JP7194007B2 - 乾燥系対物レンズ - Google Patents
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0.43 ≦ (hg2-hg1)/gt1 ≦ 0.9 (1)
|d1-d2|/F ≦ 0.2 (2)
1.3 ≦ |rg2/d2| ≦ 2.4 (3)
但し、gt1は前記後群に含まれる最も物体側のレンズ成分の光軸上における厚さ、hg1は前記レンズ成分の最も物体側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さ、hg2は前記レンズ成分の最も像側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さである。d1は前記複数のメニスカスレンズ成分のうちの最も物体側の第1メニスカスレンズ成分の光軸上における厚さ、d2は前記複数のメニスカスレンズ成分のうちの2番目に物体側の第2メニスカスレンズ成分の光軸上における厚さ、Fは前記乾燥系対物レンズの焦点距離である。rg2は前記第2メニスカスレンズ成分の像側のレンズ面の曲率半径である。
本発明の別の態様に係る対物レンズは、30倍以下の倍率を有し、且つ、0.75以上の開口数を有する乾燥系対物レンズであって、物体側から順に、複数のメニスカスレンズ成分からなり、正の屈折力を有する第1レンズ群と、接合レンズを含み、最も物体側に両凸形状のレンズ成分を有し、前記第1レンズ群からの発散光線束を収斂光線束へ変換する、正の屈折力を有する第2レンズ群と、互いに凹面を向けている前群と後群からなり、負の屈折力を有し、前記第2レンズ群からの収斂光線束を平行光線束に変換して出射する第3レンズ群と、からなる。前記前群は、1つのレンズ成分からなり、前記前群と前記後群の境界は、前記乾燥系対物レンズのうち最も像側にある、互いに凹面を向けているレンズ成分の間である。この対物レンズは、以下の条件式を満たす。
0.43 ≦ (hg2-hg1)/gt1 ≦ 0.9 (1)
57.6 ≦ νd1 ≦ 87.3 (5)
ただし、gt1は前記後群に含まれる最も物体側のレンズ成分の光軸上における厚さ、hg1は前記レンズ成分の最も物体側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さ、hg2は前記レンズ成分の最も像側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さである。νd1は前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのd線に対するアッベ数である。
57.6 ≦ νd1 ≦ 87.3 (5)
但し、νd1は前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのd線に対するアッベ数である。
0.43 ≦ (hg2-hg1)/gt1 ≦ 0.9 (1)
0.43 ≦ (hg2-hg1)/gt1 ≦ 0.6 (1-1)
第1レンズ群に含まれる複数のメニスカスレンズ成分の各々は、単レンズであることが望ましい。乾燥系対物レンズにおいて、光線高さが低い第1レンズ群にそれぞれ単レンズからなる複数のメニスカスレンズ成分を含まれることで、色収差の発生を抑えながら、高い開口数を得ることが可能となるからでる。
|d1-d2|/F ≦ 0.2 (2)
1.3 ≦ |rg2/d2| ≦ 2.4 (3)
0.6 ≦ Lf/Lb ≦ 1.6 (4)
57.6 ≦ νd1 ≦ 87.3 (5)
0.440 ≦ Δhg ≦ 0.453 (6)
|d1-d2|/F ≦ 0.18 (2-1)
1.4 ≦ |rg2/d2| ≦ 2.1 (3-1)
0.8 ≦ Lf/Lb ≦ 1.4 (4-1)
58.5 ≦ νd1 ≦ 72.0 (5-1)
0.448 ≦ Δhg ≦ 0.451 (6-1)
図1は、本実施例に係る対物レンズ1の断面図である。対物レンズ1は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる。なお、対物レンズ1は、乾燥系の顕微鏡用対物レンズである。
対物レンズ1
s r d ne νd
0 INF 0.1700 1.52626 54.41
1 INF 1.1700
2 -3.1485 5.1142 1.60520 65.44
3 -4.9459 0.3439
4 -21.3731 4.0708 1.43986 94.66
5 -7.7412 0.3283
6 23.7065 3.8574 1.43985 94.93
7 -28.0810 4.6645
8 38.8862 4.9835 1.43985 94.93
9 -10.6104 1.5000 1.64132 42.41
10 20.0426 5.1722 1.43985 94.93
11 -13.3781 0.2448
12 9.8500 5.3638 1.43985 94.93
13 -22.0444 1.5000 1.64132 42.41
14 7.7482 5.0000
15 -6.1396 2.4854 1.59143 61.14
16 -11.5747 0.1886
17 -19.5016 3.2462 1.74341 32.26
18 -10.7423
(1)(hg2-hg1)/gt1 = 0.560
(2)|d1-d2|/F = 0.116
(3)|rg2/d2| = 1.902
(4)Lf/Lb = 0.863
結像レンズ10
s r d ne νd
1 68.7541 7.7321 1.48915 70.23
2 -37.5679 3.4742 1.81078 40.92
3 -102.8477 0.6973
4 84.3099 6.0238 1.83932 37.16
