JP7194040B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、隣接する物品同士の一部を重ねながら複数の物品を一方向に並べて収容する包装容器に関する。
例えば、特許文献1には、被包装品を所定の間隔で、且つその一部を重ねながら複数個横方向に並べて収容する包装用箱が開示されている。この包装用箱は、複数個の被包装品を並べて配置する底面と、底面の前後側に連設され、被包装品の前後側の側面および上面を覆う枠壁と、を備えている。底面には、被包装品の下側端を係止する複数の下側係止片が形成されている。枠壁には、被包装品の上側端を係止する複数の上側係止爪が形成されている。被包装品の上下両端が底面の下側係止片と枠壁の上側係止爪とに係止されるため、被包装品の横方向の移動が規制される。
特開平09-048422号公報
上記した包装用箱では、底面と枠壁とに、それぞれ異なる係止部(下側係止片、上側係止爪)を形成しなければならなかった。上記した包装用箱に被包装品を収容するには、被包装品の下側端を底面の下側係止片に係止させた後、その状態を維持しながら被包装品を枠壁で覆い、さらに枠壁の上側係止爪を指で押して被包装品の上側端に係止させなければならなかった。したがって、複数の被包装品の全てに対して上記のような作業を実施することになるため、複数の被包装品を包装用箱に収容する作業に多くの時間と手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、複数の物品を移動規制しながら並べて収容する作業を容易化する包装容器を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明は、隣接する物品同士の一部を重ねながら複数の前記物品を第1方向に並べて収容する包装容器であって、第1平面壁と、前記第1平面壁に対向して設けられた第2平面壁と、前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向両端部の間に架け渡された一対の端壁と、前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向に直交する第2方向両端部の少なくとも一方の間に架け渡された側壁と、を備え、前記第2平面壁は、前記物品の第2方向一方を保持する保持構造を有し、前記保持構造は、第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第1保持片と、前記第1保持片よりも第1方向他方に配置され、第1方向他方から一方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第2保持片と、を含み、前記第1保持片、前記第1平面壁および第1方向一方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第1空間が形成され、前記第1保持片、前記第2保持片および前記第2平面壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第2空間が前記第1空間の一部と重なるように形成された。
この場合、前記保持構造は、前記第2保持片よりも第2方向一方にずれた位置にて第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記前記第1平面壁の側に傾斜しながら先端部を第2方向他方に屈曲させて前記第2保持片に連設された第3保持片と、前記第3保持片の基端部の近傍にて第1方向一方から他方に向かって延設され、前記第2平面壁と同一平面を成す第4保持片と、を更に含み、前記第3保持片、前記第4保持片、前記第2平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間が前記第2空間の一部と重なるように形成されたことが好ましい。
他の場合、前記保持構造は、前記第2保持片よりも第2方向一方にずれた位置にて第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記前記第1平面壁の側に傾斜しながら先端部を第2方向他方に屈曲させて前記第2保持片に連設された第3保持片と、前記第3保持片の基端部の近傍にて第1方向一方から他方に向かって延設され、前記第2平面壁と同一平面を成す第4保持片と、を更に含み、前記保持構造は、第1方向一方から他方に向かって第2方向一方に段階的にずれながら複数設けられ、第2方向他方に位置する前記保持構造の前記第3保持片、第2方向他方に位置する前記保持構造の前記第4保持片および第2方向一方に位置する前記保持構造の前記第1保持片に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間が前記第2空間の一部と重なるように形成され、最も第2方向他方に位置する前記保持構造を除く他の前記保持構造は、前記第2空間と前記第3空間とを形成し、第2方向一方に位置する前記保持構造による前記第2空間は、第2方向他方に位置する前記保持構造による前記第3空間の一部と重なるように形成され、最も第2方向一方に位置する前記保持構造による前記第3空間は、前記第3保持片、前記第4保持片、前記第2平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域に形成されたことが好ましい。
また、他の場合、前記第2保持片、前記第1平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間が形成され、前記第2空間は、前記第1空間と前記第3空間との一部と重なるように形成されたことが好ましい。
また、他の場合、前記保持構造は、前記第1保持片と前記第2保持片との位置を反転させながら第1方向に複数並設され、隣接する2つの前記第2保持片および前記第1平面壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間が形成され、前記第2空間は、隣接する前記第1空間と前記第3空間との一部と重なるように形成されたことが好ましい。
本発明によれば、複数の物品を移動規制しながら並べて包装容器に収容する作業を容易化することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装容器を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器のブランクを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器に第1物品を配置した状態を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器に第1~第2物品を配置した状態を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器に第1~第3物品を配置した状態を示す正面図である。 