JP7186011B2 - 顕微鏡対物レンズ - Google Patents
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Description
1.4≦(Wz(1)-Wz(0))/DOFd≦2.3 (1)
0≦WCRMS(Fiy)≦0.1λd (但し、0≦Fiy≦0.7) (2)
-0.38≦F S /F C ≦0.38(12)
1.4≦(Wz(1)-Wz(0))/DOFd≦2.3 (1)
0≦WCRMS(Fiy)≦0.1λd (但し、0≦Fiy≦0.7) (2)
2.0≦(Wz(1)-Wz(0))/DOFd≦2.3 (1-1)
1.4≦(Wz(1)-Wz(0))/DOFd≦1.7 (1-2)
0≦WFRMS(Fiy)≦0.2λd (但し、0≦Fiy≦0.7) (3)
0≦FCY(Fiy)/DOFd≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (4)
-3≦(FCYC(Fiy)-FCYF(Fiy))/DOFd≦3 (5)
0≦FCY(Fiy)/DOFd≦4 (但し、0.2≦Fiy≦1) (4-1)
-2.0≦(FCYC(Fiy)-FCYF(Fiy))/DOFd≦2.7 (5-1)
0≦FCX(Fiy)/DOFd≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (6)
1≦(FCY(Fiy)+FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2)≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (7)
0≦FCX(Fiy)/DOFd≦3 (但し、0.2≦Fiy≦1) (6-1)
1.5≦(FCY(Fiy)+FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2)≦4.5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (7-1)
-1.1≦MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2)≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (8)
-1.2≦ave(MTFmpeakC(Fiy)-MTFmpeakF(Fiy))/DOFd≦1.2 (但し、0≦Fiy≦0.8) (9)
-1.1≦MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2)≦2.7 (但し、0.2≦Fiy≦1) (8-1)
-1.2≦ave(MTFmpeakC(Fiy)-MTFmpeakF(Fiy))/DOFd≦0.8 (但し、0≦Fiy≦0.8) (9-1)
-1.1≦MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2)≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (10)
-1.1≦MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2)≦3.1 (但し、0.2≦Fiy≦1) (10-1)
-15mm≦R≦-10mm (11)
-14.1mm≦R≦-10.5mm (11-1)
第2レンズ群は、物体側から順に、全体として負の屈折力を有する少なくとも1つのレンズ成分と、接合レンズと、正の屈折力を有する単レンズからなることが望ましい。また、接合レンズは、例えば、正レンズと負レンズからなる2枚接合レンズであることが望ましい。この場合、第2レンズ群は、第1レンズ群から入射した発散光を、軸上色収差、軸外のコマ収差及び非点収差を補正しながら、平行光に変換してから出射することができる。なお、全体として負の屈折力を有する少なくとも1つのレンズ成分は、光線高を上げて開口数を拡大する役割を、主に担っている。また、接合レンズは、軸上色収差を補正する役割を、主に担っている。また、単レンズは、発散光を平行光に変換する役割を、主に担っている。レンズ成分とは、単レンズ、接合レンズを問わず、物点からの光線が通るレンズ面のうち物体側の面と像側の面の2つの面のみが空気(又は浸液)と接する一塊のレンズブロックのことである。
-0.38 ≦ FS/FC ≦ 0.38 (12)
第1レンズ群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた接合レンズ(以降、第1接合レンズと記す。)と、正の屈折力を有する単レンズ(以降、第1単レンズと記す。)と、像側に凹面を向けた接合レンズ(以降、第2接合レンズと記す。)と、を含むことが望ましい。また、第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた接合レンズ(以降、第3接合レンズと記す。)と、正の屈折力を有する単レンズ(以降、第2単レンズと記す。)と、を含むことが望ましい。この場合、第1接合レンズ、第2接合レンズ、第3接合レンズの各々は、正レンズと負レンズを1枚ずつ組み合わせた2枚接合レンズであることが望ましい。
0.31≦NA<1 (13)
2.2≦H/f≦3.3 (14)
0<a/b≦1.2 (15)
対物レンズは、条件式(16)を満たすことが望ましい。
0.43≦(hg2-hg1)/gt1≦1.5 (16)
なお、対物レンズは、いずれかの条件式を単独で用いても、自由に組み合わせて用いてもよく、どのような組み合わせであっても十分な効果を奏する。また、上述した条件式の上限値、下限値をそれぞれ単独に変更して新たな条件式を作成してもよく、その場合であっても、同様に効果を奏する。
図1は、本実施例に係る対物レンズ1の断面図である。対物レンズ1は、乾燥系の顕微鏡対物レンズであり、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2からなる。第1レンズ群G1と第2レンズ群G2は、互いに凹面を向かい合わせに配置されている。
NA=0.16, FN=26.5mm, f=45mm, WD=13.25mm, |β|=4, DOFd=11.46μm, FG1=21.73mm, FG2=56.51mm, FS=26.43mm, FC=-5378.51mm
