JP7179360B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来から、荷物の流れをタイムリーにかつ正確に確認でき、構築が簡易で、低廉な物流管理システムを提供する技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
具体的には、複数の配送先により構成される配送ルートを単位とする配送業務をジョブ(単位仕事)として位置付け、当該ジョブに対応してジョブデータを作成し、そのジョブデータと、携帯電話,自動車電話等の移動体通信機とを各配送用車両に割り当てる。そして、各配送先への配送完了に伴って、メールサーバに配送済報告を行い、これに基づき、物流管理プログラムで、ジョブデータを再生し、刻々変化する配送状況を荷主がインターネットを通じて容易に閲覧できる技術が存在する。
特開2000-268101号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術では、荷主からみた物流側の評価は行われていたが、物流側からみた荷主の評価は行われていなかった。
また、物流側からみて荷主が信頼できない場合、物流側が荷主と取引する際にトラブルが生じる等のリスクを伴う可能性がある。
そこで、物流側が荷主と取引する際のリスク回避をすることができる技術を確立することが要求されている状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、物流側が荷主と取引する際のリスク回避をすることができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
荷主から情報を取得するとともに、当該荷主から対価の支払いを受けて、所定の荷物を、移動体に積荷して所定場所まで運搬する物流側から情報を取得して、所定の処理を実行する情報処理装置において、
前記荷主からの情報として、前記所定の荷物の積込時間と、前記対価の支払いの状況とを含む実績情報を取得する実績情報取得手段と、
前記実績情報に基づいて、前記物流側からみた前記荷主の評価を算出する評価算出手段と、
を備える。
本発明によれば、物流側が荷主と取引する際のリスク回避をすることができる技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図2のサーバの機能的構成のうち、評価算出処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図2のサーバが実行する評価算出処理の具体例を示す図である。 図3のサーバが実行する評価算出処理を説明するフローチャートである。 図3の物流業者端末に表示される、実績情報を入力するための画面の例を示すものである。 図3の物流業者端末に表示される、実績情報を入力するための画面の例を示すものである。 図6及び図7の例の画面を用いて実績情報を入出する運転手に対して、ポイントを付与するため画面の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す情報処理システムは、サーバ1と、m人(mは1以上の任意の整数値)の荷主の夫々により使用される荷主端末2-1乃至2-mと、n人(nは1以上の任意の整数値)の物流業者の夫々により使用される物流業者端末3-1乃至3-nとが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されて構成されている。
なお、サーバ1は、説明の便宜上図1の例では、1台とされているが、特に1台に限定されず複数台でよい。
また、荷主端末2-1乃至2-mの夫々を、個々に区別する必要が特にない場合、これらをまとめて「荷主端末2」と呼ぶ。同様に、物流業者端末3-1乃至3-nの夫々を、個々に区別する必要が特にない場合、これらをまとめて「物流業者端末3」と呼ぶ。
図2は、図1の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態のサーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、表示部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、表示部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
表示部16は、ディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
