JP7192000B2 - 飲料調製システムおよび飲料調製方法 - Google Patents

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Description

相互参照
本願は、米国法律第35号第119条に基づき、2015年9月18日出願の米国特許出願第62/220,577号(U.S. Patent Application No. 62/220,577)の優先権の利益を主張するものであり、同文献の記載内容は全て、参照により本願の記載内容に含まれるものとする。
背景
分野
本開示は、加熱され泡立てられるミルクのための調製システムおよび調製方法などのような、飲料調製システムおよび飲料調製方法に関する。
特定の関連技術の説明
ラテやカプチーノなど特定の飲料は、加熱され泡立てられるミルクと共に調製される。加熱され泡立てられるミルクは一般的には、ミルクに流体を注入する間にミルクを加熱することによって得られる。たとえば、ワンドを所定の体積のミルクに挿入することができ、そのワンドを通過させてミルク中にスチームを送り込むことができ、それによってミルクが加熱され泡立てられる。これによってミルクの泡から成る上層と、風味豊かなミルクの液体から成る下層とを生み出すことができる。
添付の図面には例示の目的で種々の実施形態が描かれており、これらの実施形態は決して、実施形態の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。開示される種々の実施形態の様々な特徴を組み合わせて、さらなる実施形態を形成することも可能であり、かかる実施形態は本開示の一部である。
飲料調製システムの1つの実施形態を概略的に示す図である。 飲料調製システムの1つの実施形態を概略的に示す図である。 飲料調製システムの別の実施形態を概略的に示す上面図である。 飲料調製システムの別の実施形態を概略的に示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 図2Aおよび図2Bによるシステムを種々の動作状態で示す側面図である。 ワンド洗浄ユニットの1つの実施形態を示す斜視図である。 図11によるワンド洗浄ユニットの環状カラーを示す側面断面図である。 図11によるワンド洗浄ユニットの環状カラーを示す側面断面図である。 加熱されるかつ/または泡立てられる飲料を調製する方法の1つの実施形態を示す図である。 容器洗浄方法の1つの実施形態を示す図である。
特定の実施形態の詳細な説明
以下、1つまたは複数の望ましい改善を達成可能な種々の実施例を説明するため、様々な飲料ディスペンスシステムおよび飲料ディスペンス方法について説明する。これらの実施例は単なる例示であり、提示される一般的な開示および本開示の種々の態様ならびに特徴を限定することを何ら意図したものではない。本明細書で説明する一般的な基本原理を、本開示の着想および範囲から逸脱することなく、本明細書で論じられるものとは異なる実施形態および用途に適用することができる。それどころか本開示は、図示されている特定の実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示または示唆されている基本原理および特徴と矛盾しない最も広い範囲が与えられるべきものである。
本明細書では特定の態様、利点および特徴について説明するけれども、いかなる特定の実施形態であっても、それらの態様、利点および特徴のうちいずれかもしくは全てを含むこと、またはいずれかもしくは全てを達成すること、は必須ではない。たとえば、一部の実施形態は本明細書で説明する利点を達成できないが、その代わりに他の利点を達成することができる。いかなる実施形態のいかなる構造、特徴またはステップも、他のいずれかの実施形態のいずれかの構造、特徴またはステップに代えて、もしくはそれらに加えて使用することができ、または省略することができる。本開示は、開示される種々の実施形態の特徴のあらゆるコンビネーションを想定している。いずれの特徴、構造またはステップも、本質的または絶対不可欠なものではない。
概要(図1Aおよび図1B)
図1Aおよび図1Bには、飲料調製システム10の1つの実施形態が概略的に示されている。図示されているようにシステム10は、ワンド操作アセンブリ12および容器操作アセンブリ14を備えることができる。ワンド操作アセンブリ12は、スチームワンド(スチームノズル)のようなワンドユニット16を備えることができる。ワンドユニット16は、容器18内の液体(たとえばミルク)中に部分的に沈められて、流体(たとえばスチーム)の流れを液体中に導入し、それによって液体を加熱し泡立てる、ように構成することができる。容器操作アセンブリ14は、ピッチャ、カップ、または液体を加熱して泡立てた状態に保持可能な他の器、といった容器18を収容して支持するように、構成することができる。一部の実施形態によれば、容器操作アセンブリ14は、容器18を並進および/または回転させるように構成されている。
図1Aに概略的に示されているように、一部の動作状態において、ワンド操作アセンブリ12と容器操作アセンブリ14とは、互いに係合状態から離間されている。たとえば図示されているように、一部の状態において、ワンドユニット16と容器18とは互いに分離されている(たとえば離間されている)。図1Bに概略的に示されているように、特定の動作状態において、ワンド操作アセンブリ12と容器操作アセンブリ14とは、互いに係合されている(たとえば連結されている)。たとえば図示されているように、一部の状態において、容器18内の液体の加熱および/または泡立てが容易になるように、ワンドユニット16の一部分を容器18内に収容することができる。一部の実施形態は、即座にまたは1つまたは複数の付加的なプロセスを伴うなどして、係合解除状態と係合状態との間を循環するように構成されている。
特定の実施形態によれば、ワンド操作アセンブリ12および/または容器操作アセンブリ14は、飲料マシンとは別個であり、その一部分ではない。たとえば、ワンド操作アセンブリ12を、エスプレッソマシンとは別個のもの(たとえばそこから離間されたもの)とすることができる。特定の変形態様によれば、ワンド操作アセンブリ12は、エスプレッソマシンから離間されているが、それでもなお配管を介してエスプレッソマシンからスチームを受け取るように構成されている。
飲料調製システムの実施例(図2Aおよび図2B)
図2Aおよび図2Bには、飲料調製システム110の別の実施形態が示されている。説明しやすくするため、加熱され泡立てられるミルク飲料の調製と関連させて、システム110について述べる。ただし、ドリップコーヒー、お茶、ジュース、アルコールおよび他の種類の飲料の調製など、他の多くのコンテキストにおいても種々の実施形態を適用することができる。システム110の特徴の多くは、システム10と関連して説明した上述の特徴と同じであり、または類似している。かかる対応関係を表すため、システム110の特徴を特定するために用いられる参照数字の多くは、システム10と関連して用いた参照数字に100を加算したものである。システム110は、全てのコンビネーションおよびサブコンビネーションを含めシステム10の特徴の1つ、複数または全てを含むことができる。さらに本明細書中のいずれの実施形態で開示されたいずれの構成要素またはステップも、他の実施形において使用することができる。
図示されているように、システム110は、ワンド操作アセンブリ112および容器操作アセンブリ114を備えることができる。ワンド操作アセンブリ112および/または容器操作アセンブリ114を、コーヒーショップのカウンタトップのようなカウンタ上に取り付けることができる。種々の実施形態によれば、ワンド操作アセンブリ112および/または容器操作アセンブリ114は通常、カウンタの第1の側(たとえば店員側)と反対側の第2の側(たとえば顧客側)の双方から見ることができる。したがって特定の実施形態によれば、顧客はシステム110の動作を視覚的に体験することができる。
あとで詳しく説明するように、ワンドユニット116をピッチャ、カップまたは他の器といった容器118中に導入するように、ワンド操作アセンブリ112を構成することができる。これによって、容器118内の液体L(たとえばミルク)を容易に加熱し泡立てることができる。一部の実施形態は、ワンドユニット116を容器118から抜き出し、それによってユーザが容器118に接近しやすくすることができるように構成されている。特定の具現化態様によれば、容器118を支持および移動させるように、容器操作アセンブリ114を構成することができる。たとえば容器118を、ワンドユニット116および/またはカウンタトップに対し相対的に上下に動かすことができる。一部の実施形態によれば、容器操作アセンブリ114は、容器118の内側を洗浄できるようなポジションまでといったように、容器118を回転させるように構成されている。
図示されているように、ワンド操作アセンブリ112は、カウンタなどのようなベースにより支持されるリンク機構120と結合されたワンドユニット116を備えることができる。ワンドユニット116は、縦長のダクトを備えた概ね細長い装置を有することができる。ワンドユニット116の第1の端部121を、スチーム供給源などのような液体供給源(図示せず)と接続することができ、縦長のダクトを通して流体を搬送するように構成することができる。ワンドユニット116の第2の端部122(「先端」とも呼ばれる)は開口部を備えることができ、この開口部を通して流体をディスペンスすることができる。したがって、ワンドユニット116の第2の端部122が、部分的にまたは完全に容器内の液体中に沈められたときに、流体(たとえばスチーム)をワンドユニット116から放出させることができ、液体中を通過させて液体を加熱する、かつ/または泡立てることができる。特定の実施形態によれば、ワンドユニット116は1つまたは複数のセンサ、たとえば温度センサ、液体センサ、近接センサ、重量センサまたはその他のセンサを備えている。一部の実施形態によれば、ワンドユニット116は、電気抵抗ヒータなどのような1つまたは複数の加熱素子を備えている。一部の具現化態様によれば、ワンドユニット116は、プラスチック(たとえばポリエーテルエーテルケトン)または金属(たとえばステンレス鋼)から成る。
リンク機構120を、ワンドユニット116を移動させるように構成することができる。たとえばリンク機構120を、ワンドユニット116を容器118内へ導入し、かつ容器118から抜き出すように、構成することができる。一部の実施形態によれば、ワンドユニット116を鉛直方向に移動させるように、リンク機構120を構成することができる。たとえばリンク機構120は、ピストンおよび/またはテレスコープ型部材を備えることができ、これはワンドユニット116を容器118内へ導入するように下降し、かつ容器118からワンドユニット116を抜き出すように上昇する。一部の実施形態によれば、ワンドユニット116を鉛直方向および水平方向に移動させるように、リンク機構120を構成することができる。たとえば図示されているようにリンク機構120は、ワンドユニット116を容器118内へ導入するために、容器118に向かって下方へ移動することができ、かつワンドユニット116を容器118から取り出すために、容器118から離れるように上方へ移動することができる。一部の実施形態によれば、容器118外部のポジションから容器118内部へのポジションへと移動していく過程において、ワンドユニット116の先端122は曲線状の経路で推移し、(たとえば図3に示されているように)システム110の側面から見てアーチ形の経路となるように推移する。一部の変形態様によれば、先端122が移動の一部分では上方に向かって動き、移動の他の部分では下方に向かって動くように、先端122がアーチを描いて推移する。
一部の具現化態様によれば、システム110は、ワンドユニット116を概ねスムースな動きで動かすように構成されている。たとえばシステム110は、急峻な動きまたははっきりとした方向転換を伴わずに、ワンドユニット116を移動させることができる。一部の具現化態様によれば、リンク機構120は、4節リンク機構または概ねスムースな動きを生じさせる他の種類のリンク機構を備えている。図示されているようにリンク機構120を、ステッピングモータなどのようなモータ124と連結して動作させることができる。特定の具現化態様によれば、モータ124はリンク機構120を駆動することができ、他方、リンク機構120はワンドユニット116をポジショニングすることができる。
