JP7172133B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
一対のシートを重ね合わせて縁をシールして内容物を収容する収容空間が形成された包装袋であって、
前記一対のシートの縁に沿う第1のシール部、および前記収容空間側に向けて凹んだ形状を有する第2のシール部、を含むシール部と、
前記収容空間側が前記第2のシール部により囲まれ、かつ前記収容空間とは反対側に開いたシールされていない部分である未シール部と、を備え、
前記第2のシール部は、前記収容空間側に突出した先端部と、前記先端部と前記第1のシール部とを繋げる接続部とを有し、
前記第2のシール部は、未シール部を囲む第2の領域とこの第2の領域を囲んでこの第2の領域より前記収容空間側に位置する第1の領域とで構成されており、前記第1の領域が第1のシール強度を有し、前記第2の領域が第2のシール強度を有し、
前記第1のシール強度よりも前記第2のシール強度が大きいことを特徴とする包装袋である。
前記第1のシール強度が、25~30N/15mmであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
前記第2のシール強度が、30~50N/15mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋である。
前記未シール部が、前記第1のシール部よりも前記収容空間側に入り込んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の包装袋である。
前記接続部は、前記先端部側から前記第1のシール部側に向けて進行する前記第2のシール部の剥離を規制する剥離規制部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の包装袋である。
前記収容空間側に向けて窪んだ形状が、台形、V字形、U字形のいずれかであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の包装袋である。
前記1対のシートの下端側に逆V字状に二つ折りした底シートを挟みこみ、縁をシールしたスタンディングパウチ形状であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の包装袋である。
請求項1から7のいずれかに記載の包装袋の製造方法であって、前記第2のシール部をヒートシールする際、前記第1のシール強度とする部位のヒートシール後に、前記第2のシール強度とする部位をヒートシールすることを特徴とする包装袋の製造方法である。
抜きシール部である第2のシール部は、収容空間側を第1のシール強度、未シール部側を第2のシール強度とし、第2のシール強度を第1のシール強度より大きくすることにより、シール強度を強くした部位でもシール痩せが生じ難くすることができ、第2のシール強度を有する部分により包装袋の落下に伴う衝撃による破袋を抑制できるシール強度を有すると共に、電子レンジによる加熱時においては、内容物から発生した水蒸気の内圧により、シール強度のより低い第1のシール強度を有する収容空間側から第2のシール部の剥離が進み、徐々にシール強度がより高い第2のシール強度を有する未シール部側の剥離に至り、剥離が未シール部に達することで蒸気抜きシール部が開口して未シール部から蒸気を放出することで袋の破裂を防ぐことができる包装袋が得られる。
積層シート2、3は最外層、中間層、および、最内層を含む。最外層を構成する材料の一例は透明な材料である。透明な材料の一例はポリエチレンテレフタレートである。中間層は印刷層、第1の接着層、延伸ナイロン層、および、第2の接着層を含む。印刷層は最外層の内側に設けられる。一例では印刷層の外面に絵柄および商品説明のテキスト等が印刷される。第1の接着層は印刷層の内側に設けられる。延伸ナイロン層は第1の接着層の内側に設けられる。第2の接着層は延伸ナイロン層の内側に設けられる。各接着層を構成する材料の一例はドライラミネート接着剤である。最内層は第2の接着層の内側に設けられる。最内層はシーラント層とすることができる。最内層を構成する材料の一例は無延伸ポリプロピレンである。
込んでいる。
1707:1997に規定のヒートシール強さに基づく測定値が、第1のシール強度を25~30N/15mm、第2のシール強度を30~50N/15mmとすると好ましい。
2、3・・・積層シート
4・・・底シート
5・・・収納空間
6・・・充填口
6´・・・天辺シール部
7・・・右辺シール部
8・・・左辺シール部
9・・・底辺シール部
10・・・蒸気抜きシール部(第2のシール部)
11・・・接続部
12・・・先端部
13・・・未シール部
14・・・収容空間側の部分
15・・・未シール部側の部分
16・・・開口
17・・・応力
18・・・蒸気
19・・・剥離規制部
20・・・内容物
Claims (8)
- 一対のシートを重ね合わせて縁をシールして内容物を収容する収容空間が形成された包装袋であって、
前記一対のシートの縁に沿う第1のシール部、および前記収容空間側に向けて凹んだ形状を有する第2のシール部、を含むシール部と、
前記収容空間側が前記第2のシール部により囲まれ、かつ前記収容空間とは反対側に開いたシールされていない部分である未シール部と、を備え、
前記第2のシール部は、前記収容空間側に突出した先端部と、前記先端部と前記第1のシール部とを繋げる接続部とを有し、
前記第2のシール部は、未シール部を囲む第2の領域とこの第2の領域を囲んでこの第2の領域より前記収容空間側に位置する第1の領域とで構成されており、前記第1の領域が第1のシール強度を有し、前記第2の領域が第2のシール強度を有し、
前記第1のシール強度よりも前記第2のシール強度が大きいことを特徴とする包装袋。 - 前記第1のシール強度が、25~30N/15mmであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記第2のシール強度が、30~50N/15mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
- 前記未シール部が、前記第1のシール部よりも前記収容空間側に入り込んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の包装袋。
- 前記接続部は、前記先端部側から前記第1のシール部側に向けて進行する前記第2のシール部の剥離を規制する剥離規制部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の包装袋。
- 前記収容空間側に向けて凹んだ形状が、台形、V字形、U字形のいずれかであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の包装袋。
- 前記1対のシートの下端側に逆V字状に二つ折りした底シートを挟みこみ、縁をシールしたスタンディングパウチ形状であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の包装袋。
- 請求項1から7のいずれかに記載の包装袋の製造方法であって、前記第2のシール部をヒートシールする際、前記第1のシール強度とする部位のヒートシール後に、前記第2のシール強度とする部位をヒートシールすることを特徴とする包装袋の製造方法。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018097847A JP7172133B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019202794A JP2019202794A (ja) | 2019-11-28 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2018097847A Active JP7172133B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 包装袋 |
Country Status (1)
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JP2017214129A (ja) | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 東洋製罐株式会社 | 電子レンジ用パウチ |
JP2017218161A (ja) | 2016-06-02 | 2017-12-14 | 凸版印刷株式会社 | パウチ |
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Patent Citations (3)
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