JP7197309B2 - コーティングされた吸収性縫合糸 - Google Patents

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本発明は、操作時の糸の滑りがよく、高い結節破断強力で結節できるとともに、縫合後の傷口をより綺麗に治癒することができるコーティングされた吸収性縫合糸に関する。
近年、手術後の抜糸が不要であることから、吸収性材料を用いた吸収性縫合糸が用いられるようになってきている(例えば、特許文献1)。
なかでも、吸収性材料からなるモノフィラメントの縫合糸(吸収性モノフィラメント縫合糸)は、製造工程が簡便であることに加え、表面が平滑であることから縫合操作時に組織を痛めることがなく、かつ、キャピラリー性がないことから感染の危険性が格段に低くなるという利点を有する。
しかしながら、吸収性モノフィラメント縫合糸は、結び目を作ったときに接触面の面積が大きくなることから、糸の素材によっては結び目を作る時の糸の滑りが悪くなり、このことが操作中の糸切れの原因ともなり、結果として結節強力を低下させることにもなるという問題があった。
特開2017-113307号公報
このような吸収性モノフィラメント縫合糸の課題に対して、本願の出願人らは、特開平10-276751号公報において、ε-カプロラクトンのホモポリマー、あるいはε-カプロラクトンとそれ以外の吸収性単量体からなる共重合体と、ステアリン酸カルシウムを含む縫合糸用表面コーティング材料を提案した。このような縫合糸用表面コーティング材料を用いてコーティングされた吸収性縫合糸は、操作時の糸の滑りが改善されることにより操作性が向上するとともに、結節破断強力が向上する。
しかしながら、近年、縫合糸には、単に傷口を縫合するだけではなく、縫合後の傷口がより綺麗に治癒することが求められるようになってきている。コーティングされた吸収性縫合糸には、このような視点から更なる性能向上が求められていた。
本発明は、上記現状に鑑み、操作時の糸の滑りがよく、高い結節破断強力で結節できるとともに、縫合後の傷口をより綺麗に治癒することができるコーティングされた吸収性縫合糸を提供することを目的とする。
本発明は、吸収性モノフィラメント縫合糸と、前記吸収性モノフィラメント縫合糸をコーティングしたコーティング層とからなり、前記コーティング層は、水溶性生体活性物質を含有するコーティングされた吸収性縫合糸である。
以下に本発明を詳述する。
本発明のコーティングされた吸収性縫合糸は、吸収性モノフィラメント縫合糸と、該吸収性モノフィラメント縫合糸をコーティングしたコーティング層とからなる。
上記吸収性モノフィラメント縫合糸は、吸収性材料からなるモノフィラメントの縫合糸である。
上記吸収性モノフィラメント縫合糸を構成する吸収性材料としては特に限定されず、例えば、ポリグリコリド、ポリラクチド、ポリε-カプロラクトン、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体、ε-カプロラクトンとグリコリドの共重合体、ポリジオキサノン、グリコリド/トリメチレンカーボネート/ラクチドの共重合体、グリコリド/トリメチレンカーボネート/ジオキサノンの共重合体等が挙げられる。
なかでも、柔軟性に優れ、適度な吸収性を有することから、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体が好適である。
なお、本明細書においてラクチドは、L-ラクチド、D-ラクチド、D,L-ラクチド(ラセミ体)のいずれをも含むが、好ましくはL-ラクチドである。
上記ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体は、ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が20~30:80~70であることが好ましい。このような比率でε-カプロラクトンとラクチドを含むε-カプロラクトンとラクチドの共重合体からなる吸収性モノフィラメント縫合糸は、特に優れた柔軟性と適度な吸収性を発揮することができる。
上記吸収性モノフィラメント縫合糸のサイズは特に限定されず、一般的に用いられるEP規格0.5(USP7-0)~EP規格5(USP2)までのいずれのサイズであっても用いることができる。
上記吸収性モノフィラメント縫合糸としては、結節破断伸度が40~70%である低伸度タイプのものが好ましい。このような低伸度タイプの吸収性モノフィラメント縫合糸にコーティング層を設けることにより、特に高い結節強力を発揮することができる。
上記コーティング層は、水溶性生体活性物質を含有する。水溶性生体活性物質を用いることにより、コーティングされた吸収性縫合糸の操作時の糸の滑りをよくして、高い結節破断強力で結節できるようにするとともに、吸収性モノフィラメント縫合糸の分解に伴って水溶性生体活性物質が徐放されることにより、縫合後の傷口をより綺麗に治癒することができる。
上記水溶性生体活性物質としては特に限定されず、例えば、ヒアルロン酸、コラーゲンペプチド、アルギニン、グルタミン、グルタミン酸、システイン、アミノ酪酸、コンドロイチン硫酸、ビタミンB群、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、イソフラボン、カテキン等が挙げられる。なかでも、特にコーティングされた吸収性縫合糸の操作時の糸の滑りをよくすることができ、縫合後の傷口の治癒にも高い効果を発揮できることから、ヒアルロン酸が好適である。
上記水溶性生体活性物質は、上記吸収性モノフィラメント縫合糸を膜状に覆うようにコーティングされてもよいし、平均粒径が5~300μmの粒子状体が付着するようにコーティングされてもよい。