上述のように、システム110は容器操作アセンブリ114を備えることができる。一部の実施形態によれば、容器操作アセンブリ114は、プラットフォームなどのように、容器118を収容する特徴および/または支持アセンブリ126を備えることができる。支持アセンブリ126を、容器118を支持するように構成することができる。たとえば図示されているように、支持アセンブリ126は、概ね平坦なトレイを備えることができ、このトレイ上に容器118を安定した状態で配置することができる。一部の具現化態様によれば、上面から見ると支持アセンブリ126は、概ね円形の周縁形状を有している。
一部の実施形態によれば、支持アセンブリ126および容器118は、磁気結合などを介して互いに結合するように構成されている。たとえば容器118を、容器118および/または支持アセンブリ126上に配置された1つまたは複数の永久磁石によって、支持アセンブリ126に固定することができる。結合の強度を、ユーザが結合力にたやすく打ち勝つことができ、それによって容器118を支持アセンブリ126から取り外せる程度のものとすることができる。特定の実施形態によれば、容器118は、機械的な結合または他の種類の結合によって、支持アセンブリ126に固定される。たとえば、容器118を支持アセンブリ126にクランプすることができる。一部の変形態様によれば、支持アセンブリ126は、容器118の対応するスロットに収容されるピンを備えることができ、これによれば第1のポジションにおいて、容器118は支持アセンブリ126と固定され、第2のポジションにおいて、容器118を支持アセンブリ126から取り外して持ち上げることができる。一部の具現化態様によれば、容器118と支持アセンブリ126とを、磁気的に施錠されるカラーとはめ込み部材とによって結合することができる。たとえば、支持アセンブリ126上に磁気的に施錠されたカラーを、容器118の側面に取り付けられたはめ込み部材と係合するように構成することができる。支持アセンブリ126を、容器118の頂部、側部、および/または底部と係合するように構成することができる。
一部の実施形態によれば、システム110は、容器118の内部へ液体を導入するように構成されている。たとえばシステム110は、供給源(たとえばミルクディスペンサ)から液体(たとえばミルク)の流れを受け取り、容器118の内部へ液体をディスペンスするように適合された、少なくとも1つのディスペンスノズルを備えることができる。一部の実施形態によれば、ノズルは、容器118の開放上端を通して液体を導入するように構成されている。一部の実施形態によれば、ノズルは、容器118の閉鎖された底部端を通して液体を導入するように構成されている。たとえば、容器118と支持アセンブリ126との係合によって、容器118の底部における通路を開放することができ、その通路を介してノズルは、容器118の内部へ液体を導入することができる。容器118が支持アセンブリ126と係合していないときには、通路を閉鎖することができる。容器118が透明または半透明である一部の実施形態によれば、容器118の底部を通して液体を導入することによって、容器118内で液体が湧き出る、増量する、かつ/または上昇する様子を観察者に見せることができる。容器118が不透明である特定の実施形態によれば、容器118の底部を通して液体を導入することによって、容器118の側面が特定の観察者(たとえば容器118の長手方向軸と概ね平行である、容器118の中への視線をもたない人)から液体を隠す、見えなくする、かつ/または覆うことができるようになる。このことによって、あたかも液体が魔法のように容器118内に出現するかのように見せることができる。一部の実施形態によれば、容器118および/またはノズルは、チェックバルブ(たとえばアンブレラバルブ、ダックビルバルブまたはその他のもの)などのような逆流防止部材を備えることができる。種々の実施形態によれば、システム110は、容器118が支持アセンブリ126と係合したことに応答して、容器118内に液体を自動的に導入するように構成されている。
支持アセンブリ126を、昇降機構128などのようなポジショニング機構と結合することができる。一部の実施形態によれば、昇降機構128は線形アクチュエータを備えている。昇降機構128を、カウンタトップおよび/またはワンドユニット116に対し相対的に支持アセンブリ126を移動させるように、構成することができる。たとえば特定の具現化態様によれば、昇降機構128は支持アセンブリ126を、下方ポジションと上方ポジションと1つまたは複数の中間ポジションとの間といったように、通常は鉛直方向に移動させる。
図示されているように、システム110は、プロセッサやメモリなどのようなコントローラ130を備えることができる。コントローラ130は、システム110の他の構成要素と通信し、1つまたは複数のケーブルまたはワイヤを介するなどして、それらと電気的に接続することができる。一部の実施形態によれば、コントローラ130は、Wi-fiやBluetooth(登録商標)等を介するなどして、1つまたは複数の他の構成要素とワイヤレスで通信する。コントローラ130を、システム110の様々な構成要素をコントロールするように構成することができる。たとえばコントローラ130は、リンク機構120を駆動するようにモータ124に指示することができ、ワンドユニット116への液体供給を開始または終了するように液体供給源に指示することができ、かつ/または支持アセンブリ126を様々なポジションに移動させるように昇降機構128に指示することができる。
一部の実施形態によれば、システム110は、コントローラ130と通信可能なユーザインタフェース132を備えている。たとえばシステム110は、キーパッドまたはユーザからの入力を受け取るように構成された他の装置、たとえば1つまたは複数の物理的または仮想的なボタンまたはスイッチなど、を備えることができる。ユーザ入力には、システム110の動作を開始させる命令などのような動作指示を含めることができる。特定の変形態様によれば、ユーザ入力には、動作設定値および/またはパラメータが含まれ、温度(たとえば加熱されるかつ/または泡立てられるミルクの設定温度)、泡立ての強さまたは望ましい泡立ち加減のレベル、時間またはその他のものなどが含まれる。一部の実施形態によれば、ユーザ入力には、全乳、低脂肪牛乳(たとえば2%脂肪牛乳)、豆乳等といった、容器118内の液体の種類が含まれる。一部の具現化態様にはカスタマインタフェースが含まれており、たとえば顧客の飲料注文に関する情報(たとえば飲料の種類、ミルクの種類、温度等)を表示するインタフェースなどが含まれている。
一部の実施形態によれば、ユーザインタフェース132はユーザに出力を提供することができる。たとえばユーザインタフェース132は、ディスプレイ(たとえば画面)、1つまたは複数のライト(たとえば発光ダイオード)、ゲージ、グラフ、タイマ、シンボルまたは他の指標あるいはその他のもの、を備えることができる。ユーザインタフェース132は、システム状態(たとえばオンまたはオフ)、目下の動作状態および/または次の動作状態、ある動作状態中に経過した時間および/または残り時間、システム110が1つの動作状態サイクルを終わらせるための総経過時間および/または総残り時間、またはその他のものの表示といったように、システム110に関する様々な情報を表すことができる。
あとでさらに詳しく説明するように、一部の実施形態は、システム110の一部分の洗浄を容易にする特徴を備えている。たとえば一部の実施形態によれば、ワンド操作アセンブリ112は、ワンド洗浄ユニット(たとえばカラー134)および/またはワンドドレン136を備えることができる。一部の実施形態によれば、容器操作アセンブリ114は、容器洗浄ユニット(たとえば1つまたは複数のノズル138)および/または容器ドレン140を備えている。
特定の動作状態(図3~図10)
システム110の特定の実施形態は、準備中の、初期の、および/または休止中の動作状態を含んでいる。かかる状態を、エネルギーが遮断されていた(たとえばオフにされていた)ときに、エネルギーが供給された(たとえばオンにされた)ことに応答して、かつ/またはシステム110にエネルギーが供給されておりかつシステム110がタスク(たとえば泡立てタスクまたは洗浄タスク)を実行していないときに、システム110が置かれている動作状態および/またはシステム110が戻る動作状態、とすることができる。一部のかかる実施形態によれば、準備中の、初期の、および/または休止中の動作状態は、図1Aおよび/または図2Bに示したものと同様の状態である。たとえばかかる状態において、ワンド操作アセンブリ112と容器操作アセンブリ114とを互いに係合状態から外すことができる。
図3~図10には、システム110の特定の実施形態の他の様々な動作状態が示されている。あとで詳しく説明するように、一部の具現化態様は、液体(たとえばミルク)の容器118内にワンドユニット116を自動的に挿入し、液体を加熱しかつ/または泡立たせ、加熱されたかつ/または泡立てられた液体からワンドユニット116を取り出す、ように構成されている。一部の実施形態は、ワンドユニット116および/または容器118を自動的に洗浄するように構成されている。システム110は、ワンドユニット116、リンク機構120、容器118、支持アセンブリ126および/または昇降機構128のポジションなどのような、様々な構成要素の位置を検出するように構成された、1つまたは複数のポジションセンサを備えることができる。
係合
図3を参照すると、リンク機構120が容器118に対し相対的に移動して、ワンドユニット116の先端122が容器118内に挿入された動作状態で、システム110が示されている。特定の実施形態によればこのことは、コントローラ130がモータ124に指示してリンク機構120を駆動させ、それによりワンドユニット116を、横方向に(たとえば水平方向に)容器118に向かって移動させ、かつ/または下降させて(たとえば鉛直方向に)容器118に向かって移動させることによって、達成される。一部の実施形態によれば、先端122は、容器118の実質的に半径中心にポジショニングされる。特定の変形態様によれば、先端122は容器の118の半径中心から外されており、これによって泡立てプロセス中に液体内に渦運動または回転運動を生じさせやすくすることができる。図示されているように、ワンドユニット116の長手方向軸を、鉛直方向と平行にすることができる。特定の変形態様によれば、ワンドユニットの長手方向軸は、鉛直方向に対し所定の角度を成しており、たとえば少なくともおおよそ、1°、3°、5°、10°、15°、これらの角度の間の角度、またはその他の角度、を成している。
ワンドユニット116が容器118内に動かされたときに、ワンドユニット116の先端122が容器118の側部および頂部をうまく通り越すように(たとえば衝突またはそうでなければ接触しないように)、システム110を構成することができる。このことによって、ワンドユニット116に与えられる損傷および/または容器118の内容物のこぼれを低減または回避することができる。特定の変形態様によれば、昇降機構128は、ワンドユニット116が容器118内に挿入される前または挿入されている間に、支持アセンブリ126をいっそう下方または最下方のポジションまで移動させる。このようにすれば、容器118の頂部のポジションをワンドユニット116の先端122に対し相対的に下げることができ、これによって先端122を容器118内に導入しやすくすることができる。
一部の実施形態は、支持アセンブリ126上の容器118の存在および/または種類に関するユーザ入力を検出および/または受け取るように構成されている。これによってシステム110は、ワンドユニット116を確実に容器118内に移動させることができるように、支持アセンブリ126のポジションを調節することができる。たとえば、第1の高さを有する第1の容器118が支持アセンブリ126上に配置されている、という判定に応答して、昇降機構128は、ワンドユニット116を第1の容器118内に確実に移動させることのできる第1の位置まで、支持アセンブリ126を移動させることができる。さらに(第1の高さよりも高い)第2の高さを有する第2の容器118が支持アセンブリ126上に配置されている、という判定に応答して、昇降機構128は、ワンドユニット116を第2の容器118内に確実に移動させることのできる(第1の位置よりも低い)第2の位置まで、支持アセンブリ126を移動させることができる。
