JP7185686B2 - 着脱可能に連結させることができるアクチュエータユニットと流体ユニットとを備えたドージングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、着脱可能に連結させることができるアクチュエータユニットと流体ユニットとを備えたドージングシステムに関する。さらに、本発明は、そのようなドージングシステム用の対応する流体ユニットおよび対応するアクチュエータユニット、ならびにツールなしでドージングシステムのアクチュエータユニットに流体ユニットを着脱可能に連結させる方法に関する。
冒頭に述べたタイプのドージングシステムは、投与される媒体、一般に液状から粘性状のドージング物質(dosing substance)を、非常に広範囲の用途においてターゲットを定めた方法で投与するために使用される。「マイクロドージング技術」と知られるものの多くの用途では、この場合、ドージングシステム自体がターゲット表面に接触することなく、微量の媒体をターゲット表面上に正確に運ぶ必要がある(このタイプの非接触方法は、しばしば「ジェット方式」とも呼ばれる)。この典型的な例は、プリント回路基板または他の電子素子の組み立ての間の接着剤ドット、はんだペーストなどの投与、もしくはLED用の変換材料の適用である。この場合の特定の課題は、媒体を高度に正確に、すなわち、正しい時間に正しい位置で、および正確なドージング量でターゲット表面上に搬送することにある。
これは、ドージングシステムのノズルを介して液滴での送達が行われることで達成され、ここで、液滴のサイズまたは液滴当たりの媒体の量が、構造および制御によって可能な限り正確に前もって決定され得ることで、ノズルの動作が達成される。ここでの好ましい方法は、とりわけインクジェットプリンタでも使用されるような、「インクジェット方式」のタイプでの個々の液滴の吐出である(時に「オープンシステム」とも呼ばれる)。ノズルは、一般に、非常に小さなノズル開口部を有し、その内部または前には、可動閉鎖要素または「吐出要素」が可動式に配されている。この閉鎖要素または吐出要素は、大部分が、微細なタペットなどであり、これは、ノズルの開口部の方向に比較的高速でノズルの内部において前方に押され、その結果として、一滴の媒体が吐出される。このタペットは、液滴を改めて吐出するために再び引き戻される。ほとんどのシステムでは、タペットをさらに閉鎖位置に送ることができ、そこでタペットは、ノズルにおけるノズル開口部のシーリングシートに固定されて隣接し、一時的にドージングシステムを閉鎖するためにそこに留まる。より粘性のあるドージング物質の場合、媒体が一滴も漏れることなく、タペットが戻り位置、すなわちノズルシートから離れた位置に留まることが十分であり得る。さらに別のドージングシステムの場合、短期的にノズルのノズルシートから閉鎖要素を引き戻すことによりノズルが開かれ、その結果として、例えば、重力および/またはノズル内の圧力によって一滴のドージング媒体がノズルから漏れ得る。続いて、閉鎖要素または吐出要素のノズルシートへの移動によってノズルが再び閉じられる。
閉鎖要素または吐出要素、すなわち、例えばタペットの移動は、アクチュエータシステムの助けを得て行われる。このタイプのアクチュエータシステムは、例えば、多数の圧電アクチュエータ素子、1つまたは複数の油圧式、空気圧式および/または電磁式のアクチュエータなどを使用して、様々な方法で実現され得る。アクチュエータシステムのアクチュエータまたはアクチュエータ素子は、実際の構造に応じて、閉鎖要素または吐出要素(すなわち、例えばタペット)上で直接、またはアクチュエータシステムの移動機構を介して間接的に動作し得る。
前述の変形例のすべてにおいて、本発明は、実際の吐出原理、すなわち、ジェット方式、オープンインクジェット方式、または典型的な閉鎖要素の使用とは無関係に、および、アクチュエータシステムの主要構造とは無関係に、使用され得る。
投与される媒体自体は一般に、可能な限り直接に供給チャネルを介してノズルに運ばれて、ノズルの内部に接触するだけであり、ほとんどは閉鎖要素または吐出要素の前部領域、すなわち、例えばタペットの先端のみに接触する。投与中にエラーが発生した場合、これは、既知のマイクロドージングシステムではほとんどの場合において、アクチュエータシステムの問題ではなく、むしろドージングシステムのノズルまたは媒体用の供給ラインなどが何らかの方法でブロックされているか、または媒体の可使時間を超えていることが推測される。この場合、アクチュエータシステムを変更する必要なく、できるだけ迅速に供給ラインとともにノズルを交換することができることが好ましい。また、これは、媒体を交換する場合、別の媒体を使用する前に、まずノズルと供給ラインの媒体を洗浄除去する必要があるため好ましいだろう。
したがって、本発明によるドージングシステムは、冒頭で述べたように、有利には、アクチュエータユニットと流体ユニットに分割され、これらは着脱可能に互いに連結され得る。ここに以下において、流体ユニットとは、媒体を投与するためのノズルおよびノズルへの媒体の供給ラインを含むコンポーネントまたはアセンブリ、すなわち媒体と直接接触するすべての部品、およびさらに、媒体と接触している関連部品を組み立てるために、または前記部品を流体ユニット(流体アセンブリとも呼ばれる)上の位置に保持するために必要とされる要素を指す。以下において、アクチュエータユニットは、閉鎖要素または吐出要素、すなわち例えばノズル内のタペットの駆動を処理するコンポーネントを含むアセンブリを意味すると理解されるべきである。したがって、アクチュエータユニット(アクチュエータアセンブリ、駆動ユニットなどとも呼ばれ得る)は、流体ユニットの可動要素(すなわち、閉鎖要素または吐出要素)を作動させることができるように、特に、1つまたは複数のアクチュエータ素子と、適切な場合には、移動機構とを備えたアクチュエータシステムを含む。さらに、アクチュエータ素子は、アクチュエータユニットのすべての部品を組み立てるための、または前記部品をアクチュエータユニット上の位置に保持するための要素、および適切な場合には、アクチュエータシステムを制御することができるように、制御ユニットおよび/または(適切な場合はさらに)制御ユニット用のインタフェースを含んでもよい。
市場で入手可能な多くのドージングシステムでは、アクチュエータユニットと流体ユニットの間にすでにそのような分離が存在する。しかし、これらは互いにねじで締められなければならないか、または適切なツールを使用して作動させる必要のある他の固定要素によって互いに取り付けられなければならないため、互いに連結させるには比較的扱いくい。欧州特許出願公開第3095521号明細書において、電気ジェットシステムがさらに記載されており、そこでは、フラップ状の支持体を備えた折り畳み機構が、圧電操作式のアクチュエータユニットの下側に配されており、その支持体へと流体ユニットを挿入することができる。その後、この支持体は上方に折り畳まれる。支持体は、折り畳まれた位置でハウジングの外側に固定されており、それによって、流体ユニットとアクチュエータユニットは一緒に押し付けられる。結果として、流体ユニットとアクチュエータユニットのより速い連結がすでに可能となっているが、最初に流体ユニットを折り畳み機構の支持体に位置付ける必要があり、その後、支持体を振り上げて、適切な方法でロックまたは固定しなければならず、まだ比較的扱いにくい。この場合、流体ユニットのアクチュエータユニットへの固定は、流体ユニットとアクチュエータユニットの完全に1つの相対位置でしか行うことができず、これは、流体ユニットに位置付けられている媒体供給部および/または媒体リザーバが常に、アクチュエータユニットに対して同じ位置または側面に配されなければならないこともさらに意味している。ここで、ドージングシステム上の流体ユニットの変更は通常、ドージングシステムが(例えば、最初の組み立ての場合のように)装着する者の前のデスクに置かれているときには行われないが、むしろ多数の追加のドージングシステム、もつれ合った供給ラインのホースとケーブルなどが並んだ、より大きな複合プラントにおける空間的にかなり窮屈な状態で行われることが考慮に入れられなければならない。ここで、様々な側からのドージングシステムへのアクセス性は、常に保証されているわけではなく、そのため、折り畳み機構を備えたドージングシステムの場合でも、流体ユニットの変更が特定の状況下で問題になる場合がある。
本発明の目的は、アクチュエータユニットへの流体ユニットの着脱可能な連結に関する改良されたドージングシステム、これに使用することができる流体ユニット、およびアクチュエータユニット、ならびに流体ユニットをアクチュエータユニットに着脱可能に連結させる方法を特定することにある。
この目的は、請求項1に記載のドージングシステム、請求項16に記載の流体ユニット、請求項17に記載のアクチュエータユニット、および請求項18に記載の方法によって達成される。
