JP7158975B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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<第1の態様>
股間部を含む範囲に設けられた吸収要素と、
前記吸収要素の表側を覆う液透過性のトップシートと、
前記吸収要素の裏側を覆う液不透過性シートとを有し、
前記吸収要素は、少なくとも短繊維状の吸収素材が積繊された吸収体と、この吸収体を包む包装シートとを含むものであり、
前記包装シートは、前記吸収体の表側を覆う第1部分及び前記吸収体の裏側を覆う第2部分を有し、
前記吸収体の両側縁は、前後方向に間隔を空けた複数個所で、幅方向内側に入り込む凹部を有しており、
前記吸収体よりも裏側に、前記凹部と重なる部分を含む複数のシートを有し、
前記複数のシートのうち隣接する一対のシートは、前記凹部と重なる部分で接着されておらず、
少なくとも装着状態で、前記凹部が前後方向に閉じるように前記吸収体が変形するとともに、前記包装シートの第2部分のうち前記凹部と重なる部分が、前記凹部の前縁及び後縁を折り位置として前記凹部の前縁及び後縁の間に折り込まれるようになっている、
ことを特徴とする吸収性物品。
本吸収性物品では、吸収体の両側縁に凹部を設けるだけでなく、凹部と重なる部分に、包装シートよりも裏側のシート間が接着されていない部分が形成されている。そして、その結果、少なくとも装着状態で、凹部が前後方向に閉じつつ吸収体が舟形に変形するとともに、包装シートの第2部分のうち凹部と重なる部分が、凹部の前縁及び後縁を折り位置として前記凹部の前縁及び後縁の間に折り込まれるようになっている。したがって、凹部の縁は、凹部の前縁及び後縁の間に折り込まれた包装シートの第2部分によって被覆されて拘束されるため、このような拘束がないものと比べて崩れにくいものとなる。
なお、凹部の寸法・形状によっては、包装シートの第2部分のうち凹部と重なる部分が、凹部の前縁及び後縁の間を通り凹部の表側に折り出されることとなり、包装シートの第1部分及びトップシートも第2部分と一緒に折れ曲がり、吸収性物品の表面上に突出することになるが、この突出部分は凹部の位置に整然と形成され、不規則な形状とならないため、外観上好ましいものとなるだけでなく、装着感や吸収性能への影響も少ないものとなる。
前記凹部と重なる部分及びその側方の部分の少なくとも一方に設けられたサイド弾性部材を有し、
前記隣接する一対のシートは、前記サイド弾性部材よりも表側に位置しており、
自然長の状態で、前記サイド弾性部材の収縮力により前記凹部が前後方向に閉じるようになっている、
第1の態様の吸収性物品。
このようなサイド弾性部材を設けることにより、装着状態でより確実に凹部が閉じるとともに、包装シートの第2部分が凹部に折り込まれ、また、その状態が弾力的に維持されるようになるため好ましい。
前記サイド弾性部材として、前記凹部の前後両側にわたる細長状のサイド弾性部材が幅方向に間隔を空けて複数配され、
幅方向の外側に位置するサイド弾性部材ほど、展開状態における伸長率が低い、
第2の態様の吸収性物品。
吸収体が舟形に変形したときに、隙間を小さくするためには、凹部は上記形状であると好ましい。また、その場合、サイド弾性部材を幅方向に間隔を空けて複数設け、幅方向の外側に位置するサイド弾性部材ほど、展開状態における伸長率が低いものとすると、吸収体が舟形に変形したときに、凹部に残る隙間をより小さくすることができるため好ましい。
前記凹部は、幅方向の内側に位置する頂点から幅方向外側に向かうにつれて前後方向の間隔が拡大する形状を有し、
前記凹部は、展開状態における前後方向の寸法が10~30mmであり、かつ展開状態における幅方向の寸法が10~40mmであり、
前記凹部は、幅方向の両側に、前後方向に間隔を空けて3個以上形成され、
少なくとも1つの凹部は股間部に位置しており、
前記吸収体の両側縁は、幅方向の中心を通る中心線に関して線対称をなしており、
幅方向両側のそれぞれで、前記凹部における幅方向の内側に位置する頂点が、前記吸収体の側方に曲率中心を有する曲線上に位置している、
第1~3のいずれか1つの態様の吸収性物品。
凹部の寸法・形状、配置は適宜定めることができるが、本態様のように配置されていると、吸収体が舟形に変形しやすく、変形後の形状も股間部にフィットしやすいものとなるため好ましい。
幅方向の両側から起き上がる起き上がりギャザーをそれぞれ備え、
