JP7188959B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
〔条件〕
コラーゲンフィルム(PRIRO社製EDCOL-R)をイオン交換水に浸漬させた後取り出し、水分を除去して乾燥重量に対して含水率が100~150質量%の湿潤コラーゲンフィルムを作製する。該コラーゲンフィルムに3.0kPaの圧力を加えて前記シートにおける長手方向に沿って10往復させる。
〔条件〕
10cm四方に切り出したコラーゲンフィルム(PRIRO社製EDCOL-R)を、イオン交換水に例えば1分間浸漬させた後取り出し、水分を除去して湿潤コラーゲンフィルムを作製する。湿潤コラーゲンフィルムの含水率は、乾燥重量に対して100~150質量%とする。水分の除去は、例えば日本製紙クレシア株式会社製のキムタオルでコラーゲンフィルムの上下をはさみ、3.5kPaの荷重で1分間保持することで行う。
次いで、下面が7cm四方であり6.1kgの錘の下面に湿潤コラーゲンフィルムを貼り付ける。23℃50%R.H.の条件下で該フィルムを貼り付けた錘を、前記シートを備えた吸収性物品上に載せ、該フィルムを貼り付けた錘を該吸収性物品における長手方向に沿って3.0kPaの圧力を加えて10往復させる。該長手方向は機械方向(MD)に一致していることが好ましい。移動距離は、シートのサイズに応じて決めればよいが、5~15cmとすることが再現性の高い測定を行う観点から好ましい。吸収性物品は平坦な硬質表面上に載置しておく。錘の移動は人手で、または機械的に行うこともできるが、移動速度は2~3cm/sとすることが再現性の高い測定を行う観点から好ましい。
前記条件での擦過後の凸部24の高さH2は、好ましくは1.5mm以上、更に好ましくは3mm以上であり、また好ましくは15mm以下、更に好ましくは12mm以下である。そして、高さH2は、好ましくは1.5mm以上15mm以下、更に好ましくは3mm以上12mm以下である。
高さH1,H2は、非肌当接面側シート22の非肌当接面から凸部24の頂点までの距離であり、KEYENCE社製非接触レーザー厚み計を用いて測定する。
高さ拡大領域は、前記条件での擦過後により複数の凸部が合一することによって、擦過前の凸部よりも高さの高い凸部合一体を成し得る凸部群からなる領域のことである。具体的には、予め擦過前の凸部24の高さH1をKEYENCE社製非接触レーザー厚み計を用いて測定する。前記条件での擦過後の表面シート2の表面形状を、無加圧の状態で、Keyence社製の形状解析アプリケーションKS-Analyzerを用いて解析する。前記条件での擦過後に高さH1超の凸部合一体となった領域を抽出し、二値化処理することにより、該領域の画像を得る。この画像をNexus製NewQube(Ver.4.22)を用いて処理を行い、5cm2以上の領域を高さ拡大領域とする。
各側部域に配される高さ拡大領域MTに関し、表面シート2における一対の防漏カフ5,5の基端部どうしの間隔W1に対する高さ拡大領域MTの幅方向Yの長さW2の割合((W2/W1)×100)は、好ましくは5%以上、更に好ましくは10%以上であり、また好ましくは30%以下、更に好ましくは20%以下であり、具体的には、好ましくは5%以上30%以下、更に好ましくは10%以上20%以下である。
前記背側ウエスト部に配される高さ拡大領域MTに関し、表面シート2における一対の防漏カフ5,5の基端部どうしの間隔W1に対する高さ拡大領域MTの幅方向Yの長さW3の割合((W3/W1)×100)は、好ましくは20%以上、更に好ましくは30%以上であり、また好ましくは80%以下、更に好ましくは50%以下であり、具体的には、好ましくは20%以上80%以下、更に好ましくは30%以上50%以下である。
この操作とは別に、試験片と同形状・同寸法の粘着テープ(日東電工(株)製、商品名「No.500」)をPETフィルム((株)スター商事、商品名「スターOHPフィルム」)に重ね合わせて積層体(A)を作製する。
積層体(A)の粘着テープ上へ、試験片における非肌当接面側シート22を重ね合わせて積層体(B)を得る。1kgのローラーを積層体(B)上にて5往復させ、積層体(B)における粘着テープと試験片とを十分に接着させる。
被着片として、試験片全体を被覆可能な形状・寸法のメカニカルファスナーのオス部材(スリーエム(株)製、商品名「1600PPI」)を用意する。この被着片のフック材と、積層体(B)の肌当接面側シート21とを、1.5kPa荷重にて圧着させて測定サンプルを得る。
測定サンプルを、引張試験機((株)島津製作所製オートグラフAG-X)のチャック間に装着する。チャック間距離は150mmに設定する。この状態下に測定サンプルの180度剥離を行う。この180度剥離は、測定サンプルの長手方向一端における積層体(B)と他端における被着片とを、それぞれ引張試験機のチャックに挟んで、180度反対方向に引っ張ることで行う。引張速度は300mm/分とする。引張荷重の最大値を記録する。1枚の表面シートについて、吸収性物品における、腹側部、股下部、背側部のそれぞれの幅方向中央部、両側部の合計9カ所から測定サンプルを採取し測定する。9個の測定値の平均値を表面シートの平均せん断力とし、表面シートの平均せん断力に対し、75%未満である測定サンプルの平均値を高さ拡大領域のせん断力とする。75%未満である測定サンプルがない場合は、表面シートのせん断力を高さ拡大領域のせん断力とする。同様の測定を3枚の表面シートについて行い、3点の平均値を高さ拡大領域のせん断値とする。1枚の表面シートについて9カ所の測定サンプルを採取できない場合は、股下部、幅方向中央部のどちらかあるいは両方を除く6カ所または4カ所から採取し、その平均値を表面シートの平均せん断値とする。
面積A1は、好ましくは0.2mm2以上、更に好ましくは0.5mm2以上であり、また好ましくは30mm2以下、更に好ましくは15mm2以下である。
