JP7173485B2 - 足場支持具及び足場支持方法 - Google Patents
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Description
足場の構成部材に装着され塗料が塗布される施工面に当接される足場支持具において、
前記施工面に向けられる平板部と、
剥離層が設けられ前記施工面に当接される表面、前記剥離層と反対側の裏面であり前記平板部に当接される圧受面、及び前記圧受面から延長され前記平板部より大きく構成された被接合面を備える剥離シートと、
前記平板部と前記被接合面とを接合する接合部材と、
を備えることを特徴とする。
前記平板部が、金属製のベース部と、前記ベース部と前記剥離シートとの間に配置され弾性又は可撓性を有する緩衝部と、を備えることを特徴とする。
前記剥離シートが剥離紙であることを特徴とする。
前記接合部材が接着テープであることを特徴とする。
前記接合部材が、前記平板部と前記剥離シートの裏面とに貼設された面ファスナーであることを特徴とする。
前記接合部材が、前記剥離シートの裏面に設けられた接着層であることを特徴とする。
上述の足場支持具を用いてなされる足場支持方法であって、
前記平板部に前記圧受面を当接させる接合準備工程と、
前記被接合面と前記平板部に前記接合部材を設けて前記剥離シートを前記平板部に接合する接合工程と、
前記平板部とともに前記剥離シートの表面を前記施工面に当接させる第1当接工程と、
前記施工面に塗料を塗布するとき、前記平板部とともに前記剥離シートを前記施工面より離間させる離間工程と、
前記施工面に塗布された塗料が少なくとも指触乾燥した後に前記平板部及び前記剥離シートを前記施工面に戻して当接させる第2当接工程と、
を含むことを特徴とする。
足場装着工程は、ケーシング20を足場の支柱等(図示せず)に、クランプ部材等(図示せず)で水平方向かつ施工面60に平板部30を向けて取付けるものである。このとき、ハンドル21を回動させて、平板部30をケーシング20側に移動させ、平板部30と施工面60との間に隙間を設けておく。なお、施工現場によっては、このときには平板部30を作業者の手が届きやすい方向に向けておき、後述する第1当接工程のときに施工面60に向けてもよい。
接合準備工程は、平板部30に剥離シート40の圧受面44を当接させるものである。ここでは、平板部30に緩衝部32を備えるため、圧受面44は緩衝部32に当接される。この剥離シート40を緩衝部32に当接させる前は、剥離シート40において圧受面44と被接合面45との明確な境はない。このため、接合準備工程後に緩衝部32より被接合面45がはみ出して接合部材50で接合できるようであれば、多少緩衝部32の面に沿った方向に剥離シート40がずれても問題はない。なお、接合部材が図4(A)に示す面ファスナー50a,50bである場合、又は剥離シート40の裏面43に接着層を設けた構成である場合、この接合準備工程と後述する接合工程は同時になされる。
接合工程は、剥離シート40の被接合面45と平板部30の一部に接合部材50を設けて剥離シート40を平板部30に接合するものである。ここでは、接合部材50としての接着テープ50を、緩衝部32の一辺と略同じ長さ又は若干長く切ったものを4枚用意し、緩衝部32の側面35と被接合面45とに貼設してこれらを接合している。このとき、図2に示すように、緩衝部32から剥離シート40が浮かないようにするためと、緩衝部32と剥離シート40との間に異物が入り込まないようにするために、緩衝部32の四辺全てに接着テープ50を貼設することが好ましい。なお、作業現場の環境によっては、接合準備工程と接合工程は、上記の足場装着工程の前に行なってもよい。
第1当接工程は、平板部30とともに剥離シート40の剥離層42側(表面41)を施工面60に当接させるものである。これは、ハンドル21を回動させて平板部30を施工面60側に移動させることで実施される。この第1当接工程は、塗料を塗布する前の施工面60に対してなされる。
離間工程は、施工面60に塗料を塗布するときに、平板部30とともに剥離シート40を施工面60より離間させ、隙間を設けるものである。具体的には、ハンドル21を回動させて、平板部30及び剥離シート40をケーシング20側に移動させることで実施される。そして、現れた施工面60に塗装を施す。
第2当接工程は、離間工程の後、施工面60に塗布された塗料が少なくとも指触乾燥した後に、ハンドル21を回動させて、平板部30及び剥離シート40を施工面60に戻して当接させるものである。このとき、剥離シート40の表面41には剥離層42が設けられているため、塗料が剥離シート40に付着することを防止でき、塗料が剥がれるようなことがない。また、剥離シート40は1枚の平らな剥離紙40で構成されているため、皺等の段差が発生しない。これにより、塗装面を指で軽く触っても塗料が指につかない程度の指触乾燥した状態であれば、塗装面に凹凸等の欠陥ができることもない。
20・・ケーシング、21・・ハンドル、22・・軸部、
30・・平板部、31・・ベース部、32・・緩衝部、33・・凹部、34・・舌辺部、35・・側面、
40・・剥離シート(剥離紙)、41・・表面、42・・剥離層、43・・裏面、44・・圧受面、45・・被接合面、
50・・接合部材(接着テープ)、50a,50b・・面ファスナー
60・・施工面、
Claims (7)
