JP7185329B2 - ソケット - Google Patents

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本発明は、ソケットに関する。
従来技術では、口金を備えたランプ装置をソケットに装着する照明装置が知られている。ランプ装置をソケットに装着するための構造としては、例えば、口金から突設した電極ピンをソケットに設けられた貫通孔に挿入し、ランプ装置を回転させることにより、電極ピンが貫通孔内を移動して貫通孔の終端部に電極ピンを係止させる。これにより、電極ピンと導電部材とが電気的に接続されるとともに、ランプ装置がソケットに接続される。
特開2018-163845号公報
しかしながら、特許文献1に記載のソケットは、導電部材が貫通孔に沿って配置されているため、ランプ装置を取り付けている途中において、電極ピンが適切な位置で係止される前に、ランプ装置が点灯してしまう。ランプ装置が点灯すると、利用者は適切な位置で係止されたと誤認し、そのまま使用するおそれがある。適切な位置で電極ピンが係止されていないにも関わらず使用を続けると、ランプ装置がソケットから落下するおそれがある。
本発明は、このような観点から創案されたものであって、ランプ装置がソケットから落下するのを防ぐことを目的とする。
上記課題を解決する本発明のソケットは、電極ピンを備えるランプ装置が装着されるソケットであって、前記電極ピンが表面側から挿入される挿入孔及び前記挿入孔より延設し前記挿入孔よりも幅の狭い幅狭孔を有する貫通孔を備えたソケット本体と、前記ソケット本体の裏面側の前記貫通孔近傍に配置され、前記電極ピンと接触することで、電気的に接続される導電部材と、前記導電部材に取り付けられ、少なくとも一部が前記幅狭孔と重なる位置に配置される突状部を備えた絶縁性を有する補助部材と、前記導電部材は、弾性を備えるとともに前記補助部材を前記幅狭孔側に付勢するように形成されており、前記ランプ装置が取り付けられる際、前記補助部材の付勢に抗して前記突状部を乗り越えた前記電極ピンが、前記幅狭孔に係止された状態で前記導電部材と電気的に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、導電部材に設けられた補助部材が絶縁性を備えているため、ランプ装置を取り付けている最中に、ランプ装置が点灯するのを防ぐことができる。これにより、利用者は、適切な位置までランプ装置を回転させることができる。また、補助部材の付勢に抗して突状部を乗り越えた後、幅狭孔と重なる位置に突状部が位置するため、補助部材がストッパーの役割を果たす。これにより、ランプ装置が逆方向に回転するのを防ぐことができ、ランプ装置の落下を防ぐことができる。
また、前記補助部材は、前記挿入孔側から前記突状部に向かって傾斜し、前記ランプ装置が取り付けられる際に前記電極ピンが接触する第一傾斜面と、前記突状部から前記幅狭孔に向かって傾斜し、前記電極ピンに対向する第二傾斜面と、を備えることが好ましい。
本発明によれば、挿入孔に電極ピンを挿入した後、電極ピンを第一傾斜面に沿って滑らかに移動させることができる。また、突状部を乗り越えた後は第二傾斜面が電極ピンに対向するため、ランプ装置が逆回転するのをより防ぐことができる。
また、前記補助部材は、前記挿入孔側から前記突状部に向かって傾斜し、前記ランプ装置が取り付けられる際に前記電極ピンが接触する第一傾斜面と、前記突状部から傾斜する第二傾斜面と、を備え、突状部が前記電極ピンに対向していることが好ましい。
本発明によれば、本発明によれば、挿入孔に電極ピンを挿入した後、電極ピンを第一傾斜面に沿って滑らかに移動させることができる。また、突状部を乗り越えた後は突状部が電極ピンに対向するため、ランプ装置が逆回転するのをより防ぐことができる。
また、前記補助部材は、前記突状部、前記第一傾斜面及び、前記第二傾斜面が立設する平板部を有することが好ましい。
本発明によれば、補助部材を導電部材に容易に取り付けることができる。
また、前記導電部材は、前記幅狭孔に向けて突出する第一曲部と、前記第一曲部に連続して設けられ、前記幅狭孔に対して凹となるように形成される第二曲部と、を備え、前記補助部材が、前記第二曲部に取り付けられていることが好ましい。
本発明によれば、導電部材に対して補助部材が移動するのを防ぐことができる。
本発明に係るソケットは、ランプ装置がソケットから落下するのを防ぐことができる。
第一実施形態に係る照明装置の構成を示す分解斜視図である。 第一実施形態に係る照明装置及びソケットの斜視図である。 第一実施形態に係るソケットの平面図である。 第一実施形態に係るソケットの貫通孔付近の拡大平面図である。 第一実施形態に係るソケットの貫通孔に電極ピンが取り付けられる様子を示す平面図であって、(a)は初期段階、(b)は途中段階、(c)は最終段階を示す。 第二実施形態に係るソケットの貫通孔付近の拡大平面図である。