前記起き上がりギャザーは、前記包装シートの第2部分より裏側に設けられた付根部分と、この付根部分から前記包装シートの側方を経て前記トップシートの表側に至る本体部分と、この本体部分の前後方向両端部及び前後方向中間部のうち、前後方向両端部が倒伏状態で固定されて形成された倒伏部分と、前後方向中間部が非固定とされた形成された自由部分と、この自由部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って伸長状態で固定されたギャザー弾性部材と、を有しており、
前記付根部分は、前記凹部と重なる部分を通り前後方向に延びるとともに、
前記付根部分に、前記サイド弾性部材が内蔵されている、
第1~4のいずれか1つの態様の吸収性物品。
サイド弾性部材の取り付け位置は適宜定めることができるが、本態様のように、包装シートの第2部分より裏側に設けられた付根部分を有する起き上がりギャザーを設けるとともに、その付根部分にサイド弾性部材を内蔵させると、サイド弾性部材の取り付けを、ギャザー弾性部材と同時に行うことができ、製造が容易となるため好ましい。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3~図5に示されるように、身体側となるトップシート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、トップシート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、トップシート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側部から装着者の脚周りに接するように延び出た起き上がりギャザー60を示している。
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高め、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止するためのものである。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができるが、後述するカバー不織布13とのホットメルト接着剤を介した接着時に十分な接着強度を得るため、樹脂フィルムを用いるのが望ましい。
起き上がりギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向LDの全体にわたり延在し、装着者の脚周りに接して横漏れを防止するために設けられているものであり、一般に立体ギャザーと呼ばれるものや、平面ギャザーと呼ばれるものがこれに含まれる。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。
吸収体56は、少なくとも短繊維状の吸収素材が積繊されたものである。短繊維状の吸収素材としては、パルプ繊維が好ましいが、合成繊維であってもよい。繊維目付けとしては、例えば100~300g/m2程度とすることができ。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の使い捨ておむつに使用されるものをそのまま使用でき、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下のものが望ましく、また、180μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5~40g/m2、特に10~30g/m2のものが望ましい。
外装体12F,12Bは、前身頃Fから後身頃Bにかけて股間を通り連続する一体的なものとすることもできるが、図示例では、前身頃Fの少なくとも胴周り部を構成する部分である長方形の前側外装体12Fと、後身頃Bの少なくとも胴周り部を構成する部分である長方形の後側外装体12Bとからなり、前側外装体12F及び後側外装体12Bは股間側で連続しておらず、前後方向LDに離間されたものとなっている。この離間距離12dは例えば150~250mm程度とすることができる。
外装体12F,12Bには、装着者の胴周りに対するフィット性を高めるために、外側シート層12S及び内側シート層12H間に弾性部材15~19が設けられ、弾性部材の伸縮を伴って幅方向WDに弾性伸縮する伸縮領域A2が形成されている。この伸縮領域A2では、自然長の状態では外側シート層12S及び内側シート層12Hが弾性部材の収縮に伴って収縮し、皺又は襞が形成されており、弾性部材の長手方向に伸長すると、外側シート層12S及び内側シート層12Hが皺なく伸び切る所定の伸長率まで伸長が可能である。弾性部材15~19としては、糸ゴム等の細長状の弾性部材(図示例)の他、帯状、網状、フィルム状等、公知の弾性部材を特に限定なく用いることができる。弾性部材15~19としては合成ゴムを用いても、天然ゴムを用いても良い。
