JP7295674B2 - パッドタイプ使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、特にテープタイプやパンツタイプ等の使い捨ておむつ又は下着(以下、総称してアウターともいう)の内側に装着して使用されるパッドタイプ使い捨ておむつに関するものである。
パッドタイプ使い捨ておむつでは、いわゆる横漏れを防止するために、両側部に表面から起き上がる起き上がりギャザーを設けることが一般的となっている。起き上がりギャザーには種々の構造のものが存在するが、多くの起き上がりギャザーは次のような基本構造を有する。すなわち、一般的な起き上がりギャザーは、物品の側部に固定された付根部分と、この付根部分より延び出る本体部分と、本体部分の前端部及び本体部分の後端部が倒伏状態に固定されてそれぞれ形成された前倒伏部分及び後倒伏部分と、本体部分における前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分と、起き上がり部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って取り付けられたギャザー弾性部材とを有するものである。
他方、パッドタイプ使い捨ておむつは、様々な用途で使用されており、その装着の仕方も様々である。パッドタイプ使い捨ておむつの代表的な装着方法の一つとして、次のようなものがある。すなわち、介護者が被介護者にパッドタイプ使い捨ておむつを装着する場合において、パッドタイプ使い捨ておむつを、左右両側の部分の裏面が合わさるように山折り(以下、単に山折りともいう)し、山折りの頂部と反対側の部分をつかんで、山折りの頂部を被介護者の股間にあてがうことがある。このような装着方法は女性の被介護者や拘縮で脚が余り開かない被介護者に好ましいと考えられている。
しかし、従来のパッドタイプ使い捨ておむつは、吸収体の剛性や、起き上がりギャザーのギャザー弾性部材の収縮力が山折りに抗する力として働き、山折りしやすいものではなかった。
特開2003-93438号公報 特開2006-136583号公報
そこで、本発明の主たる課題は、山折りしやすいパッドタイプ使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決したパッドタイプ使い捨ておむつは以下のとおりである。
<第1の態様>
前後方向中央を含む股間部分と、
前後方向中央より前側に延びる前部分と、
前後方向中央より後側に延びる後部分と、
前記股間部分を含む範囲に内蔵された吸収体と、
両側部における排泄物の遮断位置に沿って表面から起き上がる、起き上がりギャザーとを備えた、
パッドタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記吸収体の側縁よりも側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記起き上がりギャザーは、前記サイドフラップに固定された付根部分と、この付根部分の幅方向中央側の縁から幅方向外側に延びた本体部分と、この本体部分における前端部及び後端部が倒伏状態に固定された部分である前倒伏部分及び後倒伏部分と、前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分と、この起き上がり部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って設けられたギャザー弾性部材とを有しており、
前記本体部分は、その前後方向全体にわたり、少なくとも展開状態で前記サイドフラップの側縁よりも幅方向外側に1~10mmはみ出す、はみ出し部を有しており、
前記はみ出し部に、前記ギャザー弾性部材を有している、
ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本パッドタイプ使い捨ておむつでは、起き上がりギャザーの全体が吸収体よりも側方に位置し、かつ起き上がりギャザーの先端部がはみ出し部となっており、このはみ出し部にギャザー弾性部材の一部又は全部を有しているため、山折りする際、起き上がりギャザーのギャザー弾性部材の収縮力が山折りに抗する力として働きにくく、山折りしやすく、山折り状態を保持しやすい。
<第2の態様>
前後方向中央を含む股間部分と、
前後方向中央より前側に延びる前部分と、
前後方向中央より後側に延びる後部分と、
前記股間部分を含む範囲に内蔵された吸収体と、
両側部における排泄物の遮断位置に沿って表面から起き上がる、起き上がりギャザーとを備えた、
パッドタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記起き上がりギャザーは、前記両側部の裏面に固定された付根部分と、この付根部分の側縁から前記表面に回り込んで幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する本体部分と、この本体部分における前端部及び後端部が倒伏状態に固定された部分である前倒伏部分及び後倒伏部分と、前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分と、この起き上がり部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って設けられたギャザー弾性部材とを有しており、
前記本体部分は、その前後方向全体にわたり、少なくとも展開状態で前記第2部分が前記第1部分の側縁よりも幅方向外側に1~10mmはみ出す、はみ出し部を有しており、
前記はみ出し部に、前記ギャザー弾性部材を有している、
ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本パッドタイプ使い捨ておむつでは、起き上がりギャザーの第2部分の先端部がはみ出し部となっており、このはみ出し部にギャザー弾性部材の一部又は全部を有しているため、山折りする際、起き上がりギャザーのギャザー弾性部材の収縮力が山折りに抗する力として働きにくく、山折りしやすく、かつ山折り状態を保持しやすい。
<第3の態様>
前記吸収体は、前記股間部分を含む前後方向の範囲に括れ部を有しており、
前記前倒伏部分の後縁は前記括れ部の前縁より後側であって、かつ前記括れ部の前縁から30mm以内に位置しており、
前記後倒伏部分の前縁は前記括れ部の後縁より前側であって、かつ前記括れ部の後縁から30mm以内に位置している、
第1又は2の態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
脚周りへのフィット性を向上させるために、吸収体の股間部分を含む前後方向の範囲に括れ部を設けることが知られている。この括れ部に対して前倒伏部分及び後倒伏部分の位置が本態様の範囲内にあると、股間部分を持って山折りしたときに、ギャザー弾性部材の収縮力に抗して山折り状態を保持しやすくなる。
<第4の態様>
前記吸収体の幅方向の中央には、厚み方向に貫通するスリット又は裏面に設けられた凹部が前後方向に延びており、
前記スリット又は凹部は、前記吸収体の表側に向かうにつれて幅が狭くなる断面形状を有している、
第1~3のいずれか1つの態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
吸収体の剛性は比較的に高いため、山折りする際には吸収体の剛性が邪魔になる。ここで、吸収体の幅方向の中央に、厚み方向に貫通するスリット又は裏面に設けられた凹部が前後方向に延びていると、吸収体がこのスリット又は凹部に沿って山折りしやすくなるため好ましい。特に、本吸収体のスリット又は凹部のように、吸収体の表側に向かうにつれて幅が狭くなる断面形状を有していると、より一層山折りしやすいものとなる。
<第5の態様>
前記吸収体の幅方向の中央には、厚み方向に貫通するスリット又は裏面に設けられた凹部が前後方向に延びており、
裏面における、前記スリット又は凹部よりも前側及び後側にのみ、ズレ止め粘着部が設けられている、
第1~4のいずれか1つの態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
吸収体の剛性は比較的に高いため、山折りする際には吸収体の剛性が邪魔になる。ここで、吸収体の幅方向の中央に、厚み方向に貫通するスリット又は裏面に設けられた凹部が前後方向に延びていると、吸収体がこのスリット又は凹部に沿って山折りしやすくなるため好ましい。しかし、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面に、アウターに対して固定するためのズレ止め粘着部を設けた場合、山折りした際に、誤って裏面同士がズレ止め粘着部により貼り付いて使えなくなってしまうことがある。これに対して、本態様の場合、山折りしやすい部分にはズレ止め粘着部がないため、山折りしやすいものでありながら、誤って裏面同士がズレ止め粘着部により貼り付きにくいものとなる。
本発明によれば、山折りしやすいパッドタイプ使い捨ておむつとなる、等の利点がもたらされる。
展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの表側を示す平面図である。 展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの裏側を示す平面図である。 図1のA-A断面図である。 図1のB-B断面図である。 図1のC-C断面図である。 吸収体の断面図である。 展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの表側を示す平面図である。 展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの裏側を示す平面図である。 図7のA-A断面図である。 図7のB-B断面図である。 パッドタイプ使い捨ておむつの使用方法を概略的に示す斜視図である。