上記水溶性生体活性物質のコーティング量(付着量)は特に限定されないが、吸収性モノフィラメント縫合糸1g当たりの好ましい下限は50μg/g、好ましい上限は2000μg/gである。上記水溶性生体活性物質のコーティング量(付着量)がこの範囲内であると、コーティングされた吸収性縫合糸の操作時の糸の滑りをよくして、高い結節破断強力で結節できるようにするとともに、吸収性モノフィラメント縫合糸の分解に伴って水溶性生体活性物質が徐放されることにより、縫合後の傷口をより綺麗に治癒することができる。上記水溶性生体活性物質のコーティング量(付着量)のより好ましい下限は100μg/g、より好ましい上限は1300μg/gである。
上記コーティング層は、更に、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を含有してもよい。ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を含有することにより、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体がバインダーの役割を果たして、上記コーティング層をより強固に上記吸収性モノフィラメント縫合糸にコーティングすることができる。
上記ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体は、ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が88~97:12~3であることが好ましい。このような比率でε-カプロラクトンとラクチドを含むε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を上記コーティング層に含むことにより、得られるコーティングされた吸収性縫合糸の柔軟性等を損なうことなく、上記コーティング層をより強固に上記吸収性モノフィラメント縫合糸にコーティングすることができる。上記ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体におけるε-カプロラクトンとラクチドのモル比は、70~80:30~20であることがより好ましく、45~55:55~45であることが更に好ましい。
上記コーティング層は、更に、ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸塩を含有してもよい。高級脂肪酸塩を含有することにより、コーティングされた吸収性縫合糸の操作時の糸の滑りを更によくすることができる。
本発明のコーティングされた吸収性縫合糸を製造する方法は特に限定されないが、例えば、上記コーティング層を形成するためのコーティング溶液中に上記吸収性モノフィラメント縫合糸を浸漬した後、取り出して乾燥させる方法が挙げられる。
上記コーティング溶液としては、例えば、上記水溶性生体活性物質を水に溶解した水溶液が挙げられる。このような水溶液に上記吸収性モノフィラメント縫合糸を浸漬した後、取り出して乾燥させることにより、上記吸収性モノフィラメント縫合糸を膜状に覆うように上記水溶性生体活性物質をコーティングすることができる。
上記コーティング溶液としては、例えば、有機溶剤に上記ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を溶解し、上記水溶性生体活性物質の5~300μmの粒子状体を懸濁させた懸濁液が挙げられる。このような懸濁液に上記吸収性モノフィラメント縫合糸を浸漬した後、取り出して乾燥させることにより、上記吸収性モノフィラメント縫合糸に、上記水溶性生体活性物質の5~300μmの粒子状体が付着するように上記水溶性生体活性物質をコーティングすることができる。
なお、上記有機溶剤としては、上記ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を溶解できるものであれば特に限定されないが、上記吸収性モノフィラメント縫合糸を強力に溶解しないことから、アセトンが好適である。
本発明によれば、操作時の糸の滑りがよく、高い結節破断強力で結節できるとともに、縫合後の傷口をより綺麗に治癒することができるコーティングされた吸収性縫合糸を提供することができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
吸収性モノフィラメント縫合糸として、ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が23:77であるε-カプロラクトンとラクチドの共重合体からなるEP規格3の吸収性モノフィラメント縫合糸1を準備した。なお、吸収性モノフィラメント縫合糸1は、結節破断強度が約65%の低伸度タイプとなるように、熱処理条件等の製造条件を調整して製造されたものである。
一方、水溶性生体活性物質としてヒアルロン酸を0.5w/v%の濃度で蒸留水に溶解した水溶液を得た。
得られた水溶液中に吸収性モノフィラメント縫合糸1を浸漬した後、取り出して、25℃、8時間乾燥させることにより、吸収性モノフィラメント縫合糸1がヒアルロン酸によってコーティングされた吸収性縫合糸を得た。
(実施例2)
ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が92:8、重量平均分子量が320,000であるε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を0.5w/v%の濃度でアセトンに溶解したアセトン溶液を得た。得られたアセトン溶液に、平均粒子径が67.6μmの粒子状のヒアルロン酸を0.5w/v%の濃度になるように加え、充分に攪拌して懸濁液を得た。
得られた懸濁液を常に攪拌した状態の中に、吸収性モノフィラメント縫合糸1を約10m/分の速度で通過させ、その後乾燥させることにより、吸収性モノフィラメント縫合糸1がヒアルロン酸からなる粒子状体を含むε-カプロラクトンとラクチドの共重合体によってコーティングされた吸収性縫合糸を得た。