5 -50.7100 3.0298 1.64824 40.82
6 40.6619
図4は、本実施例に係る対物レンズ2の断面図である。対物レンズ2は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる。なお、対物レンズ2は、乾燥系の顕微鏡用対物レンズである。
β=-20, NAob=0.8, fG1=21.927mm, fG2=18.790mm, fG3=-58.470mm, gt1=2.4852mm, hg1=4.8967mm, hg2=6.2818mm, d1=4.6762mm, d2=3.5581mm, F=8.9970mm, rg2=-6.7957mm, Lf=6.2937mm, Lb=5.8969mm, νd1= 71.3, Δhg= 0.449875
対物レンズ2
s r d ne νd
0 INF 0.1700 1.52626 54.41
1 INF 1.1700
2 -3.1129 4.6762 1.57098 71.30
3 -5.0543 0.2483
4 -10.4984 3.5581 1.49846 81.54
5 -6.7957 0.2485
6 30.0054 4.1552 1.43985 94.93
7 -18.3726 4.5623
8 16.1689 6.4511 1.43985 94.93
9 -13.3141 1.5000 1.64132 42.41
10 13.9146 5.1873 1.43985 94.93
11 -15.4042 0.2440
12 11.4105 4.7937 1.43985 94.93
13 -16.2900 1.5000 1.64132 42.41
14 8.3092 5.0000
15 -6.0703 2.4852 1.59143 61.14
16 -10.8089 0.1893
17 -18.2915 3.2224 1.74341 32.26
18 -10.6176
(1)(hg2-hg1)/gt1 = 0.557
(2)|d1-d2|/F = 0.124
(3)|rg2/d2| = 1.910
(4)Lf/Lb = 0.937
図6は、本実施例に係る対物レンズ3の断面図である。対物レンズ3は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる。なお、対物レンズ3は、乾燥系の顕微鏡用対物レンズである。
β=-20, NAob=0.8, fG1=21.012mm, fG2=18.939mm, fG3=-53.292mm, gt1=2.4864mm, hg1=4.8879mm, hg2=6.2684mm, d1=4.8148mm, d2=3.9975mm, F=8.9970mm, rg2=-7.1646mm, Lf=6.4015mm, Lb=5.9044mm, νd1= 68.3, Δhg= 0.452134
対物レンズ3
s r d ne νd
0 INF 0.1700 1.52626 54.41
1 INF 1.1700
2 -3.2576 4.8148 1.59446 68.30
3 -5.1068 0.2496
4 -10.7156 3.9975 1.49846 81.54
5 -7.1646 0.2502
6 26.9829 3.9849 1.43985 94.93
7 -20.4865 4.7103
8 15.8841 5.8149 1.43985 94.93
9 -13.8407 1.5000 1.64132 42.41
10 13.8407 5.1488 1.43985 94.93
11 -15.8537 0.2446
12 12.2969 4.9015 1.43985 94.93
13 -13.7829 1.5000 1.64132 42.41
14 8.5603 5.0000
15 -6.0580 2.4864 1.59143 61.14
16 -10.6080 0.1901
17 -18.1664 3.2279 1.74341 32.26
18 -10.6108
(1)(hg2-hg1)/gt1 = 0.555
(2)|d1-d2|/F = 0.091
(3)|rg2/d2| = 1.792
(4)Lf/Lb = 0.922
図8は、本実施例に係る対物レンズ4の断面図である。対物レンズ4は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる。なお、対物レンズ4は、乾燥系の顕微鏡用対物レンズである。
β=-20, NAob=0.85, fG1=33.969mm, fG2=16.619mm, fG3=-75.641mm, gt1=2.6098mm, hg1=5.5339mm, hg2=6.6569mm, d1=3.4603mm, d2=3.1935mm, F=8.9988mm, rg2=-5.2556mm, Lf=5.2509mm, Lb=6.9328mm, νd1= 59.0, Δhg= 0.450764
対物レンズ4
s r d ne νd
0 INF 0.1700 1.52626 54.41
1 INF 0.6993
2 -2.8204 3.4603 1.69841 59.00
3 -6.4593 0.2458
4 -9.0625 3.1935 1.59446 68.30
5 -5.2556 0.2469
6 33.4843 2.7596 1.59446 68.30
7 -20.2765 1.7119
8 27.1383 6.0293 1.43985 94.93
9 -11.6092 1.0000 1.64132 42.41
10 15.2557 4.7007 1.43985 94.93
11 -15.2057 0.9421
12 22.7822 1.0000 1.69841 59.00
