JP2017091968A - ソケットおよび照明装置 - Google Patents

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圭次郎 田坂
Keijiro Tasaka
圭次郎 田坂
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Abstract

【課題】ランプ装置を確実に装着できるソケットを提供する。【解決手段】ソケット本体30は、中央に設けられる挿通口37、および周辺部に設けられる一対の孔部41を有する。挿通口37は、ランプ装置11の突出部17が挿通される。一対の孔部41は、ランプ装置11の一対の電極ピン19がそれぞれ挿入される挿入孔42、および挿入孔42に挿入された電極ピン19が周方向に移動されてそれぞれ装着される装着孔43が設けられる。端子31は、ソケット本体30の孔部41の側部にそれぞれ配設される。端子31は、挿入孔42側に対向する挿入孔対向部57、および装着孔43側に対向する装着孔対向部58を有し、装着孔43に移動された電極ピン19が装着孔対向部58に接触して電気的に接続される。絶縁体71は、端子31の挿入孔対向部57に沿って設けられ、挿入孔42と装着孔43との間を移動する電極ピン19で押圧されて端子31の挿入孔対向部57の方向へ移動する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ランプ装置を装着するソケット、およびこのソケットを備えた照明装置に関する。
従来、例えばGX53形口金、GH76p形口金およびGH69h形口金等の口金を備えたフラット形のランプ装置、およびこのランプ装置を装着するソケットを用いた照明装置がある。
このランプ装置は、一対の電極ピンを備えており、また、このソケットは、一対の孔部が設けられたソケット本体、およびこれら孔部の側部にそれぞれ配設される一対の端子を備えている。そして、ランプ装置の電極ピンをソケット本体の孔部にそれぞれ挿入し、ランプ装置を回動させることにより、電極ピンが孔部内を所定の装着位置まで移動し、電極ピンと端子とが電気的に接続されるように構成されている。
ランプ装置の電極ピンをソケット本体の孔部にそれぞれ挿入し、ランプ装置をソケットに対して所定の装着位置に回動させるまでの途中位置から、電極ピンが端子に接触して電気的に接続されてしまう。このとき、ソケットに対して電源が供給されている状態にある場合、ランプ装置が点灯し、これにより施工者がランプ装置の回動をやめてしまうと、ランプ装置がソケットに対して所定の装着位置まで装着されない半掛かり状態となり、使用時に振動や衝撃によってランプ装置が装着方向とは逆方向に回動し、ランプ装置の電気的な接続が解除されたり、ランプ装置がソケットから脱落する虞がある。
特開2011−70901号公報
本発明が解決しようとする課題は、ランプ装置を確実に装着できるソケットおよび照明装置を提供することである。
実施形態のソケットは、ソケット本体、端子および絶縁体を備える。ソケット本体は、中央に設けられる挿通口、および周辺部に設けられる一対の孔部を有する。挿通口は、ランプ装置の突出部が挿通される。一対の孔部は、ランプ装置の一対の電極ピンがそれぞれ挿入される挿入孔、および挿入孔に挿入された電極ピンが周方向に移動されてそれぞれ装着される装着孔が設けられる。端子は、ソケット本体の少なくとも一方の孔部の側部に配設される。端子は、挿入孔側に対向する挿入孔対向部、および装着孔側に対向する装着孔対向部を有し、装着孔に移動された電極ピンが装着孔対向部に接触して電気的に接続される。絶縁体は、端子の挿入孔対向部に沿って設けられ、挿入孔と装着孔との間を移動する電極ピンで押圧されて端子の挿入孔対向部の方向へ移動する。
本発明によれば、ソケットにランプ装置を確実に装着できるようにすることが期待できる。
第1の実施形態を示すソケットの断面図である。 同上ソケットの分解斜視図である。 同上ソケットのソケットカバーおよび端子の斜視図である。 同上ソケットを用いた照明装置の側面図である。 同上ソケットの一部を示し、(a)〜(d)の順にソケットに対する電極ピンの装着動作を説明する断面図である。 第2の実施形態を示すソケットの断面図である。 同上ソケットの一部を示し、(a)〜(b)の順にソケットに対する電極ピンの装着動作を説明する断面図である。
以下、第1の実施形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