図3CのIV-IV断面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装容器を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装容器のブランクを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装容器に第1~第3物品を配置した状態を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装容器に第1~第4物品を配置した状態を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装容器に第1~第5物品を配置した状態を示す正面図である。 図7CのVIII-VIII断面図である。 本発明の第3実施形態に係る包装容器を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る包装容器のブランクを示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る包装容器に第1および第3物品を配置した状態を示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係る包装容器に第1~第3物品を配置した状態を示す正面図である。 図11BのXII-XII断面図である。 本発明の第1または第3実施形態の変形例に係る包装容器を示す断面図である。 本発明の第1または第3実施形態の他の変形例に係る包装容器を示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、各図に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。また、左右方向(第1方向)は上下方向(第1方向に直交する第2方向)に直交し、前後方向は左右方向と上下方向とに直交している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:包装容器の概要]
図1および図2を参照して、包装容器1の構成について説明する。図1は包装容器1を示す斜視図である。図2は包装容器1のブランク5を示す平面図である。
図1に示すように、包装容器1は、隣接する物品G同士の一部を重ねながら3つの物品G(G1~G3)を左右方向に並べて収容する箱である。包装容器1は、全体的に前後方向の厚みが薄い略直方体状に形成され、その正面には物品Gを露出させるための開口部13Aが開口している。各物品Gは、例えば、薄い板状に形成されている。なお、本明細書では、説明の便宜上、包装容器1に収容された3つの物品Gについて、左方から右方に向かって順に、第1物品G1、第2物品G2、第3物品G3と呼び、個別の符号を付す。また、第1~第3物品G1~G3に共通する説明では、単に「物品G」と呼び、符号にアルファベットのみを付す。
包装容器1は、図2に示すブランク5を組み立てることで形成される。ブランク5は、一枚の板紙(厚紙)を抜型等で打ち抜いて形成されている。なお、図2は、包装容器1の外面(表面)側を示している。また、図面に示す「X」は紙の繊維(紙目)が延びる「紙目方向」を示し、「Y」は紙目方向に直交する「直交方向」を示している。また、上、下、左、右、前、後などの用語は、包装容器1を組み立てた状態における向きを指している。
[ブランク]
図2に示すように、ブランク5は、背面壁10と、左端壁11Lと、右端壁11Rと、4つの内フラップ12と、左正面壁13Lと、右正面壁13Rと、上側壁14Uと、下側壁14Dと、上正面壁13Uと、下正面壁13Dと、を備えている。
<背面壁、左端壁、右端壁、内フラップ>
背面壁10(第1平面壁)は、紙目方向に長い略長方形状に形成されている。左端壁11Lおよび右端壁11R(一対の端壁)は、第1折曲線L1を介して背面壁10の紙目方向両端部に連設されている。左端壁11Lおよび右端壁11Rは、それぞれ、直交方向に長い略長方形状に形成されている。4つの内フラップ12は、第2折曲線L2を介して左端壁11Lと右端壁11Rとの直交方向両端部に連設されている。各内フラップ12は、略正方形状に形成されている。
<左正面壁、右正面壁>
左正面壁13Lは、第3折曲線L3を介して左端壁11Lの紙目方向外端部に連設されている。右正面壁13Rは、第3折曲線L3を介して右端壁11Rの紙目方向外端部に連設されている。なお、左正面壁13Lと右正面壁13Rとは、背面壁10を中心に対称となる形状であるため、以下、左正面壁13Lに着目して説明する。
左正面壁13Lは、長方形の直交方向中間部に台形状の凹みを有しており略U字状に形成されている。換言すれば、左正面壁13Lの直交方向両側には、一対の凸部15Lが紙目方向外側に向かって突設されている。左正面壁13Lと左端壁11Lとの境界部には、板紙を厚み方向に貫通した一対の差込スリット16Lが形成されている。一対の差込スリット16Lは、直交方向に離間した位置で第3折曲線L3に沿って形成されている。詳細には、差込スリット16Lは、第3折曲線L3から左正面壁13Lの側に僅かに突き出した凸状に形成されている。なお、右正面壁13Rにも、一対の凸部15Rと一対の差込スリット16Rとが形成されている。
<上側壁、下側壁>
上側壁14Uおよび下側壁14D(一対の側壁)は、第4折曲線L4を介して背面壁10の直交方向両端部に連設されている。上側壁14Uおよび下側壁14Dは、それぞれ、紙目方向に長い略長方形状に形成されている。上側壁14Uおよび下側壁14Dは、それぞれ、切目を挟んで内フラップ12に隣接している。
<上正面壁>
上正面壁13Uは、第5折曲線L5を介して上側壁14Uの直交方向外端部に連設されている。上正面壁13Uは、左正面壁13L等と略同様に、長方形の紙目方向中間部に台形状の凹みを有しており略U字状に形成されている。上正面壁13Uの紙目方向両側には、一対の上側アーム部17Uが直交方向外側に向かって突設されている。一対の上側アーム部17Uの先端側、且つ紙目方向両端部には、一対の上側差込片18Uが第6折曲線L6を介して連設されている。各上側差込片18Uは、第6折曲線L6から先端に向かって直交方向に広がった後に幅狭くなる略六角形状に形成されている。
<下正面壁>
下正面壁13Dは、第5折曲線L5を介して下側壁14Dの直交方向外端部に連設されている。下正面壁13Dは概ね長方形状に形成されているが、下正面壁13Dの紙目方向一方(左方)には、略扇状の装飾部19が直交方向外側に向かって突設されている。なお、装飾部19は省略されてもよい。
下正面壁13Dの紙目方向他方(右方)には、角部付近から第5折曲線L5まで斜めに傾斜切込線34が入れられ、略三角形状の下側アーム部17Dが形成されている。下正面壁13Dの装飾部19付近の紙目方向端部と、下側アーム部17Dの先端側の紙目方向端部とには、一対の下側差込片18Dが第6折曲線L6を介して連設されている。各下側差込片18Dは、上側差込片18Uと略同一形状を成している。
詳細は後述するが、包装容器1を組み立てた状態において、左正面壁13L、右正面壁13R、上正面壁13Uおよび下正面壁13Dは、背面壁10に対向して設けられる正面壁13を構成する(図1参照)。そして、正面壁13を構成する下正面壁13Dは、物品Gの下部(第2方向一方)を保持する保持構造20を有している。
<保持構造>
保持構造20は、第1保持片21と、第2保持片22と、第3保持片23と、第4保持片24と、を含んでいる。
(第1保持片)
