JP7169970B2 - 反射型フォトマスクブランク及び反射型フォトマスク - Google Patents

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Description

本発明は、極端紫外線を光源としたリソグラフィで使用する反射型フォトマスクおよびこれを作製するための反射型フォトマスクブランクに関する。
半導体デバイスの製造プロセスにおいては、半導体デバイスの微細化に伴い、フォトリソグラフィ技術の微細化に対する要求が高まっている。フォトリソグラフィにおける転写パターンの最小解像寸法は、露光光源の波長に大きく依存し、波長が短いほど最小解像寸法を小さく出来る。よって、転写パターンの更なる微細化を実現するために、露光光源は、従来のArFエキシマレーザー(波長193nm)から、波長13.5nmのEUV(Extreme Ultra Violet:極端紫外線)に置き換わりつつある。
EUVは、ほとんどの物質により高い割合で吸収される。そのため、EUVリソグラフィでは、光の透過を利用する屈折光学系が使用できないし、透過型のフォトマスクも使用できない。よって、EUV露光用のフォトマスク(EUVマスク)としては、反射型のフォトマスクが使用される。
特許文献1には、ガラス基板上にモリブデン(Mo)層及びシリコン(Si)層を交互に積層した多層膜からなる光反射層を形成し、その上にタンタル(Ta)を主成分とする光吸収層を形成し、この光吸収層にパターンを形成することで得られたEUVフォトマスクが開示されている。
また、露光機の光学系を構成する部品としても、レンズや透過型のビームスプリッターは使用できず、ミラーなどの反射型部品を使用することになる。よって、EUVマスクへの入射光とEUVマスクからの反射光を同軸上とする設計ができない。そのため、通常、EUVリソグラフィでは、EUVマスク面に垂直な方向に対して光軸を6度傾けてEUVを入射し、入射光とは反対側に6度傾いた光軸の反射光を半導体基板に向かわせている。
特開2011-176162号公報
このように、EUVリソグラフィでは、光軸を傾斜させることから、EUVマスクへの入射光が、EUVマスクのマスクパターン(パターン化された光吸収層)の影を発生させる。この影の発生に伴い生じる問題が射影効果と呼ばれている。この射影効果は、光軸を傾斜させるEUVリソグラフィの原理的課題である。
現在のEUVマスクブランクでは、光吸収層として、膜厚60~90nmのタンタル(Ta)を主成分とした膜が用いられている。このマスクブランクを用いて作製したEUVマスクでパターン転写の露光を行った場合、入射方向とマスクパターンの向きの関係によっては、マスクパターンの影となるエッジ部分で、コントラストの低下を引き起こす恐れがある。これに伴い、半導体基板上の転写パターンのラインエッジラフネスの増加や、線幅が狙った寸法に形成できないなどの問題が生じ、転写性能が悪化する可能性がある。
また、現在のEUVマスクには、作製時の洗浄によりパターン倒れが生じる問題点もある。
本発明の課題は、極端紫外線を光源としたパターン転写用の反射型フォトマスクの射影効果を抑制または軽減し、半導体基板への転写性能を向上させるとともに、洗浄によるパターン倒れを抑制することである。
上記課題を解決するために、本発明の第一態様は、極端紫外線を光源としたパターン転写用の反射型フォトマスクを作製するための反射型フォトマスクブランクであって、基板と、基板上に形成された反射層と、反射層の上に形成され、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜を含む光吸収層と、を有する。
本発明の第二態様は、基板と、基板上に形成された反射層と、反射層の上に形成され、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜を含み、パターンが形成されている光吸収パターン層と、を有する反射型フォトマスクである。
本発明によれば、極端紫外線を光源としたパターン転写用の反射型フォトマスクの射影効果が抑制または軽減され、半導体基板への転写性能が向上するとともに、洗浄によるパターン倒れを抑制することが期待できる。
