JP2021057212A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業がし易く、かつ部品点数を抑えた照明器具を実現する。【解決手段】ランプユニット51を取付可能な器具本体11を有する照明器具100であって、前記器具本体11は、上本体21と、側部を有する下本体41とで構成され、前記下本体41は、前記下本体41の上方側の少なくとも一部を塞ぐように前記下本体41と一体的に形成され、前記ランプユニット51が取り付けられるソケット部43を有し、前記上本体21は前記ソケット部43に対向するように前記下本体41の上部に取り付けられ、器具本体11は、外部電源線と電気的に接続可能な端子部61を有し、端子部61は、上本体21若しくは下本体41、又は上本体21と下本体41の両方に一体的に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来から、例えばGX53ランプ取付型のダウンライトとして用いられる照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の照明器具は、器具本体を取り付けるための天板部、器具本体内に着脱可能に取り付けられる配光手段である反射体と、この反射体内に取り付けられるソケット装置、およびソケット装置に取り付けられるランプ装置を備えている。天板部は、点灯ユニットと接続可能な接続ユニット(端子台)を有する。
特開2011−044412号公報
しかしながら、特許文献1に開示された照明器具においては、ソケット装置が反射体とともに器具本体の一方側の取付開口部内に配設させて取り付けられる。このような構造の場合、ソケット装置と接続された配線を器具本体の外面側まで、反射体の上端部に開口された電線挿通孔を介して引き出して、天板部に配置される接続ユニット(端子台)に接続する必要があり、照明器具の組立作業が煩雑であった。また、ソケット装置と反射体とが別体として構成されているため、部品点数が多くなっていた。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、組立作業がし易く、かつ部品点数を抑えた照明器具を実現することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本願に開示する照明器具は、
ランプユニットを取付可能な器具本体を有する照明器具であって、
前記器具本体は、上本体と、側部を有する下本体とで構成され、
前記下本体は、前記下本体の上方側の少なくとも一部を塞ぐように前記下本体と一体的に形成され、前記ランプユニットが取り付けられるソケット部を有し、
前記上本体は、前記ソケット部に対向するように前記下本体の上部に取り付けられ、
前記器具本体は、外部電源線と電気的に接続可能な端子部を有し、
前記端子部は、前記上本体若しくは前記下本体、又は前記上本体と前記下本体の両方に一体的に形成されているものである。
本願に開示する照明器具において、
前記ランプユニットは、上方に向けて突出する電極ピンを有し、
前記ソケット部は、前記電極ピンを挿入して保持するための第1貫通孔を有することが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記上本体と前記ソケット部の間に配置され、前記電極ピンに電気的に接続される接続部材を有し、
前記器具本体は、前記端子部に第2貫通孔を有し、
前記外部電源線は、前記第2貫通孔を介して前記接続部材に電気的に接続されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記端子部は、前記器具本体の側面の一部を切り欠くように形成されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記端子部は、
前記上本体と前記下本体の側面の切欠部から形成され、
前記上本体と前記下本体との境界領域に形成されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記器具本体は、前記外部電源線と前記接続部材との電気的接続を解除する解除部を有し、
前記解除部は、前記上本体若しくは前記下本体、又は前記上本体と前記下本体の両方に一体的に形成されていることが好ましい。
本発明によれば、組立作業がし易く、かつ部品点数を抑えた照明器具を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具を示す分解斜視図。 同じく照明器具を示す側面図。 同じく照明器具を示す側面図。 同じく照明器具を示す平面図。 同じく照明器具(上本体を取り外した状態)を示す平面図。 同じく照明器具を示す一部断面側面図。