13 9.9300 5.9691 1.43985 94.93
14 -29.7436 0.2492
15 16.3026 4.1074 1.43985 94.93
16 -67.6000 1.1435 1.64132 42.41
17 10.9614 5.0000
18 -8.3089 2.6098 1.69841 59.00
19 -13.4504 1.3242
20 -21.0854 2.9988 1.74341 32.26
21 -12.7409
(1)(hg2-hg1)/gt1 = 0.430
(2)|d1-d2|/F = 0.030
(3)|rg2/d2| = 1.646
(4)Lf/Lb = 1.320
図10は、本実施例に係る対物レンズ5の断面図である。対物レンズ5は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなる。なお、対物レンズ5は、乾燥系の顕微鏡用対物レンズである。
β=-20, NAob=0.9, fG1=13.205mm, fG2=23.094mm, fG3=-119.1265mm, gt1=4.9471mm, hg1=5.4368mm, hg2=7.5835mm, d1=3.8360mm, d2=4.7280mm, F=8.9986mm, rg2=-6.7319mm, Lf=6.6979mm, Lb=7.1638mm, νd1= 59.0, Δhg= 0.450764
対物レンズ5
s r d ne νd
0 INF 0.1700 1.52626 54.41
1 INF 0.7000
2 -3.2439 3.8360 1.69841 59.00
3 -4.4730 0.2500
4 -8.1816 4.7280 1.69841 59.00
5 -6.7317 0.2500
6 33.2321 7.2559 1.57098 71.30
7 -8.9286 1.0000 1.64132 42.41
8 -18.4167 0.2500
9 95.1016 3.6647 1.43985 94.93
10 -15.1492 1.0000 1.64132 42.41
11 12.4281 6.2785 1.43985 94.93
12 -14.4610 0.7890
13 11.2126 5.2164 1.49846 81.54
14 -27.8000 1.4815 1.64132 42.41
15 8.4946 5.5547
16 -6.6741 0.9979 1.77621 49.60
17 -16.5740 3.9492 1.74341 32.26
18 -9.4344 0.2012
19 -38.5353 2.0155 1.43985 94.93
20 -18.6541
(1)(hg2-hg1)/gt1 = 0.434
(2)|d1-d2|/F = 0.099
(3)|rg2/d2| = 1.424
(4)Lf/Lb = 1.070
10 結像レンズ
CG カバーガラス
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1~L12、TL1~TL4 レンズ
CL1~CL4、CTL1、CTL2 接合レンズ
Claims (14)
- 30倍以下の倍率を有し、且つ、0.75以上の開口数を有する乾燥系対物レンズであって、物体側から順に、
各々が単レンズである複数のメニスカスレンズ成分からなり、正の屈折力を有する第1レンズ群と、
接合レンズを含み、最も物体側に両凸形状のレンズ成分を有し、前記第1レンズ群からの発散光線束を収斂光線束へ変換する、正の屈折力を有する第2レンズ群と、
互いに凹面を向けている前群と後群からなり、負の屈折力を有し、前記第2レンズ群からの収斂光線束を平行光線束に変換して出射する第3レンズ群と、からなり、
前記前群は、1つのレンズ成分からなり、
前記前群と前記後群の境界は、前記乾燥系対物レンズのうち最も像側にある、互いに凹面を向けているレンズ成分の間であり、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.43 ≦ (hg2-hg1)/gt1 ≦ 0.9 (1)
|d1-d2|/F ≦ 0.2 (2)
1.3 ≦ |rg2/d2| ≦ 2.4 (3)
ただし、gt1は前記後群に含まれる最も物体側のレンズ成分の光軸上における厚さ、hg1は前記レンズ成分の最も物体側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さ、hg2は前記レンズ成分の最も像側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さである。d1は前記複数のメニスカスレンズ成分のうちの最も物体側の第1メニスカスレンズ成分の光軸上における厚さ、d2は前記複数のメニスカスレンズ成分のうちの2番目に物体側の第2メニスカスレンズ成分の光軸上における厚さ、Fは前記乾燥系対物レンズの焦点距離である。rg2は前記第2メニスカスレンズ成分の像側のレンズ面の曲率半径である。 - 請求項1に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記後群は、少なくとも2つのレンズ成分を含み、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.6 ≦ Lf/Lb ≦ 1.6 (4)
ただし、Lfは前記前群の全長、Lbは前記後群の全長である。 - 請求項1又は請求項2に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズからなる3枚接合レンズを含む
ことを特徴とする乾燥系対物レンズ。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記第3レンズ群は、ダブルガウスを含む
