JP7148335B2 - パッドタイプ吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、装着時の形状維持性を向上させたパッドタイプ吸収性物品に関するものである。
低出生体重児は、新生児集中治療室(NICU)において保育器内で保育される。そして、このような低出生体重児等においては、他の新生児と同様に通常のテープ式の使い捨ておむつを用いる他、身体の動きが殆ど無い場合には、皮膚への刺激を低減するために、身体の下に平坦な使い捨ておむつを敷くといった対応が採られることもある(特許文献1参照)。
また、身体の下に平坦な使い捨ておむつを敷いて尿を吸収する場合、尿がおむつの外側に飛散するおそれがあるため、パッドタイプ吸収性物品を前後方向の中間で二つ折りし、仰臥位等にある装着者に対して、折り位置より一方側を背側に配し、折り位置より他方側を腹側に配することも行われている(特許文献2参照)。
しかし、パッドタイプ吸収性物品を前後方向の中間で二つ折りして配置する方法では、パッドタイプ吸収性物品が横から見てV字状になり、腹側が身体表面から大きく浮きやすい。また、この場合、装着者が良肢位にあるとしても、折り位置よりも腹側に位置する部分の側縁が脚に接触しやすくなるだけでなく、側縁が切断により形成される切断縁となっているため、脚への刺激が強くなることも懸念される。
特開2008-136626号公報 特開2015-066338号公報
そこで、本発明の主たる課題は、折っただけの装着状態で腹側及び背側の両方に沿った形状となりやすく、かつ脚に対してより低刺激となる、パッドタイプ吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決したパッドタイプ吸収性物品は以下のとおりである。
<第1の態様>
股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分及び後側部分と、
股間部を含む領域に設けられた吸収体と、
前記吸収体の裏側を覆う液不透過性シートと、
前記吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、
を備えたパッドタイプ吸収性物品において、
前記股間部の前端部は、両方の側部に、側縁から幅方向内側に向かう第1の切り込みを有しており、
前記股間部の後端部は、両方の側部に、側縁から幅方向内側に向かう第2の切り込みを有している、
ことを特徴とするパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
本パッドタイプ吸収性物品は、第1の切り込みの位置及び第2の切り込みの位置を折り位置として、前側部分及び後側部分を股間部に対して折り曲げることにより、横から見て略U字状とし、仰臥位等にある装着者に対して、後側部分を装着者の背側に沿って配し、股間部を装着者の股間に対向させ、前側部分を装着者の腹側に沿って配することができる。しかも、本パッドタイプ吸収性物品の側部のうち、第1の切り込みの位置と第2の切り込みの位置との間に位置するフラップ状の部分は、それよりも幅方向内側の部分に対して自由に折れ曲がることができ、裏側に折り返すこともできる。このため、本パッドタイプ吸収性物品の側部は装着者の脚に接するとしても面又は曲面で接触し、切断縁は装着者の脚に接触しないか又は極めて接触しにくいものであるため、脚に対する刺激はより少ないものとなる。
なお、用語「切り込み」とは、後述する例からも分かるように、幅を有しないスリット状の切り込みだけでなく、U字状やV字状のように側縁に向かうにつれて幅が徐々に広がる凹部を含む意味である。また、切り込みの位置は、切り込み間の幅が最も狭くなる位置によって定まるものである。
<第2の態様>
前記吸収体よりも側方に延び出た、前記吸収体のないサイドフラップ部を有しており、
前記第1の切り込みの幅方向の寸法及び前記第2の切り込みの幅方向の寸法は、前記股間部における前記サイドフラップ部の幅方向の寸法の1/4~3/4倍である、
第1の態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
第1の切り込み及び第2の切り込みは、吸収体を有する部分まで延びていると折り曲げ容易性の点では好ましいが、吸収体が部分的とはいえむき出しになる点では好ましくない。よって、上記のようにサイドフラップ部を設け、第1の切り込み及び第2の切り込みをサイドフラップ部内に収めるのは好ましい。
<第3の態様>
前記第1の切り込みと前記第2の切り込みとの間の領域を、前後方向に三等分したとき、中央の領域における両方の側部に、側縁から幅方向内側に向かう第3の切り込みが設けられている、
第1又は2の態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