第1保持片21は、下正面壁13Dの先端側にて装飾部19よりも紙目方向他方(右方)配置されている。第1保持片21は、下正面壁13Dの直交方向略中央にて下正面壁13Dの先端辺と略平行に第1切込線31を入れることで短冊状(略長方形状)に形成されている。第1保持片21の根本部(左端部)は、第1片折線41を介して下正面壁13Dに連設されている。第1保持片21は、第1片折線41から紙目方向他方(左方から右方(第1方向一方から他方))に向かって延設されている。なお、第1保持片21(第1切込線31)の延出寸法は、下側壁14D等の直交方向の寸法よりも長く設定されている。このため、包装容器1を組み立てて第1保持片21を第1片折線41で折り曲げると、第1保持片21の先端部は背面壁10に接触する。
(第2保持片)
第2保持片22は、下正面壁13Dの先端側にて第1保持片21よりも紙目方向他方(右方)に配置されている。第2保持片22は、第1切込線31から紙目方向他方に延長された第2切込線32を入れることで短冊状(略長方形状)に形成されている。第2保持片22の根本部(右端部)は、第2片折線42を介して後述する第3保持片23に連設されている。第2保持片22は、第2片折線42から紙目方向一方(右方から左方(第1方向他方から一方))に向かって延設されている。つまり、第2保持片22は、第1保持片21に対向するように、第1保持片21とは逆向きに延びている。また、第2保持片22の先端は第1保持片21の先端に突き合わされており、これらの先端同士の間には分離線30が形成されている。なお、第2保持片22(第2切込線32)の延出寸法は、第1保持片21の延出寸法よりも短く、且つ下側壁14D等の直交方向の寸法よりも長く設定されている。第1切込線31と第2切込線32と合わせた長さは、物品Gの左右幅と同一または物品Gの左右幅よりも僅かに長く設定されている。
(第3保持片)
第3保持片23は、第2保持片22よりも下側壁14Dの側(下方(第2方向一方))にずれた位置に配置されている。第3保持片23は、第3切込線33を入れることで略L字状に形成されている。第3切込線33は、上記した下側アーム部17Dを区画する傾斜切込線34と、第1切込線31との間に第3保持片23の根本部分を挟んで切り込まれた湾曲切込線35と、傾斜切込線34と湾曲切込線35とを結ぶように下側壁14Dとの境界の第5折曲線L5上に形成された直線切込線36と、を含んでいる。湾曲切込線35は、第1切込線31と略平行を成す直線部分から湾曲しながら直線切込線36まで延びている。また、湾曲切込線35の反対側の端部は、下側壁14Dの側に折り返されるように湾曲している。第3保持片23の根本部分は、湾曲切込線35によって括れており、2本の第3片折線43を介して下正面壁13Dに連設されている。紙目方向他方(右方)の第3片折線43は、分離線30の延長線上に形成されている。第3保持片23は、第3片折線43から紙目方向他方(左方から右方(第1方向一方から他方))に向かって延設されている。また、第3保持片23は、その先端部を直交方向外側(上方(第2方向他方))に屈曲させ、第2片折線42を介して第2保持片22に連設されている。なお、第3保持片23の延出寸法は、第1保持片21の延出寸法と略同一に設定されている。
(第4保持片)
第4保持片24は、下正面壁13Dに湾曲切込線35を入れることによって鰭状に形成されている。すなわち、第4保持片24は、第3保持片23の基端部(根本部分)の近傍にて紙目方向一方から他方(左方から右方(第1方向一方から他方))に向かって延設されている。
なお、第1~第4折曲線L1~L4、第6折曲線L6、上側壁14Uと上正面壁13Uとの境界の第5折曲線L5、および第1~第3片折線41~43は、それぞれ、板紙の表面から直線状に凹ませた汎用罫線である。また、下側壁14Dと下正面壁13Dとの境界の第5折曲線L5は、第3保持片23を挟んで異なっており、第3保持片23の紙目方向一方(左方)は汎用罫線上に複数の切目を所定間隔に並べたリード罫線であり、第3保持片23の紙目方向他方(右方)は汎用罫線である。なお、上記した第1折曲線L1等は、汎用罫線やリード罫線に限らず、板紙を折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。なお、第3保持片23の根本部分は括れており折れやすいため、2本の第3片折線43の少なくとも何れか一方を省略してもよい。
[包装容器の組立手順および物品の収容手順]
次に、図1、図3A~Cおよび図4を参照して、包装容器1の組立手順および物品Gの収容手順の一例について説明する。図3Aは包装容器1に第1物品G1を配置した状態を示す正面図である。図3Bは包装容器1に第1~第2物品G1,G2を配置した状態を示す正面図である。図3Cは包装容器1に第1~第3物品G1~G3を配置した状態を示す正面図である。図4は、図3CのIV-IV断面図である。ここでは、作業者が手作業で包装容器1を組み立てて物品Gを収容する場合について説明する。
<包装容器の組立(前半)>
作業者は、ブランク5の裏面を上方に向けた状態とし、左端壁11Lと右端壁11Rとを第1折曲線L1に沿って略直角に折り曲げる(立ち上げる)。続いて、作業者は、下方の2つの内フラップ12を第2折曲線L2に沿って内側に折り曲げ、左正面壁13Lと右正面壁13Rとを第3折曲線L3に沿って内側に折り曲げる。
次に、作業者は、下側壁14Dを第4折曲線L4に沿って略直角に折り曲げる(立ち上げる)。また、作業者は、下正面壁13Dを第5折曲線L5に沿って内側に折り曲げ、一対の下側差込片18Dを第6折曲線L6に沿って内側に折り曲げる。そして、作業者は、一対の下側差込片18Dを左右一対の差込スリット16L,16Rに差し込みながら、下正面壁13Dを左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図1、図3A等参照)。
下側差込片18Dが差込スリット16L,16Rに差し込まれることで、左正面壁13L、右正面壁13Rおよび下正面壁13Dが背面壁10に対向した状態に保持される。この状態で、上面から前面にかけて開口した包装容器1が形成される(図3A等参照)。
<物品の収容>
次に、作業者は、3つの物品Gを包装容器1に収容する。
図3Aおよび図4に示すように、作業者は、第1保持片21を第1片折線41に沿って後方に折り曲げる。第1保持片21は、左方から右方に向かって後方(背面壁10の側)に傾斜した姿勢になる。第1保持片21は下側壁14D等の前後幅よりも長いため、この状態で、第1保持片21の先端部は背面壁10に接触している。下正面壁13D(左正面壁13L)、第1保持片21、背面壁10および左端壁11Lに囲まれた領域には、第1空間S1が形成される。
作業者は、第1物品G1を包装容器1の上方から内部に差し込み、第1物品G1の下部を第1空間S1の内部に配置する。すると、図4に示すように、第1物品G1は、傾斜した第1保持片21の裏面側に入り込むことによって前後方向への移動を規制される。また、第1物品G1は、第1保持片21と左端壁11Lとによって左右方向の移動を規制される。