容器118の検出を容易にするため、支持アセンブリ126および/または昇降機構128は、近接センサ、光学センサ、磁気センサまたは他の種類のセンサなど、1つまたは複数のセンサを備えることができる。これらのセンサを、容器118が支持アセンブリ126上またはその近くにあるときに、容器118の存在および/または様相を検出するように、構成することができる。たとえば一部の実施形態によれば、容器118は1つまたは複数のインジケータ(たとえば永久磁石、シリアルバーコード、マトリックスバーコード等)を備えており、支持アセンブリ126および/または昇降機構128は、それらのインジケータを検出するように構成された1つまたは複数のセンサを備えている。一部の実施形態によれば、支持アセンブリ126は、システムレベルの性能の監視を支援する加速度計を備えている。たとえばシステム110は、支持アセンブリ126が所定量よりも大きく(たとえば支持アセンブリ126上のピッチャが満杯のときに支持アセンブリ126が新たな状態に傾くのよりも大きく)傾いたならば、加速度計によって検出することができる。これによって、支持アセンブリ126または昇降機構128におけるベアリングまたは他の構成要素の取り替えまたはメンテナンスが必要とされる可能性がある、ということを指示することができる。特定の実施形態が以下のように構成されている。すなわち、(たとえばピッチャが実質的にまたは完全に満杯の状態で上方または下方に移動するときの)支持アセンブリ126の加速度および/または速度が通常範囲外であれば、かつ/または先行の動きとは異なるならば、システム110の予防的なメンテナンスが必要とされる可能性がある、という警報をシステムが発行することができる、ように構成されている。
一部の実施形態によれば、検出されたインジケータまたはユーザ入力に基づき、システム110は、容器118の特質を識別するためにデータベースにアクセスすることができる。たとえば、インジケータの種類、サイズ、強度、個数、配置および/またはポジションを検出することができ、データベース内の対応する情報を相互参照(たとえばルックアップテーブルによりマッピング)することができる。一例として一部の実施形態によれば、容器118が2つの磁気インジケータを有する、ということの検出に応答して、システム110は、2つの磁気インジケータが1リットルの容器を表すという相互参照を行うデータベースにアクセスすることができる。データベースは、容積、幅、高さ、年数、シリアル番号等といった、容器118に関する様々な情報を含むことができる。
一部の実施形態は、容器118の高さを特定するように構成されている。たとえば一部の実施形態は、データベースの高さフィールドから高さを受け取るなどして、容器118の高さを間接的に特定する。特定の実施形態は、容器118の高さをじかに検出する。たとえば昇降機構128またはシステム110の他の構成要素は、容器118のおおよその頂部を識別可能なセンサ(たとえば音響的または光学的トランシーバ)を備えることができる。コントローラ130はかかる情報を受け取ることができ、容器118のおおよその高さを特定することができる。
特定の実施形態は、容器118の高さに少なくとも部分的に基づき、ワンドユニット116の先端122を容器118内に確実に挿入可能である支持アセンブリ126のポジションを計算するように、構成されている。一部の実施形態によれば、コントローラ130は昇降機構128に指示して、かかるポジションまたはそれよりも低いポジションまで支持アセンブリ126を移動させる。一部の実施形態によれば、与えられた容器18が高すぎる(たとえばワンドユニット116の先端122が容器118にぶつかるのを避けるために十分に下方に、支持アセンブリ126を移動させることができない)、とシステム110が判定したならば、システム110は、ワンドユニット116を容器118内へ移動させようとする試みを開始せず、または中止する。特定の変形態様によれば、与えられた容器118が高すぎるという判定に応答して、システム110は、警告ライトまたはユーザインタフェース132におけるメッセージなどのような警報を供給する。
加熱および/または泡立て
一部の実施形態によれば、ワンドユニット116が最初に容器118内に挿入されたとき、ワンドユニット116の先端122は液体中に沈められておらず、または液体の上部(たとえば液体の高さの最上部4分の1)までしか沈められていない。図4に示されているように、一部の具現化態様によれば、ワンドユニット116が容器118内に挿入された後、昇降機構128が支持アセンブリ126を上昇させる。一部の具現化態様によれば、支持アセンブリ126は、ワンドユニット116が容器118内に挿入されるのと同時に上昇させられる。特定の変形態様によれば、リンク機構120がワンドユニット116を下方に向かって容器118内に移動させ、支持アセンブリ126は定置状態に留まるかまたは上方に向かって移動する。特定の具現化態様によれば、先端122が沈められていないポジションで、先端122から流体(たとえばスチーム)が放出される。これによって、容器118内の液面において何らかの大きな泡をなくすのを助長することができる。一部の実施形態によれば、先端122が沈められていないときに放出される流体は、あとで説明する加熱動作中および/または泡立て動作中に放出される流体よりも低い速度にある。
支持アセンブリ126を上昇させた結果、および/またはワンドユニット116を下降させた結果、容器118内の液面とワンドユニット116の先端122との間で相対運動を生じさせることができる。その結果、先端122を液体中に沈めることができ、またはさらに沈めることができる。一部の実施形態によれば、先端122は加熱ポジションまで沈められる。一部の実施形態によれば、加熱ポジションにおいて、容器118内の液体の深さDの少なくともおおよそ、25%、50%、75%、90%、これらの値の間の値、または他の値だけ、先端122が沈められる。特定の変形態様によれば、加熱ポジションにおいて、容器118の底部内面近くにまたはそれに隣接して、先端122がポジショニングされる。特定の実施形態によれば、ワンドユニット116を通して流体(たとえばスチーム)を流し、液体L中に放出させることができ、それによって液体が加熱される。
図5に示されているように、液体Lの液面Sまたはその近くにあるような泡立てポジションまで、先端122を移動させることができる。このことで、ワンドユニット116からの流体(たとえばスチーム)の流れにより液体に乱流が発生するなどして、液体中への空気の混入を促進することができ、それによって泡が生成される。特定の実施形態は、泡立て動作および生成される泡に作用を与える目的で、ワンドユニット116および流体の流れを調節するように構成されている。たとえば、(一例として液面に対し相対的な)先端122のポジション、先端122がかかるポジションに保持される時間長、および/または先端122から放出される流体の圧力を調節するように、システム110を構成することができる。これによってシステム110は、生成される泡の量および特質をコントロールすることができ、それらの量および特性をそれぞれ異なる種類の飲料に対して望ましいものとすることができる(たとえばラテのためには第1の泡の量および泡の特質、カプチーノのためには第2の量および泡の特質など)。一部の実施形態によれば、泡立てポジションにおいておおよそ、深さDの25%以下、15%以下、10%以下、5%以下、1%以下、これらの値の間の値以下、または他の値以下だけ、先端122が液体中に沈められる。種々の実施形態によれば、先端122を泡立てポジションにポジショニングするために、先端122と液体Lの液面との間の距離が、加熱ポジションにおける距離よりも低減される。たとえば、先端122をリンク機構120によって上方に移動させることができ、かつ/または支持アセンブリ126を昇降機構128によって下方に移動させることができる。一部の実施形態によれば、リンク機構120は、テレスコープ型部材などのように、ワンドユニット116を鉛直方向に移動させるようにし、それに伴いスチームワンドを水平方向にも移動させることはないように構成された機構を備えている。
特定の実施形態によれば、システム110は、ワンドユニット116を泡立てポジションまたはその近くに(たとえば液体Lの液面またはその近くに)保持するように構成されている。たとえば一部の実施形態は、加熱動作中および/または泡立て動作中に、ワンドユニット116および/または支持アセンブリ126を移動させるように構成されている。泡立てが経過していく中で、一部の液体が泡に変えられる可能性があり、それによって液体の深さDが低減する可能性がある。したがって一部の実施形態は、かかる深さの変化を相殺するために、先端122を下方に向かって、かつ/または容器118を上方に向かって、移動させるように構成されている。特定の具現化態様において、(液体および泡の)体積全体が増加することから、泡立て動作中、先端122を上方に移動させるように、かつ/または容器118を下方に移動させるように、一部の実施形態が構成されている。
液面に対し相対的に先端122をポジショニングするのを支援する目的で、特定の実施形態は、容器118内の液面のポジション(たとえば高さ)を特定するように構成されている。一部の実施形態によれば、液面のポジションは既知であり、概ね一定である。たとえば一部の実施形態によれば、容器118は推奨充填レベルを有しており、このレベルはそこまで容器118を液体で充填すべきであるという量である。この充填レベルにおける液体の高さを(たとえば実験により)特定することができ、データベースに含めることができる。よって、システム110が(上述の)データベースにアクセスすれば、システム110は容器118に関する液面の高さを検索して取得することができ、それに応じてワンドユニット116および/または支持アセンブリ126のポジションを、先端122が泡立てポジションに配置および/または保持されるように、調節することができる。
一部の実施形態によれば、液面のポジションは未知である、かつ/または可変である。たとえば、特定の容器は、推奨充填レベルを有していない可能性があり、かつ/またはデータベースに液面高さ情報を有していない可能性がある。一部の実施形態によれば、システム110は、1つまたは複数のセンサなどによって、液面を検出するように構成されている。たとえば、ワンドユニット116は1つまたは複数の温度センサを備えることができ、このセンサは、急速な温度変化および/または大きい温度変化を検出することができ、このような温度変化はたとえば、ワンドユニット116が周囲の空気中から液体中に突入したときに発生する可能性がある。特定の具現化態様によれば、温度センサが約6℃以下の温度を検出する位置、および/または約1秒以下の1つの期間に少なくとも約10℃の温度変化を検出する位置に、またはそのような位置の近くに(たとえば約10mm以内の間隔をおいて)液面がある、ということを識別するようにシステム110が構成されている。一部の実施形態によれば、ワンドユニット116は、その長さに沿って周期的な位置に複数の液体センサを備えている。この場合、液面の位置を、液体の存在を検出したセンサと液体の存在を検出しなかった隣りのセンサとの間にある、と推定することができる。一部の実施形態によれば、システム110は、液面Sのポジションひいては支持アセンブリ126よりも上の高さを特定するように構成されたセンサ(たとえば音響的または光学的トランシーバ)を備えている。特定の変形態様は、容器118の重量を測定することができ、かかる重量を液面Sの近似的な高さの計算に使用することができる。
システム110は、ある条件が満たされたことに応答して、ワンドユニット116からの流体(たとえばスチーム)の放出を低減または停止することができる。一部の変形態様によれば、この条件には、達成される液体の設定温度(たとえば少なくとも約55℃)、達成される最高温度(たとえば少なくとも約63℃)、特定の長さの時間経過(たとえば少なくとも約30秒)またはその他のものが含まれる。特定の実施形態は、生成された泡に関して様相を検出する1つまたは複数のセンサを備えている。たとえば一部の実施形態は、電気特性(たとえば容量)、光学特性、音響特性、レベル検出等の変化から、泡の様相を検出することができる。一部の変形態様によれば、上述の条件には、特定の値に達した泡の体積などのような泡の設定値が含まれる。