この場合、第3の切り込みの位置を折り位置として、股間部を横から見てV字状に折り曲げ、全体としてより滑らかな略U字状とすることができる。よって、より装着者の身体表面に沿った装着形状とすることができる。
<第4の態様>
前記股間部は、前後方向中央を基準として前側に20~45mmの位置から後側に20~45mmの位置までの部分である、
第1~3のいずれか1つの態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
股間部の前後方向の寸法は製品の寸法や形状によって異なるが、前述のような低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、本態様の範囲内であることが好ましい。
<第5の態様>
前記前側部分の前後方向の寸法及び前記後側部分の前後方向の寸法は、それぞれ80~100mmである、
第1~4のいずれか1つの態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
前側部分及び後側部分の前後方向の寸法は、適宜定めることができるが、低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、本態様の範囲内であると装着者の腹部及び背部を十分にカバーできるため好ましい。
<第6の態様>
前記前側部分の全幅及び前記後側部分の全幅は、前記股間部の全幅よりも広く、
前記吸収体は、前後方向に沿う長辺を有する長方形をなし、
ギャザーを有しない、
第1~5のいずれか1つの態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
前述のような低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、パッドタイプ吸収性物品の形状を本態様のように略砂時計状の形状とすることにより、装着者の良肢位を保ちつつ、装着者の被覆範囲を広く確保することができる。また、吸収体は長方形であることにより、吸収体を有する比較的に剛性の高い部分を肌に触れにくくすることができる。さらに、通常の吸収性物品ではギャザーを設けることにより、装着形状をしっかりと維持し、肌へのフィット性を確保するが、低出生体重児への適用を考慮した場合、肌に強く接触することは好ましくない。また、前述の折り曲げのみの装着に際してギャザーによる収縮が邪魔になるおそれもある。よって、本態様のようにギャザーを有しないことが好ましい。
<第7の態様>
どの方向にも折り畳まれていない、
第1~6のいずれか1つの態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
パッドタイプ吸収性物品は、前後方向に二つ折り又は三つ折りされた状態で包装され、販売されることが多い。しかし、この場合、使用時には折癖がついており、第1の切り込み及び第2の切り込み以外で折れ曲がることにより、適切な装着状態とならないおそれがある。よって、本態様のように、製品状態でどの方向にも折り畳まれていないことが好ましい。
<第8の態様>
JIS L 1913:2010に規定される41.5°カンチレバー形試験機を水平に置き;
前記第1の切り込み及び前記第2の切り込みで折り曲げたことのない前記パッドタイプ吸収性物品を、その表面が試験機のプラットホームに接するように裏返した状態で、その前後方向が試験機の押し出し方向となるとともに、その後端を試験機のプラットホームの前端に合わせて置き、
鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規をパッドタイプ吸収性物品の上に載せ、
前記パッドタイプ吸収性物品の前後方向が押し出し方向となるように、鋼製定規とパッドタイプ吸収性物品とを一緒に試験機の斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す、第1試験と;
前記第1の切り込み及び前記第2の切り込みで折り曲げたことのない前記パッドタイプ吸収性物品を、その表面が試験機のプラットホームに接するように裏返した状態で、その前後方向が試験機の押し出し方向となるとともに、その前端を試験機のプラットホームの前端に合わせて置き、
鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規をパッドタイプ吸収性物品の上に載せ、
前記パッドタイプ吸収性物品の前後方向が押し出し方向となるように、鋼製定規とパッドタイプ吸収性物品とを一緒に試験機の斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す、第2試験と;
を行ったとき、
第1試験で、パッドタイプ吸収性物品の後端が試験機の斜面に初めて接触したときの、プラットホーム後端と前記第1の切り込みとの押し出し方向の離間距離が10mm以内であり、