[第一実施形態]
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。本発明は、下記の実施形態のみに限定されるものではない。また、各実施形態における構成要素は、一部又は全部を適宜組み合わせることができる。以下の説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面を意味する。
<照明装置1>
まず、本実施形態に係るソケットが装着される照明装置について図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、器具本体10と、ソケット20と、ランプ装置30と、を備える。照明装置1は、例えばダウンライト等の天井埋込型照明に用いられる。
図1に示すように、器具本体10は、ソケット20が取り付けられる部材である。器具本体10には、ソケット20及びランプ装置30が収容される収容部が形成されている。器具本体10は、例えば、樹脂材料又は金属材料から構成されている。
図2に示すように、ランプ装置30は、口金と、口金から突出し、対称の位置に配置されている一対の電極ピン300とを備えて構成されている。電極ピン300は、口金から突出して形成される径小部300aと、径小部300aの先端に配置され、径小部300aよりも径が大きい径大部300bとを備えている。
電極ピン300は、ランプ装置30が備える発光部(不図示)を発光させるための電力を外部から供給させるためのピンである。電極ピン300の径大部300bを後述するソケット20の貫通孔202(図1参照)に挿入して、ランプ装置30を所定角度回転させることでランプ装置30が、ソケット20に固定される。
<ソケット20>
図3に示すように、ソケット20は、ソケット本体201と、貫通孔202と、導電部材204と、導電部材配設部205と、補助部材210と、端子カバー220と、円筒部230とを備えて構成される。なお、ソケット20の構造は点対称構造となっている。そのため、ここでは明示しない限り片側だけ説明する。
ソケット本体201は、各構成要素がその裏面201bに配置される板状の部材である。ソケット本体201は、例えば、絶縁性の樹脂材料よって形成されている。ソケット本体201の中央には、円形を呈する筒部240が形成されている。
端子カバー220は、例えば絶縁性を有する樹脂材料によって形成され、貫通孔202と、導電部材204と、補助部材210とを内部に収容できるように形成されている。端子カバー220は、導電部材配設部205に取り付けられ固定される。
円筒部230は、ソケット本体201の裏面201bに形成され、ソケット20を器具本体10に取り付けるための有底筒状のスペーサである。円筒部230を備えることにより、ソケット本体201と器具本体10とが所定の間隔をあけて固定される。
<貫通孔202>
図4に示すように、貫通孔202は、裏面201b、表面201a(図2参照)に貫通する孔であってソケット本体201に形成されている。貫通孔202は、挿入孔202aと、幅狭孔202bとで構成されている。挿入孔202aの形状は、平面視において、略円形状である。挿入孔202aの大きさは、電極ピン300の径大部300bよりもわずかに大きい。そのため、挿入孔202aに電極ピン300の径大部300bを挿入することができる。なお、略円形状とは、厳密な円形状のほか、設計上円形状であるが、製造上不可避的に生じる誤差が生じている場合も含む。
幅狭孔202bは、挿入孔202aより円弧状に延設され、挿入孔202aよりも幅が狭くなっている。具体的には、幅狭孔202bは、電極ピン300の径小部300aの直径よりも若干大きく、かつ径大部300bの直径よりも小さい。電極ピン300が幅狭孔202bの端部に位置しているときに、径大部300bが幅狭孔202bの高さ方向及び幅方向に係止される。つまり、挿入孔202aに挿入した電極ピン300(径大部300b)を幅狭孔202bまで移動させることで、ランプ装置30(図1)をソケット20に取り付けることができる。
<導電部材204>
図4に示すように導電部材204は、ソケット本体201の裏面201bに対して垂直に設けられ、弾性を備えた板状の部材である。また、導電部材204は、電極ピン300(図2)と接触することで通電する部材である。導電部材204は、貫通孔202の外側の近傍に貫通孔202に沿って配置されている。導電部材204は横部材204a,204aと縦部材204bとで構成されている。