本発明の実施形態に係る埋込型照明器具の一例である照明器具100について、図1から図6を用いて説明する。照明器具100は、取付面となる例えば天井面に形成された丸型の取付穴に埋め込まれて設置されるダウンライトである。なお、本発明に係る照明器具としては、埋込型の照明器具に限らず、天井面等に直付けされる直付け型の照明器具、又は、天井面等から吊り下げて設置される吊り下げ型の照明器具であってもよい。以下の説明では、照明器具100の上下方向は、照明器具100が天井面に設置された状態における上下方向(図1、図6に示す上下方向)として説明する。上下方向に直交する方向を径方向として説明する。また、本実施形態の説明において、上方から照明器具100等を視た状態を平面視とする。上下方向に対して直交方向から照明器具100等を視た状態を側面視とする。照明器具100等の断面形状を視た状態を断面視とする。
照明器具100は、図1に示すように、器具本体11と、光源であるランプユニット51とを主に備える。
器具本体11は、上本体21と、接続部材31と、下本体41と、取付バネ71とを有している。
上本体21は、絶縁性を有する樹脂製であり、平面視略円形状である。上本体21は、上側端子接続部22と、凹状の収容部23と、ネジ72・72等の取付部材により上本体21を下本体41に取り付けるための取付部24と、を有している。取付部24は取付バネ71を上本体21に取り付ける部分である。取付部24は、上本体21の上面の周縁に略均等配置されるように複数個(本実施形態では、2個)設けられている。取付部24は、取付バネ71の一端を当接してネジ等の取付部材で取り付けるためのものである。取付部24は、取付バネ71の一端に沿うように形成され、取付バネ71が取り付けられる。上本体21は、後述するソケット部43に対向するように下本体41の上部に取り付けられる。取付部24は、凸部24aを有する。凸部24aは、取付バネ71の一端側に設けられた貫通孔に挿入することで、取付バネ71の一端側を上本体21における適正な位置に誘導し、且つ、取付バネ71の回転止めとしての機能を奏する。
上側端子接続部22は、下本体41が有する下側端子接続部44に対応して設けられる側面視長方形状の平坦部分である。上側端子接続部22は、下端に略半円形状の第1切欠部22a・22aと、第1切欠部22a・22aのそれぞれの外側に延びる第2切欠部22b・22bが形成されている。上側端子接続部22と後述する下側端子接続部44と面一になるように組み付けると、端子接続孔60・60と、解除部62・62が形成される。端子接続孔60・60は、外部電源線である配線81の芯線81aを径方向に沿って挿通するために設けられた複数(本実施形態では、後述する端子部61に対して2つずつ)の貫通孔(第2貫通孔)であり、第1切欠部22a・22aと下側端子接続部44の第3切欠部44a・44aとから形成される。本実施形態の解除部62・62は、端子接続孔60・60のそれぞれの外側に連続して形成された貫通孔であり、第2切欠部22b・22bと下端端子接続部44の第4切欠部44b・44bとから形成される。
収容部23は、接続部材31の一部(上部)を収容する空間部分である。
本実施形態の照明器具100では、上側端子接続部22、下側端子接続部44、端子接続孔60・60、解除部62・62、接続部材31、及びソケット部43が有する位置規制部43cが端子部61として構成される。端子部61は、配線接続用の部品である端子台と同様の機能を有する。端子部61は、上本体21をソケット部43に対向するように下本体41の上部に取り付けた際に、上本体21と下本体41との境界領域に一体的に形成されている。端子部61は、器具本体11の上部に配置され、器具本体11の上本体21と下本体41のそれぞれの側面の一部を切り欠くように形成される(図3参照)。端子部61の端子接続孔60・60には、電力供給のため外部電源線である配線81の芯線81aや送り配線等の電線が挿入接続される。
なお、本実施形態では、端子部61の端子接続孔60・60を器具本体11の側部に設けているが、例えば端子接続孔を器具本体11の上面に設ける構成であってもよい。
本実施形態において、解除部62は、配線81の芯線81aと接続部材31との電気的接続を解除するために設けられた貫通孔である。解除部62は、端子接続孔60のそれぞれの外側に連続して端子接続孔60よりも小さい孔幅で形成される。解除部62は、側面視で接続部材31(後述する電線接続部34の先端部34a)と対向する位置に形成される(図5、図6参照)。解除部62を介して、解除用の棒部材を上本体21の内部に挿入して押し込むことにより、接続部材31の弾性により挟持された芯線81aを、接続部材31の弾性に抗して接続部材31(電線接続部34の先端部34a)を芯線81aから離れる向きに移動させ(芯線81aと接続部材31との間隔を広げて)、接続部材31の抜け止め状態を解除することができる。この解除操作により、端子部61から芯線81aを取り外すことができる。