以下、パッドタイプ使い捨ておむつの一例について添付図面を参照しつつ説明する。図1~図5は、パッドタイプ使い捨ておむつ200を示している。このパッドタイプ使い捨ておむつ200は、前後方向LDの中央201を含む股間部分Mと、前後方向LDの中央201よりも前側に延在する前部分F1及び前後方向LDの中央201よりも後側に延在する後部分B1とを有するものである。各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、物品全長(前後方向長さ)L1は200~480mm程度、全幅W1は120~200mm程度とすることができる。
パッドタイプ使い捨ておむつ200は、股間部分Mを含む範囲に内蔵された吸収体23と、吸収体23の表側を覆う液透過性のトップシート22と、吸収体23の裏側を覆う液不透過性シート21とを有している。以下、各部の素材及び特徴部分について順に説明する。なお、以下の説明における不織布としては、部位や目的に応じて公知の不織布を適宜使用することができる。不織布の構成繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維(単成分繊維の他、芯鞘等の複合繊維も含む)の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等、特に限定なく選択することができ、これらを混合して用いることもできる。不織布の柔軟性を高めるために、構成繊維を捲縮繊維とするのは好ましい。また、不織布の構成繊維は、親水性繊維(親水化剤により親水性となったものを含む)であっても、疎水性繊維若しくは撥水性繊維(撥水剤により撥水性となった撥水性繊維を含む)であってもよい。また、不織布は一般に繊維の長さや、シート形成方法、繊維結合方法、積層構造により、短繊維不織布、長繊維不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド(エアスルー)不織布、ニードルパンチ不織布、ポイントボンド不織布、積層不織布(スパンボンド層間にメルトブローン層を挟んだSMS不織布、SMMS不織布等)等に分類されるが、これらのどの不織布も用いることができる。
吸収体23としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。必要に応じて、吸収体23はクレープ紙や不織布(図示せず)により包むことができる。また、吸収体23の形状は、長方形状等、適宜の形状とすることができるが、図示例では、股間部分Mを含む前後方向LDの範囲に、前後両側よりも幅の狭い括れ部23nを有する形状(略砂時計形状)となっている。吸収体23における繊維目付け及び吸収性ポリマーの目付けは適宜定めることができるが、繊維目付けは100~600g/m2程度とするのが好ましく、また吸収性ポリマーの目付け0~400g/m2程度とするのが好ましい。
吸収体23の剛性は比較的に高いため、図11に示すようにパッドタイプ使い捨ておむつ200を山折りする際には吸収体23の剛性が邪魔になる。ここで、吸収体23の幅方向WDの中央に、図6に示すように厚み方向に貫通するスリット23sが前後方向LDに延びていると、吸収体23がこのスリット23sに沿って山折りしやすくなり、その結果としてパッドタイプ使い捨ておむつ200を山折りしやすくなるため好ましい。特に、スリット23sの断面形状が、図6(a)に示すように吸収体23の厚み方向に一定の幅を有するものよりも、図6(c)に示すように吸収体23の表側に向かうにつれて幅が狭くなるものであると、より一層山折りしやすいものとなる。図6(b)及び(d)に示すように、スリット23sに代えて、吸収体23の裏面に凹部23mを設けても同様である。もちろん、これらスリット23s又は凹部23mは省略することもできる。
吸収体23にスリット23s又は凹部23mを設ける場合、その寸法は適宜定めることができるが、スリット23s又は凹部23mの前後方向LDの寸法は、例えば吸収体23の全長の30~70%程度とすることができる。また、スリット23s又は凹部23mの幅方向WDの寸法は、例えば5~30mm程度とすることができる。
吸収体23の裏側には、液不透過性シート21が設けられている。液不透過性シート21としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸又は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。図示例では、液不透過性シート21が吸収体23の周囲にはみ出しているが、吸収体23の周囲にはみ出していなくてもよい。
