JP7183872B2 - バックフレーム - Google Patents

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Description

本開示は、シートバックの骨格を構成するバックフレームに関する。
バックフレームのバックサイドフレームは、特許文献1に記載されているように、クッションフレームに対してシート前後方向に回転可能である。バックサイドフレームは、バックフレームの一部を構成するタワー状のフレームである。
特開2013-27922号公報
通常、バックサイドフレームには、当該バックサイドフレームの回転を規制するためのストッパが設けられている。ストッパは、クッションフレームに対して不動なストッパプレート等の被当接部に接触することにより当該バックサイドフレームの回転を規制する。
このため、被当接部にストッパが接触した状態では、ストッパにモーメントが作用する。当該モーメントは、バックサイドフレームの長手方向と略平行な軸線周りのモーメントである。そして、当該モーメントがストッパに繰り返し作用すると、バックサイドフレームのうちストッパとの固定部に亀裂が発生するおそれがある。
当該亀裂に対する対策の一例として、「バックサイドフレームを構成する部材の肉厚寸法を大きくする」という対策手法がある。しかし、当該対策手法では、バックサイドフレームの製造原価上昇及び質量増大等の問題が発生するおそれがある。
本開示は、上記点に鑑み、製造原価上昇及び質量増大等を抑制しながら、亀裂が発生することを抑制可能なバックサイドフレームの一例を開示する。
シートバックの骨格を構成するバックフレームは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、クッションフレームに対してシート前後方向に回転可能なバックサイドフレーム(72)と、バックサイドフレーム(72)に固定されたストッパ(80)であって、クッションフレームに対して不動な被当接部(91)に接触する当接部(81)を有するとともに、当該当接部(81)が被当接部(91)に接触することにより当該バックサイドフレーム(72)の回転を規制するストッパ(80)と、ストッパ(80)からシート前後方向に延出した延出部(83)であって、少なくとも一部がバックサイドフレーム(72)に固定された延出部(83)とである。
これにより、延出部(83)にて上記のモーメントを受けることが可能となり得る。したがって、当該モーメントが作用することに伴ってバックサイドフレーム(72)に発生する応力が分散するとともに、発生する最大応力が小さくなり得る。したがって、バックサイドフレームの製造者は、製造原価上昇及び質量増大等を抑制しながら、亀裂が発生することを抑制可能なバックサイドフレームを得ることができ得る。
なお、バックサイドフレームは、以下の構成であってもよい。
ストッパ(80)からバックサイドフレーム(72)の長手方向先端側に向かって延出するとともに、バックサイドフレーム(72)に溶接固定されたストッパ固定部(84)であって、延出方向先端が延出部(83)より長手方向先端側に位置するストッパ固定部(84)と、延出部(83)をバックサイドフレーム(72)に溶接固定する溶接部(83C)であって、当該延出部(83)の延出方向に沿って延びる溶接部(83C)とを備えることが望ましい。これにより、製造者は、亀裂が発生することを確実に抑制可能なバックサイドフレームを得ることが可能となり得る。
延出部(83)は、バックサイドフレーム(72)に対して固定され、当該延出部(83)の延出方向に沿って延びる帯板状の固定壁部(83A)、及び当該延出部(83)の延出方向に沿って延びるとともに、固定壁部(83A)から延出した帯板状の補強壁部(83B)であって、当該固定壁部(83A)と交差する方向に延出した補強壁部(83B)を有していることが望ましい。これにより、延出部(83)の曲げ剛性が大きくなるので、バックサイドフレーム(72)に発生する応力が確実に分散され得る。
当接部(81)が被当接部(91)に接触しているとき、延出部(83)は、当接部(81)に対して被当接部(91)側に向けて延出した状態となることが望ましい。これにより、製造者は、亀裂が発生することを確実に抑制可能なバックサイドフレームを得ることが可能となり得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
第1実施形態に係るバックフレームを示す図である。 第1実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第1実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第1実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第2実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第3実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第4実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第4実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。 第4実施形態に係るストッパ周囲を示す図である。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に本開示に係るバックフレームが適用された例である。各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び部材又は部位の形状等を理解し易くするために記載したものである。