(比較例1)
コーティングされていない、吸収性モノフィラメント縫合糸1を準備した。
(実施例3)
吸収性モノフィラメント縫合糸として、ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が24:76であるε-カプロラクトンとラクチドの共重合体からなるEP規格3の吸収性モノフィラメント縫合糸2を準備した。なお、吸収性モノフィラメント縫合糸2は、結節破断強度が約45%の低伸度タイプとなるように、熱処理条件等の製造条件を調整して製造されたものである。
吸収性モノフィラメント縫合糸2を用いた以外は実施例2と同様にして、吸収性モノフィラメント縫合糸2がヒアルロン酸からなる粒子状体を含むε-カプロラクトンとラクチドの共重合体によってコーティングされた吸収性縫合糸を得た。
(比較例2)
コーティングされていない、吸収性モノフィラメント縫合糸2を準備した。
(評価)
実施例及び比較例で得られた各吸収性縫合糸について、以下の方法により評価を行った。
結果を表1に示した。
(1)ヒアルロン酸のコーティング量の測定
得られた各吸収性縫合糸におけるヒアルロン酸のコーティング量をカルバゾール硫酸法により測定した。カルバゾール硫酸法については、例えば、T.Bitter et al, A modified uronic acid carbazole reaction,Anal.Biochem.4,330-334(1962)等に詳しく記載されている。即ち、まず、硫酸-四ホウ酸ナトリウム・10水和物試液(濃度0.025mol/L)、カルバゾール-エタノール試液(濃度0.125w/v%)及びヒアルロン酸ナトリウムの標準液を調製した。次いで、得られた吸収性縫合糸を正確に秤量し、超音波処理を行いながら蒸留水に抽出してサンプル液を調製した。得られたサンプル液に硫酸-四ホウ酸ナトリウム・10水和物試液を加え、氷冷して常温に戻した後、カルバゾール-エタノール試液を加えて加熱し反応させた。反応後のサンプル液の波長530nmの光の吸光度を分光光度計にて測定した。予めヒアルロン酸ナトリウムの標準液を用いて作製した検量線から、サンプル液に含まれるヒアルロン酸の量を求めた。
(2)結節強力及び結節伸度の測定
EPの縫合糸の結節強力測定法の規定に従って、得られた吸収性縫合糸の結節強力を測定した。また、結節が破断したときの伸度を結節破断伸度として測定した。
Figure 0007197309000001
本発明によれば、操作時の糸の滑りがよく、高い結節破断強力で結節できるとともに、縫合後の傷口をより綺麗に治癒することができるコーティングされた吸収性縫合糸を提供することができる。

Claims (8)

  1. 吸収性モノフィラメント縫合糸と、前記吸収性モノフィラメント縫合糸をコーティングしたコーティング層とからなり、前記コーティング層は、水溶性生体活性物質を含有し、前記水溶性生体活性物質は、ヒアルロン酸であり、
    前記水溶性生体活性物質は平均粒径が5~300μmの粒子状体で吸収性モノフィラメント縫合糸に付着している
    ことを特徴とするコーティングされた吸収性縫合糸。
  2. 吸収性モノフィラメント縫合糸1g当たりの水溶性生体活性物質のコーティング量が50~2000μg/gであることを特徴とする請求項1記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
  3. コーティング層は、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体を含有することを特徴とする請求項1又は2記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
  4. ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体は、ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が88~97:12~3であることを特徴とする請求項3記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
  5. 吸収性モノフィラメント縫合糸は、ポリグリコリド、ポリラクチド、ポリε-カプロラクトン、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体、ε-カプロラクトンとグリコリドの共重合体、ポリジオキサノン、グリコリド/トリメチレンカーボネート/ラクチドの共重合体又はグリコリド/トリメチレンカーボネート/ジオキサノンの共重合体からなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
  6. 吸収性モノフィラメント縫合糸は、ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体からなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
  7. ε-カプロラクトンとラクチドの共重合体は、ε-カプロラクトンとラクチドのモル比が20~30:80~70であることを特徴とする請求項6記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
  8. 吸収性モノフィラメント縫合糸は、結節破断伸度が40~70%であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のコーティングされた吸収性縫合糸。
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