入力部17は、各種ハードウェア鉛等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では、荷主端末2、物流業者端末3)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。またリムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することが出来る。
荷主端末2及び物流業者端末3の構成は、サーバ1の構成と基本的に同様であるので、ここではそれらの説明は省略する。
このような図2のサーバ1、図1の荷主端末2、図1の物流業者端末3の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、後述する各種処理を実現する。
図3は、図2のサーバ1の機能的構成のうち、評価算出処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
ここで、「評価算出処理」とは、実績情報を取得し、実績情報に基づいて、物流側からみた荷主の評価を算出し、評価算出結果を出力する制御を実行する一連の処理をいう。
評価算出処理が実行される場合には、サーバ1のCPU11においては、図3に示すように、実績情報取得部41と、評価算出部42と、評価算出結果出力制御部43とが機能する。
サーバ1の実績情報取得部41は、荷主端末2から送信されてくる、所定の荷物の積込時間と、対価の支払いの状況とを含む実績情報を、通信部19を介して取得する。
そして、実績情報取得部41は、取得した当該実績情報を評価算出部42に提供する。
評価算出部42は、実績情報取得部41から提供された実績情報に基づいて、物流側(例えば物流業者)からみた荷主の評価を算出する。
そして、評価算出部42は、算出した評価算出結果を評価算出結果出力制御部43に提供する。
評価算出結果出力制御部43は、評価算出部42から提供された評価算出結果を通信部19及び物流業者端末3を介して物流側(例えば物流業者)に出力する制御を実行する。また評価算出結果出力制御部43は、評価算出部42から提供された評価算出結果を記憶部18に登録する制御を実行する。
これにより、物流側から荷主への評価が実現可能となり、結果として、物流側が荷主と取引する際のリスク回避をすることができる技術を提供することができる。
ここで、図4を用いて、図2のサーバ1が実行する評価算出処理の具体例について説明する。
図4は、図2のサーバ1が実行する評価算出処理の具体例を示す図である。
図4の荷主Sは、荷主Sの顧客Cから配送を依頼された所定の荷物を物流業者Lのトラックに積込む。そして、荷主Sは、物流業者Lに対して、対価を支払い、顧客Cへ当該荷物を運搬するよう依頼をする。
例えば、荷主Sは、荷主端末2を用いて、所定の荷物の積込時間(図4の待機時間)と、対価の支払いの状況とを含む実績情報を、サーバ1に送信する。
すると、サーバ1は、荷主端末2から送信されてくる、所定の荷物の積込時間(図4の待機時間)と、対価の支払いの状況とを含む実績情報を、取得する。
ここで、荷主Sは、荷物の積込時間(図4の待機時間)が遅く、対価の支払いが大幅に遅れている状況にあるとする。
サーバ1は、実績情報に基づいて、物流業者Lからみた荷主Sの評価を算出する。即ち、荷主Sは、荷物の積込時間(図4の待機時間)が遅く、対価の支払いが大幅に遅れている状況にあることから、信頼できないという評価を算出する。
そして、サーバ1は、評価算出結果を物流業者端末3を介して物流業者Lに出力する制御を実行する。
このようにして、物流業者Lは、評価算出結果から荷主Sは荷物の積込時間(図4の待機時間)が遅く、対価の支払いが大幅に遅れている状況にあることから、荷主Sに対する信頼できないという評価を実現できる。そして、物流業者Lは、荷主Sからの仕事の依頼を継続して受け付けるか、又は今後、荷主Sからの仕事の依頼を断るか否かを決定することができる。
以上、図3及び図4を用いて、図2のサーバ1の機能的構成のうち、評価算出処理を実行するための機能的構成例について説明した。次に、図5を用いて、図3のサーバ1が実行する評価算出処理の流れについて説明する。
図6は、図3のサーバ1が実行する評価算出処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、実績情報取得部41は、荷主端末2から送信されてくる、所定の荷物の積込時間と、対価の支払いの状況とを含む実績情報を、通信部19を介して取得する。
ステップS2において、評価算出部42は、ステップS1において提供された実績情報に基づいて、物流側(例えば物流業者)からみた荷主の評価を算出する。
ステップS3において、評価算出結果出力制御部43は、ステップS2において算出された評価算出結果を通信部19及び物流業者端末3を介して物流側(例えば物流業者)に出力する制御を実行する。また評価算出結果出力制御部43は、ステップS2において算出された評価算出結果を記憶部18に登録する制御を実行する。