対物レンズ1
s r d nd νd
1 ∞ 0.17 1.52397 54.41
2 ∞ 13.2458
3 20.4097 3.2684 1.51633 64.14
4 -22.1977 8.0214
5 9.8755 3.0895 1.43875 94.66
6 -10.1728 1.7328 1.51633 64.14
7 7.3477 2.7456
8 -5.7177 2.5231 1.755 52.32
9 36.266 2.9771 1.43875 94.66
10 -8.5226 0.4709
11 -20.1257 1.5608 1.48749 70.23
12 20.4365 3.8973 1.43875 94.66
13 -18.1858 0.3014
14 185.9612 3.5703 1.497 81.54
15 -14.0427
Fiy Wz(Fiy) WCRMS(Fiy) WFRMS(Fiy)
0 0.00 0.007 0.029
0.05 0.00 0.010 0.030
0.1 0.02 0.016 0.034
0.15 0.03 0.023 0.039
0.2 0.06 0.029 0.045
0.25 0.10 0.035 0.052
0.3 0.15 0.040 0.058
0.35 0.20 0.045 0.063
0.4 0.27 0.049 0.068
0.45 0.35 0.052 0.072
0.5 0.45 0.054 0.076
0.55 0.56 0.055 0.079
0.6 0.68 0.055 0.081
0.65 0.82 0.054 0.083
0.7 0.98 0.052 0.085
0.75 1.16
0.8 1.34
0.85 1.54
0.9 1.74
0.95 1.96
1 2.17
(1)(Wz(1)-Wz(0))/DOFd=2.17
(2)Max(WCRMS(Fiy))=0.055
(3)Max(WFRMS(Fiy))=0.085
(4)Min(FCY(Fiy)/DOFd)=0.05
Max(FCY(Fiy)/DOFd)=1.56
(5)Min((FCYC(Fiy)- FCYF(Fiy))/DOFd)=1.04
Max((FCYC(Fiy)- FCYF(Fiy))/DOFd)=2.69
(6)Min(FCX(Fiy)/DOFd)=0.08
Max(FCX(Fiy)/DOFd)=2.45
(7)Min((FCY(Fiy)+ FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2))=1.62
Max((FCY(Fiy)+ FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2))=2.02
(8)Min(MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=1.49
Max(MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=2.07
(9)ave(MTFmpeakC(Fiy)-MTFmpeakF(Fiy))/DOFd=0.74
(10)Min(MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=1.91
Max(MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=2.36
(11)R=-14.0427mm
(12)FS/FC=-0.005
(13)NA=0.16
図3は、本実施例に係る対物レンズ2の断面図である。対物レンズ2は、乾燥系の顕微鏡対物レンズであり、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2からなる。第1レンズ群G1と第2レンズ群G2は、互いに凹面を向かい合わせに配置されている。
NA=0.4, FN=26.5mm, f=18mm, WD=3.71mm, |β|=10, DOFd=1.83μm, FG1=9.92mm, FG2=88.91mm, H=46.8341mm, a=2.0941mm, b=4.4914mm
対物レンズ2
s r d nd νd
1 ∞ 0.17 1.52397 54.41
2 ∞ 3.714
3 -8.3949 4.2261 1.61336 44.49
4 12.2083 3.4815 1.497 81.54
5 -10.5622 0.2018
6 126.8294 2.8128 1.43875 94.66
7 -18.6394 0.2048
8 14.7711 4.4917 1.43875 94.66
9 -18.5105 1.6875
10 12.838 4.8105 1.43875 94.66
11 -9.1271 4.4914 1.51633 64.14
12 7.2585 5.7127
13 -5.2712 2.9004 1.51633 64.14
14 71.5741 4.1702 1.43875 94.66
15 -10.1943 0.2273
16 -195.0855 3.5314 1.43875 94.66
17 -13.7625
Fiy Wz(Fiy) WCRMS(Fiy) WFRMS(Fiy)
0 0.00 0.034 0.067
0.05 0.01 0.034 0.067
0.1 0.03 0.033 0.067
0.15 0.07 0.033 0.067
0.2 0.12 0.032 0.067
0.25 0.19 0.032 0.067
0.3 0.27 0.031 0.067
0.35 0.36 0.030 0.067
0.4 0.46 0.030 0.065
0.45 0.57 0.031 0.064
0.5 0.69 0.034 0.061
0.55 0.81 0.038 0.058
0.6 0.94 0.045 0.053
0.65 1.06 0.055 0.047
0.7 1.19 0.067 0.042
0.75 1.31
0.8 1.45
0.85 1.59
0.9 1.76
0.95 1.93
1 2.12
(1)(Wz(1)-Wz(0))/DOFd=2.12