本実施形態の照明器具100では、解除部62を器具本体11の一部に貫通孔を設けることで形成している。そのため、照明器具100の構造の簡素化を図ることができ、部品点数が少なく、組立作業がしやすい。
なお、本実施形態においては、解除部62を器具本体11の側面に設けたが、これに限らず、上本体21の上面に設けてもよい。解除部62を上本体21の上面に設けた場合には、視認性がよく、解除操作がしやすい。
また、本実施形態においては、解除部62を器具本体11における貫通孔として形成したが、これに限らず、解除ボタン等の部材を組み付けてもよい。解除ボタン等の部材を組み付けた場合には、別途解除用の棒部材等を用意する必要が無く、解除操作を容易に行える。
また、本実施形態においては、複数の電線接続部34のそれぞれに対応するように解除部62を複数設けたが、これに限らず、複数の電線接続部34と芯線81aとの接続を1つの解除部62を用いて解除できる構成でもよい。
接続部材31は、下本体41のソケット部43の上面に取り付けられる。接続部材31は、ランプユニット51の電極ピン54と配線81の芯線81aとを電気的に接続する部材である。接続部材31は、導電性を有する金属製の板バネで構成されている。接続部材31は、下本体41のソケット部43における後述する位置規制部43cに配置される。接続部材31は、ソケット部43に設けられた接続孔43dの径方向外側に配置される。接続部材31は、図6に示すように、上本体21と下本体41とで囲まれる扁平で略円環状の空間S内に収容される。このように扁平なソケット部43上の空間Sに接続部材31を収容できるため、従来のような嵩高い端子台を使用するのに比べて、照明器具のコンパクト化を図ることができる。
接続部材31は、中間板部32と、延設部33と、電線接続部34とを有している。
中間板部32は、接続部材31の中間部に位置する板状の部分である。図5に示すように、中間板部32の中途部には、平面視屈曲状の部分である、第1傾斜面部32a、頂部32b、第2傾斜面部32cを有している。頂部32bは、接続孔43dの係合孔43d2に向けて突出されるとともに、当該頂部32bの一側(挿入孔43d1側)に傾斜状の第1傾斜面部32aが設けられ、頂部32bの他側(挿入孔43d1に対して反対側)に傾斜状の第2傾斜面部32cが設けられている。頂部32bは、係合孔43d2に重なるように突出している。これにより、電極ピン54が係合孔43d2に係合された際に、頂部32bが当該電極ピン54の径大部54bに接触し、通電可能の状態になる。
延設部33は、中間板部32の両端部から端子部61の各端子接続部22、44側に向かって傾斜状に延びる一対の板状の部分である。
電線接続部34は、延設部33に連設される平面視略V字形状の部分である。電線接続部34は、配線81の芯線81aを接続する部分である。電線接続部34は、各端子接続部22、44の内側部分に近接して配置される。電線接続部34の先端部34aは、芯線81aの挿入経路に重なるように配置されている。このような構成により、電線接続部34は、端子接続孔60・60の外側から挿入される芯線81aに当接するともに、バネの復元力により当該芯線81aを後述するソケット部43に設けられる配線規制部43e側に押圧して鎖錠する。このようにして電源接続部34は芯線81aと電気的に接続される。すなわち、電線接続部34は、芯線81aを係止して鎖錠する鎖錠端子を構成している。
図6に示すように、電線接続部34の先端部34aには、側面視においてV字形状の溝部34bが設けられている。これにより、芯線81aが端子接続孔60の外側から挿入された場合、芯線81aが溝部34bに沿って保持されるため、芯線81aと電線接続部34との接触不良を防ぐことができる。
なお、電線接続部34において溝部34bを設けない構成としてもよい。また、本実施形態の接続部材31では、中間板部32、延設部33、電線接続部34を一体的に有する構造であったが、これに限られない。中間板部32、延設部33、電線接続部34をそれぞれ金属片や銅線を用いて別体として構成しても実現できる。本実施形態の接続部材31のように構成すれば、照明器具100を組み立てる際、部品点数の増加を抑制し、作業工数の低減化に有利な構成となる。
下本体41は、絶縁性を有する樹脂製であり、反射部42と、反射部42の一端(上端)側に配置されるソケット部43と、下側端子接続部44と、筒状の反射部42の他端(下端)から径方向外側に延出される平面視円環状の鍔部45とを主に有している。
なお、下本体41は側部となる筒状の反射部42を有するが、筒状に限らずその他の形状であってもよい。例えば側部に開口部や切欠部を有してもよく、ソケット部43を複数の支柱で支える側部形状であってもよい。
反射部42は、円筒状でランプユニット51からの光を反射する部分である。反射部42は、一端側(上側)から他端側(下側)にかけて拡径している。反射部42の下面には、開口42aが形成されている。