これにより、物流側が荷主と取引する際のリスク回避をすることができる技術を提供することができる。
以上本発明の情報処理装置の一実施形態について説明したが、本発明は上述した本実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙に過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上述の一実施形態では、実績情報は、所定の荷物の積込時間と、対価の支払いの状況とを採用しているが、これに特に制限されない。物流側から荷主への評価に結び付くものであれば、他の実績情報が採用されてもよい。
また、上述の評価算出処理では、荷主Sの評価に用いられる「実績情報」は、荷主Sにより荷主端末2に入力されたものが採用されたが、物流業者Lにより物流業者端末3に入力されたものが採用されてもよい。即ち、物流業者Lが物流業者端末3を用いて「実績情報」の入力に基づいて、荷主Sの評価を行うことができる。
この場合、物流業者端末3から「実績情報」をサーバ1に送信する具体的手法は特に限定されないが、「実績情報」の送信に際して、図6及び図7に示すような画面を用いることができる。以下、図6及び図7を参照して、物流業者Lが物流業者端末3を用いて「実績情報」をサーバ1に送信する具体例について説明する。
ここで、物流業者Lとして物流業者端末3を操作する者は、物流業者Lに属する又は物流業者Lから依頼されたトラックの運転手であるものとする。
本例で説明する評価算出処理では、次のような前提事項がある。
運転手は、集荷についての来場案内に従って、貨物を積み込んだトラックで物流センターへ行き、当該物流センターで貨物を積卸すことが前提とされている。なお、ここでは説明の便宜上、集荷による積卸しを前提とするが、当然ながら配達による積込あり得る。
そして、次のような業務フローがなされるものとする。
即ち、ステップSaにおいて、荷主S(納品先)から、物流センターへの来場案内がくる。
ステップSbにおいて、トラックが物流センターに到着した際に、その位置情報(GPS情報)がサーバ1に送信される。
ステップScにおいて、物流センターに到着した際の(作業開始前の)トラックの状態が把握される。
ステップSdにおいて、運転手による作業が開始される。
ステップSeにおいて、運転手による作業が終了する。
ステップSfにおいて、物流センターの係員(荷主側)による品質チェックがなされる。
ステップSgにおいて、物流センターの係員(荷主側)による受け取りのサインや受領印の押下がなされる。
ステップShにおいて、運転手(物流業者L)に対する評価がなされる。
ステップSiにおいて、荷主S(物流センター)に対する評価がなされる。
図6及び図7は、図3の物流業者端末3に表示される、実績情報を入力するための画面の例を示すものである。
図6(A)の画面は、ステップSaの段階で物流業者端末3に表示が可能となり、ステップSbの段階で物流業者端末3に表示されるものである。
図6(A)の画面は、表示領域111と112とに分割される。
表示領域111には、物流センターへの来場案内の情報が表示される。即ち、物流センター(の名称)、住所、及び電話番号、物流センターから指定された積卸日及び積卸時刻について表示領域が設けられている。運転手(物流業者L)は、表示領域111の表示内容に基づいて、荷主Sから指定された貨物をトラックに積載し、そのトラックで物流センターに行くことになる。
図6(A)の例では、運転手は、物流センター(の名称)の項目の表示領域から、物流センターの名称は「山梨県甲府市湯田」と視認する。運転手は、住所の項目の表示領域から、物流センターの住所は「〒400-0851 山梨県甲府市湯田」と視認する。運転手は、電話番号の項目の表示領域から、物流センターの電話番号は「055-235-XXXX」と視認する。そして、運転手は、積卸日の項目の表示領域から、物流センターに行く日付「2018-02-03」と視認し、さらに、積卸時刻の項目の表示領域から、物流センターでの積込時刻は「10:00」と視認する。
表示領域112には、物流センターの所在地を示す地図と、ボタンB1とが表示される。
運転手が、上述の表示領域111の表示内容(来場案内の内容)に従って、トラックを運転して物流センターに到着した際には、当該ボタンB1を押下する。これにより、物流業者端末3の位置情報(GPS情報)が、サーバ1に送信される。
