JP7194040B2 - 包装容器 - Google Patents
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Description
図1および図2を参照して、包装容器1の構成について説明する。図1は包装容器1を示す斜視図である。図2は包装容器1のブランク5を示す平面図である。
図2に示すように、ブランク5は、背面壁10と、左端壁11Lと、右端壁11Rと、4つの内フラップ12と、左正面壁13Lと、右正面壁13Rと、上側壁14Uと、下側壁14Dと、上正面壁13Uと、下正面壁13Dと、を備えている。
背面壁10(第1平面壁)は、紙目方向に長い略長方形状に形成されている。左端壁11Lおよび右端壁11R(一対の端壁)は、第1折曲線L1を介して背面壁10の紙目方向両端部に連設されている。左端壁11Lおよび右端壁11Rは、それぞれ、直交方向に長い略長方形状に形成されている。4つの内フラップ12は、第2折曲線L2を介して左端壁11Lと右端壁11Rとの直交方向両端部に連設されている。各内フラップ12は、略正方形状に形成されている。
左正面壁13Lは、第3折曲線L3を介して左端壁11Lの紙目方向外端部に連設されている。右正面壁13Rは、第3折曲線L3を介して右端壁11Rの紙目方向外端部に連設されている。なお、左正面壁13Lと右正面壁13Rとは、背面壁10を中心に対称となる形状であるため、以下、左正面壁13Lに着目して説明する。
上側壁14Uおよび下側壁14D(一対の側壁)は、第4折曲線L4を介して背面壁10の直交方向両端部に連設されている。上側壁14Uおよび下側壁14Dは、それぞれ、紙目方向に長い略長方形状に形成されている。上側壁14Uおよび下側壁14Dは、それぞれ、切目を挟んで内フラップ12に隣接している。
上正面壁13Uは、第5折曲線L5を介して上側壁14Uの直交方向外端部に連設されている。上正面壁13Uは、左正面壁13L等と略同様に、長方形の紙目方向中間部に台形状の凹みを有しており略U字状に形成されている。上正面壁13Uの紙目方向両側には、一対の上側アーム部17Uが直交方向外側に向かって突設されている。一対の上側アーム部17Uの先端側、且つ紙目方向両端部には、一対の上側差込片18Uが第6折曲線L6を介して連設されている。各上側差込片18Uは、第6折曲線L6から先端に向かって直交方向に広がった後に幅狭くなる略六角形状に形成されている。
下正面壁13Dは、第5折曲線L5を介して下側壁14Dの直交方向外端部に連設されている。下正面壁13Dは概ね長方形状に形成されているが、下正面壁13Dの紙目方向一方(左方)には、略扇状の装飾部19が直交方向外側に向かって突設されている。なお、装飾部19は省略されてもよい。
保持構造20は、第1保持片21と、第2保持片22と、第3保持片23と、第4保持片24と、を含んでいる。
第1保持片21は、下正面壁13Dの先端側にて装飾部19よりも紙目方向他方(右方)配置されている。第1保持片21は、下正面壁13Dの直交方向略中央にて下正面壁13Dの先端辺と略平行に第1切込線31を入れることで短冊状(略長方形状)に形成されている。第1保持片21の根本部(左端部)は、第1片折線41を介して下正面壁13Dに連設されている。第1保持片21は、第1片折線41から紙目方向他方(左方から右方(第1方向一方から他方))に向かって延設されている。なお、第1保持片21(第1切込線31)の延出寸法は、下側壁14D等の直交方向の寸法よりも長く設定されている。このため、包装容器1を組み立てて第1保持片21を第1片折線41で折り曲げると、第1保持片21の先端部は背面壁10に接触する。
第2保持片22は、下正面壁13Dの先端側にて第1保持片21よりも紙目方向他方(右方)に配置されている。第2保持片22は、第1切込線31から紙目方向他方に延長された第2切込線32を入れることで短冊状(略長方形状)に形成されている。第2保持片22の根本部(右端部)は、第2片折線42を介して後述する第3保持片23に連設されている。第2保持片22は、第2片折線42から紙目方向一方(右方から左方(第1方向他方から一方))に向かって延設されている。つまり、第2保持片22は、第1保持片21に対向するように、第1保持片21とは逆向きに延びている。また、第2保持片22の先端は第1保持片21の先端に突き合わされており、これらの先端同士の間には分離線30が形成されている。なお、第2保持片22(第2切込線32)の延出寸法は、第1保持片21の延出寸法よりも短く、且つ下側壁14D等の直交方向の寸法よりも長く設定されている。第1切込線31と第2切込線32と合わせた長さは、物品Gの左右幅と同一または物品Gの左右幅よりも僅かに長く設定されている。