図4に示すように、照明装置10は、例えばダウンライトなどの天井埋込形照明装置である。照明装置10は、光源としてランプ装置11を用いている。
ランプ装置11は、筐体12、筐体12の下面側に配設される発光部13、この発光部13を覆う透光カバー14、筐体12の上面側に配設される例えばGX53形の口金15、および口金15と筐体12との間に収容される電源回路16などを備えている。口金15は、上面中央に円筒状の突出部17が突設され、この突出部17の周面の対称位置に一対の略L字形のキー溝18が形成されている。突出部17の側方で口金15の上面周辺部の対称位置に一対の電極ピン19が突設されている。電極ピン19は、ピン部19aの先端に径大部19bを有する断面T字形に形成されている。
照明装置10は、器具本体21、この器具本体21にそれぞれ取り付けられたソケット22および反射体23を備えている。
そして、図1および図2に示すように、ソケット22は、ソケット本体30、このソケット本体30に配設される一対の端子31および一対の端子カバー32を備えている。ソケット本体30に配設された端子31および端子カバー32の箇所が端子部33として構成され、この端子部33に電力供給のための電源線や送り配線などの電線が挿入接続される。
ソケット本体30は、絶縁性を有する樹脂製で、円環状に一体に形成されている。ソケット本体30は、円環状のフランジ部35、およびこのフランジ部35の内周部から立ち上げられた円筒状の筒部36を備えている。筒部36の内側には、ランプ装置11の突出部17が挿通されて回動可能とする挿通口37が形成されている。
フランジ部35は、平板の円環状で、フランジ部35の外周の対称位置には一対の四角形状の切欠部38が形成されているとともに、これら一対の切欠部38に直交するフランジ部35の外周の対称位置には一対の円形状の切欠部39が形成されている。
フランジ部35には、端子31および端子カバー32がそれぞれ配設される一対の端子配設部40が設けられている。端子配設部40は、フランジ部35の中心に対して点対称の位置に、点対称となる構造でそれぞれ設けられている。端子配設部40は、筒部36と切欠部38との間で、フランジ部35の接線方向に沿ってそれぞれ設けられている。
フランジ部35には、ランプ装置11の電極ピン19がそれぞれ挿入される一対の孔部41が設けられている。すなわち、端子配設部40に、孔部41がそれぞれ設けられている。孔部41は、孔部41の一端側に設けられ、ランプ装置11の電極ピン19が挿入される円形の挿入孔42と、孔部41の他端側に設けられ、挿入孔42に挿入された電極ピン19が周方向に移動されて装着される装着孔43とを備えている。挿入孔42は、電極ピン19の径大部19bが挿入可能な内径寸法の円形孔状に形成されている。装着孔43は、電極ピン19の径大部19bの直径よりも溝幅が狭く、周方向に移動する電極ピン19のピン部19aが移動可能な円弧溝状に形成されている。
端子配設部40は、フランジ部35に立設されていて端子カバー32を嵌合する壁部44を備えている。壁部44は、フランジ部35の内径側に設けられる内側壁部45、およびフランジ部35の外径側に設けられる外側壁部46を備えている。壁部44の内側に、端子カバー32を嵌合する空間部47が上方に開口形成されているとともに、この空間部47に連通して孔部41が形成されている。
内側壁部45は、中間部が筒部36に一体形成され、両端部が端子31の形状に合わせて屈曲形成されている。外側壁部46は、フランジ部35の接線方向に沿って直線状に形成されている。内側壁部45の中間部(筒部36)、および外側壁部46の両端部には、壁部44に嵌合された端子カバー32を係止するための係止溝48がそれぞれ設けられている。
フランジ部35には、ソケット本体30を器具本体21にねじ止め固定するための複数のボス49が立設されている。
筒部36の内面には、ランプ装置11のキー溝18が係合する一対のキー50が突設されている。
また、図1ないし図3に示すように、端子31は、導電性を有する板ばねによって構成されている。端子31は、端子カバー32内に収容されてソケット本体30の端子配設部40に配設され、ソケット本体30の外径側である孔部41の外側部に配設されている。
端子31の長手方向の両端部には、電線を接続する電線接続部53がそれぞれ設けられている。電線接続部53は、端子31の端部に設けられた孔54から挿入される電線を電気的接続状態に係止する鎖錠端子によって構成されている。