即ち、運転手が(指定された積込時刻に)物流センターに到着していれば、ボタンB1が押下されると、その位置情報は物流センターの位置を示していることになる。つまり、運転手が(指定された積込時刻に)物流センターに到着していることの証拠になる。一方、運転手が(指定された積込時刻に)物流センターに到着していないのに、不正でボタンB1が押下されても、その位置情報から物流センターに到着していないことがわかる。つまり、運転手が物流センターにまだ到着していないのにもかかわらず、指定された積込時刻に間に合わないがために前倒しでボタンB1が押下される不正を防止することができる。
次に、運転手によりボタンB1が押下されると、図6(B)に示すような画面が、物流業者端末3に表示される。
図6(B)の画面には、表示領域113が存在する。
表示領域113には、「荷物状態撮像」と表記されたボタンB2と、「作業開始」と表記されたボタンB3と、「作業終了」と表記されたボタンB4とが表示されている。
ボタンB2は、ステップScの段階で押下される。つまり、ボタンB2は、物流センターで運転手による作業(本例では貨物の積卸し等)がなされる前に、トラックの状態を撮像するためのものである。
運転手によりボタンB2が押下されると、図6(C)に示すような画面が物流業者端末3に表示される。
図6(C)の画面は、表示領域114と表示領域115とに分割されている。
表示領域114には、物流業者端末3のカメラ(図示せず)の映像(トラックの状態の映像)が表示される。
表示領域115には、撮像を行うためのボタンB5が表示されている。ボタンB5が押下されると、トラックの状態についての撮像画像が撮像される。当該撮像画像のデータはサーバ1に送信される。
これにより、再び図7(A)に示すような画面(図6(B)と同様の画面)が、物流業者端末3の表示部に表示される。
ボタンB3が押下されると、ステップSdにおける運転手による作業が開始され、その旨が時刻ともに記録され、サーバ1に送信される。
そして、作業の終了タイミングでボタンB4が押下されると、ステップSeにおける運転手による作業が終了となり、その旨が時刻ともに記録され、サーバ1に送信される。
その後、上述したように、物流センターの係員(荷主側)により、ステップSfにおける品質チェックがなされ、ステップSgにおける受け取りのサインや受領印の押下がなされる。このサインや受領印の写真が撮られる。図示はしないが、この写真は、例えば物流業者端末3のカメラ(図示せず)の撮像画像を用いることができる。
ステップShにおいて、運転手(物流業者L)の評価がなされる際には、図7(B)に示すような画面が、物流業者端末3(又は荷主端末2や納品先の図示せぬ端末)に表示される。
図7(B)の画面は、表示領域116と表示領域117とに分割される。
表示領域116には、荷主S又は物流センターの係員(以下、本段落ではまとめて「荷主S」と略記する)が運転手(物流業者L)を評価するためのチェック項目が表示される。
表示領域117には、荷主Sから見た運転手の態度やマナーについて自由に入力することができる欄と、荷主Sによる入力の内容について運転手(又は物流業者L)が承認した旨を記録するためのサイン欄とが表示されている。また、すべての納品作業が完了したタイミングを記録するためのボタンB6が表示されている。
図7(B)を見ると、チェック項目として、「パレット荷姿外観(正常)」、「シュリンク外観汚れ状態(正常)」、「ラベル内容確認及び添付状態(正常)」、「製品の異臭(正常)」、「車両の状況及び温度(正常)」が表示されている。
荷主Sが、これらのチェック項目に対しチェックする入力操作を行うとともに、荷主Sから見た運転手の態度やマナーについての感想等を自由入力欄に入力する。
荷主Sによりに入力された内容について運転手(又は物流業者L)が了承した場合には、運転手(又は物流業者L)は、表示領域117の手書きサイン欄にタッチペン等によりサインをする。
一方、ステップSiにおいて、荷主Sの評価がなされる際には、図7(C)に示すような画面が、物流業者端末3に表示される。
図7(C)の画面は、表示領域118と表示領域119とに分割される。
表示領域118には、作業時間の項目と、待機時間の項目と、運転手(物流業者L)により荷主Sを評価するための欄が表示される。表示領域119には、作業時間と待機時間との内容を承認する場合に押下するボタンB7が表示されている。
図7(C)を見ると、作業時間の項目に「2時間30分」と表示されている。これは、物流センターにおける作業の合計時間(図7(A)のボタンB3が押下されてからボタンB4が押下されるまでの時間)が2時間30分であったことを示している。また、待機時間の項目に、「1時間」と表示されている。これは、物流センターで待機していた合計時間(図6(A)のボタンB1が押下されてから、図7(A)のボタンB3が押下されるまでの時間)が1時間であったことを示している。また、「ドライバーの評価」の欄には、運転手(物流業者L)による荷主Sの5段階評価が示されており、4つの星印の数が示されている。また、待機時間が物流センターの都合により生じたものである場合に、その旨を表示するためのチェック欄が表示されている。
