JP7186505B2 - ハブ型ブレード - Google Patents
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Description
(1)アルミニウムはニッケルに比べて熱膨張係数が大きいので、ニッケルめっき液内で約40℃~50℃の温度範囲でアルミ台金に形成された電鋳ブレード本体は、常温まで冷却される過程でアルミ台金の収縮に追従することができず、電鋳ブレード本体に圧縮応力が残留し、アルカリエッチングによってブレード本体を露出させると歪やそりが生じる虞れがある。ブレード本体の歪やそりは、ハブ型ブレードの切断の品位を大きく左右し、切断ラインの曲りや製品に欠けが生じさせる可能性があることから出荷することができず不良として廃棄されることから、仕損費が増加して製造コスト増大を招いている。
請求項1に記載の発明は、軸線回りに回転可能に形成され前記軸線方向の一方側にブレード取付面が形成されたハブと、前記ブレード取付面に配置されたブレード本体と、前記ハブと前記ブレード本体の間に配置され前記ハブに前記ブレード本体を装着して接続する接続部と、を備え、前記接続部は、前記ハブ側と前記ブレード本体側に位置される両面に粘着性を有する両面粘着テープにより構成されていることを特徴とする。
その結果、ブレード本体の品質不具合にともなう台金(ハブ)の廃棄がなくなり、製造コストを削減することができる。
また、ブレード本体を常温でハブに装着することにより、ブレード本体に温度履歴に基づく歪やそりがなくなり、ハブ型ブレードの品質を向上することができる。
その結果、高精度なハブ型ブレードを効率的かつ安定して製造することができる。
また、ブレード本体がハブの外縁で急に屈曲されるのが緩和され、ブレード本体が加工対象物と当たった際に、ブレード本体が割れるのが抑制される。
また、ハブとブレード本体とを効率的かつ安定して装着することができる。
その結果、製造にともなうリードタイムが大幅に短縮されるとともに、高精度な試作品を低コストかつ短いリードタイムで製作することができる。
その結果、省資源を実現するとともに製造コストを削減することができる。
また、ブレード本体を常温でハブに装着することにより、ブレード本体に温度履歴に基づく歪やそりが生じるのが抑制されて、ハブ型ブレードの品質を向上することができる。
なお、両面接着テープとしては、両側の面が粘着性を有する両面粘着テープ、一方の面が粘着性を有し他方の面が硬化して接着する接着剤が配置されたもの、基材の両側の面に硬化して接着する接着剤が配置されたものが含まれる。
また、両面粘着テープとは、ハブとブレード本体の間に配置され、ハブ側とブレード本体側の両面に粘着性を有し、この粘着性によってハブとブレード本体とを接続するテープをいい、例えば、粘着性を有していないテープ基材の両面に粘着性を有する樹脂が配置されたもの、粘着性を有する樹脂(以下、粘着性樹脂という)がシート状に形成されることで両側の面に粘着性を有する構成とされたもの等、任意の構成のものが含まれる。
また、接着剤としては、流動性を有する接着樹脂、シート状に形成されたシート状接着樹脂、常温では流動性がなく温度等物理的条件により流動性を有して接着剤として機能するものが含まれる。
また、減衰能が優れているので振動の発生を抑制して安定的に切断することができる。
以下、図1~図3を参照し、本発明の第1実施形態に係るハブ型ブレードについて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るハブ型ブレードの概略構成の一例を説明する斜視図であり、図2は、図1において矢視II-IIで示す断面図であり、図3は拡大した部分断面図である。
図1~3において、符号1はハブ型ブレードを、符号10はアルミハブを、符号20は両面粘着テープ(両面接着テープ)を、符号30はブレード本体を示している。
テープ基材21は、この実施形態では、例えば、厚さ25μmのアルミ箔により構成され、粘着性を有する粘着性接着剤22、23は、導電性粒子を混入したアクリル樹脂により構成されていて、両面粘着テープ20としての厚さ85μmとされている。
また、アルミハブ10とブレード本体30の間の電気抵抗は約4.5とされている。