本発明の実施形態の反射型フォトマスクブランクを示す断面図である。 本発明の実施形態の反射型フォトマスクを示す断面図である。 EUVの波長における各金属材料の光学定数を示すグラフである。 酸化錫膜に含まれる錫に対する酸素の比(O/Sn)と融点との関係を示すグラフである。 光吸収層が酸化錫(SnOx)膜およびタンタル(Ta)膜の場合に計算の結果得られた、光吸収層の膜厚とEUV反射率との関係を示すグラフである。 光吸収層が酸化錫(SnOx)膜およびタンタル(Ta)膜の場合に計算の結果得られた、光吸収層の膜厚とOD値との関係を示すグラフである。 光吸収層が酸化錫(SnOx)膜およびタンタル(Ta)膜の場合に計算の結果得られた、光吸収層の膜厚とフォトマスクで転写されたパターンのHVバイアス値との関係を示すグラフである。 光吸収層が酸化錫(SnOx)膜およびタンタル(Ta)膜の場合に得られた、OD値が1.0、2.0でのHVバイアス値の計算結果を示すグラフである。 光吸収層が酸化錫(SnOx)膜およびタンタル(Ta)膜の場合に計算の結果得られた、光吸収層の膜厚とフォトマスクで転写されたパターンのNILS(X方向およびY方向での各値)との関係を示すグラフである。 実施例の反射型フォトマスクブランクを示す断面図である。 実施例の反射型フォトマスクブランクを用いた反射型フォトマスクの作製方法の一工程を説明する断面図である。 実施例の反射型フォトマスクブランクを用いた反射型フォトマスクの作製方法について、図11の次の工程を説明する断面図である。 実施例で得られた反射型フォトマスクを示す断面図である。
[実施形態]
以下、この発明の実施形態について説明するが、この発明は以下に示す実施形態に限定されない。以下に示す実施形態では、この発明を実施するために技術的に好ましい限定がなされているが、この限定はこの発明の必須要件ではない。
図1に示すように、この実施形態の反射型フォトマスクブランク10は、基板1と、基板1上に形成された反射層2と、反射層2の上に形成されたキャッピング層3と、キャッピング層3の上に形成された光吸収層4と、を有する。光吸収層4は、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜からなる。基板1としては、低膨張性の合成石英などからなる基板が用いられる。
図2に示すように、この実施形態の反射型フォトマスク20は、基板1と、基板1上に形成された反射層2と、反射層2の上に形成されたキャッピング層3と、キャッピング層3の上に形成された光吸収パターン層41と、を有する。光吸収パターン層41は、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜からなる。光吸収パターン層41は反射型フォトマスクブランク10の光吸収層4がパターニングされたものである。
[本発明に至るまでの考察]
(吸収膜の光吸収性について)
反射型フォトマスクブランクの光吸収層(以下、単に「吸収層」とも称する。)は、ドライエッチングされて所定の露光転写パターンに形成された際に、照射されたEUVを吸収するものである。課題となっている射影効果を低減するためには、吸収層を薄くする必要があるが、現在一般に使用されている材料であるTa(タンタル)を単に薄くした場合、EUVの吸収性が充分でなく、吸収層領域における反射率が高くなってしまう。このため、吸収層の薄膜化とEUVの光吸収性を同時に達成する為には、既存の吸収層材料よりもEUVに対して高い光吸収性を有する材料が必要である。
(高吸収材料の欠点について)
図3は、各金属材料のEUV領域の波長における光学定数を示すものであり、横軸に屈折率n、縦軸に消衰係数kを示している。消衰係数kの高い材料としては、Ag、Ni、Sn、Teなどがある。これらの材料の消衰係数は0.07から0.08の範囲にあり、従来の吸収層材料であるTaの消衰係数0.041の約2倍である。つまり、これらの材料は高い光吸収性を有する。しかし、これらの高吸収材料は、ドライエッチング性が悪い(これらの元素のハロゲン化物の揮発性が低い)ためにパターニングが出来ないか、あるいは融点が低いためにフォトマスク作製時やEUV露光時の熱に耐えられないため、フォトマスクの光吸収層材料として実用性に乏しいものがほとんどである。