なお、本実施形態の反射部42として、周壁部が下方に行くに従って広がる斜面状に形成したものを説明したが、これに限定されない。例えば、反射部の形状として、周壁部が下方に行くに従って広がる放物面状に形成されるものであってもよい。
また、反射部42の平面視形状は、円形形状に限らず、四角形等の多角形でもよく、種々の取付穴の開口形状に取り付け可能な形状であってもよい。
ソケット部43は、絶縁性を有する樹脂製であり、下本体41の上方側の少なくとも一部を塞ぐように反射部42と一体的に形成されている。ソケット部43は、平面視略円環状であり、ランプユニット51を取付可能であるランプソケットとなる部分である。ソケット部43は、平板の円環部43aと、円環部43aの内周部から立設される円筒状の筒部43bと、位置規制部43cと、配線規制部43eと、ネジ取付部43fとを有している。筒部43bには、ランプユニット51の突出部55が挿通されるとともに周方向の所定範囲において回動可能である。筒部43bの内面には、ランプユニット51のガイド溝(図示せず)が係合する一対の凸部(図示せず)が突設されている。
円環部43aは、ランプユニット51の電極ピン54が挿入されて保持される一対の貫通孔(第1貫通孔)である接続孔43dを有している。円環部43aは、下本体41の上方側の一部を塞ぐように形成されている。接続孔43dは、第1規制部43c1の径方向内側に近接して設けられている。接続孔43dは、接続孔43dの一端側に設けられ、ランプユニット51の電極ピン54が挿入される円形の挿入孔43d1と、接続孔43dの他端側に設けられ、挿入孔43d1に挿入された電極ピン54が周方向に移動されて係合する係合孔43d2とを有している。挿入孔43d1は、電極ピン54の径大部54bが挿入可能な内径寸法の円形孔状に形成されている。係合孔43d2は、電極ピン54の径大部54bの直径よりも孔幅が狭く、周方向に移動する電極ピン54のピン部54aが移動可能な円弧長孔状に形成されている。
位置規制部43cは、円環部43aの上面に設けられる凸状の部分であり、円環部43aの上面における接続部材31の位置を規制する部分である。一対の位置規制部43c・43cは、円環部43aの中心に対して点対称の位置に、点対称となるようにそれぞれ設けられている。位置規制部43cは、中間板部32の位置を規制する第1規制部43c1及び第1保持ピン43c2と、電線接続部34の位置を規制する第2規制部43c3及び第2保持ピン43c4とを有している。第1規制部43c1及び第2規制部43c3は、円環部43aの上面から上方に立ち上がる立壁状に形成されている。一対の第1規制部43c1・43c1は、接続孔43dの径方向外側に配置されるとともに、円環部43aの中心に対して対向して配置されている。第1規制部43c1には、第1規制部43c1の延出方向の両端部において、一対の第1規制部43c1・43c1の対向方向内側の近傍に第1保持ピン43c2・43c2が配置される。第2規制部43c3は、第1規制部43c1より幅寸法が小さく、第1規制部43c1に対して平行に配置される。第2規制部43c3は、芯線81aの挿入方向に対して平行となるように配置されるとともに、芯線81aの幅方向外側に配置される。第2規制部43c3の径方向外側の近傍において、端子接続部22、44側に第2保持ピン43c4が配置される。位置規制部43cでは、中間板部32が第1規制部43c1と第1保持ピン43c2により位置規制されるとともに、電線接続部34が第2規制部43c3と第2保持ピン43c4により位置規制される。このように位置規制部43cにより接続部材31を取り付けることで、ネジ等の取付部材を使用せずに接続部材31をソケット部43の円環部43aの上面に取付可能となり、部品点数を抑えるとともに、組立作業を容易に行うことができる。
配線規制部43eは、円環部43aの上面に設けられている凸状の部分であり、端子接続孔60からソケット部43の内側に向かって延びるように立壁状の部分である。配線規制部43eは、端子接続孔60を介してソケット部43上の空間Sに侵入した配線81の芯線81aの位置を規制する。芯線81aは、端子接続孔60を介してソケット部43の内側に向かって挿入すると、電線接続部34の先端部34aと接触するとともに、電線接続部34の復元力により配線規制部43e側に押圧される。芯線81aは、配線規制部43eに押し付けられて電源接続部34の先端部34aとの間に挟まれて鎖錠された状態となる。
ネジ固定部43fは、円環部43aの上面に設けられている筒状の部分である。ネジ固定部43fは、上本体21の取付部24に設けられて貫通孔(図示せず)と取付バネ71の貫通孔(図示せず)に対応した位置に設けられる。下本体41に対して上本体21と取付バネ71を所定の位置に配置し、ネジ72を上本体21と取付バネ71の貫通孔を介してネジ固定部43fに螺合して固定する。このようにして、上本体21と下本体41と取付バネ71を一体的に固定することができる(図6参照)。このように固定することで、部品点数の増加を抑え、組立作業を容易に行うことができる。