第2試験で、パッドタイプ吸収性物品の前端が試験機の斜面に初めて接触したときの、プラットホーム前端と前記第2の切り込みとの押し出し方向の離間距離が10mm以内である、
第1~7のいずれか1つの態様のパッドタイプ吸収性物品。
(作用効果)
本態様のように、第1の切り込み又はその近傍、及び第2の切り込み又はその近傍で、自然に折れ曲がりやすい吸収性物品であると、前述のような低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、パッドタイプ吸収性物品の形状が横から見て略U字状の好ましい形状になりやすく、かつその形状が維持されやすいため好ましい。なお、本第1試験及び第2試験における上記記載以外の条件は、JIS L 1913:2010に準ずるものとする。
以上のとおり本発明によれば、折っただけの装着状態で腹側及び背側の両方に沿った形状となりやすく、かつ脚に対してより低刺激となる、等の利点がもたらされる。
パッドタイプ吸収性物品を示す平面図である。 図1のB-B断面図である。 図1のA-A断面図である。 使用状態の写真図である。 パッドタイプ吸収性物品を示す平面図である。 パッドタイプ吸収性物品を示す平面図である。 パッドタイプ吸収性物品を示す平面図である。 使用状態を概略的に示す側面図である。
以下、パッドタイプ吸収性物品について添付図面を参照しながら詳説する。断面図における点模様部分はその表側及び裏側に位置する各構成部材を接合する接合手段としての接着剤を示しており、ホットメルト接着剤のベタ、ビード、カーテン、サミット若しくはスパイラル塗布、又はパターンコート(凸版方式でのホットメルト接着剤の転写)などにより塗布されるものである。ホットメルト接着剤としては、例えばEVA系、粘着ゴム系(エラストマー系)、オレフィン系、ポリエステル・ポリアミド系などの種類のものが存在するが、特に限定無く使用できる。各構成部材を接合する接合手段としてはヒートシールや超音波シール等の素材溶着による手段を用いることもできる。
図1~図7に示されるパッドタイプ吸収性物品1は、股間部Cと、股間部Cの前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分F及び後側部分Bと、股間部Cを含む領域に設けられた吸収体4と、吸収体4の裏側を覆う液不透過性シート3と、吸収体4の表側を覆う液透過性のトップシート2とを備えている。股間部Cは、前後方向LDの中間に位置する部分であり、使用時に装着者100の股間に位置する部分を含み、製品によって、物品の前後方向LDの中央に位置していたり、前側に位置していたりするものである。
パッドタイプ吸収性物品1の形状は特に限定されず、例えば図示例のように、股間部Cの両側縁が脚周りに沿う曲線状をなすように、前側部分Fの全幅Fw及び後側部分Bの全幅Bwは、股間部Cの全幅Cwよりも例えば1.2~1.5倍程度広い略砂時計状の形状としたり、図示しないが前後方向LDに長い略長方形状としたりすることができる。パッドタイプ吸収性物品1が略砂時計状の形状であると、装着者の良肢位を保ちつつ、装着者の被覆範囲を広く確保することができる。パッドタイプ吸収性物品1の周縁は角を有していないことが好ましいため、四隅の角部等は円弧状にトリミングした形状であることが好ましい。図6に示すように、前側部分F及び後側部分Bにおける股間部C寄りの縁29は、緩やかな曲線(直線を含まない)からなる波状となっていると、脚101に対する刺激性がより低くなると考えられるため好ましい。
パッドタイプ吸収性物品1の寸法は適宜定めることができるが、例えば低出生体重児用の場合、全長Yは100~300mm程度、全幅Xは50~150mm程度、全長Yは全幅Xの1.5~3.0倍程度とすることができる。パッドタイプ吸収性物品1の吸収体4を有する部分における厚みは2~8mm程度とすることができる。
各部の素材は公知のものを適宜用いることができる。吸収体4としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。低出生体重児用等の薄型の製品では、厚みを薄くするため吸収体4はパルプ繊維のエアレイド不織布とすることが好ましい。吸収体4がエアレイド不織布の場合、繊維目付けは80~150g/m2程度であるのが好ましく、高吸収性ポリマーの目付けは90~160g/m2程度であるのが好ましい。また、吸収体4は、長さ190mmのときの、JIS L 1913:2010「41.5°カンチレバー法」による剛軟度が120mm以下であると好ましい。
吸収体4の形状としては、図示例のように前後方向LDに沿う長辺を有する略長方形とすると、吸収体4を有する比較的に剛性の高い部分を肌に触れにくくすることができため好ましいが、パッドタイプ吸収性物品1の外形と同様に、前側部分Fに位置する部分の全幅及び後側部分Bに位置する部分の全幅が、股間部Cに位置する部分の全幅よりも広い略砂時計状の形状とすることもできる。
