JP5885537B2 - 顕微鏡対物レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡対物レンズに関する。
顕微鏡の分野では、従来から、培養細胞を高解像で観察したいというニーズが存在する。このようなニーズに応えるためには、比較的低い倍率で高い開口数を有する顕微鏡対物レンズが必要である。そのような要件を満たす顕微鏡対物レンズは、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示される対物レンズは、倍率20倍でありながら、開口数0.7と高い開口数を有している。さらに、像面の高い平坦性も実現している。
特開平5−119264号公報
ところで、培養細胞の観察には、通常、カバーガラスやディッシュなど(以降、これらをまとめて単にカバーガラスと記す。)が用いられるが、カバーガラスの厚さは、仕様や製造誤差によりさまざまである。この厚さの違いは、像面における球面収差の変動を引き起こし、ひいては観察性能を低下させる要因となる。このため、カバーガラスの厚さの違いによる球面収差の変動を補正するための補正環を備えた顕微鏡対物レンズが望まれている。
しかしながら、特許文献1に開示される顕微鏡対物レンズを含む従来の低倍高開口数の顕微鏡対物レンズには、補正環を備えたものは存在しない。そもそも低倍高開口数の顕微鏡対物レンズの設計は難易度が高く、補正環を備えた低倍高開口数の顕微鏡対物レンズの設計はさらに難易度が高いためである。
以上のような実情を踏まえ、本発明では、カバーガラスの厚さの違いによる球面収差の変動を補正する機能を備えた、低倍高開口数で収差が良好に補正された顕微鏡対物レンズを提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、顕微鏡対物レンズであって、物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、負のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、からなり、前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群の間で、光軸方向に移動して、カバーガラスの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成され、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせて配置され、NAを前記顕微鏡対物レンズの開口数、Fを前記顕微鏡対物レンズの焦点距離、f1を前記第1レンズ群の焦点距離、f2を前記第2レンズ群の焦点距離とするとき、以下の条件を満たす顕微鏡対物レンズを提供する。
0.65 < NA < 1
1 < f1/F < 2
1 < f2/F < 3
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の顕微鏡対物レンズにおいてf3を前記第3レンズ群の焦点距離とするとき、以下の条件を満たす顕微鏡対物レンズを提供する
1 < |f3/F| < 2.4
本発明の第3の態様は、第1または2の態様に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、前記第1レンズ群は、3枚の単レンズからなり、前記第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズからなる接合レンズと、両凸レンズと、からなり、前記第3レンズ群は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する、正レンズと負レンズからなる接合レンズからなり、前記第4レンズ群は、最も物体側に接合レンズを含み、前記3枚の単レンズのうち物体側から少なくとも2枚の単レンズは、それぞれ、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、f2CE前記第2レンズ群に含まれる前記接合レンズの焦点距離とするとき、以下の条件式を満たす顕微鏡対物レンズを提供する。
5 < |f2CE/F| < 15
本発明の第4の態様は、第3の態様に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、Δdを前記光軸方向への前記第2レンズ群の最大移動量とするとき、以下の条件式を満たす顕微鏡対物レンズを提供する。
0.1 < Δd/F < 0.3
本発明の第5の態様は、顕微鏡対物レンズであって、物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、負のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、からなり、前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群の間で、光軸方向に移動して、カバーガラスの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成され、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせて配置され、NAを前記顕微鏡対物レンズの開口数、Fを前記顕微鏡対物レンズの焦点距離、f1を前記第1レンズ群の焦点距離、f3を前記第3レンズ群の焦点距離とするとき、以下の条件を満たす顕微鏡対物レンズを提供する。