本発明によるドージングシステムの場合、流体ユニットまたは流体アセンブリは、上記のように、ノズルおよび可動式に取り付けられた要素(または閉鎖および吐出要素)、例えばタペットを有している。アクチュエータユニットまたはアクチュエータアセンブリは、流体ユニットの可動要素を作動させるためにアクチュエータシステムを有している。本発明によれば、流体ユニットは第1のプラグ連結部を有し、アクチュエータユニットは第2のプラグ連結部を有し、第1および第2のプラグ連結部は、流体ユニットをアクチュエータユニットに連結するために、(仮想または想像の)差し込み軸に沿って互いに差し込まれて、この場合、一体的に互いに連結され得る。すなわち、流体ユニットの第1のプラグ連結部とアクチュエータユニットの第2のプラグ連結部(「対応するプラグ連結部」とも呼ばれ得る)は、互いに差し込まれるだけでなく、プラグ連結部において対応して直接に相互作用する手段を有するこれらのプラグ連結部の特別な構造によって、互いのプラグ連結部への着脱可能な固定が可能となるような方法で相互作用する。この方法で、プラグ連結部は迅速な連結をもたらし、これによって、アクチュエータユニットへの流体ユニット(すなわち、その構成要素、特にノズルおよび可動式に取り付けられている要素と共にある完全な流体アセンブリ)のツールなしの連結、ならびに、対応した、アクチュエータユニットからの流体ユニットのツールなしでの取り外しも可能になる。プラグ連結部の直接の一体的な連結のオプションにより、以下でさらに詳細に説明される、プラグ連結部を連結させるために相互作用する要素の実際の構成に応じた更なる利点が結果としてもたらされる。ここでの「直接の連結」とは、プラグ連結部の相互に差し込まれた状態で互いに相互作用するまたは相互作用することができる、直接のプラグ連結部における相互作用手段を除いて、さらなる固定手段が必要とされないことを意味している。したがって、従来のドージングシステムの場合とは異なり、連結は、例えば、追加でツールの助けを得て流体ユニットおよび/またはアクチュエータユニットへの連結のために取り付けられ、連結を解除するためにツールを使用して再び取り外される、特に再び除去される必要のある、追加のねじまたは他の固定部品の形での、そのような追加の固定要素なしで行われる。好ましくは、差し込み軸は、吐出方向に対して平行に、特に好ましくは同軸に延びており、ここで投与される媒体は、流体ユニットのノズルから吐出されるかまたは漏れる。また、様々な作業ステップで、例えば閉鎖または吐出要素(例えばタペット)などの、媒体と接触している流体ユニットの様々な部品または要素を、アクチュエータユニットに取り付けたり、アクチュエータユニットから再び取り外したりする必要はなく、むしろ2つのアセンブリ自体が単に連結され、再び分離される。
ドージングユニットのアクチュエータユニットへの流体ユニットの着脱可能な連結のための本発明による方法において、本発明による流体ユニットとアクチュエータユニットのプラグ連結部は、(仮想または想像の)差し込み軸に沿って互いに差し込まれ、互いに直接一体的に連結される。流体ユニットがアクチュエータユニットに既に連結されている組み立てられたドージングシステムの場合、第1のプラグ連結部および第2のプラグ連結部は、互いに差し込まれ、前述の通り、有利には、互いに一体的に連結される。
そのようなドージングシステム用の「交換可能な流体ユニット」または「素早く交換できる流体ユニット」とも呼ばれ得る本発明による流体ユニットは、本発明にしたがって、第1のプラグ連結を有し、これは、流体ユニットを、前述のように着脱可能な方法でアクチュエータユニットに連結させるために、(想像の)差し込み軸に沿ってドージングシステムのアクチュエータユニットの第2のプラグ連結部の内へとまたはその上に差し込まれ、一体的に連結され、それによって、アクチュエータユニットまたはアクチュエータアセンブリのアクチュエータシステムは、流体ユニットの可動式に取り付けられた要素を作動させることができる。そうでなければ、流体ユニットは、実質的に任意の望ましいコンポーネントを用いて任意の望ましい方法で、すなわち、上述のように構築され、これは、通常の方法において、媒体を投与するためのノズルと、媒体のための供給ラインと、閉鎖および/または吐出要素(すなわち、例えばタペット)などのノズル内に存在する可動要素と、媒体に直接接触する、または、流体ユニットへのその割り当てが意味をなす更なるコンポーネント、特に、可動式の閉鎖または吐出要素をノズルに取り付けるために使用されるこれらの要素およびコンポーネントとを備える、アセンブリであってもよい。流体ユニットは、好ましくは、それによって流体ユニットに媒体が供給される接続部、例えばホース接続部など、および/または、直接流体ユニットに連結される、または流体ユニットの(交換可能な)部品とも見なされ得る、媒体用のリザーバも備える。
本発明によれば、本発明に従うアクチュエータユニットは第2のプラグ連結部を有し、これは、着脱可能な方法で流体ユニットをアクチュエータユニットに連結するために、(想像の)差し込み軸に沿ってドージングシステムの流体ユニットの第1のプラグ連結部内へとまたはその上に差し込まれることが可能であり、第1のプラグ連結部と一体的に連結され得る。また、このアクチュエータユニットは、他には、必要に応じて構造化させることができ、任意の望ましい機構、または、空気圧および/または電気の、特に電気機械の素子、特には圧電アクチュエータである、機械素子などのアクチュエータ素子を有することができる。アクチュエータユニットは、アクチュエータ素子を制御するための接続部を有するべきであり、適切な場合には、アクチュエータユニット自体も制御装置を備え得る。
本発明のさらなる特に利点のある実施形態および発展は、結果として従属請求項および以下の説明からも生じ、ある分野の請求項も、任意の望ましい他の分野の請求項および説明部分と同様に発展され得、特に様々な例示的な実施形態または変形の個々の特徴も組み合わせて、新規の例示的な実施形態または変形を形成することができる。
特に好ましくは、流体ユニット、特にプラグ連結部、およびアクチュエータユニット、特にその対応するプラグ連結部は、流体ユニットが、差し込み軸を中心にねじれた少なくとも2つの異なる連結位置または回転位置においてアクチュエータユニットに連結され得るような方法で構成される。すなわち、その構成は、差し込み軸に対しての、アクチュエータユニットと流体ユニットの互いに対する様々な連結位置が可能であるような構成である。特に好ましくは、これらの回転位置または連結位置は、少なくとも60°、好ましくは約90°の角度だけ異なる。非常に特に好ましい実施形態では、3つの異なる側からの少なくとも3つの異なる回転位置が存在する。好ましくは、これらの回転位置は、それぞれの場合において互いに約90°ずれ得る。
プラグ連結部の一体的な連結を達成するために、第1のプラグ連結部および第2のプラグ連結部は、それぞれ相互作用する突出部(または隆起部)および/または凹部を有し得る。第1のプラグ連結部および第2のプラグ連結部におけるこれらの突出部および/または一致する凹部は、この場合、プラグ連結部がバヨネット式の閉鎖のように一体的に連結され得るように構成されることが可能であり、プラグ連結部は、最初に差し込み軸に対する第1の回転位置で互いに押し込まれ、その後、第1および第2のプラグ連結部は、ねじらないと再び互いに引き出せない方法で、互いに対して差し込み軸を中心にねじられる。
この場合、以下で説明するように、第1のプラグ連結部と第2のプラグ連結部の両方が、バヨネット式の閉鎖のように相互作用する隆起部を有することが可能である。例えば、第1のプラグ連結部と第2のプラグ連結部上の「歯」のような隆起部は、最初に、差し込み軸に対する第1の回転位置で互いに押し出され、その後、第1のプラグ連結部と第2のプラグ連結部は、歯が互いの後ろ側で係合するような方法で、互いに対して差し込み軸を中心にねじられる。しかし、さらに、一方のプラグ連結部が対応する突出部を有し、他方のプラグ連結部がそれに適合する凹部を有することも可能である。例えば、一方のプラグ連結部の差し込み軸の長手方向に延びる少なくとも1つの第1のチャネルと、プラグ連結部の互いへの差し込みの間にチャネル内で延びるもう一方のプラグ連結部の少なくとも1つの適合する隆起部(例えば歯)と、プラグ連結部を互いに対してねじることによってそこに隆起部を固定するために、第1のチャネルに隣接する、差し込み軸を中心に方位角に延びる、チャネル部分とを有することも可能である。
特に一種のバヨネット式の閉鎖を形成するための、相互作用する突出部および/または凹部により、ツールを使用せずに再び取り外し可能な、2つのプラグ連結部の互いへの確実なツールなしの固定が、さらなる固定を必ずしも必要とすることなく、すでに可能である。
代替的にまたはさらに、ドージングシステムはまた、第1のプラグ連結部および第2のプラグ連結部を相互に差し込まれた位置で互いに押し付けるように構成されている、機構、例えば偏心機構を有し得る。この場合、機構、特に偏心機構は、好ましくは、2つの相互に差し込まれたプラグ連結部を差し込み軸に対して半径方向に互いに押し付けるように構成される。
このタイプの機構、特に偏心機構は、プラグ連結部が、偏心機構による押圧後に遊びのない方法で互いに保持されるという利点を有している。これによって、プラグ連結部の製造の間の許容誤差が大きくなり、生産コストを抑えることができる。
特に好ましくは、第1のプラグ連結部および/または第2のプラグ連結部は、旋削部として製造される。これによって、旋削プロセスでの製造が可能になり、これは、十分に高い精度で実現することができ、この場合では、例えばミリングプロセスよりも安価である。
1つのそのような機構または偏心機構は、プラグ連結部を互いに固定するためだけに使用され得る。しかし、第1および第2のプラグ連結部に存在する突出部および/または凹部との組み合わせ、例えば、機構または偏心機構による追加の固定とバヨネット式の閉鎖の形成との組み合わせが好ましい。
機構または偏心機構は、好ましくは、2つのプラグ連結部のうちの内側のプラグ連結部に作用し、その後、内側のプラグ連結部を2つのプラグ連結部のうちの外側のプラグ連結部の内壁に押し付けるような方法で構成される。
特に好ましくは、機構または偏心機構は、圧力要素、例えば圧力ボールによって、2つのプラグ連結部の少なくとも1つに作用する。そのとき、この圧力ボールは、1つの位置で外側のプラグ連結部の内壁から押し出て、偏心機構または偏心レバーの適合位置で2つのプラグ連結部を互いにクランプするために、内側のプラグ連結部に対して押し付けられることが可能である。内側のプラグ連結部は、その外側に、(例えばドーム状の)圧力要素に適合する少なくとも1つの、好ましくは複数の凹部を有することが可能であり、圧力要素が押し込む適合位置に配されることができる。凹部の数は、例えば考えられ得る回転位置の数に従って選択され得る。