横部材204aは、導電部材配設部205に固定される部位である。横部材204aが導電部材配設部205に取り付けられことによって、導電部材204が位置決めされる。縦部材204bは、横部材204a,204aに対して垂直に連結されている。縦部材204bは、貫通孔202の外側の近傍に貫通孔202に沿って配置されている部位である。縦部材204bは、第一曲部204b1と、第二曲部204b2を有する。第一曲部204b1は、幅狭孔202bに重なる位置において、幅狭孔202bに向けて突出している。第二曲部204b2は、挿入孔202a側に第一曲部204b1に連続して設けられており、幅狭孔202bに対して凹となるように形成されている。第二曲部204b2は後述する補助部材210が取り付けられる部位であって、凹形状とすることで補助部材210が面内方向に移動するのを防ぐことができる。
<補助部材210>
次に図3、図4を参照しながら補助部材210について説明する。補助部材210は、導電部材204に取り付けられる部材である。補助部材210は例えば、絶縁性を有する樹脂材料やゴム部材等によって形成されている。図2に示すように、補助部材210は、平板部210dと、平板部210dに対して垂直に設けられた本体部210eと、を備えている。図4に示すように、本体部210eは、突状部210aと、第一傾斜面210bと、第二傾斜面210cと、スリット210fと、を備えている。
平板部210dは、平面視して本体部210eよりも大きい板状部位である。補助部材210は、平板部210dを有することで、上から平板部210dを容易に押し込むことができる。これにより、補助部材210を導電部材204に容易に取り付けることができる。なお、平板部210dは省略されていてもよい。
突状部210aは、補助部材210の一部が幅狭孔202bと重なる位置に山型に突出して形成される部位である。突状部210aは、第一傾斜面210bと、第二傾斜面210cとで構成されている。第一傾斜面210bと第二傾斜面210cとでなす内角は鋭角になっている。
なお、突状部210aの幅狭孔202bと重なる位置とは、本実施形態のように幅狭孔202bの内部に位置するものに限定されない。突状部210aの幅狭孔202bと重なる位置とは、例えば、幅狭孔202bの周縁部に接するものや、幅狭孔202b内に入らずに幅狭孔202bに対応する位置にあるものも含む。
第一傾斜面210bは、挿入孔202a側から突状部210aに向かって傾斜する斜面であり、挿入孔202aの端部側(挿入孔202aのうち幅狭孔202bとは反対側の端部)に対向している。第一傾斜面210bは、通常時において、貫通孔202の内部で、かつ、挿入孔202aと幅狭孔202bとに跨るように位置している。第一傾斜面210bは、ランプ装置30取り付けられる際に電極ピン300の径大部300bの外周面が接触する部位である。つまり、第一傾斜面210bが形成されることで、電極ピン300を突状部210aまで滑らかに移動させることができる。本実施形態では第一傾斜面210bは平面としたが、曲面としてもよい。
第二傾斜面210cは、突状部210aから幅狭孔202bに向かって傾斜する傾斜面であり、幅狭孔202bの端部(幅狭孔202bのうち挿入孔202aとは反対側の端部)に対向している。換言すると、第二傾斜面210cは、幅狭孔202bへ移動した電極ピン300と対向する部位である。第二傾斜面210cは、通常時において、幅狭孔202bの内部に位置する。本実施形態では第二傾斜面210cは平面としたが、曲面としてもよい。
スリット210fは、導電部材204の第一曲部204b1及び第二曲部204b2の形状に沿って形成されている。導電部材204の第二曲部204b2とスリット210fとを嵌め合わせることで、補助部材210を導電部材204に取り付けることができる。スリット210fは、導電部材204形状に合わせて適宜変更することが好ましい。補助部材210の高さは、導電部材204に嵌め合わせた際に、平板部210dと端子カバー220とが当接するか、わずかな隙間をあけて対向する程度に設定されている。これにより、付勢力による補助部材210の移動を許容しつつ、補助部材210が導電部材204から浮き上がって外れるのを防ぐことができる。
ここで、図4に示すように、横部材204a,204a同士を垂直に結ぶ線を仮想線Nとする。仮想線Nと第二傾斜面210cとの内角は、仮想線Nと第一傾斜面210bとの内角よりも大きくなっている。
<電極ピン取り付けの手順>
次に、ランプ装置をソケット20に装着する際の電極ピン300の動きについて図5を参照しながら説明する。
図5の(a)は、電極ピン300が貫通孔200の挿入孔202aに挿入された状態を示す平面図である。図5の(a)に示すように、電極ピン300の径大部300bを貫通孔200の挿入孔202aに挿入する。電極ピン300の挿入後、ランプ装置30(図1)を所定の方向に回転させることで電極ピン300は、幅狭孔202b方向へと移動する。具体的には、電極ピン300は、補助部材210の第一傾斜面210bに接触しながら突状部210aへ移動する。