一部の具現化態様は、ワンドユニット116から放出された流体の量および/または圧力を変化させるように構成されている。たとえば一部の実施形態は、流体の流れを調節する比例弁を備えている。流体の流れを調節することにより、液体において異なる加熱速度および/または乱流量を生じさせることができ、これによって異なる量および/または種類の泡を容易に生成できるようになる。一部の実施形態によれば、システム110は、先端122の位置に基づき、放出される流体の量および/または圧力を低減するように構成されている。たとえば、先端122が液面またはその近くにあるときには(たとえば図5に示したエアレーション動作中など)、流体の流速および/または圧力を、先端122が液面またはその近くにないとき(たとえば図4に示した加熱動作中など)よりも低減することができる。これによって、エアレーション動作中の飛び散りを阻止または回避することができ、かつ/または加熱動作中に加熱を加速させることができる。
係合解除
図6に示されているように、システム100は、ワンドユニット116を容器118から抜き出すことができる。これによって、加熱され泡立てられた液体の容器118に素速く近づきやすくなる。一部の実施形態によれば、ユーザインタフェース132を介して発せられた命令などのようなユーザからの入力に応答して、ワンドユニット116の抜き出しが行われる。特定の実施形態によれば、上述の条件または他の条件のうちの1つまたは複数が満たされたことに応答するなどして、ワンドユニット116の抜き出しが自動的に行われる。図示されているように一部の実施形態によれば、昇降機構128は支持アセンブリ126を下方に移動させ、かつ/またはリンク機構120はワンドユニット116を上方にかつ横方向で容器118から離れるように移動させる。種々の実施形態によれば、システム110は、先端122が容器118に触れることなく、ワンドユニット116を容器118から取り出すように構成されている。
図7に示されているように、一部の実施形態によれば、容器118を支持アセンブリ126から取り外すことができる。たとえばユーザは、支持アセンブリ126から容器118を持ち上げることができる。支持アセンブリ126から容器118を取り外すことによって、容器118の加熱され泡立てられた内容物を飲料調製に容易に使用できるようになる。たとえば、容器118を混合エリア(たとえばエスプレッソと容器118の内容物とが混合されるエリア)へ移動させることができ、かつ/または容器118の内容物を容器118の外へ注ぎ出すことができる。一部の実施形態によれば、システム110は、容器を支持アセンブリ126から取り外す準備ができている、ということをユーザに通知することができる。たとえばシステム110は、可聴警告(たとえばトーン)、視覚的警告(たとえば点滅光)等を含むことができる。
洗浄
特定の実施形態によれば、システム110は、ワンドユニット116を洗浄するように構成されている。たとえばシステム110は、カラー134などのようなワンド洗浄ユニットを備えることができる。一部の実施形態によれば、カラー134は、洗浄流体(たとえば飲用水)を受け取ることができ、ワンドユニット116の外面上に洗浄流体を供給(たとえば噴霧)することができる。一部の実施形態によれば、システム110は、電磁弁などのような制御弁を備えており、この弁は、カラー134への洗浄流体の流れを許可または阻止するために開閉可能である。コントローラ130によって、制御弁の動作をコントロールすることができる。種々の実施形態によれば、カラー134は、ワンドユニット116の上部または最上部にポジショニングされている。したがって図7に示されているように重力によって、洗浄流体をワンドユニット116の細長い長さの一部分、大部分、または実質的に全ての部分に落下させて流すことができる。このようにして、ワンドユニット116の外面上に残留した泡状の液体または他の物質をワンドユニット116から洗い流すことができる。一部の具現化態様によれば、ワンドユニット116の外面は、洗浄流体の流れを促進する特徴(たとえば螺旋状または細長いダクト、表面処理加工等)を備えている。図示されているように、システム110はワンドドレン136を備えることができ、係合解除された(たとえば後退させられた)ポジションにおいてワンドユニット116の下方に、このドレンをポジショニングすることができる。したがってワンドドレン136は、ワンドユニット116に落下して流れた洗浄流体を受け取ることができる。
一部の実施形態によれば、システム110は、ワンドユニット116を自動的にパージするように構成されている。たとえばシステム110は、先端122から流体を強く噴出させることができる。これによって、ワンドユニット116内のダクトからの泡または残留物の除去を支援することができる。一部の実施形態によれば、このパージ動作は、ワンドユニット116の外面の洗浄動作と同時に、またはその前に行われる。特定の変形態様によれば、このパージ動作は、ワンドユニット116が図5に示したポジションと図6に示したポジションとの間を移動するときに行われ、かつ/またはワンドユニット116が容器118から取り出された後に実質的に即座に行われる。
特定の実施形態によれば、システム110は、容器118の内側を洗浄するように構成されている。図8に示されているように、昇降機構128は支持アセンブリ126を上方または最上方のポジションまで持ち上げることができる。これによって容器118の後続のポジショニングを容易にすることができ、かつ/または(たとえばユーザが容器118を支持アセンブリ126上に置いて戻す際など)容器118を再び収容するのに便利な位置に、支持アセンブリ126をポジショニングすることができる。一部の実施形態によれば、支持アセンブリ126は(たとえば図7に示されているような)下方のポジションに配置されており、容器118が支持アセンブリ126上に置かれた後、(たとえば図8に示されているように)持ち上げられる。一部の実施形態によれば、支持アセンブリ126は、支持アセンブリ126の頂部とカウンタとの間の距離が容器118の高さよりも大きいポジションまで持ち上げられる。既述のように、支持アセンブリ126と容器118とを、永久磁石などによって互いに結合することができる。このような結合によって、容器118を支持アセンブリ126に固定できるようになる一方、それでもなお容器118をたやすく取り外すことができるようになる。
図9に示されているように、一部の実施形態によれば、支持アセンブリ126は、水平方向に対し概ね平行な軸を中心にするなどして、回転するように構成されている。その結果、支持アセンブリ126上の容器118を回転させられたポジションまで移動させることができる。一部の実施形態によれば、回転させられたポジションにおいて、容器118は約180°というようにひっくり返され、かつ/または倒立(たとえば上下逆さまに)させられる。一部の実施形態によれば、正立ポジション(たとえば図8に示されているように概ね鉛直方向のポジション)から回転させられたポジションまで、容器118は少なくともおおよそ、90°、100°、120°、150°、180°、210°、これらの値の間の値、または他の値だけ、回転させられる。種々の実施形態によれば、容器118と支持アセンブリ126との間の結合の強度は、図示されているように回転させられたポジションであっても、容器118を支持アセンブリ126上に保持するのに十分なものである。回転させられたポジションにおいて、容器118内に残留した液体および泡を、重力によって容器118から流し出すことができる。図示されているように、一部の具現化態様は、かかる残留した液体および泡を受け取るための容器ドレン140または排水ますを備えている。
同様に図9に示されているように、特定の実施形態は、1つまたは複数のノズル138などのような容器洗浄ユニットを備えている。ノズル138を、倒立させられた容器118内へ洗浄流体(たとえば飲用水)を噴霧するように、構成することができる。たとえばノズル138は、容器118内部を洗浄するために、倒立させられた容器118内へ概ね上方に向けて噴霧することができる。洗浄流体を容器ドレン140または排水ます内へ落下させることができ、それによって受け取ることができる。一部の具現化態様によれば、ノズル138の動作はコントローラ130によって制御される。たとえばコントローラは、ノズル138へ洗浄流体を供給するために開放される電磁弁または他の種類の弁の動作をコントロールすることができる。
図10に示されているように、一部の実施形態によれば、容器118が洗浄された後、支持アセンブリ126は再び回転することができる。たとえば、容器118を正立の向きまで戻すことができる。一部の実施形態によれば、支持アセンブリ126の回転中または回転後、昇降機構128は下方または最下方のポジションまで移動することができる。通常、システム110は、図2Aおよび図2Bに示したような準備状態に戻ることができ、この状態においてシステム110は、さらに別の加熱され泡立てられる飲料を調製する準備ができている。たとえば、別の量の液体を容器118内に加えることができ(たとえばこれは容器118を支持アセンブリ126から取り外して、容器118内に液体を加え、支持アセンブリ126上に容器118を戻すことにより行われ)、さらに上述の動作ステップの一部または全てを繰り返すことができる。
カラー(図11~図12B)
図11には、カラー134の1つの実施形態の斜視図が示されている。図示されているように、カラー134は環状または半環状の部材を含むことができる。カラー134は、ワンドユニット116の周囲を取り囲むことができる。特定の実施形態によれば、カラー134はワンドユニット116と接触していない。
上述のようにカラー134を、ワンドユニット116の外面に洗浄流体を供給するように構成することができる。たとえばカラー134は飲用水または他の洗浄流体の流れを、流体供給源から管142を介して受け取ることができる。カラー134は、洗浄流体を直ちに内側に向けてワンドユニット116の外面上にディスペンス(供給若しくは散布)することができる。図示されているようにカラー134を、ワンドユニット116の頂部または頂部の一部分にポジショニングすることができる。したがってカラー134から放出された洗浄流体を、ワンドユニット116の縦長の長さの一部分または全ての部分に落下させて流すことができ、それによってワンドユニット116上の過剰なまたは残留した泡または他の物質が洗い流される。種々の具現化態様によれば、カラー134は、先端122とは反対側のワンドユニット116の端部に洗浄流体を噴霧するように構成されている。特定の実施形態によれば、システム110は、洗浄流体の貯蔵器内に先端122を沈める必要なく、かつ/または先端122を含むワンドユニット116の端部にじかに洗浄流体を噴霧することなく、ワンドユニット116を洗浄するために適合されている。
カラー134は、洗浄流体を放出するように構成された径方向内面を備えることができる。一部の実施形態によれば、径方向内面は、図12Aに示されているノッチまたはホールのような、1つまたは複数のディスペンス部を有している。これらのディスペンス部を、径方向内面の周囲にわたって均等にまたは不均等に分布させることができる。一部の変形態様によれば、ディスペンス部は、図12Bに示されているように概ねまたは完全に連続的な環状ギャップを備えている。種々の実施形態によれば、カラー134は、ワンドユニット116の上端の実質的に周囲全体にわたって、洗浄流体の環状の噴霧をもたらすことができる。