(酸化錫膜の融点および薬液耐性との関係について)
そのような欠点を回避するために、反射型フォトマスクブランクおよび反射型フォトマスクの光吸収層を、酸化錫膜とすることを考えた。Sn単体では、融点が230℃付近と低く、熱的安定性と洗浄耐性に問題があるが、酸化錫膜にすることで、図4に示すように、融点を1000℃以上にすることができる。これにより、酸化錫膜であれば、フォトマスク作製時やEUV露光時の熱に充分な耐性を持ち、SnとOとの化学結合により化学的にも安定であるため、マスク作製時の洗浄液(酸やアルカリ)に対して充分な耐性を有することが出来る。
また、酸化錫膜は、化学的に安定している一方で、塩素系ガスを用いたドライエッチングが可能であるため、パターニングが出来る。その理由は、SnとClの化合物であるSnCl4の揮発性が、Sn以外の高吸収材料とClとの化合物よりも高いためである。
(酸化錫膜のO/Sn比と光吸収性との関係について)
EUVに対する光学定数(消衰係数、屈折率)は、O/Sn比が1.0以上2.0以下の酸化錫と錫単体とでほとんど変化しない。そのため、反射型フォトマスクブランクおよび反射型フォトマスクの光吸収層をO/Sn比が1.0以上2.0以下の酸化錫膜とすることで、光吸収層がSn単体である場合と同様の光吸収性を維持できる。
実際に、酸素の含有量を、O/Sn比が1.0以上2.0以下の範囲で変化させた酸化錫膜サンプルを複数作製し、波長13.5nm(EUV領域)における光学定数を測定すると、いずれも屈折率n=0.930~0.940、消衰係数k=0.0714~0.0728という値が得られた。これは、図3に示すSn単体の値に近い値である。つまり、O/Sn比が1.0以上2.0以下の酸化錫とSn単体とでは、光学定数がほぼ同じである。
(Ta膜と酸化錫膜とにおける反射率、OD、および膜厚の比較)
酸化錫膜の光学定数(屈折率n=0.936、消衰係数k=0.0721)を基に、酸化錫からなる光吸収層を用いた場合のEUV反射率を算出した。また、マスクの基本性能を示すOD値(Optical Density:吸収層部と反射層部のコントラスト)を、下記の(1)式を用いて計算した。
OD=-log(Ra/Rm)…(1)
(1)式において、Rmは反射層領域からの反射光強度であり、Raは光吸収層領域からの反射光強度である。
当然、EUVリソグラフィにおいてOD値は高いほど良い。なお、この計算は、マスクブランクの構成を、吸収層の下に厚さ2.5nmのRuによるキャッピング層(保護層)が存在し、さらにその下にSiとMoによる反射層が40ペア存在し、その下に平坦な合成石英製の基板が存在し、基板の裏面にCrNから成る導電層が存在する構成として、これら各層の光学定数(屈折率、消衰係数)を用い、光吸収層の膜厚を変化させて行っている。
図5から分かるように、Ta膜に対して酸化錫(SnOx)膜では、例えば同じ膜厚の場合は反射率を半分以下に低くでき、同じ反射率の場合は膜厚を半分以下に低減できる。このように酸化錫膜は光吸収膜として有効である。
図6から分かるように、例えばOD≧1.0を得るためには、Ta膜では少なくとも40nm以上の厚さが必要であるのに対して、酸化錫(SnOx)膜では約17nmの厚さでよい。よって、ODという観点からも、酸化錫膜は、膜厚を低減できる光吸収膜として有効であることが分かる。
また、OD=2.0を得るためには、Ta膜では少なくとも70nm以上の厚さが必要であるのに対して、酸化錫膜では26nmの厚さでよく、OD=2においても、酸化錫膜は、膜厚を低減できる光吸収層として有効であることが分かる。
このように、酸化錫膜を用いることで、マスクの基本性能を示すOD値を維持したまま、光吸収層を薄くすることが可能になる。
(Ta膜と酸化錫膜とで、HVバイアスの比較)
次に、射影効果の影響を評価するために、Ta膜と酸化錫膜のそれぞれで、膜厚を振ったときにHVバイアス値がどのように変化するかを、FDTD(時間領域差分)法によるシミュレータを用いたシミュレーションにより比較した。なお、シミュレーション条件は、光源の波長は13.5nm(EUV波長)、NAは0.33、入射角は6度とし、照明はクエーサーを用いた。