端子31の中間部には、孔部41の内方へ向けて突出される当接部55が設けられている。当接部55は、孔部41の内方へ向けて突出する頂部56を介して折れ曲がるように山形あるいは「く」の字形に形成され、頂部56の一端側および他端側がそれぞれ傾斜面状に形成されている。当接部55には、頂部56よりも一端側に、孔部41の一端側である挿入孔42側に対向する挿入孔対向部57が設けられ、また、頂部56よりも他端側に、孔部41の他端側である装着孔43側に対向する装着孔対向部58が設けられている。本実施形態では、当接部55の頂部56が、挿入孔42の近傍で装着孔43上に突出されている。
また、端子カバー32は、絶縁性を有する樹脂製で、細長く形成されている。端子カバー32の内部に端子31を収容する端子収容部61が形成され、端子カバー32の長手方向の両端に電線を挿入する電線挿入孔62を有する挿入筒部63が突設されている。電線挿入孔62は端子収容部61にそれぞれ連通されている。また、電線挿入孔62の側方に連通して電線挿入孔62よりも幅が狭いスリット溝68が形成されている。このスリット溝68は、端子収容部61側に行くに従って電線接続部53に向かって傾斜しており、スリット溝68に棒状の治具を挿入し電線接続部53による電線の係止を解除操作するためのリリース孔として機能する。
端子カバー32は、端子配設部40の内側壁部45の内側に嵌合される第1の側面部64、外側壁部46の内側に嵌合される第2の側面部65、およびこれら第1の側面部64と第2の側面部65の上面を閉塞する閉塞部66を有している。第1の側面部64は、中間部が筒部36に外周面に嵌合するように円弧状に形成され、長手方向の両端が内側壁部45に嵌合するように屈曲形成されている。第2の側面部65は、外側壁部46に嵌合するように直線状に形成されている。第1の側面部64、第2の側面部65、閉塞部66、および両端の挿入筒部63の間に端子収容部61が形成され、この端子収容部61の下面が開口されている。
端子カバー32の第1の側面部64の中間部、および第2の側面部65の両端部には、端子配設部40の係止溝48に係止される係止爪67がそれぞれ突設されている。
端子収容部61には、端子31の両端の電線接続部53が端子収容部61の両端にそれぞれ配置されているとともに、端子31の両端間の中間部が第2の側面部65の内面側に沿って配置されている。したがって、端子31を収容した端子カバー32がソケット本体30の端子配設部40に取り付けられることにより、端子カバー32内の端子31はソケット本体30の外径側である孔部41の外側部に配設される。
端子カバー32は、端子収容部61内に突出するガイド部69およびリブ70を備えている。ガイド部69およびリブ70は、閉塞部66の下面から一体に突設されている。ガイド部69は、孔部41の一端側すなわち挿入孔42の一端側に配置され、挿入孔42の内周縁に沿って断面円弧状に形成されている。リブ70は、孔部41の他端側よりも外側に配置される。ガイド部69およびリブ70は、端子カバー32の第2の側面部65の内面に対して、端子31を挿入配置するための所定の間隔をあけて設けられている。
端子カバー32は、ランプ装置11がソケット22に対して所定の装着位置まで回動されない半掛かり状態で電極ピン19が端子31に電気的に接続されるのを防止するための絶縁体(絶縁部)71を備えている。絶縁体71は、平板状で、基端がガイド部69に設けられ、先端側が端子31の挿入孔対向部57に沿って対向されるようにソケット本体30の外径側である孔部41の外側に設けられている。絶縁体71の先端側は、ソケット本体30から分離されていて、基端側を支点としてソケット本体30の径方向に弾性変形可能としており、挿入孔42と装着孔43との間を移動する電極ピン19で押圧されて端子31の挿入孔対向部57の方向へ移動可能としている。絶縁体71の先端71aは、端子31の頂部56に一致するように、あるいは端子31の頂部56よりも少し装着孔対向部58側に突出されている。したがって、絶縁体71は、端子31の頂部56から挿入孔対向部57に亘って対向するように設けられている。絶縁体71は、端子31に当接していてもよいし、離反していていてもよい。また、絶縁体71の厚み寸法は、0.8〜1mmの範囲が好ましく、絶縁体71の弾性変形が可能でかつ絶縁体71の強度を確保できる範囲となっている。さらに、絶縁体71の先端側には、先端71aへ向けて厚みが薄くなるようにガイド面72が形成されている。
