JP7195844B2 - パッドタイプ吸収性物品 - Google Patents
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Description
しかしながら、従来の目印は、パッドタイプ吸収性物品を下着に取り付ける際の目安とはなるものの、パッドタイプ吸収性物品を下着に取り付けた後、下着を穿く前に、下着の外部から位置確認を行うことはできなかった。
<第1の態様>
前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる前側部分と、前後方向中央より後側に延びる後側部分とを有し、
裏面に粘着剤層が設けられている、
パッドタイプ吸収性物品において、
両側部における下着の最下部に位置するべき部位に、取付位置確認用の目印が裏側から視認可能なように設けられている、
ことを特徴とするパッドタイプ吸収性物品。
このパッドタイプ吸収性物品は、下着への取り付け後、装着者が下着を穿く前に、下着の脚開口から露出する、パッドタイプ吸収性物品の両側部の目印を下着の外部から視認し、その位置が下着の最下部であるか否か確認することにより、下着に取り付けた状態で取付位置が適切であるかを容易に確認できる。もちろん、本パッドタイプ吸収性物品の目印は、下着への取付けに際して利用することも可能である。なお、「下着の最下部」とは、折り畳まれていない自然長状態の下着で、前身頃のウエストの縁と後身頃のウエストの縁とを合わせた状態で、最も股間側に位置する端部を意味する。
両側部の股間部における、前記目印の前後両側に間隔を空けた各位置に、ズレ確認用の目印が裏側から視認可能なように設けられている、
第1の態様のパッドタイプ吸収性物品。
このように、目印の前後両側に間隔を空けた各位置に、ズレ確認用の目印が設けられていると、前後どちらにどの程度ずれているかが分かりやすくなるため好ましい。例えば下着に取り付けた状態で下着の前面から見たときに、下着の脚開口から露出するパッドタイプ吸収性物品の両側部に、ズレ確認用の目印しか見えない場合、取付位置が後にずれていることが一目瞭然となる。
各目印の幅方向内側にそれぞれ隣接して前後方向に直線的に延びる縦基準線と、これら縦基準線の間における、下着の最下部に位置するべき部位に沿って、幅方向に直線的に延びる横基準線とが、裏側から視認可能なように設けられている、
第1又は2の態様のパッドタイプ吸収性物品。
前述の目印に加えて、これら縦基準線及び横基準線を設けることにより、下着への取付けに際してパッドタイプ吸収性物品の向きを把握しやすいものとなる。また、縦基準線は目印に隣接している。よって、下着に取り付けた状態では縦基準線も下着の脚開口から露出するため、この縦基準線を視認することにより、下着に取り付けた状態でパッドタイプ吸収性物品の向きが適切であるかを容易に確認できる。
前記縦基準線は幅を有しており、
前記粘着剤層の側縁は、前記縦基準線の幅方向中央側の縁から10mm以内の位置を通り前後方向に沿って直線的に延びている、
第3の態様のパッドタイプ吸収性物品。
縦基準線と粘着剤層の側縁とがこのような位置関係にあることにより、縦基準線を基準としてパッドタイプ吸収性物品の向きを調節しながら、容易にパッドタイプ吸収性物品を下着に取り付けることができる。
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記吸収体は、前記股間部を含む前後方向の範囲に括れ部を有しており、
前記吸収体の幅方向両側に延び出たサイドフラップ部を有し、
前記サイドフラップ部は、前記股間部を含む前後方向の範囲に、前後方向に延びる細長状のサイド弾性部材を有しており、
前記サイドフラップ部における前記サイド弾性部材を有する領域は、前記サイド弾性部材の収縮により前後方向に収縮しているとともに前後方向に伸長可能である伸縮領域を有し、
前記目印は、前記括れ部の側縁よりも側方であって、かつ前記サイド弾性部材よりも幅方向中央側に設けられている、
第1~4のいずれか1つの態様のパッドタイプ吸収性物品。
このような括れ部及びサイドフラップ部を有するパッドタイプ吸収性物品は、サイドフラップ部にサイド弾性部材を設けることにより、下着に取り付けた状態で船形となり、特に装着者の脚周りに対するフィット性が高いものとなる。このようなパッドタイプ吸収性物品の場合、下着に取り付けた状態で股間部のサイドフラップ部が下着の脚開口から露出する。しかし、サイド弾性部材により目印を有する部分が収縮していると、目印が皺の中に隠れたり、目印の形状が崩れたりするため、目印を視認しにくくなるおそれがある。これに対して、目印が、括れ部の側縁よりも側方であって、かつサイド弾性部材よりも幅方向中央側に設けられていると、目印が皺が最も深く形成される部分に位置しない(つまりサイド弾性部材と重ならない)ため、目印の視認性低下を抑制することができる。
前記サイド弾性部材による伸縮領域は、前記目印よりも前後両側に設けられており、前記目印を有する前後方向の範囲は非伸縮領域となっている、