次に、図3Bおよび図4に示すように、作業者は、第3保持片23を2本の第3片折線43に沿って後方に折り曲げ、第2保持片22を第2片折線42に沿って後方に折り曲げる。第3保持片23は、左方から右方に向かって後方に傾斜した姿勢になる。また、第3保持片23は傾斜しながら先端部を下方に屈曲させて第2保持片22に連設されているため、第2保持片22は、下正面壁13Dよりも後方に位置している。また、第2保持片22は、右方から左方に向かって後方に傾斜した姿勢になる。この状態で、第2および第3保持片22,23の先端部は、背面壁10に接触している。また、第4保持片24は、下正面壁13Dと同一平面を成している。
図4に示すように、第1保持片21、第2保持片22、第3保持片23および下正面壁13Dに囲まれた領域には、第2空間S2が形成される。第2空間S2は、第1保持片21を挟んで第1空間S1の一部の前側に重なるように形成される。なお、厳密には、第1および第2保持片21,22は、第3保持片23や下正面壁13Dに対向していないため、第2空間S2は、第1および第2保持片21,22の表面側(手前側)が開放された空間である(図3A等も参照)。また、第3保持片23、第4保持片24、下正面壁13D(下側アーム部17D、右正面壁13R)および右端壁11Rに囲まれた領域には、第3空間S3が形成される。第3空間S3は、第3保持片23を挟んで第2空間S2の一部の前側に重なるように形成される。
図3Bおよび図4に示すように、作業者は、第2物品G2を包装容器1の上方から内部に差し込み、第2物品G2の下部を第2空間S2の内部に配置する。すると、第2物品G2は、各々傾斜した第1および第2保持片21,22の表面と、傾斜した第3保持片23および下正面壁13Dの裏面との間に挟まれることによって前後方向・左右方向への移動を規制される。また、第1および第2空間S1,S2の一部が重なり合っているため、第1および第2空間S1,S2に配置された第1物品G1と第2物品G2とは、互いに一部を重ねた状態で左右方向に並んでいる。
次に、図3Cおよび図4に示すように、作業者は、第3物品G3を包装容器1の上方から内部に差し込み、第3物品G3の下部を第3空間S3の内部に配置する。すると、第3物品G3は、傾斜した第3保持片23の表面と第4保持片24の裏面との間に挟まれることによって前後方向への移動を規制される。また、第3物品G3は、第3および第4保持片23,24での挟持部分と右端壁11Rとによって左右方向の移動を規制される。また、第2および第3空間S2,S3の一部が重なり合っているため、第2および第3空間S2,S3に配置された第2物品G2と第3物品G3とは、互いに一部を重ねた状態で左右方向に並んでいる。
以上によって、第1~第3物品G1~G3(の下部)が移動規制された状態で第1~第3空間S1~S3に配置される。つまり、3つの物品Gが包装容器1に収容された状態になる。なお、本明細書において第1~第3空間S1~S3に共通する説明では、単に「空間S」と呼び、符号にアルファベットのみを付す。
<包装容器の組立(後半)>
次に、作業者は、上方の2つの内フラップ12を第2折曲線L2に沿って内側に折り曲げ、上側壁14Uを第4折曲線L4に沿って略直角に折り曲げる(立ち上げる)。また、作業者は、上正面壁13Uを第5折曲線L5に沿って内側に折り曲げ、一対の上側差込片18Uを第6折曲線L6に沿って内側に折り曲げる。そして、作業者は、一対の上側差込片18Uを左右一対の差込スリット16L,16Rに差し込みながら、上正面壁13U(上側アーム部17U)を左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図1参照)。この状態で、第1~第3物品G1~G3は、上下一対の側壁14U,14Dによって上下方向の移動を規制され、上正面壁13U等によって前後方向の移動を規制される。これにより、3つの物品Gは包装容器1の内部にて上下・左右・前後に移動規制され、輸送中等に包装容器1内で物品Gが乱れることを抑制することができる。
以上によって、包装容器1の組み立てが完了する。図1に示すように、左正面壁13L、右正面壁13R、上正面壁13Uおよび下正面壁13Dが、開口部13Aを囲む環状の正面壁13を構成する。正面壁13は、物品Gを挟んで背面壁10に対向して設けられる。ユーザは、開口部13Aを介して包装容器1に収容した物品Gを目視することができる。また、左右一対の端壁11L,11Rは、背面壁10と正面壁13との左右両端部(第1方向両端部)の間に架け渡され、上下一対の側壁14U,14Dは、背面壁10と正面壁13との上下両端部(第2方向両端部)の間に架け渡される。
なお、上記した物品Gの収容手順では、第1~第3保持片21~23を折り曲げて空間Sを形成した後、空間Sに物品Gを配置していたが、これに限らず、物品Gを包装容器1の内部に入れた後に第1~第3保持片21~23を折り曲げてもよい。この場合でも、結果的に、3つの空間Sに3つの物品Gが配置されることになる。
以上説明した第1実施形態に係る包装容器1では、第1~第3保持片21~23が背面側に傾斜することで、第1~第3空間S1~S3が形成されていた。この構成によれば、物品Gは傾斜した第1~第3保持片21~23等によって空間S内において移動規制されるため、空間S内において物品Gを所定位置に保持することができる。また、傾斜した第1~第3保持片21~23の何れかを挟んで隣接する空間S同士は、その一部を重ねながら左右方向に並設されていた。この構成によれば、物品Gの下部を空間Sに差し込むだけで、隣接する物品G同士の一部を重ねながら3つの物品Gを一方向に並べることができる。以上のように、第1~第3保持片21~23を傾斜させることでできた空間Sに物品Gを差し込むだけで、3つの物品Gを移動規制しながら並べて包装容器1に収容することができるため、当該収容作業を容易化することができる。
[第2実施形態]
次に、図5および図6を参照して、第2実施形態に係る包装容器2の構成について説明する。図5は包装容器2を示す斜視図である。図6は包装容器2のブランク6を示す平面図である。なお、以下の説明では、第1実施形態に係る包装容器1と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装容器1と同様または対応する説明は省略する。
図5に示すように、第2実施形態に係る包装容器2は、5つの物品Gを収容可能に形成されている。なお、本明細書では、説明の便宜上、包装容器2に収容された5つの物品Gについて、左方から右方に向かって順に、第1物品G1、第2物品G2、第3物品G3、第4物品G4、第5物品G5と呼び、個別の符号を付す。また、第1~第5物品G1~G5に共通する説明では、単に「物品G」と呼び、符号にアルファベットのみを付す。
図6に示すように、5つの物品Gを収容するため、包装容器2(ブランク6)の背面壁10、上側壁14U、下側壁14D、上正面壁13Uおよび下正面壁13Dは、包装容器1(ブランク5)の背面壁10等よりも左右方向(紙目方向)に長く形成されている。また、包装容器2の下正面壁13Dは、包装容器1の下正面壁13Dよりも上下方向(直交方向)に長く形成されている。そして、包装容器2の下正面壁13Dには、保持構造20が、左方から右方に向かって下方に段階的にずれて2つ設けられている(図5も参照)。