一方、面積A2は、好ましくは0.1mm2以上、更に好ましくは0.2mm2以上であり、また好ましくは15mm2以下、更に好ましくは10mm2以下である。
存在密度B1は、好ましくは10個/100mm2以上、更に好ましくは15個/100mm2以上であり、また好ましくは40個/100mm2以下、更に好ましくは30個/100mm2以下である。
一方、存在密度B2は、好ましくは5個/100mm2以上、更に好ましくは8個/100mm2以上であり、また好ましくは20個/100mm2以下、更に好ましくは16個/100mm2以下である。
例えば、前記実施形態では、本発明を表面シートに適用した例であったが、本発明を表面シート以外の肌当接面を形成するシートに適用することもできる。そのようなシートとしては、防漏カフを構成するシートが挙げられる。
特開2005-111908号公報の図2に記載の装置を用い、図2に示す凹凸構造を有する積層シートを製造した。この積層シートを表面シートとして用いた。同公報に記載の装置における第1のロール11は非加熱とし、アンビルロール14は設定温度175℃に加熱した。第1のロール11のロール表面における凸部の配置に関し、ロール軸方向の両側部分に配された凸部頂部の面積を、ロール軸方向の中央部分に配された凸部頂部の面積に比べて小さくし、ロール軸方向の両側部分の凸部の存在密度を、ロール軸方向の中央部分の凸部の存在密度に比べて小さくした。この積層シートは、高さ拡大領域が該積層シートの幅方向の両側部域において長手方向に延びるように配置されたものである。表面シートにおける肌当接面側シート21及び非肌当接面側シート22は、ポリエチレンテレフタレートを芯成分、ポリエチレンを鞘成分とする芯鞘型複合繊維からなる坪量18g/m2のエアスルー不織布から構成した。
花王株式会社製の使い捨ておむつであるメリーズ(登録商標)テープタイプMサイズの表面シートに代えて、上述の表面シートを用いて展開型の使い捨ておむつを得た。このおむつの表面シートについて、上述した条件の擦過を行い、擦過の前後での凸部の高さを上述の方法で測定した。また高さ拡大領域の接合部の面積、及び高さ拡大領域以外の領域の接合部の面積を測定し、高さ拡大領域の接合部の存在密度、及び高さ拡大領域以外の領域の接合部の存在密度を測定した。その結果を以下の表1に示す。
実施例1における積層シートの製造において、アンビルロール14の設定温度を220℃に高くした。また、第1のロール11の凸部の配置に関し、凸部頂部の面積及び凸部の存在密度を一定にした。これら以外は実施例1と同様にして積層シート及び使い捨ておむつを製造した。このおむつの表面シートの幅方向の両側部域について、擦過の前後での凸部の高さを上述の方法で測定した。尚、接合部の面積は実施例1における高さ拡大領域以外の領域の接合部の面積に一致し、接合部の存在密度は実施例1における高さ拡大領域以外の領域の接合部の存在密度に一致していた。その結果を以下の表1に示す。
2 表面シート
MT 高さ拡大領域
21 肌当接面側シート
22 非肌当接面側シート
23 接合部
23h 剥離によって生じた部位
24 凸部
3 裏面シート
4 吸収体
5 防漏カフ
Claims (6)
- 以下の条件での擦過によって凸部が擦過前よりも高くなる領域を有する凹凸構造のシートを肌当接面に備え、着用者の前後方向に対応する長手方向及び該長手方向と直交する幅方向を有する、吸収性物品であって、
前記シートが、肌当接面側シート及び非肌当接面側シートを含み、該肌当接面側シート及び該非肌当接面側シートが複数の接合部において互いに接合されており、且つ該肌当接面側シートが、該接合部以外の部位において該非肌当接面側シートから該肌当接面側に突出する凸部を多数形成している凸構造を有する積層シートであり、
前記領域においては、前記肌当接面側シートと前記非肌当接面側シートとが前記接合部において前記擦過によって剥離可能になっており、
前記領域において、前記接合部は、1個の接合部内に厚みの異なる部位を有する、吸収性物品。
〔条件〕
コラーゲンフィルム(PRIRO社製EDCOL-R)をイオン交換水に浸漬させた後取り出し、水分を除去して乾燥重量に対して含水率が100~150質量%の湿潤コラーゲンフィルムを作製する。該コラーゲンフィルムに3.0kPaの圧力を加えて前記シートにおける長手方向に沿って10往復させる。 - 前記シートが、前記肌当接面を形成する液透過性の表面シートであり、幅方向の中央に位置する中央部域、該中央部域の幅方向の外側に位置する幅方向両側部域を備え、
前記領域が、前記表面シートの前記両側部域に位置する、請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記シートが、前記肌当接面を形成する液透過性の表面シートであり、前記吸収性物品の着用状態における着用者の背側ウエスト部、腹側ウエスト部に対応する部位を備え、
前記領域が、前記背側ウエスト部に対応する位置に配されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 前記領域においては、前記擦過によって10N/(50mm×30mm)以上のせん断力が加わることで前記肌当接面側シートと前記非肌当接面側シートとが剥離可能になっている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記領域において、前記接合部は、厚み方向断面視において下方に凸の湾曲形状を有ししている、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記領域において、前記接合部は、厚み方向断面視において上方に凸の湾曲形状を有している、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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