HVバイアス値とは、マスクパターンの向きに依存した転写パターンの線幅差、つまり、H(Horizontal)方向の線幅とV(Vertical)方向の線幅との差のことである。H方向の線幅とは、入射光と反射光が作る面と平行な向きの線幅を、V方向の線幅とは、入射光と反射光が作る面に対して垂直な向きの線幅を示している。
射影効果により影響を受けるのはHorizontalのパターンサイズで、その転写パターンのエッジ部のコントラスト低下や線幅(Y方向)の減少が生じる。射影効果の影響を受けたパターンは、転写後の線幅が小さくなる為、Verticalの転写パターンサイズとHorizontalの転写パターンサイズとで、線幅差(いわゆるHVバイアス)が生じる。
本シミュレーションに用いたパターンは、半導体基板上で16nmのLS(LineとSpaceが1:1)となるサイズで、マスクパターンを設計したものである。したがって、EUVリソグラフィでは、通常4分の1の縮小投影露光であるため、EUVマスク上のパターンサイズは64nmのLSパターンとなる。この転写パターンのHVバイアス値は、図7に示すように、Ta膜、酸化錫膜共に吸収層の膜厚が厚いほど大きくなることが分かる。
ここで、OD=2程度となるTa膜(膜厚70nm)と酸化錫膜(膜厚26nm)のそれぞれのHVバイアス値を比較したところ、Ta膜では10.5nmと非常に大きいが、酸化錫膜では3.3nmと大幅に低減でき、改善している(図8)。さらにOD=1となるTa膜(40nm)と酸化錫膜(17nm)でも、HVバイアスはTa膜で3.2nm、酸化錫膜で2.1nmとなる。
このように、反射型フォトマスクブランクおよびフォトマスクの光吸収層材料に酸化錫を用いることで、射影効果の影響(HVバイアス)を大幅に低減できることが分かる。
(Ta膜と酸化錫膜とで、NILSの比較)
射影効果の影響は、NILS(Normalized Image Log Slope)と呼ばれるパターンコントラストにも現れる。NILSは転写パターンの光強度分布から明部と暗部の傾きを示す特性値であり、値は大きい方が、パターン転写性(解像性、ラインエッジラフネスなど)が良い。光吸収層をなすTaと酸化錫の光学定数を用いて、計算(上記と同じシミュレーション)によりNILSを評価した。その結果を図9に示す。
図9に示すように、Ta膜の場合、ODが2付近になる膜厚70nmで、X(Verticalの線幅方向のNILS)が1.5、Y(Horizontalの線幅方向のNILS)が0.2となっている。つまり、射影効果の影響を受けるHorizontalの線幅方向(Y方向)のNILSが大幅に悪化する。このような、X方向とY方向のパターンコントラスト(NILS)の大きな差が、上述したように、Ta膜の大きなHVバイアス値を引き起こしている。
一方、酸化錫膜の場合は、ODが2付近になる膜厚26nmで、X=1.4、Y=0.9となり、Y方向のNILSが大幅に改善するため、HVバイアス値も小さくなる。
もとより、Y方向のNILS(パターンコントラスト)の低下は、HVバイアスに影響するだけでなく、転写パターンのラインエッジラフネスの増大に繋がり、最悪の場合、解像出来なくなることも大きな問題である。
そして、図9に示すように、膜厚が17nm以上36nm以下の酸化錫膜であれば、いずれの膜厚のTa膜よりもY方向のNILSを高く出来る。
(パターン倒れと膜厚の関係)
光吸収層の膜厚と、フォトマスクの洗浄によるパターン倒れとの関係を調べたところ、酸化錫膜の場合は、膜厚が25.0nm以上であるとパターン倒れが生じやすいことが分かった。
[本発明の第一態様および第二態様について]
本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクは、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜を含む光吸収層を有する。