第3保持片23は、第2保持片22よりも下側壁14Dの側(下方(第2方向一方))にずれた位置に配置されている。第3保持片23は、第3切込線33を入れることで略L字状に形成されている。第3切込線33は、上記した下側アーム部17Dを区画する傾斜切込線34と、第1切込線31との間に第3保持片23の根本部分を挟んで切り込まれた湾曲切込線35と、傾斜切込線34と湾曲切込線35とを結ぶように下側壁14Dとの境界の第5折曲線L5上に形成された直線切込線36と、を含んでいる。湾曲切込線35は、第1切込線31と略平行を成す直線部分から湾曲しながら直線切込線36まで延びている。また、湾曲切込線35の反対側の端部は、下側壁14Dの側に折り返されるように湾曲している。第3保持片23の根本部分は、湾曲切込線35によって括れており、2本の第3片折線43を介して下正面壁13Dに連設されている。紙目方向他方(右方)の第3片折線43は、分離線30の延長線上に形成されている。第3保持片23は、第3片折線43から紙目方向他方(左方から右方(第1方向一方から他方))に向かって延設されている。また、第3保持片23は、その先端部を直交方向外側(上方(第2方向他方))に屈曲させ、第2片折線42を介して第2保持片22に連設されている。なお、第3保持片23の延出寸法は、第1保持片21の延出寸法と略同一に設定されている。
第4保持片24は、下正面壁13Dに湾曲切込線35を入れることによって鰭状に形成されている。すなわち、第4保持片24は、第3保持片23の基端部(根本部分)の近傍にて紙目方向一方から他方(左方から右方(第1方向一方から他方))に向かって延設されている。
次に、図1、図3A~Cおよび図4を参照して、包装容器1の組立手順および物品Gの収容手順の一例について説明する。図3Aは包装容器1に第1物品G1を配置した状態を示す正面図である。図3Bは包装容器1に第1~第2物品G1,G2を配置した状態を示す正面図である。図3Cは包装容器1に第1~第3物品G1~G3を配置した状態を示す正面図である。図4は、図3CのIV-IV断面図である。ここでは、作業者が手作業で包装容器1を組み立てて物品Gを収容する場合について説明する。
作業者は、ブランク5の裏面を上方に向けた状態とし、左端壁11Lと右端壁11Rとを第1折曲線L1に沿って略直角に折り曲げる(立ち上げる)。続いて、作業者は、下方の2つの内フラップ12を第2折曲線L2に沿って内側に折り曲げ、左正面壁13Lと右正面壁13Rとを第3折曲線L3に沿って内側に折り曲げる。
次に、作業者は、3つの物品Gを包装容器1に収容する。
次に、作業者は、上方の2つの内フラップ12を第2折曲線L2に沿って内側に折り曲げ、上側壁14Uを第4折曲線L4に沿って略直角に折り曲げる(立ち上げる)。また、作業者は、上正面壁13Uを第5折曲線L5に沿って内側に折り曲げ、一対の上側差込片18Uを第6折曲線L6に沿って内側に折り曲げる。そして、作業者は、一対の上側差込片18Uを左右一対の差込スリット16L,16Rに差し込みながら、上正面壁13U(上側アーム部17U)を左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図1参照)。この状態で、第1~第3物品G1~G3は、上下一対の側壁14U,14Dによって上下方向の移動を規制され、上正面壁13U等によって前後方向の移動を規制される。これにより、3つの物品Gは包装容器1の内部にて上下・左右・前後に移動規制され、輸送中等に包装容器1内で物品Gが乱れることを抑制することができる。
次に、図5および図6を参照して、第2実施形態に係る包装容器2の構成について説明する。図5は包装容器2を示す斜視図である。図6は包装容器2のブランク6を示す平面図である。なお、以下の説明では、第1実施形態に係る包装容器1と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装容器1と同様または対応する説明は省略する。
図6に示すように、第1保持構造20Aは、第1実施形態に係る包装容器1の保持構造20と略同一であって、第1保持片21と、第2保持片22と、第3保持片23と、第4保持片24と、を含んでいる。なお、第3保持片23は下側アーム部17D(傾斜切込線34B)から離れているため、第3保持片23を区画する第3切込線33は、湾曲切込線35と直線切込線36とで構成されている。