なお、本明細書では、説明の便宜上、上方(第2方向他方)に位置する保持構造20を「第1保持構造20A」と呼び、下方(第2方向一方)に位置する保持構造20を「第2保持構造20B」と呼ぶ。また、第2保持構造20Bおよびこれに含まれる構成部並びに第2保持構造20Bによって形成される空間Sには符号「B」を追加し、第1および第2保持構造20A,20B等に共通する説明では、単に「保持構造20」等と呼び、符号に算用数字のみを付す。
<第1保持構造>
図6に示すように、第1保持構造20Aは、第1実施形態に係る包装容器1の保持構造20と略同一であって、第1保持片21と、第2保持片22と、第3保持片23と、第4保持片24と、を含んでいる。なお、第3保持片23は下側アーム部17D(傾斜切込線34B)から離れているため、第3保持片23を区画する第3切込線33は、湾曲切込線35と直線切込線36とで構成されている。
<第2保持構造>
第2保持構造20Bは、第1保持構造20Aと略同様の構造であって、第1保持片21Bと、第2保持片22Bと、第3保持片23Bと、第4保持片24Bと、を含んでいる。
(第1保持片)
第1保持片21Bは、第1保持構造20Aの第3保持片23よりも下側壁14Dの側にて第4保持片24よりも紙目方向他方(右方)配置されている。第1保持片21Bは、直線切込線36と略平行に第1切込線31Bを入れることで短冊状(略長方形状)に形成されている。第1保持片21Bは、第1片折線41Bを介して下正面壁13Dに連設され、第1片折線41から紙目方向他方に向かって延設されている。
(第2保持片)
第2保持片22Bは、第1保持片21Bよりも紙目方向他方(右方)に配置されている。第2保持片22Bは、第1切込線31Bから紙目方向他方に延長された第2切込線32Bを入れることで略長方形状に形成されている。第2保持片22Bの直交方向外端は、第1保持構造20Aの第3保持片23の直交方向外端と略一致している。すなわち、第2保持片22Bの直交方向の幅(上下幅)は、第1保持片21Bと第3保持片23とを合わせた直交方向の幅と略同一となっている。第2保持片22Bは、第2片折線42Bを介して後述する第3保持片23Bに連設されて、第2片折線42Bから紙目方向一方(左方)に向かって延設されている。第2保持片22Bの先端は第1保持片21Bと第3保持片23の先端に突き合わされており、これらの先端同士の間には分離線30Bが形成されている。
(第3保持片)
第3保持片23Bは、第2保持片22Bよりも下側壁14Dの側にずれた位置に配置されている。第3保持片23Bは、第3切込線33B(傾斜切込線34B、湾曲切込線35B、直線切込線36B)を入れることで略L字状に形成されている。第3保持片23Bは、湾曲切込線35Bによって括れた部分で下正面壁13Dに連設され、その括れ部分から紙目方向他方に向かって延設されている。また、第3保持片23Bは、その先端部を直交方向外側に屈曲させ、第2片折線42Bを介して第2保持片22Bに連設されている。
(第4保持片)
第4保持片24Bは、下正面壁13Dに湾曲切込線35Bを入れることによって鰭状に形成されている。すなわち、第4保持片24Bは、第3保持片23Bの基端部の近傍にて紙目方向一方から他方に向かって延設されている。
なお、第1実施形態に係る包装容器1では、下側壁14Dと下正面壁13Dとの境界の第5折曲線L5の一部がリード罫線であったが、第2実施形態に係る包装容器2では、その第5折曲線L5は汎用罫線で構成されている。また、第2実施形態に係る包装容器2では、第3保持片23,23Bの根本部分の2本の第3片折線43は省略されていたが、少なくとも1本の第3片折線43を形成してもよい(図示せず)。
[包装容器の組立手順および物品の収容手順]
次に、図5、図7A~Cおよび図8を参照して、包装容器2の組立手順および物品Gの収容手順の一例について説明する。図7Aは包装容器2に第1~第3物品G1~G3を配置した状態を示す正面図である。図7Bは包装容器2に第1~第4物品G1~G4を配置した状態を示す正面図である。図7Cは包装容器2に第1~第5物品G1~G5を配置した状態を示す正面図である。図8は、図7CのVIII-VIII断面図である。
<包装容器の組立(前半)>
作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の組立手順で、上面から前面にかけて開口した包装容器2を形成する(図7A参照)。
<物品の収容>
次に、作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の収容手順で、5つの物品Gを包装容器1に収容する。
図7Aおよび図8に示すように、作業者は、第1保持構造20Aの第1保持片21を後方に折り曲げて第1空間S1を形成し、第1物品G1の下部を第1空間S1の内部に配置する。次に、作業者は、第1保持構造20Aの第2保持片22および第3保持片23を後方に折り曲げて第2空間S2および第3空間S3を形成する。この状態で、第4保持片24は、下正面壁13Dと同一平面を成している。ここで、第3空間S3は、第1保持構造20Aの第3保持片23、第1保持構造20Aの第4保持片24、下正面壁13Dおよび第2保持構造20Bの第1保持片21Bに囲まれた領域に形成される。作業者は、第2~第3物品G2,G3の下部を第2~第3空間S2,S3の内部に配置する。
次に、作業者は、第2保持構造20Bの第1保持片21Bを第1片折線41Bに沿って折り曲げる。第1保持片21Bは、第3物品G3の表面に重なり、左方から右方に向かって後方に傾斜した姿勢になる。第3物品G3は、傾斜した第3保持片23の表面と、第4保持片24および傾斜した第1保持片21Bの裏面との間に挟まれることによって前後方向・左右方向への移動を規制される。
次に、図7Bおよび図8に示すように、作業者は、第2保持構造20Bの第3保持片23Bを後方に折り曲げ、第2保持構造20Bの第2保持片22Bを第2片折線42Bに沿って折り曲げる。第3保持片23Bは、左方から右方に向かって後方に傾斜した姿勢になり、第2保持片22Bは、右方から左方に向かって後方に傾斜した姿勢になる。この状態で、第2~第3保持片22B,23Bの先端部は、背面壁10に接触している。また、第4保持片24Bは、下正面壁13Dと同一平面を成している。
第1保持片21B、第2保持片22B、第3保持片23Bおよび下正面壁13Dに囲まれた領域には、第2空間S2Bが形成される。第2保持構造20Bによる第2空間S2Bは、第1保持片21Bを挟んで第1保持構造20Aによる第3空間S3の一部の前側に重なるように形成される。なお、第2保持構造20Bによる第2空間S2Bは、第1保持構造20Aによる第2空間S2と同様に、第1および第2保持片21B,22Bの表面側(手前側)が開放された空間である(図7A等も参照)。また、第3保持片23B、第4保持片24B、下正面壁13D(下側アーム部17D、右正面壁13R)および右端壁11Rに囲まれた領域には、第3空間S3Bが形成される。第2保持構造20Bの第3空間S3Bは、第3保持片23Bを挟んで第2空間S2Bの一部の前側に重なるように形成される。
作業者は、第4物品G4の下部を第2空間S2Bの内部に配置する。すると、第4物品G4は、各々傾斜した第1~第2保持片21B,22Bの表面と、傾斜した第3保持片23Bおよび下正面壁13Dの裏面との間に挟まれることによって前後方向・左右方向への移動を規制される。また、第2空間S2Bと第3空間S3との一部が重なり合っているため、第3物品G3と第4物品G4とは、互いに一部を重ねた状態で左右方向に並んでいる。
