JP2001322670A - 建築中の住宅の玄関ドア養生方法 - Google Patents

建築中の住宅の玄関ドア養生方法

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JP2001322670A
JP2001322670A JP2000146682A JP2000146682A JP2001322670A JP 2001322670 A JP2001322670 A JP 2001322670A JP 2000146682 A JP2000146682 A JP 2000146682A JP 2000146682 A JP2000146682 A JP 2000146682A JP 2001322670 A JP2001322670 A JP 2001322670A
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door
covering material
entrance door
entrance
curing
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JP2000146682A
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Mitsutaka Ihara
満隆 井原
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来の建築中の住宅の玄関ドア養
生方法において発生していた、玄関ドアを搬送する際に
被覆していたダンボールが、廃棄物となることのないよ
うに、繰り返し使用できる玄関ドア養生方法を提供す
る。 【課題を解決する手段】 建築中の住宅の玄関ドアを、
建築現場へ搬送する場合において、搬送途上で玄関ドア
の塗装や表面加工部分に損傷を与えることの無いように
搬送すべく、金属製の玄関ドア2の外側と内側の2面に
外側布製被覆材1と内側布製被覆材3を接当すべく構成
し、該外側布製被覆材1と内側布製被覆材3を補強連結
板4により一部だけ連結し、他部分は外側布製被覆材1
又は内側布製被覆材3の複数部分に設けた係止片5によ
り、外側布製被覆材1と内側布製被覆材3とを脱着係止
可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建て住宅や集合
住宅を建築した場合において、最後に取付施工する玄関
ドアの繊細な塗装部分を、傷付けずに養生しながら建築
現場まで搬送する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から戸建て住宅や集合住宅等におい
て、アルミや鉄等の金属製の玄関ドアを養生しながら搬
送し、傷を付けないように注意しながら施工していたの
である。このような場合において、従来の玄関ドアを傷
つけないように養生する方法としては、ダンボール板を
玄関ドアに貼設したり、玄関ドアの表裏面にサンドイッ
チ状に貼設する等のやり方で、玄関ドアの養生を行って
いたのである。しかし、産業廃棄物の発生を抑制すると
いう社会の要請の下で、玄関ドアを据え付け施工した後
に、廃棄物となるダンボールの処置に困るという不具合
が発生していたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の建築
中の住宅の玄関ドア養生方法において発生していた、玄
関ドアを搬送する際に被覆していたダンボールが、廃棄
物となることのないように、繰り返し使用できる玄関ド
ア養生方法を発明したものである。そして、本発明の外
側布製被覆材1や内側布製被覆材3や戸先部布製被覆材
12は、玄関ドア2を据えつけた後は、玄関ドア2の製
造元に戻されて、再利用が可能な構成としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、建築中の住宅
の玄関ドアを、建築現場へ搬送する場合において、搬送
途上で玄関ドアの塗装や表面加工部分に損傷を与えるこ
との無いように搬送すべく、金属製の玄関ドア2の外側
と内側の2面に外側布製被覆材1と内側布製被覆材3を
接当すべく構成し、該外側布製被覆材1と内側布製被覆
材3を補強連結板4により一部だけ連結し、他部分は外
側布製被覆材1又は内側布製被覆材3の複数部分に設け
た係止片5により、外側布製被覆材1と内側布製被覆材
3とを脱着係止可能にしたものである。
【0005】請求項2においては、請求項1記載の建築
中の住宅の玄関ドア養生方法において、玄関ドア2の外
内には外側布製被覆材1と内側布製被覆材3とを接当
し、開閉する玄関ドア2の先端側で、戸先10の存在す
る部分には、戸先部布製被覆材12を別体として被覆す
るものである。
【0006】請求項3においては、請求項2記載の建築
中の住宅の玄関ドア養生方法において、戸先部布製被覆
材12には、外側布製被覆材1又は内側布製被覆材3に