液不透過性シート21の外面(裏面)は、外装シート25により覆われている。外装シート25としては各種の不織布を用いることができる。
吸収体23の表側は、トップシート22により覆われている。図示例ではトップシート22の側縁から吸収体23が一部はみ出しているが、吸収体23の側縁がはみ出さないようにトップシート22の幅を広げることもできる。トップシート22としては、有孔又は無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。
後述する図7~図10に示す例のように、トップシート22を透過した液の逆戻りを防止するために、トップシート22の裏側に液透過性を有する中間シート(セカンドシートとも呼ばれている)24を設けることができる。中間シート24は省略することもできる。
中間シート24としては、各種の不織布を好適に用いることができ、特に嵩高なエアスルー不織布を好適に用いることができる。エアスルー不織布には芯鞘構造の複合繊維を用いるのが好ましく、この場合芯に用いる樹脂はポリプロピレン(PP)でも良いが剛性の高いポリエステル(PET)が好ましい。目付けは17~80g/m2が好ましく、25~60g/m2がより好ましい。不織布の原料繊維の太さは2.0~10dtexであるのが好ましい。不織布を嵩高にするために、原料繊維の全部又は一部の混合繊維として、芯が中央にない偏芯の繊維や中空の繊維、偏芯且つ中空の繊維を用いるのも好ましい。
図示例の中間シート24は、吸収体23の幅より短く中央に配置されているが、全幅にわたって設けてもよい。また、中間シート24は、おむつの全長にわたり設けてもよいが、図示例のように排泄位置を含む中間部分にのみ設けてもよい。
パッドタイプ使い捨ておむつ200の前後端部は、吸収体23の前後端よりも前後両側にそれぞれ延び出た、吸収体23の存在しないエンドフラップEFとなっている。エンドフラップEFを構成する素材は特に限定されるものではないが、図示例では、液不透過性シート21、外装シート25及びトップシート22における、吸収体23の前後両側に延び出た部分となっている。
また、パッドタイプ使い捨ておむつ200の両側部は、吸収体の側方に延び出たサイドフラップSFとなっている。サイドフラップSFを構成する素材は特に限定されるものではないが、図示例では、液不透過性シート21、外装シート25、トップシート22、及びギャザーシート62における、吸収体23の幅方向WDの両側に延び出た部分となっている。これらを含め、素材の貼り合わせは、図中に点模様で示されたホットメルト接着剤の他、ヒートシール、超音波シール等の素材溶着により行うことができる。
(起き上がりギャザー)
トップシート22上を横方向に移動する尿や軟便を遮り、横漏れを防止するために、使い捨ておむつの表面の幅方向WDの両側には、排泄物の遮断位置に沿ってトップシート22の側部から肌側に起き上がる(突出する)起き上がりギャザー60が前後方向全体にわたり設けられている。
図示例の起き上がりギャザー60は、サイドフラップSFに固定された付根部分65と、この付根部分65の幅方向中央側の縁から幅方向外側に延び出た本体部分66と、この本体部分66の前端部及び後端部が倒伏状態に固定された部分である前倒伏部分67f及び後倒伏部分67bと、本体部分66のうち前倒伏部分67f及び後倒伏部分67bの間に位置する非固定の起き上がり部分68と、この起き上がり部分68の少なくとも先端部に、前後方向に伸張した状態で固定されたギャザー弾性部材63とを有している。起き上がりギャザー60は、先端で折り返された二層構造のギャザーシート62により形成されており、ギャザー弾性部材63はその層間に配置されている。前倒伏部分67f及び後倒伏部分67bには、ギャザー弾性部材63の収縮力が作用しないようになっていることが望ましい。なお、ギャザー弾性部材63の収縮力が作用しない部分には、ギャザー弾性部材63を有しない部分の他、ギャザー弾性部材63を有するがギャザー弾性部材63がギャザーシート62に固定されておらず、自然長まで収縮している部分も含む。
起き上がりギャザー60の本体部分66は、前後方向LDの両端部が前倒伏部分67f及び後倒伏部分67bとなっているものの、その間の部分は非固定の起き上がり部分68とされており、この起き上がり部分68がギャザー弾性部材63の収縮力により起立するようになる。おむつの装着時には、おむつが舟形に体に装着され、そしてギャザー弾性部材63の収縮力が作用するので、ギャザー弾性部材63の収縮力により起き上がりギャザー60が立ち上がり脚周りに弾力的に密着する。その結果、脚周りからのいわゆる横漏れが防止される。