次に、図7Cおよび図8に示すように、作業者は、第5物品G5の下部を第3空間S3Bの内部に配置する。すると、第5物品G5は、傾斜した第3保持片23Bの表面と第4保持片24Bの裏面との間に挟まれることによって前後方向への移動を規制される。また、第5物品G5は、第3および第4保持片23B,24Bでの挟持部分と右端壁11Rとによって左右方向の移動を規制される。また、第2および第3空間S2B,S3Bの一部が重なり合っているため、第4物品G4と第5物品G5とは、互いに一部を重ねた状態で左右方向に並んでいる。
以上によって、第1~第5物品G1~G5(の下部)が移動規制された状態で第1~第3空間S1~S3および第2~第3空間S2B,S3Bに配置される。つまり、5つの物品Gが包装容器2に収容された状態になる。なお、本明細書において第1~第3空間S1~S3,S2B,S3Bに共通する説明では、単に「空間S」と呼び、符号にアルファベットのみを付す。
<包装容器の組立(後半)>
次に、作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の組立手順で、上側壁14Uで包装容器2の上面を閉じ、上正面壁13Uを左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図5参照)。この状態で、第1~第5物品G1~G5は、上下一対の側壁14U,14Dによって上下方向の移動を規制され、上正面壁13U等によって前後方向の移動を規制される。
以上によって、包装容器2の組み立てが完了する(図5参照)。なお、上記した物品Gの収容手順では、第1~第3保持片21B~23Bを折り曲げて空間Sを形成した後、空間Sに物品Gを配置していたが、これに限らず、物品Gを包装容器2の内部に入れた後に第1~第3保持片21B~23Bを折り曲げてもよい。この場合でも、結果的に、5つの空間Sに5つの物品Gが配置されることになる。
以上説明した第2実施形態に係る包装容器2では、第1保持構造20Aが第1~第3空間S1~S3を形成し、第2保持構造20Bが第2~第3空間S2B,S3Bを形成していた。この構成によれば、5つの空間Sに5つの物品Gを差し込むだけで、5つの物品Gを移動規制しながら並べて包装容器2に収容することができるため、当該収容作業を容易化することができる。
なお、第2実施形態に係る包装容器2では、2つの保持構造20が設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、保持構造20は、左方から右方に向かって下方に段階的にずれながら3つ以上設けられてもよい(図示せず)。この場合、最も上方(第2方向他方)に位置する第1保持構造20Aを除く他の保持構造20は、第2空間S2Bと第3空間S3Bとを形成する(第1空間S1を形成しない)。すなわち、第2~第3空間S2B,S3Bが、右方向(第1方向他方)に向かって下方(第2方向一方)に段階的にずれながら繰り返すように形成される(図示せず)。
[第3実施形態]
次に、図9および図10を参照して、第3実施形態に係る包装容器3の構成について説明する。図9は包装容器3を示す斜視図である。図10は包装容器3のブランク7を示す平面図である。なお、以下の説明では、第1および第2実施形態に係る包装容器1,2と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装容器1,2と同様または対応する説明は省略する。
第1および第2実施形態に係る包装容器1,2では、複数の物品Gのうち左側に配置された物品Gが、常に表面側にくるように重ねられていた。これに対し、第3実施形態に係る包装容器3では、図9に示すように、複数の物品Gの重なる面が互い違いになるように配置される。つまり、複数の物品Gが平面(底面)から見て千鳥状に配置される。
図10に示すように、第3実施形態に係る包装容器3(ブランク7)は、第2実施形態に係る包装容器2と同様に、5つの物品Gを収容可能に形成されている。包装容器3の上正面壁13Uには、保持構造25が、左右方向に2つ並設されている。なお、包装容器3の上正面壁13Uでは、下側アーム部17D(傾斜切込線34)が省略されている。
<保持構造>
図10に示すように、各々の保持構造25は、第1保持片21と、第2保持片22と、を含んでいる。つまり、各々の保持構造25は、第1実施形態に係る包装容器1の保持構造20から第3~第4保持片23,24を削除した構造である。また、2つの保持構造20は、第1保持片21と第2保持片22との位置を反転させて間隔をあけて左右方向に並設されている。したがって、2つの第1保持片21は、下正面壁13Dの紙目方向両外側(左右両側)から互いに接近する方向に延設されている。また、2つの第2保持片22は、下正面壁13Dの紙目方向中央付近から互いに離間する方向に延設されている。
[包装容器の組立手順および物品の収容手順]
次に、図9、図11A~Bおよび図12を参照して、包装容器3の組立手順および物品Gの収容手順の一例について説明する。図11Aは包装容器3に第1および第3物品G1,G3を配置した状態を示す正面図である。図11Bは包装容器3に第1~第3物品G1~G3を配置した状態を示す正面図である。図12は、図11BのXII-XII断面図である。
<包装容器の組立(前半)>
作業者は、第1および第2実施形態に係る包装容器1,2と同様の組立手順で、上面から前面にかけて開口した包装容器3を形成する(図11A参照)。
<物品の収容>
次に、図11Aおよび図12に示すように、作業者は、2つの第1保持片21を第1片折線41に沿って後方に折り曲げる。2つの第1保持片21は左右方向外側から中央側に向かって傾斜し、その先端部は背面壁10に接触する。左方の第1空間S1は、下正面壁13D(左正面壁13L)、左方の第1保持片21、背面壁10および左端壁11Lに囲まれた領域に形成される。右方の第1空間S1は、下正面壁13D(右正面壁13R)、右方の第1保持片21、背面壁10および右端壁11Rに囲まれた領域に形成される。そして、作業者は、2つの第1物品G1の下部を2つの第1空間S1の内部に配置する。2つの第1物品G1は、傾斜した2つの第1保持片21によって前後方向への移動を規制され、2つの第1保持片21と左右両側の端壁11L,11Rとによって左右方向の移動を規制される。
次に、作業者は、2つの第2保持片22を第2片折線42に沿って後方に折り曲げる。2つの第2保持片22は左右方向中央側から外側に向かって傾斜し、その先端部は背面壁10に接触する。左方の第2空間S2は、左方の第1および第2保持片21,22と下正面壁13Dとに囲まれた領域に形成される。右方の第2空間S2は、右方の第1および第2保持片21,22と下正面壁13Dとに囲まれた領域に形成される。また、隣接する2つの第2保持片22、背面壁10および下正面壁13Dに囲まれた領域には、第3空間S3が形成される。左方の第2空間S2は、隣接する左方の第1空間S1と第3空間S3との一部の前側に重なるように形成される。右方の第2空間S2は、隣接する右方の第1空間S1と第3空間S3との一部の前側に重なるように形成される。