したがって、当該バックフレームは、各図に付された方向に限定されるものではない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。斜線が付された図は断面図を示すものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示されたバックフレームは、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
1.乗物用シートの概要
図1に示される乗物用シート1は、車両後部座席の乗物用シートである。当該乗物用シート1はサイドシート3とセンタシート5とが一体となったベンチシート型の乗物用シートである。
サイドシート3は、乗物用シート1のうち車両幅方向一端端側(本実施形態では、右端側)のシート部分である。センタシート5は、当該乗物用シート1のうちサイドシート3に隣接するシート部分である。
図1に示されるように、サイドシート3及びセンタシート5それぞれは、シートクッション3A、5A及びシートバック3B、5B等を有する。シートクッション3A、5Aは着席者の臀部等を支持するための部位である。シートバック3B、5Bは着席者の背部を支持するための部位である。
バックフレーム7はシートバック3B、5Bの骨格を構成する。当該バックフレーム7は、少なくとも3つのバックサイドフレーム71~73等を有する。それらバックサイドフレーム71~73は、図1に示される起立状態では、タワー状に上下方向に延びている。
すなわち、バックサイドフレーム71及びバックサイドフレーム72は、シートバック3Bの骨格を構成する。バックサイドフレーム72及びバックサイドフレーム73は、シートバック5Bの骨格を構成する。
つまり、バックサイドフレーム72は、シートバック3B用のバックサイドフレームとシートバック5B用のバックサイドフレームとを兼ねる。各バックサイドフレーム71~73は、接続部材74A~74Cを介してクッションフレーム(図示せず。)に連結されている。
接続部材74A~74Cはクッションフレームに対して不動である。クッションフレームは、シートクッション3A、5Aの骨格を構成する部材である。つまり、乗物用シート1の骨格を成すシートフレームは、バックフレーム7、クッションフレーム及び接続部材74A~74C等を少なくとも有して構成される。
2.バックサイドフレーム
2.1 バックサイドフレーム等の概要
以下の説明は、バックサイドフレーム72と接続部材74Bとの接続部分の詳細説明である。バックフレーム7のうち当該接続部分は、図2に示されるように、バックサイドフレーム72、接続部材74B、リクライナー75、ストッパ80及びストッパプレート90等を有して構成されている。
バックサイドフレーム72は、SPCCやSPHC等の金属製板材にて構成されている。当該板材は、図3に示されるように、閉曲線(図3では矩形状)を描くように折り曲げられてバックサイドフレーム72を構成している。
当該バックサイドフレーム72は、リクライナー75を介して接続部材74Bに固定されている。リクライナー75は、バックサイドフレーム72を回転可能状態とする場合と回転不可状態とする場合とを切り替えるための機構である。
リクライナー75は可動部75A及び固定部75B等を有する。可動部75Aは、バックサイドフレーム72に固定される部位である。固定部75Bは、接続部材74Bに対して固定される部位である。
リクライナー75が回転可能状態にあるとき、バックサイドフレーム72はクッションフレームに対して回転可能となる。リクライナー75が回転不可状態にあるバックサイドフレーム72はクッションフレームに対して回転不可となる。換言すれば、バックサイドフレーム72は、リクライナー75を介してクッションフレームに対してシート前後方向に回転可能に連結されている。
ストッパプレート90は、バックサイドフレーム72に対して独立してシート前後方向に回転可能な部材である。このため、ストッパプレート90がクッショフレームに対して停止した状態であっても、バックサイドフレーム72がクッションフレームに対して回転可能な場合(以下、「当接可能時」ともいう。)が発生する。
ストッパ80は、図3の太い実線及び太い二点鎖線で示される部位である。当該ストッパ80は、図4に示されるように、バックサイドフレーム72に固定されているとともに、被当接部91(図2参照)に接触可能な当接部81を有する部材である。
被当接部91は、クッションフレームに対して不動状態となり得る部位である。本実施形態に係る被当接部91は、ストッパプレート90に設けられている。このため、当接可能時には、被当接部91はクッションフレームに対して不動状態となる。
そして、当接可能時に、バックサイドフレーム72がストッパプレート90に対してシート前方側に回転すると、当接部81が被当接部91に接触するため、当該バックサイドフレーム72の回転が規制される。
なお、図3に示されるように、第2の被当接部92が第2の当接部82に接触している状態では、被当接部91と当接部81との間には隙間が存在する。このため、第2の被当接部92が第2の当接部82に接触している状態からバックサイドフレーム72が回転すると、当接部81が被当接部91に衝突する。
