JP7201060B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
この様な問題を回避する為には、外観を構成する各構成部材を高精度に形成することも考えられるが、この場合コストアップを招いてしまう。
特許文献3記載のインクジェットプリンターは、装置側面が画像読取装置の下縁と装置本体の上縁とによって水平な分割ラインが形成されている。
本態様によれば、前記筐体の側面には切り欠き部が形成され、前記切り欠き部を介して前記本体部の側面の一部が露呈するので、前記読み取り機構部(本体部)を開く際に前記本体部の側面に指を掛けることができ、操作性が向上する。
本態様によれば、前記切り欠き部を介して露呈する前記本体部の側面の一部は凹状に形成されているので、前記本体部の側面により一層指を掛け易くなり、操作性が向上する。
本態様によれば、前記切り欠き部は、前記記録機構部の両側面において、装置前面寄りに形成されているので、前記読み取り機構部(本体部)を開く際により小さい力で開くことができる。
<<<プリンターの概要>>>
図1を参照するに、プリンター10は、記録機構部12と、記録機構部12の上部に設けられた、「読み取り機構部」としてのスキャナ部14とを備えている。記録機構部12の装置前面側には操作部16が記録機構部12に対して回動(チルト)可能に設けられている。より具体的には、操作部16は記録機構部12に対して閉じた姿勢(図1参照)と、記録機構部12に対して装置前面側に回動した姿勢(図2参照)とを切換え可能に構成されている。操作部16には表示パネル等の表示手段18が設けられている。
また、図3及び図4に示すように記録機構部12の上部にはスキャナ部14が設けられている。スキャナ部14は、本体部30(図6参照)と、本体部30の上部に設けられた原稿台32(図6参照)と、「開閉体」としての原稿台カバー34とを備えている。原稿台32は、一例として透明なガラス板で形成され、その上面に原稿を載置可能に構成されている。
次いで、図3を参照して記録機構部12における被記録媒体の媒体搬送経路38について説明する。図3において符号Pが付された太い実線は、カセット40から排紙トレイ22までの媒体搬送経路38に沿って搬送される媒体の案内経路を示している。
図1、図7及び図8を参照するに、カセット40は記録機構部12の下部において、記録機構部12に着脱可能に設けられている。カセット40の装置奥行き方向前面側には、前面カバー20がカセット40に対して回動可能に取り付けられている。
操作部16は、記録機構部12の装置奥行き方向前面側に記録機構部12に対して回動可能に取り付けられている。本実施例において操作部16は、図1及び図5に示すように記録機構部12の横幅に相当する幅を有している。すなわち、操作部16が記録機構部12に対して閉じた姿勢を取ると、記録機構部12の装置前面の一部、本実施例の場合、装置前面の上部を構成する。
これは、後述するプリンター94(図17参照)やプリンター100(図18参照)でも同様である。
図9ないし図11を参照するに、記録機構部12の背面側には、記録機構部12に対して着脱可能なユニット体68が取り付けられている。本実施例において、ユニット体68は、反転ローラー44、従動ローラー46b、46cを備えている。そして、ユニット体68は、記録機構部12に取り付けられた状態において、媒体搬送経路38の一部を構成している。
次いで図12ないし図16を参照して記録機構部12の構成について説明する。図12を参照するに、本実施例において記録機構部12の上部には、スキャナ部14と上面カバー24とが設けられている。そして、本実施例では、図1及び図9に示すように、プリンター10の上面をスキャナ部14の原稿台カバー34及び上面カバー24により構成している。
(1)本実施例において、プリンター10は、記録機構部12の上部にスキャナ部14を設ける構成としたが、この構成に代えて、スキャナ部14を設けない構成、すなわちプリンター機能のみの構成としてもよい。
(2)また、プリンター10において装置高さ方向の寸法を変更してもよい。図17は、装置高さ方向の寸法を大きくしたプリンター94を示している。本実施例では、前面カバー96及び側面側外装部材98の装置高さ方向における寸法を前面カバー20及び側面側外装部材76A、76Bの装置高さ方向における寸法よりも大きくすることでプリンター94の筐体78の装置高さ方向の寸法を変更できる。つまり、前面カバー20及び側面側外装部材76A、76Bを交換するだけで、プリンター94の筐体78の装置高さ方向の寸法変更が可能である。この様な寸法変更は、例えば用紙を収容するカセット40の用紙収容可能枚数を増やす様な設計変更の際に適用できる。
(3)本実施例において、プリンター10の上部に上面カバー24及び原稿台カバー34をプリンター10に対して回動可能に取り付けた構成としたが、この構成に代えて、図18に示すようにプリンター100の上部を原稿台カバー34のみで覆う構成としてもよい。
(4)本実施例において、図1及び図2に示すように前面カバー20が、前面側外装部材74Aの下部に設けられたインターフェース部63を覆う構成とし、そしてインターフェース部63は上記実施例では赤外線通信用窓62及び外部機器接続口64で構成されている。但しこれは一実施例であり、インターフェース部63を、一例としてカード状の記憶媒体を挿入可能なスロットで構成しても良いし、或いは当該スロット、赤外線通信用ポート(窓)、外部機器との接続インターフェース(接続口:例えばUSBなど)、などのいずれか一つ或いは二以上を組み合わせて構成しても良い。
これは、プリンター94(図17参照)やプリンター100(図18参照)でも同様である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
Claims (21)
- 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の上部を覆い、
前記操作部は、前記操作部の上部側に回動中心を有し、
前記操作部の上部及び前記操作部の前面の一部は、前記操作部が前記第1姿勢にあると
き、前記開閉体に覆われる
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体の前面は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の前面と連な
り、同一面を形成し、
前記操作部は、前記操作部の上部側に回動中心を有し、
前記操作部の上部及び前記操作部の前面の一部は、前記操作部が前記第1姿勢にあると
き、前記開閉体に覆われる
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の上部を覆い、
外部機器及び記憶媒体の少なくとも一方が接続される第1インターフェース部を備え、
前記操作部が前記第1姿勢にあるとき、前記第1インターフェース部が露呈し、前記操
作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部が前記第1インターフェース部を覆う
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体の前面は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の前面と連な
り、同一面を形成し、