ことを特徴とする乾燥系対物レンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
57.6 ≦ νd1 ≦ 87.3 (5)
ただし、νd1は前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのd線に対するアッベ数である。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.440 ≦ Δhg ≦ 0.453 (6)
ただし、Δhgは前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのh線の部分分散比である。 - 30倍以下の倍率を有し、且つ、0.75以上の開口数を有する乾燥系対物レンズであって、物体側から順に、
複数のメニスカスレンズ成分からなり、正の屈折力を有する第1レンズ群と、
接合レンズを含み、最も物体側に両凸形状のレンズ成分を有し、前記第1レンズ群からの発散光線束を収斂光線束へ変換する、正の屈折力を有する第2レンズ群と、
互いに凹面を向けている前群と後群からなり、負の屈折力を有し、前記第2レンズ群からの収斂光線束を平行光線束に変換して出射する第3レンズ群と、からなり、
前記前群は、1つのレンズ成分からなり、
前記前群と前記後群の境界は、前記乾燥系対物レンズのうち最も像側にある、互いに凹面を向けているレンズ成分の間であり、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.43 ≦ (hg2-hg1)/gt1 ≦ 0.9 (1)
57.6 ≦ νd1 ≦ 87.3 (5)
ただし、gt1は前記後群に含まれる最も物体側のレンズ成分の光軸上における厚さ、hg1は前記レンズ成分の最も物体側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さ、hg2は前記レンズ成分の最も像側のレンズ面における軸上マージナル光線の高さである。νd1は前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのd線に対するアッベ数である。 - 請求項7に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記複数のメニスカスレンズ成分の各々は、単レンズであり、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
|d1-d2|/F ≦ 0.2 (2)
ただし、d1は前記複数のメニスカスレンズ成分のうちの最も物体側の第1メニスカスレンズ成分の光軸上における厚さ、d2は前記複数のメニスカスレンズ成分のうちの2番目に物体側の第2メニスカスレンズ成分の光軸上における厚さ、Fは前記乾燥系対物レンズの焦点距離である。 - 請求項7又は請求項8に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記後群は、少なくとも2つのレンズ成分を含み、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.6 ≦ Lf/Lb ≦ 1.6 (4)
ただし、Lfは前記前群の全長、Lbは前記後群の全長である。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズからなる3枚接合レンズを含む
ことを特徴とする乾燥系対物レンズ。 - 請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
前記第3レンズ群は、ダブルガウスを含む
ことを特徴とする乾燥系対物レンズ。 - 請求項7乃至請求項11のいずれか1項に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.440 ≦ Δhg ≦ 0.453 (6)
ただし、Δhgは前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのh線の部分分散比である。 - 30倍以下の倍率を有し、且つ、0.75以上の開口数を有する乾燥系対物レンズであって、物体側から順に、
複数のメニスカスレンズ成分からなり、正の屈折力を有する第1レンズ群と、
接合レンズを含み、最も物体側に両凸形状のレンズ成分を有し、前記第1レンズ群からの発散光線束を収斂光線束へ変換する、正の屈折力を有する第2レンズ群と、
互いに凹面を向けている前群と後群からなり、負の屈折力を有し、前記第2レンズ群からの収斂光線束を平行光線束に変換して出射する第3レンズ群と、からなり、
前記前群は、1つのレンズ成分からなり、
前記前群と前記後群の境界は、前記乾燥系対物レンズのうち最も像側にある、互いに凹面を向けているレンズ成分の間であり、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
57.6 ≦ νd1 ≦ 87.3 (5)
ただし、νd1は前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのd線に対するアッベ数である。 - 請求項13に記載の乾燥系対物レンズにおいて、
以下の条件式を満たすことを特徴とする乾燥系対物レンズ。
0.440 ≦ Δhg ≦ 0.453 (6)
ただし、Δhgは前記乾燥系対物レンズに含まれる最も物体側のレンズのh線の部分分散比である。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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