JP7185329B2 - ソケット - Google Patents
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Description
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。本発明は、下記の実施形態のみに限定されるものではない。また、各実施形態における構成要素は、一部又は全部を適宜組み合わせることができる。以下の説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面を意味する。
まず、本実施形態に係るソケットが装着される照明装置について図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、器具本体10と、ソケット20と、ランプ装置30と、を備える。照明装置1は、例えばダウンライト等の天井埋込型照明に用いられる。
図3に示すように、ソケット20は、ソケット本体201と、貫通孔202と、導電部材204と、導電部材配設部205と、補助部材210と、端子カバー220と、円筒部230とを備えて構成される。なお、ソケット20の構造は点対称構造となっている。そのため、ここでは明示しない限り片側だけ説明する。
図4に示すように、貫通孔202は、裏面201b、表面201a(図2参照)に貫通する孔であってソケット本体201に形成されている。貫通孔202は、挿入孔202aと、幅狭孔202bとで構成されている。挿入孔202aの形状は、平面視において、略円形状である。挿入孔202aの大きさは、電極ピン300の径大部300bよりもわずかに大きい。そのため、挿入孔202aに電極ピン300の径大部300bを挿入することができる。なお、略円形状とは、厳密な円形状のほか、設計上円形状であるが、製造上不可避的に生じる誤差が生じている場合も含む。
図4に示すように導電部材204は、ソケット本体201の裏面201bに対して垂直に設けられ、弾性を備えた板状の部材である。また、導電部材204は、電極ピン300(図2)と接触することで通電する部材である。導電部材204は、貫通孔202の外側の近傍に貫通孔202に沿って配置されている。導電部材204は横部材204a,204aと縦部材204bとで構成されている。
次に図3、図4を参照しながら補助部材210について説明する。補助部材210は、導電部材204に取り付けられる部材である。補助部材210は例えば、絶縁性を有する樹脂材料やゴム部材等によって形成されている。図2に示すように、補助部材210は、平板部210dと、平板部210dに対して垂直に設けられた本体部210eと、を備えている。図4に示すように、本体部210eは、突状部210aと、第一傾斜面210bと、第二傾斜面210cと、スリット210fと、を備えている。
なお、突状部210aの幅狭孔202bと重なる位置とは、本実施形態のように幅狭孔202bの内部に位置するものに限定されない。突状部210aの幅狭孔202bと重なる位置とは、例えば、幅狭孔202bの周縁部に接するものや、幅狭孔202b内に入らずに幅狭孔202bに対応する位置にあるものも含む。
次に、ランプ装置をソケット20に装着する際の電極ピン300の動きについて図5を参照しながら説明する。
例えば、補助部材の突状部は、本実施形態では、少なくとも一部が幅狭孔と重なる位置に配置される突状部としたが、これ限定されるものではない。電極ピンが幅狭孔に係止される前に導電部材と接触するのを防ぐことができるような形状であればよく、台形状や円弧状に突出していてもよい。
次に本願発明の第二実施形態に係るソケットについて説明する。第二実施形態に係るソケット20Aは、補助部材と導電部材の形状が第一実施形態と相違する。本実施形態では、第一実施形態と相違する部分について説明する。
10 器具本体
20 ソケット
201 ソケット本体
202 貫通孔
202a 挿入孔
202b 幅狭孔
204 導電部材
204a 横部材
204b 縦部材
204b1 第一曲部
204b2 第二曲部
210 補助部材
210a 突状部
210b 第一傾斜面
210c 第二傾斜面
210d 平板部
30 ランプ装置
300 電極ピン
Claims (5)
- 電極ピンを備えるランプ装置が装着されるソケットであって、
前記電極ピンが表面側から挿入される挿入孔及び前記挿入孔より延設し前記挿入孔よりも幅の狭い幅狭孔を有する貫通孔を備えたソケット本体と、
前記ソケット本体の裏面側の前記貫通孔近傍に配置され、前記電極ピンと接触することで、電気的に接続される導電部材と、
前記導電部材に取り付けられ、少なくとも一部が前記幅狭孔と重なる位置に配置される突状部を備えた絶縁性を有する補助部材と、
前記導電部材は、弾性を備えるとともに前記補助部材を前記幅狭孔側に付勢するように形成されており、
前記ランプ装置が取り付けられる際、前記補助部材の付勢に抗して前記突状部を乗り越えた前記電極ピンが、前記幅狭孔に係止された状態で前記導電部材と電気的に接続されることを特徴とするソケット。 - 前記補助部材は、前記挿入孔側から前記突状部に向かって傾斜し、前記ランプ装置が取り付けられる際に前記電極ピンが接触する第一傾斜面と、
前記突状部から前記幅狭孔に向かって傾斜し、前記電極ピンに対向する第二傾斜面と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のソケット。 - 前記補助部材は、前記挿入孔側から前記突状部に向かって傾斜し、前記ランプ装置が取り付けられる際に前記電極ピンが接触する第一傾斜面と、
前記突状部から傾斜する第二傾斜面と、を備え、突状部が前記電極ピンに対向している
ことを特徴とする請求項1に記載のソケット。 - 前記補助部材は、前記突状部、前記第一傾斜面及び、前記第二傾斜面が立設する平板部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のソケット。
- 前記導電部材は、前記幅狭孔に向けて突出する第一曲部と、
前記第一曲部に連続して設けられ、前記幅狭孔に対して凹となるように形成される第二曲部と、を備え、
前記補助部材が、前記第二曲部に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のソケット。
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JP2019139850A (ja) | 2018-02-06 | 2019-08-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ソケット、及び、ソケットアセンブリ |
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