外装二分割タイプのパンツタイプ使い捨ておむつでは、前側外装体12F及び後側外装体12Bとの間に内装体200が露出するため、内装体200の裏面に液不透過性シート11が露出しないように、前側外装体12Fと内装体200との間から、後側外装体12Bと内装体200との間にかけて、内装体200の裏面を覆うカバー不織布13を備えていることが好ましい。
内装体200の外装体12F,12Bに対する固定は、ヒートシール、超音波シールのような素材溶着による接合手段や、ホットメルト接着剤により行うことができる。図示例では、内装体200の裏面、つまりこの場合は液不透過性シート11の裏面及び起き上がりギャザー60の付根部分65に塗布されたホットメルト接着剤を介して外装体12F,12Bの内面に対して固定されている。この内装体200と外装体12F,12Bとを固定する内外接合部201,202は、図2に示すように、両者が重なる領域のほぼ全体に設けることができ、例えば内装体200の幅方向両端部を除いた部分に設けることもできる。
図7は、展吸収体56と包装シート58からなる吸収要素50と、サイド弾性部材63aの配置を示している。特徴的には、吸収体56は両側縁に、前後方向LDに間隔を空けた複数個所で、幅方向WDの内側に入り込む凹部71を有している。図9は、吸収体56の凹部71近傍を示す断面図であり、(a)は凹部71が開いた状態、(b)は凹部71が閉じた状態を示している。図10は、吸収性物品を舟形にしたときの模式図である。図11は、吸収性物品を舟形にしたときの側面から見た模式図である。図12は、砂時計形状の吸収体56に凹部71を設けた図である。図13は、図12の変形例である。図14は、凹部71の他の態様の例を示した図である。図16は、略長方形状の吸収体56に凹部71を設けた図である。図17は、シートが複数積層された態様の一例の説明図であり、凹部71付近を説明するものである。シートは身体側からトップシート30、吸収要素50(包装シート58)、吸収体よりも裏側に、前記凹部と重なる部分を含む複数のシートの順で表面から裏面に向かって重なる。凹部71を有する吸収体56は包装シート58で包まれている。
吸収体56は、包装シート58で包まれ、吸収要素50を構成している。図3、図9(a)及び図17に示すように、包装シート58は、吸収体56の表側を覆う第1部分58a及び吸収体56の裏側を覆う第2部分58bを有する。また、吸収体56よりも裏側に、凹部71と重なる部分を含む複数のシートを有しており、複数のシートのうち隣接する一対のシートは、凹部71と重なる非接着部分101を有している。この吸収要素50の身体側(おむつの表面側)には、トップシート30が備わり、吸収要素50を覆う。ただし、中間シート40を備える場合には中間シート40はトップシート30と吸収要素50の間に配される。
このような構成においては、吸収体56の凹部71を覆う包装シート58の第1部分58aも、トップシート30(凹部71の表面側が中間シート40で覆われている場合は、中間シート40を含む。)で覆われている。
すなわち、吸収体56は凹部71を有するため、吸収性物品100の変形に伴い、吸収体56は凹部71を基点に凹部71が前後方向LDに閉じるように変形を促され、図9(b)に示すように、包装シート58の第2部分58bのうち凹部71と重なる部分58cは凹部71の前縁及び後縁を折り位置として凹部71の前縁及び後縁の間に折り込まれるようになる。この結果、吸収体56表面に凹凸が雑然と発生し難くなる。本例では、図9(b)、図10、及び図11に示すように、包装シート58の第1部分58aにおける凹部71と重なる部分及びトップシート30における凹部71と重なる部分30aも第2部分58bにおける凹部71と重なる部分58cと一緒に折れ曲がり、吸収性物品100の表面上に突出する(しわが形成される)ことになる。この結果、凹部71の縁が吸収体56を包む包装シート58により拘束されるため、装着作業時や装着後の装着者の動きにより凹部71に力が加わっても、凹部71の縁が崩れにくいものとなる。また、凹部71を有することで、結果としてトップシート30に突出して発生するしわの位置や形状、大きさ、数を誘導することができる。また、図10に示すようにこのしわがあることで、装着者の排泄した排泄液90がしわに遮られ、背側から排泄液90が漏れるのを効果的に防ぐことができる。