図11A、図11Bおよび図12に示すように、作業者は、第3物品G3の下部を第3空間S3の内部に配置し、2つの第2物品G2の下部を2つの第2空間S2の内部に配置する。各々の第2物品G2は、各々傾斜した第1および第2保持片21,22の表面と、下正面壁13Dの裏面との間に挟まれることによって前後方向・左右方向への移動を規制される。第3物品G3は、傾斜した2つの第2保持片22および背面壁10(並びに下正面壁13D)によって前後方向・左右方向への移動を規制される。
<包装容器の組立(後半)>
次に、作業者は、第1実施形態に係る包装容器1と同様の組立手順で、上側壁14Uで包装容器3の上面を閉じ、上正面壁13Uを左正面壁13Lおよび右正面壁13Rに折り重ねる(図9参照)。この状態で、第1~第3物品G1~G3は、上下一対の側壁14U,14Dによって上下方向の移動を規制され、上正面壁13U等によって前後方向の移動を規制される。
以上によって、包装容器3の組み立てが完了する(図9参照)。
以上説明した第3実施形態に係る包装容器3では、第2空間S2が、第1空間S1および第3空間S3よりも正面側にて一部を重ねた状態で配置されていた。つまり、平面(底面)から見て、2つの第1空間S1、2つの第2空間S2および第3空間S3が千鳥状に配置されていた。この構成によれば、5つの空間Sに5つの物品Gを差し込むだけで、5つの物品Gを移動規制しながら並べて包装容器3に収容することができるため、当該収容作業を容易化することができる。また、左右方向中央の物品Gを目立つように正面側に配置することができる。
なお、第3実施形態に係る包装容器3では、2つの保持構造25が設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、保持構造25は、第1保持片21と第2保持片22との位置を反転させながら左右方向に3つ以上並設されてもよい(図示せず)。
また、図13に示すように、第3実施形態に係る包装容器3の保持構造25が1つだけ設けられていてもよい。換言すれば、第1実施形態に係る包装容器1の保持構造20から第3~第4保持片23,24が省略された構造であってもよい(第1または第3実施形態の変形例)。この場合、第2空間S2は、第1保持片21、第2保持片22および下正面壁13Dに囲まれた領域に形成される。第3空間S3は、第2保持片22、背面壁10、下正面壁13D(右正面壁13R)および右端壁11Rに囲まれた領域に形成される。第2空間S2は、第1空間S1と第3空間S3との一部の前側に重なるように形成される。
また、図14に示すように、第1または第3実施形態の変形例に係る包装容器1,3の左右方向の寸法を調整し、第3空間S3を形成しない構成としてもよい(第1または第3実施形態の他の変形例)。この場合、第1~第2空間S1,S2が形成され、2つの物品Gが収容されることになる。
また、第3実施形態に係る包装容器3では、2つの第2保持片22(第2片折線42)の間が離れていたが、これに限らず、2つの第2保持片22を近接させてもよい(図示せず)。この場合、第3空間S3は、隣接する2つの第2保持片22および背面壁10に囲まれた領域に形成される。
なお、第1~第3実施形態(各変形例を含む。以下同じ。)に係る包装容器1~3では、第1保持片21が、装飾部19よりも左右方向中央側に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、装飾部19を省略し、第1保持片21が左端壁11Lの先端部(第3実施形態の場合は右端壁11Rの先端部でもよい。)から左右方向中央側に延設されてもよい(図示せず)。この場合、第1空間S1は、第1保持片21、背面壁10および左端壁11L(右端壁11R)に囲まれた領域に形成される。また、第1または第3実施形態の変形例に係る包装容器1,3では、第2保持片22が、下正面壁13Dよりも左右方向中央側に配置されていたが、右端壁11Rの先端部から左右方向中央側に延設されてもよい(図示せず)。この場合、第3空間S3は、第2保持片22、背面壁10および右端壁11Rに囲まれた領域に形成される。
また、第1~第3実施形態に係る包装容器1~3では、第1~第4保持片21~24,21B~24Bが、下正面壁13Dに第1切込線31等を入れることで形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、下正面壁13Dに幅をもった溝を切ることで第1保持片21等が形成されてもよい(図示せず)。また、第1保持片21,21Bと第2保持片22,22Bとは互いに対向していたが、これに限らず、第1保持片21,21Bと第2保持片22,22Bとが互いに上下方向にオフセットされていてもよい(図示せず)。
また、第1~第3実施形態に係る包装容器1~3では、保持構造20が下正面壁13Dに形成されていたが、これに限らず、例えば、上正面壁13Uに形成されてもよい(図示せず)。また、第1~第2実施形態に係る包装容器1,2では、複数の物品Gが左方から右方に向かって並べられていたが、これに限らず、例えば、右方から左方に向かって並べられてもよい(図示せず)。
また、第1~第3実施形態に係る包装容器1~3では、上下一対の側壁14U,14Dが、背面壁10と正面壁13との上下両端部の間に架け渡されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、上下一対の側壁14U,14Dの一方を省略してもよい(図示せず)。すなわち、側壁(14U,14D)は、背面壁10と正面壁13との上下両端部の少なくとも一方の間に架け渡されていればよい。この構成であっても、複数の物品Gを、少なくとも左右方向に移動規制しながら並べることができる。
また、第1~第3実施形態に係る包装容器1~3のブランク5~7は、背面壁10の四辺に左右の端壁11L,11Rや上下の側壁14U,14Dが連設された所謂ヤッコ型であったが、本発明はこれに限定されない。図示は省略するが、例えば、下正面壁13D等と、左右の端壁11L,11R(または上下の側壁14U,14D)と、背面壁10とが、一列に連設されていてもよい。具体的な一例としては、左正面壁13L、右正面壁13Rおよび下正面壁13Dを一体に形成し、左正面壁13Lに左端壁11Lを介して背面壁10を連設してもよい。この場合、上側壁14Uは背面壁10に連設され、上正面壁13Uは上側壁14Uに連設され、右端壁11Rは右正面壁13Rに連設されてもよい。他の具体的な一例としては、左正面壁13L、右正面壁13R、上正面壁13Uおよび下正面壁13Dを一体に形成し、上正面壁13Uに上側壁14Uを介して背面壁10を連設してもよい。この場合、左右の端壁11L,11Rは左右の正面壁13L,13Rに連設され、下側壁14Dは下正面壁13Dに連設されてもよい。
また、第1~第3実施形態に係る包装容器1~3に収容される物品Gが薄い板状であったが、これに限らず、例えば、分厚い箱状の物品であってもよいし、上下方向に細長い棒状の物品であってもよい(図示せず)。また、1つの空間Sに1つの物品Gが配置されていたが、1つの空間Sに2つ以上の物品Gが配置されてもよい(図示せず)。