偏心機構の好ましい代替は、そのような圧力要素(例えばここでは圧力ボールも)が、ばねによって恒久的に予圧される機構であろう。そのとき、この圧力ボールは、1地点で、ばね荷重下で外側のプラグ連結部の内壁から少し突出し、内側のプラグ連結部が差し込まれている場合には、その外壁を押す。すなわち、この機構は、対応する圧力要素と圧縮ばねを有している。またこの変形例では、内側のプラグ連結部はこの場合でも、その外側に、適合する位置に配された圧力要素のための、少なくとも1つの、好ましくは複数の適合する(例えばドーム状の)凹部を有することができる。ここでも、凹部の数は、好ましくは、考えられ得る回転位置の数に対応している。
内側のプラグ連結部が外側のプラグ連結部に差し込まれると、圧力要素は、ばね力に逆らって、単純に外側のプラグ連結部の壁に押し戻され、最終的にはプラグ連結部の互いに対する正しい相対位置で凹部のうちの1つに掛止する。この機構は、偏心機構の場合のようにそのような大きなクランプ力を発揮しないが、このためにレバー作動が省かれ得る。機構全体は、より単純な構成である。またこの場合、ばね力により、横方向の予圧が確保され、それによって、構造から十分な遊びが引き出される。
基本的に、アクチュエータユニットの第2のプラグ連結部は、流体ユニットの対応するように適合された第1のプラグ連結部に差し込まれ得る。しかし、特に好ましくは、流体ユニットは、第1のプラグ連結部として接続片の形態で雄プラグ連結部を有する。そのとき、アクチュエータユニットは、それに対応して、第2のプラグ連結部として流体ユニットの接続片のためのマウントの形態で雌プラグ連結部を有する。この好ましい実施形態では、アクチュエータユニットまたはアクチュエータユニット接続片、特に第2のプラグ連結部は、機構または偏心機構を有し得る。そのときに、これは、マウントに配置された流体ユニットの接続片をアクチュエータユニットのマウントの壁に押し付けるように構成され得る。
通常本発明によるドージングシステムを使用して投与されるほとんどの媒体は、粘度の著しい温度依存性を有している。投与のために媒体を十分に液体に保つべく、ドージングシステムは、好ましくは、投与される媒体または流体を加熱するために使用することができる、一体型の加熱装置を有する。
この一体型の加熱装置は、流体ユニットに配置されてもよい。
特に好ましくは、この加熱装置は、媒体用の少なくとも1つの供給チャネル部分および/または少なくとも1つのノズル部分を囲む、加熱ブロックを有する。1つのそのような加熱ブロックは、好ましくは、非常に熱伝導力のある材料、例えば銅などの金属から作られる。対照的に、媒体用の供給チャネル部分またはノズル部分は、好ましくは、それら自体が、投与される媒体に対して可能な限り耐性のある材料、好ましくは高品質の鋼から製造される。
代替的にまたはさらに、アクチュエータユニット、好ましくは第2のプラグ連結部は、加熱装置を有し得る。アクチュエータユニットに連結された流体ユニットの場合、熱はそこから、例えば熱伝導によって流体ユニットの供給チャネル部分および/またはノズル部分に出力され得る。この加熱装置は、例えば、1つまたは複数の加熱ラインまたは加熱回路基板(適切な抵抗器を備えた回路基板)、および適切な場合には、プラグ連結部の内部および/またはプラグ連結部上に配置されている熱測定用のセンサも含むことができる。そのときに、流体ユニットおよびアクチュエータユニットのプラグ連結部は、好ましくは、結果として少なくとも流体ユニットの方向に良好な熱伝導が生じるような方法で互いに連結される。
特に好ましくは、供給チャネル部分および/または少なくともノズル部分は、材料ブロック(「流動性体」とも呼ばれ得る)に着脱可能に、すなわち交換可能に固定される。この場合、供給チャネル部分および/またはノズル部分は、好ましくはクランピングねじを含むクランプ機構によって材料ブロックに固定され得る。
流体ユニットが加熱装置を有しなければならない場合、この材料ブロックは、例えば加熱ブロックとして構成され得る。例えば、それは、特に良好な伝導体である材料から製造され、加熱装置用の熱導体および/またはセンサが配される凹部、例えば穴などを有してもよい。好ましくは、この加熱ブロックは、加熱ブロックが高温状態であっても流体ユニットへ接触できるように、断熱性のフレーム部またはカバーで囲まれる。
加熱装置がアクチュエータユニットに割り当てられる、特にそのプラグ連結部内および/またはプラグ連結部上に配置される場合、および流体ユニットに加熱装置が必要とされない場合、材料ブロックは耐熱性プラスチック(例えばPEEK)から構成されてもよい。結果として、流体ユニット内で加熱される材料が少なくて済み、そのうえ、適切な場合にはさらに、設定点温度により速く到達する可能性がある。さらに、そのときに、耐熱性プラスチックが断熱的に作用し、触れることができるため、加熱された加熱装置の場合、流体ユニットに触れることも、取り外すことも可能である。
さらに、隣接する供給チャネル部分および/またはノズル部分が、円錐状のニップル部によって端部で互いに密接して押し込められて、連続的な供給ラインが形成され、それ故、連続的な材料供給ラインがノズルにもたらされることが好ましい。例えば、クランピングねじは、好ましい変形例で、供給チャネル部分またはノズル部分の、材料ブロックに囲まれた部分の長手方向に延びるねじ軸に沿って材料ブロックにねじ込まれることが可能であり、それ故、供給チャネル部分および/またはノズル部分を、それぞれ軸方向に端部で互いに押し付けるか、または円錐状のニップル部の助けを得て互いに押し込められ得るように構成され得る。
加熱装置は、加熱制御接続によって加熱制御部に接続することができ、それによって、動作中に加熱装置を制御し、好ましくは、媒体を望ましい温度に保つために、加熱装置を望ましい温度(設定点)に調整する。
非常に特に好ましくは、加熱装置、特に流体ユニットおよび/またはアクチュエータユニットは、メモリユニット(例えばEEPROMなど)を備え、そこにデータが保存され、データは、アクチュエータユニットおよび/または流体ユニット、特に加熱装置に割り当てられて、加熱制御部をアクチュエータユニットおよび/または流体ユニットもしくは加熱装置に接続するために、加熱制御部が加熱制御接続部に接続されているときに、加熱制御部に転送されるか、または、加熱制御部から読み出され得る。加熱制御接続部は、例えば、(好ましくは複数の接点とともに)プラグ接続部などを備えることができる。しかし、さらにまたは代替的に、加熱制御接続部はまた、アクチュエータユニットおよび/または流体ユニット、特に加熱装置への加熱制御部の(少なくとも部分的な)無線接続のためのインタフェースを有してもよく、例えば、加熱電流がガルバニック接続により伝達され、加熱制御とアクチュエータユニットおよび/または流体ユニットまたは加熱デバイスとの間で、データ送信が無線で行われる。
特に好ましくは、加熱制御によって加熱装置を制御するための制御パラメータが、メモリユニットに保存され得る。通常、加熱制御部はすなわち、それぞれに接続された加熱装置に対する様々な制御パラメータを必要とするコントローラーを有している。制御特性は、これらの制御パラメータによって決定される。これらは特に、いわゆるPID制御パラメータ(PID=比例積分微分成分)を含み得る。制御パラメータは特に、デバイスに固有なものでもあり、すなわち、流体ユニットごとに異なるものであり得るか、または少なくとも様々なタイプの流体ユニットに対して異なるものであり得る。
(適切な場合には一体型の加熱装置を備えた)流体ユニットが、前述の通り、可能な限り迅速に交換可能である必要があるため、流体ユニットまたは加熱装置に割り当てられた加熱制御に関するデータ、特に上記の制御パラメータの保存は、加熱制御部への自動送信にとって重要である。特に、この特徴は、そのときに流体ユニットとアクチュエータユニットの連結が、上記とは異なる方法で、例えば今までの従来の連結方法によって行われる場合に、より高速な交換にも寄与し得るが、それは、そのときに少なくとも加熱制御部への再プログラミングまたは個別のデータ転送をもはや行う必要がないためであり、それによって、変更プロセスも大幅に加速される。この点で、このデータ保存はまたそれ自体に利点がる。
しかし、流体ユニットおよびアクチュエータユニットが、差し込み軸に沿って互いに差し込まれ、一体的に互いに連結され得る、本発明による迅速なプラグ連結との組み合わせは、特に利点がある。
本発明の場合、各加熱装置および/または流体ユニットに関するデータ、特に制御パラメータは、工場でメモリユニットに保存することができる。適切な場合には、これらは、それぞれ個々の加熱装置および/または流体ユニットに対する試験プロセスで事前に決定され得る。
キャリブレーションデータも、さらなるデータとしてメモリユニットに保存され得る。これらは、例えば、現場での用途で加熱装置のキャリブレーションを実行するために使用されてもよい。キャリブレーション中に、例えば大量のスループットなどで使用するオフセット値が決定され得る。そのうえ、加熱制御部が使用することができる、用途が特定された設定点温度などがメモリユニットに保存されてもよい。
アクチュエータユニットおよび/または流体ユニットおよび/または加熱装置に保存された更なるデータは、特性データ、例えばユニットの識別子、項目指定などであり得る。これらの特性データはまた、例えば、様々な制御パラメータ記録、キャリブレーションデータ記録などが様々な特性データに関して加熱制御部に保存され、その後、加熱制御部がそれぞれのケースでアクセスする場合、間接制御パラメータ、キャリブレーションデータなどとみなされ得る。
前述のように、アクチュエータユニットは、アクチュエータユニットと流体ユニットが互いに適切に連結されている場合に、実際の設計に応じて直接的または間接的に(例えば移動機構によって)流体ユニットの閉鎖または吐出要素(タペットなど)に作用する、1つまたは複数のアクチュエータを備えたアクチュエータシステムを有している。例えば、この連結位置では、アクチュエータシステムの要素、例えば移動機構のレバーなどの接触面は、流体ユニットの可動式に取り付けられた要素または閉鎖および/または吐出要素の接触面を、以下でさらに説明するように、特にばね力に逆らって移動させるために、その接触面に(例えばタペットのタペットヘッド上の接触面に)押し付け得る。