0.65 < NA < 1
1 < f1/F < 2
1 < |f3/F| < 2.4
本発明によれば、カバーガラスの厚さの違いによる球面収差の変動を補正する機能を備えた、低倍高開口数で収差が良好に補正された顕微鏡対物レンズを提供することができる。
本発明の実施例1に係る顕微鏡対物レンズの断面図である。 本発明の実施例1に係る結像レンズの断面図である。 図1に例示される顕微鏡対物レンズと図2に例示される結像レンズを組み合わせて用いた場合の収差図である。 本発明の実施例2に係る顕微鏡対物レンズの断面図である。 図4に例示される顕微鏡対物レンズと図2に例示される結像レンズを組み合わせて用いた場合の収差図である。
まず、本発明の各実施例に係る顕微鏡対物レンズに共通する構成について、図1を参照しながら、説明する。
図1に例示される顕微鏡対物レンズ1は、補正環を備えた乾燥系対物レンズであって、物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、負のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、を含んでいる。第2レンズ群G2は、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3の間で光軸AX方向に移動することにより、カバーガラスCGの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成されている。即ち、顕微鏡対物レンズ1では、第2レンズ群G2がいわゆる補正環機能を実現している。
顕微鏡対物レンズ1は、さらに、以下の条件式を満たすように構成されている。ここで、NAは顕微鏡対物レンズ1の開口数、Fは顕微鏡対物レンズ1の焦点距離、f1は第1レンズ群G1の焦点距離である。
0.65 < NA < 1 ・・・(1)
1 < f1/F < 2 ・・・(2)
条件式(1)は、顕微鏡対物レンズ1の開口数を規定した式である。条件式(1)を満たすことで高い開口数が実現されるため、高解像で培養細胞などの試料を観察することができる。
条件式(1)の下限値を下回ると、開口数が不足し高い解像力が得られない。一方で、顕微鏡対物レンズ1は乾燥系対物レンズであるから、条件式(1)の上限値を上回ることはない。
条件式(2)は、顕微鏡対物レンズ1の焦点距離に対する第1レンズ群G1の焦点距離の比を規定した式である。条件式(2)を満たすことで、第1レンズ群G1内において球面収差が良好に補正される。
条件式(2)の下限値を下回ると、第1レンズ群G1の正のパワーが強くなりすぎるため、第1レンズ群G1での球面収差発生量が大きくなる。また、第1レンズ群G1以降のレンズ群での光線高が低くなるため、像面湾曲の補正が困難となり、像面平坦性を維持できなくなる。このため、広い物体側視野が得られない。一方で、条件式(2)の上限値を上回ると、第1レンズ群G1の正のパワーが弱くなりすぎるため、光線が十分に曲げることができなくなる。このため、物体面からの光線を十分に取り込むことができず、高い物体側開口数を実現することができない。
以上のように構成された顕微鏡対物レンズ1は、主に第1レンズ群G1が比較的正の強いパワーを有することで高い開口数を確保する役割を担い、主に第2レンズ群G2が球面収差補正する役割を担い、且つ、主に第3レンズ群G3と第4レンズ群G4がペッツバール和を抑えて像面湾曲を補正する役割を担っている。また、顕微鏡対物レンズ1は、第2レンズ群G2が光軸AX方向に移動することにより、カバーガラスCGの厚さの違いに起因して球面収差が変動した場合であっても、球面収差を良好に補正することができる。従って、顕微鏡対物レンズ1によれば、低倍で高い開口数を有しながら収差を良好に補正することができる。
次に、本発明の各実施例に係る顕微鏡対物レンズのより好ましい構成について説明する。
第1レンズ群G1は、3枚の単レンズからなり、3枚の単レンズのうち物体側から少なくとも2枚の単レンズは、それぞれ物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであることが望ましい。また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、負レンズと正レンズからなる接合レンズと両凸レンズとから構成されることが望ましい。また、第3レンズ群G3は、正レンズと負レンズからなる接合レンズからなり、その接合レンズは、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有することが望ましい。第4レンズ群G4は、最も物体側に接合レンズを含むことが望ましい。
さらに、本発明の各実施例に係る顕微鏡対物レンズは、以下の条件式を満たすように構成されていることが望ましい。ここで、f2は第2レンズ群G2の焦点距離、f3は第3レンズ群G3の焦点距離、f2CEは第2レンズ群G2に含まれる接合レンズの焦点距離、Δdは光軸AX方向への第2レンズ群G2の最大移動量である。
1 < f2/F < 3 ・・・(3)
1 < |f3/F| < 2.4 ・・・(4)
5 < |f2CE/F| < 15 ・・・(5)
0.1 < Δd/F < 0.3 ・・・(6)