ギャザーシート62の素材は特に限定されないが、スパンボンド不織布(SS、SSS等)やSMS不織布(SMS、SSMMS等)、メルトブロー不織布等の柔軟で均一性・隠蔽性に優れた不織布に、必要に応じてシリコーンなどにより撥水処理を施したものを好適に用いることができる。ギャザーシート62に用いる不織布の繊維目付けは10~30g/m2程度とするのが好ましい。ギャザー弾性部材63としては、糸状、紐状、帯状等の細長状のものを好適に用いることができる。スパンデックス糸ゴムを用いる場合は、太さは470~1240dtexが好ましく、620~940dtexがより好ましい。固定時の伸長率は、150~350%が好ましく、200~300%がより好ましい。ギャザー弾性部材63は、各起き上がりギャザー60において幅方向WDに間隔を空けて複数本設けることができるほか、各1本設けるだけでもよい。ギャザー弾性部材63を複数本設ける場合、その幅方向の間隔60d(図9参照)は例えば3~10mm程度とすることができる。また、後述する図7~図10に示す例のように、二つに折り重ねたギャザーシート62の間に防水フィルム64を介在させることもできる。
起き上がりギャザー60の寸法は適宜定めることができるが、例えば起き上がりギャザー60の起立高さ(展開状態における本体部分66の幅方向長さ)W2は15~60mm、特に20~40mmとすることができる。
特徴的には、本体部分66は、その前後方向LD全体にわたり、少なくとも展開状態でサイドフラップSFの側縁よりも幅方向WD外側に1~10mmはみ出す、はみ出し部69を有しており、このはみ出し部69にギャザー弾性部材63を有している。このように、起き上がりギャザー60の全体が吸収体23よりも側方に位置し、かつ起き上がりギャザー60の先端部がはみ出し部69となっており、このはみ出し部69にギャザー弾性部材63の一部又は全部を有していると、図11に示す山折り状態にする際、起き上がりギャザー60のギャザー弾性部材63の収縮力が山折りに抗する力として働きにくく、山折りしやすく、かつ山折り状態を保持しやすい。なお、図11中の符号100は着用者の胴を示し、符号101は着用者の脚を示している。
はみ出し部69のより好ましい幅方向WDの寸法は5~10mmである。また、はみ出し部69に位置するギャザー弾性部材63は1本でもよいが、複数本であると好ましい。また、ギャザー弾性部材63は、はみ出し部69以外に設けられていないことが好ましいが、後述する図7~図10に示す例のようにはみ出し部69以外に設けられていてもよい。また、サイドフラップSFにおける起き上がりギャザー60以外の部分に弾性部材を有していないことが好ましいが、有していてもよい。
図7~図10は他の起き上がりギャザー60を有するパッドタイプ使い捨ておむつ200を示している。この起き上がりギャザー60は、パッドタイプ使い捨ておむつ200の両側部の裏面に固定された付根部分65と、この付根部分65の側縁から表面に回り込んで幅方向WD中央側に延びる第1部分60A、及びこの第1部分60Aの先端から幅方向WD外側に延びる第2部分60Bを有する本体部分66と、この本体部分66における前端部及び後端部が倒伏状態に固定された部分である前倒伏部分67f及び後倒伏部分67bと、前倒伏部分67f及び後倒伏部分67bの間に位置する非固定の起き上がり部分68と、この起き上がり部分68の少なくとも先端部に前後方向LDに沿って設けられたギャザー弾性部材63とを有しているものである。そして、本体部分66は、その前後方向LD全体にわたり、少なくとも展開状態で第2部分60Bが第1部分60Aの側縁よりも幅方向WD外側に1~10mmはみ出す、はみ出し部69を有しており、このはみ出し部69に、ギャザー弾性部材63を有している。したがって、本パッドタイプ使い捨ておむつ200では、起き上がりギャザー60の第2部分60Bの先端部がはみ出し部69となっており、このはみ出し部69にギャザー弾性部材63の一部又は全部を有しているため、山折りする際、起き上がりギャザー60のギャザー弾性部材63の収縮力が山折りに抗する力として働きにくく、山折りしやすく、かつ山折り状態を保持しやすい。
図7~図10に示す例においても、はみ出し部69のより好ましい幅方向WDの寸法は図1~図5に示す例と同様である。また、はみ出し部69に位置するギャザー弾性部材63は1本でもよいが、複数本であると好ましい点も同様である。一方、図7~図10に示す例では、起き上がり部分68は第1部分60A及び第2部分60Bを有し、それぞれ起き上がるため、第1部分60Aの先端部(つまり第1部分60Aにおける第2部分60B側の端部)にもギャザー弾性部材63を有していることが好ましい。
他方、吸収体23は、股間部分Mを含む前後方向LDの範囲に括れ部23nを有している場合、図1~図5に示す例、図7~図10に示す例のいずれにおいても、前倒伏部分67fの後縁は括れ部23nの前縁より後側であって、かつ括れ部23nの前縁から30mm以内に位置しており、後倒伏部分67bの前縁は括れ部23nの後縁より前側であって、かつ括れ部23nの後縁から30mm以内に位置していると、股間部分Mを持って山折りしたときに、ギャザー弾性部材63の収縮力に抗して山折り状態を保持しやすくなるため、好ましい。