本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクが有する光吸収層は、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜を含むため、Ta膜からなる光吸収層を有する反射型フォトマスクブランクおよび反射型フォトマスクと比較して、射影効果の影響(パターン解像性悪化やラインエッジラフネス増加)を大幅に改善できる。
また、膜厚が17nm以上25.0nm未満を満たさない酸化錫膜を含む光吸収層を有する反射型フォトマスクブランクおよび反射型フォトマスクと比較して、反射型フォトマスクのY方向のNILSを高くできるため、射影効果の影響を小さくできるとともに、反射型フォトマスクの洗浄によるパターン倒れを抑制できる。
本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクは、膜厚が17.0nm以上25.0nm未満の酸化錫膜を含む光吸収層を有するものであってもよい。
本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクにおいて、光吸収層に含まれる酸化錫膜は、錫に対する酸素の原子数比(O/Sn)が1.0以上2.0以下の範囲であればよい。
本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクにおいて、光吸収層に含まれる酸化錫膜を形成する材料は、錫(Sn)と酸素(O)を合計で80原子%以上含有することが好ましい。
これは、酸化錫膜に錫(Sn)と酸素(O)以外の成分が含まれていると酸化錫膜によるEUV吸収性が低下するが、その成分が20原子%未満であれば、EUV吸収性の低下はごく僅かであり、EUVマスクの光吸収層としての性能の低下はほとんど無いためである。
錫と酸素以外の材料として、Si、In、Te、Ta、Pt、Cr、Ruなどの金属や、窒素や炭素などの軽元素を、その目的に応じて混合することがある。
例えば、Inを酸化錫膜に入れることで、透明性を確保しながら、膜に導電性を付与することが可能となるため、波長190~260nmのDUV光を用いたマスクパターン検査において、検査性を高くすることが可能となる。あるいは、窒素や炭素を酸化錫膜に混合した場合、酸化錫膜のドライエッチングの際のエッチングスピードを高めることが可能となる。
本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクは、反射層からの反射光強度をRm、光吸収層からの反射光強度をRaとすると、下記の(1)式で規定されるOD(Optical Density:光学濃度)が1以上であることが好ましい。
OD=-log(Ra/Rm)…(1)
ODが1未満になる酸化錫膜(膜厚17nm未満)で露光シミュレーションを行ったところ、光吸収層部と反射層部とのコントラストが足りず、転写パターンが形成出来ないことが判明した。Ta膜の場合も同様に、ODが1未満の場合は転写パターンが形成出来なかった。
以上のように、本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクによれば、膜厚が17nm以上25.0nm未満の酸化錫膜を含む光吸収層を有することで、射影効果の影響を低減できる。また、Ta膜からなる光吸収層を有する従来品と比べて、転写パターンのY方向において高いNILSが得られる。そのため、転写パターンの解像性向上やラインエッジラフネスの低減が実現出来る。また、X方向とY方向のNILSが近づくため、HVバイアス値も低減でき、マスクパターンに忠実な転写パターンが得られる。
以下、本発明の実施例を説明する。
(反射型フォトマスクブランクの作製)
図10に示す層構造の反射型フォトマスクブランク100として、複数のサンプルを以下の手順で作製した。
先ず、合成石英製の基板11の上に、SiとMoの40ペア(合計膜厚280nm)からなる多層構造の反射層12を形成し、反射層12の上にRu膜からなるキャッピング層13を2.5nmの膜厚で形成した。次に、キャッピング層13の上に光吸収層14を形成した。次に、基板11の裏面に、CrNからなる導電層15を100nmの膜厚で形成した。