この場合、(流体ユニットが取り付けられている場合に)、その構造は、アクチュエータユニット、すなわち、例えばレバーの接触面が、可動式に取り付けられた要素、すなわち例えばタペットの接触面と恒久的に接触するような構造であり得る。しかし、以下により詳細に説明するように、初期位置または静止位置において、アクチュエータユニットの接触面と流体ユニットの可動式に取り付けられた要素の接触面との間に間隔が存在し、流体ユニットの可動式に取り付けられた要素の移動に際してのみ、接触面が互いに押し付けることも可能であり得る。例えば、アクチュエータユニットのレバーは、下に振れると、最初に特定の経路部分を自由に通過し、そのときにのみ、流体ユニットのタペットの接触面に衝突することができる。
アクチュエータユニットのアクチュエータシステムと流体ユニットに可動式に取り付けられた要素との間の接触は、これらの接触面を介して行われるため、これはアクチュエータユニットと流体ユニットとの間の「分離点」でもあり、流体ユニットは、本発明により、完全な流体アセンブリとして、アクチュエータユニット、および、流体ユニットまたは流体アセンブリのプラグ連結部によって、アクチュエータユニットから迅速に分離され、再びアクチュエータユニットに連結され得る。
好ましくは、ドージングシステムは、第2のプラグ連結部がアクチュエータユニットのさらなるコンポーネントに対して差し込み軸に沿って調整され得るように、または第1のプラグ連結部が流体ユニットのさらなるコンポーネントに対して差し込み軸に沿って調整され得るように構成される。以下でさらに説明するように、第2のプラグ連結部は、特に好ましくは、調整可能にアクチュエータユニットに取り付けられる。結果として、アクチュエータユニット内のアクチュエータシステムに対して、閉鎖または吐出要素、すなわち、例えばタペットの位置を調整することが可能である。このような位置または経路の調整を使用して、タペットの先端および/またはノズルのシーリングシートにおける摩耗を補償することが可能である。
本発明は、例示的な実施形態に基づき添付の図面を参照して以下でさらに詳細にもう一度説明される。この場合、様々な図で同じ構成要素には同じ符号が付与されている。
流体ユニットがアクチュエータユニットに連結されている、本発明によるドージングシステムの実施形態の斜め上方からの斜視外観図を示す。 図1のドージングシステムの正面図を示す。 流体ユニットがアクチュエータユニットから分離されている、図1のドージングシステムのさらなる正面図を示す。 図1~3によるドージングシステムの流体ユニットの斜め上方からの斜視外観図を示す。 図2の連結状態での流体ユニットからアクチュエータユニットの下部までの断面図を示す。 図3の非連結状態での流体ユニットからアクチュエータユニットの下部までのさらなる断面図を示す。 図1~6によるドージングシステムの流体ユニットのプラグ連結部の側面図を示す。 図1~6によるドージングシステムのアクチュエータユニットのプラグ連結部の斜め上方からの斜視図を示す。 図8の断面Eに沿ったプラグ連結部の断面図を示す。 図9の断面線B-Bに沿った図7および図8のプラグ連結部の断面図を示す。 本発明によるドージングシステムの例示的な実施形態の流体ユニットとアクチュエータユニットの考えられ得る連結を、様々な連結位置で上から見た概略図を示す。
ここで、本発明によるドージングシステム100の実際の好ましい例示的な実施形態が、図1~10に基づいて説明される。図1~3は、ここでは様々な視点からのまたは様々な連結状態でのドージングシステム100を示している。
ドージングシステム100は、2つの重要な基本コンポーネントとして、アクチュエータユニット60および流体ユニット10を有している。図1~3および図5~6では、ドージングユニット100はそれぞれの場合における通常位置で例示されており、流体ユニット10は下方からアクチュエータユニット60に連結されている。この位置において、流体ユニット10のノズル20(ノズル開口部21またはノズルボア21を備える、以下でさらに説明する、ノズルインサート18を有する)は底部に配置され、それによって、媒体の液滴は吐出方向Rで下方に吐出される(図2を参照)。底部および上部という用語が以下で使用される限り、この情報はそれ故、常にほとんどがドージングシステム100のそのような通常位置に関連する。しかし、これは、ドージングシステム100が特別な用途で異なる位置においても使用され、液滴が例えば横方向に吐出され得るという事実を除外しない。これはまた、媒体、圧力、正確な構造、および吐出システム全体の制御にも応じて、基本的に可能である。
また図5および図6の断面図に基づいてさらに説明するように、アクチュエータユニット60は、ハウジングブロック80内に互いにほぼ平行に存在する複数のチャンバを有し、すなわち、一方には、少なくとも1つのアクチュエータ91とともにアクチュエータシステム90が中に配置されたアクチュエータチャンバ81を、およびもう一方には、連結状態で、流体ユニット10の可動式の吐出要素30、ここではタペット30が突出作用チャンバ82を有している。アクチュエータチャンバ81から作用チャンバ82内に突出する移動機構92によって、タペット30は、投与される媒体が流体ユニット10によって望ましい時間に望ましい量で吐出されるように、アクチュエータシステム90によって作動される。ここでタペット30は、以下でさらに説明するように、ノズル開口部21を閉鎖し、それ故、閉鎖要素30としても使用される。しかし、媒体の大部分が、ノズル開口部21からのみで吐出され、タペット30が閉鎖方向に移動されるときに、ここでは吐出要素30と呼ばれる。
アクチュエータシステム90を制御するために、アクチュエータシステム90またはアクチュエータ91、本発明の場合ではピエゾ素子スタック91(「ピエゾスタック」とも呼ばれる)は、この目的で制御部(ここでは図示されず)に、電気的にまたは信号技術の点から接続される。この制御部への接続は、端部で適切なアクチュエータシステムの制御接続部96、例えば適切なプラグに接続される、制御ケーブル95によって行われる。アクチュエータユニット60、特にアクチュエータシステムの制御接続部96には、例えば、適切なメモリユニット(例えばEEPROMなど)が提供されることが可能であり、その中で、項目指定などの情報またはアクチュエータユニット60に対する制御パラメータが保存され、その後、アクチュエータユニット60を識別し、それをフィッティング方式で制御するために、制御ユニットによって読み出され得る。制御ケーブル95は、複数の制御ラインおよびデータラインを備え得る。ピエゾ素子の基本的な制御は知られているが、それ以上は取り上げない。ここに例示されているものとは異なり、アクチュエータシステム90が、電気的にではなく、例えば空気圧または油圧で作動される場合、対応する制御ケーブル95は、この目的で必要とされる制御媒体を供給および排出するために、適切なホースなどを備えることもできる。
図5および6にも基づいてさらに説明するように、流体ユニット10は、投与される媒体と接触するすべてのコンポーネント、特に、可動式に吐出要素30またはタペット30が中に取り付けられたノズル20を備えている。したがって、特定の製品寿命後のドージングシステム100の通常の使用の場合に最初に交換されるべきほとんどの摩耗部品も、この流体ユニット10に配置される。特に、この流体ユニット10はまたリザーバ接続部51を備え、それに媒体用の供給ラインが接続され得るか、または例えば、ここでは図1および図2に示すような媒体カートリッジ101の形態の、媒体用のリザーバ101に直接接続され得る。図1および図2に例示するように、媒体をノズル20の方向に搬送するために十分な圧力を媒体上に出力することができるリザーバ圧力接続部102は、ここではリザーバ101の上側に配置される。リザーバ101または媒体カートリッジ101はまた、基本的に流体ユニット10の一部と見なすこともできる。
流体ユニット10全体は、以下により詳細にさらに説明するように、加熱装置40を有しているので、ここでは、流体ユニット10がまた、加熱制御部(ここでは図示されず)への接続のために、端部が加熱制御接続部49に接続されている加熱接続ケーブル46も有する。この加熱接続ケーブル46は、複数のラインを備えてもよく、例えば一方では、ここでのように電気作動式の加熱装置40の場合に加熱装置40に加熱電流を送達するための、1つまたは複数の加熱制御ラインを、および他方では、加熱制御による温度センサの値を要求し、流体ユニット10内の十分に定められた温度を設定することを可能にするための、1つまたは複数の測定ラインを、また適切な場合には、例えばEEPROMにある制御パラメータおよび他の特性データをやりとりするための1つまたは複数の通信回線を備えてもよい。しかし、基本的には、電気作動式の加熱装置の代わりに、高温媒体が供給される加熱装置も使用され得る。この場合、加熱接続ケーブルは、加熱媒体に対応する回線を備える。
図1~3からよく見られるように、ドージングシステム100にはさらにホルダ103が提供され、ホルダ103は、例えばアクチュエータユニット60のハウジングブロック80上に固定され、ホルダ103には、安全のためにリザーバ101がさらに固定され得、望ましい場合には、流体ユニット10が取り付けられた場合であっても、加熱接続ケーブル46がしっかりとクランプされ得る。
図4の斜視平面図および特に図5および図6の断面図でよく見られるように、流体ユニット10は、ここでは、流体ユニット10のさらなるコンポーネントが配されるフレーム部59を有している。フレーム部59は、この場合、特定の接触保護を確保するために、断熱材料、例えば耐熱性プラスチックからなり得る。