条件式(3)は、顕微鏡対物レンズ1の焦点距離に対する第2レンズ群G2の焦点距離の比を規定した式である。条件式(3)を満たすことで、第2レンズ群G2内において球面収差が良好に補正される。
条件式(3)の下限値を下回ると、第2レンズ群G2の正のパワーが強くなりすぎて、第2レンズ群G2以降のレンズ群での光線高が低くなる。これにより、像面湾曲の補正が困難となり、像面平坦性を維持できなくなる。このため、広い物体側視野が得られない。一方で、条件式(3)の上限値を上回ると、第2レンズ群G2の正のパワーが弱くなりすぎるため、補正環を回して第2レンズ群G2を移動させても、カバーガラスの厚さの変動に起因する球面収差の変動分を補正することができなくなる。
条件式(4)は、顕微鏡対物レンズ1の焦点距離に対する第3レンズ群G3の焦点距離の比を規定した式である。条件式(4)を満たすことで、第3レンズ群G3内において像面湾曲が良好に補正される。
条件式(4)の下限値を下回ると、第3レンズ群G3の負のパワーが強くなりすぎて、大きなコマ収差が発生してしまう。一方で、条件式(4)の上限値を上回ると、第3レンズ群G3の負のパワーが弱くなりすぎるため、像面湾曲の補正が困難となり、像面平坦性を維持できなくなる。このため、広い物体側視野が得られない。
条件式(5)は、顕微鏡対物レンズ1の焦点距離に対する第2レンズ群G2に含まれる接合レンズの焦点距離の比を規定した式である。条件式(5)を満たすことで、第2レンズ群G2内の接合レンズにおいて、カバーガラスCGの厚さの変動に起因する球面収差の変動分が良好に補正される。
条件式(5)の下限値を下回ると、第2レンズ群G2に含まれる接合レンズの正のパワーが強くなりすぎて、接合レンズ以降のレンズ群での光線高が低くなる。これにより、像面湾曲の補正が困難となり、像面平坦性を維持できなくなる。このため、広い物体側視野が得られない。一方で、条件式(5)の上限値を上回ると、接合レンズの正のパワーが弱くなりすぎるため、補正環を回して第2レンズ群G2を移動させても、カバーガラスの厚さの変動に起因する球面収差の変動分を補正することができなくなる。
条件式(6)は、顕微鏡対物レンズ1の焦点距離に対する第2レンズ群G2の最大移動量の比を規定した式である。条件式(6)を満たすことで、第2レンズ群G2内において、カバーガラスCGの厚さの変動に起因する球面収差の変動分が良好に補正される。
条件式(6)の下限値を下回ると、第2レンズ群G2の移動量が小さすぎるため、球面収差及び軸外コマ収差を十分に補正できない。一方で、条件式(6)の上限値を上回ると、第2レンズ群G2の移動量が大きすぎるため、他のレンズ群に許容される空間が狭くなってしまう。これにより、他のレンズ群を構成するレンズの肉厚を十分な厚さにすることができず、レンズの加工に困難となる。また、場合によっては、加工できないレンズ形状となってしまう。
なお、条件式(3)から条件式(6)は、条件式(1)及び条件式(2)と任意に組み合わせてもよい。また、各条件式は、上限値及び下限値のいずれか一方のみで限定しても良い。
図1は、本実施例に係る顕微鏡対物レンズの断面図である。図2は、本実施例に係る結像レンズの断面図である。
図1に例示される顕微鏡対物レンズ1は、補正環を備えた乾燥系対物レンズであって、物体側から、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、負のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、を含んでいる。第2レンズ群G2は、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3の間で光軸AX方向に移動することにより、カバーガラスCGの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成されている。即ち、顕微鏡対物レンズ1では、第2レンズ群G2がいわゆる補正環機能を実現している。
より具体的には、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズであるレンズL1と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるレンズL2と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるレンズL3からなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズであるレンズL4と両凸レンズであるレンズL5の接合レンズCL1と両凸レンズであるレンズL6からなり、補正環を回すことにより、第2レンズ群全体が光軸AX方向に移動するように構成されている。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸レンズであるレンズL7と両凹レンズであるレンズL8の接合レンズCL2からなる。
また、第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズであるL9と物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるL10の接合レンズCL3と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるL11からなる。
