構造3
30と係合し、バルブアレイ構造330の中央部分の剛性を高め、安定化させる
。ポスト357の上端部は、拡大した頭部359を有し、この頭部は、図33に
示すように、バルブアレイ構造330の外側の、中央開口339の上縁部上に、
放射状に突出している。
【0075】 3つのバルブ340が、図30〜43の第3の実施形態で図示したように、概
して平面アレイでそれぞれ配置されるときは、製品は、各バルブ340から、実
質的に3本の平行な、連続または不連続流として放出される。先述の第2の実施
形態と同様に、バルブアレイ構造330は、この代わりに、パッケージの外側か
ら見て、凹面または凸面などの概して非平面にすることもできる。
【0076】 また第3の実施形態のクロージャハウジング302には、図1〜15に示す分
配システム100の第1の実施形態について前述したように、装着式または完全
に脱着可能な、蓋(図示せず)を、任意選択で設けてもよい。
【0077】 第1の実施形態について前述したような、任意選択の開放可能なライナまたは
脱着可能なラベルを、第3の実施形態のハウジング302の上部を横断して、ハ
ウジングショルダ316の外表面に、最初に装着してもよい。
【0078】 図44〜54は、本発明の分配システムの第4の実施形態を示す。第4の実施
形態も、図44〜54において、すべて参照番号400で示した分配クロージャ
の形態である。
【0079】 図44、47および48からわかるように、クロージャ400は、図16〜1
9を参照して前述した第2の実施形態のハウジング202と同じ、ボディまたは
ハウジングを有する。ハウジング402は、ベースまたはスカート404、スカ
ートの頂部から半径方向内向きに延びる環状ショルダ406と、ショルダ406
の内側部分から上向きに延びる縮小径スパウト408を含む。
【0080】 クロージャのボディまたはハウジング402は、図47および48でわかるよ
うに、単一の円形中央開口418および環状の円錐台形クランプ面419を画定
する、環状ショルダ416(図48)を含む。
【0081】 図47および図49〜51を参照すると、分配クロージャ400は、さらにバ
ルブアレイ構造430を含む。このバルブアレイ構造430は、弾性的にフレキ
シブルな、単体成形構造であり、図16〜19を参照して前述した第2の実施形
態のバルブアレイ構造230と以下の点を除いて実質的に同じである。第4の実
施形態のバルブアレイ構造430は、複数の、弾性的にフレキシブルなスリット
バルブ440の間の、不浸透性の膜432から下向きに突出する、中央ポスト4
39(図50)を含み、各スリットバルブは、膜432と一体で成形されており
、第2の実施形態のバルブ240と同じ形状を有する。ポスト439は、拡大頭
部441を有する。
【0082】 バルブアレイ構造430は、フランジ433を有すると共に、ハウジング40
2(図47)に係合するリテーナ450(図47および図52〜54)によって
、ハウジング402内に格納されている。ハウジング402は、環状チャネル4
52(図47)を画定し、図47に示すように、リテーナ450の一部が、チャ
ネル452内に受け入れられている。この目的で、リテーナ450は、ハウジン
グチャネル452内にスナップ止め係合で受け入れられるように適合された(図
47)、周辺部分454(図53)を有する、環状壁451(図52〜54)を
含む。
【0083】 リテーナの環状壁451は、図47に示すように、バルブアレイ構造430の
周辺を支持するための、環状の円錐台座面464(図53)を含む。座面464
は、バルブアレイ構造のフランジ433(図47)と係合し、バルブアレイ構造
のフランジ433の上面をハウジングのクランプ面419に対して緊密に押し付
ける。
【0084】 現状で好ましい形態では、リテーナ450は、ポリプロピレンなどの熱可塑
性材料から成形する。リテーナ450および/またはハウジング402は、十分
に撓み変形し、これによってリテーナ450のハウジング402への挿入を可能
にし、リテーナ周辺部分454が、ハウジングの環状チャネル452中にスナッ
プ止め式で係合されるようにしてある。
【0085】 リテーナ450は、環状壁451の底部から半径方向内向きに、円形開口45
9を画定する中央ポスト457へと延びる、少なくとも1つの、好ましくは3つ