アクチュエータユニット60への接続のための流体ユニット10のプラグ連結部11(「第1のプラグ連結部」)は、いずれの場合も図の右側に配置されている。この目的のために、このプラグ連結部11の接続片13を備えた上部は、フレーム部59から上方に突出しており、それによって、以下でより正確に説明するように、差し込み軸Sに沿ってアクチュエータユニット60の対応するプラグ連結部61(以下で「相手方プラグ連結部」61とも呼ばれる「第2のプラグ連結部」61)へと差し込まれ、この相手方プラグ連結部61に連結され得る。
さらに、流体ユニット10のプラグ連結部11のノズル部分16(図7を参照)は、フレーム部59を超えて下向きに伸長し、そこでノズル20の重要な部分を形成する。
図5および図6の断面図でよく見られるように、開いている底部が、微細なノズル開口部21が配置されているノズルインサート18により閉じられている、ノズルチャンバ22が、プラグ連結部11のこの下側のノズル部分16に配置されている。このノズルインサート18は、閉鎖位置においてタペット30のタペット先端がシーリングシート19を押し付けるという点で、プラグ連結部11の内部でタペット30のタペット先端31と相互作用する、ノズル開口部21に向かって先細る円錐状のシーリングシート19と共に、ノズルチャンバ22に面して内側に提供されている。このタペットは、差し込み軸Sと同軸に延びる、プラグ連結部11の長手方向に可動式に取り付けられている。差し込み軸Sは、それ故、タペット30の移動軸または長手軸および液滴の吐出方向Rにも対応している。有利には、プラグ連結部11は追加の旋削部として製造されることが可能であり、(例えば以下にも説明する歯を適用するために)他の技術を使用して、例えばミリングによって、わずかに後処理される必要があるだけであるので、この差し込み軸Sは、同時にプラグ連結部11の回転軸でもある。
ノズル開口部21を備えたノズルインサート18をプラグ連結部11の下側前方の開口部上またはその中に固定するために、プラグ連結部11は、その下側のノズル部16にねじ山17を有しており(図7を参照)、それによって、ノズル側面部分43が、袋ナットのようにねじ込まれ得る(図5および図6を参照)。ここで、このノズル側面部分43は、流体ユニット10の加熱装置40の特に良好な熱伝導体である材料、好ましくは以下でも説明する加熱ブロック42と同じ材料から構成されてもよく、可能な限り最大限に、良好な熱伝導性を有して加熱ブロック42の残りの部分と接触するように構成され得る。
図5および図6にさらに見られるように、タペット30を取り付けるためにタペット30の直径に適合した中央穴を有するタペットシール37が、上方から、すなわち、取り付けられた状態においてアクチュエータユニット60の方向に面する前方開口部から、プラグ連結部11に挿入される。その上にシーリング支持リング36が配置され、続いてタペット軸受部35が上方からねじ込まれ、これは同様にタペット30のための適合した貫通孔を有している。タペット30は、タペット先端31に対向するその上端に、幅広のタペットヘッド32を有し、その自由端面には、アクチュエータシステム90の移動機構92の以下でも説明するレバー93のための接触面33を有している。ここで、ばね34が、タペット軸受35の上向きに伸長するガイド部分上に押し付けられ、そのばねは、タペットヘッド32をタペット軸受部35から軸方向に押し上げ、それ故、タペット先端31もシーリングシート19から離すように押す。すなわち、タペットヘッド32の接触面33への上方からの外部圧力なしで、タペットチップ31は、ばね34の静止位置でノズルインサート18のシーリングシート19から間隔を空けて配置される。
特に図7に見られるように、流体ユニット10のプラグ連結部11は、フレーム部59を超えて上方に突出する部分に複数の部分13、14、15を有し、アクチュエータユニット60の相手方プラグ連結部61に差し込まれ得る。クランプ部分15は、最初に底部でフレーム部59に隣接し、そこに、アクチュエータユニット60内の流体ユニット10の取り付け状態において、追加のクランピングが、アクチュエータユニット60または相手方プラグ連結部61の以下にさらに説明する偏心機構70によって作用する。この目的のために、クランプ部分15は複数の球面キャロット24を有している。その上には、例えば典型的なOリング23であるシール23のための、外周環状溝14が配置されている。このシール23によって、流体ユニット10のプラグ連結部11およびアクチュエータユニット60の相手方プラグ連結部61は、組み立てられた状態で環状に互いにしっかりと密封される。この環状溝14の上方には、バヨネット式連結部分13、歯部分13または接続片13が配置され、その上には、いずれの場合においても、複数の半径方向外向きに延在する突出部12または歯12が端部に配されている。以下にも説明するように、相手方プラグ連結部61の内部で歯12と適合する歯62が、相互作用を開始し、それによりプラグ連結部11、61が本発明に従って一体的に連結され得る。
図5および図6でさらによく見られるように、流体ユニット10のプラグ連結部11が組み立てられた状態で、流体ユニット10のフレーム部59内に位置する中央領域において、ノズルチャンバ22から半径方向斜め上方の外向きに延びる横穴を有している。この穴は、ノズルチャンバ22に、投与される媒体を供給するために使用される。
供給チャネル部分54は、外側でプラグ連結部11のこの穴に隣接し、その自由端に、リザーバインタフェース50が順に接続される。リザーバインタフェース50には、適合するチャネル部分52a、52bを備えたチャネルが配置され、このチャネルは、ノズル20につながる供給チャネル部分54からリザーバ接続部51まで延びている。リザーバ接続部51がここで上方に向けられているため、リザーバ101は、アクチュエータユニット60のハウジングブロック80の長手方向に平行に配され、媒体は重力によりリザーバ101からノズル20の方向にある程度流れ、チャネル部分52a、52bは、互いに角度をなしてリザーバインタフェース50に配されている。すなわち、第1のチャネル部分52aは供給チャネル部分54の延長上に延び、第2のチャネル部分52bは第1のチャネル部分52aからほぼ垂直に上向きにリザーバ接続部51に延びる。リザーバ接続部51は、対応して一致する雌ねじまたは供給接続(図示せず)を備えたリザーバ101の開口部にねじ込むことができるように、外側にねじ山を有している。プラグ連結部11上の供給チャネル部分54と供給チャネル部分54上のリザーバインタフェース50との密封された固定は、ここでは以下でも説明するクランピングねじ55の助けを得てクランピングによって行われる。
ノズルチャンバ22が内部に配置された流体ユニット10のプラグ連結部11および供給チャネル部分54とリザーバインタフェース50も、好ましくは、投与される最も広い範囲の媒体に対して非常に耐性のある材料、ここでは例えば高級鋼から製造される。同じことが、タペットシール37、タペット30自体、およびノズルインサート18にも当てはまる。シーリング支持リング36は適切な耐性材料からなる。したがって、媒体と接触するすべてのコンポーネントは、適度に耐性のある材料から製造される。
投与中に媒体を望ましい温度に保つために、流体ユニット10は、言及したように加熱装置40を有している。これは、重要な要素として比較的固体の加熱ブロック42を備え、それは、ノズルチャンバ22、供給チャネル部分54、およびリザーバインタフェース50の一部を含むプラグ連結部11の領域を、一種のジャケットのように囲むような方法で形作られている。この加熱ブロック42は、熱を特によく伝導する材料、例えば銅または少なくとも1つの銅含有金属から作られている。一方では少なくとも1つの加熱ワイヤ(図示せず)、およびもう一方では少なくとも1つの温度センサ(図示せず)が加熱ブロック42に配置されている。加熱ワイヤは、望ましい強度の電流を加熱ワイヤに通して加熱ブロック42を加熱するために、例えば加熱ワイヤの延長部を形成し得る、加熱接続ケーブル46における加熱制御ライン47に接続されている。温度センサは、加熱ブロック42および媒体の現在の温度を検出するために、加熱接続ケーブル46における温度測定ライン48に接続されている。加熱制御ライン47および温度測定ライン48は、加熱接続ケーブル46を介して既に上述した加熱制御接続部49(加熱プラグ49とも呼ばれる)に導かれ、そこに加熱制御部が接続され得る。加熱制御接続部49では、メモリユニット44、例えばEEPROM44が、好ましくはここで配置され、そこには、流体ユニット10および/または加熱モジュール40を識別するために、および例えば、どの加熱モジュール40がどの加熱回路に接続されているかのチェックを可能にするために、流体ユニット10および特に加熱装置40(加熱モジュール40とも呼ばれる)に関する様々なデータ、例えば、流体ユニット10および/または加熱装置40の識別子、項目指定などが格納され、加熱制御のために読み出される。さらに、加熱制御部における制御ユニットに関する好ましい制御パラメータ、例えばPID制御パラメータがそこに保存される。加熱制御部を加熱制御接続部49に接続するときに、データは、加熱制御部によって自動的にメモリユニット44から読み出され、制御に利用可能である。