なお、両面粘着テープ20が導電性を有するかどうかは任意に設定することができる。
金属母材を構成するニッケルを主成分とする合金としては、例えば、ニッケル-リン(Ni-P)、ニッケル-コバルト(Ni-Co)、ニッケル-ボロン(Ni-B)を適用することが好適である。
また、ダイヤモンド超砥粒32は、例えば、金属母材31の表面から約2μm程度露出している。
図4は、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程の概略を説明するフローチャートである。図5は、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程の概略を説明する図であり、ブレード素材を製造する手順の概略を示すフローチャートである。
ハブ型ブレード製造工程は、図4に示すように、例えば、ブレード素材製造工程(S1)と、アルミハブ準備(S2)からハブ型ブレード(S9)を完成するまでの工程とを備えている。
図6A~図6Eは、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程を説明する図である。図6A~図6Eにおいて、符号SUSは、SUS台金(ステンレス鋼台金)を、符号W30はブレード素材を、符号W301、W302はブレード素材の原板を示している。
まず、アルミハブと対応する外径を有するブレード素材を形成するのに適したSUS台金(ステンレス鋼製台金)を準備する(S11)。
図6Aは、第1実施形態に係るブレード素材の原板を製造する際のSUS台金準備の概略を示す概念図である。
SUS台金SUSは、例えば、ステンレス鋼からなる円板により構成されていて、分散めっきによってブレード素材の原板を形成するニッケルめっき形成面S10は、鏡面処理されていることが好適である。
また、SUS台金SUSは、図6Aに示すように、ブレード素材の形状に合わせてニッケルめっきが不要とされる部分にマスキングM1を施すことが好適である。
また、SUS台金SUSの外径は、例えば、SUS台金のニッケルめっき形成面S10に形成されるブレード素材の原板の外周側が厚めに形成されても、ブレード素材をアルミハブに装着して、外径加工、ダイサードレスした後に、ブレード本体の刃厚、歪等がハブ型ブレードの寸法公差内となるように設定されていることが好適である。
次に、SUS台金にダイヤモンドの超砥粒を含有する分散めっきをしてブレード素材の原板を形成する(S12)。
図6Bは、SUS台金SUSのニッケルめっき形成面S10に、分散めっきによってブレード素材の原板が形成された状態の概略構成を示す概念図である。
分散めっき工程では、ダイヤモンドの超砥粒を含有するニッケルめっき液を分散めっき装置(不図示)に貯留して、ニッケルめっき液にSUS台金SUSを配置する。そして、ニッケルめっき液を撹拌しながらSUS台金SUSのめっき形成面S10にニッケルをアノードとして電解めっき法によりニッケルめっきを成長させる。
その結果、図6Bに示すように、ニッケルめっき形成面S10に、ブレード素材の原板W301をなす分散ニッケルめっき層(ダイヤモンド超砥粒が分散されたニッケル層)が形成される。
ブレード素材の原板W301は、SUS台金SUSから剥離した後に、ダイヤモンド含有量、刃厚、そり、外観等を検査する。
なお、ニッケルめっき液に代えて、ダイヤモンドの超砥粒を含有するNi-PやNi-Bめっき液を用いてブレード素材の原板を形成してもよい。また、分散ニッケルめっき層によりブレード素材の原板を形成する場合には熱処理は不要であるが、Ni-PやNi-Bめっき層によりブレード素材の原板を形成する場合には熱処理(例えば、250℃×1hr)が有効である。
また、電解めっき法に代えて、無電解めっき法によりめっき層を形成してもよい。
次いで、SUS台金から剥離したブレード素材の原板においてエッチング処理が不要な部分にマスキングをする(S13)。
図6Cは、エッチング前のマスキングを施したブレード素材の原板の概略を説明する概念図である。
この実施形態では、図6Cに示すように、ニッケルめっき形成面S10側に位置され、ニッケルめっきからなる金属母材31からダイヤモンド超砥粒32が突出することなく表面粗さが小さな鏡面状の平坦面とされた接続面30TにマスキングM2を施す。