外部機器及び記憶媒体の少なくとも一方が接続される第1インターフェース部を備え、
前記操作部が前記第1姿勢にあるとき、前記第1インターフェース部が露呈し、前記操
作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部が前記第1インターフェース部を覆う
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の上部を覆い、
前記操作部は、装置の横幅に相当する幅を有する
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体の前面は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の前面と連な
り、同一面を形成し、
前記操作部は、装置の横幅に相当する幅を有する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の記録装置において、
前記操作部は、装置の横幅に相当する幅を有する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の記録装置において、
前記筐体は、側面部を有し、
前記開閉体の側面は、前記側面部と連なり、同一面を形成する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項8に記載の記録装置において、
前記筐体の前記側面部には切り欠き部が形成され、
前記切り欠き部を介して前記本体部の側面の一部が露呈する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項9に記載の記録装置において、
前記切り欠き部を介して露呈する前記本体部の側面の一部は凹状に形成されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項8から請求項10の何れか1項に記載の記録装置において、
前記操作部は、装置の幅方向の端部において、前記操作部が前記第2姿勢にあるときに
前記側面部と連なる湾曲形状を有する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項11の何れか1項に記載の記録装置において、
前記読み取り機構部は、前記筐体に対して開閉可能に設けられる
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項12の何れか1項に記載の記録装置において、
前記筐体の前面側から引き出し可能であって、前記被記録媒体を収容するカセットを備
え、
前記カセットは、前記筐体の前面を覆う前面カバーを備え、
前記操作部の前面は、前記操作部が前記第2姿勢であるとき、前記前面カバーの前面と
同一面を形成する
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、
前記筐体の前面側から引き出し可能であって、前記被記録媒体を収容するカセットと、
を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の上部を覆い、
前記カセットは、前記筐体の前面を覆う前面カバーを備え、
前記操作部の前面は、前記操作部が前記第2姿勢であるとき、前記前面カバーの前面と
同一面を形成する、
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、
前記筐体の前面側から引き出し可能であって、前記被記録媒体を収容するカセットと、
を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体の前面は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の前面と連な
り、同一面を形成し、
前記カセットは、前記筐体の前面を覆う前面カバーを備え、
前記操作部の前面は、前記操作部が前記第2姿勢であるとき、前記前面カバーの前面と
同一面を形成する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項3または請求項4に従属する請求項13に記載の記録装置において、
前記外部機器及び前記記憶媒体の少なくとも一方が接続される第2インターフェース部
を備え、
前記前面カバーは、前記筐体に対して開閉可能に設けられ、
前記前面カバーが前記筐体に対して閉じた状態において、前記前面カバーが前記第2イ
ンターフェース部を覆い、
前記前面カバーが前記筐体に対して開いた状態において、前記第2インターフェース部
が露呈する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項14または請求項15に記載の記録装置において、
外部機器及び記憶媒体の少なくとも一方が接続されるインターフェース部を備え、
前記前面カバーは、前記筐体に対して開閉可能に設けられ、
前記前面カバーが前記筐体に対して閉じた状態において、前記前面カバーが前記インタ
ーフェース部を覆い、
前記前面カバーが前記筐体に対して開いた状態において、前記インターフェース部が露
呈する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記筐体の上部の背面側に設けられ、前記被記録媒体をセットするセット口と、
前記セット口を覆う上面カバーと、を備え、
前記開閉体の上面と前記上面カバーの上面とが面一に形成される、
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、
前記筐体の上部の背面側に設けられ、前記被記録媒体をセットするセット口と、
前記セット口を覆う上面カバーと、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の上部を覆い、
前記開閉体の上面と前記上面カバーの上面とが面一に形成される、
ことを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段を備える記録機構部を有する筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、前記筐体に対して回動した第1姿勢と閉じた第2姿勢とに
回動可能な操作部と、
前記筐体の上部に設けられ、原稿を読み取る読み取り機構部と、
前記筐体の上部の背面側に設けられ、前記被記録媒体をセットするセット口と、
前記セット口を覆う上面カバーと、を備え、
前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を備える本体部と、前記本体部に対して
開閉可能に設けられる開閉体と、を備え、
前記本体部の少なくとも一部は、前記筐体の内側に入り込み、
前記開閉体の前面は、前記操作部が前記第2姿勢にあるとき、前記操作部の前面と連な
り、同一面を形成し、
前記開閉体の上面と前記上面カバーの上面とが面一に形成される、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項18から請求項20の何れか1項に記載の記録装置において、
前記上面カバー及び前記開閉体は、装置の横幅に相当する幅を有する
ことを特徴とする記録装置。
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