吸収体4は、図示しない包装シートにより包装することができる。包装シートとしては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布等を用いることができる。包装シートによる包装構造は公知の構造を特に限定なく適用することができる。
トップシート2は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。不織布は特に限定されるものではない。例えば、不織布の構成繊維としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維(単成分繊維の他、芯鞘等の複合繊維も含む)の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等、特に限定なく選択することができ、これらを混合して用いることもできる。不織布の柔軟性を高めるために、構成繊維を捲縮繊維とするのは好ましい。また、不織布の構成繊維は、親水性繊維(親水化剤により親水性となったものを含む)であっても、疎水性繊維若しくは撥水性繊維(撥水剤により撥水性となった撥水性繊維を含む)であってもよい。また、不織布は一般に繊維の長さや、シート形成方法、繊維結合方法、積層構造により、短繊維不織布、長繊維不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド(エアスルー)不織布、ニードルパンチ不織布、ポイントボンド不織布、積層不織布(スパンボンド層間にメルトブローン層を挟んだSMS不織布、SMMS不織布等)等に分類されるが、これらのどの不織布も、トップシート2に用いることができる。トップシート2に不織布を用いる場合、その目付けや厚みは特に限定されるものではないが、通常の場合、目付けは10~35g/m2程度、厚みは1.0~2.5mm程度のものを用いることができる。トップシート2としては、サーマルボンド法により繊維が結合された短繊維不織布が好ましく、KES摩擦感テスターにより測定される平均摩擦係数(MIU)が0.2以下であることが好ましい。
トップシート2は、図示例のように吸収体4の前後左右にはみださせるほか、吸収体4の両側縁で吸収体4の裏側に回り込み、吸収体4の両側部下まで延在させることもできる。
液不透過性シート3の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布7等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート3には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート3として用いることができる。
液不透過性シート3は、図示例のように吸収体4の前後左右にはみださせるほか、吸収体4の両側縁で吸収体4の表側に回り込み、吸収体4の両側部上まで延在させることもできる。
図示例では、パッドタイプ吸収性物品1の全長にわたり、吸収体4よりも側方に延び出た、吸収体4のないサイドフラップ部5を有している。サイドフラップ部の幅方向寸法は適宜定めることができるが、7~12mm程度とすることができる。図示しないが、図示例におけるトップシート2を吸収体4の両側縁で裏側に折り返すとともに、液不透過性シート3の幅を吸収体4の幅以下とするか、又は液不透過性シート3を吸収体4の両側縁で表側に折り返すことにより、サイドフラップ部5の無い構造とすることができる。
(切り込み)
特徴的には、股間部Cの前端部は、両方の側部に、側縁から幅方向WD内側に向かう第1の切り込み21を有しており、股間部Cの後端部は、両方の側部に、側縁から幅方向WD内側に向かう第2の切り込み22を有している。切り込み21,22,23の形状は、図1、図5及び図6に示す例のように、U字状やV字状のように側縁に向かうにつれて幅が徐々に広がる凹部とする他、図7に示すように、幅を有しないスリット状とすることもできる。ここで、前後方向LDにおける各切り込み21,22,23の位置は、幅方向の切り込みの間隔21d,22d,23dが最も狭くなる位置によって定まるものである。
本パッドタイプ吸収性物品1は、第1の切り込み21の位置及び第2の切り込み22の位置を折り位置として、前側部分F及び後側部分Bを股間部Cに対して折り曲げることにより、図4及び図8に装着状態を示すように、横から見て略U字状とし、仰臥位等にある装着者100に対して、後側部分Bを装着者100の背側に沿って配し、股間部Cを装着者100の股間に対向させ、前側部分Fを装着者100の腹側に沿って配することができる。しかも、本パッドタイプ吸収性物品1の側部のうち、第1の切り込み21の位置と第2の切り込み22の位置との間に位置するフラップ状の部分25は、それよりも幅方向WDの内側の部分に対して自由に折れ曲がることができ、裏側に折り返すこともできる。このため、本パッドタイプ吸収性物品1の側部は装着者100の脚101に接するとしても面又は曲面で接触し、切断縁は装着者100の脚101に接触しないか又は極めて接触しにくいものであるため、脚に対する刺激はより少ないものとなる。