(2)Max(WCRMS(Fiy))=0.067
(3)Max(WFRMS(Fiy))=0.067
(4)Min(FCY(Fiy)/DOFd)=0.12
Max(FCY(Fiy)/DOFd)=3.26
(5)Min((FCYC(Fiy)- FCYF(Fiy))/DOFd)=-1.93
Max((FCYC(Fiy)- FCYF(Fiy))/DOFd)=0.99
(6)Min(FCX(Fiy)/DOFd)=0.08
Max(FCX(Fiy)/DOFd)=2.20
(7)Min((FCY(Fiy)+ FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2))=2.54
Max((FCY(Fiy)+ FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2))=2.73
(8)Min(MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=1.60
Max(MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=2.69
(9)ave(MTFmpeakC(Fiy)-MTFmpeakF(Fiy))/DOFd=0.46
(10)Min(MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=2.79
Max(MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=3.08
(11)R=-13.7625mm
(13)NA=0.4
(14)H/f=2.6
(15)a/b=0.47
図5は、本実施例に係る対物レンズ3の断面図である。対物レンズ3は、乾燥系の顕微鏡対物レンズであり、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2からなる。第1レンズ群G1と第2レンズ群G2は、互いに凹面を向かい合わせに配置されている。
NA=0.8, FN=26.5mm, f=9mm, WD=1.17mm, |β|=20, DOFd=0.46μm, FG1=5.95mm, FG2=114.85mm, hg1=4.920mm, hg2=6.312mm, gt1=2.4854mm
対物レンズ3
s r d nd νd
1 ∞ 0.17 1.52397 54.41
2 ∞ 1.17
3 -3.1485 5.1142 1.603 65.44
4 -4.9459 0.3439
5 -21.3731 4.0708 1.43875 94.66
6 -7.7412 0.3283
7 23.7065 3.8574 1.43875 94.93
8 -28.081 4.6645
9 38.8862 4.9835 1.43875 94.93
10 -10.6104 1.5 1.63775 42.41
11 20.0426 5.1722 1.43875 94.93
12 -13.3781 0.2448
13 9.85 5.3638 1.43875 94.93
14 -22.0444 1.5 1.63775 42.41
15 7.7482 5
16 -6.1396 2.4854 1.58913 61.14
17 -11.5747 0.1886
18 -19.5016 3.2462 1.738 32.26
19 -10.7423
Fiy Wz(Fiy) WCRMS(Fiy) WFRMS(Fiy)
0 0.00 0.023 0.048
0.05 -0.01 0.023 0.049
0.1 -0.02 0.022 0.051
0.15 -0.04 0.021 0.054
0.2 -0.06 0.021 0.059
0.25 -0.09 0.020 0.064
0.3 -0.12 0.021 0.072
0.35 -0.14 0.023 0.080
0.4 -0.15 0.027 0.089
0.45 -0.16 0.032 0.101
0.5 -0.16 0.040 0.115
0.55 -0.14 0.049 0.130
0.6 -0.10 0.060 0.148
0.65 -0.03 0.073 0.170
0.7 0.06 0.089 0.195
0.75 0.19
0.8 0.34
0.85 0.55
0.9 0.80
0.95 1.09
1 1.44
(1)(Wz(1)-Wz(0))/DOFd=1.44
(2)Max(WCRMS(Fiy))=0.089
(3)Max(WFRMS(Fiy))=0.195
(4)Min(FCY(Fiy)/DOFd)=0.05
Max(FCY(Fiy)/DOFd)=3.61
(5)Min((FCYC(Fiy)- FCYF(Fiy))/DOFd)=-0.53
Max((FCYC(Fiy)- FCYF(Fiy))/DOFd)=0.25
(6)Min(FCX(Fiy)/DOFd)=0.14
Max(FCX(Fiy)/DOFd)=4.80
(7)Min((FCY(Fiy)+ FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2))=2.49
Max((FCY(Fiy)+ FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2))=4.20
(8)Min(MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=-1.10
Max(MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=2.35
(9)ave(MTFmpeakC(Fiy)-MTFmpeakF(Fiy))/DOFd=-1.11
(10)Min(MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=-1.08
Max(MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2))=3.02
(11)R= -10.7423mm
(13)NA=0.8
(16)(hg2-hg1)/gt1=0.56
CL1、CL2、CL3 接合レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L9、L10 レンズ