吸収体の56の凹部71と重なる部分及びその側方の部分の少なくとも一方にはサイド弾性部材63aが設けられており、前述の隣接する一対のシートは、サイド弾性部材63aよりも表側(裏側でもよい)に位置しており、自然長の状態で、サイド弾性部材63aの収縮力により凹部71が前後方向に閉じるようになっていると好ましい。サイド弾性部材63a、63aの一端は、少なくとも最も前側(腹側)に設けられた凹部71よりも前側(腹側)まで配するとよい。また、サイド弾性部材63a、63aの他端は、最も後側(背側)に設けられた凹部71よりも後側(背側)まで配するとよい。
また、吸収性物品100を装着者に装着させるため舟形にすると、吸収体56も舟形に変形する。このとき、吸収体56は、凹部71を基点として変形する。トップシート30における、包装シート58の第2部分58bのうち凹部71と重なる部分に対向する部位(対向部30a)が身体側に突出してしわが形成されるので、同トップシート30上の他の部位ではしわが発生し難いものとなる。また、サイド弾性部材63a、63b、・・・の存在により、吸収体56は凹部71を基点とする変形がより促されるとともに、対向部30aの起立もより際立つ。
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載がない限り、以下の意味を有するものである。
・「前後(縦)方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味する。
Claims (5)
- 股間部を含む範囲に設けられた吸収要素と、
前記吸収要素の表側を覆う液透過性のトップシートと、
前記吸収要素の裏側を覆う液不透過性シートとを有し、
前記吸収要素は、少なくとも短繊維状の吸収素材が積繊された吸収体と、この吸収体を包む包装シートとを含むものであり、
前記包装シートは、前記吸収体の表側を覆う第1部分及び前記吸収体の裏側を覆う第2部分を有し、
前記吸収体の両側縁は、前後方向に間隔を空けた複数個所で、幅方向内側に入り込む凹部を有しており、
前記吸収体よりも裏側に、前記凹部と重なる部分を含む複数のシートを有し、
前記複数のシートのうち隣接する一対のシートは、前記凹部と重なる部分で接着されておらず、
前記液透過性のトップシートにおける前記凹部と重なる部分全体が、前記複数のシートと接着されておらず、
少なくとも装着状態で、前記凹部が前後方向に閉じるように前記吸収体が変形するとともに、前記包装シートの第2部分のうち前記凹部と重なる部分が、前記凹部の前縁及び後縁を折り位置として前記凹部の前縁及び後縁の間に折り込まれるようになっている、
ことを特徴とする吸収性物品。 - 前記凹部と重なる部分及びその側方の部分の少なくとも一方に設けられたサイド弾性部材を有し、
前記隣接する一対のシートは、前記サイド弾性部材よりも表側に位置しており、
自然長の状態で、前記サイド弾性部材の収縮力により前記凹部が前後方向に閉じるようになっている、
請求項1記載の吸収性物品。 - 前記サイド弾性部材として、前記凹部の前後両側にわたる細長状のサイド弾性部材が幅方向に間隔を空けて複数配され、
幅方向の外側に位置するサイド弾性部材ほど、展開状態における伸長率が低い、
請求項2記載の吸収性物品。 - 前記凹部は、幅方向の内側に位置する頂点から幅方向外側に向かうにつれて前後方向の間隔が拡大する形状を有し、
前記凹部は、展開状態における前後方向の寸法が10~30mmであり、かつ展開状態における幅方向の寸法が10~40mmであり、
前記凹部は、幅方向の両側に、前後方向に間隔を空けて3個以上形成され、
少なくとも1つの凹部は股間部に位置しており、
前記吸収体の両側縁は、幅方向の中心を通る中心線に関して線対称をなしており、
幅方向両側のそれぞれで、前記凹部における幅方向の内側に位置する頂点が、前記吸収体の側方に曲率中心を有する曲線上に位置している、
請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 幅方向の両側から起き上がる起き上がりギャザーをそれぞれ備え、
前記起き上がりギャザーは、前記包装シートの第2部分より裏側に設けられた付根部分と、この付根部分から前記包装シートの側方を経て前記トップシートの表側に至る本体部分と、この本体部分の前後方向両端部及び前後方向中間部のうち、前後方向両端部が倒伏状態で固定されて形成された倒伏部分と、前後方向中間部が非固定とされた形成された自由部分と、この自由部分の少なくとも先端部に前後方向に沿って伸長状態で固定されたギャザー弾性部材と、を有しており、
前記付根部分に、サイド弾性部材が内蔵されている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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