第2保持構造20Bは、第1保持構造20Aと略同様の構造であって、第1保持片21Bと、第2保持片22Bと、第3保持片23Bと、第4保持片24Bと、を含んでいる。
第1保持片21Bは、第1保持構造20Aの第3保持片23よりも下側壁14Dの側にて第4保持片24よりも紙目方向他方(右方)配置されている。第1保持片21Bは、直線切込線36と略平行に第1切込線31Bを入れることで短冊状(略長方形状)に形成されている。第1保持片21Bは、第1片折線41Bを介して下正面壁13Dに連設され、第1片折線41から紙目方向他方に向かって延設されている。
第2保持片22Bは、第1保持片21Bよりも紙目方向他方(右方)に配置されている。第2保持片22Bは、第1切込線31Bから紙目方向他方に延長された第2切込線32Bを入れることで略長方形状に形成されている。第2保持片22Bの直交方向外端は、第1保持構造20Aの第3保持片23の直交方向外端と略一致している。すなわち、第2保持片22Bの直交方向の幅(上下幅)は、第1保持片21Bと第3保持片23とを合わせた直交方向の幅と略同一となっている。第2保持片22Bは、第2片折線42Bを介して後述する第3保持片23Bに連設されて、第2片折線42Bから紙目方向一方(左方)に向かって延設されている。第2保持片22Bの先端は第1保持片21Bと第3保持片23の先端に突き合わされており、これらの先端同士の間には分離線30Bが形成されている。
第3保持片23Bは、第2保持片22Bよりも下側壁14Dの側にずれた位置に配置されている。第3保持片23Bは、第3切込線33B(傾斜切込線34B、湾曲切込線35B、直線切込線36B)を入れることで略L字状に形成されている。第3保持片23Bは、湾曲切込線35Bによって括れた部分で下正面壁13Dに連設され、その括れ部分から紙目方向他方に向かって延設されている。また、第3保持片23Bは、その先端部を直交方向外側に屈曲させ、第2片折線42Bを介して第2保持片22Bに連設されている。
第4保持片24Bは、下正面壁13Dに湾曲切込線35Bを入れることによって鰭状に形成されている。すなわち、第4保持片24Bは、第3保持片23Bの基端部の近傍にて紙目方向一方から他方に向かって延設されている。
次に、図5、図7A~Cおよび図8を参照して、包装容器2の組立手順および物品Gの収容手順の一例について説明する。図7Aは包装容器2に第1~第3物品G1~G3を配置した状態を示す正面図である。図7Bは包装容器2に第1~第4物品G1~G4を配置した状態を示す正面図である。図7Cは包装容器2に第1~第5物品G1~G5を配置した状態を示す正面図である。図8は、図7CのVIII-VIII断面図である。
作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の組立手順で、上面から前面にかけて開口した包装容器2を形成する(図7A参照)。
次に、作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の収容手順で、5つの物品Gを包装容器1に収容する。
次に、作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の組立手順で、上側壁14Uで包装容器2の上面を閉じ、上正面壁13Uを左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図5参照)。この状態で、第1~第5物品G1~G5は、上下一対の側壁14U,14Dによって上下方向の移動を規制され、上正面壁13U等によって前後方向の移動を規制される。
次に、図9および図10を参照して、第3実施形態に係る包装容器3の構成について説明する。図9は包装容器3を示す斜視図である。図10は包装容器3のブランク7を示す平面図である。なお、以下の説明では、第1および第2実施形態に係る包装容器1,2と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装容器1,2と同様または対応する説明は省略する。
図10に示すように、各々の保持構造25は、第1保持片21と、第2保持片22と、を含んでいる。つまり、各々の保持構造25は、第1実施形態に係る包装容器1の保持構造20から第3~第4保持片23,24を削除した構造である。また、2つの保持構造20は、第1保持片21と第2保持片22との位置を反転させて間隔をあけて左右方向に並設されている。したがって、2つの第1保持片21は、下正面壁13Dの紙目方向両外側(左右両側)から互いに接近する方向に延設されている。また、2つの第2保持片22は、下正面壁13Dの紙目方向中央付近から互いに離間する方向に延設されている。