加熱ブロック42はまた、ここでリザーバインタフェース50を供給チャネル部分54に互いに固定するため、および供給チャネル部分54を流体ユニット10のプラグ連結部11に固定するためにも使用され得るのと同じ方法で同時に形作られる。この目的のために、ほぼ正方形の凹部45が加熱ブロック42の上部領域に配置され、そこに最初に供給チャネル部分54が挿入され、プラグ連結部11における横方向の半径方向斜めの開口部につながる加熱ブロック42における穴を通ってノズルチャンバに押し込まれ得る。プラグ連結部11におけるこの開口部は、内側から外側に円錐状に先細っているため、対応する形状の円錐形先端を備えた供給チャネル部分54がそこに差し込まれ得る。この供給チャネル部分54は、リザーバインタフェース50に面する後端に、供給チャネル部分54と同じ軸方向に延びるリザーバインタフェース50におけるチャネル部分52aの端部に円錐状のニップル部58を収容するためのさらに内向きに円錐状に先細りする開口部を有している。リザーバインタフェース50は、この目的のために、加熱ブロック42の凹部45にさらに挿入され、その後、円錐状のニップル部58を使用して後方から供給チャネル部分54に押し込まれる。供給チャネル部分54およびそれと同軸に延びるリザーバインタフェース50のチャネル部分52aの連続する軸方向で、既に述べたクランピングねじ55は、その後、プラグ連結部11から離れたチャネル部分52aの後端で加熱ブロック42のクランピングねじ部分41にねじ込まれ得る。このクランピングねじ55のねじ込み方向は同様に、供給チャネル部分54またはリザーバインタフェース50における対応するチャネル部分52aの長手方向と同軸に延びている。供給チャネル部分54に同軸に延びているリザーバインタフェース50のこのチャネル部分52aは、この場合連続するチャネルであり、これは、クランピングねじ55の方向で再び開き、さらに円錐状の内側に斜めに先細りする部分を有し、そこにクランピングねじ55のより先端56が押し込められる。クランピングねじ55がクランピングねじ部分41にねじ込まれる場合、先端56は、クランピングねじ55に面しているリザーバインタフェース50のチャネル部分52aの端部に自動的に押し込まれ、このチャネル部分52aの正面側の端部(円錐状のニップル部58)は、リザーバインタフェース50に面する供給チャネル部分54の端部に順に押し込まれ、その結果として、供給チャネル部分54の先端は、プラグ連結部11における対応する円錐状に先細りする開口部に同時に押し込まれる。したがって、供給ライン全体は、それぞれの場合において、チャネル部分の端部に形成された円錐状のニップル部の互いに対するクランピング中に自動的に密閉される。この目的で必要な圧力を加えるために、クランピングねじ55はねじ頭57を有し、その外側には、ローレット、またはツール用の係合オプション、例えば六角頭および/または六角ソケットが備えられている。
流体ユニット10をアクチュエータユニット60に連結するために、アクチュエータユニット60は、前述のように、相手方プラグ連結部61を有し、これは同様に、図5および図6の断面図でよく見ることができ、さらに図8~10の斜視図および様々な断面でも例示されている。
この相手方プラグ連結部61は、流体ユニット10のプラグ連結部11に面する端部にバヨネット式連結部分63または取り付け部分63(簡潔にはマウント63とも呼ばれる)を有し、そこには、流体ユニット10のプラグ連結部11のバヨネット式連結部分13または歯部分13が、相手方プラグ連結部61の内壁から内側に突出する環状カラー67(またはストッパとして使用されるショルダ部)まで差し込まれ得る。この環状カラー67またはショルダ部67の下の空間には、歯12との相互作用を開始することができる、対応する突出部62または歯62が、相手方プラグ連結部61のこのマウント63の内壁に配置され、流体ユニット10のプラグ連結部11のバヨネット式連結部分13の半径方向外向きに延在している。歯12、62の構造および配置は、この目的のために、プラグ連結部11および相手方プラグ連結部61の互いに対する(差し込み軸Sを中心にした回転軸に対する)少なくとも第1の角度位置または回転位置において、プラグ連結部11、61が互いに差し込まれる場合に歯12、62が互いに通り過ぎるような方法で選択される。この回転位置は、差し込み位置SP1、SP2と呼ばれ得る(図11に基づいて以下で説明する)。その後、2つのプラグ連結部11、61が、互いに対して差し込み軸Sを中心にねじられ得ることで、流体ユニット10のプラグ連結部11の歯12は、相手方プラグ連結部61における内向きに伸長する歯62の背後に係合し、プラグ連結部11が相手方プラグ連結部61から引き戻されることが防がれる。
ここで係合部分64と呼ばれる、相手方プラグ連結部61のさらなる部分は、差し込み軸Sの方向に上向きに延在している。これは2つの半径方向の対向する側に凹部66を有し、その一方の凹部は、以下に説明するように、アクチュエータシステム90の移動機構92のレバー93が、取り付けられた流体ユニット10のタペット30と接触するか、またはそれを作動させることができるように使用される。
そのときに、相手方プラグ連結部61は、その上端に、完全な相手方プラグ連結部61をアクチュエータユニット60のハウジングブロック80内に固定するために使用される、固定部分65を有している。その目的のためには、特に図6が参照される。この固定は、上方からハウジングブロック80を通って差し込み軸Sの方向に延びる止めねじ85によって行われ、この止めねじは、その上端にねじ頭86を有し、ねじ頭86は、ハウジングブロック80から上向きに突出しており、下側のプラグ連結接続部87を介して作用チャンバ82内に突出している。
既に述べたように、ハウジングブロック80は、互いに隣接する様々なチャンバを有し、すなわち、一方では、流体ユニット10に向かって底部が開いている作用チャンバ82を有し、その中に相手方プラグ連結部61が押し込まれてそこで固定され、もう一方では、上部に閉鎖され得るように開く、作用チャンバ82とほぼ平行に存在するアクチュエータチャンバ81を有し、そのアクチュエータチャンバ81において、原則的には、以下で説明するアクチュエータシステム90が、そのアクチュエータ91(ここではピエゾスタック91)と、レバー93を備えた移動機構92と共に配されている。開口部83を介して、レバー93は、アクチュエータチャンバ81から作用チャンバ82内に突出することができ、そこでアクチュエータユニット60に接続された流体ユニット10のタペット30との相互作用を開始することができる(図5を参照)。
この目的のために、止めねじ85は、ハウジングブロック80における対応する穴に通して上方から押し込まれ、ねじ部88は、作用チャンバ82内に突出するプラグ連結接続部分87に押され、そのねじ部は、プラグ連結接続部分87上のねじ山にねじ込まれるナット89を使用して回転固定式に端部で止めねじ85に固定される。すなわち、このねじ部88は、止めねじ85が、例えば、ねじ頭86によって外側からねじられるときに、ねじ部88が回転に巻き込まれるような方法で止めねじ85と係合している。このねじ部88は、相手方プラグ連結部61の固定部分65における雌ねじ69に係合する雄ねじを有している。結果として、アクチュエータユニット60のハウジングブロック80内の相手方プラグ連結部61の位置は、止めねじ85の助けを得て正確に調整することができる。したがって、流体ユニット10に取り付けられたタペット30(これは、プラグ連結部11、61のバヨネット式の閉鎖様の歯によって相手方プラグ連結部61の内側の正確に画定された位置に常に配置されるべきである)の「高さ設定」の調整は、ハウジングブロック80に対して、したがってアクチュエータシステム90の移動機構92に対して、またはレバー93上の接点97に対しても行われ得る。すなわち、タペット30が、ノズル20のシーリングシート19の方向のばね34に逆らって、移動機構92、すなわち、レバー93によってアクチュエータ機構90の画定された初期位置でどの程度押されるかを正確に設定することが可能である。アクチュエータユニット60のハウジングブロック80における2つのシリンダピン61Zにより、相手方プラグ連結部61の高さ調整のためのストッパがかけられる。
制御装置により配線に従ってアクチュエータチャンバ81の長手方向に膨張し、再び収縮し得るピエゾスタック91は、前述したように、ここではアクチュエータチャンバ81に配置される。このピエゾスタック91は、上方からアクチュエータチャンバ81に挿入され得る。ねじ込み動作によって高さを調整することができる、球面キャロット91Kが、その後、上側のスラスト軸受として使用される。これは、アクチュエータチャンバ81のねじ山にねじ込まれ、したがって、アクチュエータシステム90、ここでは特にレバー93のためのピエゾスタック91の正確な調整が可能になる。この場合、ねじ山は、操作による必要な予圧力およびピーク力が吸収され、同時に取り付け中に非常に正確な位置調整が保証され得るような方法で設計され、そのような寸法に形成される。球面キャロット91Kの耐振動性を確実にするために、ねじ山は、4つの皿ビスによってカバー99にねじ止めされ、したがって、操作によるねじれに対して固定される。この球面キャロット91Kは、球面キャロット91Kに適合されたピエゾスタック91の上側のスラストピースを上方から押し付ける。カバー99に対する球面キャロット91Kの位置により、ピエゾスタック91の上側の軸受の位置を正確に画定することができるか、または予圧をピエゾスタック91に加えることができる。底部では、ピエゾスタック91はスラストピースによってレバー93に取り付けられ、スラストピースは、底部が鋭く先細っており、順にアクチュエータチャンバ81の下端でレバー軸受94を支えている。レバー93が、このレバー軸受94によって傾斜軸Kを中心に傾斜され得ることで、レバー93のレバーアームは、開口部83を通って作用チャンバ82内に突出し、そこで凹部66を通って相手方プラグ連結部61の係合部分64内に突出する。レバーアームは、その端部に、アクチュエータユニット60に連結された流体ユニット10のタペット30の方向に面する接触面97を有し、この接触面はタペットヘッド32の接触面33を押す。
この時点で図示された例示的な実施形態において言及されているのは、レバー93の接触面97が、(流体ユニット10が取り付けられている状態において)タペットヘッド32の接触面33と恒久的に接触し、そこで、ばね34がタペットヘッド32を下方からレバー93に押し付けることが規定されていることである。しかし、基本的には、タペット30が媒体に作用する吐出推進力を増大させるために、ばね34の初期位置または静止位置において、タペット30とレバー93との間に間隔が存在し、レバー93が最初に下方へ振れると、特定の経路部分を自由に通過し、そのプロセスで速度を増して、その後、タペット30またはその接触面33に対して高い運動量で衝撃を与えることも可能である。