光吸収層14は、各サンプルで、表1に示すように材料(Taまたは酸化錫)および膜厚を変えて形成した。酸化錫膜は、O/Sn比が1であるSnO膜(表1には「SnO1」と表示)と、O/Sn比が2であるSnO2膜(表1には「SnO2」と表示)を、26nm、25.0nm、24.5nm、17nm、および16nmの各膜厚で形成した。Ta膜は70nmと40nmの膜厚で形成した。
各層の成膜はスパッタリング装置を用いて行った。酸化錫膜は、反応性スパッタリング法により、スパッタリング中にチャンバーに導入する酸素の量を制御することで、O/Sn比が1.0又は2.0となるように成膜した。各層の膜厚は透過電子顕微鏡により測定し、酸化錫膜のO/Sn比はXPS(X線光電子分光測定法)で測定した。
(反射率測定とODの算出)
Ta膜および酸化錫膜の反射層領域での反射率Rmと、光吸収層領域での反射率Raを、EUVによる反射率測定装置で測定した。その結果から、マスク特性であるODを計算した。
(反射型フォトマスクの作製)
得られた反射型フォトマスクブランク100の各サンプルを用い、以下の手順で反射型フォトマスクを作製した。
先ず、反射型フォトマスクブランク100の光吸収層14上に、ポジ型化学増幅レジスト(SEBP9012:信越化学社製)を170nmの膜厚で塗布した。次に、このレジスト膜に、電子線描画機(JBX3030:日本電子社製)で所定のパターン(40nmの1:1ラインアンドスペースパターン)を描画した。次に、110℃、10分のプリベーク処理を行った後、スプレー現像機(SFG3000:シグマメルテック社製)を用いて現像処理をした。これにより、図11に示すように、光吸収層14上にレジストパターン16が形成された。
次に、レジストパターン16をエッチングマスクとしたドライエッチングにより、光吸収層14のパターニングを行った。光吸収層14がTa膜であるサンプルでは、フッ素系ガスを主体としたエッチングガスを用い、光吸収層14が酸化錫膜であるサンプルでは、塩素系ガスを主体としたエッチングガスを用いた。これにより、図12に示すように、光吸収層14が光吸収パターン層141とされた。
次に、レジストパターン16を剥離した。これにより、図13に示すように、合成石英製の基板11の表面に、SiとMoの40ペア(合計膜厚280nm)からなる多層構造の反射層12、2.5nmのRu膜からなるキャッピング層13、および光吸収パターン層141をこの順に有し、合成石英製の基板11の裏面に導電層15が形成された、反射型フォトマスク200の各サンプルを得た。
(ウェハ露光)
得られた反射型フォトマスク200の各サンプルを用い、ウェハ上に形成されたEUV用ポジ型化学増幅レジスト膜に、EUV露光装置(ASML社製のNXE3300B)を用いた露光で、光吸収パターン層141のパターンを転写した。
(転写パターンの評価:HVバイアスとラインエッジラフネス)
このようにして形成されたウェハ上のレジストパターンを、電子線寸法測定機により観察し、パターンの線幅を測定した。
リソグラフィ特性を確認するために、各レジストパターンのX方向とY方向の寸法を測定し、差分を取りHVバイアス値を確認した。Y方向の寸法は射影効果の影響を受ける。また、レジストパターンのLER(Line Edge Roughness:パターンのガタツキ)も確認した。
(マスクパターンの評価:耐洗浄性)
上述の方法で作成した反射型フォトマスク200であって、露光に使用する前の各サンプルを用い、加速洗浄試験を行ってマスクパターンに倒れが生じるかどうかを調べた。
加速洗浄試験は、APM(ammonium hydrogen-peroxide mixture)洗浄を以下の条件で100回繰り返すことにより行った。APM洗浄の条件は、アンモニア:過酸化水素水:水=1:1:5(体積比)、温度80℃、浸漬時間10分である。
加速洗浄後のマスクパターンを走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、ラインパターンに倒れが生じているか否かを調べた。
これらの結果を表1にまとめて示す。
Figure 0007169970000001
