JP2012169146A - ソケット及び照明器具 - Google Patents

ソケット及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2012169146A
JP2012169146A JP2011029042A JP2011029042A JP2012169146A JP 2012169146 A JP2012169146 A JP 2012169146A JP 2011029042 A JP2011029042 A JP 2011029042A JP 2011029042 A JP2011029042 A JP 2011029042A JP 2012169146 A JP2012169146 A JP 2012169146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straight tube
led lamp
socket
contact piece
type led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011029042A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Nishida
伸行 西田
Shinji Ishii
慎二 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011029042A priority Critical patent/JP2012169146A/ja
Publication of JP2012169146A publication Critical patent/JP2012169146A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

【課題】直管形LEDランプとの接地導通を確実にとる。
【解決手段】直管形LEDランプ用ソケットは、ベース12と蓋13と接触片14とで構成される。接触片14は、1枚の銅又は銅合金性の平板を、中央部が上方に突き出すように逆U字状に折り曲げ、その下端部を左右の外方へL字状に折り曲げ、更に、そのL字状に折り曲げた部分と先端との間を下方向へU字状に折り曲げて成形される。直管形LEDランプをベース12の直管形LEDランプ挿入穴18に挿入して回転すると、直管形LEDランプの接地用端子の先端が接触片14の内側面に接触する。接触片14の下方向へU字状に折り曲げた部分は、照明器具の本体に接触する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ソケット及び照明器具に関するものである。本発明は、特に、直管形LEDランプ用ソケット及び照明器具に関するものである。
直管ランプ形状の直管形LEDランプが普及しつつある。直管形LEDランプの場合、ランプ形状の筐体の内部に回路を有する構造となっており、商用電源がランプ形状の内部部分に直接かかることになり、接地導通を取る必要があった。そこで、直管形LEDランプの片側の口金のみから、給電し、反対側は接地をとるための接触片を有する直管形LEDランプが使用されるようになりつつある。
従来、直管形ランプの口金を給電端子に接続する動作によって直管形ランプの外郭に接触するアース接続部材を具備する光源用ソケットがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−170903号公報
上記のような光源用ソケットの場合は、アース接続部材が直管形ランプの外郭に接触するため、ランプの形状によっては、アース接続部材が接触しない場合があった。また、直管形ランプの形状にも影響を受けるため、アース接続部材が直管形ランプに接触する前に給電が開始されてしまうおそれがあった。
本発明は、例えば、直管形LEDランプとの接地導通を確実にとることを目的とする。
本発明の一の態様に係るソケットは、
一端からアース端子が突出した直管形ランプを光源として使用する照明器具に取り付けられるソケットであり、
前記直管形ランプのアース端子が挿入される挿入孔が設けられたソケット本体と、
1枚の導電板で形成された底部と、前記底部の両端から延びる1対の側部と、前記1対の側部から更に延びて突起する1対の突部とを有する接触片であって、前記1対の突部が前記ソケット本体の外側に突出して前記照明器具の本体に接触するように前記ソケット本体に取り付けられ、前記ソケット本体の挿入孔に前記直管形ランプのアース端子が挿入された状態では当該アース端子を前記1対の側部で挟み込んで前記照明器具の本体に電気接続する接触片とを備える。