- 足場の構成部材に装着され塗料が塗布される施工面に当接される足場支持具において、
前記施工面に向けられる平板部と、
剥離層が設けられ前記施工面に当接される表面、前記剥離層と反対側の裏面であり前記平板部に当接される圧受面、及び前記圧受面から延長され前記平板部より大きく構成され、前記施工面に対して平らな状態で当接された被接合面を備える剥離シートと、
前記平板部と前記被接合面とを接合する接合部材と、を備え、
前記平板部が、金属製のベース部、及び前記ベース部と前記剥離シートとの間に配置され弾性又は可撓性を有する緩衝部を備え、
前記被接合面が、前記緩衝部の側面の高さ寸法より大きく構成されることを特徴とする足場支持具。 - 足場の構成部材に装着され塗料が塗布される施工面に当接される足場支持具において、
前記施工面に向けられる平板部と、
剥離層が設けられ前記施工面に当接される表面、前記剥離層と反対側の裏面であり前記平板部に当接される圧受面、及び前記圧受面から延長され前記平板部より大きく構成され、前記施工面に対して平らな状態で当接された被接合面を備える剥離シートと、
前記平板部と前記被接合面とを接合する接合部材と、を備え、
前記平板部が、金属製のベース部、及び前記ベース部と前記剥離シートとの間に配置され弾性又は可撓性を有する緩衝部を備え、
前記被接合面が、前記緩衝部の側面の高さ寸法より大きく構成され、前記被接合面が前記緩衝部の側面に前記接合部材によって接合されることを特徴とする足場支持具。 - 前記接合部材が、接着テープであることを特徴とする請求項1に記載の足場支持具。
- 前記接合部材が、前記緩衝部と前記剥離シートの裏面とに貼設された面ファスナーであることを特徴とする請求項1又は2に記載の足場支持具。
- 前記接合部材が、前記剥離シートの裏面に設けられた接着層であることを特徴とする請求項1又は2に記載の足場支持具。
- 請求項3に記載の足場支持具を用いてなされる足場支持方法であって、
前記平板部に前記圧受面を当接させる接合準備工程と、
前記被接合面と前記緩衝部の側面かつ辺の全てに前記接着テープを断面L字状に設けて、前記剥離シートを折曲げずに前記平板部に接合する接合工程と、
前記平板部とともに前記剥離シートの表面を前記施工面に当接させる第1当接工程と、
前記施工面に塗料を塗布するとき、前記平板部とともに前記剥離シートを前記施工面より離間させる離間工程と、
前記施工面に塗布された塗料が少なくとも指触乾燥した後に前記平板部及び前記剥離シートを前記施工面に戻して当接させる第2当接工程と、
を含むことを特徴とする足場支持方法。 - 請求項2に記載の足場支持具を用いてなされる足場支持方法であって、
前記平板部に前記圧受面を当接させる接合準備工程と、
前記被接合面に前記接合部材として一方の面ファスナーを貼設し、前記緩衝部の側面に前記接合部材として他方の面ファスナーを貼設して、前記被接合面を前記緩衝部の側面に沿って折曲げて、前記被接合面と前記緩衝部の側面とを接合する接合工程と、
前記平板部とともに前記剥離シートの表面を前記施工面に当接させる第1当接工程と、
前記施工面に塗料を塗布するとき、前記平板部とともに前記剥離シートを前記施工面より離間させる離間工程と、
前記施工面に塗布された塗料が少なくとも指触乾燥した後に前記平板部及び前記剥離シートを前記施工面に戻して当接させる第2当接工程と、
を含むことを特徴とする足場支持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018173150A JP7173485B2 (ja) | 2018-09-17 | 2018-09-17 | 足場支持具及び足場支持方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020045645A JP2020045645A (ja) | 2020-03-26 |
JP7173485B2 true JP7173485B2 (ja) | 2022-11-16 |
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JP2018173150A Active JP7173485B2 (ja) | 2018-09-17 | 2018-09-17 | 足場支持具及び足場支持方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001503487A (ja) | 1996-10-29 | 2001-03-13 | ホイットモア,ジェフリイ,ピー. | 間仕切マウント |
JP2001322670A (ja) | 2000-05-18 | 2001-11-20 | Sekisui House Ltd | 建築中の住宅の玄関ドア養生方法 |
JP2014091989A (ja) | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Eran Kk | 仮設足場支持装置用の外壁保護具 |
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2018
- 2018-09-17 JP JP2018173150A patent/JP7173485B2/ja active Active
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