上述のように一部の実施形態によれば、洗浄動作をコントロールするようにシステム110を構成することができる。たとえば、カラー134への洗浄流体の流れをそれぞれスタートまたはストップする目的で、制御弁を開放または閉鎖するよう指示する1つまたは複数の信号を送信することなどによって、コントローラ130は制御弁の動作を制御することができる。一部の実施形態によれば、ユーザインタフェース132におけるスイッチまたはボタンなどのようなユーザ入力よって、洗浄動作が開始される。一部の変形態様によれば、ワンドドレン136上方の概ね鉛直方向といった特定のポジションにワンドユニット116がポジショニングされたことに応答して、洗浄動作が自動的に開始される。一部の実施形態によれば少なくともおおよそ、25ml、50ml、100ml、150ml、200ml、これらの体積の間の体積、または他の体積などのような、予め定められた体積の洗浄流体がワンドユニット116へディスペンスされる。一部の具現化態様は、少なくともおおよそ、0.25秒、0.50秒、0.75秒、1.0秒、1.5秒、2.0秒、これらの期間の間の期間、または他の期間などのような、特定の期間にわたり洗浄流体をディスペンスするように構成されている。一部の実施形態によれば、カラー134は、ワンドユニット116の長さの一部分、実質的に全ての部分、または全ての部分に沿って、洗浄流体の概ね層状の流れをもたらすように構成されている。
一部の変形態様によれば、カラー134は、洗浄動作の一部の期間中に、ワンドユニット116に洗浄流体の実質的にまたは完全に連続的な層をもたらすように構成されている。この層を、ワンドユニット116の周囲の実質的に全ての部分または全ての部分にわたって、かつ/またはワンドユニット116の長さの実質的に全ての部分または全ての部分に沿って、もたらすことができる。たとえば一部の実施形態は、洗浄動作の経過中、ワンドユニット116の周囲においてこのユニットに沿って、ウォータージャケット(水の被覆層)をもたらすように構成されている。上述のように洗浄流体を、ワンドユニット116の表面に落下させて流すことができ、ワンドユニット116の下端(たとえば先端)から流れ出るようにすることができる。これによって、ワンドユニット116上の物質(たとえば残留した泡)を洗い流すことができる。洗浄流体および洗い流された物質を、ワンドドレン136において受け取ることができ、かつ/または収集することができる。
特定の方法(図13および図14)
図13には、システム110などのような飲料調製システムを用いて、加熱されるかつ/または泡立てられる飲料を調製する例示的な方法200が示されている。図示されているようにこの方法は、システムのプラットフォームなどのような支持アセンブリ上で容器を収容すること202、を含むことができる。一部の実施形態は、磁気的または機械的に結合するなどして、この容器を支持アセンブリと固定すること、を含む。容器は、ミルクなどのような加熱すべきかつ/または泡立てるべき液体を含むことができる。特定の実施形態は、容器が支持アセンブリ上にある間に、容器の開放上端を介して液体を送るなどして、かつ/または容器底部の通路を介して液体を送るなどして、容器に液体を導入すること、を含む。
この方法は、ワンドユニットを容器内に導入させること204、を含むことができる。たとえば、4節リンク機構などのような機械式リンク機構によって、ワンドユニットを移動させることができる。一部の具現化態様は、急激な動きまたは突然の方向転換がないといったスムースな手法で、ワンドユニットを移動させること、を含む。一部の実施形態によれば、ワンドユニットが容器内に移動させられたとき、ワンドユニットの先端は最初は容器内の液体中には沈められない。
図示されているように、この方法は、先端を第1の深さ(たとえば加熱を行う深さ)まで液体中に沈めること206、を含むことができる。たとえば支持アセンブリを、昇降機構などによって上方へ移動させることができる。一部の変形態様によれば、ワンドユニットは、リンク機構の動きなどによって下方に移動させられる。一部の具現化態様によれば、(液面から下に向かって測定された)第1の深さは少なくともおおよそ、20mm、25mm、30mm、40mm、50mm、60mm、75mm、これらの値の間の値、またはその他の値、である。一部の具現化態様によれば、第1の深さは液体の深さの少なくとも50%であり、かつ/または先端はほぼ容器底部のところにポジショニングされる。一部の実施形態によれば、液体を加熱するために第1の深さにおいて、流体(たとえば加熱された空気またはスチーム)がワンドユニットから液体中に放出される。
この方法は、先端を液体中の第2の深さ(たとえば泡立てを行う深さ)まで移動させること208、を含むことができる。第2の深さを、第1の深さの半分よりも浅くするなど、第1の深さよりも浅くすることができる。種々の実施形態によれば、第2の深さは液面にあり、または液面直下にある。たとえば、(液面から下に向かって測定された)第2の深さをおおよそ、20mm、15mm、10mm、5mm、3mm、1mm、これらの値の間の値、またはその他の値以下、とすることができる。一部の実施形態によれば、この方法は、液面の上約10mm以下というように、液面よりも上にワンドユニットの先端を移動させること、を含む。一部の実施形態によれば、液体を泡立てるために第2の深さにおいて、流体(たとえば空気またはスチーム)がワンドユニットから液体中に放出される。
種々の実施形態によれば、先端を第1の深さまで液体中に沈めること206、および/または先端を第2の深さまで移動させること208は、支持アセンブリ、ワンドユニットまたはこれら両方を移動させること、を含むことができる。たとえば一部の実施形態によれば、かかるアクションは、ワンドユニットが実質的に定置されている間に、支持アセンブリが容器を(たとえば概ね鉛直方向に)移動させることによって、実施される。特定の変形態様によれば、かかるアクションは、支持アセンブリ上の容器が実質的に定置されている間に、リンク機構がワンドユニットを移動させることによって、実施される。一部の具現化態様によれば、かかるアクションは、並行してまたは順番に、支持アセンブリが容器を移動させること、およびリンク機構がワンドユニットを移動させることによって、実施される。一部の実施形態は、先端を第1の深さおよび/または第2の深さまで複数回移動させること(たとえば第1の深さから第2の深さまで移動させ、さらに第1の深さまで戻す、またはその逆)、を含む。特定の実施形態は、第3の深さまでといったように、1つまたは複数の付加的な深さまで先端を移動させること、を含む。第3の深さを、第1の深さと第2の深さとの間とすることができ、第1の深さよりも深い(もっと沈められた)深さとすることができ、または第2の深さよりも浅い(そこまで沈められていない)深さとすることができる。
図示されているように、この方法は、容器からワンドユニットを抜き出すこと210、を含むことができる。たとえばリンク機構はその動きを、挿入アクション204とは逆にすることができる。ワンドユニットを抜き出すことによって、容器を支持アセンブリから取り外すこと212が容易になる。たとえば、ユーザが容器を支持アセンブリから取り外して、混合エリアまで持っていくことができ、その混合エリアにおいて、加熱されたかつ/または泡立てられた飲料を容器から取り出すことができ、ラテまたはカプチーノなどのような飲料の作成に使用することができる。一部の変形態様によれば、システムは、容器が支持アセンブリ上にある間に、加熱されたかつ/または泡立てられた飲料を吸引管などを介して容器から取り出すように、構成されている。一部の実施形態は、容器を支持アセンブリ上で再び収容すること214、を含む。たとえばユーザは、容器を支持アセンブリ上に戻して置くことができる。一部の実施形態は,あとで詳しく説明するワンドユニットおよび/または容器を洗浄するための動作などのような洗浄動作216、を含む。一部の具現化態様によれば、ワンドユニットの洗浄は、容器からのワンドユニットの抜き出し210に続いて実質的に即座に行われる。これによって、ワンドユニット116の外面の泡の粘着を低減または排除することができる。一部の実施形態によれば、ワンドユニットの洗浄は、支持アセンブリからの容器の取り外し212よりも前に、かつ/またはそれと同時に行われる。
図示されているように、この方法200は、加熱されるかつ/または泡立てられる飲料をさらに調製すべきであるか否かを問い合わせ可能な判定ブロック218、を含むことができる。その答えが肯定であるならば、方法200は、液体(たとえばミルク)を容器に加えること220、を含むことができる。一部の実施形態によれば、容器は、(ブロック214で上述したように)支持アセンブリ上に戻されて置かれる前に、容器に加えられた液体を有することができる。一部の実施形態は、容器を支持アセンブリから取り外して液体を加えること、を含む。一部の変形態様によれば、システムは、液体供給源(たとえばミルクディスペンサ)と接続された管を用いるなどして、支持アセンブリ上にある間に容器に液体を加えるように、構成されている。一部の実施形態によれば、支持アセンブリは、容器底部を介して容器に液体を加えることができるように、容器底部と係合したノズルおよび/または弁を備えている。図示の通りこの方法は、ワンドユニットを容器に導入するブロック204に戻ることができ、方法200を続けることができる。一部の実施形態によれば、判定ブロック218に対する答えが否定であるならば、方法200は終了する。
方法200の別の実施形態によれば、この方法は、ワンドユニットの先端を液面に対し相対的に移動させることなく液体を加熱することおよび/または泡立てること、を含む。これによって、いっそう高速な飲料調製および/またはいっそう僅かな容器の動きを実現することができる。一部の実施形態によれば、ワンドユニットは、液体を加熱する流体を放出するための下方のポートと、液体をエアレーションする流体のための上方のポートとを備えることができる。たとえば、下方のポートを先端122またはその近くに配置することができ、上方のポートを先端122から少なくとも約20mmだけ離間させることができる。この方法は、上方のポートが水面またはその近くにあるようにし、かつ下方のポートが上方のポートよりも多く液体中に沈められるように、ワンドユニットを液体中に導入すること、を含むことができる。この方法は、液体を加熱するために下方のポートから流体を放出させること、および/または液体をエアレーションして泡を生成するために上方のポートから流体を放出させること、を含むことができる。これら上方および下方のポートのポジショニングゆえに、液面に対し相対的な先端122の運動を不要にすることができ、したがっていっそう迅速に、かつ/または容器の動きをいっそう僅かにして、飲料を調製できるようになる。
図14には、容器を洗浄するための動作などのような、洗浄動作方法300が示されている。一部の実施形態によれば、この方法は、容器と支持アセンブリとを機械的または磁気的に結合するなどして、容器を支持アセンブリに固定すること302、を含む。
特定の実施形態は、支持アセンブリを回転させること304、を含む。このことを、容器底部が支持アセンブリに取り付けられたままとなるように、容器と支持アセンブリとが結合されている間に、実施することができる。一部の実施形態によれば、支持アセンブリは、実質的に水平方向である軸を中心に回転する。一部の実施形態によれば、この方法は、支持アセンブリおよび/または支持アセンブリに取り付けられた容器を少なくともおおよそ、120°、140°、160°、180°、200°、これらの値の間の値、またはその他の値だけ、回転させること、を含む。種々の実施形態によれば、支持アセンブリは、支持アセンブリがそのように回転した結果として容器がカウンタ、ドレンまたは支持アセンブリ下方の他の構造物に接触することがないように、ポジショニングされる。
一部の実施形態によれば、この方法は、ほぼ倒立させられたポジションのような洗浄ポジションに容器を配置するために支持アセンブリを回転させること、を含む。一部の実施形態によれば、容器は完全には倒立させられない。たとえば容器を、完全に倒立させられた状態から少なくともおおよそ、1°、3°、5°、10°、これらの値の間の値、またはその他の値だけ、ずらすことができる。
図示されているように、この方法は、洗浄流体を容器内に導入すること306、を含むことができる。たとえば洗浄流体を、倒立させられた容器内にまたは容器底部のポートを通して、上方に向かって噴霧することができる。一部の実施形態によれば、この方法は、洗浄流体および残留物質(たとえば残留した液体および泡)を、重力によって下に向かって容器外に排出できるようにすること、を含む。一部の変形態様は、ドレンまたは排水ます内などにおいて洗浄流体を受け取ること、を含むことができる。