アクチュエータシステム90のレバーのピエゾ駆動システムのほぼ一定の予圧を可能にするために、それぞれ必要とされる固定部65を介しての設定とは無関係に、端部でタペット30と接触するレバー93は、それ自体のガイドシリンダ98に取り付けられるアクチュエータばね79によって上方に押される。この取り付けによって、止めねじ85による連結状態での流体ユニット10の位置のユーザー側の変化が、アクチュエータばね79の長さの変化につながることはなく、したがって、圧電駆動装置の予圧力の強い変化につながることもない。ガイドシリンダ98は、2つのシリンダピン98Zによってアクチュエータユニット60のハウジングブロック80内のその位置に固定され、それによって、アクチュエータばね79の安定した支えをもたらす。このガイドシリンダ98は、その下側前面に、およそ相手方プラグ連結部61の歯62の高さにおいて貫通穴を有し、その貫通穴は、流体ユニット10のプラグ連結部11に上方からねじ込まれる、タペット軸受35の対応する部分の直径に適合されている。したがって、相互連結した流体ユニット10とアクチュエータユニット60の場合には、流体ユニット10のプラグ連結部11の歯部分13またはバヨネット式連結部分13は、相手方プラグ連結部61の歯部分63またはバヨネット式連結部分63とこのガイドシリンダ98の外壁との間の、差し込み軸Sと同軸に配された環状間隙に配置されている。
アクチュエータユニット60上の流体ユニット10の追加の手動での固定のために、および、特に、プラグ連結部11および相手方プラグ連結部61が、取り付けられた状態で遊びのない方法で互いに連結されるように、相手方プラグ連結部61は、ここでは既に述べた偏心機構70を有している。
この目的のために、プラグ連結部61の片側に、偏心ホルダ76が、バヨネット式連結部分63から半径方向外向きに延在している。これは、相手方プラグ連結部61と一体に形成され得る。しかし、相手方プラグ連結部61が旋削部として製造される場合、この偏心ホルダ76は、有利には、例えば、対応するねじ、連結ピンなどを使用して、相手方プラグ連結部61の外壁上に横方向にフランジ付けされる。例示された典型的な実施形態では、この偏心ホルダ76は、この偏心ホルダ76および偏心機構70のさらなる部分が収容され得る対応する穴および凹部を下部領域に有する、アクチュエータユニット60のハウジングブロック80の下側に沿って半径方向外向きに延在している。
この偏心ホルダ76には差し込み軸Sと平行に延びる貫通穴77が配置され、この貫通穴に偏心シャフト71が挿入され、偏心シャフト71は、偏心ホルダ76の下方および上方の両方に突出している。上側部分には、ばね73が偏心シャフト71に配置され、(相手方プラグ連結部61がアクチュエータユニット60のハウジングブロック80に挿入された状態では)そのばねによって、偏心シャフト71は、ハウジングブロック80から離れた方向に押され、偏心シャフト71の偏心部分72の下側のショルダ部とともに偏心ホルダ76における貫通穴77の適合するカラーに押し付けられる。このばね73によって、相手方プラグ連結部61が、止めねじ85のねじ部88のねじ山において下向きに押され、したがってアクチュエータユニット60に遊びがないように配置されることも確実となる。さらなる部分78が、偏心ホルダ76から下方にこの偏心部分72から延在し、この部分は、図10によく見られるように、偏心シャフト71の長手方向軸に垂直に延びる面で偏心的に形成される偏心部分72の高さで、その長手軸を中心に偏心シャフト71をねじるために、オペレータによって操作され得る偏心レバー74に連結される。ここでは圧力ボール75が、偏心シャフト71に対する貫通穴77と相手方プラグ連結部61のバヨネット式連結部分63の内側領域との間の貫通穴68などに挿入され、その圧力ボールに、この偏心部72が作用する。その後、流体ユニット10のプラグ連結部11が、下方から相手方プラグ連結部61に押し込まれ、望ましい連結位置にあり、そこでバヨネット式様の連結機構の歯が互いに噛み合う場合、オペレータは、単純に偏心レバー74を傾けることによって偏心シャフト71をそれ自体の軸を中心にねじることができ、したがって、圧力ボール75が、プラグ連結部11の外壁へと、すなわち、クランプ部分15の領域における球面キャロット24(図7を参照)のうちの1つの内部へと、比較的高い圧力で貫通孔68から外側に押し付けられるような方法で、偏心部分72をねじることもできる。したがって、プラグ連結部11全体は、圧力ボール75とは反対側の相手方プラグ連結部61の内壁に常に押し付けられており、その結果として、偏心レバー74を締め付けた後に、アクチュエータユニット60の相手方プラグ連結部61に対する流体ユニット10のプラグ連結部11の正確に画定された位置が確かなものとなる。この場合、貫通孔68は、好ましくは、圧力ボール75が相手方プラグ連結部61の取り付け部分63の内部に完全に入ることができないような方法で構成される。
例えば、偏心機構の代わりに使用することができる別の機構(図示せず)では、圧力ボール75は、貫通穴68から少し出て相手方プラグ連結部61の取り付け部分63の内部へと、偏心部分72の代わりに圧縮ばねによって押される。この機構は、そのときにラッチ機構として機能する。プラグ連結部11が相手方プラグ連結部61に差し込まれると、圧力ボール75は、ばね力に逆らって、貫通穴68内に押し戻され、プラグ連結部11の外壁における球面キャロット24のうちの1つに掛止される。
前述の例示的な実施形態から明らかになるように、本発明は、本発明によるドージングシステム100のアクチュエータユニット60への流体ユニット10の連結が様々な側面から可能であるという偉大な発明を提供する。
これは、図11に基づいてもう一度説明され、図11は、差し込み軸Sを中心に、互いに対して様々な位置にねじられた、アクチュエータユニット60および流体ユニット10を、上側から概略的に図示している。例えば、アクチュエータユニット60の相手方プラグ連結部61への流体ユニット10のプラグ連結部11の差し込みは、任意に少なくとも2つの異なる差し込み位置SP1、SP2において差し込み軸Sに沿って行われ得る。例えば、差し込み軸Sを中心とした45度のアクチュエータユニット60に対する流体ユニット10の単純な旋回によって、流体ユニット10はアクチュエータユニット60に対する連結位置KP1、KP2、KP3にもたらされることが可能であり、そこで、歯は互いに後ろ側で掛止され、流体ユニット10のプラグ連結部11は、アクチュエータユニット60の相手方プラグ連結部61からそれ以上引き出されなくなる。図11ではこの場合、3つの考えられ得る連結位置KP1、KP2、KP3が示され、ここで、流体ユニット10は、それぞれの場合に互いに90度ずれた3つの異なる回転位置に配置される。偏心機構70または異なる機構、例えば記載されたラッチ機構によって、望まれるのであればそのときに追加の安全性が達成され得る。
したがって、本発明は、投与設備内がかなり窮屈な状態でも流体ユニット10とアクチュエータユニット60の特に好適且つ迅速な連結を可能にする。最後に、詳細に前述したドージングシステムのコンポーネントが、単なる例示的な実施形態であり、当業者によって広範囲に修正可能であり、その特徴が、本発明の範囲から逸脱することなく再び組み合わされ得ることがもう一度指摘される。例えば、歯の補助得て流体ユニットをアクチュエータユニットに単に連結すること、または偏心機構の補助のみで固定を達成することも可能であろう。そのうえ、アクチュエータユニットは、既に前述したように、流体ユニットの加熱装置に追加して、またはそれに代えて加熱装置を有し得る。これは、例えば、そのプラグ連結部内および/またはその上に配置され得る。その後、流体ユニットの加熱装置を省くことが可能であり、加熱ブロックの代わりに耐熱性プラスチック(例えばPEEK)から作られた材料ブロックを使用してもよい。なお、この材料ブロックは、また一方で、機械的に上述の加熱ブロック42と同じ機能を実行することができ、すなわち、特に、ドージング物質のための連続的な密閉された供給ラインを形成するために、記載される方法で供給チャネル部分53、54および/またはノズル部分16を互いに押し込めるために使用され得る。さらに、本発明はまた、特定の問題が生じていることが理由でこの分野で特に価値があるとしても、マイクロドージング技術だけでなく他のドージング方法でも使用され得る。さらに、不定冠詞「a」または「an」の使用は、関連する特徴が複数回でも存在し得るという考えを排除するものではない。さらに、「ユニット」は、空間的に分散した方法で配されることもある1つまたは複数のコンポーネントで構成され得る。
10 流体ユニット
11 (第1の)プラグ連結部
12 突出部/歯
13 バヨネット式連結部分/歯部分/接続片
14 環状溝
15 クランプ部分
16 ノズル部分
17 ねじ山
18 ノズルインサート
19 シーリングシート
20 ノズル
21 ノズル開口部/ノズル穴
22 ノズルチャンバ
23 シール/Oリング
24 球面キャロット
30 可動要素/吐出要素/タペット
31 タペット先端
32 タペットヘッド
33 接触面
34 ばね
35 タペット軸受部
36 シーリング支持リング
37 タペットシール
40 加熱装置/加熱モジュール
41 クランピングねじ部分
42 加熱ブロック
43 ノズル側面部分
44 メモリユニット/EEPROM
45 凹部
46 加熱接続ケーブル
47 加熱制御ライン
48 温度測定ライン
49 加熱制御接続部/加熱プラグ
50 リザーバインタフェース
51 リザーバ接続部
52a、52b チャネル部分