(粘着剤層)
図2、図3及び図5に示すように、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面、つまり図示例では外装シート25の裏面には、ズレ止め粘着部30を設けることができる。ズレ止め粘着部30は、粘着剤の層を有する部分である。ズレ止め粘着部30は、図示例のように、剥離シート31により剥離可能に被覆しておき、使用時に剥離シート31を剥離してズレ止め粘着部30を露出させるのが望ましい。
ズレ止め粘着部30は、股間部分Mを含めて前後方向LDに沿って連続的に設けたり、前部分F1及び後部分B1のそれぞれに設けたり、いずれか一方のみに設けたり、股間部分M等の前後方向LDの中間部のみに設けたりしても良い。しかし、ズレ止め粘着部30の位置によっては、山折りした際に、誤って裏面同士がズレ止め粘着部30により貼り付いて使えなくなってしまうおそれがある。そこで、図2及び図5に示すように、吸収体23がスリット23s(又は凹部23m)を有する場合、裏面におけるスリット23s(又は凹部23m)よりも前側及び後側にのみ、ズレ止め粘着部30が設けられているのは好ましい。これにより、山折りしやすい部分にはズレ止め粘着部30がないため、山折りしやすいものでありながら、誤って裏面同士がズレ止め粘着部30により貼り付きにくいものとなる。この場合、ズレ止め粘着部30は、前部分F1及び後部分B1に各一つ設けるほか、各複数個所に設けることもできる。
<明細書中の用語の説明>
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。
・「表側」とは着用した際に着用者の肌に近い方を意味し、「裏側」とは着用した際に着用者の肌から遠い方を意味する。
・「表面」とは部材の、着用した際に着用者の肌に近い方の面を意味し、「裏面」とは着用した際に着用者の肌から遠い方の面を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。
・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿(尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したもの)49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラーで攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置したあと常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter-MAX ME-500)でゲル強度を測定する。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES-G5 ハンディ圧縮計測プログラム)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・「展開状態」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
・試験や測定における環境条件についての記載が無い場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。
本発明は、裏面に粘着剤層を有するパッドタイプ使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の、下着の内面に固定されるパッドタイプ使い捨ておむつに利用可能である。
21…液不透過性シート、22…トップシート、23…吸収体、23m…凹部、23n…括れ部、23s…スリット、25…外装シート、30…粘着部、31…剥離シート、60…起き上がりギャザー、60A…第1部分、60B…第2部分、63…ギャザー弾性部材、65…付根部分、66…本体部分、67b…後倒伏部分、67f…前倒伏部分、68…起き上がり部分、69…はみ出し部、100…着用者の胴、101…着用者の脚、200…パッドタイプ使い捨ておむつ、B1…後部分、EF…エンドフラップ、F1…前部分、LD…前後方向、M…股間部分、SF…サイドフラップ、WD…幅方向。

Claims (5)

  1. 前後方向中央を含む股間部分と、
    前後方向中央より前側に延びる前部分と、
    前後方向中央より後側に延びる後部分と、
    前記股間部分を含む範囲に内蔵された吸収体と、
    両側部における排泄物の遮断位置に沿って表面から起き上がる、一対の起き上がりギャザーとを備えた、
    パッドタイプ使い捨ておむつにおいて、