なお、図1に例示されるように、物体面OP上にカバーガラスCGが配置されていて、顕微鏡対物レンズ1には、カバーガラスCGを介して、物体面OPからの光が入射する。
図2に例示される結像レンズ2は、物体側から順に、レンズTL1及びレンズTL2からなる接合レンズCTL1と、レンズTL3及びレンズTL4からなる接合レンズCTL2からなる。
以下、本実施例に係る顕微鏡対物レンズ1及び結像レンズ2の各種データについて記載する。
顕微鏡対物レンズ1の焦点距離F、物体側の開口数NA、倍率β、第1レンズ群G1の焦点距離f1、第2レンズ群G2の焦点距離f2、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4、接合レンズCL1の焦点距離f2CE、第2レンズ群の最大移動距離Δdは、以下のとおりである。
F=8.97mm、 NA=0.68、 β=20、
f1=12.26mm、f2=19.11mm、 f3=−19.32mm、
f4=121.94mm、 f2CE=90.75mm、 Δd=1.75mm
また、結像レンズ2の焦点距離Ftは、以下のとおりである。
Ft=180mm
顕微鏡対物レンズ1及び結像レンズ2のレンズデータは、それぞれ以下のとおりである。
顕微鏡対物レンズ1
s r d nd vd
1(物体面)∞ 1 1.59108 30.85
2 ∞ 1.735
3 -4.2735 2.8622 1.7725 49.6
4 -6.25 0.4094
5 -21 2.6973 1.59522 67.74
6 -8.4563 0.2937
7 -351 2.4782 1.43875 94.93
8 -13.5181 da
9 -40.0993 1.6 1.63775 42.41
10 19.9343 5.2392 1.43875 94.93
11 -13.1449 0.3
12 19.8541 4.2024 1.43875 94.93
13 -26.1574 db
14 14.1673 4.7152 1.43875 94.93
15 -16.1909 6.5 1.63775 42.41
16 7.2913 5.7446
17 -5.7 1.3 1.61336 44.49
18 -22.8346 2.2388 1.738 32.26
19 -10.0801 0.35
20 -16.7564 2.2924 1.497 81.54
21 -9.7033
結像レンズ2
s r d nd vd
22 68.7541 7.7321 1.48749 70.2
23 -37.5679 3.4742 1.8061 40.95
24 -102.8477 0.6973
25 84.3099 6.0238 1.834 37.16
26 -50.71 3.0298 1.6445 40.82
27 40.6619
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、ndはd線に対する屈折率を、vdはd線に対するアッベ数を示す。なお、面番号s1は、カバーガラスCGの物体側の面(物体面OP)を示し、面番号s3は、対物レンズ1の最も物体側の面を示している。面番号s21は、顕微鏡対物レンズ1の最も像側の面を示している。面番号s22は、結像レンズ2の第1面(最も物体側の面)を示し、面番号s27は、結像レンズ2の最も像側の面を示している。なお、対物レンズ1と結像レンズ2の間の間隔は、90mmである。
さらに、面番号s8と面番号s9の間の面間隔d8及び面番号s13と面番号s14の間の面間隔d13は、第2レンズ群G2の光軸方向に移動に応じて変化する可変値da、dbである。可変値da、dbは、カバーガラスCGの厚さに応じて補正環を回すことにより調整される。なお、図1では、da=1.4509mm、db=1.688mmの場合の例を示している。
本実施例に係る顕微鏡対物レンズ1は、以下の式(A1)から(A6)で示されるように、条件式(1)から(6)を満たしている。なお、式(A1)から(A6)はそれぞれ条件式(1)から(6)に対応している。
NA=0.68 ・・・(A1)
f1/F=1.37 ・・・(A2)
f2/F=2.13 ・・・(A3)
|f3/F|=2.15 ・・・(A4)
|f2CE/F|=10.12 ・・・(A5)
Δd/F=0.20 ・・・(A6)
図3は、図1に例示される顕微鏡対物レンズと図2に例示される結像レンズを組み合わせて用いた場合の収差図であり、像側の結像面での収差を示している。また、図3(a)には球面収差図が、図3(b)には非点収差図が、図3(c)には歪曲収差図が、図3(d)、図3(e)には、それぞれ像高比0.5、1.0でのコマ収差図が示されている。いずれも収差も良好に補正されていることが示されている。なお、非点収差図中の“M”はメリディオナル成分、“S”はサジタル成分を示している。
図4は、本実施例に係る顕微鏡対物レンズの断面図である。図4に例示される顕微鏡対物レンズ3は、補正環を備えた乾燥系対物レンズであって、物体側から、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、負のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、を含んでいる。第2レンズ群G2は、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3の間で光軸AX方向に移動することにより、カバーガラスCGの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成されている。即ち、顕微鏡対物レンズ3では、第2レンズ群G2がいわゆる補正環機能を実現している。