本発明の一の態様によれば、ソケット内部に設けた接触片がソケットの上部に突出しており、その接触片が照明器具の本体との接地導通をとるため、直管形ランプのアース側口金と接地導通が確実にとれる。
実施の形態1に係る(a)直管形LEDランプ用ソケットを有する照明器具を示す斜視図、(b)直管形LEDランプの口金を示す部分斜視図。 実施の形態1に係る(a)直管形LEDランプ用ソケットを示す四面図、(b)直管形LEDランプ用ソケットを示す分解正面図。 実施の形態1に係る(a)直管形LEDランプ用ソケットの内部構造を示す分解斜視図、(b)直管形LEDランプ用ソケットのベースを別方向からみた状態を示す斜視図、(c)電源供給可能ソケットの回転を示す斜視図。 実施の形態1に係る照明器具を組み立てる手順を示す部分斜視図。 実施の形態1に係る直管形LEDランプ用ソケットの端板との嵌合状態を示す斜視図、正面図及び側面図。 実施の形態1に係る直管形LEDランプを照明器具に挿入する手順を示す断面図及び側面図。 実施の形態1に係る直管形LEDランプが照明器具に挿入された状態を示す部分側面図。 実施の形態2に係る(a)直管形LEDランプ用ソケットを示す四面図、(b)直管形LEDランプ用ソケットを示す分解正面図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」といった方向は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
図1(a)は、本実施の形態に係る直管形LEDランプ用ソケット11を有する照明器具10を示す斜視図である。図1(b)は、本実施の形態に係る直管形LEDランプ40の口金を示す部分斜視図である。
図1(a)に示すように、照明器具10は、直管形LEDランプ用ソケット11と電源供給可能ソケット33とを有しており、直管形LEDランプ40を取り付けて使用される。照明器具10は、例えば天井に設置される。図1(b)に示すように、この直管形LEDランプ40は、直管形状であり、直管の一方の端部にL字形状の給電用端子42を2つ有する電源供給側口金41を備え、他方の端部にT字形状の接地用端子44を有するアース側口金43を備えている。直管形LEDランプ40の電源供給側口金41は、照明器具10の電源供給可能ソケット33に接続し、アース側口金43は、照明器具10の直管形LEDランプ用ソケット11に接続する。照明器具10は、直管形LEDランプ40に電源供給可能ソケット33から電力を供給し、直管内部の基板等に配設されたLED素子を点灯させる。
上記のように、本実施の形態において、直管形LEDランプ用ソケット11は、一端から接地用端子44(アース端子)が突出した直管形LEDランプ40を光源として使用する照明器具10に取り付けられる。なお、直管形LEDランプ用ソケット11と同様に構成したソケットを、直管形LEDランプ40以外の直管形ランプを光源として使用する照明器具に取り付けてもよい。この場合も、後述するような本実施の形態と同等の効果が得られる。
図2(a)は、直管形LEDランプ用ソケット11を示す四面図(上面図、正面図、側面図、底面図)である。図2(b)は、直管形LEDランプ用ソケット11を示す分解正面図である。図3(a)は、直管形LEDランプ用ソケット11の内部構造を示す分解斜視図である。図3(b)は、直管形LEDランプ用ソケット11のベース12を図3(a)とは別方向からみた状態を示す斜視図である。図2(a)及び(b)、図3(a)及び(b)では、図1(a)とは上下方向を逆にして直管形LEDランプ用ソケット11を示している。したがって、例えば照明器具10が天井に設置されていれば、図2(a)及び(b)、図3(a)及び(b)に示したものは上下反転した状態となる。
図2(a)及び(b)、図3(a)及び(b)に示すように、直管形LEDランプ用ソケット11は、プラスチック製のベース12と、プラスチック製の蓋13と、ベース12の内部に取り付けられ、一部分が下方に凸状に突出し、当該部分からソケット内部の上端中央部付近まで逆U字状の形状で一体に形成されている銅又は銅合金性の接触片14とで構成される。
プラスチック製のベース12は、照明器具10への取り付けに使用される取付溝15を左右側面の下端近傍に有し、蓋13の鍵状の突起21と嵌合する嵌合用角穴16を両側面及び上面(合計3箇所)に有する。また、ベース12は、接触片14を支えるコ字状の突起17を内部中央の2箇所に有し、直管形LEDランプ40が挿入できるように円形状に開口された直管形LEDランプ挿入穴18を前面に有する。更に、ベース12は、接触片14が挿入されるコ字状の切り欠き19を下面の左右2箇所に有する。
