JP7178245B2 - コンクリート部材の接合構造及びそれを用いたコンクリート部材の接合方法 - Google Patents
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第1コンクリート部及び少なくとも一部が前記第1コンクリート部から突出して形成される接合部を有する第1部材と、
第2コンクリート部及び少なくとも一部が前記第2コンクリート部から突出して形成される被接合部を有する第2部材と、
前記接合部と前記被接合部の少なくとも一部を含むように充填される接合充填部と、
を備え、
前記接合部は、少なくとも1組の近接側接合部及び遠隔側接合部を有し、
前記近接側接合部は、前記遠隔側接合部よりも前記第2部材に近い側で少なくとも一部に近接側接合ループ部が形成され、
前記遠隔側接合部は、少なくとも一部に遠隔側接合ループ部が形成され、
前記被接合部は、少なくとも一部に被接合ループ部が形成され、
前記接合充填部内において、
前記近接側接合ループ部及び前記遠隔側接合ループ部が前記第1コンクリート部から突出する第1突出方向と前記被接合ループ部が前記第2コンクリート部から突出する第2突出方向は、前記近接側接合ループ部、前記遠隔側接合ループ部及び前記被接合ループ部のうち少なくとも1つが形成する仮想面に直交する方向から見て、交差する
ことを特徴とする。
前記近接側接合ループ部と前記遠隔側接合ループ部は、面一に配置される
ことを特徴とする。
前記接合部の前記接合ループ部が形成する仮想面と前記被接合部の前記被接合ループ部が形成する仮想面は、それぞれ並列する
ことを特徴とする。
前記第1突出方向と前記第2突出方向は、直交する
ことを特徴とする。
前記接合部及び前記被接合部に交差するように設置される交差部を備える
ことを特徴とする。
前記第1部材は、梁であり、
前記第1コンクリート部は、梁コンクリート部からなり、
前記第2部材は、スラブであり、
前記第2コンクリート部は、スラブコンクリート部からなり、
前記接合ループ部は、前記梁コンクリート部の上面から突出して形成され、 前記被接合ループ部は、前記スラブコンクリート部の側面から突出して形成される
ことを特徴とする。
前記接合部は、少なくとも第1接合部及び第2接合部を有し、
前記スラブは、少なくとも第1スラブ及び第2スラブを有し、
前記第1スラブは、第1スラブコンクリート部及び前記第1スラブコンクリート部から突出して形成される第1被接合部を有し、
前記第2スラブは、第2スラブコンクリート部及び前記第2スラブコンクリート部から突出して形成される第2被接合部を有し、
前記第1接合部と前記第1被接合部の少なくとも一部を含むように充填される第1接合充填部と、
前記第2接合部と前記第2被接合部の少なくとも一部を含むように充填される第2接合充填部と、
を備え、
前記第1接合部は、少なくとも1組の第1近接側接合部及び第1遠隔側接合部を有し、
前記第1近接側接合部は、前記第1遠隔側接合部よりも前記第1スラブに近い側で少なくとも一部に第1近接側接合ループ部が形成され、
前記第1遠隔側接合部は、少なくとも一部に第1遠隔側接合ループ部が形成され、
前記第2接合部は、少なくとも1組の第2近接側接合部及び第2遠隔側接合部を有し、
前記第2近接側接合部は、前記第2遠隔側接合部よりも前記第2スラブに近い側で少なくとも一部に第2近接側接合ループ部が形成され、
前記第2遠隔側接合部は、少なくとも一部に第2遠隔側接合ループ部が形成され、
前記第1被接合部は、少なくとも一部に第1被接合ループ部が形成され、
前記第2被接合部は、少なくとも一部に第2被接合ループ部が形成され、
前記第1接合充填部内において、
前記第1近接側接合ループ部及び前記第1遠隔側接合ループ部が前記梁コンクリート部から突出する第1突出方向と前記第1被接合ループ部が前記第1スラブコンクリート部から突出する第2突出方向は、前記第1近接側接合ループ部、前記第1遠隔側接合ループ部及び前記第1被接合ループ部のうち少なくとも1つが形成する仮想面に直交する方向から見て、直交し、
前記第1近接側接合ループ部及び前記第1遠隔側接合ループ部と前記第1被接合ループ部がそれぞれ並列し、
前記第2接合充填部内において、
前記第2近接側接合ループ部及び前記第2遠隔側接合ループ部が前記梁コンクリート部から突出する第1突出方向と前記第2被接合ループ部が前記第2スラブコンクリート部から突出する第3突出方向は、前記第2近接側接合ループ部、前記第2遠隔側接合ループ部及び前記第2被接合ループ部のうち少なくとも1つが形成する仮想面に直交する方向から見て、直交し、