一部の実施形態によれば、この方法は、正立ポジションまでといったように、容器を回転させること308、を含む。たとえば容器を、ほぼ180°回転させることができる。一部の実施形態によれば、容器は、正立ポジションから倒立ポジションへと回転させられるとき、および倒立ポジションから正立ポジションへと回転されられるときに、それぞれ逆回転方向で回転させられる。一部の変形態様によれば、容器は、正立ポジションから倒立ポジションへと回転させられるとき、および倒立ポジションから正立ポジションへと回転されられるときに、それぞれ同一回転方向で回転させられる。正立ポジションにおいて容器は、付加的な液体を受け取る、および加熱されるかつ/または泡立てられる付加的な飲料の調製に使用する、といったような後続の使用のための準備ができている状態とすることができる。
特定の用語
本明細書において使用されている「飲料」という用語は、通常使用される意味を有しており、特に、流動する性質を有する任意の食用の液状または実質的に液状の全ての物質または製品(たとえばジュース、コーヒー飲料、茶、ミルク、ビール、ワイン、カクテル、リキュール、スピリッツ、サイダー、ソフトドリンク、フレーバーウォーター、栄養ドリンク、スープ、だし汁、またはこれらのコンビネーションなど)を含んでいる。
「できる(can)」、「できる可能性がある(could)」、「可能性がある(might)」または「場合がある(may)」等の条件語は、特記しない限りにおいては、または使用されているコンテキストにおいて異なった意味に解されない限りにおいては、一般的に、特定の実施形態は特定の特徴、要素および/またはステップを包含し、他の実施形態は当該特定の特徴、要素および/またはステップを包含しないとの意味を意図したものである。したがってこのような条件語は一般的には、特徴、要素および/またはステップが、1つまたは複数の実施形態にとっていずれにせよ必須である、ということを含意するものでもないし、あるいは、何らかの特定の実施形態にこれらの特徴、要素、および/またはステップが含まれるのか否か、または実行されるべきであるのか否かを、ユーザが入力したり促したりしようがしまいが判断するためのロジックが、1つまたは複数の実施形態には必ず含まれている、ということを含意するものでもない。
「X、YおよびZのうち少なくとも1つ」というフレーズなどのような連結語は、特記しない限り他の全ての場合に、物、用語等はX,YまたはZのいずれかでよい、ということを伝えるために一般的に使用されているコンテキストで解される。したがって、かかる連結語は一般的には、特定の実施形態が少なくとも1つのXと少なくとも1つのYと少なくとも1つのZとが存在することを要件としていることを含意するものではない。
明示的に特記されていない限り、「1つの(aまたはan)」といた冠詞は一般的に、記載されている物を1つまたは複数備えていると解すべきものである。したがって、「...するように構成された1つの装置」といったフレーズは、ここで挙げた装置を1つまたは複数備えていることを意図している。かかる1つまたは複数のここで挙げた装置は、包括的に、宣言されている事柄を実施するように構成されたものとすることもできる。たとえば、「事柄A,BおよびCを実施するように構成された1つのプロセッサ」は、事柄BおよびCを実施するように構成された第2のプロセッサと協働して事柄Aを実施するように構成された第1のプロセッサを含むことができる。
さらに用語「有する」、「含む」、「備える」等は同義であり、包括的に制約なく用いられるものであり、付加的な要素、特徴、行為、動作などを除外しようというものではない。同様に、「一部の」および「特定の」等の用語も同義であり、制約なく用いられるものである。さらに用語「または」は、(排他的な意味ではなく)包括的な意味で用いられ、したがってたとえば列挙された要素をつなぐ目的で用いられる場合には、用語「または」は、それら列挙された要素の1つ、一部、または全てを意味するものである。
本明細書において使用されている「ほぼ」、「約」および「実質的」という用語は、記載した量に近い量であって、所望の機能を依然として実施し、または所望の結果を達成する量を表す。たとえば一部の実施形態では、コンテキストによって特定され得るときには、「ほぼ」、「約」および「実質的」という用語は、記載した量の10%以下の中にある量をいうことができる。本明細書において使用されている「概ね」という用語は、値、量または特性が主に、特定の値、量または特性を有し、またはそれらの傾向にあることを表す。一例として特定の実施形態では、コンテキストによって特定され得るときには、「概ね平行」という表現は、ある物の厳密な平行からの偏差が20°以下であることを指すことができ、および/または、「概ね垂直」という表現は、ある物の厳密な垂直からの偏差が20°以下であることを指すことができる。
全体的に、特許請求の範囲の文言は、特許請求の範囲において使用されている文言に基づいて広く解釈すべきである。特許請求の範囲の文言は、本開示において図示および記載されている非排他的な実施形態および実施例、または、本願手続中に説明される非排他的な実施形態および実施例に限定されるべきものではない。
発明の概要
本開示は、飲料ディスペンスシステムおよび飲料ディスペンス方法の特定の実施形態および実施例を記載したものであるが、上述のシステムおよび方法の多くの態様を異なったコンビネーションとし、かつ/または変更して、さらに他の実施形態または許容可能な実施例を構成することができる。かかる修正および変更は全て、本開示の範囲内である。たとえば、ただ1つのワンドユニットが示されているけれども、一部の実施形態は、2つ、3つ、4つまたはそれ以上といった複数のワンドユニットを備えている。別の例として、上述の特定の実施形態は、支持アセンブリ上に配置される前に液体が容器に加えられることを含むのに対し、一部の変形態様は、容器が支持アセンブリ上に配置された後、容器内に液体が導入されるように構成されており、これは液状ミルク供給源と連通したノズルを用いるなどして、および支持アセンブリ上の容器に液状ミルクを流すことができるようにするコントローラからの命令に応答して、開放されるように構成された制御弁(たとえば電磁弁)を用いるなどして行われる。さらに別の例として、ワンドユニットと共に移動する洗浄ユニットを挙げて特定の実施形態を説明したが、一部の実施形態では、ワンドユニットが洗浄ユニットに対し相対的に移動する(たとえばワンドユニットが小さい浴槽中に送られる、噴射ノズルを通過する、など)。さらに別の例として、水平方向および鉛直方向に(たとえばアーチ形に)移動して支持アセンブリ上の容器と係合するワンドユニットを挙げて特定の実施形態を説明したが、一部の実施形態では、支持アセンブリおよび容器が水平方向および鉛直方向に(たとえばアーチ形に)移動してワンドユニットと係合する。たとえば、支持アセンブリをリンク機構と接続することができ、ワンドユニットを昇降機構と接続することができる。多岐にわたる種々の設計およびアプローチが可能であり、それらは本開示の範囲内である。本明細書では例示的な実施形態を説明してきたけれども、当業者が本願開示内容を参酌するならば、等価的な要素、変更、省略、コンビネーション(たとえば複数の異なる実施形態に及ぶ複数の態様のコンビネーション)、適合および/または改変を含む全ての実施形態の範囲が明らかである。これらに加え留意すべき点は、本願は参照により、米国仮特許出願第62/220,680号(U.S. provisional patent application No. 62/220,680)、出願日:2015年9月18日、発明の名称:"BEVERAGE DISPENSING SYSTEMS AND METHODS"(飲料ディスペンスシステムおよび飲料ディスペンス方法)、ならびに米国仮特許出願第62/327,808号(U.S. provisional patent application No. 62/327,808)、出願日:2016年4月26日、発明の名称:"BEVERAGE DISPENSING SYSTEMS AND METHODS"(飲料ディスペンスシステムおよび飲料ディスペンス方法)の内容全てを含むことである。
同様に、これまでの記載または本明細書のいずれかの箇所においても明示的に言及されていない、本開示の範囲内にある一部の実施形態も存在し得るが、本開示は、本開示が図示および記載している事項の範囲内にある全ての実施形態を想定し、かつそれらを含むものである。さらに本開示は、本明細書の全ての箇所において開示された全ての構造、材料、ステップまたは他の特徴と、本明細書の全ての箇所において開示されたあらゆる他の構造、材料、ステップまたは他の特徴とのあらゆるコンビネーションを含む実施形態を想定し、かつそれらを含むものである。たとえば、システム10のワンド操作アセンブリおよび/または容器操作アセンブリと同様に、一部の実施形態では、システム110のワンド操作アセンブリおよび/または容器操作アセンブリを、飲料マシンとは別個のものとすることができ、その一部ではないものとすることができる(たとえばエスプレッソマシンから離間されている)。
さらに、本開示において複数の別個の具現化態様のコンテキストで記載されている特定の特徴を、コンビネーションとして単独の具現化態様で具現化することも可能である。これとは逆に、単独の具現化態様のコンテキストで記載されている複数の異なる特徴を、複数の具現化態様で別個に、または任意の適切なサブコンビネーションで具現化することも可能である。さらに、複数の特徴がこれまでの記載において特定のコンビネーションで動作するように記載されている場合であっても、請求項に記載されているコンビネーションの中の1つまたは複数の特徴を、当該コンビネーションから除外することができる場合もあり、当該コンビネーションはサブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形態様として権利請求することができる。
本開示の目的のため、特定の態様、利点および新規の特徴が本明細書に記載されている。何らかの特定の実施形態によれば、かかる利点の全てを達成する必要がない場合もあり得る。したがってたとえば、当業者であれば、本明細書で教示または示唆される可能性のあるものとは異なる利点を必ずしも達成することなく、本明細書で教示されている1つの利点または一群の利点を達成するように、本開示を実現または実施できる、ということを認識するであろう。
添付の図面を参照しながら、一部の実施形態について説明してきた。これらの図面は、実寸の比率通りに描かれているが、かかる比率は限定と捉えられるべきものではない。距離、角度等は例示にすぎず、必ずしも、図示されている装置の実際のサイズおよびレイアウトとの厳密な関係を提示しているとは限らない。また、構成要素を追加、除外および/または配置変更することが可能である。さらに、種々の実施形態との関連における、いかなる特定の特徴、態様、手法、性質、特質、品質、属性または要素等についての本明細書での開示も、本明細書に記載された他の全ての実施形態において使用することができる。また、本明細書に記載されているいずれの手法であっても、記載されているステップを実施するために適した任意の装置を用いて実施することができる。
しかも、構成要素および動作が特定の配置または順序で図面中に描かれ、または明細書中に記載されている場合があるにしても、望ましい結果を達成するために、かかる構成要素および動作を、図示されている当該特定の配置および順序で配置および実施する必要はなく、順番通りでなくてもよいし、さらにこれらの構成要素および動作の全てを包含しなくてもよい。図示または記載されていない他の構成要素および動作を、実施形態および実施例に包含することができる。たとえば、記載されている動作のうちいずれかの動作の前、後、当該いずれかの動作と同時、または当該いずれかの動作の合間に、1つまたは複数の付加的な動作を実施することができる。さらに他の具現化態様において、これらの動作を配置変更または順序変更してもよい。同様に、既述の記載された具現化態様における種々のシステム構成要素の分離は、全ての具現化態様においてかかる分離を要すると解すべきものではなく、既述の構成要素およびシステムをたいていは、単一の製品にまとめて統合することができる、または複数の製品にパッケージングすることができる、と解すべきである。