プラスチック製の蓋13は、照明器具10への取り付けに使用される取付溝20を左右側面の下端近傍に有し、ベース12の嵌合用角穴16に嵌合される鍵状の突起21を両側面及び上面外周(合計3箇所)に有する。また、蓋13は、接触片14を支えるコ字状の突起22を内部上方に有し、同じく接触片14を支えるE字状の突起23を内部下方の2箇所に有する。コ字状の突起22と2箇所のE字状の突起23とは一直線上に配置される。蓋13は、ベース12のコ字状の切り欠き19に嵌合される凸状の突起24を左右の内側面下部(合計2箇所)に有する。
蓋13がベース12に嵌合される際には、鍵状の突起21がベース12の後面から挿入され、ベース12の嵌合用角穴16に嵌められる。このとき、最初は、鍵状の突起21の先端がベース12の内壁により押され、プラスチックの弾性によって変形する。これにより、鍵状の突起21がベース12の内方に徐々に挿入され、最終的には、鍵状の突起21の先端がベース12の嵌合用角穴16に嵌り、プラスチックの弾性によって元の形状に戻る。これにより、蓋13がベース12に固定される。
接触片14は、1枚の銅又は銅合金性の平板を、中央部が上方に突き出すように逆U字状に折り曲げ、その下端部を左右の外方へL字状に折り曲げ、更に、そのL字状に折り曲げた部分と先端との間を下方向へU字状に折り曲げて成形される。逆U字状に折り曲げられた部分は接触片14の底部14aを形成する。底部14aから、少なくとも左の外方へL字状に折り曲げられた部分までは接触片14の側部14b、底部14aから、少なくとも右の外方へL字状に折り曲げられた部分までは接触片14の側部14cを形成する。側部14bから左の先端までの間で下方向へU字状に折り曲げられた部分は接触片14の突部14d、側部14cから右の先端までの間で下方向へU字状に折り曲げた部分は接触片14の突部14eを形成する。
直管形LEDランプ用ソケット11が組み立てられた状態、即ち、接触片14がベース12に組み込まれた状態において、接触片14の底部14aは、正面からみたとき、ベース12の直管形LEDランプ挿入穴18の中心と上端との中間付近に位置する。接触片14の側部14b,14cと突部14d,14eとをつなぐ部分、即ち、L字状に折り曲げられた部分は、ベース12の下側内面部に位置する。接触片14の突部14d,14eは、ベース12の下面2箇所のコ字状の切り欠き19を貫通して下方へ突出し、照明器具10の本体に接触する。接触片14の突部14d,14eより先端側の部分は、平坦(平板状)であり、ベース12の側面2箇所の取付溝15の壁面とベース12の下面との隙間に挿入される。
例えば、接触片14の逆U字状になっている部分の幅D(内部寸法)、即ち、側部14bと側部14cとの間隔を7ミリメートルとする。また、図1(b)に示した直管形LEDランプ40のアース側口金43の接地用端子44は先端が楕円状の断面を有しているが、その長辺を8ミリメートル、その短辺を5ミリメートルとする。この場合、直管形LEDランプ40が直管形LEDランプ用ソケット11のベース12の直管形LEDランプ挿入穴18に挿入されるときには、アース側口金43の接地用端子44の先端が、その長辺が縦向きになるように接触片14の側部14bと側部14cとの間に入り、接触片14に接触しない。その後、直管形LEDランプ40が90度回転され、アース側口金43の接地用端子44の先端が90度回転することで、その長辺が横向きになり、接触片14の内側面、即ち、側部14bと側部14cとに接触する。これにより、導通がとれる。もし、接触片14の幅Dを5ミリメートルより小さく、あるいは、8ミリメートルより大きくした場合は、アース側口金43の接地用端子44の先端が接触片14の側部14bと側部14cとの間に挿入できないか、あるいは、導通できない状態になる。つまり、接触片14の幅Dは、直管形LEDランプ40のアース側口金43から突出した接地用端子44の先端の短辺よりも大きく、長辺よりも小さくするとよい。なお、接触片14の水平方向(直管形LEDランプ40の接地用端子44の挿入方向)の位置は、接地用端子44の軸方向の長さによって適宜決められる。即ち、接触片14は、水平方向において、直管形LEDランプ40が直管形LEDランプ挿入穴18に挿入された状態で接地用端子44の先端が接触片14に届く位置に配置される。