前記第2近接側接合ループ部及び前記第2遠隔側接合ループ部と前記第2被接合ループ部がそれぞれ並列する
ことを特徴とする。
前記第1近接側接合ループ部、前記第1遠隔側接合ループ部、前記第2近接側接合ループ部及び前記第2遠隔側接合ループ部は、面一に設置され、
前記第1被接合ループ部と前記第2被接合ループ部は、面一に設置される
ことを特徴とする。
前記梁に前記第1スラブを設置し、前記第1接合充填部が充填された後、
前記梁に前記第2スラブを設置し、前記第2接合充填部を充填する
ことを特徴とする。
2…第1部材
3…接合部
4…第2部材
5…被接合部
6…交差部
7…接合充填部
20…コンクリート部
21…柱状部
22…梁
30…接合部
31…第1接合部
32…第2接合部
40…スラブ
41…第1スラブ
42…第2スラブ
50…被接合部
51…第1被接合部
52…第2被接合部
70…接合充填部
71…第1接合充填部
72…第2接合充填部
Claims (9)
- 第1コンクリート部及び少なくとも一部が前記第1コンクリート部から突出して形成される接合部を有する第1部材と、
第2コンクリート部及び少なくとも一部が前記第2コンクリート部から突出して形成される被接合部を有する第2部材と、
前記接合部と前記被接合部の少なくとも一部を含むように充填される接合充填部と、
を備え、
前記接合部は、少なくとも1組の近接側接合部及び遠隔側接合部を有し、
前記近接側接合部は、前記遠隔側接合部よりも前記第2部材に近い側で少なくとも一部に近接側接合ループ部が形成され、
前記遠隔側接合部は、少なくとも一部に遠隔側接合ループ部が形成され、
前記被接合部は、少なくとも一部に被接合ループ部が形成され、
前記接合充填部内において、
前記近接側接合ループ部及び前記遠隔側接合ループ部が前記第1コンクリート部から突出する第1突出方向と前記被接合ループ部が前記第2コンクリート部から突出する第2突出方向は、前記近接側接合ループ部、前記遠隔側接合ループ部及び前記被接合ループ部のうち少なくとも1つが形成する仮想面に直交する方向から見て、交差する
ことを特徴とするコンクリート部材の接合構造。 - 前記近接側接合ループ部と前記遠隔側接合ループ部は、面一に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート部材の接合構造。 - 前記接合部の前記接合ループ部が形成する仮想面と前記被接合部の前記被接合ループ部が形成する仮想面は、それぞれ並列する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート部材の接合構造。 - 前記第1突出方向と前記第2突出方向は、直交する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のコンクリート部材の接合構造。 - 前記接合部及び前記被接合部に交差するように設置される交差部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のコンクリート部材の接合構造。 - 前記第1部材は、梁コンクリート部及び前記接合部を有する梁であり、
前記第2部材は、スラブコンクリート部及び前記被接合部を有するスラブであって、
前記接合ループ部は、前記梁コンクリート部の上面から突出して形成され、 前記被接合ループ部は、前記スラブコンクリート部の側面から突出して形成される
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のコンクリート部材の接合構造。 - 梁コンクリート部及び前記梁コンクリート部の上面から突出して形成される第1接合部及び第2接合部を有する梁と、
第1スラブコンクリート部及び前記第1スラブコンクリート部から突出して形成される第1被接合部を有する第1スラブと、
第2スラブコンクリート部及び前記第2スラブコンクリート部から突出して形成される第2被接合部を有する第2スラブと、
前記第1接合部と前記第1被接合部の少なくとも一部を含むように充填される第1接合充填部と、
前記第2接合部と前記第2被接合部の少なくとも一部を含むように充填される第2接合充填部と、
を備え、
前記第1接合部は、少なくとも1組の第1近接側接合部及び第1遠隔側接合部を有し、
前記第1近接側接合部は、前記第1遠隔側接合部よりも前記第1スラブに近い側で少なくとも一部に第1近接側接合ループ部が形成され、
前記第1遠隔側接合部は、少なくとも一部に第1遠隔側接合ループ部が形成され、
前記第2接合部は、少なくとも1組の第2近接側接合部及び第2遠隔側接合部を有し、