係合一体化する為の戸先部係止片14を用いるものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は建築中の戸建て住宅の施工現場を示す側面
図、図2は玄関ドア2が建築現場に発送される場合の半
組立仕組の状態を示す正面図、図3は玄関ドア2の外内
に外側布製被覆材1と内側布製被覆材3を被覆し、戸先
10の部分には戸先部布製被覆材12を被覆する実施例
の図面、図4は、戸先部布製被覆材12の実施例を示す
図面、図5は外側布製被覆材1と内側布製被覆材3のみ
で戸先部布製被覆材12が設けられていない実施例を示
す図面、図6は玄関ドア2と戸先10の部分を示す俯瞰
図である。
【0008】図1においては、建築中の戸建て住宅の側
面図が図示されており、玄関ドア2の部分が図示されて
いる。該玄関ドア2は、ドアメーカーから住宅メーカー
に搬送され、該住宅メーカーにおいて、図2の如く、半
仕組状態に組立られて、建築現場まで搬送されるのであ
る。図2の如く、半仕組とされる場合には、柱等を構成
する軸組9に、玄関ドア枠6が固定され、該玄関ドア枠
6の中に、玄関ドア2が振動しないように固定された状
態でトラック輸送されるのである。
【0009】該玄関ドア2は玄関ドア枠6の中で、振動
することの無いように、玄関ドア上部仕組7との間に、
ボルト8を介して、振動や移動を不能な状態に固定され
ている。また、軸組9と玄関ドア枠6の間もボルト等に
より固定されている。該玄関ドア枠6等は、少々傷が発
生しても、塗りなおしが可能な塗装が施されているので
あるが、玄関ドア2の表面の塗装は、デザイン性能を向
上させるために、アルミ鉄板等の上に、模様を印刷の技
術を使ってデザインを施しているので、この印刷インク
の部分に、他の部材が接触して、傷が付くと、再塗装等
の簡単な処置では、元に戻らないのである。
【0010】本発明においては、この印刷等が施されて
いる玄関ドア2の表裏面に、他の部材が衝突して傷が付
くことのないようにする為の養生方法である。図2の如
く、軸組9や玄関ドア枠6の内側に玄関ドア2は嵌め込
まれた状態で、図5のような姿勢でトラック搬送される
ので、玄関ドア2の四面の周囲の縁部分は、傷が付く可
能性が少ないのである。故に、本発明においては、玄関
ドア2の表裏の傷の発生を防ぐことを最も大きな目的と
しているのである。
【0011】図6においては、玄関ドア2の具体的な構
成が俯瞰図として図示されている。該図6において図示
する如く、玄関ドア2を閉鎖した場合において、玄関ド
ア枠6との間に間隙が発生しないように、玄関ドア2の
回動側の先端部分には、玄関ドア枠6と重複するように
戸先10が設けられているのである。該戸先10が存在
する為に、この部分を外側布製被覆材1と内側布製被覆
材3で被覆するのが困難であり、また突出した戸先10
の部分が損傷を受けやすいので、図4に示す如く、戸先
10の部分のみに被せる為の戸先部布製被覆材12を別
に構成している。
【0012】本発明においては、図3・図4・図5に示
す如く、玄関ドア2の外側と内側の2面に、従来当てて
いたダンボールを付設するのを廃止して、繰り返し使用
が可能な外側布製被覆材1と内側布製被覆材3とを接当
させるものである。しかし、外側布製被覆材1と内側布
製被覆材3とを、玄関ドア2を挟むようにサンドイッチ
状に接当させただけでは、玄関ドア2をトラック輸送す
る間に、荷崩れして外側布製被覆材1と内側布製被覆材
3が、玄関ドア2から外れてしまう可能性が存在するの
である。
【0013】本発明においては、この不具合を解消すべ
く、外側布製被覆材1が玄関ドア2の上端に当たり覆う
部分を、玄関ドア2の厚さより若干広い巾を有し、所定
高さを有する補強連結板4で嵌合するようにしている。
該補強連結板4も布製で構成されており、玄関ドア2を
施工終了後に、外して折り畳むことが出来るようなフレ
キシブルな素材により構成している。本実施例において
は、玄関ドア2の上端の部分に補強連結板4が位置し、
玄関ドア2の左右や下面に該当する部分には、粘着テー
プや面ファスナーの付設された複数の係止片5・5を適
宜配置している。しかし、この実施例に限定されるもの
ではなく、要するに玄関ドア2の外周に外側布製被覆材
1と内側布製被覆材3の一体化された二つ折り状または
袋状の養生被覆物が外嵌できる構成であれば良いもので
ある。
【0014】また、玄関ドア2の施工が終了した後は、
戻り便により外側布製被覆材1と内側布製被覆材3が送
り返されるのであるから、これらは布製で折り畳みが出
来るような素材で構成されている。また、外側布製被覆
材1と内側布製被覆材3とは、一体的に構成されている
が、戸先10の部分に取り付ける戸先部布製被覆材12
は、その取付が難しいので、その形状に合わせて平面視
略逆U字状に構成して、別体に構成して前記係止片5と
同様に構成した係止片14で、その脱着を容易にしてい
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1の如く、建築
中の住宅の玄関ドアを、建築現場へ搬送する場合におい
て、搬送途上で玄関ドアの塗装や表面加工部分に損傷を