上記のように、本実施の形態において、直管形LEDランプ用ソケット11のベース12(ソケット本体)には、直管形LEDランプ40の接地用端子44が挿入される直管形LEDランプ挿入穴18(挿入孔)が設けられている。直管形LEDランプ用ソケット11の接触片14は、1枚の導電板で形成された底部14aと、底部14aの両端から延びる1対の側部14b,14cと、側部14b,14cから更に延びて突起する1対の突部14d,14eとを有する。接触片14は、突部14d,14eがベース12の外側に突出して照明器具10の本体に接触するようにベース12に取り付けられている。接触片14は、ベース12の直管形LEDランプ挿入穴18に直管形LEDランプ40の接地用端子44が挿入された状態では接地用端子44を側部14b,14cで挟み込んで照明器具10の本体に電気的に接続する。このため、直管形LEDランプ40との接地導通を確実にとることができる。なお、ベース12には、直管形LEDランプ挿入穴18の代わりに、直管形LEDランプ40の接地用端子44のみが挿入可能な大きさの挿入孔を設けてもよい。この場合も、接地用端子44が接触片14に届く長さをもっていれば、直管形LEDランプ40との接地導通を確実にとることができる。
本実施の形態において、直管形LEDランプ40の接地用端子44は、径方向断面略楕円状の先端を有する。接触片14の側部14b,14cは、間隔が直管形LEDランプ40の接地用端子44の先端の短径より広く当該先端の長径より狭い。このため、接地用端子44の先端の長径が垂直方向、短径が水平方向を向いた状態でベース12の直管形LEDランプ挿入穴18に直管形LEDランプ40を挿入すれば、接地用端子44の先端が接触片14の側部14b,14cに接触しない。よって、直管形LEDランプ40をスムーズに挿入することができる。また、直管形LEDランプ挿入穴18に直管形LEDランプ40を挿入した後、接地用端子44の先端の長径が水平方向、短径が垂直方向を向いた状態になるように直管形LEDランプ40を回転すれば、接地用端子44の先端が接触片14の側部14b,14cに接触する。よって、簡単な回転操作のみで直管形LEDランプ40との接地導通を確実にとることができる。なお、接触片14の側部14b,14cの全体ではなく、一部分のみの間隔を接地用端子44の先端の短径より広く当該先端の長径より狭くし、残りの部分の間隔を接地用端子44の先端の短径より狭く又は長径より広くしてもよい。この場合も、接触片14の側部14b,14cの隙間のうち、接地用端子44の先端の短径より広く当該先端の長径より狭い部分に接地用端子44の先端がくるようになっていれば、直管形LEDランプ40との接地導通を確実にとることができる。
本実施の形態において、接触片14の底部14aは、断面略U字状に形成されている。このため、1枚の導電板から接触片14を容易に製造できる。なお、接触片14の底部14aを他の形状にしてもよい。
図3(c)は、電源供給可能ソケット33の回転を示す斜視図である。図3(c)では、直管形LEDランプ40を取り付ける照明器具10に設けられた電源供給可能ソケット33に、直管形LEDランプ40の電源供給側口金41が挿入されてから、直管形LEDランプ40の本体が回転して電源供給可能ソケット33に取り付けられる(固定される)までの様子を左から右に時系列で示している。また、図3(c)では、図1(a)とは上下方向を逆にして電源供給可能ソケット33を示している。したがって、例えば照明器具10が天井に設置されていれば、図3(c)に示したものは上下反転した状態となる。
電源供給可能ソケット33と直管形LEDランプ用ソケット11との間の長さは、直管形LEDランプ40の電源供給側口金41からアース側口金43までの長さと同じになっており、給電用端子42及び接地用端子44の長さを含んでいない。しかも、電源供給可能ソケット33には、直管形LEDランプ用ソケット11の直管形LEDランプ挿入穴18のような挿入孔が設けられていない。このように、照明器具10は、直管形LEDランプ40のアース側口金43の接地用端子44を先に直管形LEDランプ用ソケット11に挿入しないと直管形LEDランプ40を装着することができない構造となっている。このため、安全性が向上する。
図3(c)に示すように、電源供給可能ソケット33には、電源供給側口金取付部34が回転自在に取り付けられている。電源供給側口金取付部34には、給電用端子42が挿入される長手状の溝35が設けられており、この溝35の向きによって給電用端子42が電源供給可能ソケット33に電気的に接続されるかどうかが決まる。具体的には、電源供給側口金取付部34の溝35が垂直又は垂直に近い状態(例えば、図3(c)の左側の図)では給電用端子42が接続されず、電源供給側口金取付部34の溝35が水平又は水平に近い状態(例えば、図3(c)の右側の図)では給電用端子42が接続される。
電源供給可能ソケット33に電源供給側口金41を挿入すると(図中、電源供給可能ソケット33のみを示している)、最初、電源供給側口金取付部34の溝35は、照明器具10の本体に対して垂直である(例えば、図3(c)の左側の図)。その後、直管形LEDランプ40を45度、90度と回転させることにより、垂直だった電源供給側口金取付部34の溝35が、照明器具10の本体に対して水平の向きになり(例えば、図3(c)の右側の図)、直管形LEDランプ40を固定すると同時に電源供給可能ソケット33と導通させる。