なお、運転手は、当初予定されていない付帯作業があった際にも、その付帯作業に関する内容(作業時間や作業内容等)を入力し、荷主Sの評価に利用することもできる。
なお、このような図6及び図7の画面を用いた評価算出処理を普及させるためには、運転手が積極的に使いたいというインセンティブを与えると好適である。このようなインセンティブとして、例えば図8に示すようなポイント制を導入してもよい。
図8は、図6及び図7の例の画面を用いて実績情報を入力する運転手に対して、ポイントを付与するため画面の例を示す図である。
図8に示すように、ポイントが付与された場合には、その旨を物流業者端末3の表示部に表示させることができる。ポイントは、手数料の一部として直接還元できるようにしてもよい。また、物流業者Lがコンプライアンスを遵守し、安全運転、納期遵守に努め、それを実現した場合や、荷主Sから高い評価を得ることができた場合には、ポイントが多く付与されるようにしてもよい。ここで、コンプライアンスは、労働条件を含む。
以上説明した仕組みを構築することにより、納品書や受領書の受け渡しを簡略化することができる。2次元バーコードとうの識別子を用いて金銭の授受を行えるようにしてもよい。これにより、業務の効率化を図ることができる。
また、他のシステム(例えば受注システム)との連携を図ることにより、伝票等の管理を簡素化できるようにしてもよい。
また、図2に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図3に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がサーバ1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図3に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア21により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア21は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図1等のサーバ1)は、
荷主から情報を取得するとともに、当該荷主から対価の支払いを受けて、所定の荷物を、移動体に積荷して所定場所まで運搬する物流側から情報を取得して、所定の処理を実行する情報処理装置において、
前記荷主からの情報として、前記所定の荷物の積込時間と、前記対価の支払いの状況とを含む実績情報を取得する実績情報取得手段(例えば、図3の実績情報取得部41)と、
前記実績情報に基づいて、前記物流側からみた前記荷主の評価を算出する評価算出手段(例えば、図3の評価算出部42)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、物流側から荷主への評価が実現可能となり、結果として、物流側が荷主と取引する際のリスク回避をすることができる技術を提供することができる。
1・・・サーバ、2・・・荷主端末、3・・・物流業者端末、11・・・CPU、41・・・実績情報取得部、42・・・評価算出部、43・・・評価算出結果出力制御部

Claims (2)

  1. 荷主から情報を取得するとともに、当該荷主から対価の支払いを受けて、所定の荷物を、移動体に積荷して所定場所まで運搬する物流側から情報を取得して、所定の処理を実行する情報処理装置において、
    前記所定の荷物の積込時間と、前記対価の支払いの状況とを含む第1実績情報を取得する第1実績情報取得手段と、
    前記所定の荷物を前記移動体に積荷する作業の際に前記移動体又は当該移動体の運搬者に関して前記荷主からチェックされた内容を含む第2実績情報を取得する第2実績情報取得手段と、
    前記第1実績情報に基づいて、前記物流側からみた前記荷主の評価を算出して取得すると共に、前記第2実績情報を、前記荷主からみた前記物流側の評価をするための情報として取得する評価取得手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第1実績情報取得手段又は前記第2実績情報取得手段は、
    前記積込時間若しくは前記対価の支払いの状況又は前記作業に関する内容が前記荷主又は前記物流側から入力された際に、その入力された内容を前記第1実績情報又は前記第2実績情報に含める、
    請求項1に記載の情報処理装置。
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