第1の切り込み21及び第2の切り込み22は、吸収体4を有する部分まで延びていると折り曲げ容易性の点では好ましいが、吸収体4が部分的とはいえむき出しになる点では好ましくない。よって、図示例のようにサイドフラップ部5を設け、第1の切り込み21及び第2の切り込み22をサイドフラップ部5内に収めるのは好ましい。特に限定されるものではないが、第1の切り込み21の幅方向WDの寸法及び第2の切り込み22の幅方向WDの寸法は、サイドフラップ部5の幅方向WDの寸法の1/3~3/4倍程度とすることができる。具体的に、サイドフラップ部5の幅方向WDの寸法が7~12mmの場合、第1の切り込み21の幅方向WDの寸法及び第2の切り込み22の幅方向WDの寸法はそれぞれ3~8mm程度とすることができる。なお、切り込みの幅方向の寸法は、股間部の全幅Cwから各切り込みの幅方向の間隔21d,22d,23dを差し引いた値の半分の値である。
図5に示すように、第1の切り込み21と第2の切り込み22との間の領域を、前後方向LDに三等分したとき、中央の領域における両方の側部に、側縁から幅方向WD内側に向かう第3の切り込み23が設けられているのも好ましい形態である。この場合、図4及び図8(b)に示すように、第3の切り込み23の位置を折り位置として、股間部Cを横から見てV字状に折り曲げ、全体としてより滑らかな略U字状とすることができる。よって、より装着者100の身体表面に沿った装着形状とすることができる。第3の切り込み23の位置は、前後方向中央CP又はその近傍(例えば前後方向中央CPを基準として±5mm)であると特に好ましい。
股間部Cの前後方向LDの寸法は製品の寸法や形状によって異なるが、低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、股間部Cは、前後方向中央CPを基準として前側に20~45mmの位置から後側に20~45mmの位置までの部分とすることが好ましい。したがって、この範囲の前端部及び後端部に第1の切り込み21及び第2の切り込み22が設けられることとなる。
前側部分F及び後側部分Bの前後方向LDの寸法も、適宜定めることができるが、低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、それぞれ40~70mmであると、装着者100の腹部及び背部を十分にカバーできるため好ましい。
通常の吸収性物品では両側部等の適所に前後方向LDや幅方向WDに沿うギャザーを設けることにより、装着形状をしっかりと維持し、肌へのフィット性を確保するが、低出生体重児への適用を考慮した場合、肌に強く接触することは好ましくない。また、前述の折り曲げのみの装着に際してギャザーによる収縮が邪魔になるおそれもある。よって、このような低出生体重児用のパッドタイプ吸収性物品1は、図示例のようにギャザーを有しないことが好ましい。
また、パッドタイプ吸収性物品1は、前後方向LDに二つ折り又は三つ折りされた状態で包装され、販売されることが多い。しかし、この場合、使用時には折癖がついており、第1の切り込み21及び第2の切り込み22以外で折れ曲がることにより、適切な装着状態とならないおそれがある。よって、前述の折り曲げのみの装着を行うパッドタイプ吸収性物品1は、製品状態でどの方向にも折り畳まれていないことが好ましい。
他方、第1の切り込み21の位置、及び第2の切り込み22の位置で、自然に折れ曲がりやすい吸収性物品であると、前述のような低出生体重児を対象とした折り曲げのみの使用を想定した場合、パッドタイプ吸収性物品1の形状が横から見て略U字状の好ましい形状になりやすく、かつその形状が維持されやすいため好ましい。
具体的に、このような特性のパッドタイプ吸収性物品1は、JIS L 1913:2010に規定される41.5°カンチレバー形試験機を水平に置き、以下の第1試験で、パッドタイプ吸収性物品1の後端が試験機の斜面に初めて接触したときの、プラットホーム前端と第1の切り込み21との押し出し方向の離間距離が10mm以内となり、以下の第2試験で、パッドタイプ吸収性物品1の前端が試験機の斜面に初めて接触したときの、プラットホーム前端と第2の切り込み22との押し出し方向の離間距離が10mm以内となるものである。
(第1試験)
・第1の切り込み21及び第2の切り込み22で折り曲げたことのないパッドタイプ吸収性物品1を、その表面が試験機のプラットホームに接するように裏返した状態で、その前後方向LDが試験機の押し出し方向となるとともに、その後端を試験機のプラットホームの前端に合わせて置き、
・鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規をパッドタイプ吸収性物品1の上に載せ、