図4は、照明器具10を組み立てる手順を示す部分斜視図である。図4では、照明器具10(の本体)を組み立てる手順を上から下に時系列で示している。また、図4では、図1(a)と上下方向を同じにして照明器具10を示している。したがって、直管形LEDランプ用ソケット11は、図2(a)及び(b)、図3(a)及び(b)に示したものを上下反転した状態になっている。
図4に示すように、照明器具10の筐体29は、断面コ字状であり、電源を供給可能でアース端子を設けた端子台25を取り付けるための取付穴(図示していない)と、直管形LEDランプ用ソケット11と反射板26とが取り付け可能な端板27の固定ができる取付穴(図示していない)とを有する。端板27は、平板が上下左右よりL字状に折り曲げられて形成されており、下面のみコ字状の切り欠き27aができるように一部が更に折り曲げられてL字状の接地板28が形成されている。反射板26は、断面コ字状の鋼板の一端部近傍にソケット挿入角穴36と取付穴37とを備える。
照明器具10を組み立てる際は、まず、筐体29の内側に、端板27を外方から挿入し、筐体29の裏面(上面)より取付ネジ30で固定する。また、端子台25を下面より取付ネジ31で筐体29に固定する。更に、直管形LEDランプ用ソケット11を筐体29の内方から端板27に取り付ける。このとき、端板27のコ字状の切り欠き27aの側縁部を直管形LEDランプ用ソケット11の取付溝15,20に挿入して嵌合させることで、直管形LEDランプ用ソケット11を固定する。また、端板27のコ字状の切り欠き27aのやや上方で、L字状に折り曲げて接続された接地板28に、直管形LEDランプ用ソケット11の接触片14の2つの逆U字形状の突部14d,14e(露出部)を接触させることで、接触片14と照明器具10の筐体29とを導通させる。これにより、接触片14を照明器具10の筐体29を通して接地させることができる。なお、接地板28は塗装やコーティング等されておらず、導通可能な金属板である。最後に、反射板26のソケット挿入角穴36に直管形LEDランプ用ソケット11を挿入しながら、反射板26を下方から筐体29に取り付け、反射板26の取付穴27にツマミネジ32を螺合して反射板26を固定する。
図5は、直管形LEDランプ用ソケット11の端板27との嵌合状態を示す斜視図、正面図及び側面図である。
図5に示すように、直管形LEDランプ用ソケット11の接触片14の逆U字形状の突部14d,14eが、端板27のL字状の平面部分である接地板28に接触することで、端板27をネジ止めにより固定した照明器具10の筐体29を通して、接触片14が接地される。
図6は、直管形LEDランプ40を照明器具10に挿入する手順を示す断面図及び側面図である。図6では、直管形LEDランプ40を照明器具10に挿入する手順を上から下に時系列で示している。
図6に示すように、直管形LEDランプ40のアース側口金43の接地用端子44は楕円状の形をしており、直管形LEDランプ用ソケット11のU字状の接触片14の中央部に挿入するときは、長径側が縦になるように挿入する。このとき、直管形LEDランプ40は斜めに挿入する。次に、電源供給側口金41は2本の給電用端子42を縦状に配置しているため、電源供給可能ソケット33に給電用端子42を縦の状態で挿入する。このときには、両ソケットには直管形LEDランプ40の両口金は接触していない。直管形LEDランプ40を約45度回転させると、直管形LEDランプ用ソケット11のU字状の接触片14の内壁に直管形LEDランプ40のアース側口金43の接地用端子44が接触する。電源供給側口金41の給電用端子42は電源供給可能ソケット33の接触片(図示していない)には接触しない。更に45度回転させると、電源供給可能ソケット33の接触片も直管形LEDランプ40の電源供給可能口金24の給電用端子42に接触する。
図7は、直管形LEDランプ40が照明器具10に挿入された状態を示す部分側面図である。
図7に示すように、直管形LEDランプ用ソケット11の前面にある直管形LEDランプ挿入穴18は、直管形LEDランプ40の管径よりも大きく、また、直管形LEDランプ用ソケット11内に直管形LEDランプ40のアース側口金43が保持できるようになっているため、直管形LEDランプ40が落下しにくくなる。