次に、マスキングを施したブレード素材の原板をエッチング処理することによりニッケルめっきからなる金属母材からダイヤモンド超砥粒を露出させて目立てをする(S14)。
図6Dは、エッチング処理後のブレード素材の原板W302の概略を説明する概念図である。
エッチング処理は、ブレード素材の原板W301をエッチング装置で逆電解することによりニッケルめっきからなる金属母材31からニッケルを溶解してダイヤモンド超砥粒32を露出させて、ブレード素材の原板W302を形成する。
ブレード素材の原板W302は、図6Dに示すように、ハブ型ブレードにおいてアルミハブ10と反対側に位置される露出面30F及びブレード本体の突き出し部分は、ニッケルめっきからなる金属母材31からダイヤモンド超砥粒32が露出し、両面粘着テープが貼着される接続面30Tは、ダイヤモンド超砥粒32が金属母材31の内部に配置されて表面から突出することなく平坦に形成されている。
次いで、エッチング工程で目立てをしたブレード素材の原板を内径加工してブレード素材を形成する(S15)。
図6Eは、ブレード素材の原板に対する内径加工の概略を説明する概念図である。
ブレード素材の原板W302の内径加工は、図6Eに示すように、内径加工する部位に液体(例えば、水)を供給して冷却しながらレーザビームを照射してブレード素材W302に円形穴30Hを加工して、ブレード素材303を形成する。
なお、内径加工する部位に液体を供給する場合には、例えば、内径加工する部位に噴流液水柱(噴流水柱)Cを形成して、レーザビームLをこの噴流水柱C内で反射させながら加工部位に誘導して、加工部位に照射することが好適であり、そのため、噴流水柱(噴流液柱)Cを可能な限り凹凸の少ない層流としてレーザビームLを噴流水柱C内で全反射させるとより好適である。また、レーザビームLの波長は、例えば、200~700nmとすることが好適である。
なお、水を供給せずにレーザビームを照射してもよいし、レーザビーム加工に代えて放電加工やや研削等、周知の他の加工方法により内径加工してもよい。
品質検査が満足していたらブレード素材W303が完成する。
なお、S11~S16の工程は、一例を示すものであり適宜変更又は省略することが可能である。
まず、アルミハブ10を準備する(S2)。
図7Aは、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程における前処理工程後のアルミハブの概略構成の一例を説明する概念図である。
アルミハブ10は、例えば、アルミニウム合金からなる丸棒を軸線回りに回転させながら切削加工するとともに、個々のアルミハブに切断することにより形成する。
その結果、図7Aに示すようなアルミハブ10が形成される。
次に、アルミハブのブレード取付面に両面粘着テープを貼着するための前処理をして所定の表面粗さにする(S3)。
ブレード取付面11Aに対する前処理としては、例えば、個々のアルミハブ10に切断する際に切断面が所定の表面粗さになるように切断することでアルミハブ準備工程と兼ねることが好適である。なお、ブレード取付面11Aに研磨加工や放電加工を施して所定の表面粗さにしてもよい。
ブレード取付面の表面粗さは、例えば、表面粗さRmax0~20μmが好適である。
ブレード取付面を表面粗さRmax0~20μmとすることにより、両面粘着テープの粘着性接着剤22、23が、ブレード取付面11Aの全面にわたって密着して両面粘着テープの接着能力を充分に発揮するとともに、アルミハブ10やブレード本体30と両面粘着テープ20(20A)の間に切断中に発生する微粒子等が侵入することが効果的に抑制される。
次いで、アルミハブ10のブレード取付面に両面粘着テープを貼着する(S4)。
図7Bは、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程において両面粘着テープが貼着された状態のアルミハブの概略構成を説明する概念図である。
アルミハブ10のブレード取付面11Aに両面粘着テープ20(20A)を貼着する際には、予めアルミハブ10の外径及びブレード素材W30の円形穴30Hと対応するドーナツ形状に形成された両面粘着テープ20(20A)を使用する。そして、例えば、治具によって両面粘着テープ20(20A)の中心をアルミハブ10の回転軸線O1に合わせて貼着する。