より具体的には、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズであるレンズL1と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるレンズL2と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるレンズL3からなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズであるレンズL4と両凸レンズであるレンズL5の接合レンズCL1と両凸レンズであるレンズL6からなり、補正環を回すことにより、第2レンズ群全体が光軸AX方向に移動するように構成されている。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸レンズであるレンズL7と両凹レンズであるレンズL8の接合レンズCL2からなる。
また、第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズであるL9と物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるL10の接合レンズCL3と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであるL11からなる。
なお、図4に例示されるように、物体面OP上にカバーガラスCGが配置されていて、顕微鏡対物レンズ3には、カバーガラスCGを介して、物体面OPからの光が入射する。また、実施例1と同様に、本実施例に係る顕微鏡対物レンズ3の像側に、図2に例示される結像レンズ2が配置される。
以下、本実施例に係る顕微鏡対物レンズ3の各種データについて記載する。
顕微鏡対物レンズ3の焦点距離F、物体側の開口数NA、倍率β、第1レンズ群G1の焦点距離f1、第2レンズ群G2の焦点距離f2、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4、接合レンズCL1の焦点距離f2CE、第2レンズ群の最大移動距離Δdは、以下のとおりである。
F=9.01mm、 NA=0.68、 β=20、
f1=14.35mm、f2=18.68mm、 f3=−17.88mm、
f4=105.78mm、 f2CE=70.83mm、 Δd=1.55mm
顕微鏡対物レンズ3のレンズデータは、それぞれ以下のとおりである。
顕微鏡対物レンズ3
s r d nd vd
1(物体面)∞ 1 1.59108 30.85
2 ∞ 1.7487
3 -4.2735 2.792 1.7725 49.6
4 -7.4 0.39
5 -17.6467 2.8901 1.59522 67.74
6 -8 0.3
7 -462 2.5315 1.43875 94.93
8 -11.9558 da
9 182.432 1.6 1.63775 42.41
10 14.6492 5.0755 1.43875 94.93
11 -18.7406 0.3
12 21.0527 4.3134 1.43875 94.93
13 -22.461 db
14 14.1871 4.6023 1.43875 94.93
15 -17.004 6.5 1.63775 42.41
16 6.8533 5.8954
17 -5.7 1.3 1.61336 44.49
18 -21.5416 2.1751 1.738 32.26
19 -10.2762 0.33
20 -17.8073 2.3906 1.497 81.54
21 -9.5225
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、ndはd線に対する屈折率を、vdはd線に対するアッベ数を示す。なお、面番号s1は、カバーガラスCGの物体側の面(物体面OP)を示し、面番号s3は、顕微鏡対物レンズ3の最も物体側の面を示している。面番号s21は、対物レンズ1の最も像側の面を示している。なお、対物レンズ3と結像レンズ2の間の間隔は、90mmである。
さらに、面番号s8と面番号s9の間の面間隔d8及び面番号s13と面番号s14の間の面間隔d13は、第2レンズ群G2の光軸方向に移動に応じて変化する可変値da、dbである。可変値da、dbは、カバーガラスCGの厚さに応じて補正環を回すことにより調整される。なお、図1では、da=1.3713mm、db=1.599mmの場合の例を示している。
本実施例に係る顕微鏡対物レンズ3は、以下の式(B1)から(B6)で示されるように、条件式(1)から(6)を満たしている。なお、式(B1)から(B6)はそれぞれ条件式(1)から(6)に対応している。
NA=0.68 ・・・(B1)
f1/F=1.59 ・・・(B2)
f2/F=2.07 ・・・(B3)
|f3/F|=1.98 ・・・(B4)
|f2CE/F|=7.86 ・・・(B5)
Δd/F=0.17 ・・・(B6)