下側端子接続部44は、上本体21が有する上側端子接続部22に対応して設けられる側面視長方形状の平坦部分である。下側端子接続部44は、その上端に略半円形状の第3切欠部44a・44aと、第3切欠部44a・44aのそれぞれの外側に延びる第4切欠部44b・44bが形成されている。上本体21を下本体41に取り付けた際に、下側端子接続部44は上本体21の上側端子接続部22と組み合わされて、側面視長方形状の端子接続部が構成される。端子接続部には、配線81の芯線81aが挿通可能である貫通孔(第2貫通孔)である端子接続孔60・60と、解除部62・62が形成される。
鍔部45は、照明器具100を例えば天井面の取付穴に設置した状態で取付穴の周縁部を覆う部分である。
ランプユニット51は、下本体41のソケット部43に取り付けられるランプであり、例えばGX53ランプである。ランプユニット51は、一方側(上面側)に設けられるGX53型の口金部52と、他方側(下面側)に図示しない光源部を覆う透光カバー部53と、内部に収容される電源回路とを備える。口金部52は、上方に向けて突出する電極ピン54と、ランプユニット51の上面中央に配置される円柱状の突出部55とから構成される。突出部55には、周面の対称位置に一対の略L字形のガイド溝(図示せず)が形成されている。ガイド溝は、ソケット部43の凸部と係合して、ランプユニット51がソケット部43に位置決めされる構成となっている。一対の電極ピン54は、突出部55の側方で口金部52の上面周辺部の対称位置に突設されている。電極ピン54は、円柱状のピン部54aの先端にピン部54aの直径よりも大きい円柱状である径大部54bが形成されている。
なお、ランプユニット51及びソケット部43は、GX53形口金に対応したものに限らず、GH76p形口金やGH69h形口金に対応したものでもよい。
取付バネ71は、照明器具100を天井面の取付穴に埋め込んで取り付けるための固定手段である。取付バネ71は、上本体21の上面の周縁において対向して配置された一対の取付部24に配設される。取付バネ71は、ステンレス素材等の板状金属部材の中途部を複数箇所屈曲及び湾曲させて形成された板バネである。取付バネ71は、略V字状に形成された板バネであり、基端部が上本体21の取付部24に当接してネジ72等の取付部材により固定されるとともに、自由端部が下本体41の側方に延出されるものである。取付バネ71を屈曲した状態で照明器具100を天井の取付穴に設置した場合、取付バネ71は、取付バネ71が広がろうとする弾性力によって取付穴の周縁を押圧することで鍔部45との間で天井面を挟持し、照明器具100を天井面に固定する。
なお、取付バネの形状、取付位置、本数等については、本実施形態のものに限定されない。
次に、ソケット部43にランプユニット51を取り付ける取付作業について説明する。
作業者は、電極ピン54を接続孔43dの挿入孔43d1に挿入し、挿入孔43d1から係合孔43d2へと移動させると、電極ピン54の径大部54bが第1傾斜面部32aに当接するとともに、電極ピン54の径大部54bで押動されることで、第1傾斜面部32aが外径側に弾性変形し、第1傾斜面部32aの径大部54bが頂部32bを乗り越え、当該頂部56を乗り越えた電極ピン54の径大部54bに頂部32bの他側の第2傾斜面部32cが圧接して電気的に接続される。
次に、本実施形態に係る照明器具100の組立作業について説明する。
下本体41を組み立てる際には、下本体41のソケット部43の一対の位置規制部43c(第1規制部43c1、第1保持ピン43c2、第2規制部43c3及び第2保持ピン43c4)に接続部材31・31を取り付ける。続いて、上本体21を下本体41の上部に配置する。続いて、取付バネ71を取付部24に配置し、ネジ72等の取付部材を用いて、上本体21と下本体41と取付バネ71とを共締めして固定する。このような構成した場合、ネジ部材を削減して部品点数を減らすとともに組立工数を減らすことができる。
なお、本実施形態では、ネジ72を用いて上本体21と下本体41と取付バネ71とを共締めして固定する構成としたが、これに限らず、上本体21と下本体を固定する取付部材と、取付バネ71を固定する取付部材を別体とする構成でもよい。また。ネジ72のような取付部材を用いるのではなく、接着等の手段を用いて上本体21と下本体41とを固定することもできる。
以上説明した本実施形態の照明器具100によれば、下本体41に一体的に形成されるとともに、ランプユニット51が取り付けられるソケット部43を有している。さらに、上本体21をソケット部43に対向するように下本体41の上部に取り付けた際に、上本体21と下本体41との境界領域に外部電源線と電気的に接続可能な端子部61を有している。すなわち、器具本体11にソケット部43と端子部61を一体的に構成することで、部品点数を抑えた照明器具を実現することができる。また、従来の端子台のように器具本体とは別体で設けたものと比べて、配線作業等が簡略化できるため、組立作業がし易い。