なお、絶縁体71は、本実施形態では端子カバー32に一体に設けているが、端子カバー32とは別体に設けて、端子カバー32に組み込むようにしてもよく、また、ソケット本体30側に設けてもよく、あるいは、端子31の挿入孔対向部57自体に設けてもよい。また、絶縁体71は、ガイド部69から挿入孔42の周囲に沿って延設されてから端子31の頂部56に向かうようにして、挿入孔42内に突出しないように構成してもよい。
端子カバー32は、電極ピン19によって端子31が押動された際に、端子31の変形を規制する規制部73を備えている。規制部73は、端子31の当接部55の頂部56付近に対向して、端子カバー32の第2の側面部65から突設されている。電極ピン19が接触していない端子31と規制部73との間には所定の間隔が設けられ、電極ピン19によって押動される端子31の変形を可能としているが、端子31が規制部73に当接することで端子31の無理な変形を規制する。
また、図4に示すように、反射体23は、上下面が開口され、上部側から下部側にかけて拡径する円筒状に形成されている。反射体23の上部が器具本体21に取り付けられている。反射体23の下面には、開口23aが形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
照明装置10を設置する際には、給電用の一対の電線を、一対の端子部33の電線挿入孔62に挿入して端子31の電線接続部53にそれぞれ電気的に接続する。
また、ランプ装置11をソケット22に装着する際には、突出部17をソケット22の挿通口37に挿入するとともに、一対の電極ピン19をソケット22の一対の孔部41の挿入孔42にそれぞれ挿入し、ランプ装置11を所定の装着方向に回動させる。これにより、電極ピン19のピン部19aが孔部41の装着孔43内に移動するとともに、電極ピン19の径大部19bが装着孔43上に移動し、電極ピン19の径大部19bが端子31の装着孔対向部58に電気的に接続される。さらに、突出部17のキー溝18がソケット22のキー50に引っ掛かってランプ装置11がソケット22に装着される。
また、電線を通じてソケット22に交流電源が供給されると、交流電源が端子31を通じてランプ装置11の電極ピン19から電源回路16に供給され、電源回路16で交流電源が所定の直流電源に変換されて発光部13に供給され、発光部13が発光し、発光部13からの光が反射体23の開口23aから下方へ照射される。
そして、ソケット22へのランプ装置11の装着動作を、図5(a)〜(d)を参照して説明する。
図5(a)は、ランプ装置11の電極ピン19をソケット22の孔部41の挿入孔42に挿入した状態を示す。この状態では、電極ピン19の径大部19bと端子31の挿入孔対向部57との間に絶縁体71が介在し、電極ピン19と端子31とが電気的に接続されることがない。
図5(b)は、ランプ装置11を回動させ、電極ピン19を孔部41の挿入孔42から装着孔43に移動させる過程の状態を示す。この状態では、電極ピン19の径大部19bが絶縁体71に当接し、電極ピン19の径大部19bで絶縁体71を外側へ押圧するとともに絶縁体71を介して端子31を外側へ押圧している。これにより、絶縁体71および端子31がそれぞれ外側へ弾性変形し、電極ピン19が挿入孔42から装着孔43に移動する。図5(b)の状態では、電極ピン19の径大部19bは端子31の頂部56の手前に位置しており、電極ピン19の径大部19bと端子31の挿入孔対向部57との間に絶縁体71が介在し、電極ピン19と端子31とが電気的に接続されることがない。
図5(c)は、ランプ装置11をさらに回動させ、電極ピン19をソケット22の孔部41の装着孔43に移動させた状態を示す。この状態では、電極ピン19の径大部19bが端子31の頂部56を乗り越え、電極ピン19の径大部19bと端子31の装着孔対向部58とが当接する。これにより、端子31の弾性変形に対して反発するばね力および端子31の装着孔対向部58の傾斜によって、図5(d)に示すように、電極ピン19の径大部19bを装着孔43の奥側である所定の装着位置へ向けて押圧する。そのため、端子31により、ランプ装置11をソケット22に対して所定の装着位置に回動させるとともにその装着位置に保持する。
したがって、ソケット22に電源が供給されている状態でのランプ装置11の装着時において、ランプ装置11が点灯したとき、施工者がランプ装置11の回動をやめてしまっても、その時点では、ランプ装置11がソケット22に対して所定の装着位置に回動されて保持されているため、ランプ装置11がソケット22に半掛かり状態となることがなく、ランプ装置11の電気的な接続が解除されたり、ランプ装置11がソケット22から脱落するのを防止できる。