第5の態様のパッドタイプ吸収性物品。
このように、目印を有する前後方向の範囲は非伸縮領域となっていると、目印が皺の中に隠れたり、目印の形状が崩れたりしにくくなり、目印の視認性が良好となるため好ましい。
トップシート22上を横方向に移動する尿や軟便を遮り、横漏れを防止するために、使い捨ておむつの表面の幅方向WDの両側には、トップシート22の側部から肌側に立ち上がる(突出する)起き上がりギャザー60が前後方向全体にわたり設けられている。
各サイドフラップ部SFは、股間部Mを含む前後方向LDの範囲に、前後方向LDに延びる細長状のサイド弾性部材64を有しており、このサイド弾性部材64を有する領域は、サイド弾性部材64の収縮により前後方向LDに収縮しているとともに前後方向LDに伸長可能である伸縮領域A1(サイドギャザー)を有している。サイド弾性部材64は、図示例のように、ギャザーシート62の接合部分のうち接合始端近傍の幅方向WD外側において、ギャザーシート62と液不透過性シート21との間に設けるほか、サイドフラップ部SFにおける液不透過性シート21と外装シート25との間に設けることもできる。サイド弾性部材64は、図示例のように各側に1本のみ設ける他、各側に複数本設けることもできる。サイド弾性部材64としては、ギャザー弾性部材63と同様の素材を使用することができる。
図2、図3及び図5に示すように、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面、つまり図示例では外装シート25の裏面には、粘着剤層30が設けられている。粘着剤層30は、図示例のように、剥離シート31により剥離可能に被覆しておき、使用時に剥離シート31を剥離して粘着剤層30を露出させるのが望ましい。
特徴的には、図7に示すように、両側部における下着100の最下部101に位置するべき部位に、取付位置確認用の目印40がパッドタイプ使い捨ておむつ200の裏側(外側)から視認可能なように設けられている。このパッドタイプ使い捨ておむつ200は、図6に示すように下着100に取り付けることができる。この取付けに際して目印40を利用することができる。さらに、図10に示すように、下着100への取り付け後、装着者が下着100を穿く前に、下着100の脚開口LOから露出する、パッドタイプ使い捨ておむつ200の両側部の目印40を下着100の外部から視認し、その位置が下着100の最下部101であるか否か確認することにより、下着100に取り付けた状態で取付位置が適切であるかを容易に確認できる。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
Claims (4)
- 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる前側部分と、前後方向中央より後側に延びる後側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記吸収体は、前記股間部を含む前後方向の範囲に括れ部を有しており、
前記吸収体の幅方向両側に延び出たサイドフラップ部を有し、
前記サイドフラップ部は、前記股間部を含む前後方向の範囲に、前後方向に延びる細長状のサイド弾性部材を有しており、
前記サイドフラップ部における前記サイド弾性部材を有する領域は、前記サイド弾性部材の収縮により前後方向に収縮しているとともに前後方向に伸長可能である伸縮領域を有し、
裏面に粘着剤層が設けられている、
パッドタイプ吸収性物品において、
両側部における、前後方向において前記括れ部の前後方向の中央と対応する位置に、取付位置確認用の目印が裏側から視認可能なように設けられており、
前記目印は、前記括れ部の側縁よりも側方であって、かつ前記サイド弾性部材よりも幅方向中央側に設けられているとともに、
前記サイド弾性部材による伸縮領域は、前記目印よりも前側及び前記目印よりも後側にそれぞれ設けられており、前記目印を有する前後方向の範囲は非伸縮領域となっている、
ことを特徴とするパッドタイプ吸収性物品。 - 両側部の股間部における、前記目印の前後両側に間隔を空けた各位置に、ズレ確認用の目印が裏側から視認可能なように設けられている、
請求項1記載のパッドタイプ吸収性物品。 - 各目印の幅方向内側にそれぞれ隣接して前後方向に直線的に延びる縦基準線と、これら縦基準線の間における、前後方向において前記括れ部の前後方向の中央と対応する位置に、幅方向に直線的に延びる横基準線とが、裏側から視認可能なように設けられている、
請求項1又は2記載のパッドタイプ吸収性物品。 - 前記縦基準線は幅を有しており、
前記粘着剤層の側縁は、前記縦基準線の幅方向中央側の縁から10mm以内の位置を通り前後方向に沿って直線的に延びている、
請求項3記載のパッドタイプ吸収性物品。
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