図5の(b)は、電極ピン300が突状部210aに乗り上げた状態を示す平面図である。図5の(b)に示すように、電極ピン300が第一傾斜面210bに接触しながら移動し、補助部材210の付勢力に抗して、突状部210aを乗り越える。つまり、径大部300bは補助部材210を導電部材204側に押し込みながら移動し(図面矢印方向)、貫通孔200の幅狭孔202bへと移動する。
図5の(c)は、電極ピン300の径大部300bが、幅狭孔202bの端部(終端部)で係止されている状態を示す図である。電極ピン300が幅狭孔202bの端部まで移動した後、押し込まれた補助部材210は、導電部材204の弾性力により元の位置に復元するとともに、電極ピン300の径大部300bを幅狭孔202bの端部方向へ付勢する。この状態において、径大部300bが導電部材204と接触するため、ここで初めて電極ピン300と導電部材204が接触して電気的に接続される。つまり、電極ピン300は、幅狭孔202bに係止された状態で導電部材204と電気的に接続される。
なお、ランプ装置30を取り外す場合は、取り付けた方向とは反対方向に向けて、付勢力よりも大きな力で回転させて電極ピン300を幅狭孔202bに沿って移動させつつ、挿入孔202aから離脱させる。
以上説明した本実施形態に係るソケット20よれば、導電部材204に設けられた補助部材210が絶縁性を備えているため、電極ピン300が幅狭孔202bに至るまでに導電部材204と接触するのを防ぐことができる。つまり、ランプ装置30を取り付けている最中に、ランプが点灯するのを防ぐことができる。これにより、利用者は、ランプ装置30を取り付ける際に、途中で作業をやめることなく、正しい位置(幅狭孔202bの端部)まで電極ピン300を移動させることができる。また、補助部材210の付勢に抗して突状部210aを乗り越えた後、幅狭孔202bと重なる位置に突状部210aが位置するため、補助部材210がストッパーの役割を果たす。これにより、ランプ装置30が逆方向に回転するのを防ぐことができ、ランプ装置30の落下を防ぐことができる。
また、挿入孔202a挿入した電極ピン300の径大部300bを第一傾斜面210bに接触させながら移動させることで、電極ピン300を第一傾斜面210bに沿って滑らかに移動させることができる。また、電極ピン300が突状部210aを乗り越えた後は、第二傾斜面210cが電極ピン300に対向するため、ランプ装置30が逆回転するのをより防ぐことができる。
また、補助部材210のスリット210fが、導電部材204の第二曲部204b2に嵌め合わされることで、導電部材204に対して、補助部材210が導電部材204の長手方向に移動するのを防ぐことができる。
また、補助部材210は、平板部210dを備えるため指で押え易くなり、補助部材210を導電部材204に容易に取り付けることができる。
また、上述のとおり導電部材204は弾性を備えている。そのため導電部材204は電極ピン300を幅狭孔202bの端部側へ付勢する。つまり、導電部材204と幅狭孔202bの端部とで電極ピン300を挟持している。これにより、電極ピン300は幅狭孔202bで係止され、外れにくくすることができる。なお、補助部材210の第二傾斜面210cと電極ピン300とが接触していてもよい。
また、仮想線Nに対する第一傾斜面210bとの内角、仮想線Nに対する第二傾斜面210cとの内角は適宜設定すればよいが、本実施形態のように、仮想線Nと第二傾斜面210cとの内角を、仮想線Nと第一傾斜面210bとの内角よりも大きくすることで電極ピン300が回転しづらくなり、逆回転するのをより確実に防ぐことができる。また、電極ピン300が突状部210aを乗り越え、付勢力によって導電部材204が復元する際、利用者に振動を与えることができるため、利用者は適切な位置に係止されたことを認識することができる。
以上、本願発明に係る実施形態について説明した。しかし、本発明は前述の実施形態に限らず各構成要素については本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、補助部材の突状部は、本実施形態では、少なくとも一部が幅狭孔と重なる位置に配置される突状部としたが、これ限定されるものではない。電極ピンが幅狭孔に係止される前に導電部材と接触するのを防ぐことができるような形状であればよく、台形状や円弧状に突出していてもよい。
[第二実施形態]
次に本願発明の第二実施形態に係るソケットについて説明する。第二実施形態に係るソケット20Aは、補助部材と導電部材の形状が第一実施形態と相違する。本実施形態では、第一実施形態と相違する部分について説明する。