以上要約すれば、飲料ディスペンスシステムおよび飲料ディスペンス方法の種々の例示的な実施形態および実施例について、これまで開示してきた。これらの実施形態および実施例のコンテキストで、システムおよび方法についてこれまで説明してきたけれども、本開示は、具体的に開示された実施形態を超えて他の代替的な実施形態および/または実施形態の他の使用に及び、同様に、それらの特定の改良や均等態様にも及ぶ。本開示は、開示された実施形態の種々の特徴および態様を互いに組み合わせることができる、または互いに置き換えることができる、ということを明確に想定したものである。よって、本開示の範囲は、上述の特定の開示された実施形態によって限定されるべきものではなく、以下の特許請求の範囲およびその均等態様の全範囲の適正な解釈によってのみ定まるべきものである。
以下に本発明の細長いワンドユニットを洗浄する装置の態様を再度説明する。
1)細長いワンドユニットを洗浄する装置であって、
前記ワンドユニットは、泡立てられる飲料を調製するために液体中に挿入されるように構成されており、前記ワンドユニットは上端および下端を有しており、
当該装置は、洗浄流体の流れを受け取るように構成された環状カラーを備えており、前記環状カラーは、前記ワンドユニットの前記上端の外面周囲にポジショニングされ、前記環状カラーは外面および内面を有しており、前記内面は1つのダクトを備えており、
前記環状カラーは、前記1つのダクトを介して、前記洗浄流体を前記ワンドユニットの前記上端の前記外面に対してディスペンスし、それによってディスペンスされた前記洗浄流体を、前記細長いワンドユニットの実質的に縦長の長さ全体に落下させて流すことができる、ように構成されている、
細長いワンドユニットを洗浄する装置。
2)前記1つのダクトは複数のホールを有する、前記1)記載の装置。
3)前記1つのダクトは、前記内面の周囲にわたり1つの連続したギャップを有する、前記2)記載の装置。
4)前記環状カラーは、前記ワンドユニットの最上端にポジショニングされている、前記1)記載の装置。
5)前記1)記載の装置と前記ワンドユニットとの組み合わせ体。
以下に本発明の容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステムの態様を再度説明する。
1.容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステムであって、
当該システムは、
前記容器を受け止めかつ支持するように構成された基部と、
縦長ダクトと、上端と、先端を含む下端とを備え、前記縦長ダクトを介してスチーム流を搬送し、前記先端から前記スチーム流を放出するように構成された、ワンドユニットと、
前記ワンドユニットと接続され、第1のワンドポジションと第2のワンドポジションとに前記ワンドユニットを移動させるように構成された、機械式リンク機構と、
洗浄流体の流れを受け取るように構成された環状カラーと、
を備えており、
前記システムは、
前記容器が前記基部上にポジショニングされ、かつ、前記ワンドユニットが前記第1のワンドポジションにあるときに、前記ワンドユニットの前記先端が、前記容器内に収容され、これによって、前記スチーム流が、前記ワンドユニットの前記先端から前記容器内の飲料内に放出されて、該飲料を加熱しかつ泡立てることができるように、そして、
前記容器が前記基部上にポジショニングされ、かつ、前記ワンドユニットが前記第2のワンドポジションにあるときに、前記ワンドユニットの前記先端が、前記容器の外側にポジショニングされ、前記ワンドユニットの一部が、前記環状カラー内に受け入れられ、これによって、前記洗浄流体が、前記環状カラーから放出されて、前記ワンドユニットの外面に対して噴霧されるように、構成されている、
容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステム。
2.前記ワンドユニットを前記第1のワンドポジションと前記第2のワンドポジションとの間で移動させるために前記機械式リンク機構を駆動するように構成されたモータをさらに備えている、前記1.記載のシステム。
3.前記基部は、前記容器と磁気的に結合するように構成されている、前記1.記載のシステム。
4.前記環状カラーは、複数のホールを有する内面を備える、前記1.記載のシステム。
5.前記システムは、さらに、前記ワンドユニットを前記第1のワンドポジションから前記第2のワンドポジションへ自動的に移動させるように、構成されている、前記1.記載のシステム。
以下は、親出願(特願2018-514369号)の出願当初請求項である。
[請求項1]
容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステムであって、
当該システムは、
容器操作アセンブリと、
ワンド操作アセンブリと、
を備えており、
前記容器操作アセンブリは、
前記容器の底部を係合させるように構成された支持アセンブリと、
前記支持アセンブリと接続され、概ね鉛直方向の軸に沿って前記支持アセンブリを移動させるように構成され、さらに正立ポジションと倒立ポジションとの間で概ね水平方向の軸を中心に前記支持アセンブリを回転させるように構成された、昇降機構と、
を備えており、
前記支持アセンブリは、前記倒立ポジションにおいて前記容器が前記支持アセンブリと係合されたまま保持されるように、前記容器と結合するように構成されており、
前記ワンド操作アセンブリは、
縦長ダクトと、上端と、先端を含む下端とを備え、前記縦長ダクトを介してスチーム流を搬送し、前記先端から前記スチーム流を放出するように構成された、ワンドユニットと、
前記ワンドユニットと接続され、第1のワンドポジションと第2のワンドポジションと間で前記ワンドユニットを移動させるように構成された、機械式リンク機構と、
を備えており、
前記容器が前記支持アセンブリ上にポジショニングされ、前記支持アセンブリが前記正立ポジションにあり、かつ前記ワンドユニットが前記第1のワンドポジションにあるとき、前記ワンドユニットの前記先端は前記容器の外側にポジショニングされ、
前記容器が前記支持アセンブリ上にポジショニングされ、前記支持アセンブリが前記正立ポジションにあり、かつ前記ワンドユニットが前記第2のワンドポジションにあるとき、前記ワンドユニットの前記先端は前記容器内に収容される、
容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステム。
[請求項2]
前記ワンドユニットを前記第1のワンドポジションと前記第2のワンドポジションとの間で移動させるために前記リンク機構を駆動するように構成されたモータをさらに備えている、
請求項1記載のシステム。
[請求項3]
前記ワンド操作アセンブリはさらに、前記ワンドユニットの前記上端周囲にポジショニングされたカラーを備えており、
前記カラーは、洗浄流体の流れを受け取り、前記ワンドユニットの前記上端に前記洗浄流体を噴霧するように構成されている、
請求項1または2記載のシステム。
[請求項4]
前記容器操作アセンブリはさらにノズルを備えており、
前記ノズルは、洗浄流体の流れを受け取り、前記容器が前記倒立ポジションにあるときに、前記洗浄流体を前記容器内に噴霧するように構成されている、
請求項1から3までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項5]
前記支持アセンブリは、前記容器と磁気的に結合するように構成されている、
請求項1から4までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項6]
当該システムは、前記ワンドユニットの前記先端が前記容器内に収容されると、前記昇降機構が前記支持アセンブリを鉛直方向に移動させ、それによって前記ワンドユニットの前記先端と前記容器の前記底部との間の距離を変化させる、ように構成されている、
請求項1から5までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項7]
前記リンク機構は4節リンク機構を備えている、
請求項1から6までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項8]
容器内において泡立てられる飲料を調製するシステムであって、
当該システムは、
カウンタトップに取り付けるための容器操作アセンブリと、
前記カウンタトップに取り付けるためのワンド操作ユニットと、
コントローラと、
を備えており、
前記容器操作アセンブリは、
前記容器を収容するように構成された支持アセンブリと、
前記支持アセンブリと接続され、前記支持アセンブリを鉛直方向に移動させ、かつ前記支持アセンブリを回転させるように構成された、昇降機構と、
を備えており、
前記ワンド操作アセンブリは、
縦長ダクトと、上端と、先端を含む下端とを備え、前記縦長ダクトを介して泡立てを行う流体の流れを搬送し、前記先端から前記泡立てを行う流体を放出するように構成された、ワンドユニットと、
前記ワンドユニットと接続され、前記ワンドユニットを水平方向および鉛直方向で前記支持アセンブリに向かって、前記ワンドユニットの前記先端が前記支持アセンブリ上の前記容器内に収容されるポジションへ移動させるように構成された、機械式リンク機構と、
前記リンク機構を移動させるように構成されたモータと、
を備えており、
前記コントローラは、前記昇降機構および前記モータと作動的に接続され、前記昇降機構および前記モータの動作を制御するように構成されている、
容器内において泡立てられる飲料を調製するシステム。
[請求項9]
前記リンク機構は、前記ワンドユニットの前記先端をアーチ形の経路に沿って前記支持アセンブリに向かって移動させるように構成されている、
請求項8記載のシステム。
[請求項10]
前記容器内に洗浄流体を噴霧するように構成されたノズルを有する容器洗浄ユニットをさらに備えている、
請求項8または9記載のシステム。
[請求項11]
前記ワンドユニットの上端周囲にポジショニングされた環状のカラーを有するワンド洗浄ユニットをさらに備えており、
前記カラーは、前記ワンドユニットの前記上端の外面上に洗浄流体を噴霧するように構成されている、
請求項8から10までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項12]
前記泡立てを行う流体はスチームを含む、
請求項8から11までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項13]
飲料調製システムによって加熱され泡立てられる飲料を自動的に調製する方法であって、
当該方法は、
加熱され泡立てられるべき液体を保持するように構成された容器を、前記飲料調製システムの支持アセンブリと係合するように収容すること、
前記飲料調製システムの機械式リンク機構によって、前記飲料調製システムのワンドユニットを前記容器内に自動的に挿入すること、
前記ワンドユニットの先端が加熱を行う深さまで前記液体中に沈められるように、前記支持アセンブリを自動的に上昇させること、または前記ワンドユニットを自動的に下降させること、
前記加熱を行う深さにおいて、前記ワンドユニットの前記先端からスチームを放出させ、それによって前記液体を加熱すること、
前記ワンドユニットの前記先端が泡立てを行う深さまで液体中に沈められるように、前記支持アセンブリを自動的に下降させること、または前記ワンドユニットを自動的に上昇させること、ただし前記泡立てを行う深さは、前記加熱を行う深さよりも浅く、かつ前記ワンドユニットの前記先端がほぼ液面にポジショニングされるような深さであり、
前記泡立てを行う深さにおいて、前記ワンドユニットの前記先端からスチームを放出させ、それによって前記液体を泡立てること、および、
前記リンク機構によって、前記ワンドユニットを前記容器から自動的に取り出すこと、
を含む、
飲料調製システムによって加熱され泡立てられる飲料を自動的に調製する方法。
[請求項14]
前記容器を前記支持アセンブリに固定すること、
前記支持アセンブリを回転させられたポジションまで少なくとも90°回転させること、および、
前記回転させられたポジションにおいて前記容器が前記支持アセンブリに固定された状態で、前記容器を洗浄すること、
をさらに含む、
請求項13記載の方法。
[請求項15]
前記容器を前記支持アセンブリに固定することは、前記容器を前記支持アセンブリに磁気的に固定すること、を含む、
請求項14記載の方法。
[請求項16]
前記ワンドユニットの上端にポジショニングされた前記飲料調製システムのカラーから、前記ワンドユニットの外面に向けて洗浄流体を噴霧すること、
前記洗浄流体を前記ワンドユニットの縦長の長さの少なくとも大部分に落下させて流すこと、および、