上記のように、本実施の形態において、直管形LEDランプ用ソケット11のベース12の直管形LEDランプ挿入穴18は、直管形LEDランプ40の管径より大きく直管形LEDランプ40の一端が挿入可能である。そして、直管形LEDランプ40の一端が挿入された状態では直管形LEDランプ40を支持する。このため、直管形LEDランプ40の落下を防止することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図8(a)は、本実施の形態に係る直管形LEDランプ用ソケット11’を示す四面図(上面図、正面図、側面図、底面図)である。図8(b)は、直管形LEDランプ用ソケット11’を示す分解正面図である。
図8(a)に示すように、直管形LEDランプ用ソケット11’は、実施の形態1と同様に、プラスチック製のベース12’と、プラスチック製の蓋13’と、ベース12’の内部に取り付けられる銅又は銅合金性の接触片14’とで構成される。
本実施の形態において、接触片14’は、1枚の銅又は銅合金性の平板を、中央部が上方に突き出すように逆U字状に折り曲げ、その下端部をハ字状に開き、左右の外方へL字状に折り曲げ、更に、そのL字状に折り曲げた部分と先端との間を下方向へU字状に折り曲げて成形される。逆U字状に折り曲げられた部分は、実施の形態1と同様に、接触片14’の底部を形成する。底部から、少なくともハ字状に開かれた部分までは接触片14’の1対の側部を形成する。1対の側部から左右の先端までの間でそれぞれ下方向へU字状に折り曲げられた部分は、実施の形態1と同様に、接触片14’の1対の突部を形成する。
このように、本実施の形態では、接触片14’がハ字状に開かれている。本実施の形態において、接触片14’の1対の側部は、実施の形態1と同様に、少なくとも一部分の間隔が前記直管形ランプのアース端子の先端の短径より広く当該先端の長径より狭い。そして、接触片14’の1対の側部は、当該部分から接触片14’の1対の突部側に向かって間隔が徐々に広くなっている。このため、直管形LEDランプ40のアース側口金43の接地用端子44が挿入しやすい。
10 照明器具、11,11’ 直管形LEDランプ用ソケット、12,12’ ベース、13,13’ 蓋、14,14’ 接触片、14a 底部、14b,14c 側部、14d,14e 突部、15 取付溝、16 嵌合用角穴、17 コ字状の突起、18 直管形LEDランプ挿入穴、19 コ字状の切り欠き、20 取付溝、21 鍵状の突起、22 コ字状の突起、23 E字状の突起、24 凸状の突起、25 端子台、26 反射板、27 端板、27a コ字状の切り欠き、28 接地板、29 筐体、30 取付ネジ、31 取付ネジ、32 ツマミネジ、33 電源供給可能ソケット、34 電源供給側口金取付部、35 溝、36 ソケット挿入角穴、37 取付穴、40 直管形LEDランプ、41 電源供給側口金、42 給電用端子、43 アース側口金、44 接地用端子。

Claims (6)

  1. 一端からアース端子が突出した直管形ランプを光源として使用する照明器具に取り付けられるソケットにおいて、
    前記直管形ランプのアース端子が挿入される挿入孔が設けられたソケット本体と、
    1枚の導電板で形成された底部と、前記底部の両端から延びる1対の側部と、前記1対の側部から更に延びて突起する1対の突部とを有する接触片であって、前記1対の突部が前記ソケット本体の外側に突出して前記照明器具の本体に接触するように前記ソケット本体に取り付けられ、前記ソケット本体の挿入孔に前記直管形ランプのアース端子が挿入された状態では当該アース端子を前記1対の側部で挟み込んで前記照明器具の本体に電気接続する接触片と
    を備えることを特徴とするソケット。
  2. 前記ソケット本体の挿入孔には、前記直管形ランプのアース端子として、径方向断面略楕円状の先端を有するアース端子が挿入され、
    前記接触片の1対の側部は、少なくとも一部の間隔が前記直管形ランプのアース端子の先端の短径より広く当該先端の長径より狭いことを特徴とする請求項1のソケット。
  3. 前記接触片の1対の側部は、前記少なくとも一部から前記接触片の1対の突部側に向かって間隔が徐々に広くなっていることを特徴とする請求項2のソケット。
  4. 前記ソケット本体の挿入孔は、前記直管形ランプの管径より大きく前記直管形ランプの一端が挿入可能であり、前記直管形ランプの一端が挿入された状態では前記直管形ランプを支持することを特徴とする請求項1から3のいずれかのソケット。
  5. 前記接触片の底部は、断面略U字状に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかのソケット。
  6. 直管形LEDランプを光源として使用する照明器具において、
    請求項1から5のいずれかのソケットが取り付けられていることを特徴とする照明器具。