第2の当接部82は、ストッパ80の一部であって、シート前後方向において被当接部91を挟んで当接部81と反対側に位置する部位である。第2の被当接部92は、ストッパプレート90の一部であって、第2の当接部82と対向する部位である。
2.2 ストッパ等の詳細
<延出部>
ストッパ80は、図4に示されるように、延出部83及びストッパ固定部84等を有する。本実施形態では、ストッパ80、延出部83及びストッパ固定部84は、プレス加工等の塑性加工が1枚の金属板に施されて一体成形された一体成形品である。
延出部83は、ストッパ80からシート前後方向に延出した部位であって、少なくとも一部がバックサイドフレーム72に固定されている。なお、本実施形態に係る延出部83はバックサイドフレーム72に溶接されている。
すなわち、バックサイドフレーム72には、図2に示されるように、延出部83をバックサイドフレーム72に溶接固定する溶接部83C(図2の「××」で示された部位)が設けられている。当該溶接部83Cは、延出部83の延出方向に沿って延びている。
延出部83の延出の向きは、当接部81が被当接部91に接触している場合において、当接部81に対して被当接部91側に向けて延出する向きである。なお、本実施形態に係る延出部83は、バックサイドフレーム72が起立状態時に、シート前方側に向けて延出している。
当該延出部83は、固定壁部83A及び補強壁部83Bを有している。固定壁部83Aは、バックサイドフレーム72に対して固定され、当該延出部83の延出方向に沿って延びる帯板状の部位である。
補強壁部83Bは、当該延出方向に沿って延びるとともに、固定壁部83Aから延出した帯板状の部位である。当該補強壁部83Bは、固定壁部83Aと交差する方向(本実施形態では、直交する方向)に延出している。
このため、本実施形態に係る延出部83は、延出方向と直交する断面形状が略L字状に構成されている。なお、本実施形態に係る溶接部83Cは、固定壁部83Aの上端に設けられている。
<ストッパ固定部>
ストッパ固定部84は、ストッパ80からバックサイドフレーム72の長手方向先端側(図4では、上方側)に向かって延出する部位である。当該ストッパ固定部84の延出方向先端は、延出部83より当該長手方向先端側(図4では、上方側)に位置する。
ストッパ固定部84は、バックサイドフレーム72に溶接固定されている。具体的には、当該ストッパ固定部84は、図2の「××」にて示された部位にてバックサイドフレーム72に溶接されている。
3.本実施形態に係るバックフレーム(特に、ストッパ)の特徴
本実施形態に係るストッパ80には、当該ストッパ80からシート前後方向に延出し、少なくとも一部がバックサイドフレーム72に固定された延出部83が設けられている。
これにより、当該ストッパ80では、「バックサイドフレーム72の長手方向と略平行な軸線周りモーメント」を延出部83にて受けることが可能となり得る。したがって、当該モーメントが作用することに伴ってバックサイドフレーム72に発生する応力が分散するとともに、発生する最大応力が小さくなり得る。
延いては、バックサイドフレーム72の製造者は、製造原価上昇及び質量増大等を抑制しながら、亀裂が発生することを抑制可能なバックサイドフレーム72を得ることができ得る。
ストッパ80は、延出方向先端が延出部83より長手方向先端側に位置するストッパ固定部84と、延出部83をバックサイドフレーム72に溶接固定する溶接部83Cとを有する。これにより、製造者は、亀裂が発生することを確実に抑制可能なバックサイドフレーム72を得ることが可能となり得る。
延出部83は、帯板状の固定壁部83A、及び当該固定壁部83Aと交差する方向に延出した補強壁部83Bを有している。これにより、延出部83の曲げ剛性が大きくなるので、バックサイドフレーム72に発生する応力が確実に分散され得る。
延出部83は、当接部81が被当接部91に接触しているとき、当接部81に対して被当接部91側に向けて延出している。これにより、製造者は、亀裂が発生することを確実に抑制可能なバックサイドフレーム72を得ることが可能となり得る。
(第2実施形態)
本実施形態に係る固定壁部83Aは、図5に示されるように、固定壁部83Aの上端がストッパ固定部84の上端と略同一の高さ寸法となるように構成されている。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
本実施形態に係る固定壁部83Aによれば、固定壁部83Aとバックサイドフレーム72との接触面積が第1実施形態に係る固定壁部83Aに比べて大きくなるので、バックサイドフレーム72に発生する応力が確実に分散され得る。
(第3実施形態)
本実施形態に係る固定壁部83Aは、図6に示されるように、略三角板状に構成され、かつ、当該固定壁部83Aの上端がストッパ固定部84の上端と略同一の高さ寸法となるように構成されている。
本実施形態に係る固定壁部83Aによれば、固定壁部83Aとバックサイドフレーム72との接触面積が第1実施形態に係る固定壁部83Aに比べて大きくなるので、バックサイドフレーム72に発生する応力が確実に分散され得る。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、ストッパプレート90に被当接部91及び第2の被当接部92が設けられていた。
これに対して、本実施形態では、図7~図9に示されるように、被当接部91に相当する被当接部91A及び第2の被当接部92に相当する被当接部92Aが接続部材74Bに設けられている。