次に、図9、図11A~Bおよび図12を参照して、包装容器3の組立手順および物品Gの収容手順の一例について説明する。図11Aは包装容器3に第1および第3物品G1,G3を配置した状態を示す正面図である。図11Bは包装容器3に第1~第3物品G1~G3を配置した状態を示す正面図である。図12は、図11BのXII-XII断面図である。
作業者は、第1および第2実施形態に係る包装容器1,2と同様の組立手順で、上面から前面にかけて開口した包装容器3を形成する(図11A参照)。
次に、図11Aおよび図12に示すように、作業者は、2つの第1保持片21を第1片折線41に沿って後方に折り曲げる。2つの第1保持片21は左右方向外側から中央側に向かって傾斜し、その先端部は背面壁10に接触する。左方の第1空間S1は、下正面壁13D(左正面壁13L)、左方の第1保持片21、背面壁10および左端壁11Lに囲まれた領域に形成される。右方の第1空間S1は、下正面壁13D(右正面壁13R)、右方の第1保持片21、背面壁10および右端壁11Rに囲まれた領域に形成される。そして、作業者は、2つの第1物品G1の下部を2つの第1空間S1の内部に配置する。2つの第1物品G1は、傾斜した2つの第1保持片21によって前後方向への移動を規制され、2つの第1保持片21と左右両側の端壁11L,11Rとによって左右方向の移動を規制される。
次に、作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の組立手順で、上側壁14Uで包装容器3の上面を閉じ、上正面壁13Uを左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図9参照)。この状態で、第1~第3物品G1~G3は、上下一対の側壁14U,14Dによって上下方向の移動を規制され、上正面壁13U等によって前後方向の移動を規制される。
10 背面壁(第1平面壁)
11L 左端壁(端壁)
11R 右端壁(端壁)
13 正面壁
13D 下正面壁(第2平面壁)
13L 左正面壁(第2平面壁)
13R 右正面壁(第2平面壁)
13U 上正面壁(第2平面壁)
14D 下側壁(側壁)
14U 上側壁(側壁)
20,25 保持構造
20A 第1保持構造
20B 第2保持構造
21,21B 第1保持片
22,22B 第2保持片
23,23B 第3保持片
24,24B 第4保持片
G1(G) 第1物品
G2(G) 第2物品
G3(G) 第3物品
G4(G) 第4物品
G5(G) 第5物品
S1(S) 第1空間
S2,S2B(S) 第2空間
S3,S3B(S) 第3空間
Claims (4)
- 隣接する物品(G)同士の一部を重ねながら複数の前記物品を第1方向に並べて収容する包装容器(1)であって、
第1平面壁(10)と、
前記第1平面壁に対向して設けられた第2平面壁(13)と、
前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向両端部の間に架け渡された一対の端壁(11L,11R)と、
前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向に直交する第2方向両端部の少なくとも一方の間に架け渡された側壁(14U,14D)と、を備え、
前記第2平面壁は、前記物品の第2方向一方を保持する保持構造(20)を有し、
前記保持構造は、
第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第1保持片(21)と、
前記第1保持片よりも第1方向他方に配置され、第1方向他方から一方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第2保持片(22)と、
前記第2保持片よりも第2方向一方にずれた位置にて第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜しながら先端部を第2方向他方に屈曲させて前記第2保持片に連設された第3保持片(23)と、
前記第3保持片の基端部の近傍にて第1方向一方から他方に向かって延設され、前記第2平面壁と同一平面を成す第4保持片(24)と、を含み、