Claims (9)
- 20倍以下の倍率を有する乾燥系の顕微鏡対物レンズであって、物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
正の屈折力を有する第2レンズ群からなり、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせて配置されていて、
前記顕微鏡対物レンズの前記第2レンズ群は、物体側から順に、
全体として負の屈折力を有する、少なくとも1つのレンズ成分と、
第1接合レンズと、
正の屈折力を有する、単レンズからなり、
前記顕微鏡対物レンズの最も像側のレンズ面において、軸上マージナル光線高さは最大であり、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
1.4≦(Wz(1)-Wz(0))/DOFd≦2.3 (1)
0≦WCRMS(Fiy)≦0.1λd (但し、0≦Fiy≦0.7) (2)
-0.38≦FS/FC≦0.38(12)
ここで、Wzは物体高比に依存する関数であって、前記物体高比におけるd線に対するRMS波面収差が最小となる縦位置であるd線最適位置の関数である。DOFdは前記d線に対する焦点深度である。WCRMSは前記物体高比に依存する関数であって、前記d線最適位置におけるC線に対するRMS波面収差の関数である。Fiyは前記物体高比である。λdは前記d線の波長である。FCを前記第1接合レンズの前記d線に対する焦点距離である。FSを前記単レンズの前記d線に対する焦点距離である。 - 請求項1に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
0≦WFRMS(Fiy)≦0.2λd (但し、0≦Fiy≦0.7) (3)
ここで、WFRMSは前記物体高比に依存する関数であって、前記d線最適位置おけるF線に対するRMS波面収差の関数である。 - 請求項1又は請求項2に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
0≦FCY(Fiy)/DOFd≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (4)
-3≦(FCYC(Fiy)-FCYF(Fiy))/DOFd≦3 (5)
ここで、FCYは前記物体高比に依存する関数であって、メリディオナル面における前記d線に対する像面湾曲の関数である。FCYCは前記物体高比に依存する関数であって、前記メリディオナル面における前記C線に対する像面湾曲の関数である。FCYFは前記物体高比に依存する関数であって、前記メリディオナル面におけるF線に対する像面湾曲の関数である。 - 請求項3に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
0≦FCX(Fiy)/DOFd≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (6)
ここで、FCXは前記物体高比に依存する関数であって、サジタル面における前記d線に対する像面湾曲の関数である。 - 請求項3に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
1≦(FCY(Fiy)+FCX(Fiy))/(2×DOFd×Fiy2)≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (7)
ここで、FCXは前記物体高比に依存する関数であって、サジタル面における前記d線に対する像面湾曲の関数である。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
-1.1≦MTFmpeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2)≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (8)
-1.2≦ave(MTFmpeakC(Fiy)-MTFmpeakF(Fiy))/DOFd≦1.2 (但し、0≦Fiy≦0.8) (9)
ここで、MTFmpeakは前記物体高比に依存する関数であって、メリディオナル面における前記d線に対するMTFが最大となる縦位置の関数である。MTFmpeakCは前記物体高比に依存する関数であって、前記メリディオナル面における前記C線に対するMTFが最大となる縦位置の関数である。MTFmpeakFは前記物体高比に依存する関数であって、前記メリディオナル面におけるF線に対するMTFが最大となる縦位置の関数である。前記d線に対する前記MTF、前記C線に対する前記MTF、及び、前記F線に対する前記MTFは、エアリーディスク半径に対応する空間周波数である基準空間周波数におけるMTFである。aveは平均化関数である。 - 請求項6に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
-1.1≦MTFspeak(Fiy)/(DOFd×Fiy2)≦5 (但し、0.2≦Fiy≦1) (10)
ここで、MTFspeakは前記物体高比に依存する関数であって、サジタル面における前記d線に対するMTFが最大となる縦位置の関数である。前記d線に対する前記MTFは、前記基準空間周波数におけるMTFである。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
前記第2レンズ群は、最も像側に、単レンズである最終レンズを含み、
以下の条件式を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
-15mm≦R≦-10mm (11)
ここで、Rは前記最終レンズの前記像側のレンズ面の曲率半径である。 - 請求項8に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、さらに、
3つ以上の接合レンズを含む
ことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
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