の支持アーム455を含む。開口459は、図47に示すように、バルブアレイ
構造の中央ポスト439を受け入れるように適合されている。ポスト439は、
リテーナリング457と係合し、バルブアレイ構造430の中央部分の剛性を上
げると共に、安定化させる。ポスト439の下端部の拡大頭部441は、図47
に示すように、リテーナ450の内側に、リング開口459の下縁上に、半径方
向に突出している。
【0086】 3つのバルブ440が、図44〜54の第4の実施形態で図示したように、概
して平面アレイでそれぞれ配置されるときは、製品は、各バルブ440から、実
質的に3本の平行な、連続または不連続流として放出される。先述の第2の実施
形態と同様に、バルブアレイ構造430は、この代わりに、パッケージの外側か
ら見て、凹面または凸面などの概して非平面にすることもできる。
【0087】 また第4の実施形態のクロージャハウジング402には、図1〜15に示す分
配システム100の第1の実施形態について前述したように、装着式または完全
に脱着可能な、蓋(図示せず)を、任意選択で設けてもよい。
【0088】 第1の実施形態について前述したような、任意選択で開放可能なライナ、また
は脱着可能なラベルを、第4の実施形態のハウジング402の上面を横断して、
ハウジングショルダ416の外表面に、最初に装着することもできる。
【0089】 本発明についての上記の詳細な説明およびその図面から、本発明の新規概念ま
たは原理の、精神と範囲から逸脱することなく、多数の変形形態および修正形態
が実現できることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内部に通ずる開口を有する容器とは別個に形成され、同容器に開放可能に装着
するように適合可能な、分配クロージャに組み込まれた、本発明による分配シス
テムの第1の実施形態の斜視図である。
【図2】 側面図である。
【図3】 底面図である。
【図4】 上面図である。
【図5】 概して、図4の5−5面に沿った断面図である。
【図6】 分解斜視図である。
【図7】 概して、図6の7−7面に沿ったクロージャハウジングの断面図である。
【図8】 バルブパッドまたは成形バルブアレイ構造の上面図である。
【図9】 概して、図8の9−9面に沿った、断面図である。
【図10】 概して、図9の10−10面に沿った、底面図である。
【図11】 図9に示すバルブアレイ構造の、右側バルブの、大きく拡大した、部分断面図
である。
【図12】 図11と非常に類似しているが、バルブ下方の内部領域から加圧された製品を
分配中の、実質的に全開形状のバルブを示す、部分断面図である。
【図13】 リテーナの上面図である。
【図14】 概して、図13の14−14面に沿った、断面図である。
【図15】 概して、図14の15−15面に沿った、底面図である。
【図16】 内部に通ずる開口を有する容器とは別個に形成され、同容器に開放可能に装着
するように適合可能な、分配クロージャに組み込まれた、本発明による分配シス
テムの、第2の実施形態の斜視図である。
【図17】 図16に示すクロージャの、第2の実施形態の底面図である。
【図18】 図16に示すクロージャの、第2の実施形態の上面図である。
【図19】 概して、図18の19−19面に沿った、断面図である。
【図20】 クロージャの第2の実施形態の、分解斜視図である。
【図21】 図16に示す第2の実施形態の、クロージャハウジングの、上面図である。
【図22】 概して、図21の22−22面に沿った、断面図である。
【図23】 概して、図22の23−23面に沿った、断面図である。
【図24】 図16に示す第2の実施形態の、バルブパッドまたはバルブアレイ構造の、上
面図である。
【図25】 概して、図24の25−25面に沿った、断面図である。
【図26】 概して、図25の26−26面に沿った、底面図である。
【図27】 図16に示す、第2の実施形態のリテーナの、上面図である。
【図28】 概して、図27の28−28面に沿った、断面図である。
【図29】 概して、図28の29−29面に沿った、底面図である。
【図30】 内部に通ずる開口を有する容器とは別個に形成され、同容器に開放可能に装着
するように適合可能な、クロージャに組み込まれた、本発明による分配システム
の、第3の実施形態の斜視図である。