与えることの無いように搬送すべく、金属製の玄関ドア
2の外側と内側の2面に外側布製被覆材1と内側布製被
覆材3を接当すべく構成し、該外側布製被覆材1と内側
布製被覆材3を補強連結板4により一部だけ連結し、他
部分は外側布製被覆材1又は内側布製被覆材3の複数部
分に設けた係止片5により、外側布製被覆材1と内側布
製被覆材3とを脱着係止可能に構成したので、外側布製
被覆材1や内側布製被覆材3は、玄関ドア2から外した
状態で、折り畳んで玄関ドア2の製造元に返却すること
が出来るのである。このように、外側布製被覆材1や内
側布製被覆材3を再使用可能な構成とすることにより、
建築現場において発生する産業廃棄物の量を少なくする
ことが可能となったのである。
【0016】請求項2の如く、玄関ドア2の外内には外
側布製被覆材1と内側布製被覆材3とを接当し、開閉す
る玄関ドア2の先端側で、戸先10の存在する部分に
は、戸先部布製被覆材12を別体として被覆すべく構成
したので、養生する資材を、玄関ドア2に対して、粘着
テープ等により固定する必要がないので、粘着テープを
剥がす場合において、玄関ドア2の表面の塗装部分が剥
がれるという不具合を無くすことか出来たものである。
また、外側布製被覆材1と内側布製被覆材3とが補強連
結板4により、常時一体的に構成されているので、外側
布製被覆材1と内側布製被覆材3とが、別々の場所に移
動して紛失するということが無くなったのである。
【0017】請求項3の如く、戸先部布製被覆材12に
は、外側布製被覆材1又は内側布製被覆材3に係合一体
化する為の戸先部係止片14を設けたので、外側布製被
覆材1と内側布製被覆材3とは、玄関ドア2に対して簡
単に被覆できるが、戸先10の部分には、戸先部布製被
覆材12の取付が困難な場合にも、別体に構成してある
ことにより、戸先部布製被覆材12の取付が容易となっ
たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築中の戸建て住宅の施工現場を示す側面図。
【図2】玄関ドア2が建築現場に発送される場合の半組
立仕組の状態を示す正面図。
【図3】玄関ドア2の外内に外側布製被覆材1と内側布
製被覆材3を被覆し、戸先10の部分には戸先部布製被
覆材12を被覆する実施例の図。
【図4】戸先部布製被覆材12の実施例を示す図。
【図5】外側布製被覆材1と内側布製被覆材3のみで戸
先部布製被覆材12が設けられていない実施例を示す
図。
【図6】玄関ドア2と戸先10の部分を示す俯瞰図。
【符号の説明】
1 外側布製被覆材 2 玄関ドア 3 内側布製被覆材 4 補強連結板 5 係止片 6 玄関ドア枠 9 軸組 10 戸先 12 戸先部布製被覆材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築中の住宅の玄関ドアを、建築現場へ
    搬送する場合において、搬送途上で玄関ドアの塗装や表
    面加工部分に損傷を与えることの無いように搬送すべ
    く、金属製の玄関ドア2の外側と内側の2面に外側布製
    被覆材1と内側布製被覆材3を接当すべく構成し、該外
    側布製被覆材1と内側布製被覆材3を補強連結板4によ
    り一部だけ連結し、他部分は外側布製被覆材1又は内側
    布製被覆材3の複数部分に設けた係止片5により、外側
    布製被覆材1と内側布製被覆材3とを脱着係止可能にし
    たことを特徴とする建築中の住宅の玄関ドア養生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建築中の住宅の玄関ドア
    養生方法において、玄関ドア2の外内には外側布製被覆
    材1と内側布製被覆材3とを接当し、開閉する玄関ドア
    2の先端側で、戸先10の存在する部分には、戸先部布
    製被覆材12を別体として被覆することを特徴とする建
    築中の住宅の玄関ドア養生方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の建築中の住宅の玄関ドア
    養生方法において、戸先部布製被覆材12には、外側布
    製被覆材1又は内側布製被覆材3に係合一体化する為の
    戸先部係止片14を用いることを特徴とする建築中の住
    宅の玄関ドア養生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1037716C2 (nl) * 2010-02-12 2011-08-16 Haverkort Holding B V Tijdelijke voorziening voor het aan de buitenzijde beschermen van een kozijn.
JP2020045645A (ja) * 2018-09-17 2020-03-26 野々山塗装株式会社 足場支持具及び足場支持方法

Cited By (3)

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