前記洗浄流体をドレン内で受け取ること、
をさらに含む、
請求項13から15までのいずれか1項記載の方法。
[請求項17]
前記ワンドユニットを前記容器内に自動的に挿入することは、前記ワンドユニットの前記先端を前記飲料調製システムの側面から見てアーチ形の経路に沿って移動させること、を含む、
請求項13から16までのいずれか1項記載の方法。
[請求項18]
プロセッサおよびメモリを含む前記飲料調製システムのコントローラによって、前記容器内の液面の位置を求めること、および、
第1の深さから第2の深さまで前記先端を移動させるために必要とされる運動量を求めること、
をさらに含む、
請求項13から17までのいずれか1項記載の方法。
[請求項19]
前記容器内の液面の位置を求めることは、
前記容器に関する識別入力を受け取ること、および、
前記飲料調製システムのデータベースにアクセスすること、
を含み、前記データベースは、前記識別入力と前記容器の液面の対応する位置との相互参照を有する、
請求項18記載の方法。
[請求項20]
前記識別入力は、前記容器の種類、前記容器の予め定められた充填レベル、および前記容器の予め定められた充填容積、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項19記載の方法。
[請求項21]
細長いワンドユニットを洗浄する装置であって、
前記ワンドユニットは、泡立てられる飲料を調製するために液体中に挿入されるように構成されており、前記ワンドユニットは上端および下端を有しており、
当該装置は、洗浄流体の流れを受け取るように構成された環状カラーを備えており、前記環状カラーは、前記ワンドユニットの前記上端の外面周囲にポジショニングされ、前記環状カラーは外面および内面を有しており、前記内面は1つまたは複数のダクトを備えており、
前記環状カラーは、前記1つまたは複数のダクトを介して、前記洗浄流体を前記ワンドユニットの前記上端の前記外面に対してディスペンスし、それによってディスペンスされた前記洗浄流体を、前記細長いワンドユニットの縦長の長さに落下させて流すことができ、前記細長いワンドユニットを洗浄することができる、ように構成されている、
細長いワンドユニットを洗浄する装置。
[請求項22]
前記1つまたは複数のダクトは複数のホールを有する、
請求項21記載の装置。
[請求項23]
前記1つまたは複数のダクトは、前記内面の周囲にわたり1つの連続したギャップを有する、
請求項21または22記載の装置。
[請求項24]
前記環状カラーは、前記ワンドユニットの最上端にポジショニングされている、
請求項21から23までのいずれか1項記載の装置。
[請求項25]
請求項21から24までのいずれか1項記載の装置と前記ワンドユニットとの組み合わせ体。
[請求項26]
細長いワンドユニットの洗浄方法であって、
前記ワンドユニットは縦長の長さを有しており、泡立てられる飲料を調製するために液体中に挿入されるように適合されており、
当該方法は、
前記ワンドユニットの上端周囲にポジショニングされた環状のカラー内に洗浄流体を導入すること、
前記カラーの径方向内面を介して前記洗浄流体をディスペンスすること、
前記ワンドユニットの前記上端の外面を前記洗浄流体と接触させること、および、
前記ワンドユニットの前記縦長の長さの少なくとも大部分に前記洗浄流体を落下させて流すこと、および、
前記ワンドユニットを前記洗浄流体によって濯ぎ洗いすること、
を含む、
細長いワンドユニットの洗浄方法。
[請求項27]
前記ワンドユニットの下端から前記洗浄流体を放出させること、および、
前記洗浄流体をドレンまたは排水ますにおいて受け取ること、
をさらに含む、
請求項26記載の方法。
[請求項28]
前記ワンドユニットの前記縦長の長さの少なくとも大部分に前記洗浄流体を落下させて流すことは、前記ワンドユニットの前記縦長の長さの少なくとも75%に沿って前記洗浄流体の連続的な流れを送ることを含む、
請求項26または27記載の方法。
[請求項29]
前記カラーの径方向内面を介して前記洗浄流体をディスペンスすることは、前記カラーの前記径方向内面における複数のホールを介して前記洗浄流体をディスペンスすること、を含む、
請求項26から28までのいずれか1項記載の方法。
[請求項30]
前記カラーの径方向内面を介して前記洗浄流体をディスペンスすることは、前記カラーの前記径方向内面における1つの連続的なギャップを介して前記洗浄流体をディスペンスすること、を含む、
請求項26から28までのいずれか1項記載の方法。
[請求項31]
洗浄流体供給源から前記カラーへ前記洗浄流体を流すことができるように、電子コントローラによって弁を開放する指示を出すこと、
をさらに含む、
請求項26から30までのいずれか1項記載の方法。
[請求項32]
容器内において泡立てられる飲料を調製するシステムであって、
当該システムは、
前記容器を係合させるように構成された支持アセンブリと、
縦長ダクトと、上端と、先端を含む下端とを有しており、前記縦長ダクトを介してスチーム流を搬送し、前記先端から前記スチーム流を放出するように構成された、ワンドユニットと、
機械式リンク機構と、
を備えており、
前記機械式リンク機構は、前記容器と前記ワンドユニットとを係合および係合解除するように構成されていて、
第1の状態では、前記ワンドユニットの前記先端が前記容器の外側にポジショニングされるように、前記支持アセンブリと前記ワンドユニットとが互いに離間され、
第2の状態では、前記ワンドユニットの前記先端が前記容器内に収容されるように、前記支持アセンブリと前記ワンドユニットとが互いに係合される、
容器内において泡立てられる飲料を調製するシステム。
[請求項33]
前記支持アセンブリは、前記容器を機械的に係合させるように構成されている、
請求項32記載のシステム。
[請求項34]
前記支持アセンブリは、前記容器の底部を係合させるように構成されている、
請求項32または33記載のシステム。
[請求項35]
前記支持アセンブリは、前記容器の側面を係合させるように構成されている、
請求項33または34記載のシステム。
[請求項36]
前記支持アセンブリは、前記容器の頂部を係合させるように構成されている、
請求項33から35までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項37]
前記支持アセンブリはクランプを有する、
請求項33から36までのいずれか1項記載のシステム。
[請求項38]
飲料調製システムと係合された容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製する方法であって、
当該方法は、
前記飲料調製システムのユーザインタフェースを介して、前記飲料調製システムのコントローラへ供給される第1の入力を受け取ること、
前記第1の入力に応答して、前記飲料調製システムの機械式リンク機構を移動させて、前記飲料調製システムのワンドユニットを前記容器内に挿入すること、
前記ユーザインタフェースを介して、前記コントローラへ供給される第2の入力を受け取ること、
前記第2の入力に応答して、前記ワンドユニットの先端が加熱を行う深さまで液体中に沈められるように、前記支持アセンブリを上昇させること、または前記ワンドユニットを下降させること、
前記液体を加熱すること、
前記ユーザインタフェースを介して、前記コントローラへ供給される第3の入力を受け取ること、
前記第3の入力に応答して、前記ワンドユニットの前記先端が泡立てを行う深さまで前記液体中に沈められるように、前記支持アセンブリを下降させること、または前記ワンドユニットを上昇させること、ただし前記泡立てを行う深さは、前記加熱を行う深さよりも浅く、かつ前記ワンドユニットの前記先端がほぼ液面にポジショニングされるような深さであり、
前記液体を泡立てること、
前記ユーザインタフェースを介して、前記コントローラへ供給される第4の入力を受け取ること、および、
前記第4の入力に応答して、前記リンク機構を移動させて、前記容器から前記ワンドユニットを取り出すこと、
を含む、
飲料調製システムと係合された容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製する方法。

Claims (10)

  1. 細長いワンドユニットを洗浄する装置であって、
    前記ワンドユニットは、泡立てられる飲料を調製するために容器内の液体中に挿入され、該ワンドユニットの先端からスチームを放出させるように構成されており、前記ワンドユニットは上端および下端を有しており、
    当該装置は、洗浄流体の流れを受け取るように構成された環状カラーを備えており、前記環状カラーは、前記ワンドユニットの前記上端の外面周囲にポジショニングされ、前記環状カラーは外面および内面を有しており、前記内面は1つまたは複数のダクトを備えており、
    前記環状カラーは、前記1つまたは複数のダクトを介して、前記洗浄流体を前記ワンドユニットの前記上端の前記外面に対して径方向内向きにディスペンスし、それによってディスペンスされた前記洗浄流体を、前記容器の外側において前記細長いワンドユニットの実質的に縦長の長さ全体に落下させて流すことができる、ように構成されている、
    細長いワンドユニットを洗浄する装置。
  2. 前記1つまたは複数のダクトは複数のホールを有する、
    請求項1記載の装置。
  3. 前記1つまたは複数のダクトは、前記内面の周囲にわたり1つの連続したギャップを有する、
    請求項1または2記載の装置。
  4. 前記環状カラーは、前記ワンドユニットの最上端にポジショニングされている、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 請求項1記載の装置と前記ワンドユニットとの組み合わせ体。
  6. 容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステムであって、
    当該システムは、
    前記容器を受け止めかつ支持するように構成された基部と、
    縦長ダクトと、上端と、先端を含む下端とを備え、前記縦長ダクトを介してスチーム流を搬送し、前記先端から前記スチーム流を放出するように構成された、ワンドユニットと、
    前記ワンドユニットと接続され、第1のワンドポジションと第2のワンドポジションとに前記ワンドユニットを移動させるように構成された、機械式リンク機構と、
    洗浄流体の流れを受け取るように構成された1つまたは複数のダクトを備える環状カラーと、
    を備えており、
    前記システムは、
    前記容器が前記基部上にポジショニングされ、かつ、前記ワンドユニットが前記第1のワンドポジションにあるときに、前記ワンドユニットの前記先端が、前記容器内に収容され、これによって、前記スチーム流が、前記ワンドユニットの前記先端から前記容器内の飲料内に放出されて、該飲料を加熱しかつ泡立てることができるように、そして、
    前記容器が前記基部上にポジショニングされ、かつ、前記ワンドユニットが前記第2のワンドポジションにあるときに、前記ワンドユニットの前記先端が、前記容器の外側にポジショニングされ、前記ワンドユニットの一部が、前記環状カラー内に受け入れられ、これによって、前記洗浄流体が、前記環状カラーから径方向内向きに放出されて、前記ワンドユニットの外面に対して噴霧されるように、構成されている、
    容器内において加熱され泡立てられる飲料を調製するシステム。
  7. 前記ワンドユニットを前記第1のワンドポジションと前記第2のワンドポジションとの間で移動させるために前記機械式リンク機構を駆動するように構成されたモータをさらに備えている、
    請求項6記載のシステム。
  8. 前記基部は、前記容器と磁気的に結合するように構成されている、
    請求項6または7記載のシステム。
  9. 前記環状カラーは、複数のホールを有する内面を備える、
    請求項6から8までのいずれか1項記載のシステム。
  10. 前記システムは、さらに、前記ワンドユニットを前記第1のワンドポジションから前記第2のワンドポジションへ自動的に移動させるように、構成されている、
    請求項6から9までのいずれか1項記載のシステム。
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