その結果、図7Bに示すようなアルミハブ10の軸線O1と両面粘着テープ20(20A)が同軸な中間製品W101が形成される。
次に、アルミハブにブレード素材を貼着する(S5)。
図7Cは、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程においてブレード素材が両面粘着テープによって貼着された状態の中間製品の概略構成を説明する概念図である。
アルミハブ10にブレード素材W30を装着(貼着)する際には、例えば、平坦な定盤上にブレード素材W30を配置し、治具によりアルミハブ10の軸線O1とブレード素材30の円形穴30Hの中心軸O2を合わせながらアルミハブ10をブレード素材30に載置、押圧して両面粘着テープ20(20A)によって貼着、固定する。
その結果、図7Cに示すようなアルミハブ10にブレード素材W30が貼着された中間製品が形成される。
次いで、アルミハブに貼着されたブレード素材を外径加工する(S6)。
図7Dは、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程におけるブレード本体の外形加工の概略を説明する概念図であり、図8は、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程において外径加工工程後の中間製品の概略構成を説明する断面図である。
ブレード素材W30の外径加工は、図7Dに示すように、外径加工する部位に液体(例えば、水)を供給して冷却しながらレーザビームを照射してブレード素材W30の外径を加工する。
なお、加工部位に液体を供給する場合には、例えば、外径加工する部位に噴流液水柱(噴流液柱)Cを形成して、レーザビームLをこの噴流水柱C内で反射させながら加工部位に誘導して照射することが好適であり、そのため、噴流水柱(噴流液柱)Cを可能な限り凹凸の少ない層流としてレーザビームLを噴流水柱C内で全反射させるとより好適である。また、レーザビームLの波長は、例えば、200~700nmとすることが好適である。中間製品W102を外径加工することによって、ブレード素材W30の外周が切断され、図8に示すような中間製品W103が形成される。
なお、水を供給せずにレーザビームを照射してもよいし、レーザビーム加工に代えて放電加工や研削等、周知の他の加工方法によって外径加工してもよい。
次に、外径加工したブレード本体をダイサードレスして目立てする(S7)。
図9は、第1実施形態に係るハブ型ブレード製造工程においてダイサードレス工程後の缶製品の概略構成を説明する断面図である。
ダイサードレス工程におけるブレード本体30の目立ては、例えば、中間製品W103をダイシングマシンにセットしてドレスボードを切断することにより行う。
中間製品W103をダイサードレスすることにより、中間製品W103のブレード本体30が目立てされて、図9に示すような目立部30Cが形成される。
その後、ハブ型ブレードの検査を実施する(S8)。
ハブ型ブレード1の検査は、例えば、シリコンウェーハをダイシングしてカーフ幅を測定する。そのほか、所定の検査を実施して検査規格を満足しているかどうかを検査する。
なお、検査工程において、ブレード本体30のハブ10の外周からの突き出し長さについては省略してもよい。
検査に合格することによりハブ型ブレードが完成する(S9)。
なお、S1~S9の工程は、一例を示すものであり適宜変更又は省略することが可能である。
その結果、高精度なハブ型ブレード1を効率的かつ安定して製造することができる。
その結果、製造にともなうリードタイムが大幅に短縮されるとともに、高精度な試作品を低コストかつ短いリードタイムで製作することができる。
以下、図10、図11を参照し、本発明の第2実施形態に係るハブ型ブレードについて説明する。
図10は、本発明の第2実施形態に係るハブ型ブレードの概略構成の一例を説明する斜視図であり、図1において矢視X-Xで示す断面図である。また、図11は、図10においてXIで示す部分の拡大図である。
図10、図11において、符号1Aはハブ型ブレードを、符号10はアルミハブを、符号20Aは両面粘着テープを、符号30はブレード本体を示している。