【図31】 図30に示すクロージャの、第3の実施形態の底面図である。
【図32】 図30に示すクロージャの、第3の実施形態の上面図である。
【図33】 概して、図32の33−33面に沿った、断面図である。
【図34】 図30に示すクロージャの、第3の実施形態の、分解斜視図である。
【図35】 図30に示す第3の実施形態の、クロージャハウジングの、上面図である。
【図36】 概して、図35の36−36面に沿った、断面図である。
【図37】 概して、図36の37−37面に沿った、底面図である。
【図38】 図30に示す第3の実施形態の、バルブパッドまたはバルブアレイ構造の、上
面図である。
【図39】 概して、図38の39−39面に沿った、断面図である。
【図40】 概して、図39の40−40面に沿った、底面図である。
【図41】 図30に示す第3の実施形態の、リテーナの上面図である。
【図42】 概して、図41の42−42面に沿った、断面図である。
【図43】 概して、図42の43−43面に沿った、底面図である。
【図44】 内部に通ずる開口を有する容器とは別個に形成され、同容器に開放可能に装着
するように適合可能な、分配クロージャに組み込まれた、本発明による分配シス
テムの、第4の実施形態の斜視図である。
【図45】 図44に示すクロージャの、第4の実施形態の底面図である。
【図46】 図44に示すクロージャの、第4の実施形態の上面図である。
【図47】 概して、図46の47−47面に沿った、断面図である。
【図48】 図44に示すクロージャの、第4の実施形態の、分解斜視図である。
【図49】 図44に示す第4の実施形態の、バルブパッドまたはバルブアレイ構造の、上
面図である。
【図50】 概して、図49の50−50面に沿った、断面図である。
【図51】 概して、図50の51−51面に沿った、底面図である。
【図52】 図44に示す第4の実施形態の、リテーナの、上面図である。
【図53】 概して、図52の53−53面に沿った、断面図である。
【図54】 概して、図53の54−54面に沿った、底面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グロス、リチャード、エイ アメリカ合衆国 ウィスコンシン、オコノ モウォク、 ゲイムキーパー コート 122 Fターム(参考) 3E084 AB01 AB06 AB07 BA02 CA01 CB02 CC05 DA01 DC05 FA09 GA04 GB04 HA03 HB02 HC03 HD04 LB01 LB07 LD08 LD13 LD16

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する容器から製品を分配するための分配システムで
    あって、 前記開口を覆って、前記容器上に密封式に配置されるための、単体の、弾性的
    にフレキシブルな成形バルブアレイ構造を備え、前記バルブアレイ構造が、(1
    )不浸透性の膜と、(2)前記膜と一体に成形された、弾性的にフレキシブルな
    複数のスリットバルブとを含み、各前記バルブは、前記容器の内部の圧力が外部
    の圧力を所定量だけ超過したときに開口する常閉分配オリフィス有する分配シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記バルブアレイ構造が、熱硬化性エラストマーから成形さ
    れる、請求項1に記載の分配システム。
  3. 【請求項3】 前記バルブアレイ構造が、円形外縁を有する、請求項1に記
    載の分配システム。
  4. 【請求項4】 前記バルブアレイ構造が、半径方向に前記バルブより外側に
    あり、かつ前記バルブに外接する、前記膜の環状領域を含む、請求項3に記載の
    分配システム。
  5. 【請求項5】 前記バルブアレイ構造が、互いに等距離に配設された3つの
    前記バルブ含む、請求項1に記載の分配システム。
  6. 【請求項6】 前記バルブが、概して平面アレイで配置されており、前記容
    器から、概して平行な放出経路に沿って、製品を分配する、請求項1に記載の分
    配システム。
  7. 【請求項7】 前記バルブがすべて、同じ構成と寸法を有する、請求項1に
    記載の分配システム。
  8. 【請求項8】 前記バルブの少なくとも1つが、前記容器の内部の圧力が、