導電部材204Aは、縦部材204Abの形状が第一実施形態とは異なる。縦部材204Abは、第一曲部204b3と、第二曲部204b4と、を備えている。第一実施形態との相違点は、第一曲部204b1(図4)及び第二曲部204b2(図4)は、これらの角度が鈍角になっているが、第一曲部204b3と第二曲部204b4の角度は、直角に近い形状に形成されている。
第二実施形態の補助部材210Aは、本体部210eとは別に、第二傾斜面210cよりもさらに、幅狭孔202b側に固定部210gを備えている。固定部210gは、導電部材210Aの形状に合わせて配置される導電部材204Aの位置決め部材である。固定部210gは、平板部210dに設けられ柱状を呈する。固定部210gは、本体部210eと同様に絶縁性を有する樹脂材料やゴム部材等によって形成されている。
第二実施形態に係るソケットによっても第一実施形態と略同等の効果を奏することができる。さらに、導電部材204Aを形成することで、第一曲部204b3及び第二曲部204b4が直角に近い形状となっているため、導電部材204Aの弾性力が低下するのを防ぐことができる。つまり、導電部材204Aの付勢力を長期間維持することができる。
また、補助部材210Aは、固定部210gを備えるため、第二傾斜面210cと固定部210gとで、導電部材204Aを挟むことができる。そのため、導電部材204Aが補助部材210Aから抜けて移動するのを防ぐことができる。
また、挿入孔202a挿入した電極ピン300の径大部300bを第一傾斜面210bに接触させながら移動させることで、電極ピン300を第一傾斜面210bに沿って滑らかに移動させることができる。また、電極ピン300が突状部210aを乗り越えた後は、突状部210aが電極ピン300に対向するため、ランプ装置30が逆回転するのをより防ぐことができる。なお、スリット210fの一部に、スリット210fの間隙をより狭くする微細な凸部を設けてもよい。これにより、スリット210fから導電部材204が高さ方向に外れるのをより防ぐことができる。
1 照明装置
10 器具本体
20 ソケット
201 ソケット本体
202 貫通孔
202a 挿入孔
202b 幅狭孔
204 導電部材
204a 横部材
204b 縦部材
204b1 第一曲部
204b2 第二曲部
210 補助部材
210a 突状部
210b 第一傾斜面
210c 第二傾斜面
210d 平板部
30 ランプ装置
300 電極ピン

Claims (5)

  1. 電極ピンを備えるランプ装置が装着されるソケットであって、
    前記電極ピンが表面側から挿入される挿入孔及び前記挿入孔より延設し前記挿入孔よりも幅の狭い幅狭孔を有する貫通孔を備えたソケット本体と、
    前記ソケット本体の裏面側の前記貫通孔近傍に配置され、前記電極ピンと接触することで、電気的に接続される導電部材と、
    前記導電部材に取り付けられ、少なくとも一部が前記幅狭孔と重なる位置に配置される突状部を備えた絶縁性を有する補助部材と、
    前記導電部材は、弾性を備えるとともに前記補助部材を前記幅狭孔側に付勢するように形成されており、
    前記ランプ装置が取り付けられる際、前記補助部材の付勢に抗して前記突状部を乗り越えた前記電極ピンが、前記幅狭孔に係止された状態で前記導電部材と電気的に接続されることを特徴とするソケット。
  2. 前記補助部材は、前記挿入孔側から前記突状部に向かって傾斜し、前記ランプ装置が取り付けられる際に前記電極ピンが接触する第一傾斜面と、
    前記突状部から前記幅狭孔に向かって傾斜し、前記電極ピンに対向する第二傾斜面と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のソケット。
  3. 前記補助部材は、前記挿入孔側から前記突状部に向かって傾斜し、前記ランプ装置が取り付けられる際に前記電極ピンが接触する第一傾斜面と、
    前記突状部から傾斜する第二傾斜面と、を備え、突状部が前記電極ピンに対向している
    ことを特徴とする請求項1に記載のソケット。
  4. 前記補助部材は、前記突状部、前記第一傾斜面及び、前記第二傾斜面が立設する平板部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のソケット。
  5. 前記導電部材は、前記幅狭孔に向けて突出する第一曲部と、
    前記第一曲部に連続して設けられ、前記幅狭孔に対して凹となるように形成される第二曲部と、を備え、
    前記補助部材が、前記第二曲部に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のソケット。
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