前記第1保持片、前記第1平面壁および第1方向一方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第1空間(S1)が形成され、
前記第1保持片、前記第2保持片および前記第2平面壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第2空間(S2)が前記第1空間の一部と重なるように形成され、
前記第3保持片、前記第4保持片、前記第2平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間(S3)が前記第2空間の一部と重なるように形成されたことを特徴とする包装容器。 - 隣接する物品(G)同士の一部を重ねながら複数の前記物品を第1方向に並べて収容する包装容器(2)であって、
第1平面壁(10)と、
前記第1平面壁に対向して設けられた第2平面壁(13)と、
前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向両端部の間に架け渡された一対の端壁(11L,11R)と、
前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向に直交する第2方向両端部の少なくとも一方の間に架け渡された側壁(14U,14D)と、を備え、
前記第2平面壁は、前記物品の第2方向一方を保持する保持構造(20)を有し、
前記保持構造は、
第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第1保持片(21,21B)と、
前記第1保持片よりも第1方向他方に配置され、第1方向他方から一方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第2保持片(22,22B)と、
前記第2保持片よりも第2方向一方にずれた位置にて第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜しながら先端部を第2方向他方に屈曲させて前記第2保持片に連設された第3保持片(23,23B)と、
前記第3保持片の基端部の近傍にて第1方向一方から他方に向かって延設され、前記第2平面壁と同一平面を成す第4保持片(24,24B)と、を含み、
前記保持構造(20A,20B)は、第1方向一方から他方に向かって第2方向一方に段階的にずれながら複数設けられ、
前記第1保持片、前記第1平面壁および第1方向一方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第1空間(S1)が形成され、
前記第1保持片、前記第2保持片および前記第2平面壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第2空間(S2)が前記第1空間の一部と重なるように形成され、
第2方向他方に位置する前記保持構造(20A)の前記第3保持片(23)、第2方向他方に位置する前記保持構造の前記第4保持片(24)および第2方向一方に位置する前記保持構造(20B)の前記第1保持片(21B)に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間(S3)が前記第2空間の一部と重なるように形成され、
最も第2方向他方に位置する前記保持構造を除く他の前記保持構造は、前記第2空間(S2B)と前記第3空間(S3B)とを形成し、
第2方向一方に位置する前記保持構造による前記第2空間(S2B)は、第2方向他方に位置する前記保持構造による前記第3空間(S3)の一部と重なるように形成され、
最も第2方向一方に位置する前記保持構造による前記第3空間(S3B)は、前記第3保持片、前記第4保持片、前記第2平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域に形成されたことを特徴とする包装容器。 - 前記第3保持片は、前記第1保持片と前記第4保持片との間に挟まれた根本部分で前記第2平面壁に接続され、前記根本部分を除いて前記第2平面壁から分離されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
- 前記第3保持片の前記根本部分は、少なくとも1本の第3片折線(43)を介して前記第2平面壁に連設されていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
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