    外部の圧力を所定量だけ超過したときに閉鎖される、自動閉鎖バルブである、請
    求項1に記載の分配システム。
  9. 【請求項9】 前記システムが、前記容器の前記開口周辺とは別個、かつ前
    記容器の前記開口周辺に開放可能に装着可能な、分配クロージャである、請求項
    1に記載の分配システム。
  10. 【請求項10】 前記分配システムが、(1)前記容器に装着するためのハ
    ウジングと、(2)前記バルブアレイ構造を前記ハウジング内に格納するために
    、前記ハウジングに係合される、リテーナとを含む、請求項9に記載の分配シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記ハウジングが、それぞれが異なる1つのバルブと提携
    して位置合わせされた、複数の円形開口を画定する中央端面壁を含み、 前記ハウジングが、前記中央端面壁から延びる、少なくとも1つの突出部を含
    み、 前記バルブアレイ構造が、前記突出部の少なくとも1つを受け入れて、前記ハ
    ウジングと前記バルブアレイ構造との間にキー結合を構成するための、少なくと
    も1つの開口を画定し、前記ハウジング開口とバルブの前記位置合わせ提携を画
    定するために、前記バルブ付き前記ハウジング開口を、所定の方向に配置する、 請求項10に記載の分配システム。
  12. 【請求項12】 前記突出部が、前記バルブアレイを完全に貫通し、かつ前
    記バルブアレイを超えて延びる遠端部を有し、 前記リテーナが、前記リテーナ、前記バルブアレイ構造、および前記ハウジン
    グ間のキー結合を構成するために、前記少なくとも1つの突出部の遠端部を受け
    入れるための、少なくとも1つのリセスを画定している、 請求項11に記載の分配システム。
  13. 【請求項13】 前記クロージャハウジングが、環状チャネルを含み、 前記リテーナが、前記チャネル内にスナップ止め係合で、受け入れられるよう
    に適合された周辺部分を含む、 請求項10に記載の分配システム。
  14. 【請求項14】 前記リテーナが、前記バルブアレイ構造の前記膜を支持す
    るための支持デッキを含み、 前記支持デッキが、それぞれが、前記バルブ中のそれぞれ異なるバルブと提携
    位置決めされた、複数の円形開口を画定し、 各前記バルブが、前記支持デッキ開口の1つに受け入れられ、かつ前記支持デ
    ッキ開口を超えて延びる部分を含む、 請求項9に記載の分配システム。
  15. 【請求項15】 前記バルブアレイ構造が、外表面および内表面を画定する
    、鳩尾形断面を有する環状フランジを含み、 前記クロージャハウジングが、前記バルブアレイ構造フランジと係合する、環
    状の円錐台クランプ面によって囲まれた中央開口を有し、 前記リテーナが、前記バルブアレイ構造フランジの前記内表面と係合する、環
    状の円錐台クランプ面を有する、 請求項10に記載の分配システム。
  16. 【請求項16】 前記バルブアレイ構造が、遠端部を有する中央補強ポスト
    を含み、 前記リテーナが、(1)環状壁と、(2)前記環状壁から半径方向内向きに延
    びる複数の支持アームと、(3)前記支持アームに支持され、かつ前記補強ポス
    トの遠端部を受け入れる、中央リングとを含む、 請求項10に記載の分配システム。
  17. 【請求項17】 前記バルブアレイ構造が、中央開口を画定し、 前記リテーナが、(1)環状壁と、(2)前記環状壁から半径方向内向きに延
    びえる支持アームと、(3)前記支持アームから前記バルブアレイ構造の前記中
    央開口に延びる遠端部を有する、中央ポストとを含み、前記バルブアレイ構造と
    係合し、前記バルブアレイ構造を補強する、 請求項10に記載の分配システム。
  18. 【請求項18】 前記バルブアレイ構造が、前記分配クロージャを装着可能
    な容器の内部から、外向きに面するように適合された外側部を有し、 前記リテーナが、前記中央ポストの遠端部に、前記バルブアレイ構造の前記外
    側部に受け入れられるための、拡大頭部を含む、 請求項17に記載の分配システム。
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