・パッドタイプ吸収性物品1の前後方向LDが押し出し方向となるように、鋼製定規とパッドタイプ吸収性物品1とを一緒に試験機の斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す。
(第2試験)
・第1の切り込み21及び第2の切り込み22で折り曲げたことのないパッドタイプ吸収性物品1を、その表面が試験機のプラットホームに接するように裏返した状態で、その前後方向LDが試験機の押し出し方向となるとともに、その前端を試験機のプラットホームの前端に合わせて置き、
・鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規をパッドタイプ吸収性物品1の上に載せ、
・パッドタイプ吸収性物品1の前後方向LDが押し出し方向となるように、鋼製定規とパッドタイプ吸収性物品1とを一緒に試験機の斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す。
このような特性のパッドタイプ吸収性物品1は、例えば、不織布7を省略した以外は図1~図7に示すものと同様の構造を採用し、以下の寸法や素材を使用することにより製造することができる。なお、以下に示す剛軟度は、JIS L 1913:2010「41.5°カンチレバー法」によるものを意味する。また、以下に示さない他の条件は、技術常識に基づいてこの種の製品で通常使用される範囲内で適宜定めることができる。
(外形)
全長Y:170mm
全幅X:75mm
股間部Cの前後方向範囲:前後方向中央CPを基準として前側に37mmの位置から後側に20mmの位置までの部分。
サイドフラップ部5の幅方向WDの寸法:10mm
第1の切り込み21の幅方向WDの寸法:5mm
第2の切り込み22の幅方向WDの寸法:5mm
股間部Cの全幅Cw:56mm
前側部分Fの全幅Fw及び後側部分Bの全幅Bw:75mm
(トップシート)
素材:エアスルー不織布。
繊度:2.0dtex
目付け:25g/m2
厚み:1.0mm
剛軟度:50mm
(液不透過性シート)
素材:透湿性ポリエチレンフィルム
厚み:20μm
剛軟度:15mm
(吸収体)
形状:長方形
前後方向の寸法5y:150mm
幅方向の寸法5x:35mm
素材:パルプエアレイド不織布
目付け:235g/m2
厚み:1.5mm
剛軟度:110mm
<明細書中の用語の説明>
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。
・「表側」とはパッドタイプ吸収性物品を着用した際に着用者の肌に近い方を意味し、「裏側」とはパッドタイプ吸収性物品を着用した際に着用者の肌から遠い方を意味する。
・「表面」とは部材の、パンツタイプ使い捨ておむつを着用した際に着用者の肌に近い方の面を意味し、「裏面」とはパンツタイプ使い捨ておむつを着用した際に着用者の肌から遠い方の面を意味する。
・「全光線透過率」は、全光線透過率はJIS-K7105に準じて測定される値を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。
・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿(尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したもの)49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラーで攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置したあと常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter-MAX ME-500)でゲル強度を測定する。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES-G5 ハンディ圧縮計測プログラム)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・吸水量は、JIS K7223-1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。
・吸水速度は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
・「展開状態」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
・試験や測定における環境条件についての記載が無い場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。
本発明は、低出生体重児へ使用に適しているが、他の用途のパッドタイプ吸収性物品としても利用できることはいうまでもない。