なお、ソケット22に対してランプ装置11が同心位置で回動する場合(通常時という)には、電極ピン19の径大部19bで押動された端子31の装着孔対向部58が装着孔43の外側に無理なく弾性変形の範囲内で変形するが、ソケット22に対してランプ装置11が偏心した状態で回動する場合には、電極ピン19の径大部19bで押動される端子31の装着孔対向部58が装着孔43の外側に通常時よりも大きく変形されるため、端子31にへたりが生じて電極ピン19との圧接力が低下する虞がある。本実施形態では、電極ピン19の径大部19bで押動される端子31の装着孔対向部58が装着孔43の外側に通常時よりも大きく変形しようとした場合、端子31の装着孔対向部58が規制部73に当接し、端子31の装着孔対向部58の変形を規制し、端子31の劣化を抑制できる。
また、電極ピン19が絶縁体71を乗り越えて端子31の装着孔対向部58に当接する際、ランプ装置11の装着感を得られやすくできる。
さらに、図5(c)および図5(d)に示すように、電極ピン19による押圧が解除された絶縁体71は、端子31から離反して孔部41の内方へ移動する。そのため、仮に、端子31のばね力が低下し、電極ピン19が挿入孔42の方向に移動したとしても、電極ピン19が絶縁体71に当接し、電極ピン19の移動が規制される。これにより、絶縁体71がストッパとして機能し、ランプ装置11がソケット22に対して所定の装着位置から移動するのを規制し、ランプ装置11の電気的な接続が解除されたり、ランプ装置11がソケット22から脱落するのを防止できる。
一方、ランプ装置11をソケット22から外す場合には、ランプ装置11を装着時とは反対方向に回動させることにより、電極ピン19が端子31のばね力に抗して移動し、電極ピン19の径大部19bが絶縁体71に当接してこの絶縁体71を外側へ向けて弾性変形させながら挿入孔42に移動し、電極ピン19を挿入孔42から抜き外す。
以上のように、本実施形態のソケット22では、絶縁体71を備えることにより、ランプ装置11がソケット22に半掛かり状態となることがなく、ランプ装置11をソケット22に対して所定の装着位置に確実に装着できる。
さらに、端子31のばね力が低下しても、絶縁体71を備えることにより、ランプ装置11の電気的な接続が解除されたり、ランプ装置11がソケット22から脱落するのを防止できる。
また、ランプ装置11の装着時に、電極ピン19と端子31の挿入孔対向部57との間に絶縁体71が介在することにより、電極ピン19から端子31に無理な力が加わるのを抑制し、端子31のばね力の低下を抑制することができる。
なお、絶縁体71は、一対の端子31および一対の孔部41に対して、少なくともいずれか一方に設けられていれば、上述のような作用効果が得られる。
次に、図6および図7に第2の実施形態を示す。なお、第1の実施形態と同じ構成については同じ符号を用い、その構成および作用効果についての説明を省略する。
端子31は、第1の端子31a、および第2の端子31bを備える。第1の端子31aは、両端に電線接続部53を有し、両端間の中間部は直線状に設けられ、この中間部に第1の接触部80aが設けられている。第2の端子31bは、断面略コ字形に形成されており、両端部に電極ピン19の径大部19bを着脱可能に挟み込んで保持する保持部81が設けられ、中間部に第2の接触部80bが設けられている。
また、端子カバー32は、第1の端子カバー32a、およびこの第1の端子カバー32a内に移動可能に配設された第2の端子カバー32bを備えている。
第1の端子カバー32aは、両端に電線挿入孔62を有し、ソケット本体30の端子配設部40に取り付けられる。第1の端子カバー32a内には、第2の端子カバー32bの移動をガイドするガイド82、第2の端子カバー32bの移動範囲を規制する複数のストッパ83、および第2の端子カバー32bを所定の装着位置で保持するための凹部84がそれぞれ設けられている。
第2の端子カバー32bは、孔部41上に位置し、孔部41に沿って移動するように、第1の端子カバー32a内に移動可能に設けられている。第2の端子カバー32b内には第2の端子31bが配設され、第2の端子カバー32bの端部から第2の接触部80bが突出されている。第2の端子カバー32bには、所定の装着位置に移動した際に凹部84に着脱可能に嵌り込む凸部85が形成されている。なお、第1の端子カバー32aに凸部85を設け、第2の端子カバー32bに凹部84を設けてもよい。