54 供給チャネル部分
55 クランピングねじ
56 先端
57 ねじ頭
58 円錐状のニップル部
59 フレーム部
60 アクチュエータユニット
61 (第2の)プラグ連結部/相手方プラグ連結部
61Z シリンダピン
62 突出部/歯
63 バヨネット式連結部分/取り付け部分/マウント
64 係合部分
65 固定部分
66 凹部
67 カラー/ショルダ部
68 貫通穴
69 雌ねじ
70 偏心機構
71 偏心シャフト
72 偏心部分
73 ばね
74 偏心レバー
75 圧力ボール
76 偏心ホルダ
77 貫通穴
78 部分
79 アクチュエータばね
80 ハウジングブロック
81 アクチュエータチャンバ
82 作用チャンバ
83 開口部
85 止めねじ
86 ねじ頭
87 プラグ連結接続部分
88 ねじ部
89 ナット
90 アクチュエータシステム
91 アクチュエータ/ピエゾ素子スタック/ピエゾスタック
91K ピエゾ封止
92 移動機構
93 レバー
94 レバー軸受
95 制御ケーブル
96 アクチュエータシステム制御接続部
97 接触面
98 ガイドシリンダ
98Z シリンダピン
99 カバー
100 ドージングシステム
101 リザーバ/媒体カートリッジ
102 リザーバ圧力接続部
103 ホルダ
K 傾斜軸
KP1、KP2、KP3 連結位置
E 吐出方向
S 差し込み軸
SP1、SP2 差し込み位置

Claims (18)

  1. 着脱可能に連結させることができるアクチュエータユニット(60)と流体ユニット(10)とを備えるドージングシステム(100)であって、
    前記流体ユニット(10)が、ノズル(20)および可動式に取り付けられた要素(30)を有し、
    前記アクチュエータユニット(60)が、前記流体ユニット(10)の可動の前記要素(30)を作動させるためのアクチュエータシステム(90)を有し、
    前記流体ユニット(10)が第1のプラグ連結部(11)を有し、
    前記アクチュエータユニット(60)が第2のプラグ連結部(61)を有し、
    前記第1のプラグ連結部(11)および前記第2のプラグ連結部(61)は、前記流体ユニット(10)を前記アクチュエータユニット(60)に連結するために、差し込み軸(S)に沿って互いに差し込まれて、互いに一体的に連結されることが可能であ
    前記ドージングシステム(100)が、前記第1のプラグ連結部(11)および前記第2のプラグ連結部(61)を、相互に差し込まれた位置において、互いに押し付けるように構成されている機構(71)を有している、
    ドージングシステム(100)。
  2. 前記アクチュエータユニット(60)および前記流体ユニット(10)は、前記流体ユニット(10)が、前記差し込み軸(S)を中心にした少なくとも2つの異なる回転位置(KP1、KP2、KP3)において前記アクチュエータユニット(60)に連結されることが可能な方法で構成されている、請求項1に記載のドージングシステム。
  3. 前記第1のプラグ連結部(11)および前記第2のプラグ連結部(61)が、相互作用する突出部(12、62)および/または凹部を有している、請求項1または2に記載のドージングシステム。
  4. 前記機構(71)は、前記第1のプラグ連結部(11)および前記第2のプラグ連結部(61)を、相互に差し込まれた位置において、前記差し込み軸(S)に対して半径方向に互いに押し付けるように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  5. 記機構(71)が、2つのプラグ連結部(11、61)のうちの内側のプラグ連結部(11)に作用し、前記内側のプラグ連結部(11)を2つのプラグ連結部(11、61)のうちの外側のプラグ連結部(61)の内壁に押し付ける、請求項1~4のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  6. 記機構(71)が、圧力要素(75)によって前記2つのプラグ連結部(11、61)の少なくとも1つに作用する、請求項1~5のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  7. 前記機構(71)が偏心機構である請求項1~6のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  8. 前記流体ユニット(10)が、第1のプラグ連結部(11)として接続片(13)を有し、前記アクチュエータユニット(60)が、第2のプラグ連結部(61)として前記流体ユニット(10)の前記接続片(13)のためのマウント(63)を有している、請求項1~のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  9. 前記流体ユニット(10)が、供給チャネル部分(53、54)および/または少なくとも1つのノズル部分(16)を囲む加熱ブロック(42)を備えた加熱装置(40)を有し、および/または
    前記第2のプラグ連結部(61)が、流体ユニット(10)が前記アクチュエータユニット(60)に連結されている場合に、熱を前記流体ユニット(10)の前記供給チャネル部分(53、54)および/または前記ノズル部分(16)に出力する加熱装置を有している、請求項1~のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  10. 前記供給チャネル部分(53、54)および/または少なくとも前記ノズル部分(16)が、着脱可能に、材料ブロックに固定されている、請求項に記載のドージングシステム。
  11. 前記供給チャネル部分(53、54)および/または前記ノズル部分(16)が、クランピングねじ(55)によって前記材料ブロックに固定され、および/または
    隣接する供給チャネル部分(53、54)および/またはノズル部分(16)が、円錐状のニップル部(58)によって端部で互いに押し込まれ、連続的な供給ラインが形成される、請求項10に記載のドージングシステム。
  12. 前記材料ブロックが前記加熱ブロック(42)である、請求項10または11に記載のドージングシステム。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載の、着脱可能に連結させることができるアクチュエータユニット(60)と流体ユニット(10)とを備えるドージングシステムであって、
    前記アクチュエータユニット(60)および/または前記流体ユニット(10)が、加熱装置(40)と、加熱制御部およびメモリユニット(44)に接続するための加熱制御接続部(49)とを備え、
    前記メモリユニット(44)には、前記アクチュエータユニット(60)および/または前記加熱装置(40)に割り当てられた加熱制御用のデータであって、加熱制御によって前記加熱装置(40)を制御するための制御パラメータが保存される、
    ドージングシステム。
  14. 前記第2のプラグ連結部(61)が、前記アクチュエータユニット(60)のさらなるコンポーネントに対して前記差し込み軸(S)に沿って調整されることが可能であり、
    および/または
    前記第1のプラグ連結部(11)が、前記流体ユニット(10)のさらなるコンポーネントに対して前記差し込み軸(S)に沿って調整されることが可能である、請求項1~13のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  15. 前記第1のプラグ連結部(11)および/または前記第2のプラグ連結部(61)が、旋削部として製造される、請求項1~14のいずれか1項に記載のドージングシステム。
  16. 請求項1~15のいずれか1項に記載のドージングシステム(100)のための流体ユニット(10)であって、
    前記流体ユニット(10)が、ノズル(20)と、可動式に取り付けられた要素(30)と、第1のプラグ連結部(11)とを有し、
    前記第1のプラグ連結部(11)は、前記ドージングシステム(100)の前記アクチュエータユニット(60)の第2のプラグ連結部(61)内へとまたはその上に差し込み軸(S)に沿って差し込み可能であり、前記流体ユニット(10)の可動の前記要素を作動させるため、前記流体ユニット(10)をアクチュエータシステム(90)を有するアクチュエータユニット(60)に着脱可能に連結させるために、前記第2のプラグ連結部(61)に連結可能である、流体ユニット(10)。
  17. 請求項1~15のいずれか1項に記載のドージングシステム(100)のためのアクチュエータユニット(60)であって、
    前記アクチュエータユニット(60)が、第2のプラグ連結部(61)を有し、
    前記第2のプラグ連結部(61)は、前記ドージングシステム(100)の流体ユニット(10)の第1のプラグ連結部(11)内へとまたはその上に差し込み軸(S)に沿って差し込み可能であり、前記アクチュエータユニット(60)のアクチュエータシステム(90)が、前記流体ユニット(10)の、可動式に取り付けられた要素(30)を作動させることができるように、ノズル(20)および可動式に取り付けられた要素(30)を有する前記流体ユニット(10)を、前記アクチュエータユニット(60)に着脱可能に連結させるために、前記第1のプラグ連結部(11)に連結可能である、アクチュエータユニット(60)。
  18. 流体ユニット(10)をドージングシステム(100)のアクチュエータユニット(60)に着脱可能に連結させる方法であって、前記流体ユニット(10)および前記アクチュエータユニット(60)のプラグ連結部(11、61)が、差し込み軸(S)に沿って互いに差し込まれ、相互に差し込まれた位置において機構(71)により互いに押し付けられ、一体的に互いに連結される、方法。
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