    前記吸収体の両側縁よりもそれぞれ幅方向外側に延び出た一対のサイドフラップを有し、
    前記サイドフラップのそれぞれは、前後方向に沿って直線状に延びる側縁を有し、
    前記起き上がりギャザーのそれぞれは、前記サイドフラップの表面に固定された付根部分と、この付根部分の幅方向中央側の縁から表側に折り返されて幅方向外側に延びた本体部分と、この本体部分における前端部及び後端部が倒伏状態に固定された部分である前倒伏部分及び後倒伏部分と、前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分と、この起き上がり部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って設けられたギャザー弾性部材とを有しており、
    前記パッドタイプ使い捨ておむつが舟形となる装着状態で、前記ギャザー弾性部材の収縮力により前記起き上がり部分が表側に起き上がるようになっており、
    前記本体部分のそれぞれは、その前後方向全体にわたり、少なくとも展開状態で前記サイドフラップの側縁よりも幅方向外側に1~10mmはみ出す、はみ出し部を有しており、
    前記はみ出し部のそれぞれに、前記ギャザー弾性部材を有しており、
    前記パッドタイプ使い捨ておむつは、前記はみ出し部以外に、前記サイドフラップの側縁よりも幅方向外側にはみ出す部分を有しない、
    ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
  2. 前後方向中央を含む股間部分と、
    前後方向中央より前側に延びる前部分と、
    前後方向中央より後側に延びる後部分と、
    前記股間部分を含む範囲に内蔵された吸収体と、
    両側部における排泄物の遮断位置に沿って表面から起き上がる、一対の起き上がりギャザーとを備えた、
    パッドタイプ使い捨ておむつにおいて、
    前記起き上がりギャザーのそれぞれは、前記両側部の裏面に固定された付根部分と、この付根部分の側縁から前記表面に回り込んで幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する本体部分と、この本体部分における前端部及び後端部が倒伏状態に固定された部分である前倒伏部分及び後倒伏部分と、前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分と、この起き上がり部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って設けられたギャザー弾性部材とを有しており、
    前記パッドタイプ使い捨ておむつが舟形となる装着状態で、前記ギャザー弾性部材の収縮力により前記起き上がり部分が表側に起き上がるようになっており、
    前記第1部分と前記第2部分との境界は前後方向に沿って直線状に延びており、
    前記本体部分のそれぞれは、その前後方向全体にわたり、少なくとも展開状態で前記第2部分が前記第1部分の側縁よりも幅方向外側に1~10mmはみ出す、はみ出し部を有しており、
    前記はみ出し部のそれぞれに、前記ギャザー弾性部材を有しており、
    前記パッドタイプ使い捨ておむつは、前記はみ出し部以外に、前記第1部分の側縁よりも幅方向外側にはみ出す部分を有しない、
    ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
  3. 前記吸収体は、前記股間部分を含む前後方向の範囲に括れ部を有しており、
    前記前倒伏部分の後縁は前記括れ部の前縁より後側であって、かつ前記括れ部の前縁から30mm以内に位置しており、
    前記後倒伏部分の前縁は前記括れ部の後縁より前側であって、かつ前記括れ部の後縁から30mm以内に位置している、
    請求項1又は2記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収体の幅方向の中央には、厚み方向に貫通するスリット又は裏面に設けられた凹部が前後方向に延びており、
    前記スリット又は凹部は、前記吸収体の表側に向かうにつれて幅が狭くなる断面形状を有している、
    請求項1~3のいずれか1項に記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
  5. 前記吸収体の幅方向の中央には、厚み方向に貫通するスリット又は裏面に設けられた凹部が前後方向に延びており、
    裏面における、前記スリット又は凹部よりも前側及び後側にのみ、ズレ止め粘着部が設けられている、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
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