表1に示すように、Ta膜では膜厚70nm(OD=1.8)において11.1nmであったHVバイアス値が、SnO膜では膜厚26nm(OD=2.0)で3.5nm、SnO2膜では3.4nmと、大幅に改善していることを確認した。
また、SnO膜では膜厚17nm(OD=1.1)で2.1nm、SnO2膜では膜厚17nm(OD=1.0)で2.1nmと、薄膜化によりHVバイアス値の低減が見られた。同様に、Ta膜でも膜厚40nm(OD=1.1)で3.5nmと、薄膜化によりHVバイアス値の低減が見られたが、酸化錫膜の方がTa膜よりもHVバイアス値の低減結果が大きかった。
また、LERについては、Ta膜では、膜厚70nmでは射影効果の影響を受けたHorizontalで未解像により計測不可であり、膜厚40nmでは4.2nmであった。これに対して、SnO膜およびSnO2膜では、膜厚16nmだと一部未解像になったが、膜厚17nm以上26nm以下であれば、LERが3.8nm以下と良好であった。
また、マスクパターンの耐洗浄性については、Ta膜の場合と、SnO膜およびSnO2膜で膜厚が25.0nmおよび26nmの場合には、加速洗浄試験によりパターン倒れが生じたが、SnO膜およびSnO2膜で膜厚が24.5nmおよび17nmの場合には、加速洗浄試験によりパターン倒れが生じなかった。
以上の結果から、本発明の第一態様の反射型フォトマスクブランクおよび第二態様の反射型フォトマスクを用いることにより、実際のマスク特性(OD値)と、転写パターンのリソグラフィ特性(HVバイアス、解像性、ラインエッジラフネス)が従来よりも向上するとともに、反射型フォトマスクの洗浄によるパターン倒れを抑制できることが確認できた。
1 基板
2 反射層
3 キャッピング層
4 光吸収層
41 光吸収パターン層
11 基板
12 反射層
13 キャッピング層
14 光吸収層
141 光吸収パターン層
15 導電層
16 レジストパターン
10 反射型フォトマスクブランク
20 反射型フォトマスク
100 反射型フォトマスクブランク
200 反射型フォトマスク

Claims (4)

  1. 極端紫外線を光源としたパターン転写用の反射型フォトマスクを作製するための反射型フォトマスクブランクであって、
    基板と、
    前記基板上に形成された多層膜からなる反射層と、
    前記反射層の上に形成され、膜厚が24.5nmの酸化錫膜を含む光吸収層と、
    前記光吸収層と前記反射層との間に形成されたキャッピング層と、
    を有し、
    前記酸化錫膜に含まれる錫(Sn)と酸素(O)は、錫に対する酸素の原子数比(O/Sn)が1.0であり、
    前記キャッピング層は、Ru膜からなり、且つ前記反射層と前記光吸収層とに接しており、
    前記光吸収層の最表面は、前記反射型フォトマスクブランクの最表面を構成する反射型フォトマスクブランク。
  2. 前記酸化錫膜を形成する材料は、錫(Sn)と酸素(O)を合計で80原子%以上含有する請求項1に記載の反射型フォトマスクブランク。
  3. 前記反射層からの反射光強度をRm、前記光吸収層からの反射光強度をRaとすると、下記の(1)式で規定されるOD(Optical Density:光学濃度)が1以上である請求項1または2に記載の反射型フォトマスクブランク。
    OD=-log(Ra/Rm)…(1)
  4. 基板と、
    前記基板上に形成された反射層と、
    前記反射層の上に形成され、膜厚が24.5nmの酸化錫膜を含み、パターンが形成されている光吸収パターン層と、
    前記光吸収パターン層と前記反射層との間に形成されたキャッピング層と、
    を有し、
    前記酸化錫膜に含まれる錫(Sn)と酸素(O)は、錫に対する酸素の原子数比(O/Sn)が1.0であり、
    前記キャッピング層は、Ru膜からなり、且つ前記反射層と前記光吸収パターン層とに接しており、
    前記光吸収パターン層の最表面は、反射型フォトマスクの最表面を構成する反射型フォトマスク。
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