そして、図6および図7(a)に示すように、ランプ装置11がソケット22に装着されていない状態では、第2の端子カバー32bは第1の端子31aの第1の接触部80aから離反する方向に移動していて、第2の端子31bの第2の接触部80bは第1の端子31aの第1の接触部80aから離反しており、第1の端子31aと第2の端子31bとは電気的に接続されていない。
電極ピン19を孔部41の挿入孔42に挿入し、ランプ装置11を所定の装着方向に回動させると、電極ピン19の径大部19bが第2の端子31bの保持部81に嵌り込む。
さらに、ランプ装置11を回動させると、電極ピン19で第2の端子31bおよび第2の端子カバー32bを押圧するため、これら第2の端子31bおよび第2の端子カバー32bが第1の端子31aの第1の接触部80aへ向けて移動する。
図7(b)に示すように、第2の端子カバー32bの凸部85が第1の端子カバー32aの凹部84に嵌り込み始めると、第2の端子31bの第2の接触部80bは第1の端子31aの第1の接触部80aに接触する。
第2の端子カバー32bの凸部85が第1の端子カバー32aの凹部84に嵌り込む前は、凸部85が凹部84の周辺で第1の端子カバー32aの面に当接していて、第2の端子カバー32bが弾性変形しているため、第2の端子カバー32bの凸部85が第1の端子カバー32aの凹部84に嵌り込み始めると、第2の端子カバー32bの弾性によって凸部85が凹部84に嵌り込むように、第2の端子カバー32bが第1の端子31aの第1の接触部80aへ向けて移動する。
したがって、ソケット22に電源が供給されている状態でのランプ装置11の装着時において、ランプ装置11が点灯したとき、施工者がランプ装置11の回動をやめてしまっても、その時点では、ランプ装置11はソケット22に対して所定の装着位置に回動されて保持されているため、ランプ装置11がソケット22に半掛かり状態となることがなく、ランプ装置11の電気的な接続が解除されたり、ランプ装置11がソケット22から脱落するのを防止できる。
一方、ランプ装置11をソケット22から外す場合には、ランプ装置11を装着時とは反対方向に回動させることにより、電極ピン19とともに移動する第2の端子カバー32bの凸部85が第1の端子カバー32aの凹部84から外れ、第2の端子31bの第2の接触部80bが第1の端子31aの第1の接触部80aから離反し、第2の端子カバー32bの移動がストッパ83で規制されて電極ピン19が第2の端子31bから外れ、そして、電極ピン19を挿入孔42から抜き外す。
なお、ランプ装置11およびソケット22は、GX53形口金に対応したものに限らず、GH76p形口金やGH69h形口金に対応したものでもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 照明装置
11 ランプ装置
17 突出部
19 電極ピン
22 ソケット
30 ソケット本体
31 端子
37 挿通口
41 孔部
42 挿入孔
43 装着孔
56 頂部
57 挿入孔対向部
58 装着孔対向部
71 絶縁体

Claims (3)

  1. 中央に設けられ、ランプ装置の突出部が挿通される挿通口と、周辺部に設けられ、前記ランプ装置の一対の電極ピンがそれぞれ挿入される挿入孔、およびこれら挿入孔に挿入された前記電極ピンが周方向に移動されてそれぞれ装着される装着孔が設けられた一対の孔部と、を有するソケット本体と;
    前記ソケット本体の前記孔部の側部にそれぞれ配設され、前記挿入孔側に対向する挿入孔対向部、および前記装着孔側に対向する装着孔対向部を有し、前記装着孔に移動された前記電極ピンが前記装着孔対向部に接触して電気的に接続される端子と;
    前記端子の前記挿入孔対向部に沿って設けられ、前記挿入孔と前記装着孔との間を移動する前記電極ピンで押圧されて前記端子の前記挿入孔対向部の方向へ移動する絶縁体と;
    を具備することを特徴とするソケット。
  2. 前記端子は、前記挿入孔対向部と前記装着孔対向部とが、前記孔部の内方へ向けて突出する頂部を介して折曲され、
    前記絶縁体は、前記頂部から前記挿入孔対向部に沿って設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。
  3. 請求項1または2記載のソケットと;
    突出部および一対の電極ピンを有し、前記ソケットに装着されるランプ装置と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
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