前記第2近接側接合部は、前記第2遠隔側接合部よりも前記第2スラブに近い側で少なくとも一部に第2近接側接合ループ部が形成され、
前記第2遠隔側接合部は、少なくとも一部に第2遠隔側接合ループ部が形成され、
前記第1被接合部は、少なくとも一部に第1被接合ループ部が形成され、
前記第2被接合部は、少なくとも一部に第2被接合ループ部が形成され、
前記第1接合充填部内において、
前記第1近接側接合ループ部及び前記第1遠隔側接合ループ部が前記梁コンクリート部から突出する第1突出方向と前記第1被接合ループ部が前記第1スラブコンクリート部から突出する第2突出方向は、前記第1近接側接合ループ部、前記第1遠隔側接合ループ部及び前記第1被接合ループ部のうち少なくとも1つが形成する仮想面に直交する方向から見て、直交し、
前記第1近接側接合ループ部及び前記第1遠隔側接合ループ部と前記第1被接合ループ部がそれぞれ並列し、
前記第2接合充填部内において、
前記第2近接側接合ループ部及び前記第2遠隔側接合ループ部が前記梁コンクリート部から突出する第1突出方向と前記第2被接合ループ部が前記第2スラブコンクリート部から突出する第3突出方向は、前記第2近接側接合ループ部、前記第2遠隔側接合ループ部及び前記第2被接合ループ部のうち少なくとも1つが形成する仮想面に直交する方向から見て、直交し、
前記第2近接側接合ループ部及び前記第2遠隔側接合ループ部と前記第2被接合ループ部がそれぞれ並列する
ことを特徴とするコンクリート部材の接合構造。 - 前記第1近接側接合ループ部、前記第1遠隔側接合ループ部、前記第2近接側接合ループ部及び前記第2遠隔側接合ループ部は、面一に設置され、
前記第1被接合ループ部と前記第2被接合ループ部は、面一に設置される
ことを特徴とする請求項7に記載のコンクリート部材の接合構造。 - 前記梁に前記第1スラブを設置し、前記第1接合充填部が充填された後、
前記梁に前記第2スラブを設置し、前記第2接合充填部を充填する
ことを特徴とする請求項7又は8に記載のコンクリート部材の接合構造を用いたコンクリート部材の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018221055A JP7178245B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | コンクリート部材の接合構造及びそれを用いたコンクリート部材の接合方法 |
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JP2018221055A JP7178245B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | コンクリート部材の接合構造及びそれを用いたコンクリート部材の接合方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020084596A JP2020084596A (ja) | 2020-06-04 |
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JP2018221055A Active JP7178245B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | コンクリート部材の接合構造及びそれを用いたコンクリート部材の接合方法 |
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JP2002021221A (ja) | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Taisei Corp | 接合部の構造及びパネル |
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JPS4967411A (ja) * | 1972-11-02 | 1974-06-29 | ||
JPS5367211A (en) * | 1977-11-22 | 1978-06-15 | Shimizu Construction Co Ltd | Method of coupling pc bed boards |
-
2018
- 2018-11-27 JP JP2018221055A patent/JP7178245B2/ja active Active
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