なお、本実施形態の照明器具100では、端子部61が上本体21と下本体41の両方に一体的に形成されているが、例えば、端子部が上本体21若しくは下本体41のどちらか一方に一体的に形成されるように構成してもよい。
本実施形態の照明器具100によれば、端子部61が器具本体11の上本体21及び下本体41のそれぞれの側面の一部を切り欠くように形成されている。従来の端子台のように器具本体とは別体のものは器具本体の上部に配置すると嵩高くなるが、本実施形態のように器具本体11の側面を切り欠くように端子部61を配置することで、照明器具の高さ寸法の増大化を抑制するとともに照明器具のコンパクト化を実現することができる。また、本実施形態のように器具本体11内部に端子部61を設けたため、従来の端子台を外部に設けた照明器具のように器具本体11の外部に配線が露出しないため、配線の断線等が起こりにくい構成となっている。
本実施形態の照明器具100によれば、上本体21とソケット部43の間に配置されるとともに、電極ピン54に電気的に接続される接続部材31を有している。さらに、器具本体11は、端子部61に端子接続孔60・60を有するとともに、配線81の芯線81aは端子接続孔60・60を介して接続部材31に電気的に接続されている。これにより、従来の端子台のように器具本体とは別体で設けたものと比べて、配線作業等が簡略化できるため、組立作業がし易い。
本実施形態の照明器具100によれば、解除部62が器具本体11の一部に貫通孔を設けることで形成されている。これにより、従来の端子台のように器具本体とは別体で設けたものと比べて、部品点数の増加を抑制し、照明器具の構造の簡素化を図ることができるため、組立作業がし易い。また、解除部が照明器具の一部に一体的に形成されるため、小型な照明器具を実現できる。
なお、本実施形態の照明器具100では、解除部62が上本体21と下本体41の両方に一体的に形成されているが、例えば、解除部が上本体21若しくは下本体41のどちらか一方に一体的に形成されるように構成してもよい。
11 器具本体
21 上本体
22a 第1切欠部(切欠部)
22b 第2切欠部
41 下本体
42 側部
43 ソケット部
43d 接続孔(第1貫通孔)
44a 第3切欠部(切欠部)
44b 第4切欠部
51 ランプユニット
54 電極ピン
60 端子接続孔(第2貫通孔)
61 端子部
62 解除部
81 配線
81a 芯線
100 照明器具

Claims (6)

  1. ランプユニットを取付可能な器具本体を有する照明器具であって、
    前記器具本体は、上本体と、側部を有する下本体とで構成され、
    前記下本体は、前記下本体の上方側の少なくとも一部を塞ぐように前記下本体と一体的に形成され、前記ランプユニットが取り付けられるソケット部を有し、
    前記上本体は、前記ソケット部に対向するように前記下本体の上部に取り付けられ、
    前記器具本体は、外部電源線と電気的に接続可能な端子部を有し、
    前記端子部は、前記上本体若しくは前記下本体、又は前記上本体と前記下本体の両方に一体的に形成されている照明器具。
  2. 前記ランプユニットは、上方に向けて突出する電極ピンを有し、
    前記ソケット部は、前記電極ピンを挿入して保持するための第1貫通孔を有する、請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記上本体と前記ソケット部の間に配置され、前記電極ピンに電気的に接続される接続部材を有し、
    前記器具本体は、前記端子部に第2貫通孔を有し、
    前記外部電源線は、前記第2貫通孔を介して前記接続部材に電気的に接続される、請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記端子部は、前記器具本体の側面の一部を切り欠くように形成される、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明器具。
  5. 前記端子部は、
    前記上本体と前記下本体の側面の切欠部から形成され、
    前記上本体と前記下本体との境界領域に形成される、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明器具。
  6. 前記器具本体は、前記外部電源線と前記接続部材との電気的接続を解除する解除部を有し、
    前記解除部は、前記上本体若しくは前記下本体、又は前記上本体と前記下本体の両方に一体的に形成されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明器具。
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