1…パッドタイプ吸収性物品、2…トップシート、3…液不透過性シート、4…吸収体、5…サイドフラップ部、7…不織布、21,22,23…切り込み、21…第1の切り込み、22…第2の切り込み、23…第3の切り込み、B…後側部分、C…股間部、F…前側部分、LD…前後方向、WD…幅方向、25…フラップ状の部分、100…装着者、101…脚。

Claims (7)

  1. 股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分及び後側部分と、
    股間部を含む領域に設けられた吸収体と、
    前記吸収体の裏側を覆う液不透過性シートと、
    前記吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、
    前記吸収体よりも側方に延び出た、前記吸収体のないサイドフラップ部と、
    を備えたパッドタイプ吸収性物品において、
    前記股間部の前端部は、両方の側部における前記サイドフラップ部に、側縁から幅方向内側に向かう第1の切り込みを有しており、
    前記股間部の後端部は、両方の側部における前記サイドフラップ部に、側縁から幅方向内側に向かう第2の切り込みを有しており
    JIS L 1913:2010に規定される41.5°カンチレバー形試験機を水平に置き;
    前記第1の切り込み及び前記第2の切り込みで折り曲げたことのない前記パッドタイプ吸収性物品を、その表面が試験機のプラットホームに接するように裏返した状態で、その前後方向が試験機の押し出し方向となるとともに、その後端を試験機のプラットホームの前端に合わせて置き、
    鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規をパッドタイプ吸収性物品の上に載せ、
    前記パッドタイプ吸収性物品の前後方向が押し出し方向となるように、鋼製定規とパッドタイプ吸収性物品とを一緒に試験機の斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す、第1試験と;
    前記第1の切り込み及び前記第2の切り込みで折り曲げたことのない前記パッドタイプ吸収性物品を、その表面が試験機のプラットホームに接するように裏返した状態で、その前後方向が試験機の押し出し方向となるとともに、その前端を試験機のプラットホームの前端に合わせて置き、
    鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規をパッドタイプ吸収性物品の上に載せ、
    前記パッドタイプ吸収性物品の前後方向が押し出し方向となるように、鋼製定規とパッドタイプ吸収性物品とを一緒に試験機の斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す、第2試験と;
    を行ったとき、
    第1試験で、パッドタイプ吸収性物品の後端が試験機の斜面に初めて接触したときの、プラットホーム前端と前記第1の切り込みとの押し出し方向の離間距離が10mm以内であり、
    第2試験で、パッドタイプ吸収性物品の前端が試験機の斜面に初めて接触したときの、プラットホーム前端と前記第2の切り込みとの押し出し方向の離間距離が10mm以内である、
    ことを特徴とするパッドタイプ吸収性物品。
  2. 前記第1の切り込みの幅方向の寸法及び前記第2の切り込みの幅方向の寸法は、前記股間部における前記サイドフラップ部の幅方向の寸法の1/3~3/4倍である、
    請求項1記載のパッドタイプ吸収性物品。
  3. 前記第1の切り込みと前記第2の切り込みとの間の領域を、前後方向に三等分したとき、中央の領域における両方の側部に、側縁から幅方向内側に向かう第3の切り込みが設けられている、
    請求項1又は2に記載のパッドタイプ吸収性物品。
  4. 前記股間部は、前後方向中央を基準として前側に20~45mmの位置から後側に20~45mmの位置までの部分である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載のパッドタイプ吸収性物品。
  5. 前記前側部分の前後方向の寸法及び前記後側部分の前後方向の寸法は、それぞれ40~70mmである、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のパッドタイプ吸収性物品。
  6. 前記前側部分の全幅及び前記後側部分の全幅は、前記股間部の全幅よりも広く、
    前記吸収体は、前後方向に沿う長辺を有する長方形をなし、
    ギャザーを有しない、
    請求項1~5のいずれか1項に記載のパッドタイプ吸収性物品。
  7. どの方向にも折り畳まれていない、
    請求項1~6のいずれか1項に記載のパッドタイプ吸収性物品。
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