JP2011029042A 2011-02-14 2011-02-14 ソケット及び照明器具 Withdrawn JP2012169146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029042A JP2012169146A (ja) 2011-02-14 2011-02-14 ソケット及び照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029042A JP2012169146A (ja) 2011-02-14 2011-02-14 ソケット及び照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012169146A true JP2012169146A (ja) 2012-09-06

Family

ID=46973121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011029042A Withdrawn JP2012169146A (ja) 2011-02-14 2011-02-14 ソケット及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012169146A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013084385A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Panasonic Corp ランプソケット及び照明器具
WO2013183204A1 (ja) * 2012-06-08 2013-12-12 パナソニック株式会社 照明器具
CN103453367A (zh) * 2013-09-12 2013-12-18 王培清 一种管状封闭灯结构
CN104538809A (zh) * 2014-12-30 2015-04-22 东莞勤上光电股份有限公司 灯管固定座

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013084385A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Panasonic Corp ランプソケット及び照明器具
WO2013183204A1 (ja) * 2012-06-08 2013-12-12 パナソニック株式会社 照明器具
CN103453367A (zh) * 2013-09-12 2013-12-18 王培清 一种管状封闭灯结构
CN104538809A (zh) * 2014-12-30 2015-04-22 东莞勤上光电股份有限公司 灯管固定座

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9212801B2 (en) Electrical connections for a light-emitting diode lamp
JP3139132U (ja) ランプアセンブリ
JP2012169146A (ja) ソケット及び照明器具
JP2012142198A (ja) ソケット
JP5030294B2 (ja) 照明器具
JP5810289B2 (ja) 照明器具
JP5938210B2 (ja) 発光源内装ランプ
JP5669656B2 (ja) ソケット及び照明器具
JP5455951B2 (ja) ランプ及びランプを用いた照明装置
JP5756906B2 (ja) 照明器具
JP5725991B2 (ja) ランプソケット及び照明器具
JP2014216215A (ja) 照明器具
JP6279333B2 (ja) 照明用ユニット
JP2014135298A (ja) Led照明装置
JP2013165027A (ja) 照明装置
JP2011171225A (ja) ランプソケット及びそれを用いた照明器具
JP2012164496A (ja) ソケット及び照明器具
JP5014180B2 (ja) 照明器具
JP2016115683A (ja) ソケット及び照明器具
JP5686909B2 (ja) ランプ及びランプを用いた照明装置
KR20160001982A (ko) 엘이디 홀더
JP2015028872A (ja) 照明器具
JP2013069434A (ja) 照明器具
JP2007109586A (ja) 照明器具
JP5996888B2 (ja) ソケット及び照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513