当接部81に相当する当接部81Aは、ストッパ80のシート前後方向前端面に設けられている。第2の当接部82に相当する当接部82Aは、ストッパ80のシート前後方向後端面に設けられている。
なお、図7は第1実施形態に本実施形態を適用した例である。図8は第2実施形態に本実施形態を適用した例である。図9は第3実施形態に本実施形態を適用した例である。上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る延出部83は、バックサイドフレーム72が起立状態にある場合において、シート前方側に向けて延出していた。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。
すなわち、当該開示に係る延出部83は、例えば、バックサイドフレーム72が起立状態にある場合において、シート後方側に向けて延出した構成、又はシート前方側及び後方側に向けて延出した構成であってもよい。
上述の実施形態では、ストッパ80、延出部83及びストッパ固定部84は、一体成形品であった。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、ストッパ80、延出部83及びストッパ固定部84のうちいずれかの部品が他の部品に対して別部品として製造された後、溶接等にて一体化された構成であってもよい。
上述の実施形態に係る延出部83は、断面形状が略L字状であった。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示に係る延出部83は、例えば、I字状の断面形状にて構成されたものであってもよい。
上述の実施形態に係る延出部83はバックサイドフレーム72に溶接固定されていた。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、ネジやリベット等の締結具にて延出部83がバックサイドフレーム72に固定された構成であってもよい。
上述の実施形態では、バックサイドフレーム72を例にストッパ80等が説明されていた。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、他のバックサイドフレーム71、73等にも適用可能である。
上述の実施形態では、車両に本開示に係る乗物用シートを適用した。しかし、本明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
1… 乗物用シート 3… サイドシート 3A… シートクッション
3B… シートバック 5… センタシート 5B… シートバック
7… バックフレーム 71~73… バックサイドフレーム
75… リクライナー 80… ストッパ 81、82… 当接部
82… 当接部 83… 延出部 83C… 溶接部
83A… 固定壁部 83B… 補強壁部 84… ストッパ固定部
90… ストッパプレート 91、92… 被当接部

Claims (3)

  1. 2つのシートが一体となったベンチシート型の乗物用シートのシートバックの骨格を構成するバックフレームにおいて、
    クッションフレームに対してシート前後方向に回転可能なバックサイドフレームであって、前記2つのシートのバックサイドフレームを兼ねる1つバックサイドフレームと、
    前記バックサイドフレームを回転可能状態とする場合と回転不可状態とする場合とを切り替えるためのリクライナーと、
    前記バックサイドフレームに固定されたストッパであって、前記クッションフレームに対して不動な被当接部に接触可能な当接部を有するとともに、当該当接部が前記被当接部に接触することにより当該バックサイドフレームの回転を規制するストッパと、
    前記ストッパからシート前後方向に延出した延出部であって、少なくとも一部が前記バックサイドフレームに溶接固定された延出部と、
    前記被当接部が設けられたストッパプレートであって、前記バックサイドフレームに対して独立してシート前後方向に回転可能であって、前記クッショフレームに対して停止し、かつ、前記バックサイドフレームが当該クッションフレームに対して回転可能な状態が発生するストッパプレートとを備え、
    前記延出部は、
    前記バックサイドフレームに対して固定され、当該延出部の延出方向に沿って延びる帯板状の固定壁部、及び
    当該延出部の延出方向に沿って延びるとともに、前記固定壁部から延出した帯板状の補強壁部であって、当該固定壁部と交差する方向に延出した補強壁部を有し、
    前記延出部は、その延出方向と直交する断面形状が略L字状に構成されているとともに、前記固定壁部の上端にて前記バックサイドフレームに溶接固定され設けられているバックフレーム。
  2. 前記ストッパから前記バックサイドフレームの長手方向先端側に向かって延出するとともに、前記バックサイドフレームに溶接固定されたストッパ固定部であって、延出方向先端が前記延出部より前記長手方向先端側に位置するストッパ固定部と、
    前記延出部を前記バックサイドフレームに溶接固定する溶接部であって、当該延出部の延出方向に沿って延びる溶接部と
    を備える請求項1に記載のバックフレーム。
  3. 前記当接部が前記被当接部に接触しているとき、前記延出部は、前記当接部に対して前記被当接部側に向けて延出した状態となる請求項1又は2に記載のバックフレーム。
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