また、両面粘着テープ20Aの厚さについては、例えば、厚さ100μm以下が好適であり、厚さ30μm以上50μm以下がより好適である。
以下、図12を参照し、本発明の第3実施形態に係るハブ型ブレードについて説明する。
図12は、第3実施形態に係るハブ型ブレードの概略構成の一例を説明する断面図であり、符号1Bはハブ型ブレードを、符号50は導電部材を示している。
また、導電部材50は、ろう付けやプリントにより形成することが可能であり、ハブ型ブレード1Bが安定して回転されるように、軸線O1に対称に形成されていることが好適である。なお、両面粘着テープ20(20A)の面内に貫通孔(不図示)を形成して、貫通孔を介して導電部材を形成してもよい。その他は、第1実施形態、第2実施形態と同様であるので同じ符号を付して説明を省略する。
また、マグネシウム合金としては、例えば、MB3(Mg-8.4%Al-0.6%Zn-0.25%Mn)、MB5(Mg-3.3%Zn-0.6%Zr)、MB6(Mg-5.5%Zn-0.6%Zr)等が好適であり、ハブ10をマグネシウム又はマグネシウム合金により形成することで、ハブ10の減衰能が向上して、切断時に発生する振動を抑制して対象物を安定的に切断する効果が期待できる。
また、その他の金属材料としては、比強度が純アルミニウム((JIS規格 A1060-O)比強度25.9)以上であることが好適である。
また、ポリカーボネードをはじめとするエンジニアリングプラスチック、繊維強化プラスチック、アクリル樹脂等の汎用プラスチックをはじめとする実用可能な種々の樹脂材料によって形成してもよく、適用可能な範囲で任意に設定することが可能である。また、その他のめっきを施すことが困難な材料によりハブを形成してもよい。
また、両面粘着テープ20(20A)に代えて、いずれか一方の面または両面に接着剤が塗布された両面接着テープを用いてもよい。
また、テープ基材21の材質、粘着性接着剤(粘着性接着樹脂)22、23の材質粘着テープ本体24が導電性物質等、種々の物質を含む構成とされてもよい。
また、電解めっきに代えて、無電解めっき法を適用して分散めっき層を形成してもよい。
10 アルミハブ(ハブ)
11A ブレード取付面
20、20A 両面粘着テープ
21 テープ基材
22 粘着性接着剤(粘着性接着樹脂)
23 粘着性接着剤(粘着性接着樹脂)
24 粘着テープ本体
24A、24B 粘着面
30 ブレード本体
30T 接続面
31 金属母材(ニッケルめっき)
32 ダイヤモンド超砥粒(砥粒)
SUS SUS台金(ステンレス鋼台金)
S10 ニッケルめっき形成面
W30 ブレード素材
W301、W302 ブレード素材の原板
Claims (6)
- 軸線回りに回転可能に形成され前記軸線方向の一方側にブレード取付面が形成されたハブと、
前記ブレード取付面に配置されたブレード本体と、
前記ハブと前記ブレード本体の間に配置され前記ハブに前記ブレード本体を装着して接続する接続部と、
を備え、
前記接続部は、
前記ハブ側と前記ブレード本体側に位置される両面に粘着性を有する両面粘着テープにより構成されていることを特徴とするハブ型ブレード。 - 請求項1に記載のハブ型ブレードであって、
前記両面粘着テープは、
厚さ0.1mm以下に形成されていることを特徴とするハブ型ブレード。 - 請求項1又は2に記載のハブ型ブレードであって、
前記ハブは、
アルミニウム又はアルミニウム合金により形成されていることを特徴とするハブ型ブレード。 - 請求項1又は2に記載のハブ型ブレードであって、
前記ハブは、
マグネシウム又はマグネシウム合金により形成されていることを特徴とするハブ型ブレード。 - 請求項1~4のいずれか一項に記載のハブ型ブレードであって、
前記ブレード本体は、
金属母材と、前記金属母材に分散された砥粒とを備えていることを特徴とするハブ型ブレード。 - 請求項5に記載のハブ型ブレードであって、
前記金属母材は、ニッケル又はニッケル合金からなり、
前記砥粒は、ダイヤモンド超砥粒とされていることを特徴とするハブ型ブレード。
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