図5は、図4に例示される顕微鏡対物レンズと図2に例示される結像レンズを組み合わせて用いた場合の収差図であり、像側の結像面での収差を示している。また、図5(a)には球面収差図が、図5(b)には非点収差図が、図5(c)には歪曲収差図が、図5(d)、図5(e)には、それぞれ像高比0.5、1.0でのコマ収差図が示されている。いずれも収差も良好に補正されていることが示されている。なお、非点収差図中の“M”はメリディオナル成分、“S”はサジタル成分を示している。
1、3・・・顕微鏡対物レンズ、2・・・結像レンズ、CG・・・カバーガラス、G1・・・第1レンズ群、G2・・・第2レンズ群、G3・・・第3レンズ群、G4・・・第4レンズ群、L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L9、L10、L11、TL1、TL2、TL3、TL4・・・レンズ、CL1、CL2、CL3、CTL1、CTL2・・・接合レンズ、OP・・・物体面、AX・・・光軸

Claims (5)

  1. 顕微鏡対物レンズであって、物体側から順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    正のパワーを有する第2レンズ群と、
    負のパワーを有する第3レンズ群と、
    正のパワーを有する第4レンズ群と、からなり
    前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群の間で、光軸方向に移動して、カバーガラスの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成され、
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせて配置され、
    NAを前記顕微鏡対物レンズの開口数、Fを前記顕微鏡対物レンズの焦点距離、f1を前記第1レンズ群の焦点距離、f2を前記第2レンズ群の焦点距離とするとき、以下の条件
    0.65 < NA < 1
    1 < f1/F < 2
    1 < f2/F < 3
    を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
  2. 請求項1に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
    f3を前記第3レンズ群の焦点距離とするとき、以下の条
    1 < |f3/F| < 2.4
    を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
  3. 請求項1または2に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
    前記第1レンズ群は、3枚の単レンズからなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズからなる接合レンズと、両凸レンズと、からなり、
    前記第3レンズ群は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する、正レンズと負レンズからなる接合レンズからなり、
    前記第4レンズ群は、最も物体側に接合レンズを含み、
    前記3枚の単レンズのうち物体側から少なくとも2枚の単レンズは、それぞれ、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、
    f2CE前記第2レンズ群に含まれる前記接合レンズの焦点距離とするとき、以下の条件式
    5 < |f2CE/F| < 15
    を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
  4. 請求項3に記載の顕微鏡対物レンズにおいて、
    Δdを前記光軸方向への前記第2レンズ群の最大移動量とするとき、以下の条件式
    0.1 < Δd/F < 0.3
    を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
  5. 顕微鏡対物レンズであって、物体側から順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    正のパワーを有する第2レンズ群と、
    負のパワーを有する第3レンズ群と、
    正のパワーを有する第4レンズ群と、からなり、
    前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群の間で、光軸方向に移動して、カバーガラスの厚さに起因する収差の変動を補正するように構成され、
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせて配置され、
    NAを前記顕微鏡対物レンズの開口数、Fを前記顕微鏡対物レンズの焦点距離、f1を前記第1レンズ群の焦点距離、f3を前記第3レンズ群の焦点距離とするとき、以下の条件
    0.65 < NA < 1
    1 < f1/F < 2
    1 < |f3/F| < 2.4
    を満たすことを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
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