また、第1~第3実施形態に係る包装容器1~3は、板紙で形成されていたが、これに限らず、例えば、樹脂製の板、紙製または樹脂製の段ボールシート等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装容器における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1~3 包装容器
10 背面壁(第1平面壁)
11L 左端壁(端壁)
11R 右端壁(端壁)
13 正面壁
13D 下正面壁(第2平面壁)
13L 左正面壁(第2平面壁)
13R 右正面壁(第2平面壁)
13U 上正面壁(第2平面壁)
14D 下側壁(側壁)
14U 上側壁(側壁)
20,25 保持構造
20A 第1保持構造
20B 第2保持構造
21,21B 第1保持片
22,22B 第2保持片
23,23B 第3保持片
24,24B 第4保持片
G1(G) 第1物品
G2(G) 第2物品
G3(G) 第3物品
G4(G) 第4物品
G5(G) 第5物品
S1(S) 第1空間
S2,S2B(S) 第2空間
S3,S3B(S) 第3空間

Claims (4)

  1. 隣接する物品(G)同士の一部を重ねながら複数の前記物品を第1方向に並べて収容する包装容器(1)であって、
    第1平面壁(10)と、
    前記第1平面壁に対向して設けられた第2平面壁(13)と、
    前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向両端部の間に架け渡された一対の端壁(11L,11R)と、
    前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向に直交する第2方向両端部の少なくとも一方の間に架け渡された側壁(14U,14D)と、を備え、
    前記第2平面壁は、前記物品の第2方向一方を保持する保持構造(20)を有し、
    前記保持構造は、
    第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第1保持片(21)と、
    前記第1保持片よりも第1方向他方に配置され、第1方向他方から一方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第2保持片(22)と、
    前記第2保持片よりも第2方向一方にずれた位置にて第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜しながら先端部を第2方向他方に屈曲させて前記第2保持片に連設された第3保持片(23)と、
    前記第3保持片の基端部の近傍にて第1方向一方から他方に向かって延設され、前記第2平面壁と同一平面を成す第4保持片(24)と、を含み、
    前記第1保持片、前記第1平面壁および第1方向一方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第1空間(S1)が形成され、
    前記第1保持片、前記第2保持片および前記第2平面壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第2空間(S2)が前記第1空間の一部と重なるように形成され、
    前記第3保持片、前記第4保持片、前記第2平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間(S3)が前記第2空間の一部と重なるように形成されたことを特徴とする包装容器。
  2. 隣接する物品(G)同士の一部を重ねながら複数の前記物品を第1方向に並べて収容する包装容器(2)であって、
    第1平面壁(10)と、
    前記第1平面壁に対向して設けられた第2平面壁(13)と、
    前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向両端部の間に架け渡された一対の端壁(11L,11R)と、
    前記第1平面壁と前記第2平面壁との第1方向に直交する第2方向両端部の少なくとも一方の間に架け渡された側壁(14U,14D)と、を備え、
    前記第2平面壁は、前記物品の第2方向一方を保持する保持構造(20)を有し、
    前記保持構造は、
    第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第1保持片(21,21B)と、
    前記第1保持片よりも第1方向他方に配置され、第1方向他方から一方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜した第2保持片(22,22B)と、
    前記第2保持片よりも第2方向一方にずれた位置にて第1方向一方から他方に向かって延設され、且つ前記第1平面壁の側に傾斜しながら先端部を第2方向他方に屈曲させて前記第2保持片に連設された第3保持片(23,23B)と、
    前記第3保持片の基端部の近傍にて第1方向一方から他方に向かって延設され、前記第2平面壁と同一平面を成す第4保持片(24,24B)と、を含み、
    前記保持構造(20A,20B)は、第1方向一方から他方に向かって第2方向一方に段階的にずれながら複数設けられ、
    前記第1保持片、前記第1平面壁および第1方向一方の前記端壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第1空間(S1)が形成され、
    前記第1保持片、前記第2保持片および前記第2平面壁に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第2空間(S2)が前記第1空間の一部と重なるように形成され、
    第2方向他方に位置する前記保持構造(20A)の前記第3保持片(23)、第2方向他方に位置する前記保持構造の前記第4保持片(24)および第2方向一方に位置する前記保持構造(20B)の前記第1保持片(21B)に囲まれた領域には、前記物品の第2方向一方を移動規制した状態で配置するための第3空間(S3)が前記第2空間の一部と重なるように形成され、
    最も第2方向他方に位置する前記保持構造を除く他の前記保持構造は、前記第2空間(S2B)と前記第3空間(S3B)とを形成し、
    第2方向一方に位置する前記保持構造による前記第2空間(S2B)は、第2方向他方に位置する前記保持構造による前記第3空間(S3)の一部と重なるように形成され、
    最も第2方向一方に位置する前記保持構造による前記第3空間(S3B)は、前記第3保持片、前記第4保持片、前記第2平面壁および第1方向他方の前記端壁に囲まれた領域に形成されたことを特徴とする包装容器。
  3. 前記第3保持片は、前記第1保持片と前記第4保持片との間に挟まれた根本部分で前記第2平面壁に接続され、前記根本部分を除いて前記第2平面壁から分離されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 前記第3保持片の前記根本部分は、少なくとも1本の第3片折線(43)を介して前記第2平面壁に連設されていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
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